JP2005140516A - 振動型圧電加速度センサ素子とこれを用いた振動型圧電加速度センサ - Google Patents

振動型圧電加速度センサ素子とこれを用いた振動型圧電加速度センサ Download PDF

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Abstract

【課題】静および動の加速度検知をノイズ等の耐環境変化の影響を受けずに安定した検出ができ、厳しい温度変化の環境下においても安全に走行制御することができる振動型圧電加速度センサ素子とこれを用いた振動型圧電加速度センサを提供することを目的とするものである。
【解決手段】フレーム31と、このフレーム31の内部に少なくとも1つの振動板23aと、この振動板23aを保持する支持体33と、この支持体33を直線方向に往復運動するように保持する保持部32とを設け、直線方向に運動する保持部32を介して支持体33に伝搬して振動板23aが伸縮し、この振動板23aの固有振動数を変化させることにより加速度を検出する構成とした振動型圧電加速度センサ素子35であり、加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は加速度、車両等の移動体の姿勢制御および制御システムに用いられる振動型圧電加速度センサ素子とこれを用いた振動型圧電加速度センサに関するものである。
従来の加速度センサとしては、図6に示すものがある。
図6は従来の加速度センサの構成を示す断面図である。図6に示すようにダイヤフラム2が形成されたチップ1の表面のダイヤフラム2の部分に複数個の感歪抵抗3が設けられ、チップ1の表面の他の部分に加速度演算用の半導体集積回路と、この半導体集積回路の特性調整用の薄膜抵抗4とが設けられ、感歪抵抗3の上を除き少なくとも薄膜抵抗4の上を含む部分に保護膜5が形成されている。そして加速度が加わると、ガラス製の重り6に応力が作用して、この応力による感歪抵抗3の変化による加速度が検出される。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
また、従来の他の加速度センサとしては、図7に示すものがある。
図7は従来の他の加速度センサの構成を示すブロック図である。図7に示すように加速度に対応した信号を出力する圧電体素子11と、出力された信号のインピーダンス変換手段12と、不要な信号を除去するフィルタ手段13と、必要な信号を増幅する増幅手段14とを備えると共に、外部から入力されるタイミング信号の周期に同期した交流信号を出力する交流信号出力手段16を具備しており、この交流信号出力手段16と圧電体素子11との間には、コンデンサ17が直列接続状態で介装されている。そしてこの加速度センサから出力された電圧信号は、マイクロコンピュータからなる測定・演算手段18及び制御手段15に取り込まれるようになっている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献2が知られている。
特開平5−288771号公報 特開平5−80075号公報
しかしながら上記従来の構成では、半導体抵抗歪式は数%の抵抗値の変化しか得られず抵抗値変動も大きいため信号処理回路の温度変化の影響を受けて、正確な加速度検知ができなかった。
また、静的な重力加速度等の成分検出は検出構造から困難と思われる。即ち圧電体素子を用いて変位速度を検出する構成であり、静的な重力等の加速度は検出することができない構成となっている。
本発明は静および動の加速度検知をノイズ等の耐環境変化を受けずに安定した検出ができ、厳しい温度変化の環境下においても安全に走行制御することができる振動型圧電加速度センサ素子とこれを用いた振動型圧電加速度センサを提供することを目的とするものである。
この目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。
本発明の請求項1に記載の発明は、フレームと、このフレームの内部に少なくとも1つの振動板と、この振動板を保持する支持体と、この支持体を直線方向を往復運動するように保持する保持部とを設け、前記振動板上に形成する下部電極と、この下部電極上に形成する圧電薄膜と、この圧電薄膜上に形成する上部電極とからなり、前記直線方向に運動する保持部を介して支持体に伝搬して前記振動板が伸縮し、この振動板の固有振動数を変化させることにより加速度を検出する構成とした振動型圧電加速度センサ素子であり、加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
請求項2に記載の発明は、保持部を梁状の交互に反対方向に折れ曲がったバネ構成とした請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子であり、加速度により高応答かつ高感度で振動板が伸縮するため、温度変化の影響を受けず加速度を高応答かつ高精度で検出することができる。
