JP2005140732A - 計量装置 - Google Patents
計量装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005140732A JP2005140732A JP2003379776A JP2003379776A JP2005140732A JP 2005140732 A JP2005140732 A JP 2005140732A JP 2003379776 A JP2003379776 A JP 2003379776A JP 2003379776 A JP2003379776 A JP 2003379776A JP 2005140732 A JP2005140732 A JP 2005140732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- weighing
- unit
- weighed
- weighing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
【解決手段】 計量装置は、計量部、ストック部、排出部および制御部を備えている。計量部は、容器Cを移動させながら容器Cに入れられた被計量物の計量を行う。制御部20は、RAM20aと演算部20bとを備えている。RAM20aは、計量済みの容器Cと計量結果としての重量データとを関連付けて記憶している。
【選択図】 図11
Description
例えば、特許文献1には、複数のホッパ内に投入された被計量物を計量し、目標値に近い組合せを選択して、選択された計量ホッパから被計量物を排出させる、いわゆる組合せ計量を行う計量装置が開示されている。
すなわち、上記従来の組合せ計量装置では、計量ホッパの上方に配置された中間ホッパ(プールホッパ)に被計量物が一旦収容される。そして、中間ホッパの下部ゲートが開き、中間ホッパから計量ホッパに被計量物が投入されると、計量ホッパにおいて静止状態で被計量物の計量が行われる。そして、組合せ演算によって目標値に近い組合せが選択されると、選択された計量ホッパの下部ゲートが開いて、計量ホッパから排出シュートに向けて被計量物が排出される。
ここで、本発明では、従来の組合せ計量装置のように計量ホッパが一定の場所に固定されていないが、記憶部において、計量済みの容器と計量結果とを関連付けて記憶している。このため、被計量物が容器ごと計量部から搬出されても、計量結果を保持しながら次工程へ容器を移動させることができる。例えば、複数の容器を移動させながらストックしているような場合でも組合せ計量に用いる所望の容器をすぐに取り出すことができる。よって、このような場合には、移動しながらストックされている容器をすぐに排出部へ引き渡すことができるため、ストックされている位置から容器を取り出すまでの処理を高速化することができる。
本発明の計量装置では、以上のような効果を奏することから、例えば、組合せ計量に用いた場合には、容器を移動させながら計量を行うとともに、記憶部に記憶させた重量データの中から所望の重量データを選択し、選択された重量データと関連付けられた容器から被計量物を排出させることで、処理の高速化を図ることができる。また、組合せ計量を行わない場合であっても、所望の重量の被計量物を必要に応じて高速で取り出すことが可能になる。
ここでは、同時に複数の容器の計量を行うことができるため、さらに高速計量を行うことが可能になる。
請求項3に記載の計量装置は、請求項1または2に記載の計量装置であって、計量部は、被計量物の計量を行って容器を搬出した後、搬入された新たな容器に被計量物が入れられるまでの間にゼロ点調整を行う。
請求項4に記載の計量装置は、請求項3に記載の計量装置であって、ゼロ点調整は、新たな容器が計量部に搬入された後、被計量物が前記容器に入れられるまでの間に行われる。
請求項5に記載の計量装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載の計量装置であって、記憶部は、容器に付されたIDタグである。
ここでは、容器に付されたIDタグに被計量物の重量データを記憶させる。これにより、容器と被計量物の重量データとを容易に関連付けすることができる。
ここでは、計量結果として被計量物の重量データを記憶させることで、この重量データをそのまま用いて組合せ計量を行うことができる。
請求項7に記載の計量装置は、請求項1から5のいずれか1項に記載の計量装置であって、計量結果は、容器の重量データと被計量物を入れた前記容器の重量データとである。
請求項8に記載の計量装置は、請求項1から7のいずれか1項に記載の計量装置であって、計量部は、容器に対して相対的に停止した状態で計量を行う。
請求項9に記載の計量装置は、請求項1から8のいずれか1項に記載の計量装置を複数備えている。
請求項10に記載の組合せ計量装置は、請求項9に記載の組合せ計量装置であって、複数の計量装置において計量された計量装置ごとの計量結果を組み合わせて組合せ計量を行う。
[計量装置全体の構成]
本発明の一実施形態に係る計量装置10は、上部に開口を有する容器Cに入れられた食品等の被計量物の計量を行い、複数蓄えられた容器Cの中から所望の容器Cを取り出して、容器Cから被計量物を排出させる計量装置である。また、計量装置10は、図1および図2に示すように、主要な構成として、供給部12、計量部13、ストック部14、排出部15、受渡し部16a〜16c、排出シュート17、操作部18および旋回機構19を備えている。
