JP2005140232A - ベルト式無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

ベルト式無段変速機の変速制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベルト式無段変速機および変速制御のための油圧系統からリークする作動油を低減する変速制御と、迅速な変速制御とを両立させる。
【解決手段】ベルト式無段変速機用プーリ2の対向フランジ3の間隔を変化させるピストン機構として、可動フランジ5の外側面5bに隣接して第1ピストン室28と、第1ピストン室の外周にかぶさるように第2ピストン室31と、第2ピストン室の外周にかぶさるように第3ピストン室32とを具え、回転軸O方向の寸法が小さい複式ピストン機構を実現する。コントローラ37は、車両の運転状態や走行環境に応じて、作動油のリークを低減するため3つのピストン室28,31,32のすべてに低めの油圧を供給し、あるいは迅速な変速制御を行うため第1ピストン室のみに高めの油圧を供給するよう油圧アクチュエータ38に指令する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数式ピストン機構によりベルト係合径を変化させて変速制御するVベルト方式の無段変速機につき、特に、複数式ピストン機構を好適に制御する変速制御装置に関するものである。
ベルト式無段変速機のプーリの対向フランジ間隔は、可動フランジとプーリシャフトの間にピストン機構を設け、ピストンのストロークにより変化するのが常套である。このピストン機構は一般的には1組のピストンおよびシリンダの組み合わせになる単式ピストン機構であるが、変速比の切り換えを迅速に行うことができるもののピストンおよびシリンダで画成される液室に高い油圧を供給する必要がある。高圧にすれば、ピストンとシリンダ間のシールリングからのリークやオイルポンプからのリークなど油圧系統の内部リークが多くなる懸念があり、内部リークの増大は運転効率が悪化し、エンジン負荷が増大して燃料消費率が高くなる。
そこで、低い油圧でも作動可能な2式のピストン機構を具えたベルト式無段変速機のプーリとして、例えば特許文献1に記載のごときものが既に提案されている。
特開2002−327814号公報 特許文献1に記載のベルト式無段変速機は、駆動プーリおよび被動プーリに2式の油圧ピストン機構を設けたものである。このような2式ピストン機構によればピストン面積を広く確保して大きな推力を得られるため、低い油圧を用いて対向フランジ間隔を制御することができる。
しかし、上記従来のような2式ピストン機構にあっては、以下に説明するような問題が生じる。つまり、変速比の切り換えを迅速に行うことが困難なため、走行性能を重視し迅速な変速制御を目指すならばオイルポンプの吐出量を大きくする必要がある。したがって、オイルポンプの吐出量を大きくすればエンジン負荷が増大して燃料消費率が高くなる。
本発明は、複数の液室から構成される複数式ピストン機構を具えたベルト式無段変速機用プーリと、この無段変速機用プーリを具えたベルト式無段変速機を最適に変速制御することにより、オイルポンプを作動させるためのエンジンの負担を低減するとともに迅速な変速を可能として、燃費および走行性能を向上するベルト式無段変速機の変速制御装置を提案するものである。
この目的のため本発明によるベルト式無段変速機の変速制御装置は、請求項1に記載のごとく、
複数の液室への液圧により、固定フランジに対する可動フランジのプーリ軸線方向位置が変化する駆動側プーリおよび被動側プーリと、該プーリ間に掛け渡されて駆動力を伝達するベルトとを具え、前記固定フランジおよび可動フランジの間隔の変化により前記ベルトの係合径を変化させるベルト式無段変速機の変速制御装置において、
前記複数の液室へ個々に液圧を供給する液圧制御手段と、
車両の運転状態や走行環境などの走行状態を検出する走行状態検知手段とを具え、
この手段で検出した走行状態に応じて、液圧を供給する前記液室数を変化させるよう構成したことを特徴としたものである。
