JPH06300776A - 回転加速度計 - Google Patents

回転加速度計

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JPH06300776A
JPH06300776A JP6056001A JP5600194A JPH06300776A JP H06300776 A JPH06300776 A JP H06300776A JP 6056001 A JP6056001 A JP 6056001A JP 5600194 A JP5600194 A JP 5600194A JP H06300776 A JPH06300776 A JP H06300776A
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plane
rotational
accelerometer
acceleration
lever
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JP6056001A
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Frans P Lautzenhiser
フランス・ピーター・ラウツゼンハイザー
Bradley R Knigga
ブラッドレイ・レイ・ニッガ
Gary M Gillund
ゲイリー・マーク・ギランド
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Delco Electronics LLC
Original Assignee
Delco Electronics LLC
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    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
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    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/0888Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values for indicating angular acceleration
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
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    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストの改善された回転加速度計を提供す
る。 【構成】 所定の距離だけ隔てられた1対の実質的に同
一面内の線形加速度センサ(16)を備え、各センサは
センサの面と直角をなす加速度を検出するように動作す
る検出手段(14)を含み、検出された加速度から回転
加速度、回転速度および回転方向を得る処理手段を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運動物体の、例えば線
形加速および回転速度および加速度の測定のために使用
される回転加速度計に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク、音叉、シリンダおよび半球シ
ェルの如き多くの基本形態をとる振動ジャイロスコープ
は、その検出能力を振動部材における定在波の歳差運動
に依存するものである。このような装置は、典型的に
は、商業的なアビオニックス(航空電子工学)および航
法システムに用途を見出し、これらの分野で要求される
非常に高い感度および精度を提供する。他の形式の回転
センサは、回転を表示するのに更に一般的なモータで駆
動されるジャイロスコープに依存している。いずれかの
一般形式の回転センサ、即ち振動部材あるいはモータ駆
動型ジャイロスコープに依存するものに欠けるものは、
大きさ、コスト、検出可能量を維持するため、およびジ
ンバル、ボールベアリング、スリップ・リングおよび他
の機械的特質の如きモータ駆動ジャイロスコープの運動
部分の場合のエネルギ入力要件を含む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多くの自動車用システ
ムは、低コストの回転量センサから利益を蒙ることにな
ろう。非消耗的な例示システム用途としては、車両の航
法システム、能動的懸架装置および能動的後輪操向装置
の如きシャシー制御システム、およびアンチロック制動
およびスリップ制限加速の如きアンチ・スリップ調整シ
ステムを含む。
【0004】本発明は、改善された回転加速度計を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一特質によれ
ば、特許請求の範囲の請求項7、10、11、14およ
