JP2005141121A - オーディオ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のオーディオ再生装置では、MSステレオ符号化されたデータを復号化した後、サラウンドやカラオケ(ボイスキャンセル)を実現しようとすると、多数の加算や減算を行う必要があり、処理量が多いという問題点があった。
【解決手段】 MSステレオ符号化されたデータをビットストリーム分解し、逆量子化を行った後、逆MDCTなどで周波数軸から時間軸への変換を行う。その後、第1のオーディオ出力手段A1は中央のスピーカ7に和信号を差信号と演算することなく出力し、第2のオーディオ出力手段A2は左スピーカ8に差信号を和信号と演算することなく出力し、第3のオーディオ出力手段A3は右スピーカ6に差信号を反転した信号を和信号と演算することなく出力する。このように構成することで、従来のオーディオ再生装置に比べて、サラウンド機能を、必要処理量をより少なくする状態で実現することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はMSステレオ符号化されたデータを再生するオーディオ再生装置に関し、特にサラウンド機能を実現したり、カラオケ機能を実現するオーディオ再生装置に関する。
現在のAVシステムでは信号をデジタル信号として取り扱うことが多い。デジタル信号は、アナログ信号に比べ周囲の雑音に強く、記録媒体に記憶させたり、信号を伝送させた場合でも、コンパクトディスク(CD)のように極めて良好に信号を再生することができる。
しかし、データ容量が増えるに従い、記録容量や通信容量に問題が生じている。この問題を解決するために、圧縮技術が求められており、オーディオの分野でも種々の方法が提案されている。MSステレオ符号化もその中の一つの方法であり、MPEG−1Layer3(MP3として知られる)やATRAC3(MDの記録方式)にも用いられている。
MSステレオ符号化は、ステレオオーディオの左チャネル(以下Lchと略す)/右チャネル(以下Rchと略す)の相関性を利用して圧縮する方法である。通常、LchとRchの信号は良く似ている。LchのデータをL、RchのデータをRとし、和信号のデータをM、差信号のデータをSとすると、
M=(L+R)/2
S=(L−R)/2
と表されるが、通常、LchとRchの信号は良く似ているので、差信号Sにはほとんどデータが残っていない。そのため、差信号Sの圧縮率を高めてもそれほど再生信号には影響が無い。ちなみに和信号M,差信号SからLch、Rchのデータに戻すには,
L=M+S
R=M−S
を計算すればよい。
MSステレオ符号化技術を利用したオーディオ録音再生装置は徐々に広まってきている。しかし、音楽をただ単純に聴くだけでなく、サラウンドなどで、より臨場感あるように聞きたいという要求も強い。また、音楽に含まれるボーカルの音を消し、マイクから入力した音声を合成するカラオケ機能の要求も強い。
MSステレオ符号化されたオーディオビットストリームデータを復号化し、サラウンド効果を付加する第1の従来例のオーディオ再生装置のブロック図を図5に示す。
第1の従来例のオーディオ再生装置は、オーディオデコード部1とサラウンド処理部2とD/A変換器3,4,5とスピーカ6,7,8からなる。オーディオデコード部1は、MSステレオ符号化されたオーディオビットストリームデータ100をLchデータ101、Rchデータ102のオーディオデータに変換するものであり、ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13、MSステレオデコード部14からなる。
ビットストリーム分解部9は、入力されたオーディオビットストリームデータをヘッダ等の付加データと和信号側の量子化データと差信号側の量子化データとに分解する。第1の逆量子化処理部10は、ビットストリーム分解部9から出力された和信号側の量子化データを逆量子化し、周波数帯域のスペクトルデータに変換する。第2の逆量子化処理部11は、ビットストリーム分解部9から出力された差信号側の量子化データを逆量子化し、周波数帯域のスペクトルデータに変換する。第1の周波数/時間変換部12は、第1の逆量子化処理部10から出力された和信号側のスペクトルデータを時間軸の和信号Mのオーディオデータに変換する。和信号Mは、Lch/Rchのオーディオデータを加算平均[(L+R)/2]したデータである。第2の周波数/時間変換部13は、第2の逆量子化処理部11から出力された差信号側のスペクトルデータを時間軸の差信号Sのオーディオデータに変換する。差信号Sは、Lch/Rchのオーディオデータを減算平均[(L−R)/2]したデータである。MSステレオデコード部14は、加算器15と減算器16から構成され、和信号Mと差信号Sを加算してLchデータ101を出力し、和信号Mから差信号Sを減算してRchデータ102を出力する。