かかる本発明のベルト式無段変速機の変速制御装置によれば、走行状態に応じて、液圧を供給する前記ピストン室数を変化させるため、迅速な変速制御を行う際には多量の作動油をプーリのピストン室へ供給する必要がなくなり、オイルポンプ作動のためのエンジン負荷を低減して、燃費を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の構成になるベルト式無段変速機の駆動プーリおよび被動プーリの縦断面図を例示するものである。駆動プーリと被動プーリ間には伝動ベルトを掛け渡し、ベルト式無段変速機は、各プーリのベルト係合径を変化させて、プーリ間で変速操作を行う。
プーリ2の回転軸Oに沿って延在するプーリシャフト1には、2枚の円盤を対称に付き合わせた1対の対向フランジ3を設ける。この公知の対向フランジ3の内側面4aと5aの間隔は、軸Oに最も近いところで最も狭く、軸Oから外側になるほど広くなる。この内側面4aと5aには伝動ベルト6が係合している。プーリ2は軸Oを中心に回転し、伝動ベルト6とプーリシャフト1の間で駆動トルクを伝達する。対向フランジ3を構成する2枚の円盤のうち一方はプーリシャフト1と結着した固定フランジ4であり、軸O方向に移動することはないが、他方はプーリシャフト1と嵌合した可動フランジ5であり、軸O方向に移動可能であり、対向フランジ3の間隔を変化させて、伝動ベルト6の係合径を変化させることができる。
対向フランジ3の間隔の変化は、以下に説明する複数の液室を具えたピストン機構により行う。
可動フランジ5には筒壁形状の複数のシリンダ部材および円盤形状の複数のピストン部材を固設する。また、固定フランジ4と一体に結合するプーリシャフト1には、円盤形状の複数の隔壁および円筒形状の複数のシリンダ部材を固設する。これら複数のシリンダ部材および複数のピストン部材は相互に組み合わさって複数の液室である第1ピストン室28と、第2ピストン室31と、第3ピストン室32とを画成する。
図2はピストン機構のうち、特に、可動フランジ5に固設した各シリンダ部材および各ピストン部材を示す要部縦断面図である。固定フランジ4から遠い可動フランジ5の外側面5bは軸Oに直角な平面である。
この外側面5b上には、中空円筒形状のシリンダ部材7,12を、軸Oを中心とする同心円になるよう立設する。可動フランジ5にはシリンダ部材7,12を溶接7w,12wで隙間なく固設する。軸Oからみてシリンダ部材7はシリンダ部材12よりも近くに位置する。
外側面5bから遠いシリンダ部材7の突出端は円盤状のピストン部材8と結合する。ピストン部材8は軸Oと直角な平面で、外径はシリンダ部材7の外径よりもやや大きい。そして、ピストン部材8の外周は直角に折れ曲がって可動フランジ5方向に指向するシリンダ部材9を形成する。中空円筒状のシリンダ部材9の中心は軸Oに一致する。ピストン部材8の内周は直角に折れ曲がって可動フランジ5と反対方向に指向するシリンダ部材10を形成する。中空円筒状のシリンダ部材10の中心は軸Oに一致する。可動フランジ5から遠いシリンダ部材10の一端は内方へすぼまるように円盤状のピストン部材11を形成する。ピストン部材11は軸Oと直角な平面で、中心にはプーリシャフト1が貫通している。ピストン部材11の内周にはシールリング11sを植設し、プーリシャフト1との隙間を密封する。
外側面5bから遠いシリンダ部材12の突出端は内方へすぼまるように円盤形状の隔壁13を形成する。隔壁13の内周は可動フランジ5と反対方向に指向するシリンダ部材14を形成する。中空円筒状のシリンダ部材14の中心は軸Oに一致する。可動フランジ5から遠いシリンダ部材14の一端は内方へすぼまるように円盤状のピストン部材15を形成する。ピストン部材15は軸Oと直角な平面で、中心には固定フランジ側シリンダ部材21が貫通している。ピストン部材15の内周にはシールリング15sを植設し、シリンダ部材21の外壁との隙間を密封する。
また、シリンダ部材12の外周には、軸Oを中心とする中空円筒状のシリンダ部材12aが一体に嵌合している。外側面5bから遠いシリンダ部材12aの突出端は内方へすぼまるように円盤状のハウジング16を形成する。ハウジング16の中心に設けた貫通孔16aには固定フランジ側シリンダ部材25が遊貫している。
図3はプーリ2の液室を画成する部材のうち、固定フランジ4と一体に結合したプーリシャフト1と、このプーリシャフト1に固設した各隔壁および各シリンダ部材とを示す要部縦断面図である。固定フランジ4から見て、可動フランジ5の外側面5bより遠い側のプーリシャフト1には、3枚の円盤状の隔壁17,20,24を、溶接17wおよびリング24rで隙間なく固着する。隔壁17,20,24は軸Oと直角方向の平面をなし、隔壁17,20,24の順で可動フランジ5から遠ざかるようプーリシャフト1に固着する。外側面5bと隔壁17,20,24は平行に向かい合っていて、外側面5bとピストン部材11との間に隔壁17を固着し、隔壁20,24を重ねあわせて固着する。
