JP2005141079A - 音声信号報知装置およびそれを備えた警光灯 - Google Patents

音声信号報知装置およびそれを備えた警光灯 Download PDF

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Abstract

【課題】音声信号を確実に伝達できる周囲の方向の範囲を広くできる音声信号報知装置およびこれを備える警光灯を提供する。
【解決手段】本警光灯1は、周囲に光を発する発光信号報知装置3と、音声信号報知装置2とを有する。音声信号報知装置2は、一つのスピーカドライバ11と、このスピーカドライバ11からの音を拡声して複数の異なる向きに向けて発する複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dとを備える。各スピーカホーン12A,12B,12C,12Dは、拡声された音を放射する開口19を有し、上記複数の開口19が周囲に向けて互いに離れた位置に分散して配置されている。音の放射方向DA,DB,DC,DDは、全周をほぼ均等に分ける方向に設定されている。上記複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dは互いに同形状とされる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば、自動車等のルーフ上に設置されて注意喚起等のための音声信号を発する音声信号報知装置と、例えば、自動車等のルーフ上に設置されて注意喚起等のための回転閃光等の発光信号を発するとともに警報音等を周囲に発する警光灯とに関する。
緊急車両に搭載されて用いられる警光灯には、発光信号を発するための回転灯に加えて、音声信号を周囲に発するための音声信号報知装置を有するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1記載の音声信号報知装置では、一つのスピーカドライバに、これからの音を拡声して発する2つのスピーカホーンが接続されている。スピーカホーンは音を発するための開口を有し、2つのスピーカホーンの開口は互いに隣接して、ともに車両の前方に向けて配置されている。
特開平10−134258号公報
しかし、2つのスピーカホーンは互いに同方向の前方に向いているので、実質的に、前方に向いた単一のスピーカホーンが設けられている場合と変わりがない。そのため、スピーカホーンからの音声信号は、前方へは伝達され易いが、側方や後方へは伝達されにくい。そのため、緊急車両等から周囲の全方位に向けて、拡声による注意喚起を行いたい場合には、必ずしも所望の効果が得られない。
また、音声信号を周囲の全方位に向けて伝達したいという要請は、警光灯の分野のみにとどまらず、街頭宣伝等の分野でも存在するが、このような要請に応える装置は提供されていない。
そこで、この発明の目的は、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲をより広くできる音声信号報知装置と、これを備える警光灯を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、一つのスピーカドライバと、上記一つのスピーカドライバからの音を拡声して複数の異なる放射方向に向けて発する複数のスピーカホーンとを備えることを特徴とする音声信号報知装置を提供する。この発明によれば、複数のスピーカホーンの放射方向を異ならせて、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲をより広くすることができる。さらに、一つのスピーカドライバからの音を、複数のスピーカホーンを介して互いに干渉させて強め合うようにでき、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲をより一層広くすることができる。しかも、スピーカドライバの数を、スピーカホーンの数よりも少なくできるので、構造を簡素化できる。
また、各スピーカホーンは、拡声された音を放射する開口を有し、上記複数のスピーカホーンの開口が周囲に向けて分散して配置されていることが好ましい。この場合、複数の開口を分散させているので、複数のスピーカホーンを自在にレイアウトでき、放射方向の設定の自由度を高くできる。例えば、複数のスピーカホーンの放射方向を全方向を均等に分けて設定することも可能となり、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲を広くするのに好ましい。
また、本発明において、上記複数のスピーカホーンの音の放射方向が、全方位(より具体的には所定の平面に沿う全方位)をほぼ均等に分ける方向に設定されている場合には、音声信号を周囲の全方向に均等に伝達できる。
また、本発明において、上記複数のスピーカホーンは互いに同形状の複数のスピーカホーンを含む場合には、複数のスピーカホーンからの音が互いに強め合う効果を確実に得ることができ、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲を広くするのに好ましい。
