JPH1124620A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH1124620A JPH1124620A JP19322397A JP19322397A JPH1124620A JP H1124620 A JPH1124620 A JP H1124620A JP 19322397 A JP19322397 A JP 19322397A JP 19322397 A JP19322397 A JP 19322397A JP H1124620 A JPH1124620 A JP H1124620A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 店舗情報や各種宣伝を表示する表示装置にお
いて、周囲の騒音にならず且つ周囲の騒音にかき消され
ないように効果的な音声ガイダンスを行うことを目的と
する。 【構成】 表示装置本体1に音声スピーカ6を設け、該
スピーカを超音波に可聴信号を変調して超音波の伝播範
囲に可聴音場Mを限定するパラメトリックスピーカで構
成した。超音波を発信する振動子10の背面には超音波
の反射波を受信する受信器20を設け、検出される可聴
音場Mの通行量によりスピーカの音声レベルや表示パネ
ルの輝度レベルを調節する。
いて、周囲の騒音にならず且つ周囲の騒音にかき消され
ないように効果的な音声ガイダンスを行うことを目的と
する。 【構成】 表示装置本体1に音声スピーカ6を設け、該
スピーカを超音波に可聴信号を変調して超音波の伝播範
囲に可聴音場Mを限定するパラメトリックスピーカで構
成した。超音波を発信する振動子10の背面には超音波
の反射波を受信する受信器20を設け、検出される可聴
音場Mの通行量によりスピーカの音声レベルや表示パネ
ルの輝度レベルを調節する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は店舗の宣伝等の各種情報
を広告する表示装置に関するものであり、表示による視
覚を通じての宣伝に加え、音声による聴覚を通じての宣
伝を行い、集客効果の向上を図るものである。
を広告する表示装置に関するものであり、表示による視
覚を通じての宣伝に加え、音声による聴覚を通じての宣
伝を行い、集客効果の向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の表示装置として、各種表示
素子を配列した表示パネル上に、店舗に関する情報を表
示するとともに音声スピーカを用いて音声によるガイド
機能を付加して視覚・聴覚両方にアピールするものが知
られている。
素子を配列した表示パネル上に、店舗に関する情報を表
示するとともに音声スピーカを用いて音声によるガイド
機能を付加して視覚・聴覚両方にアピールするものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ここで用いら
れる音声スピーカは、可聴音場の範囲を限定することが
できない、つまり指向性を有しないものであるので音が
四方八方に飛び散ってしまい、周囲環境によっては騒音
となる可能性がある。また、音があふれている場所や音
声ガイダンスを行う他の看板等が接近している場合で
は、相互の音がぶつかり合ってその宣伝効果は半減して
しまうばかりか、通行者等に不快感を与えてしまい、集
客という本来の目的を達成することができない。そこで
本発明は、音声スピーカとして指向性を有するパラメト
リックスピーカを採用し、特定の範囲にのみ音場を形成
することができる個性的な表示装置を提供することを目
的とする。
れる音声スピーカは、可聴音場の範囲を限定することが
できない、つまり指向性を有しないものであるので音が
四方八方に飛び散ってしまい、周囲環境によっては騒音
となる可能性がある。また、音があふれている場所や音
声ガイダンスを行う他の看板等が接近している場合で
は、相互の音がぶつかり合ってその宣伝効果は半減して
しまうばかりか、通行者等に不快感を与えてしまい、集
客という本来の目的を達成することができない。そこで
本発明は、音声スピーカとして指向性を有するパラメト
リックスピーカを採用し、特定の範囲にのみ音場を形成
することができる個性的な表示装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、少なくとも前面に案内事項を表示も
しくは表記した表示パネルを備えた表示装置において、
前記表示パネルから所定間隔離れた位置から特定の範囲