隔壁17の外周は直角に折れ曲がって固定フランジ4方向へ指向するシリンダ部材18を形成する。中空円筒状のシリンダ部材18の中心は軸Oに一致する。固定フランジ4から近いシリンダ部材18の一端は軸O直角方向に広がるように隔壁19を形成する。隔壁19は、外側面5bとピストン部材8の間に存在する。軸Oと直角な円盤状の隔壁19の外周にはシールリング19sを植設し、シリンダ部材7の内壁との隙間を密封する。
隔壁20の外周は直角に折れ曲がって固定フランジ4方向へ指向するシリンダ部材21を形成する。中空円筒状のシリンダ部材21の中心は軸Oに一致する。固定フランジ4から近いシリンダ部材21の一端は、軸O直角方向に広がるように隔壁22を形成する。隔壁22は、ピストン部材8とピストン部材15の間に存在する。軸Oと直角な円盤状の隔壁22の外周は、再び折れ曲がって、固定フランジ4方向へ指向するシリンダ部材23を形成する。中空円筒状のシリンダ部材23の中心は軸Oに一致する。固定フランジ4から近いシリンダ部材23の一端には軸Oに向けて突出するシールリング23sを植設し、シリンダ部材9の外壁との隙間を密封する。
隔壁24の外周は直角に折れ曲がって固定フランジ4方向へ指向するシリンダ部材25を形成する。中空円筒状のシリンダ部材25の中心は軸Oに一致し、シリンダ部材21と重ね合わさっている。固定フランジ4から近いシリンダ部材25の一端は、軸O直角方向に広がるように隔壁26を形成する。なお隔壁26は、隔壁22とは離隔し、ピストン部材15と隔壁16との間に存在する。軸Oと直角な円盤状の隔壁26の外周は再び折れ曲がって固定フランジ4方向へ指向するシリンダ部材27を形成する。中空円筒状のシリンダ部材27の中心は軸Oに一致する。固定フランジ4から近いシリンダ部材27の一端には、軸Oに向けて突出するシールリング27sを植設し、シリンダ部材14の外壁との隙間を密封する。
図1に戻り、上記した各シリンダ部材、各隔壁および各ピストン部材の組み合わせによって画成される各液室である第1,第2,第3ピストン室について、次に説明する。
外側面5bとシリンダ部材7と隔壁19とシリンダ部材18と隔壁17とプーリシャフト1に包囲された空間は第1ピストン室28を画成する。
隔壁19とシリンダ部材7とピストン部材8とシリンダ部材10とピストン部材11とプーリシャフト1に包囲された空間は第1遠心油圧キャンセル室29を画成する。
外側面5bとシリンダ部材7とピストン部材8とシリンダ部材9とシリンダ部材23と隔壁22とシリンダ部材21とピストン部材15とシリンダ部材14と隔壁13とシリンダ部材12に包囲された空間は第2遠心油圧キャンセル室30を画成する。
ピストン部材11とシリンダ部材10とピストン部材8とシリンダ部材9とシリンダ部材23と隔壁22とシリンダ部材21と隔壁20とプーリシャフト1に包囲された空間は第2ピストン室31を画成する。
ピストン部材15とシリンダ部材14とシリンダ部材27と隔壁26とシリンダ部材21に包囲された空間は第3ピストン室32を画成する。
隔壁26とシリンダ部材27とシリンダ部材14と隔壁13とシリンダ部材12aとハウジング16に包囲された空間は第3遠心油圧キャンセル室33を画成する。
プーリシャフト1内部には第1ピストン圧油路34と、第2第3ピストン圧油路35と、遠心油圧キャンセル圧油路36を設ける。第1ピストン圧油路34は第1ピストン室28へ油圧を供給する。
第2ピストン室31と第3ピストン室32を隔てるシリンダ部材21には孔21hを穿設し、双方のピストン室を連通する。第2第3ピストン圧油路35は第2ピストン室31および第3ピストン室32へ油圧を供給する。
第2遠心油圧キャンセル室30と第3遠心油圧キャンセル室33とを隔てる隔壁13には孔13hを穿設し、双方の液室を連通する。また、第1遠心油圧キャンセル室29と第2遠心油圧キャンセル室30とを隔てるシリンダ部材7にはピストン部材8近傍に孔7hを穿設し、双方の液室を連通する。遠心油圧キャンセル圧油路36は、第1遠心油圧キャンセル室29を介して、第2遠心油圧キャンセル室30と第3遠心油圧キャンセル室33に、ピストン室28,31,32の油圧よりも低圧の作動油を供給する。図示せざるエンジンが作動中には、遠心油圧キャンセル圧油路36から供給された作動油が、各遠心油圧キャンセル室29,30,33を通過して、貫通孔16aとシリンダ部材25外周との隙間からオーバーフローする。