また、本発明において、上記一つのスピーカドライバから発生する音を上記複数のスピーカホーンへ分岐して導く分岐管と、上記一つのスピーカドライバからの音を上記複数のスピーカホーンの一部または全部へ選択的に伝達可能に上記分岐管を開閉する開閉手段とがさらに備えられてもよい。この場合、全スピーカホーンにより、音声信号を広い範囲、例えば、全方向に発することができる。また、必要に応じて、一部のスピーカホーンにより、音声信号を狭い範囲、例えば、一方向だけに発することができる。
また、本発明の警光灯は、上記音声信号報知装置と、光源からの光を周囲に放光する発光信号報知装置とを備える。この発明によれば、全方向にむけての発光信号により周囲の人に注意を喚起しつつ、音声信号を確実に伝達できる。
また、本発明の警光灯は、上記発光信号報知装置および音声信号報知装置を支持するとともに車両に取り付けるための支持部材をさらに備えていてもよい。この場合、上記複数のスピーカホーンの放射方向は、車両の前方および後方を含むことが好ましい。この場合、音声信号を周囲の広い範囲に伝達するとともに、前方および後方へ確実に伝達できる。従って、周囲の全方向のなかでも前方および後方への重点的な信号伝達の要請の強い車両用の警光灯に好適である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の音声信号報知装置を備える警光灯の概略構成を示す外形図であり、図1Aに平面図を、図1Bに正面図を示す。
この警光灯1は、音声信号を周囲に伝達する音声信号報知装置2と、発光信号を周囲に伝達する発光信号報知装置3とを有し、全周に向けて光を放光することができる散光式警光灯である。本実施形態では、音声信号報知装置2を警光灯1に適用する場合に則して説明する。
警光灯1は、音声信号報知装置2および発光信号報知装置3を支持するとともに車両4(一部のみ図示)に取り付けるための支持部材5と、支持部材5の上部を覆いつつ発光信号報知装置3からの光を周囲に透過させるグローブ6とを備える。
支持部材5は、一方向に長い長尺の板状に形成された基台7と、この基台7の下部に取り付けられて車両4のルーフに固定するための複数、例えば、2つの取付部材8とを有する。基台7は、例えば、アルミニウム押出成形部材からなり、その長手方向を、例えば、車両4の進行方向としての前後方向(矢印F参照)に直交させて車両4に取り付けられる。基台7の周縁部には、シール材(図示せず)が設けられ、基台7の周縁部とグローブ6との間を封止し、グローブ6内への雨水の侵入を防止している。
グローブ6は、透光性部材により形成されていて、基台7の上部全体を覆っている。
発光信号報知装置3は、光源9aを含み光を回転放光する複数、例えば、2つの回転灯9と、回転灯9からの光を周囲に向けて反射する複数の反射部材10とを有する。発光信号報知装置3は、光源9aからの光を周囲の全周に向けて放光することができる。
複数の回転灯9は、基台7の上部に、基台7の長手方向に沿って並んで配置されている。各回転灯9は、電球等からなり光を発する上述の光源9aと、この光源9aの周囲を回動しつつ光源9aからの光を反射させる反射鏡9bと、この反射鏡9bを回動させる回動機構(図示せず)とを有し、光源9aからの光を全周へ回転放光する。
反射部材10は、2つの回転灯9の間に配置されている。反射部材10は、反射面と、この反射面を担持する担持体としての板部材とを有する。反射面は、基台7の長手方向に向かって放光された回転灯9からの光を、例えば、車両4の前方または後方に向けて反射する。一対の反射部材10が、基台7の中央部に並んで、反射面を互いに反対側に向けて配置されている。
音声信号報知装置2は、所望の音を発するための単一のスピーカドライバ11と、このスピーカドライバ11からの音を拡声して複数の異なる放射方向DA,DB,DC,DDに向けて発する複数、例えば、4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dと、スピーカドライバ11と複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dとの間に介在して一つのスピーカドライバ11から発生する音を上記複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dへ分岐して導く単一の分岐管としての継手部13とを有している。また、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dを互いに接続する複数の接続部材14(一部のみ図示)が設けられている。
スピーカドライバ11は、基台7の中央部の上部に固定され、一対の反射部材10の間に配置され、グローブ6により覆われている。継手部13は、スピーカドライバ11の直下方に配置され、基台7に形成された挿通孔(図示せず)を挿通している。4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dと一つの継手部13とは、一体的に接続されている。4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dは、基台7の下部に取り付けられている。