び15に記載される如き回転加速度計が提供される。
【0006】望ましくは、回転加速度計は、共に中間の
共通面と直角をなす加速度に応答する、1対の構造的に
一体化された作用的に独立的な線形加速度計を含む。線
形加速度計は、既知の距離だけ分離され、線形加速度信
号から回転加速度、回転速度および回転方向を得るため
に使用される加速度の独立的な測定を行う。試験質量
は、片持ちされた可撓性部材の支持されない端部に配置
される。
【0007】望ましい実施態様においては、1対の一体
の実質的に同一面内でこれから延長する相互に対称的な
レバー部を持つアルミナの支点部分を含む厚膜回転加速
度計が提供される。アルミナ支点部分と各レバー部の境
界面には、各支点端部が存在する。各レバー部の反対側
端部は、それぞれ実質的に等しくかつ支点部から等距離
にある試験質量に対する支持部を提供する。このような
厚膜線形加速度計は、レバー構造により規定される面内
の運動に対して比較的鈍感であり得る。ほとんど全セン
サ出力は、前記面と直角をなす方向における質量の変位
により生じ得る。
【0008】好都合にも、1対の構造的に一体の線形加
速度計からの出力信号は、両者間の距離に略々比例する
角加速度の測定値である信号を生じるために用いられ
る。この信号は、角回転速度の測定値である第2の信号
を生じるため積分される。回転方向の測定値である第3
の信号を利得ため更に積分が行われる。
【0009】本発明の別の特質によれば、平行軸に沿っ
てかつ共通面外に生じる1対の線形加速度信号を用いて
回転加速度、回転速度および回転方向を測定する方法が
提供される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施態様については、添付図面に
関して単に例示としてのみ以下に述べる。図1によれ
ば、相互に略々同一面に配置された1対の質量の加速度
の偏差とそれらの間の相互関係の説明を助けるデカルト
座標系が示される。3次元座標系の2つの次元が、図面
の平面内の2つの軸(X軸とY軸)と、図面に対する第
3の軸(明瞭にするため図示しない)とにより示され
る。図面に対する軸(図示せず)は、一般にZ軸と呼ば
れる。X軸とZ軸とにより定義される面は、質量素子M
1およびM2に対して共通面を規定する。原点Oは、質量
素子M1およびM2間の中心点であり、同様にX軸とZ軸
とにより定義される面と同一面をなす。質量素子M1
よびM2は共に、X軸に沿って原点Oから等距離にあ
り、それぞれ原点Oから絶対距離Dである。ここでは、
従来のデカルト・ベクトル表示が用いられ、i(∧)は
X軸に沿った単位ベクトルを示し、j(∧)(図におい
ては、jの頭に∧を付す)はY軸に沿った単位ベクトル
を示す。任意の点C=ai(∧)+bj(∧)の周囲の
回転速度θ(・)に対しては、座標系において−Dおよ
びDで示される各位置に配置された質量素子M1および
2の加速度が存在する。ベクトルr1(→)およびr2
(→)(図においては、r1およびr2の頭に→を付す)
は、それぞれ質量素子M1およびM2と対応している。図
示された2つのベクトルに対するベクトル式は下記の如
くである。即ち、 上記の偏差から、個々の質量素子M1およびM2に対する
専らY方向の線形加速度に感応する装置が、回転速度θ
(・)の影響を排除するが回転加速度θ(‥)に応答す
ることが判る。しかし、このことは、質量素子M1およ
びM2がX−Z軸内で同一面をなす程度に関してのみ真
である。Y方向の装置の感度および同一面性の要件から
の基礎偏差は、望ましい実施態様からの偏差に関して以
下に示す対応する応答誤りを生じる結果となる。
【0011】ある利点は、回転加速度に応答する装置に
固有のものである。上記の式(6)に関して、点Cの周
りの回転速度θ(・)に感応する装置、即ち、専らX方
向における個々の質量素子M1およびM2の線形加速度に
感応する装置が、回転速度θ2(・)の2乗に比例する
出力信号を生じるようになっている。時計方向の回転か
らの信号は、反時計方向の回転からの信号とは弁別し得
ない。対照的に、上記の式(12)に関して、点Cの周
りの回転加速度θ(‥)に感応する装置、即ち、専らY
方向における個々の質量素子M1およびM2の線形加速度
に感応する装置が、回転加速度θ(‥)に比例するがそ
の2乗には比例しない出力信号を生じるようになってい
る。従って、代数記号の形態における方向の情報がこれ
から得られることになる。
【0012】回転速度が1rad/秒に比して小さい自
動車の検出の如き用途においては、回転加速度からの信
号は、数字的に等しい回転速度センサからの信号よりは
大きい。例えば、専らX方向における個々の質量素子M
1およびM2の線形加速度に感応し、その信号が閾値回転
速度0.1rad/秒を測定するためのものである1対
の装置は、専らY方向における個々の質量素子M1およ
びM2の線形加速度に感応するようになっている時、閾
値回転加速度0.01rad/秒を測定することができ
る。
【0013】別の利点は、図2および図3に関して最も
よく説明され、図2は水平軸に時間を垂直軸に回転速度