サラウンド処理部2は、加算器17と減算器18,19から構成される。加算器17はLchデータ101とRchデータ102を加算し[(L+R)]、D/A変換器4に出力する。減算器18はRchデータ102からLchデータ101を減算し[(R−L)]、D/A変換器3に出力する。減算器19はLchデータ101からRchデータ102を減算し[(L−R)]、D/A変換器5に出力する。
D/A変換器3,4,5はそれぞれ入力されたデータをアナログデータに変換してスピーカ6,7,8に出力する。
リスナ20の正面に設置したスピーカ7からはLch、Rchの同相成分(L+R)が再生される。これに対し、スピーカ6からはRch,Lchの差信号成分(R−L)が再生される。また、スピーカ8からはLch,Rchの差信号成分(L−R)が再生される。
リスナ20は、スピーカ7とスピーカ6の間に(L+R)+(R−L)の結果である(2×R)が定位しているように感じる。一方、スピーカ7とスピーカ8との間には(L+R)+(L−R)の結果である(2×L)が定位しているように感じる。
これにより、例えばアナウンサの声やせりふ等といったLch、Rchに同相成分を多く含んだ信号はスピーカ6,8の間に定位し、リスナ20は通常の2チャンネルステレオの音像を得ることができる。また、コンサート・ホールの拍手や歓声のような反射音や残響音を多く含む信号はLch、Rchの同相信号成分よりも差信号成分が多く、(L−R),(R−L)としてスピーカ8,6から再生される。この成分は両スピーカの出力の和が零になることから、スピーカ6,8の中央には定位せず、リスナ20はスピーカ6,8の外側に広がるように感じられる。このようにして、サラウンドの音場をリスナ20に提供することができる(特許文献1参照)。
MSステレオ符号化されたオーディオビットストリームデータを復号化し、カラオケ機能を付加する第2の従来例のオーディオ再生装置のブロック図を図6に示す。
第2の従来例のオーディオ再生装置は、オーディオデコード部1とカラオケ処理部21とD/A変換器22,23とスピーカ24,25とマイクロフォン26とA/D変換器27からなる。
オーディオデコード部1は、第1の従来例のオーディオデコード部1と同様であるので説明を省略する。
マイクロフォン26から入力された音声信号はA/D変換器27でデジタルデータ(以下Pとする)に変換されて、カラオケ処理部21に入力される。
カラオケ処理部21は、加算器28,29,30、バンドパスフィルタ31、減算器32,33から構成される。
オーディオデコード部1から出力されたLchデータ101およびRchデータ102は加算器28で合成されて、オーディオデータ[(L+R)]がバンドパスフィルタ31に出力される。バンドパスフィルタ31は、オーディオデータ[(L+R)]の中から人間の声の帯域の信号(以下Hとする)のみを出力する。バンドパスフィルタ31より出力された人間の声の帯域の信号[(H)]は元のLchデータ101およびRchデータ102からそれぞれ減算器32,33によって減算され、今度は人間の声のみが相殺されて、減算器32からはオーディオデータ[(L−H)]、減算器33からはオーディオデータ[(R−H)]が出力される。そして、A/D変換器27より入力されたデジタルデータ[(P)]が、減算器32,33からの人間の声が除去された信号に加算器29,30で加算され、新しくマイクロフォン26で入力した人間の声の信号が加わって、それぞれオーディオデータ[(L−H+P)]、[(R−H+P)]としてカラオケ処理部21から出力される。
D/A変換器22,23はそれぞれ、カラオケ処理部21から出力されたオーディオデータ[(L−H+P)]、[(R−H+P)]をアナログデータに変換してスピーカ24,25から出力する。
したがって、MSステレオ符号化されたオーディオビットストリーム100に含まれていた人間の声は除去されて、マイクロフォン26から新たに入力された音声が付加されて、スピーカ24,25から出力される(特許文献2参照)。
特開平5−316600号公報(第3頁、第1図) 実開平5−55697号公報(第4頁、第3図)
背景技術で示したように、従来のオーディオ再生装置でもサラウンド機能やカラオケ機能を実現できる。しかし、従来のオーディオ再生装置では、行わなければならない処理が多く、ハードウェアで実現した場合はコストが大きいという課題があった。また、各処理をソフトウェアで実現しプロセッサで実行した場合も、行わなければならない処理が多いので、消費電力の増大を招き、持ち運びできるポータブル機器として実現が難しいという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を講じる。