4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの放射方向DA,DB,DC,DDは、平面視で全周を均等に分ける方向(水平面に沿う全方位を均等に分ける方向)として、車両4の前方に対して、右に45度傾斜した斜め前方と、右に135度傾斜した斜め後方と、左に135度傾斜した斜め後方と、左に45度傾斜した斜め前方との4方向に設定され、これらの方向は、等角度(90度)ずつ向きを異ならせて、互いに隣接する放射方向同士が直交する方向とされている。
図2は、音声信号報知装置2の平面視での一部断面図であり、図3のII−II断面を示す。図3は、音声信号報知装置2の一部断面図であり、図2の III− III断面を示す。
スピーカドライバ11は、コイル、振動板等を含み、音を出すための出口15を有する。スピーカドライバ11は、外部からの電力により駆動されて出口15から音を発生させる。出口15は継手部13に接続される。
継手部13は、スピーカドライバ11からの音を複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dへ伝達可能な管からなり、管の内部を介して、スピーカドライバ11の出口15と、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dとを互いに連通している。
継手部13は、その中央に設けられて上方のスピーカドライバ11に接続するための入口開口16と、入口開口16を中心とした放射方向に向けて設けられて4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの入口にそれぞれ並列に接続するための複数例えば4つの出口開口17A,17B,17C,17Dとを有する。継手部13は、4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの入口同士を接続する。
本実施形態では、継手部13の4つの出口開口17A,17B,17C,17Dを選択的に開閉できるようにしてある。このための構成については後述する。以下、特に説明する場合を除き、全出口開口17A,17B,17C,17Dは開いた状態にあるものとする。
4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dは、同仕様とされ、互いに同形状且つ同じ大きさに形成されている。
スピーカホーン12Aは、一端から他端へ連通する管状に形成されていて、管の一端から管の他端へ向けて管内の断面積が広くなり、一端から他端へ向けて進む音を拡声することができる。スピーカホーン12Aは、一端に設けられて音を受け入れるための入口側の開口18と、他端に設けられて拡声された音を放射する出口側の開口19とを有する。
具体的には、スピーカホーン12Aは、エクスポネンシャルホーンを途中で適宜複数回折り返した形状に形成されている。また、スピーカホーン12Aは、管の延びる方向についての位置に応じて、管の延びる方向を切る断面における上下方向寸法をほぼ一定にし且つ水平方向寸法を異ならせてあり、全体として上下方向に薄型に形成されている。
開口19からの音の放射方向DAは、例えば、開口19の近傍における管の延びる方向に一致し、継手部13の中心から放射状に延びる方向と平行に設定されている。
また、残りのスピーカホーン12B,12C,12Dも、スピーカホーン12Aと同様に、入口側の開口18および出口側の開口19をそれぞれ有する。
4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの開口19が、継手部13の周りに分散して、平面視で互いに離れた位置に等間隔で隔てて配置され、平面視で継手部13を中心としてその周囲に向けられている。
このように本実施形態の警光灯1の音声信号報知装置2では、同一のスピーカドライバ11からの音を拡声して複数の異なる放射方向DA,DB,DC,DDに向けて発する複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dを備えている。これにより、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの放射方向DA,DB,DC,DDを異ならせて、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲をより広くすることができる。さらに、同一のスピーカドライバ11からの音を、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dを介して互いに干渉させて強め合うようにできる。その結果、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲をより一層広くすることができる。しかも、スピーカドライバ11の数を、スピーカホーン12A,12B,12C,12Dの数よりも少なくできるので、構造を簡素化できる。