請求項3に記載の発明は、振動板、支持体、保持部をシリコンとした請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子であり、加えた加速度の変化によって振動板に生じる応力に対応する共振周波数の変化の安定性が向上できる。
請求項4に記載の発明は、圧電薄膜をチタン酸鉛・ジルコン酸鉛(PZT)とした請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子であり、加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
請求項5に記載の発明は、梁状の振動板の一端をフレーム、もう一端を支持体に釣られるように保持した請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子であり、加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
請求項6に記載の発明は、振動板上に形成する下部および上部電極を保持部の梁状の中央部に沿わせて取り出した請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子であり、保持部の中央部は最も振動が小さい部分であり、変位による起電力が発生せず振動板の共振周波数への変調信号が重畳されにくいため、振動板のみの共振周波数の信号を検出することができる。
請求項7に記載の発明は、振動板を支持する支持体に質量を付加し、この支持体を直線上に往復運動するように支持した請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子であり、加速度による支持体の変位量が大きくなり、比例して振動板の伸縮も大きくなるため、加速度を高感度で検出することができる。
請求項8に記載の発明は、梁状からなる振動板上に形成する上部電極をこの振動板と直交し二等分する中心軸と対称に検出用と駆動用とした請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子であり、振動板の駆動及び振動板からの検出を振動板の有効面積を等分することにより検出感度を最大にすることができる。
請求項9に記載の発明は、駆動用および検出用の電極の取り出し電極をフレーム上に設けた請求項8に記載の振動型圧電加速度センサ素子であり、振動しないフレームに取り出し電極を設けることにより、振動板の振動に影響を与えることがないため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子のフレームを保持して取り付けて静および動の加速度を検出するようにした振動型圧電加速度センサであり、加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
以上のように本発明は、フレームと、このフレームの内部に少なくとも1つの振動板と、この振動板を保持する支持体と、この支持体を直線方向に往復運動するように保持する保持部と、前記振動板上に形成する下部電極と、この下部電極上に形成する圧電薄膜と、この圧電薄膜上に形成する上部電極とからなり、前記直線方向に運動する保持部を介して支持体に伝搬して前記振動板が伸縮し、この振動板の固有振動数を変化させることにより加速度を検出する構成とした振動型圧電加速度センサ素子であり、加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態における加速度センサ素子の構成を示す上面図、図2は本発明の実施の形態における振動板の構成を示す傾斜図である。
図1に示すようにフレーム31の内部に固有振動周波数を有する振動板23aを設け、この振動板23aの固有振動周波数を変化させる支持体33と、この支持体33を梁状の交互に反対方向に折れ曲がったバネ構造で保持する保持部32を設けた構成となっている。この構成により加速度により高応答かつ高感度で振動板23aが伸縮するため、温度変化の影響を受けず加速度を高応答かつ高精度で検出することができる。
梁状の振動板23aは2つの基部34を有し、一方の基部34がフレーム31、もう一方の基部34が支持体33に支持される構造となっている。そして支持体33は両端を梁状で構成されるバネ動作をする保持部32を介してフレーム34に支持され、直線上を往復運動する構成となっている。ここではフレーム31の内部に構成する1つの振動板23aを用いて説明しているが、この振動板23aは2つでも良い。また支持体33に重りを付加して感度(変換効率)を高めることができる。
また、アーム23bは振動板23aの共振先鋭度を大きくするために設けてある。このアーム23bにより共振先鋭度が少なくとも2〜3倍程度増加し、この共振先鋭度の増加により検出精度を向上させることができる。また加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