に限定して音場を形成するパラメトリックスピーカを備
えたものである。
るために本発明は、少なくとも前面に案内事項を表示も
しくは表記した表示パネルを備えた表示装置において、
前記表示パネルから所定間隔離れた位置から特定の範囲
に限定して音場を形成するパラメトリックスピーカを備
えたものである。
【0005】また、少なくとも前面に表示素子を配列し
て発光表示パネルを形成した表示装置において、前記表
示パネルから所定間隔離れた位置から特定の範囲に限定
して音場を形成するパラメトリックスピーカと、該スピ
ーカで形成される音場における反射波を受信する受信器
と、該受信器で検出される反射レベルにより通行者の存
在を認識し、前記スピーカからの出力レベル及び表示パ
ネルの輝度レベルを変化させる制御手段を備えたもので
ある。
て発光表示パネルを形成した表示装置において、前記表
示パネルから所定間隔離れた位置から特定の範囲に限定
して音場を形成するパラメトリックスピーカと、該スピ
ーカで形成される音場における反射波を受信する受信器
と、該受信器で検出される反射レベルにより通行者の存
在を認識し、前記スピーカからの出力レベル及び表示パ
ネルの輝度レベルを変化させる制御手段を備えたもので
ある。
【0006】更に、このような表示装置において、音声
スピーカを回転駆動するスピーカ駆動手段やパラメトリ
ックスピーカによって形成される可聴音場をライトアッ
プする照光手段を備えたものである。
スピーカを回転駆動するスピーカ駆動手段やパラメトリ
ックスピーカによって形成される可聴音場をライトアッ
プする照光手段を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、音声出力を行う音声スピーカ
として指向性を有するパラメトリックスピーカを採用し
たことにより、所定の範囲に限定して必要なメッセージ
を供給することができる。また、音声を発信した範囲に
人がいるか否かの判断により、音声の出力レベルを変化
させたり表示の輝度を変化させたりでき、使い勝手の良
いものとなる。
として指向性を有するパラメトリックスピーカを採用し
たことにより、所定の範囲に限定して必要なメッセージ
を供給することができる。また、音声を発信した範囲に
人がいるか否かの判断により、音声の出力レベルを変化
させたり表示の輝度を変化させたりでき、使い勝手の良
いものとなる。
【0008】
【実施例】以下、図面を基に本発明の実施例について説
明する。図1は本発明一実施例の表示装置を示す外観斜
視図である。1は表示装置本体を形成する筐体で、前面
に発光ダイオード2をマトリックス状に配列した表示パ
ネル3を複数枚配置して表示面4を形成し、内部に該表
示パネル3の表示内容等を制御する制御部5が備えられ
ている。6は前記筐体1に付設させる音声スピーカで、
前記表示パネル3で表示される内容に対応した音声ガイ
ダンスや店舗イメージの音楽等を出力するものである。
ここで本発明では、この音声スピーカとして、パラメト
リックアレイ効果を奏し、特定の範囲内でのみスピーカ
から出力される音声が聞こえるといった鋭い指向性を有
する周知のパラメトリックスピーカを採用している。
明する。図1は本発明一実施例の表示装置を示す外観斜
視図である。1は表示装置本体を形成する筐体で、前面
に発光ダイオード2をマトリックス状に配列した表示パ
ネル3を複数枚配置して表示面4を形成し、内部に該表
示パネル3の表示内容等を制御する制御部5が備えられ
ている。6は前記筐体1に付設させる音声スピーカで、
前記表示パネル3で表示される内容に対応した音声ガイ
ダンスや店舗イメージの音楽等を出力するものである。
ここで本発明では、この音声スピーカとして、パラメト
リックアレイ効果を奏し、特定の範囲内でのみスピーカ
から出力される音声が聞こえるといった鋭い指向性を有
する周知のパラメトリックスピーカを採用している。
【0009】図2はこの音声スピーカ6の構成を示すも
のであり、7は前面を開放したスピーカ本体で、前面開
口部にメッシュ状のネット8を取り付けるとともに、こ
の前面部と対面する背面部に放物面からなる反射板9を
一体的に形成し、内部には該反射板9に向けて可聴音信
号を変調した超音波を発振する超音波振動子10を備え
ている。該超音波振動子10は、反射板9の放物面で反
射させた各部の超音波がスピーカ本体7の前面部から破
線の通り水平方向に進行するよう放物面の焦点位置Aに
取り付けられている。反射したビーム状の超音波は、可
聴信号を変調した状態で空気中を伝播していくが、この