複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの開口19が周囲に向けて分散して配置されているので、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dを自在にレイアウトでき、放射方向DA,DB,DC,DDの設定の自由度を高くできる。例えば、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの放射方向DA,DB,DC,DDを全方向を均等に分けて設定することも可能となり、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲を広くするのに好ましい。この効果については、同一のスピーカドライバ11に接続される複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dに限定されず、後述するように互いに異なる複数のスピーカドライバ11にそれぞれ接続される複数のスピーカホーン12J,12K,12L,12M(図10参照)等についても上述の効果を得ることができる。
複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの音の放射方向DA,DB,DC,DDは、全周をほぼ均等に分ける方向に設定されているので、音声信号を全周に均等に伝達することができる。この効果については、同一のスピーカドライバ11に接続される複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dに限定されず、後述するように互いに異なる複数のスピーカドライバ11にそれぞれ接続される複数のスピーカホーン12J,12K,12L,12M(図10参照)等についても上述の効果を得ることが可能となる。また、放射方向DA,DB,DC,DDは全周を厳密に均等に分ける方向に設定されてもよいが、ほぼ均等に分ける方向であってもよい。ここで、ほぼ均等に分ける方向としては、その結果が、厳密に均等に分ける場合の結果と実質的に等しくなっていればよく、後述する音の強さの比の値が0.5以上であればよく、より好ましくは0.7以上であればよい。
図4は、音声信号報知装置2の周囲の方向と、音の強さとの関係を示すグラフであり、中心からの半径方向の距離で音の強さを示し、最も強い音の強さを1として、この音の強さに対する割合で、音の強さを示す。このグラフによれば、例えば、音が最も強い方向での音の強さを100としたときに、音が最も弱い方向での音の強さは70で、その比の値は0.7程度となっている。従来の警光灯1のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dにおける上述の比の値は0.2未満であったから、全周に向けての音声信号の均等さは格段に向上している。また、音声信号報知装置2では、放射方向DA,DB,DC,DDが全周を厳密に均等に分ける方向に設定されていることから、上述の比の値が0.7程度となる場合には、放射方向の向きが厳密には均等に分けられた方向でない場合でも、音声放射特性の観点からは、全周をほぼ均等に分けて放射方向が定められていると言える。
なお、放射方向が全周を厳密に均等に分ける方向に設定される場合の音の強さの結果としては、上述の音の強さの比の値が0.7に限定されるものではなく、より大きな値の場合も考えられるし、また、より小さな値、例えば、0.5程度になることも考えられる。従って、音声放射特性の観点から全周をほぼ均等に分けて放射方向が定められていると言えるような、上述の比の値としては0.5以上であればよく、より好ましくは0.7以上がよい。
同一のスピーカドライバ11につながる複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dは互いに同形状の複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dを含むようにした。これにより、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dからの音が互いに強め合う効果を確実に得ることができ、音声信号を確実に伝達可能な方向の範囲を広くするのに好ましい。さらに、同一のスピーカドライバ11につながる全スピーカホーン12A,12B,12C,12Dが互いに同形状であるので、音を互いに強める効果をより一層確実に得られて好ましい。
図5は、図2に示す音声信号報知装置2の中央部の拡大一部断面図であり、図5Aに出口開口17Aが開いた状態を示し、図5Bに出口開口17Aが閉じた状態を示す。図6は、開閉扉の開閉機構の斜視図である。
音声信号報知装置2は、スピーカドライバ11からの音を上記複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの一部または全部へ選択的に伝達可能に継手部13を開閉する開閉手段としての複数、例えば、4つの開閉扉20と、複数の開閉扉20にそれぞれ設けられて開閉扉20を開閉させる駆動手段としての複数、例えば、4つの開閉機構21とを有している。
複数の開閉扉20は、継手部13の複数の出口開口17A,17B,17C,17Dにそれぞれに設けられていて、互いに同様に構成されている。以下では、出口開口17Aに設けられる開閉扉20を中心に説明する。