θ(・)をとって示す。θ(・)m(図においては、θm
の頭に・を付す)は、回転が検出可能な信号を生じる最
小値である任意の検出閾値を示す。プロットされた線
は、時間において直線的に増加する回転速度を示す。
(t1−t0)に等しい時間Δt1は、運動における変化
が検出される前に経過する。水平軸に同じ時間スケール
を、また垂直軸は回転加速度θ(‥)をとった図3にお
いて、回転加速度が検出可能な信号を生じる最小閾値に
等しい値θm(‥)(図においては、θmの頭に‥を付
す)が示される。プロットされたカーブは、図2におけ
るカーブからのdθ(・)/dtに等しい時間にわたる
回転加速度θ(‥)を表わす。カーブの立上がり部分
は、明瞭にするため拡大して示される。ここで、回転加
速度が検出される前の(t2−t0)に等しい経過時間Δ
2が、図2に示される如くΔt1の分数である。回転加
速度は、この回転加速度が最小閾値回転加速度θ
m(‥)より大きいものとすれば、充分に短い時間で検
出可能な有意信号を生じる。例えば、共に2°/秒2
回転加速度を受ける、1°/秒2の閾値感度を持つ回転
加速度計と、1°/秒2の閾値感度を持つ回転速度セン
サの場合を考えよう。この場合、回転加速度計センサ
は、計器の帯域幅のみにより制限される時間において有
意信号を生じることになる。20Hzの帯域幅に対して
は、応答時間は約0.05秒である。対照的に、回転速
度センサは、約0.5秒で1°/秒のその閾値回転速度
に遭遇する。この場合の有意信号に対する時間は、約1
0の因数だけ変化する。
【0014】次に図4および図5において、加速度計の
望ましい実施態様が平面図と断面図でそれぞれ示されて
いる。図5は、これにX軸とY軸を重ね、センサの感度
はY軸に置かれる。図4は、この場合1対の構造的に一
体の線形加速度センサが配置される面X−Zを示すX軸
とZ軸とを有する類似の座標系を示している。
【0015】図4には、厚膜回転加速度計の望ましい実
施例の第1の面(便宜上、頂面と呼ばれる)が示され
る。回転加速度計10の反対側面(即ち、底部面)は示
されないが、図4に示された頂面と実質的に同じであ
る。望ましい回転加速度計10は、搭載型の自動車の安
全制御および航法システムにおける使用に適している。
【0016】厚膜回転加速度計10は、アルミナ基板か
ら形成され、支点部12と、U字形のレバー部16と、
堅固に固定された支持部材18とを含む。以下において
更に詳細に述べるように、回転加速度計10は、U字形
レバー部16の撓みを許容しながら、支点部12と支持
部材18を支持するため堅固に適当な背板に固定され
る。図示の如く、支持部材18は支点部12と一体であ
る。支点部12および支持部材18は、図示した矩形状
ではなく別の形状とすることもできるが、良好な設計の
経済性のため、矩形状が望ましい。同様な設計理由によ
り、レバー部は実質的に同一面内にあるが、あるいはま
たこれらレバー部が実質的に同一面内にある限り独立的
な軸を持つようにしてもよい。
【0017】U字形のレバー部16もまた、支点部12
と一体である。図示の如く、各U字形レバー部16の2
つの側方ビームは支点部12と一体である。更に、図示
の如く、この側方ビームはそれらの全長に沿って細くな
っており、これが加速中の大きな撓みを許容し、これに
より回転加速度計10の出力信号を強化する。このこと
は、望ましいが必須ではない。
【0018】U字形のレバー部16は、(U字形レバー
部16の側方ビームに沿って参照番号20により、また
U字形レバー部16の支持されない端部に沿って参照番
号22により示される)間隙が、その間のU字形レバー
部16と対応する支持部材18との実質的にどこかに存
在する。堅固に固定された支点部12と支持部材18を
レバー部16から区分するこの間隙20、22は、セラ
ミック・グリーン・パンチ法の如き周知の手法を用いて
形成される。
【0019】質量素子24、24bが、U字形レバー部
16の支持されない端部の両側に設けられる。(質量素
子24は、他の説明がなければ、両方の質量素子24、
24bを含む。)。質量素子24は、U字形レバー部1
6のいずれか一方の側に充分に厚いダイキャストされた
亜鉛片を取付けることにより形成されることが望まし
い。(あるいはまた、質量素子24は、略々ポケット形
状である単一片でもよく、この場合は、U字形レバー部
16の支持されない端部がこのポケット領域内に嵌合し
て、質量素子24がU字形レバー部16の支持されない
端部の周囲を実質的に包囲する。)。質量素子24の各
々の厚さは変化し得るが、加速中に支持部材18の面X
−Zと直角をなす方向におけるU字形レバー部16の撓
みを強めるに充分でなければならない。一例として、本
発明による回転加速度計10の場合は、支点部12とレ
バー部16と支持部材18とが形成されるアルミナ基板
の厚さは約0.635mm(0.025インチ)であ
り、基板の各面に設けられる質量素子24、24bの厚
さは、約10.8mm(0.425インチ)の質量素子2
4、24bの厚さに対して、約5.08mm(0.2イン