本発明のオーディオ再生装置は、
MSステレオ符号化されたオーディオデータの和信号を差信号と演算することなく出力する第1のオーディオ出力手段と、
前記MSステレオ符号化されたオーディオデータの差信号を和信号と演算することなく出力する第2のオーディオ出力手段と、
前記MSステレオ符号化されたオーディオデータの差信号を反転したオーディオデータを和信号と演算することなく出力する第3のオーディオ出力手段と、
を備えることを特徴とする。
前記第1のオーディオ出力手段は、例えば、第1の逆量子化処理手段、第1の周波数/時間変換手段および第1のシフト演算手段の系から構成することができ、前記第2のオーディオ出力手段は、例えば、第2の逆量子化処理手段、第2の周波数/時間変換手段および第2のシフト演算手段の系から構成することができ、前記第3のオーディオ出力手段は反転手段の系から構成することができる。いずれの手段も、ハードウェア構成でもよいしソフトウェア構成でもよい。従来技術と比べると、加算器/減算器5個に代えて、第1および第2のシフト演算手段と反転手段ですみ、より少ない構成要素でサラウンド機能を実現することができる。なお、第1および第2のシフト演算器については、データの大きさが半分でも良いなら、これを省略してもよい。
また、本発明のオーディオ再生装置は、
MSステレオ符号化された第1の入力オーディオデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するオーディオ再生装置であって、
前記第1の入力オーディオデータの和信号の特定帯域を減衰させるバンドカット処理手段と、
前記バンドカット処理手段から出力されたデータを和信号として入力し、前記第1の入力オーディオデータの差信号を差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段と、
前記MSステレオ復号手段から出力されたオーディオデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段と、
を備えることを特徴とする。
バンドカット処理手段は例えばバンドカットフィルタであり、MSステレオ復号手段は例えばMSステレオデコード部であり、加算手段は例えば加算器である。ただし、いずれも、ソフトウェア構成としてもよい。従来技術と比べると、加算器/減算器7個に代えて、4個ですみ、より少ない構成要素でカラオケ機能を実現することができる。
また、本発明のオーディオ再生装置は、
MSステレオ符号化された第1の入力オーディオデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するオーディオ再生装置であって、
前記第1の入力オーディオデータの和信号の特定帯域を減衰させるバンドカット処理手段と、
前記バンドカット処理手段から出力されたデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段と、
前記加算手段から出力されたデータを和信号として入力し、前記第1の入力オーディオデータの差信号を差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段と、
を備えることを特徴とする。
バンドカット処理手段は例えばバンドカットフィルタであり、加算手段は例えば加算器であり、MSステレオ復号手段は例えばMSステレオデコード部である。ただし、いずれも、ソフトウェア構成としてもよい。従来技術と比べると、加算器/減算器7個に代えて、3個ですみ、より少ない構成要素でカラオケ機能を実現することができる。
また、本発明のオーディオ再生装置は、
MSステレオ符号化されたあと和信号と差信号それぞれ周波数帯域に変換された第1の入力スペクトルデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するオーディオ再生装置であって、
前記第1の入力スペクトルデータの和信号の特定スペクトルを減衰させるスペクトルカット処理手段と、
前記スペクトルカット処理手段から出力されたスペクトルデータを時間軸データに変換する第1の変換手段と、
前記第2の入力スペクトルデータの差信号を時間軸データに変換する第2の変換手段と、
前記第1の変換手段から出力されたデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段と、
前記加算手段から出力されたデータを和信号として入力し、前記第2の変換手段から出力されたデータを差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段と、