開閉扉20は、継手部13の出口開口17Aを完全に塞ぐことができる板状部材からなる。開閉扉20は、所定の回動中心軸線20aの回りに回動自在に支持され、回動することにより、出口開口17Aを全開する開位置(図5A参照)と出口開口17Aを閉じる閉位置(図5B参照)とに往復変位することができる。
開閉機構21は、開位置および閉位置の間を変位させるための駆動源としてのソレノイド22と、ソレノイド22の出力変位を開閉扉20へ伝達する変位伝達手段としてのリンク機構23と、これら複数の開閉機構21の動作を制御する制御部24とが設けられている。開閉扉20、ソレノイド22、リンク機構23等は、接続部材14により支持されている。
ソレノイド22は、コイルを含むソレノイド本体22aと、ソレノイド本体22aから軸方向に沿って所定距離を往復変位可能に支持された出力軸22bとを有する。この出力軸22bは、その先端がソレノイド本体22aから長く伸び出す第1の位置(図5A参照)と、その先端がソレノイド本体22aへ接近する第2の位置(図5B参照)との間で変位することができる。ソレノイド22は、制御部24からの信号に基づいて動作し、コイルに一方の向きに通電することにより、出力軸22bを第1の位置に変位させることができ、コイルに逆向きに通電することにより、出力軸22bを第2の位置に変位させることができる。ソレノイド22は、出力軸22bを第1および第2の位置に保持するための永久磁石(図示せず)を有し、通電を停止させた状態で、出力軸22bを変位後の位置に保持できるようになっている。
リンク機構23は、出力軸22bの先端と第1の連結ピン25を介して回動自在に一端が連結される第1の連結部材26と、この第1の連結部材26の中央部を回動自在に支持する支軸27と、第1の連結部材26の他端と第2の連結ピン28を介して回動自在に一端が連結される第2の連結部材29と、この第2の連結部材29の他端と第3の連結ピン30を介して回動自在に一端が連結される第3の連結部材31とを有している。第3の連結部材31の他端は、開閉扉20の回動中心軸線から離間した位置で、当該開閉扉20に固定されている。第1から第3の連結ピン25,28,30、支軸27、および開閉扉20の回動中心軸線20aは、互いに平行に配置されている。
制御部24は、図示しないが、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの全部または一部を選択するための選択手段としてのスイッチと、このスイッチによる選択結果に応じて複数のソレノイド22に所定の態様で通電または通電を停止するための駆動回路とを含む。制御部24は、複数の開閉扉20を互いに独立して自在に開閉させることができるように、駆動回路は複数のソレノイド22にそれぞれ接続されている。
制御部24の制御のもと、スイッチの操作に応答して、駆動回路が予め定めるソレノイド22のコイルに一方の向きに所定時間の通電をなすと、ソレノイド22の出力軸22bが第1の位置に変位し、このソレノイド22と駆動可能に連結された開閉扉20が開位置に変位し、継手部13の出口開口17Aが開く。また、駆動回路がソレノイド22のコイルに他方の向きに所定時間の通電をなすと、ソレノイド22の出力軸22bが第2の位置に変位し、このソレノイド22と駆動可能に連結された開閉扉20が閉位置に変位し、継手部13の出口開口17Aが閉じる。
出口開口17Aが開くと、この出口開口17Aに対応するスピーカホーン12Aへ音を導入でき、スピーカホーン12Aにより音が拡声されて対応する放射方向DAに音声信号を伝達することができる。逆に、出口開口17Aが閉じると、この出口開口17Aに対応するスピーカホーン12Aへ音が入らず、スピーカホーン12Aからの音の放射は阻止される。
このように複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの一部または全部へ音を選択的に伝達可能にするための開閉手段としての開閉扉20を設けるようにしたことにより、必要に応じて、全スピーカホーン12A,12B,12C,12Dにより、音声信号を相対的に広い範囲、例えば、全方向に発することができ、また、一部のスピーカホーン、例えば、スピーカホーン12Aにより、音声信号を相対的に狭い範囲、例えば、一方向だけに限定して発することができる。また、この狭い範囲に音のエネルギーを集中できるので、音を強めることもできる。また、所望のスピーカホーンのみを開くこともできる。また、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dのうちのどれも選択しないことにより、制御部24は、全開閉扉20を閉じて、仮にスピーカドライバ11から音を発生しても、この音を放射できないようにすることができる。
本警光灯1は、図1を参照して、音声信号報知装置2と発光信号報知装置3とを備えているので、全方向にむけての発光信号により周囲の人に注意を喚起しつつ、周囲の人に音声信号を確実に伝達できる。
また、スピーカホーン12A,12B,12C,12Dは薄型なので、レイアウトの自由度が高く、例えば、基台7の下部と車両4のルーフとの間の空きスペースを利用して配置でき、薄型であることと相まって基台7の上部に配置される回転灯9からの光を遮らずに済み、散光式警光灯1に好ましい。