チ)である。
【0020】レバー部16のU字形状は、U字形レバー
部16の各々の2つの側のビームが面X−Zと直角をな
す方向にのみ撓みを実質的に許容しながら、これがその
支持されない端部における比較的大きな質量24の取付
けを有効に許容するために望ましい。
【0021】支持部材18は、支点部12と各質量素子
24との略々中間に配置されている。支持部材18は絶
対に必要ではないが、これら部材は、U字形レバー部1
6の撓み中支点部12が遭遇する引張り応力の軽減を助
けるため、またこれらは必要な電子回路を組込むのに充
分に大きい故に、選好される。
【0022】U字形レバー部16の撓みは、質量素子2
4が置かれるその支持されない端部で最大となる。従っ
て、レバー部16が撓みを生じる間遭遇する応力が、支
点部12に隣接する各U字形レバー部16のビーム部の
支持された端部で最大となる。
【0023】このため、支持部材18の面と直角をなす
方向における加速度と対応するレバー部16の撓みの結
果生じる応力を検出するための手段が、支点部12に隣
接してU字形レバー部16上に設けられている。参照番
号14により表わされる8個のピエゾ抵抗からなること
が望ましい。4個のピエゾ抵抗14は、支持部材18の
各々の対向する側に配置されるように各U字形レバー部
16の各ビームの支持端部に2個ずつ頂面部に設けられ
ることが望ましい。同様に、4個のピエゾ抵抗(図示せ
ず)が、同様の位置で底面部に配置されている。ピエゾ
抵抗14は、他の技法も用いることもできるが、シルク
・スクリーン法の如き周知の厚膜デポジション法を用い
てアルミナ基板上へのデポジションにより形成されるこ
とが望ましい。
【0024】各U字形レバー部16が面X−Zと直角を
なす方向における加速度により下方に撓むと、頂部の2
個の対応するピエゾ抵抗14の抵抗は引張り作用下で増
すが、底部の2個の対応するピエゾ抵抗(図示せず)の
抵抗は圧縮作用下で減少する。同様に、各U字形レバー
部16が反対方向の加速度により上方へ撓むと、頂部の
2個の対応するピエゾ抵抗14の抵抗は圧縮作用下で減
少するが、底部の2個の対応するピエゾ抵抗(図示せ
ず)は引張り作用下で増加する。8個のピエゾ抵抗14
は、2個の従来のホイートストーン・ブリッジを形成す
る。ホイートストーン・ブリッジからのアナログ出力電
圧は、出力信号を生じるように条件付けされて増幅され
る。回転加速度計10の動作のため要求される所要のオ
フセットおよび感度は、必要に応じて、どれかあるいは
全てのピエゾ抵抗14の従来のレーザ調整作用により修
正することができる。
【0025】信号の条件付けおよび増幅のため要求され
る電気回路は、フリップチップ技術の如き従来の方法を
用いて取付けられる、あるいはまた、シルク・スクリー
ン法の如き従来の厚膜デポジション法を用いる支持部材
18または支点部12に対する回路パターンのデポジシ
ョン法により形成される適当な集積回路チップにより提
供されることが望ましい。このように、回転加速度計1
0に対する全ての機械的および電気的な構成要素は、単
一の基板上に略々自蔵することが可能である。
【0026】図4は、主として支点部12および支持部
材18を通る図3の線4−4に関する取付けられた回転
加速度計10の断面図を示している。先に述べたよう
に、支点部12は、ハウジングと一体である背板40に
領域42において堅固に取付けられる。支点部12は、
均一な接着のため背板40の領域42に対して均一に塗
布される、ダウ・コーニング QX−6265の如きシ
リコーン接着剤であることが望ましい適当な接着剤によ
り背板40に固定される。このようなシリコーン接着剤
は、エポキシあるいは他の堅固な取付け剤よりも更に弾
性に富み、その結果接着剤が伝達する機械的応力が著し
く低減されることになる。更に、この弾性接着剤層はま
た、回転加速度計10の取付け中に生じ得る応力の伝達
を防止する。
【0027】更に、質量素子24、24bは、U字形レ
バー部16と質量素子24、24bとの間に置かれた適
当な接着剤44、44bにより、U字形レバー部16の
支持されない端部に確実に取付けられる。他の接着剤お
よびエポキシもまた用いることもできるが、この接着剤
は先に名をあげたダウ・コーニング QX−6265で
あることが望ましい。質量素子24、24bを有するU
字形レバー部16の支持されない端部は、面X−Zと直
角をなす方向の加速度に応答して自由に撓む。質量素子
24、24bの相対的寸法が図5において誇張されてい
ることが判る。典型的な取付けのこれ以上の詳細につい
ては、米国特許第5,277,064号、特に、参考の
ため本文に援用される元のテキストの11ないし16ペ
ージから容易に知ることができる。
【0028】回転加速度計10は、更に、予め定めた距
離を越える質量素子24、24bの過剰な撓みを防止す
る一体形成手段を含む。質量素子24、24bは、支持
されないU字形レバー部16の両側に設けられることが
望ましく、その結果質量素子24、24bは堅固に固定
された支持部材18から僅かに張出す。明らかなよう