計量部13は、複数の計量器25a〜25e(図5参照)を有しており、被計量物が入れられてない空の容器Cおよび被計量物が入れられた容器Cの計量を行う。
ストック部14は、被計量物が入れられた複数の容器Cを蓄える。
受渡し部16a〜16cは、計量部13とストック部14との間、ストック部14と排出部15との間、排出部15と計量部13との間に設けられており、各部間で容器Cの受け渡しを行う。
操作部18は、ユーザによって運転速度等の設定値が入力され、運転等に関する各種情報を表示する。なお、本実施形態では、この計量装置10の全体の動作を制御する制御部20が操作部18の内部に備えられている。
なお、これらの主要な構成については、後段においてそれぞれ詳しく説明する。
なお、後段にて説明する「上流側」、「下流側」とは、上述した容器Cの循環方向を基準にした上流側、下流側を示すものとする。
[供給部の構成]
供給部12は、図1および図2に示すように、計量部13が旋回させている容器Cに対して被計量物を投入するために計量部13における容器Cの旋回軌道の上部に配置された振動フィーダである。そして、供給部12は、図3に示すように、トラフ21とモータボックス22とを備えており、トラフ21の下に設けられたシュート24に被計量物を投入する。
被計量物は、トラフ21からシュート24に落とされ、シュート24から計量部13が旋回させている容器C内に投入される。つまり、供給部12は、計量部13によって回転軸A1を中心に旋回している容器Cに対して被計量物を投入する。これにより、容器Cを停止させて被計量物を容器Cへ投入する場合と比較して高速化が図れる。
[計量部の構成]
計量部13は、容器Cに入れられた被計量物の計量を行う装置であって、図2に示すように、排出部15の下流側で、かつストック部14の上流側に配置されている。また、計量部13は、図4および図5に示すように、5つの計量器25a〜25eと各計量器25a〜25eに対応して設けられたホルダー28を備えている。そして、計量部13は、これらの計量器25a〜25e等を、後述する旋回機構19からの回転駆動力を伝達された回転軸A1を中心に旋回させる。これにより、計量部13は容器Cの搬送機構としての機能も有する。なお、回転軸A1を回転させる旋回機構19については後段にて詳述する。
なお、容器Cは樹脂製であってもよいし、ホルダー28においては磁石以外で容器Cを保持してもよい。
[ストック部の構成]
ストック部14は、計量部13において計量された複数の容器Cを蓄える装置であって、図2に示すように、計量部13の下流側であって排出部15の直上流側に配置されている。このため、ストック部14は、制御部20(図1参照)によって選択された容器Cを即座に排出部15へ引き渡すことができる。また、ストック部14は、図6および図7に示すように、鉛直方向に5つの容器Cを保持することが可能な5つの蓄積部30を備えている。そして、これらの蓄積部30は、回転軸A2を中心に周方向に等間隔で配置されている。
機構34は、ねじ溝が形成されている軸32と、軸32の下部に配置され軸32を回転させるモータ(図示せず)と、蓄積部30と軸32とを接続する接続部材33とを備えている。この機構34では、5本の軸32の下部にそれぞれに取り付けられたモータによって軸32を正転反転させることで、この軸32に取り付けられた接続部材33を昇降させる。詳細には、軸32を回転させるモータは、通常、回転軸A2の回転速度と同期するように軸32を常時回転させている。これにより、回転軸A2の周りを回転しながら軸32を相対的に無回転状態とすることができる。ここで、鉛直方向に容器Cを移動させる際には、この常時回転させているモータの回転速度を増減させることで、回転軸A2に対して相対的に軸32を正転させたり反転させたりする。これにより、接続部材33とともに蓄積部30に保持された容器Cを鉛直方向に移動させることができる。
[排出部の構成]
排出部15は、容器Cに入れられた状態で搬送されてきた被計量物を容器Cから排出するための装置である。そして、図2に示すように、ストック部14の下流側であって、計量部13の上流側に配置されている。また、排出部15は、図8および図9に示すように、5つのホルダー35と、5本のシャフト36と、傾斜板37と、回転軸A3と、反転機構(反転部)38とを備えている。
傾斜板37は、図10(a)〜図10(f)に示すように、回転軸A3を中心として並列に旋回している5本のシャフト36の下部にそれぞれ取り付けられた誘導部39を、傾斜板37の傾斜面に沿って持ち上げる。これにより、シャフト36の上端部に取り付けられたホルダー35とともにホルダー35に保持された容器Cを鉛直方向に移動させることができる。
[制御部の構成]
制御部20は、図11に示すように、内部にRAM(記憶部)20aと演算部20bとを備えている。
演算部20bは、ストック部14に蓄えられている複数の容器Cに入れられた被計量物の重量データであって、RAM20aに記憶されている重量データを組み合わせて、所望の範囲内の重量になるように組合せ演算を行う。
例えば、演算部20bが、RAM20aに記憶されている重量データ用いて、ストック部14における蓄積部30aの中の容器C1、蓄積部30bの中の容器C2、蓄積部30cの中の容器C3および蓄積部30dの中の容器C4に入れられている被計量物の重量データを組み合わせると所望の範囲内の重量になるという演算結果を出したとする。この場合には、制御部20が、各容器C1〜C4が順番に受渡し部16bの高さ(図6の5F部分)に移動するようにストック部14における蓄積部30の鉛直方向の移動を制御する。そして、受渡し部16bの近傍に設けられている爪部材45と所望の容器Cが接触することで、ストック部14における旋回軌道から外れてその容器Cを受渡し部16bに引き渡すことができる。