伝播中に音波に対する非線形特性により可聴信号が自己
復調することになり、ビーム幅Aの可聴音場を形成され
るのである。これが即ち、パラメトリックアレイ効果で
ある。
のであり、7は前面を開放したスピーカ本体で、前面開
口部にメッシュ状のネット8を取り付けるとともに、こ
の前面部と対面する背面部に放物面からなる反射板9を
一体的に形成し、内部には該反射板9に向けて可聴音信
号を変調した超音波を発振する超音波振動子10を備え
ている。該超音波振動子10は、反射板9の放物面で反
射させた各部の超音波がスピーカ本体7の前面部から破
線の通り水平方向に進行するよう放物面の焦点位置Aに
取り付けられている。反射したビーム状の超音波は、可
聴信号を変調した状態で空気中を伝播していくが、この
伝播中に音波に対する非線形特性により可聴信号が自己
復調することになり、ビーム幅Aの可聴音場を形成され
るのである。これが即ち、パラメトリックアレイ効果で
ある。
【0010】尚、このパラメトリックアレイ効果による
可聴音への変換効率は非常に低いので、ある程度の音圧
を得るために、ここでは強力な超音波が出力できる単一
の振動子を用いているが、複数の超音波振動子を平面状
に配列させるようにしてもよい。また、放物面のかわり
に楕円面からなる反射板を用いて、反射した超音波を空
中で一旦収束して仮想音源を形成し、この仮想音源から
拡散させることによって、小さな音量と距離方向での可
聴範囲の限定を行うものでもよく、表示装置の設置場所
や態様によって適宜選択される。
可聴音への変換効率は非常に低いので、ある程度の音圧
を得るために、ここでは強力な超音波が出力できる単一
の振動子を用いているが、複数の超音波振動子を平面状
に配列させるようにしてもよい。また、放物面のかわり
に楕円面からなる反射板を用いて、反射した超音波を空
中で一旦収束して仮想音源を形成し、この仮想音源から
拡散させることによって、小さな音量と距離方向での可
聴範囲の限定を行うものでもよく、表示装置の設置場所
や態様によって適宜選択される。
【0011】スピーカ本体7の底部下側には、半円状の
隆起支持部11が形成されており、上面に半円状の凹部
12を形成した支持台13上に設置されることにより、
スピーカ本体7を上下方向の任意の角度に揺動させるこ
とができるようになっている。前記支持台13は、先端
にプーリ14を取り付けた回転軸15を一体に形成し、
Vベルト16を介して駆動モータ17のプーリ18に連
係されており、モータ17の駆動により所定範囲内でス
ピーカ本体7を水平方向に回動させることができるよう
になっている。従ってユーザは、表示装置本体の設置場
所や設置方向に応じて任意に可聴音の音場範囲を選択す
ることができる。また、駆動モータ17を制御すること
によって表示中に常時スピーカ本体7を回動させて可聴
音の音場を常に移動させた使い方も可能となり、イヤー
キャッチ範囲及び通行人に対するアピール効果がアップ
する。尚、スピーカ本体を上下させる手段としては、前
記したように手動操作により選択した位置に固定される
方式の他にも、駆動モータを用いて電動によって移動さ
せたりすることも可能である。
隆起支持部11が形成されており、上面に半円状の凹部
12を形成した支持台13上に設置されることにより、
スピーカ本体7を上下方向の任意の角度に揺動させるこ
とができるようになっている。前記支持台13は、先端
にプーリ14を取り付けた回転軸15を一体に形成し、
Vベルト16を介して駆動モータ17のプーリ18に連
係されており、モータ17の駆動により所定範囲内でス
ピーカ本体7を水平方向に回動させることができるよう
になっている。従ってユーザは、表示装置本体の設置場
所や設置方向に応じて任意に可聴音の音場範囲を選択す
ることができる。また、駆動モータ17を制御すること
によって表示中に常時スピーカ本体7を回動させて可聴
音の音場を常に移動させた使い方も可能となり、イヤー
キャッチ範囲及び通行人に対するアピール効果がアップ
する。尚、スピーカ本体を上下させる手段としては、前
記したように手動操作により選択した位置に固定される
方式の他にも、駆動モータを用いて電動によって移動さ
せたりすることも可能である。
【0012】19はスピーカ本体7におけるいずれかの
外周面に設けられる照光装置で、スピーカによって形成
される可聴音場を光により照らし出すものである。20
はスピーカより照射された超音波が例えば通行人に当た
って反射してくる反射波を受信する受信器で、前記超音
波振動子10と背中合わせになる状態で取り付けられて