に、支点部12を背板40に対して固定するため用いら
れる接着剤層はまた、支持部材18の下部に連続的に設
けられる。U字形レバー部16と支持部材18との間の
間隔22は、図4および図5において明らかである。更
に、支持部材18と比較される質量素子24、24bの
意図的な僅かな張出しは、U字形レバー部16の撓みを
許容するのに充分であるが、いずれかの方向の過大な撓
みと同時にU字形レバー部16の過大な撓みを防止する
ように質量素子24、24bが支持部材18と接触す
る。
【0029】このような固有の機械的な停止特徴を組込
んだ望ましい回転加速度計10の構造は、U字形レバー
部16の過大な撓みを防止することにより、回転加速度
計の一体性および全寿命が著しい強化されることにおい
て特に有利である。更に、停止手段が質量素子24、2
4bの形状により形成されるため、停止手段を提供する
ために余分な構成要素を必要としない。
【0030】回転加速度計10が先に述べたように取付
けられた後、この加速度計は、例えば自動車の制御シス
テムに使用されるため、密閉容器あるいは他の適当な容
器内に包装される。回転加速度計10は、ほこり、油、
ごみおよび他の汚染が回転加速度計10に触れることを
阻止するように、容器内に封止されることが望ましい。
【0031】望ましい回転加速度計10がその固有振動
数で振動しようとするが、約500Hzより大きな最大
帯域幅を持つ振動数を得るためには、回転加速度計10
が緩衝されることが望ましいことに注意すべきである。
加速度計を緩衝することは、振動数の帯域幅を増すのみ
でなく共振時の振動振幅を減少し、これにより特に衝撃
の結果生じる構成要素の破損の危険を低減してする故に
も望ましい。包装および緩衝の詳細は本文の記述範囲を
越えるものであるが、事例の詳細は米国特許第5,27
7,064号に開示されている。
【0032】単一の一体のアルミナ基板は、質量素子2
4、24bをコスト的に有効な方法で同一面に収めるこ
とを可能にし、これが信頼し得る回転加速度の検出を保
証することができる。その結果、回転加速度計10は、
面X−Zからの加速度と関連する車両の動的変化に専ら
応答する。
【0033】望ましい実施態様の重要な利点は、信頼性
が高く、正確、堅固でありかつ低コストである回転加速
度計10を容易に提供するように、回転加速度計が従来
の厚膜処理法を用いて形成されることである。アルミナ
基板の機械的特性が完全に特徴付けられ、これにより実
証されたセンサ装置を提供するが、この厚膜回路は低い
熱電気抵抗係数を有する。これらの特性は、回転加速度
計10を搭載型自動車用システムならびに他の用途にお
いての使用に適するものにする。
【0034】更に、別の利点は、U字形レバー部16と
支持部材18とを含み、検出手段14および信号条件付
け回路を有する回転加速度計10の形成のため単一のア
ルミナ基板が用いられることである。これらの構成要素
は全て、このアルミナ基板上に一体に形成される。更
に、U字形レバー部16の過大な撓みを阻止する機械的
な停止手段もまた望ましい回転加速度計10に一体に形
成されて、センサ内部の構成要素数を最小化するように
する。望ましい回転加速度計10の上記の構造的特徴
は、外因の振動および機械的応力を発生して回転加速度
計10の付近で増幅されることを最小限に抑える。
【0035】図6乃至図8には、基礎応答誤差を生じる
平面の静止位置からの個々に絶縁された変位およびY方
向の感度が示され、この変位は回転加速度計の上記の実
施態様により著しく克服される。変位を生じる誤差を提
示するため必要なセンサ組立体のこれらの部分のみが示
される。図6乃至図8の破線は、変化しないセンサ形状
を表わし、変位が測定される基準である。
【0036】図6は、2個の任意に独立的な線形加速度
センサの共通面からの基礎変位の第1の事例を示す。各
センサの応答軸は、他の軸と平行であり、適正に面X−
Zと直角をなす。レバー部61および質量M1は面X−
Z内にあるが、レバー部60および質量M2はX−Zと
平行な面内にありこれからY軸に沿って距離Eだけ離れ
ている。式(2)乃至(6)は、下記の如く回転速度に
よる加速度差に達するまで別の項Eを含む。即ち、 図7は、2個の任意に独立的な線形加速度センサの共通
面からの基礎変位の第2の事例を示している。しかし、
この場合の各センサ応答軸は、他の軸とは平行でない。
センサのレバー部は、相互にある角度にあり、同一面内
にはない。質量素子M1′と対応する任意に独立的なセ
ンサは、面X−Zと直角をなす応答軸を持つが、質量素
子M2′と対応する任意に独立的なセンサは面X−Zに
対する直角からある角度φE1の応答軸を有する。X方向
の加速度Ai(→)は,質量素子M1′を変位させずに、
φE1の正弦に比例してその応答軸に沿って質量素子
2′を変位させることになる。その結果、2個の任意
に独立的なセンサの一方がX方向の加速度に応答するた
め、回転加速度計は専らY方向の加速度差成分に応答す
ることはない。従って、オフセット角度φE1の正弦およ
びX方向の加速度Ai(→)に比例する誤差信号が存在