[受渡し部の構成]
受渡し部16a〜16cは、図2に示すように、計量部13とストック部14との間、ストック部14と排出部15との間、排出部15と計量部13との間にそれぞれ配置されている。そして、受渡し部16a〜16cが配置されている高さは、すべて図6に示す5Fの階層に相当する位置である。
この爪部材45は、各受渡し部16a〜16cの近傍に突き出た爪46を有する部材である。そして、計量部13とストック部14と排出部15との間のほぼ中心部分であって、容器Cの受け取りと引き渡しとが行われる図6に示す5Fの階層に相当する高さ位置に固定配置されている。
[旋回機構の構成]
本実施形態の計量装置10が備えている旋回機構19は、上述した計量部13、ストック部14、排出部15および受渡し部16a〜16cに対して回転駆動力を与える機構であって、図1に示すように、計量装置10の下部に配置されている。そして、旋回機構19は、図13に示すように、回転モータM1、伝達部51を備えている。
[本実施形態の計量装置による計量〜排出までの動作]
ここで、以上のような構成を備えた本実施形態の計量装置10による処理の流れについて、図14〜図16に示すフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。なお、以下で示すフローチャートに従って行われる各工程は、制御部20(図1参照)によってコントロールされた制御フローである。
計量部13では、ステップ(以下、Sと示す)1において、空の容器Cを受渡し部16cから受け取る。そして、S2において、計量部13における各計量器25a〜25eは、供給部12から被計量物を投入されるまでの間に、新たに受け取った空の容器を載せた状態でゼロ点調整を行う。続いて、S3において、供給部12が計量部13により旋回させている容器Cに対して順次被計量物を投入する。S4においては、計量部13が、被計量物が入った容器Cの計量を行う。ここで、被計量物が入った容器Cの計量結果から空の容器Cの計量結果を差し引くことで、被計量物の計量を行うことができる。最後に、S5において、計量済みの容器Cを受渡し部16aに引き渡す。
次に、ストック部14における容器Cの蓄積工程について、図15に示すフローチャートを用いて説明する。
排出部15では、図10(a)に示すように、S21において、受渡し部16bから排出要求があった容器Cをホルダー35で受け取る。そして、S22において、図10(b)に示すように、容器Cを回転軸A3の周りを旋回移動させながら上昇させ、かつ上昇と同時に容器Cの回転を開始させる。なお、このときの容器Cの平面上での位置は、図9に2点鎖線で示す「容器回転開始」位置である。そして、図10(c)に示すように、上昇とともに容器Cをさらに回転させ、図10(d)に示すように、最高点まで上昇するまでに容器Cを完全に180度回転させ、開口が下向きになるように容器Cをひっくり返す。続いて、S23において、図10(e)に示すように、容器Cが180度反転した後、そのままの状態で容器Cを下降させる。なお、このときの容器Cの平面上での位置は、図9に2点鎖線で示す「容器下向き最終地点」である。ここで、被計量物は容器Cから、排出部15における容器Cの旋回軌道から外れて、この旋回軌道の接線方向に配置された排出シュート17の中央部付近に向かって排出される。このときの容器Cの平面上での位置は、図9に2点鎖線で示す「排出完了」位置である。そして、S24において、図10(f)に示すように、被計量物が排出された容器Cを再度180度回転させて、開口が上向きの状態に戻す。最後に、S25において、この容器Cを受渡し部16cに引き渡す。
本実施形態の計量装置10では、以上のように、被計量物を容器Cから排出する際に、排出部15が容器Cを鉛直方向に移動させるとともに180度回転させている。これにより、被計量物に対して鉛直方向上向きの慣性力を与えることができる。このため、容器Cを回転させてからすぐに被計量物が容器Cから排出されることを防止できる。
[本実施形態の計量装置の特徴]
(1)
本実施形態の計量装置10では、図4および図5に示すように、容器Cを移動させながら容器Cに入れられた被計量物の計量を行っている。このため、計量工程の次工程となるストック部14等の方向へ容器Cを移動させながら計量を行うことで、スムーズに容器Cの引き渡しを行うことができる。よって、計量部13から次工程へ容器Cを引き渡すまでの処理を高速化できる。
本実施形態の計量装置10は、図4および図5に示すように、計量部13が5つの計量器25a〜25eを備えている。
これにより、同時に複数の計量を行うことができるため、大量の容器Cの計量を効率よく処理することができる。
本実施形態の計量装置10では、計量部13における計量器25a〜25eのゼロ点調整を受渡し部16cから空の容器Cを受け取った後、供給部12から被計量物が容器Cに供給されるまでの間に行っている。
このように、計量装置10内を循環している容器Cを受け取るたびに計量器25a〜25eがゼロ点調整を行うことで、各容器Cに対して毎回ゼロ点調整を行うことができるため、常に正確な計量を行うことができる。
本実施形態の計量装置10は、計量部13における各計量器25a〜25eが常に移動している容器Cに対して相対停止状態で計量を行う。つまり、各計量器25a〜25eが容器Cと同じ速度で同じ方向に移動しながら計量を行う。
これにより、容器Cを移動させながら行う計量であっても、容器Cを停止させた状態で行う計量と同等の正確性を維持できる。