を備えることを特徴とする。
スペクトルカット処理手段は例えばスペクトル削減処理部であり、第1および第2の変換手段は例えば周波数/時間変換部であり、加算手段は例えば加算器であり、MSステレオ復号手段は例えばMSステレオデコード部である。ただし、いずれも、ソフトウェア構成としてもよい。従来技術と比べると、加算器/減算器7個に代えて、3個ですみ、より少ない構成要素でカラオケ機能を実現することができる。スペクトルカット処理手段は人間の声の帯域に当たるスペクトルを削減するだけなのでバンドパスフィルタより処理量が少なくてすみ、回路規模/処理量の削減が可能でコストを削減することができる。
本発明によれば、従来のオーディオ再生装置に比べて、少ない処理でMSステレオ符号化されたオーディオデータを再生するとともにサラウンド機能やカラオケ機能を実現できるという効果がある。
以下、本発明にかかわるオーディオ再生装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1のMSステレオ符号化されたオーディオビットストリームデータを復号化し、サラウンド効果を付加するオーディオ再生装置のブロック図を図1に示す。
実施の形態1のオーディオ再生装置は、デジタル処理部34とD/A変換器3,4,5とスピーカ6,7,8からなる。
デジタル処理部34は、ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13、第1のシフト演算器35、第2のシフト演算器36、反転器37からなる。ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13は第1の従来例のものと同様であるので説明を省略する。
第1のシフト演算器35は、第1の周波数/時間変換部12から出力された和信号M(=[(L+R)/2])のオーディオデータを1ビット左シフトすることにより、2倍の演算を行い、[(L+R)]のデータをD/A変換器4に出力する。
第2のシフト演算器36は、第2の周波数/時間変換部13から出力された差信号S(=[L−R)/2])のオーディオデータを1ビット左シフトすることにより、2倍の演算を行い、[(L−R)]のデータを反転器37とD/A変換器5に出力する。
反転器37は、第2のシフト演算器36から出力された[(L−R)]のデータを反転し、[(R−L)]のデータをD/A変換器3に出力する。
D/A変換器3,4,5とスピーカ6,7,8は第1の従来例のものと同様であるので説明を省略する。
本実施の形態のオーディオ再生装置は、MSステレオ符号化されたオーディオデータの和信号を差信号と演算することなく出力する第1のオーディオ出力手段A1と、前記MSステレオ符号化されたオーディオデータの差信号を和信号と演算することなく出力する第2のオーディオ出力手段A2と、前記MSステレオ符号化されたオーディオデータの差信号を反転したオーディオデータを和信号と演算することなく出力する第3のオーディオ出力手段A3とを備えた構成となっている。
ここで、第1のオーディオ出力手段A1は第1の逆量子化処理部10、第1の周波数/時間変換部12、第1のシフト演算器35の系からなり、第2のオーディオ出力手段A2は第2の逆量子化処理部11、第2の周波数/時間変換部13、第2のシフト演算器36の系からなり、第3のオーディオ出力手段A3は反転器37の系からなる。
このように構成することで、第1の従来例のオーディオ再生装置と同様に、リスナ20の正面に設置したスピーカ7はLch、Rchの同相成分(L+R)が再生され、スピーカ6からはLch,Rchの差信号成分(R−L)が再生され、スピーカ8からはLch,Rchの差信号成分(L−R)が再生され、サラウンド機能を伴った再生を実現している。
スピーカ7とスピーカ6の間に(L+R)+(R−L)の結果である(2×R)が定位し、スピーカ7とスピーカ8との間に(L+R)+(L−R)の結果である(2×L)が定位しているように感じる。例えばアナウンサの声やせりふ等といったLch、Rchに同相成分を多く含んだ信号はスピーカ6,8の間に定位し、通常の2チャンネルステレオの音像を得ることができる。また、コンサート・ホールの拍手や歓声のような反射音や残響音を多く含み差信号成分が多い信号は、(L−R),(R−L)としてスピーカ8,6から再生される。この成分は両スピーカの出力の和が零になることから、スピーカ6,8の中央には定位せず、リスナ20はスピーカ6,8の外側に広がるように感じられる。このようにして、サラウンドの音場をリスナ20に提供することができる