することになる。
【0037】図8は、2個の任意に独立的な線形加速セ
ンサの共通面からの基礎変位の第3の事例を示してい
る。2個のセンサの一方のX軸に沿った端面図が示され
る。この場合の各センサの応答軸もまた他の軸に平行で
はない。この2個のセンサは、相互にX軸に沿って捩ら
れあるいは曲げられる。1つの質量素子および適正に面
X−Z(図示せず)内のレバー部と対応する機能的に独
立的なセンサは面X−Zと直角をなす応答軸を有する
が、これに対して捩られあるいは曲げられる機能的に独
立的なセンサは、面X−Zに対する直角からある角度φ
E2の応答軸を持つ対応する質量素子M2′を有する。Z
方向における加速度Ak(→)は、適正に面X−Z内に
質量素子を有するが、質量素子M2″をφE2の正弦に比
例してその応答軸に沿って変位することになる。その結
果、回転加速度計は、専らY方向の加速度差成分に対し
て応答することはなく、もはやZ方向からこれに加えら
れた加速度の影響を完全に排除することはない。従っ
て、オフセット角度φE2の正弦およびZ方向の加速度A
k(→)に比例する誤差信号が存在することになる。
【0038】無論、図6乃至図8は、相互に独立的な基
礎的な幾何学的変位を示している。これらの基礎変位の
組合わせは、個々の誤差信号の複雑な組合わせである誤
差信号を生じることになる。
【0039】図9乃至図11は、支点端部におけるU字
形レバー部の表面に配置されたピエゾ抵抗が各U字形レ
バー部の支持されない端部に配置された各質量素子の各
面変位を検出するための手段を提供する検出および条件
付け回路の実施例を示している。最初に図9を見ると、
ピエゾ抵抗がU字形レバー部16の片面のみに配置され
る一実施例が示される。U字形レバー部の一方と対応す
るピエゾ抵抗はR1で表わされ、U字形レバー部の他方
と対応するピエゾ抵抗はR2で表わされる。ピエゾ抵抗
は、周知の平衡ホイートストーン・ブリッジ構成で構成
される。このホイートストーン・ブリッジの各脚に対す
る中心ノード電圧間の差は、差動増幅器30により増幅
され、その出力は回転加速度θ(‥)に比例する。この
信号の積分器31による積分は、回転速度θ(・)に比
例する信号を生じる。積分器32による回転速度信号の
積分は、方向の情報θを生じる。増幅および積分機能
は、周知のアナログ演算増幅器回路により実施すること
ができる。あるいはまた、積分のディジタル手法を用い
ることができ、当技術において公知である。
【0040】ピエゾ抵抗が単一面上に配置される図9に
示される如き構成は、ピエゾ抵抗および関連する読出し
回路を含む回路全体をアルミナ基板の頂面に印刷するこ
とができるため、簡単化された製造を含む。このため、
装置における電子構成要素数を最小化するのみならず、
印刷行程数もまた低減される。更に、図9に示されるホ
イートストーン・ブリッジ構成は、各脚に1つの定数の
抵抗要素を持つブリッジ回路で得られるものよりも大き
な信号を結果として得るホイートストーン・ブリッジの
各脚の各成分における抵抗の変化により影響を受ける差
動増幅器30に対して電圧入力を与える。
【0041】図10においては、片面印刷作業を用いる
先に述べた片面製造上の全ての利点から利益を蒙る別の
実施例が示される。しかし、本例では、2つのホイート
ストーン・ブリッジ回路が示され、各々が機能的に独立
する線形加速度計の1つと対応している。ブリッジB1
は、U字形レバー部16の一方と対応し、ブリッジB2
はU字形レバー部16の他方と対応している。ブリッジ
1と対応するピエゾ抵抗はR1で示され、ブリッジB2
と対応するピエゾ抵抗はR2で示される。Rcとして示さ
れるブリッジ回路の抵抗要素は、不揮発性抵抗と対応し
ており、回路において一定である。各ブリッジ回路から
得た第1の差信号は、差動増幅器40、41により増幅
され、これら増幅器は各線形加速度計と対応する線形加
速度Y1(‥)およびY2(‥)の個々の測定を行う(図
においては、Yの頭に2つの点‥を付す)。これら出力
信号の各々は相互に独立しており、その間の差は差動増
幅器42により増幅されて回転加速度θ(‥)に比例す
る出力を生じる。図9で前に述べたものと同様に、この
角度加速度信号は43において最初に積分されて、回転
速度θ(・)の測定値である信号を生じ、この回転速度
信号は次に44において積分されて方向情報θを生じ
る。各ブリッジ回路から得る個々の差信号は、両方の線
形加速度計からのピエゾ抵抗が1つのブリッジ回路に合
成されて出力を生じる図9のブリッジ回路から得たもの
程強くない。しかし、個々の加速度計の線形加速度(Y
1(‥)およびY2(‥))を表わし、以下に述べるよう
に、他の情報を生じるため用いることができる、このよ
うな構成における別の出力が得られる。
【0042】図11において、両側の印刷作業を用い
る、図9および図10に示された実施例の機能的利点か
ら利益を蒙る別の実施例が示される。本例では、両側の
印刷作業を用いて個々の線形加速度計の両側にピエゾ抵
抗を配置する。図10と同様に、2個のホイートストー
ン・ブリッジ回路が示され、それぞれが機能的に独立す