〔実施形態2〕
本発明にかかる他の実施形態について、図17および図18を用いて説明すれば、以下の通りである。
組合せ計量装置60は、図17に示すように、実施形態1の計量装置10を4台と、排出シュート17とを備えている。
制御部20は、4台の計量装置10の計量部13において計量され、ストック部14において蓄えられている被計量物の重量に関するデータを計量部13から受信する。そして、4台の計量装置10のストック部14に容器Cに入れられた状態で蓄えられている被計量物の重量を加算して所望の重量の範囲内になるように、被計量物の組み合わせを行う。ここで、制御部20が所望の重量範囲になる組合せを決定すると、各計量装置10から組合せに用いられた重量の被計量物が入れられている容器Cを選択してストック部14から取り出す。そして、排出部15において所望の被計量物が容器Cから排出されて排出シュート17に投げ込まれる。
各計量装置10a〜10dは、実施形態1で説明した計量装置10と同様に、計量部13a〜13d、ストック部14a〜14d、排出部15a〜15dを備えている。そして、ストック部14a〜14dは、それぞれが上述したように鉛直方向に5つの容器Cを保持する5列の蓄積部30aa〜30deを有している。
同時に、他の計量装置10b〜10dにおいても、同様に各ストック部14b〜14dにおける蓄積部30bc〜30dcのそれぞれに保持されている5つの容器Cの中から、組合せ計量に必要な所望の重量の被計量物が入った容器Cが排出部15b〜15dへ引き渡される。
以下、蓄積部30ae〜30de、蓄積部30aa〜30da、蓄積部30ab〜30dbについても同様に、制御部20における演算部20bにおいて、RAM20aに記憶されている20個の重量データを用いて組合せ演算が行われる。
まず、制御部20における演算部20bが、RAM20aに記憶されている各容器に入れられた被計量物の重量データの中から3つあるいは4つのデータを取り出して加算し、その合計重量が所望の範囲内になるような重量データの組合せを演算によって求める。そして、制御部20は、組み合わせに用いられる重量データが決定すると、その重量データに関連付けされた容器Cが格納されているストック部14における位置を確認する。続いて、制御部20は、各ストック部14a〜14dにおいて蓄積部30ad〜30ddを鉛直方向に移動させて、選択された容器Cを受渡し部16bの高さまで移動させるようにストック部14を制御する。これにより、受渡し部16bにおいて、組合せ計量に用いられる被計量物が入れられた容器Cをストック部14a〜14dから取り出すことができる。
このように、ストック部14a〜14dにおいてそれぞれ対応する蓄積部30において保持されている複数の容器Cの中で組合せ計量を行うことで、ストック部14a〜14dが一回転してくるのを待つことなく、連続して組合せ計量を行うことができる。
これにより、所望の重量範囲内に収まる量の被計量物を排出することができる。このように、実施形態1の4台の計量装置10を組み合わせることで、例えば、毎分200回を超える高速処理を行うことが可能になる。
[本実施形態の組合せ計量装置の特徴]
本実施形態の組合せ計量装置60は、上記実施形態1の計量装置10を4台組み合わせて構成されている。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、被計量物の重量を記憶している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、容器Cの重量と被計量物が入れられた容器Cの重量とを容器Cと関連付けて記憶させていてもよい。この場合でも、被計量物が入れられた容器Cの重量から容器Cの重量を減することで、結果として被計量物の重量を記憶している場合と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、ゼロ点調整を、計量部13が排出部15側の受渡し部16cから空の容器Cを受け取った後、供給部12から容器Cに被計量物が投入される前に行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、受渡し部16aに対して計量済みの容器Cを引き渡した後、空の容器Cを受渡し部16cから受け取る前に行ってもよい。この場合には、容器Cが載っていない状態で計量器25a等のゼロ点調整を行うことができる。ただし、被計量物が粘着性の物品等であって、容器C内に付着しやすい場合には、排出後の容器Cに被計量物が少量ずつ残ってしまう可能性があるため、上記実施形態のように空の容器Cが載った状態でゼロ点調整を行うことが毎回正確な計量を行うことができる点でより望ましい。
上記実施形態では、被計量物の重量データ等を計量装置10内のRAM20bに記憶させている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、容器Cに付されたIDタグにその容器Cに入った被計量物の重量データを記憶させてもよい。この場合には、容器Cとともに重量データが移動することになるため、容器Cとその中に入った被計量物の重量データとの関連付けを容易かつ確実に行うことができる。
上記実施形態では、計量結果として被計量物の重量データを用いている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、計量部13における計量結果が被計量物の個数であってもよい。この場合でも、所望の個数を組み合わせた組合せ計量を高速で行うことができる。