また、図3を参照して、音声信号報知装置2では、4つのスピーカホーン12A,12B,12C,12Dと継手部13とは、これを含みこれを一体的に扱うことができるホーンユニット32の一部を構成している。ユニット化することにより、音声信号報知装置2を容易に組み立てることができる。
ホーンユニット32は、互いに対向して配置される一対の分割体33,34を有する。一対の分割体33,34は互いに別体で形成され、互いに固定されている。
一方の分割体33は、上板33aと、上板33aの上面から突出し継手部13の上端部を形成する筒部33bとを有する。上板33aと筒部33bとは一体に形成されている。上板33aは、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの上部および接続部材14を形成する。筒部33bは継手部13の上部を形成する。
他方の分割体34は、上板33aの下面に対向し間隔を開けて配置される下板34aと、下板34aの上面に形成されて上板33aの下面に当接するリブ34bとを有している。下板34aは、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの下部と、接続部材14と、継手部13の下端部を形成する。リブ34bは、複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの側部と、継手部13の下部とを形成する。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもでき、以下、他の実施形態を説明する。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の構成については説明を省略して同じ符号を付しておく。
例えば、音声信号報知装置2の複数のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dの放射方向DA,DB,DC,DDが、車両4の前方Fおよび後方Rを含むようにしてもよい。例えば、放射方向DAを前方Fに一致させればよい。この場合、音声信号を周囲の広い範囲に伝達するとともに、前方および後方へ確実に伝達できる。従って、周囲の全方向のなかでも前方および後方への重点的な信号伝達の要請の強い車両用の警光灯1に好適である。
開閉扉20の駆動源としては、ソレノイド22に限定されず、例えば、ステッピングモータ等の電動モータ(図示せず)を用いてもよい。電動モータの出力軸を開閉扉20に駆動可能に連結すればよい。また、複数の開閉扉20を互いに連動可能に互いに連結し、単一の駆動源により駆動するようにしてもよい。
開閉扉20を継手部13の複数のうちの一部の出口開口17A,17B,17C,17Dにのみ設けてもよい。また、全開閉扉20を廃止して全出口開口17A,17B,17C,17Dを常時開状態にしておいてもよい。
なお、以下の実施形態では、説明の簡略化のために、全開閉扉20を廃止した場合について説明するが、以下の各実施形態において開閉扉20を設けてもよい。
図7は、本発明の第2の実施形態の音声信号報知装置2Aの平面図である。図8は、図7に示す音声信号報知装置2からの音の強さと方向との関係を示すグラフである。
音声信号報知装置2Aでは、3つのスピーカホーン12E,12F,12Gが、継手部13Aを介して1つのスピーカドライバ11につながるようにしてある。継手部13Aは、3つのスピーカホーン12E,12F,12Gにつながる3つの出口開口17E,17F,17Gを有する。3つのスピーカホーン12E,12F,12Gは、互いに同仕様とされ、上述のスピーカホーン12Aと同様にそれぞれ形成され、3つのスピーカホーン12E,12F,12Gの放射方向DE,DF,DGは、全周を3等配に分ける120度ごとの方向に設定されていて、例えば、前方、斜め左および右後方に設定されている。この場合、図8に示すように、音の強さの比の値は例えば、70%に達している。
なお、上述の実施形態では、音の強さの比の値は、0.7程度になる場合について説明したが、この値に限定されない。例えば、放射方向の設定や複数のスピーカホーンの仕様によっては、比の値が異なることも考えられる。比の値が0.5以上であれば、音の弱い方向における音の強さは、音の強い方向における音の強さの半分以上の度合いを得られて、方向による強弱の差の度合いが少なくて済む。また、比の値が0.2以上であれば、音の弱い方向における音の強さは、音の強い方向における音の強さの半分以下の度合いとなり、方向による強弱の差が著しいが、従来よりも全周に向けての音声信号を確実に伝達できるようになっている。
図9は、本発明の第3の実施形態の音声信号報知装置2Bの平面視での断面図である。図9を参照して、2つのスピーカホーン12H,12Iが、継手部13Bを介して1つのスピーカドライバ11に結合されている。継手部13Bは、2つのスピーカホーン12H,12Iにつながる2つの出口開口17H,17Iを有する。2つのスピーカホーン12H,12Iの放射方向DH,DIは、全周を2等配に分ける前方Fと後方Rとに設定されている。前方に向くスピーカホーン12Hと、後方に向くスピーカホーン12Iとは、互いに異なる形状とされている。スピーカホーン12Hは、2つのスピーカホーン12H1,12H2を含み、2つのスピーカホーン12H1,12H2が隣接して並んで設けられていて、ともに同方向である前方を向いていて、実質的に単一のスピーカホーン12Hとして機能するように構成されている。これに伴い、出口開口17Hは2つ設けられている。