る線形加速度計の一方と対応している。ブリッジB1
U字形レバー部16の一方と対応し、ブリッジB2はU
字形レバー部16の他方と対応している。各ブリッジ回
路に示される全ての抵抗はピエゾ抵抗型であり、下付き
のFおよびBはそれぞれ対応するU字形レバー部16に
対する前および後のピエゾ抵抗と対応する。この構成に
おいて、個々のブリッジ回路は各ブリッジ回路の各脚を
形成するピエゾ抵抗を有し、図9に示される構成の如き
回路は強い出力を生じる。更にまた、図10に示された
回路の如く、各線形加速度計と対応する線形加速度出力
(Y1(‥)およびY2(‥))もまた、このような2重
ブリッジ構成において得ることができる。差動増幅器5
0、51、52による種々の出力の処理は、図10に示
された回路と機能的に同じであり、この増幅器からの出
力、および53および54におけるその積分は同様に行
われて、回転加速度θ(‥)、回転速度θ(・)および
方向の情報θを生じる。
【0043】別の実施態様においては、容量型センサ、
誘導型センサあるいは他の歪みセンサを、センサのレバ
ー部の撓みの検出のため用いることができる。
【0044】本願の優先権の主張の基礎となる米国特許
出願第038,422号における開示、および本願に付
随する要約書は、参考のため本文に援用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】加速度とその質量との相互関係のデカルト座標
系を示すグラフである。
【図2】本発明の一実施例における時間に関する速度と
加速度の関係を示すグラフである。
【図3】本発明の一実施例における時間に関する速度と
加速度の関係を示すグラフである。
【図4】加速度計の一実施例を示す平面図である。
【図5】図3の線4−4に関する図3の加速度計を示す
断面図である。
【図6】誤り信号を生じ得るセンサ形状におけるある基
礎偏差を示す図である。
【図7】誤り信号を生じ得るセンサ形状におけるある基
礎偏差を示す図である。
【図8】誤り信号を生じ得るセンサ形状におけるある基
礎偏差を示す図である。
【図9】検出回路および条件付け回路の実施例を示す図
である。
【図10】検出回路および条件付け回路の実施例を示す
図である。
【図11】検出回路および条件付け回路の実施例を示す
図である。
【符号の説明】
10 回転加速度計 12 支点部 14 ピエゾ抵抗 16 U字形レバー部 18 支持部材 24 質量素子 24b 質量素子 30 差動増幅器 31 積分器 32 積分器 40 差動増幅器 41 差動増幅器 42 差動増幅器 43 積分器 44 積分器 50 差動増幅器 51 差動増幅器 52 差動増幅器 53 積分器 54 積分器 60 レバー部 61 レバー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラッドレイ・レイ・ニッガ アメリカ合衆国インディアナ州46902,コ コモ,ダーウィン・レーン 3008 (72)発明者 ゲイリー・マーク・ギランド アメリカ合衆国インディアナ州46901,コ コモ,サウス・ウエスタン・アベニュー 149

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた距離だけ隔てられた1対の実
    質的に同一面内の線形加速度センサ(16)を備え、各
    センサはセンサの面と直角をなす加速度を検出するよう
    に動作する検出手段(14)を含み、検出された加速度
    から回転加速度、回転速度および回転方向を得る処理手
    段(30〜32、40〜44、50〜54)を備えるこ
    とを特徴とする回転加速度計。
  2. 【請求項2】 各加速度センサが、レバー部(16)の
    支持されない端部に配置された試験質量素子(24、2
    4b)を含み、該試験質量が実質的に同一面内の静止位
    置を有することを特徴とする請求項1記載の回転加速度
    計。
  3. 【請求項3】 各検出手段が無効ピックオフ(14)を
    含むことを特徴とする請求項1または2に記載の回転加
    速度計。
  4. 【請求項4】 各検出手段が、レバー部に配置された少
    なくとも1つのピエゾ抵抗要素(14)を含むことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回転加速度
    計。
  5. 【請求項5】 各検出手段が、可動電極と静止電極とに
    より形成される少なくとも1つの可変リアクタンス要素
    を含み、該可動電極が試験質量の表面上に配置され、前
    記静止電極が該可動電極に接近していることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の回転加速度計。
  6. 【請求項6】 各検出手段が、可動誘導子と静止集束装
    置とにより形成される少なくとも1つの可変リアクタン
    スを含み、前記誘導子が試験質量の表面に配置され、前
    記静止集束装置が前記誘導子に接近した表面に配置され