いる。尚、照光装置及び受信器の取付場所に限定はな
い。
外周面に設けられる照光装置で、スピーカによって形成
される可聴音場を光により照らし出すものである。20
はスピーカより照射された超音波が例えば通行人に当た
って反射してくる反射波を受信する受信器で、前記超音
波振動子10と背中合わせになる状態で取り付けられて
いる。尚、照光装置及び受信器の取付場所に限定はな
い。
【0013】図3は本発明の制御系を示すブロック図で
ある。前述した図1における制御部5は、マイクロコン
ピュータ21と、表示パターンや表示内容及び音声パタ
ーンや音声内容が書き込まれたメモリ22とからなり、
マイクロコンピュータ21は入出力インターフェイス2
3を介して表示パネル3、音声スピーカ6、スピーカ駆
動モータ17、照光装置19、受信器20、操作パネル
24と接続している。
ある。前述した図1における制御部5は、マイクロコン
ピュータ21と、表示パターンや表示内容及び音声パタ
ーンや音声内容が書き込まれたメモリ22とからなり、
マイクロコンピュータ21は入出力インターフェイス2
3を介して表示パネル3、音声スピーカ6、スピーカ駆
動モータ17、照光装置19、受信器20、操作パネル
24と接続している。
【0014】音声スピーカ6の超音波振動子10には、
超音波を発信する発信部25の出力を可聴信号26によ
って振幅変調する変調器27からの信号が入力される。
操作パネル24は、表示装置の電源28をはじめ、表示
内容切替スイッチ29やスピーカ回転スイッチ30、照
光装置スイッチ31を備えたものである。
超音波を発信する発信部25の出力を可聴信号26によ
って振幅変調する変調器27からの信号が入力される。
操作パネル24は、表示装置の電源28をはじめ、表示
内容切替スイッチ29やスピーカ回転スイッチ30、照
光装置スイッチ31を備えたものである。
【0015】次に本発明における表示装置の使用方法に
ついて説明する。このような表示装置は、主に店舗用の
広告看板として用いられるため、例えば図4に示すよう
に筐体1底部に脚部を取り付けて所定高さ位置に固定
し、表示面4を人通りのある路上に向けた状態で店舗の
出入口の近くに設置される。表示面4には、任意のコマ
ーシャルメッセージを点灯表示し、通行人等に対してア
イキャッチによる宣伝効果を施す。同時に音声スピーカ
6からは、表示内容に対応した音声ガイダンスを発信
し、イヤーキャッチによる宣伝効果を施す。
ついて説明する。このような表示装置は、主に店舗用の
広告看板として用いられるため、例えば図4に示すよう
に筐体1底部に脚部を取り付けて所定高さ位置に固定
し、表示面4を人通りのある路上に向けた状態で店舗の
出入口の近くに設置される。表示面4には、任意のコマ
ーシャルメッセージを点灯表示し、通行人等に対してア
イキャッチによる宣伝効果を施す。同時に音声スピーカ
6からは、表示内容に対応した音声ガイダンスを発信
し、イヤーキャッチによる宣伝効果を施す。
【0016】音声スピーカ6から発信される音声は、指
向性を有しているので、特定の範囲にのみ可聴音場Mを
形成することができ、通行中の人がその可聴音場Mを通
過する間だけ音声が聞こえてくるので、周囲の騒音に関
わらず音声の発信元が確認でき、イヤーキャッチ効果が
向上する。音声スピーカ6の発信方向は、上下方向及び
水平方向ともに任意に変更することが可能である。すな
わち、スピーカ底部の隆起凸部11が支持台13の凹部
12に支持されていることにより、上下方向の揺動が容
易に行えるとともに、スピーカを支持する支持台13
は、駆動モータ17を駆動させることにより水平方向に
回動させることができる。そして、スピーカの回動動作
を連続的もしくは間欠的に行わせることにより、可聴音
場Mを相対的に広ろげることができる。
向性を有しているので、特定の範囲にのみ可聴音場Mを
形成することができ、通行中の人がその可聴音場Mを通
過する間だけ音声が聞こえてくるので、周囲の騒音に関
わらず音声の発信元が確認でき、イヤーキャッチ効果が
向上する。音声スピーカ6の発信方向は、上下方向及び
水平方向ともに任意に変更することが可能である。すな
わち、スピーカ底部の隆起凸部11が支持台13の凹部
12に支持されていることにより、上下方向の揺動が容
易に行えるとともに、スピーカを支持する支持台13
は、駆動モータ17を駆動させることにより水平方向に
回動させることができる。そして、スピーカの回動動作
を連続的もしくは間欠的に行わせることにより、可聴音
場Mを相対的に広ろげることができる。