警光灯1の音声信号報知装置2Bの複数のスピーカホーン12H,12Iの放射方向DH,DIは、車両4の前方Fおよび後方Rを含むようにした。これにより、音声信号を周囲の広い範囲に伝達するとともに、前方および後方へ確実に伝達できる。従って、周囲の全方向のなかでも前方および後方への重点的な信号伝達の要請の強い車両用の警光灯1に好適である。
図10は、本発明の第4の実施形態の音声信号報知装置2Cの平面視での断面図である。図10を参照して、音声信号報知装置2Cは、前後に並ぶ複数、例えば、2つのスピーカドライバ11と、複数、例えば、4つのスピーカホーン12J,12K,12L,12Mとを有している。
複数のスピーカドライバ11は、同仕様とされている。複数のスピーカドライバ11は、互いに異なる群をなす複数の12J,12K,12L,12Mとそれぞれ接続されている。
前側に配置されたスピーカドライバ11には、継手部13Cを介して、第1の群をなす複数、例えば、2つのスピーカホーン12J,12Kが接続されている。継手部13Cは、2つのスピーカホーン12J,12Kにつながる2つの出口開口17J,17Kを有する。後側に配置されたスピーカドライバ11には、継手部13Dを介して、第2の群をなす複数、例えば、2つのスピーカホーン12L,12Mが接続されている。継手部13Dは、2つのスピーカホーン12L,12Mにつながる2つの出口開口17L,17Mを有する。
4つのスピーカホーン12J,12K,12L,12Mは互いに同仕様、例えば、同じ形状、同じ大きさとされている。4つのスピーカホーン12J,12K,12L,12Mの放射方向DJ,DK,DL,DMは、全周を均等に分ける方向に設定され、互いに90度ごとに異なる向きとされ、斜め左右前方と斜め左右後方への向きとされている。第1の群をなす2つのスピーカホーン12J,12Kは、斜め左右前方に向いている。第2の群をなす2つのスピーカホーン12L,12Mは、斜め右左の後方に向いている。
図11は、本発明の第5の実施形態の音声信号報知装置2Dの平面視での断面図である。図11を参照して、音声信号報知装置2Dは、左右に並ぶ複数、例えば、2つのスピーカドライバ11と、複数、例えば、3つのスピーカホーン12N,12P,12Qとを有している。
複数のスピーカドライバ11は、同仕様とされている。複数のスピーカドライバ11は、群をなす複数のスピーカホーン12N,12P,12Qとそれぞれ接続されている。図11で左側のスピーカドライバ11には、継手部13Eを介して第1の群をなす複数、例えば、2つのスピーカホーン12N,12Qが接続されている。継手部13Eは、2つのスピーカホーン12N,12Qにつながる2つの出口開口17N,17Qを有する。左側の第2のスピーカドライバ11には、継手部13Fを介して第2の群をなす複数、例えば、2つのスピーカホーン12P,12Qが接続されている。継手部13Fは、2つのスピーカホーン12P,12Qにつながる2つの出口開口17P,17Qを有する。複数のスピーカドライバ11は、共通のスピーカホーン12Qにともに接続されている。
2つのスピーカホーン12N,12Pは同仕様、例えば、同じ形状、同じ大きさとされている。第1の群をなす2つのスピーカホーン12N,12Qの放射方向DN,DQは、全周を均等に分ける方向、例えば、前方Fおよび後方Rに設定されている。第2の群をなす2つのスピーカホーン12P,12Qの放射方向DP,DQも、第1の群と同様に設定されていて、一致している。
なお、図10を参照して、複数のスピーカドライバ11を設ける場合に、スピーカドライバ11ごとに、そのスピーカドライバ11につながるスピーカホーン12J等の数を異ならせてもよい。要は、一つのスピーカドライバ11が複数のスピーカホーン12J等につながっていればよく、上記一つのスピーカドライバ11以外の他のスピーカドライバ11は、少なくとも一つのスピーカホーン12J等につながっていればよい。
また、複数のスピーカドライバ11が設けられる場合に、複数の、より好ましくは全てのスピーカホーン12J〜12Mの形状が同形なので、複数のスピーカホーン12J〜12Mからの音の位相を互いに一致させることができ、スピーカホーン12J等の直前方の中間位置を含む周囲の範囲で音の干渉作用により音を強める効果を得ることが可能となり、全周に均等に音を発するのに好ましい。また、仮に、複数のスピーカホーン12J等の形状が互いに異なっていても、スピーカホーン12J等からの音の位相が互いに一致する場合には、同形のスピーカホーン12J等と同様の効果を得ることができる。複数のスピーカドライバ11が同位相の音を発することができる場合には、音を強める効果を確実に得られる。
また、複数のスピーカドライバ11が設けられる場合にも、複数のスピーカホーン12J〜12Mの放射方向DJ〜DMを、全周をほぼ均等に分ける方向に設定することが、上述のように音を全周に向けて均等に発することができて好ましい。