上記実施形態では、4台の計量装置10を組み合わせて組合せ計量装置を構成した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、1台の計量装置10を、いわゆる自動計量装置として用いてもよいし、組合せ計量装置として用いてもよい。すなわち、1台の計量装置10を用いて複数回の排出を行うことにより、組合せ計量を行ってもよい。
12 供給部
13 計量部
14 ストック部
15 排出部
16a〜16c 受渡し部(搬入部、搬出部)
17 排出シュート
17a 下部開口
19 旋回機構
20 制御部
20a RAM(記憶部)
20b 演算部
25a〜25e 計量器(計量部)
28 ホルダー
30 蓄積部
31 ホルダー
34 機構
35 ホルダー
37 傾斜板
38 反転機構
45 爪部材(移動方向変更部、保持解除部材)
51 伝達部
60 組合せ計量装置
A1〜A4 回転軸
C 容器
C1 つば部分
M1 モータ
R ゾーン
Claims (10)
- 被計量物が入れられた容器と、
前記容器を移動させる搬送機構と、
前記搬送機構によって前記容器を移動させながら前記被計量物の計量を行う計量部と、
前記容器を前記計量部に搬入する搬入部と、
前記被計量物の計量を終えた前記容器を、前記計量部から搬出する搬出部と、
前記搬出部によって搬出された前記容器とこの容器の計量結果とを関連付けて記憶する記憶部とを備えた、
計量装置。 - 前記計量部は、複数の計量器を有している、
請求項1に記載の計量装置。 - 前記計量部は、前記被計量物の計量を行って前記容器を搬出した後、搬入された新たな容器に前記被計量物が入れられるまでの間にゼロ点調整を行う、
請求項1または2に記載の計量装置。 - 前記ゼロ点調整は、前記新たな容器が前記計量部に搬入された後、前記被計量物が前記容器に入れられるまでの間に行われる、
請求項3に記載の計量装置。 - 前記記憶部は、前記容器に付されたIDタグである、
請求項1から4のいずれか1項に記載の計量装置。 - 前記計量結果は、前記被計量物の重量データである、
請求項1から5のいずれか1項に記載の計量装置。 - 前記計量結果は、前記容器の重量データと前記被計量物を入れた前記容器の重量データとである、
請求項1から5のいずれか1項に記載の計量装置。 - 前記計量部は、前記容器に対して相対停止状態で計量を行う、
請求項1から7のいずれか1項に記載の計量装置。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の計量装置を備えている、
組合せ計量装置。 - 前記複数の計量装置において計量された前記計量装置ごとの計量結果を組み合わせて組合せ計量を行う、
請求項9に記載の組合せ計量装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003379776A JP2005140732A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 計量装置 |
GB0609064A GB2422677B (en) | 2003-11-10 | 2004-10-08 | Weighing device |
PCT/JP2004/014937 WO2005045375A1 (ja) | 2003-11-10 | 2004-10-08 | 計量装置 |
DE112004002161.8T DE112004002161B4 (de) | 2003-11-10 | 2004-10-08 | Wiegevorrichtung |
CN2004800331051A CN1879012B (zh) | 2003-11-10 | 2004-10-08 | 计量装置 |
US10/595,759 US7332679B2 (en) | 2003-11-10 | 2004-10-08 | Weighing device equipped with power supply mechanism having fixed section and movable section |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003379776A JP2005140732A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 計量装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007053355A Division JP4025356B2 (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 計量装置およびこれを備えた組合せ計量装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005140732A true JP2005140732A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34689721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003379776A Pending JP2005140732A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 計量装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005140732A (ja) |