実施の形態1に示したように、本発明の効果により、サラウンド機能をもたせるに際して、従来は加算器/減算器が合計で5個必要であったものが、シフト演算器2個と反転器1個に削減されており、処理が削減されている。シフト演算器はただ単にビット位置を移動させるだけであり、反転器は減算器より若干回路規模が小さいので、本発明の効果によりコストが削減される。
なお、実施の形態1ではシフト演算器35,36により第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13から出力されたデータを2倍にしている。しかし、D/A変換器に送られるデータの大きさが半分でも良いなら、シフト演算器35,36が無い構成でも同様に実現することができ、音量のレベルは下がるがサラウンド効果は同様に得ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2のMSステレオ符号化されたオーディオビットストリームデータを復号化し、カラオケ機能を付加するオーディオ再生装置のブロック図を図2に示す。
実施の形態2のオーディオ再生装置は、デジタル処理部38とD/A変換器22,23とスピーカ24,25とマイクロフォン26とA/D変換器27からなる。
デジタル処理部38は、ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13、バンドカットフィルタ39、MSステレオデコード部14、加算器29,30からなる。ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13、MSステレオデコード部14、加算器29,30は第2の従来例のものと同様であるので説明を省略する。
バンドカットフィルタ39は、人間の声の帯域の信号[(H)]のみを削減するフィルタである。
D/A変換器22,23とスピーカ24,25とマイクロフォン26とA/D変換器27は第2の従来例と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態のオーディオ再生装置は、MSステレオ符号化された第1の入力オーディオデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するものであって、前記第1の入力オーディオデータの和信号の特定帯域を減衰させるバンドカット処理手段B1と、バンドカット処理手段B1から出力されたデータを和信号として入力し、前記第1の入力オーディオデータの差信号を差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段B2と、MSステレオ復号手段B2から出力されたオーディオデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段B3とを備えた構成となっている。
ここで、第1の入力オーディオデータはオーディオビットストリーム100に対応し、第2の入力オーディオデータはA/D変換器27を介して入力されるマイクロフォン26のデジタルデータPに対応する。そして、バンドカット処理手段B1はバンドカットフィルタ39に対応し、MSステレオ復号手段B2はMSステレオデコード部14に対応し、加算手段B3は加算器29,30に対応する。
バンドカットフィルタ39は、第1の周波数/時間変換部12から出力された和信号M(=[(L+R)/2])から人間の声の帯域の信号[(H)]のみを削減し、オーディオデータ[(L+R)/2−H]を出力する。MSステレオデコード部14には、和信号としてオーディオデータ[(L+R)/2−H]が、差信号として[(L−R)/2]が入力されるので、MSステレオデコード部14の出力は、それぞれオーディオデータ[L−H]、オーディオデータ[R−H]になる。さらに、加算器29,30でマイクロフォン26から入力されたデジタルデータPが加算される。よってデジタル処理部38からの出力はオーディオデータ[(L−H+P)]、[(R−H+P)]となり、D/A変換器22,23でアナログデータに変換されてスピーカ24,25から出力される。
以上に示したように実施の形態2においても、第2の従来例のオーディオ再生装置と同様に、MSステレオ符号化されたオーディオビットストリーム100に含まれていた人間の声は除去されて、マイクロフォン26から新たに入力された音声が付加されて、スピーカ24,25から出力することができる。
実施の形態2に示したように、本発明の効果により、カラオケ機能をもたせるに際して、従来は加算器/減算器が合計で7個必要であったものが、4つに削減することができる。なお、バンドパスフィルタ31とバンドカットフィルタ39は同様の回路規模/処理量で実現できのるで、本発明の効果によりコストを削減することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3のMSステレオ符号化されたオーディオビットストリームデータを復号化し、カラオケ機能を付加するオーディオ再生装置のブロック図を図3に示す。