また、スピーカドライバ11の出口15に、複数のスピーカホーン12A等を直接に接続することも考えられ、この場合、継手部13を廃止することができる。ホーンユニット32を用いずに、複数のスピーカホーン12A等を互いに別体で形成して、複数のスピーカホーン12A等を支持部材5としての基台7にそれぞれ支持するようにしてもよい。
本音声信号報知装置2,2A,2B,2C,2Dは、上述の散光式警光灯1の他、車両4に取り付ける車両用ホーンや広報用スピーカとして利用することもできる。
図12は、本発明の第6の実施形態の音声信号報知装置2Eを説明するための斜視図である。図13は、図12に示す音声信号報知装置2Eの正面図である。
図12および図13を参照して、音声信号報知装置2Eは、道路の路面RDに設置されるように構成されていて、この他、路面のマンホールの蓋に取り付けてもよいし、街頭に設置することも考えられる。音声信号報知装置2Eは、例えば、広報活動に利用することができる。図13では、スピーカドライバ11を道路に埋め込み、スピーカホーン12A,12B,12C,12Dのみを路面RD上に出して拡声するようにしている。薄型のスピーカホーン12A,12B,12C,12Dであれば、道路上に邪魔にならず設置することができる。
また、各音声信号報知装置2,2A,2B,2C,2D,2Eは、サイレン音、声等の音を発することができるようにされ、案内放送も可能であるが、サイレン音等の信号音のみを発するようにしてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態の音声信号報知装置を備える警光灯の概略構成を示す外形図であり、図1Aに平面図を、図1Bに正面図を示す。 図1の音声信号報知装置の断面図であり、図3のII−II断面を示す。 図2に示す音声信号報知装置の一部断面図であり、断面については図2の III− III断面を示す。 音声信号報知装置からの音の強さの方向に対する特性グラフである。 図2に示す音声信号報知装置の中央部の拡大一部断面図であり、図5Aに開口が開いた状態を示し、図5Bに開口が閉じた状態を示す。 開閉扉の開閉機構の斜視図である。 本発明の第2の実施形態の音声信号報知装置の平面図である。 図7に示す音声信号報知装置からの音の強さの方向に対する特性グラフである。 本発明の第3の実施形態の音声信号報知装置の平面視での断面図である。 本発明の第4の実施形態の音声信号報知装置の平面視での断面図である。 本発明の第5の実施形態の音声信号報知装置の平面視での断面図である。 本発明の第6の実施形態の音声信号報知装置を説明するための斜視図である。 図12に示す音声信号報知装置の正面図である。
符号の説明
1 警光灯
2,2A,2B,2C,2D,2E 音声信号報知装置
3 発光信号報知装置
4 車両
5 支持部材
9a 光源
11 スピーカドライバ
12A,12B,12C,12D,12E,12F,12G,12H,12I,12J,12K,12L,12M,12N,12P,12Q スピーカホーン
13 継手部(分岐管)
19 (スピーカホーンの)出口開口(開口)
20 開閉扉(開閉手段)
DA,DB,DC,DD,DE,DF,DG,DH,DI,DN,DP,DQ 放射方向(全方位をほぼ均等に分ける方向)
DJ,DK,DL,DM 放射方向
F 車両の前方
R 車両の後方

Claims (7)

  1. 一つのスピーカドライバと、
    上記一つのスピーカドライバからの音を拡声して複数の異なる放射方向に向けて発する複数のスピーカホーンとを備えることを特徴とする音声信号報知装置。
  2. 請求項1に記載の音声信号報知装置において、
    各スピーカホーンは、拡声された音を放射する開口を有し、上記複数のスピーカホーンの開口が周囲に向けて分散して配置されていることを特徴とする音声信号報知装置。
  3. 請求項1または2に記載の音声信号報知装置において、
    上記複数のスピーカホーンの音の放射方向は、全方位をほぼ均等に分ける方向に設定されていることを特徴とする音声信号報知装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の音声信号報知装置において、上記複数のスピーカホーンは互いに同形状の複数のスピーカホーンを含むことを特徴とする音声信号報知装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の音声信号報知装置において、
    上記一つのスピーカドライバから発生する音を上記複数のスピーカホーンへ分岐して導く分岐管と、
    上記一つのスピーカドライバからの音を上記複数のスピーカホーンの一部または全部へ選択的に伝達可能に上記分岐管を開閉する開閉手段とをさらに備えることを特徴とする音声信号報知装置。
  6. 請求項1から5の何れかに記載の音声信号報知装置と、光源からの光を周囲に放光する発光信号報知装置とを備えることを特徴とする警光灯。
  7. 請求項6に記載の警光灯において、上記発光信号報知装置および音声信号報知装置を支持するとともに車両に取り付けるための支持部材をさらに備え、上記複数のスピーカホーンの放射方向は、車両の前方および後方を含むことを特徴とする警光灯。
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