【0017】また、音声スピーカ6によって形成される
可聴音場Mは、照光装置19によってライトアップさせ
ることができる。これにより、可聴音場Mを通過しない
人に対しても好奇心を持たせることができ、どこで音声
を聞き取ることができるかをはっきりと認識することが
できる。照光装置としては、昼夜を問わず視認できるも
のが望ましい。
可聴音場Mは、照光装置19によってライトアップさせ
ることができる。これにより、可聴音場Mを通過しない
人に対しても好奇心を持たせることができ、どこで音声
を聞き取ることができるかをはっきりと認識することが
できる。照光装置としては、昼夜を問わず視認できるも
のが望ましい。
【0018】スピーカ6内に設けた受信器20では、表
示装置の作動に合わせて、図5に示すように反射レベル
の変化を基に可聴音場Mに人の通過があるかどうかを確
認している。まず、電源投入時には初期値としてスピー
カからの音量レベルL及び表示パネルからの輝度レベル
Wが与えられる。その後、受信器20で検出される可聴
音場Mからの反射レベルにより通行人の通行量を検出
し、所定の通行量以上の通行がある場合には、音量レベ
ル及び輝度レベルを最大出力にし、所定の通行量以下の
通行の場合は、初期値のままの出力とし、また、一定時
間通行がない場合には、音量レベル及び輝度レベルを最
小出力にするようにしている。
示装置の作動に合わせて、図5に示すように反射レベル
の変化を基に可聴音場Mに人の通過があるかどうかを確
認している。まず、電源投入時には初期値としてスピー
カからの音量レベルL及び表示パネルからの輝度レベル
Wが与えられる。その後、受信器20で検出される可聴
音場Mからの反射レベルにより通行人の通行量を検出
し、所定の通行量以上の通行がある場合には、音量レベ
ル及び輝度レベルを最大出力にし、所定の通行量以下の
通行の場合は、初期値のままの出力とし、また、一定時
間通行がない場合には、音量レベル及び輝度レベルを最
小出力にするようにしている。
【0019】この他にも、長時間にわたって、可聴音場
に人の通行がなかった場合、節電のために表示を消灯す
る等の制御も実現できるのである。
に人の通行がなかった場合、節電のために表示を消灯す
る等の制御も実現できるのである。
【0020】このように本発明の表示装置であれば、周
囲の環境や騒音の中にあってもきわだった宣伝が行える
ようになるとともに、視覚・聴覚両方に働きかける効果
的なアピール形態を騒音になることなく実現できるので
ある。
囲の環境や騒音の中にあってもきわだった宣伝が行える
ようになるとともに、視覚・聴覚両方に働きかける効果
的なアピール形態を騒音になることなく実現できるので
ある。
【0021】
【発明の効果】この発明では、表示装置に音声スピーカ
を備えているので、視覚と聴覚の両方から店舗の宣伝が
行われ、音声スピーカを指向性を有するパラメトリック
スピーカで構成したので、特定の範囲に限定して音声を
発生させることができ、周囲の騒音になることなく、ま
た、周囲の騒音にかき消されることなく、音声を発信す
ることが可能になる。そして、このスピーカは指向性が
鋭いので、音声の発生源がどこであるかを確認しやす
く、スピーカが表示装置に付属していることで、イヤー
キャッチとアイキャッチが両立され、効果的な宣伝が行
えるのである。
を備えているので、視覚と聴覚の両方から店舗の宣伝が
行われ、音声スピーカを指向性を有するパラメトリック
スピーカで構成したので、特定の範囲に限定して音声を
発生させることができ、周囲の騒音になることなく、ま
た、周囲の騒音にかき消されることなく、音声を発信す
ることが可能になる。そして、このスピーカは指向性が
鋭いので、音声の発生源がどこであるかを確認しやす
く、スピーカが表示装置に付属していることで、イヤー
キャッチとアイキャッチが両立され、効果的な宣伝が行
えるのである。
【図1】本発明一実施例の表示装置を示す正面図であ
る。
る。
【図2】同装置に搭載される音声スピーカ6の構造を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】同装置の制御系を示すブロック図である。
【図4】同装置の使用方法を示す説明図である。
【図5】同装置の制御動作を示すフローチャート図であ
る。
る。
1 筐体 4 表示面 5 制御部 6 音声スピーカ 10 超音波振動子 19 照光装置 20 受信器
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも前面に案内事項を表示もしく