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    回転加速度計。
  7. 【請求項7】 第1および第2の実質的に対称的かつ同
    一面内のレバー部(16)と一体の支持部材(18)を
    含む2重片持ち構造と、各レバー部に実質的に対称的に
    配置され該レバー部により支持された第1および第2の
    質量(24、24b)と、前記面に対して直角をなす各
    質量の各変位を独立的に検出する検出手段(14)とを
    備えることを特徴とする厚膜回転加速度計。
  8. 【請求項8】 前記レバー部(16)が実質的に同一直
    線状を呈することを特徴とする請求項7記載の厚膜回転
    加速度計。
  9. 【請求項9】 前記2重片持ち構造がアルミナを含むこ
    とを特徴とする請求項7または8に記載の厚膜回転加速
    度計。
  10. 【請求項10】 アルミナの基部(12)と、該アルミ
    ナ基部と一体に形成された第1および第2の実質的に対
    称的かつ同一面内の支持部材(18)と、前記アルミナ
    基部と一体に形成された実質的に対称的かつ同一面内の
    U字形レバー部(16)とを備え、各U字形レバー部
    が、基部を除いて各U字形レバー部と対応する支持部材
    との間に間隔(20)が設けられるように、対応する支
    持部材を実質的に包囲しており、前記基部に対して対向
    状に配置されるよう各U字形レバー部の支持されない端
    部に実質的に対称的に配置された、第1および第2の実
    質的に等価の質量(24、24b)を備え、その結果対
    応する支持部材が前記アルミナ基部と対応する質量との
    実質的に中間に配置されるようにし、前記第1および第
    2のU字形レバー部の面と直角をなす方向に各質量の各
    変位を独立的に検出する検出手段(14)を備えること
    を特徴とする厚膜回転加速度計。
  11. 【請求項11】 アルミナ基部(12)と、該基部と一
    体に形成された各支点端部、および該支点基部から実質
    的に対称的かつ等距離に、かつ該基部に対して双極をな
    す各支持されない端部を含む第1および第2の実質的に
    同一面内の撓み部材と、該第1および第2の撓み部材の
    支持されない端部にそれぞれ配置された第1および第2
    の試験質量(24、24b)と、各試験質量の面からの
    各変位を検出する検出手段(14)とを備えることを特
    徴とする厚膜回転加速度計。
  12. 【請求項12】 前記検出手段から各アナログ出力電圧
    を生じる信号条件付けおよび増幅回路(30〜32、4
    0〜44、50〜54)を備えることを特徴とする請求
    項11記載の厚膜回転加速度計。
  13. 【請求項13】 前記回路が前記基部上に配置されるこ
    とを特徴とする請求項12記載の厚膜回転加速度計。
  14. 【請求項14】 前記回路が、a)角加速度の測定値を
    生じるため面からの各変位間の差に実質的に等しい第1
    の出力信号と、b)角速度の測定値を生じるため前記第
    1の出力信号の積分に実質的に等しい第2の出力信号
    と、c)角度方向の測定値を生じるため前記第2の出力
    信号の積分に実質的に等しい第3の出力信号とを生じる
    ためのものであることを特徴とする請求項12または1
    3に記載の厚膜回転加速度計。
  15. 【請求項15】 第1および第2の対称的で実質的に同
    一面内の支持されない部分(16)と一体の中心支持部
    (12)を含む2重レバー撓み部材と、支持されない各
    部分に実質的に対称的に配置された第1および第2の試
    験質量(24、24b)と、前記面と直角をなす各試験
    質量の各変位を独立的に検出する検出手段(30〜3
    2、40〜44、50〜54)とを備えることを特徴と
    する厚膜回転加速度計。
JP6056001A 1993-03-29 1994-03-25 回転加速度計 Pending JPH06300776A (ja)

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US038422 1993-03-29
US08/038,422 US5456109A (en) 1993-03-29 1993-03-29 Thick film rotational accelerometer having two structurally integrated linear acceleration sensors

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JPH06300776A true JPH06300776A (ja) 1994-10-28

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