CN (1) | CN1879012B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5234938B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2013-07-10 | 株式会社イシダ | 重量検査装置 |
CN106586931B (zh) * | 2016-12-23 | 2022-08-19 | 东富龙科技集团股份有限公司 | 一种非接触式在线称重机构 |
-
2003
- 2003-11-10 JP JP2003379776A patent/JP2005140732A/ja active Pending
-
2004
- 2004-10-08 CN CN2004800331051A patent/CN1879012B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1879012B (zh) | 2010-06-02 |
CN1879012A (zh) | 2006-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2023024530A (ja) | 薬剤分包システム及び薬剤払い出し方法 | |
US6797055B2 (en) | Combination weighing apparatus with two different modes, one mode where all hoppers are involved in a combinational calculation and another mode where combinational calculation is carried out only on a first group of weighing hoppers and where a second group of hoppers may be discharged or not based on a weight independent criteria | |
JP4025356B2 (ja) | 計量装置およびこれを備えた組合せ計量装置 | |
KR100724233B1 (ko) | 반송 장치 및 이것을 구비한 조합 계량 장치 | |
JP5034099B2 (ja) | 組合せ計量装置およびこれを備えた製袋包装システム、組合せ計量システム | |
JP2005140732A (ja) | 計量装置 | |
US7332680B2 (en) | Conveying device having container order changing mechanism, and combination weighing device and quality inspection device provided therewith | |
JP3902584B2 (ja) | 計量装置およびこれを備えた組合せ計量装置 | |
JP3964377B2 (ja) | 計量装置およびこれを備えた組合せ計量装置、計量方法 | |
US7390981B2 (en) | Weighing device for weighing target object in container, combination weighing device including the same, and weighing method | |
JP2005257419A (ja) | 組合せ計量装置 | |
JP2005112458A (ja) | 排出装置およびこれを備えた計量装置、排出方法 | |
JP2005257418A (ja) | 組合せ計量装置 | |
JP4322085B2 (ja) | 排出装置およびこれを備えた計量装置、排出方法 | |
JP3863125B2 (ja) | 組合せ計量装置 | |
JPH0715399B2 (ja) | 計量方法 | |
JP2005114693A (ja) | 計量装置およびこれを備えた組合せ計量装置 | |
JP2005114691A (ja) | 計量装置およびこれを備えた組合せ計量装置 | |
JP4991980B2 (ja) | 搬送装置およびこれを備えた組合せ計量装置 | |
JPH069332Y2 (ja) | 物品供給装置 | |
JP2005147841A (ja) | 計量装置 | |
JP4625689B2 (ja) | 容器受渡し機構およびこれを備えた計量装置 | |
JP3647549B2 (ja) | 組合せ秤 | |
JP2005156226A (ja) | 計量装置 | |
JP2005147842A (ja) | 計量装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20061018 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070302 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070327 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070510 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20070627 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070720 |