は表記した表示パネルを備えた表示装置において、前記
表示パネルから所定間隔離れた位置から特定の範囲に限
定して音場を形成するパラメトリックスピーカを備えた
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 少なくとも前面に表示素子を配列して発
光表示パネルを形成した表示装置において、前記表示パ
ネルから所定間隔離れた位置から特定の範囲に限定して
音場を形成するパラメトリックスピーカと、該スピーカ
で形成される音場における反射波を受信する受信器と、
該受信器で検出される反射レベルにより通行者の存在を
認識し、前記スピーカからの出力レベルを変化させる制
御手段を備えたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】 上記請求項2記載の表示装置において、
前記受信器で検出される反射レベルにより通行者の存在
を認識し、前記発光表示パネルの輝度を変化させる制御
手段を備えたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 上記請求項1及び2記載の表示装置にお
いて、前記スピーカの音場形成方向を所定範囲内で変更
するスピーカ駆動手段を備えたことを特徴とする表示装
置。 - 【請求項5】 上記請求項1及び2記載の表示装置にお
いて、前記パラメトリックスピーカによって形成される
音場をライトアップする照光手段を備えたことを特徴と
する表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19322397A JPH1124620A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19322397A JPH1124620A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1124620A true JPH1124620A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16304372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19322397A Pending JPH1124620A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1124620A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6942880B1 (en) * | 2001-04-09 | 2005-09-13 | Medtronic, Inc. | Autologous platelet gel having beneficial geometric shapes and methods of making the same |
JP2006503341A (ja) * | 2002-10-12 | 2006-01-26 | インテリマッツ・エルエルシー | 可変イメージ方位を有するフロアディスプレイシステム |
JP2006518870A (ja) * | 2003-01-22 | 2006-08-17 | インテリマッツ・エルエルシー | 対話的でダイナミックな電子フロア広告/メッセージディスプレイ |
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JP2010039094A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Seiko Epson Corp | 音声出力制御装置、音声出力装置、音声出力制御方法、及び、プログラム |
WO2013042324A1 (ja) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | パナソニック株式会社 | 音響再生装置 |
CN110634426A (zh) * | 2018-06-22 | 2019-12-31 | 欧阳院红 | 展示装置 |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP19322397A patent/JPH1124620A/ja active Pending
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