実施の形態3のオーディオ再生装置は、デジタル処理部38とD/A変換器22,23とスピーカ24,25と、マイクロフォン26とA/D変換器27からなる。
デジタル処理部38は、ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13、バンドカットフィルタ39、MSステレオデコード部14、加算器40からなる。ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13、バンドカットフィルタ39、MSステレオデコード部14は実施の形態2と同様のものであるので説明を省略する。
加算器40は、A/D変換器27からの入力とバンドカットフィルタ39からの入力を加算し、MSステレオデコード部14に出力するものである。
D/A変換器22,23とスピーカ24,25と、マイクロフォン26とA/D変換器27は実施の形態2と同様のものであるので説明を省略する。
本実施の形態のオーディオ再生装置は、MSステレオ符号化された第1の入力オーディオデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するものであって、前記第1の入力オーディオデータの和信号の特定帯域を減衰させるバンドカット処理手段B1と、バンドカット処理手段B1から出力されたデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段B4と、加算手段B4から出力されたデータを和信号として入力し、前記第1の入力オーディオデータの差信号を差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段B2とを備えた構成となっている。
ここで、第1の入力オーディオデータはオーディオビットストリーム100に対応し、第2の入力オーディオデータはA/D変換器27を介して入力されるマイクロフォン26のデジタルデータPに対応する。そして、バンドカット処理手段B1はバンドカットフィルタ39に対応し、加算手段B4は加算器40に対応し、MSステレオ復号手段B2はMSステレオデコード部14に対応する。
バンドカットフィルタ39は実施の形態2と同様にオーディオデータ[(L+R)/2−H]を出力する。加算器40では、バンドカットフィルタ39からの出力[(L+R)/2−H]と、マイクロフォン26から入力されたデジタルデータ[P]が加算されて、オーディオデータ[(L+R)/2−H+P]が出力される。MSステレオデコード部14には、和信号としてオーディオデータ[(L+R)/2−H+P]が、差信号として[(L−R)/2]が入力されるので、MSステレオデコード部14の出力は、それぞれオーディオデータ[(L−H+P)]、オーディオデータ[(R−H+P)]になる。よってデジタル処理部38からの出力はオーディオデータ[(L−H+P)],[(R−H+P)]となり、D/A変換器22,23でアナログデータに変換されてスピーカ24,25から出力される。
以上に示したように実施の形態3においても、第2の従来例のオーディオ再生装置と同様に、MSステレオ符号化されたオーディオビットストリーム100に含まれていた人間の声は除去されて、マイクロフォン26から新たに入力された音声が付加されて、スピーカ24,25から出力することができる。
実施の形態3に示したように、本発明の効果により、カラオケ機能をもたせるに際して、従来は加算器/減算器が合計で7個必要であったものが、3つに削減することができる。なお、バンドパスフィルタ31とバンドカットフィルタ39は同様の回路規模/処理量で実現できるので、本発明の効果によりコストを削減することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4のMSステレオ符号化されたオーディオビットストリームデータを復号化し、カラオケ機能を付加するオーディオ再生装置のブロック図を図4に示す。
実施の形態4のオーディオ再生装置は、デジタル処理部38とD/A変換器22,23とスピーカ24,25とマイクロフォン26とA/D変換器27からなる。