可動フランジ5の中心は、ボールスプライン37を介して、プーリシャフト1と軸O方向に相対移動可能に嵌合する。また、外側面5bの中心と隔壁17の間の空間にはスプリング38を縮設し、可動フランジ5を可動フランジ4側へ付勢する。
第1ピストン圧油路34が第1ピストン室28へ油圧を供給すると、第1ピストン室28が拡幅し外側面5bが隔壁19から遠ざかるように移動し、対向フランジ3の間隔が狭まる。また、第2第3ピストン圧油路35が第2ピストン室31および第3ピストン室32へ油圧を供給すると、第2ピストン室31が拡幅しピストン部材8,10が隔壁20,22から遠ざかるように移動する。また、第3ピストン室32が拡幅しピストン部材15が隔壁26から遠ざかるように移動する。これより対向フランジ3の間隔が狭まる。
一方、第1ピストン圧油路34が上記油圧の供給を停止すると、伝動ベルト6自身の張力により伝動ベルト6がプーリ2の中心に移動し、対向フランジ3の間隔が広がる。
無段変速機を変速制御するコントローラ37は、目標変速比を算出し、目標変速比を油圧アクチュエータ38へ指令する。油圧アクチュエータ38は、駆動側のプーリ2および被動側のプーリ2それぞれの第1ピストン圧油路34と、第2第3ピストン圧油路35と連通し、いずれか一方のプーリ2へ供給する油圧を上げて対向フランジ間隔を狭め、他方のプーリ2へ供給する油圧を下げて対向フランジ間隔を広げ目標変速比を実現する。
目標変速比の算出は、車速とアクセル開度と変速マップを基に公知の手法により行うが、本実施例ではさらに、コントローラ37が以下に説明するような演算を行い、油圧可変の油圧アクチュエータ38に指令を出力してダウンシフトおよびアップシフトの変速制御を実行する。
コントローラ37には、走行路の路面勾配と、ピストン室28,31,32へ供給する作動油の油温Toと、車両の積算走行距離Doと、燃費性能重視または走行性能重視またはこれらの中間性能を重視する走行モードと、の各信号を入力する。
コントローラ37は、上記の入力信号に基づき、図4にフローチャートで示す制御プログラムを定時間隔で実行して、無段変速機の変速制御を実行する。
先ずステップS1では、ローギア側へダウンシフトするか否かを判断する。ダウンシフトしない場合(No)、本制御を終了する。ダウンシフトする場合(Yes)、ステップS2へ進み、メモリしておいた直近の路面勾配と、現在の路面勾配の変化から、走行路が急降坂路以外から急降坂路へ変化したかを判断する。
路面勾配が急降坂路以外から急降坂路へ変化した直後の場合(Yes)、ステップS3へ進み、第1ピストン圧油路34のみに油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
一方、路面勾配が変化しない場合や、急降坂路以外へ変化する場合(No)はステップS4へ進み、第1ピストン圧油路34および第2第3ピストン圧油路35に低めの油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
また、コントローラ37は、上記の入力信号に基づき、図5にフローチャートで示す制御プログラムを定時間隔で実行して、無段変速機の変速制御を実行する。
先ずステップS11では、変速比を切り換えるか否か(ダウンシフトまたはアップシフトを行うか否か)を判断する。切り換えない場合(No)は本制御を終了する。一方、切り換える場合(Yes)はステップS12へ進み油温Toが所定値T1以上であるか否かを判断する。油温ToがT1未満である場合(No)、ステップS13へ進み、第1ピストン圧油路34のみに油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
油温ToがT1以上である場合(Yes)、ステップS14へ進み、油温Toが所定値T2以上であるか否かを判断する。なおT2はT1よりも大きい値とする。