また、図2に示すように振動板23aはSiO2層22の上に形成するSi層23、そしてこのSi層23の上に形成する下部電極24、この下部電極24の上に形成する圧電薄膜25、この圧電薄膜25の上に形成する上部電極としての駆動電極26bと検出電極26aから構成される。そして上部電極としての駆動電極26bおよび検出電極26aは振動板23aを構成する梁状の中央部に沿ってフレーム31まで形成されている。この構成から保持部32の中央部は最も振動が小さい部分であり、変位による起電力が発生せず振動板23aの共振周波数への変調信号が重畳されにくいため、振動板23aのみの共振周波数の信号を検出することができる。
さらに、この駆動電極26bおよび検出電極26aはフレーム31まで伸びた所定部分に取り出し電極(図示せず)を設け制御回路(図示せず)に取り出される構成となっているため、振動しないフレーム31に取り出し電極を設けることにより、振動板23aの振動に影響を与えることがないため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
さらに、駆動電極26bおよび検出電極26aは梁状の振動板23aと直交し二等分する中心軸に対称になるように形成されていることから、振動板23aの駆動及び振動板23aからの検出を振動板23aの有効面積を等分することにより検出感度を最大にすることができる。
次に、本発明の振動型圧電加速度センサ素子の動作について説明する。図3は本発明の実施の形態における振動型圧電加速度センサの構成を示す模式図である。
図3に示すように35は本発明の振動型圧電加速度センサ素子、36aは検出信号ライン、36bは駆動信号ライン、38は微弱な信号の増幅および振動型圧電加速度センサ素子35の振動板を駆動する増幅回路、39は入力信号の周波数を電圧に変化するF/V変換器、40は増幅回路38の出力信号の電圧レベルを制御するAGC回路である。
振動型圧電加速度センサ素子35のフレーム31を保持して取り付ける。そして振動型圧電加速度センサ41に電源が入力されると、何らかのノイズ等の信号が増幅回路38に入力され増幅される。そしてこの増幅された信号は駆動信号ライン36bを通して振動型圧電加速度センサ素子35の駆動電極26bに入力され振動板を振動させる。その結果振動板23aを形成する圧電薄膜25から検出電極26aに電荷が励起され、検出電極26aから検出信号ライン36aを通して増幅回路38に入力される。そしてこの閉ループの動作を繰り返し、固有振動の共振周波数で安定した定常状態となる。その結果この固有振動の共振周波数信号がF/V変換器39に入力され所定の電圧に変換される。ここでAGC回路40は増幅器38から出力される電圧レベルが大きくなり、信号に歪が生じる場合にAGC回路が動作して誤差なく正確なF/V変換が行えるように制御する。
ここで、外部より加速度が加わると、フレーム31から保持部32を介して保持される支持体33が直線上を往復運動する慣性力が加わり、この往復運動により定常状態で振動する振動板23aが伸縮し、この振動板23aの固有振動の共振周波数が変化することとなり、この固有振動の共振周波数の変化が加速度に対応し検出されることになる。この構成により加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。
以下、製造方法について説明する。
図4(a)〜(f)は本発明の実施の形態における振動型圧電加速度センサ素子の製造方法を示す断面図である。
図4(a)に示すようにSiからなる基板21の上にエッチングをストップさせるためのSiO2からなるエッチングストッパー22を形成し、このエッチングストッパー22の上にSi層23を形成する。ここで基板21の厚みを20μm、エッチングストッパー22の厚みを2μm、Si層23の厚みを300μmとした。
そして、図4(b)に示すようにSi層23の上に高周波スパッタリングを用いてTiを厚み50Å形成し、さらに白金を厚み2000Å形成して下部電極24を形成する。そしてこの白金の上にチタン酸塩・ジルコン酸鉛(PZT)からなる圧電薄膜25を厚み25μm形成し、さらに所定パターンになるようにメタルマスクを用いてこの圧電薄膜25の上に蒸着によりTi層を厚み100Å形成し、同様にこのTi層の上に蒸着により金を厚み3000Å形成し、所定のパターンの上部電極26を形成する。このチタン酸塩・ジルコン酸鉛(PZT)により加速度により高い共振周波数の変化率を得ることができるため、温度変化の影響を受けず加速度を高精度で検出することができる。そして図4(c)に示すようにエッチング用のマスクとして金の上にレジスト27を形成し、エッチングにより側溝28を形成する。
ここで、振動板以外に支持体、保持部をSiとすることにより加えた加速度の変化によって振動板に生じる応力に対応する共振周波数の変化の安定性が向上できる。
次に、図4(d)に示すように基板21の裏面に所定パターンのレジスト27を形成し、基板21の裏面をエッチングすることによりホール29を形成する。そして図4(e)に示すようにレジスト27の面から再びエッチングして側孔30を形成する。さらに裏面のレジスト27を除去し、図4(f)に示すように振動板を薄くかつ梁状に形成する。
次に、本発明の振動型圧電加速度センサを用いた応用例について説明する。
図5は本発明の振動型圧電加速度センサを用いたブレーキ制御システムを示す模式図である。