デジタル処理部38は、ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、スペクトル削減処理部41、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13、加算器40、MSステレオデコード部14からなる。ビットストリーム分解部9、第1の逆量子化処理部10、第2の逆量子化処理部11、第1の周波数/時間変換部12、第2の周波数/時間変換部13、加算器40、MSステレオデコード部14は、実施の形態3と同様のものであるので説明を省略する。
スペクトル削減処理部41は、第1の逆量子化処理部10から出力された和信号M(=[(L+R)/2])に当たるスペクトルから、人間の声の帯域の信号[(H)]に当たるスペクトルを削減し、第1の周波数/時間変換部12に出力するものである。
D/A変換器22,23とスピーカ24,25とマイクロフォン26とA/D変換器27は、実施の形態3と同様のものであるので、説明を省略する。
本実施の形態のオーディオ再生装置は、MSステレオ符号化されたあと和信号と差信号それぞれ周波数帯域に変換された第1の入力スペクトルデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するものであって、前記第1の入力スペクトルデータの和信号の特定スペクトルを減衰させるスペクトルカット処理手段C1と、スペクトルカット処理手段C1から出力されたスペクトルデータを時間軸データに変換する第1の変換手段C2と、前記第2の入力スペクトルデータの差信号を時間軸データに変換する第2の変換手段C3と、第1の変換手段C2から出力されたデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段C4と、加算手段C4から出力されたデータを和信号として入力し、第2の変換手段C3から出力されたデータを差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段C5とを備えた構成となっている。
ここで、第1の入力スペクトルデータは第1の逆量子化処理部10および第2の逆量子化処理部11から出力されるデータに対応し、第2の入力オーディオデータはA/D変換器27を介して入力されるマイクロフォン26のデジタルデータPに対応する。そして、スペクトルカット処理手段C1はスペクトル削減処理部41に対応し、第1の変換手段C2は第1の周波数/時間変換部12に対応し、第2の変換手段C3は第2の周波数/時間変換部13に対応し、加算手段C4は加算器40に対応し、MSステレオ復号手段C5はMSステレオデコード部14に対応する。
スペクトル削減処理部41から出力されるスペクトルは、オーディオデータ[(L+R)/2−H]であるので、第1の周波数/時間変換部12から出力されるオーディオデータは[(L+R)/2−H]になる。このデータが加算器40に入力されるので、実施の形態3と同様にデジタル処理部38からの出力はオーディオデータ[(L−H+P)],[(R−H+P)]となり、D/A変換器22,23でアナログデータに変換されてスピーカ24,25から出力される。
以上に示したように実施の形態4においても、第2の従来例のオーディオ再生装置と同様に、MSステレオ符号化されたオーディオビットストリーム100に含まれていた人間の声は除去されて、マイクロフォン26から新たに入力された音声が付加されて、スピーカ24,25から出力することができる。
実施の形態4に示したように、本発明の効果により、従来は加算器/減算器が合計で7個必要であったものが、3つに削減することができる。なお、スペクトル削減処理部41が必要になるが、スペクトル削減処理は人間の声の帯域に当たるスペクトルを削減するだけなのでバンドパスフィルタ31より処理量が少なくてすむので、バンドパスフィルタ31が不要になる分、回路規模/処理量を削減できるので、本発明の効果によりコストを削減することができる。
なお、実施の形態1,2,3,4ではハードウェアのブロック図で示したが、各処理をソフトウェアで記述し、DSP等のプロセッサで実現することもできる。
本発明にかかるオーディオ再生装置は、MSステレオ符号化されたデータを復号化し、サラウンド機能やカラオケ機能を付加する場合に低コストである特徴を有し、MSステレオ符号化されたデータを再生するオーディオ機器全般に有用である。また、低消費電力であるという特徴を有するので、特にラジカセなどの携帯可能なオーディオ機器等に有用である。
本発明の実施の形態1のオーディオ再生装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2のオーディオ再生装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3のオーディオ再生装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4のオーディオ再生装置の構成を示すブロック図 第1の従来例のオーディオ再生装置の構成を示すブロック図 第2の従来例のオーディオ再生装置の構成を示すブロック図
符号の説明
A1 第1のオーディオ出力手段
A2 第2のオーディオ出力手段
A3 第3のオーディオ出力手段
B1 バンドカット処理手段
B2 MSステレオ復号手段
B3 加算手段
B4 加算手段
C1 スペクトルカット処理手段
C2 第1の変換手段
C3 第2の変換手段
C4 加算手段
C5 MSステレオ復号手段
1 オーディオデコード部
2 サラウンド処理部
3,4,5 D/A変換器
6,7,8 スピーカ
9 ビットストリーム分解部
10 第1の逆量子化処理部
11 第2の逆量子化処理部
12 第1の周波数/時間変換部
13 第2の周波数/時間変換部
14 MSステレオデコード部
15 加算器
16 減算器
17 加算器
18,19 減算器
20 リスナ
21 カラオケ処理部
22,23 D/A変換器
24,25 スピーカ
26 マイクロフォン
27 A/D変換器
28,29,30 加算器
31 バンドパスフィルタ
32,33 減算器
34 デジタル処理部
35 第1のシフト演算器
36 第2のシフト演算器
37 反転器
38 デジタル処理部
39 バンドカットフィルタ
40 加算器
41 スペクトル削減処理部
100 オーディオビットストリーム
101 Lchデータ
102 Rchデータ

Claims (4)

  1. MSステレオ符号化されたオーディオデータの和信号を差信号と演算することなく出力する第1のオーディオ出力手段と、
    前記MSステレオ符号化されたオーディオデータの差信号を和信号と演算することなく出力する第2のオーディオ出力手段と、
    前記MSステレオ符号化されたオーディオデータの差信号を反転したオーディオデータを和信号と演算することなく出力する第3のオーディオ出力手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオ再生装置。
  2. MSステレオ符号化された第1の入力オーディオデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するオーディオ再生装置であって、
    前記第1の入力オーディオデータの和信号の特定帯域を減衰させるバンドカット処理手段と、
    前記バンドカット処理手段から出力されたデータを和信号として入力し、前記第1の入力オーディオデータの差信号を差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段と、
    前記MSステレオ復号手段から出力されたオーディオデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオ再生装置。
  3. MSステレオ符号化された第1の入力オーディオデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するオーディオ再生装置であって、
    前記第1の入力オーディオデータの和信号の特定帯域を減衰させるバンドカット処理手段と、
    前記バンドカット処理手段から出力されたデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段と、
    前記加算手段から出力されたデータを和信号として入力し、前記第1の入力オーディオデータの差信号を差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオ再生装置。
  4. MSステレオ符号化されたあと和信号と差信号それぞれ周波数帯域に変換された第1の入力スペクトルデータと第2の入力オーディオデータを合成して出力するオーディオ再生装置であって、
    前記第1の入力スペクトルデータの和信号の特定スペクトルを減衰させるスペクトルカット処理手段と、
    前記スペクトルカット処理手段から出力されたスペクトルデータを時間軸データに変換する第1の変換手段と、
    前記第2の入力スペクトルデータの差信号を時間軸データに変換する第2の変換手段と、
    前記第1の変換手段から出力されたデータと前記第2の入力オーディオデータを加算する加算手段と、
    前記加算手段から出力されたデータを和信号として入力し、前記第2の変換手段から出力されたデータを差信号として入力してMSステレオ復号化するMSステレオ復号手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオ再生装置。
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