図5に示すように42は車体、43aは前輪、43bは後輪、44はブレーキ装置、45はハンドル、46はブレーキ制御回路、47は進行方向である。
車体42の制御は本発明の振動型圧電加速度センサ41で加速度を検知し、加速度の出力信号をブレーキ制御回路46で信号処理し、この信号をブレーキ装置44に伝送して誘導し、車体42の前輪43a、後輪43bがブレーキによりロックしないように制御し、安全な運転制御を可能としている。例えば進行方向47のようにハンドル45を左に切った場合、車体42が左に方向転換し回転する進行方向のタイヤの外周側と内周側のブレーキの効き具合を変えることでタイヤのスリップ事故を未然に防ぐことができるものであり、安全制御を可能とする。
次に、本振動型圧電加速度センサ41は車体42に対して、振動型圧電加速度センサ41が受ける加速度は設置位置によって若干異なる。そのため、振動型圧電加速度センサ41の配置は平均的な加速度の検知を行うという観点から車体42の中央に設けるのが望ましい。従って実施の形態では振動型圧電加速度センサ41を車の中央に搭載している。
本発明の振動型圧電加速度センサ素子および振動型圧電加速度センサは、安全ブレーキシステムその他、地球上における重力を静止の加速度検知として利用することができると共に静止の加速度検知は傾斜角として検知するセンサとして用いることができ、傾斜角検知は高度を含めた3次元立体型ナビゲーション装置を実用化させることも可能である。
本発明の実施の形態における振動型圧電加速度センサ素子の構成を示す上面図 本発明の実施の形態における振動板の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態における振動型圧電加速度センサ素子の構成を示す模式図 (a)〜(f)は本発明の実施の形態における振動型圧電加速度センサの製造方法を示す断面図 本発明の振動型圧電加速度センサを用いたブレーキ制御システムを示す模式図 従来の加速度センサの構成を示す断面図 従来の他の加速度センサの構成を示すブロック図
符号の説明
21 基板
22 SiO2
23 Si層
23a 振動板
23b アーム
24 下部電極
25 圧電薄膜
26 上部電極
26a 検出電極
26b 駆動電極
27 レジスト
28 側溝
29 ホール
30 側孔
31 フレーム
32 保持部
33 支持体
34 基部
35 振動型圧電加速度センサ素子
36a 検出信号ライン
36b 駆動信号ライン
38 増幅回路
39 F/V変換器
40 AGC回路
41 振動型圧電加速度センサ
42 車体
43a 前輪
43b 後輪
44 ブレーキ装置
45 ハンドル
46 ブレーキ制御回路
47 進行方向

Claims (10)

  1. フレームと、このフレームの内部に少なくとも1つの振動板と、この振動板を保持する支持体と、この支持体を直線方向を往復運動するように保持する保持部とを設け、前記振動板上に形成する下部電極と、この下部電極上に形成する圧電薄膜と、この圧電薄膜上に形成する上部電極とからなり、前記直線方向に運動する保持部を介して支持体に伝搬して前記振動板が伸縮し、この振動板の固有振動数を変化させることにより加速度を検出する構成とした振動型圧電加速度センサ素子。
  2. 保持部を梁状の交互に反対方向に折れ曲がったバネ構成とした請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子。
  3. 振動板、支持体、保持部をシリコンとした請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子。
  4. 圧電薄膜をチタン酸鉛・ジルコン酸鉛(PZT)とした請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子。
  5. 梁状の振動板の一端をフレーム、もう一端を支持体に釣られるように保持した請求項1記載の振動型圧電加速度センサ素子。
  6. 振動板上に形成する上部電極を保持部の梁状の中央部に沿わせて取り出した請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子。
  7. 振動板を支持する支持体に質量を付加し、この支持体を直線上に往復運動するように支持した請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子。
  8. 梁状からなる振動板上に形成する上部電極をこの振動板と直交し二等分する中心軸と対称に検出用と駆動用とした請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子。
  9. 駆動用および検出用の電極の取り出し電極をフレーム上に設けた請求項8に記載の振動型圧電加速度センサ素子。
  10. 請求項1に記載の振動型圧電加速度センサ素子のフレームを保持して取り付けて静および動の加速度を検出するようにした振動型圧電加速度センサ。
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