油温ToがT2未満であれば(No)、ステップS15へ進み、第2第3ピストン圧油路35のみに油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
一方、油温ToがT2以上である場合(Yes)、ステップS16へ進み、第1ピストン圧油路34および第2第3ピストン圧油路35に低めの油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
他にも、コントローラ37は、上記の入力信号に基づき、図6にフローチャートで示す制御プログラムを定時間隔で実行して、無段変速機の変速制御を実行する。
先ずステップS21では、変速比を切り換えるか否か(ダウンシフトまたはアップシフトを行うか否か)を判断する。切り換えない場合(No)は本制御を終了する。一方、切り換える場合(Yes)はステップS22へ進み積算走行距離Doが所定値D1以上であるか否かを判断する。積算走行距離DoがD1未満である場合(No)、ステップS23へ進み、第1ピストン圧油路34のみに油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
一方、積算走行距離DoがD1以上である場合(Yes)、ステップS24へ進み、積算走行距離Doが所定値D2以上であるか否かを判断する。なおD2はD1よりも大きく、D1は1万km以上の所定値とする。
積算走行距離DoがD2未満であれば(No)、ステップS25へ進み、第2第3ピストン圧油路35のみに油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
積算走行距離DoがD2以上である場合(Yes)、ステップS26へ進み、第1ピストン圧油路34および第2第3ピストン圧油路35に低めの油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
また、コントローラ37は、上記の入力信号に基づき、図7にフローチャートで示す制御プログラムを定時間隔で実行して、無段変速機の変速制御を実行する。
先ずステップS31では、変速比を切り換えるか否か(ダウンシフトまたはアップシフトを行うか否か)を判断する。切り換えない場合(No)は本制御を終了する。一方、切り換える場合(Yes)はステップS32へ進み走行モードが走行性能重視であるか、燃費性能重視であるか、あるいはそれらの中間であるかを判断する。
走行性能を重視する場合、ステップS33へ進み、第1ピストン圧油路34のみに油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
燃費性能を重視する場合、ステップS35へ進み、第1ピストン圧油路34および第2第3ピストン圧油路35に低めの油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
双方の性能のうちいずれも重視しないのであれば中間的な走行モードとして、ステップS34へ進み、第2第3ピストン圧油路35のみに油圧を供給するようアクチュエータ38へ変速指令を出力し、本制御を終了する。
ところで、本実施例によれば、ベルト式無段変速機を変速制御するコントローラ37が、運転状態や走行環境などの走行状態に応じて、第1ピストン圧油路34のみに油圧を供給することや、第2第3ピストン圧油路35のみに油圧を供給することや、第1ピストン圧油路34および第2第3ピストン圧油路35に油圧を供給することを選択して変速するため、1つの変速機において、少数のピストン室へ油圧を供給して迅速な変速制御や、多数のピストン室へ低めの油圧を供給してリークの少ない変速制御を選択して行うことができる。
具体的には走行環境とは走行勾配であり、走行勾配が急降坂路へ変化した直後にダウンシフトを行う場合にはステップS3で第1ピストン室28のみに油圧を供給してダウンシフトを行う。
したがって、平坦路または登坂路など急降坂路以外の走行路が急降坂路へ変化した直後には1つのピストン室のみを用いて迅速なダウンシフトを行うことができ、アクセル開度が小さくエンジン回転数が低いゆえオイルポンプの吐出量が小さい状態でも迅速にダウンシフトを行って急降坂路進入直後から強力なエンジンブレーキを得られる。
また、運転状態とはピストン室28,31,32へ供給する作動油の油温Toであり、油温Toが所定値T2より高い場合には、ステップS16においてコントローラ37が第1第2第3ピストン28,31,32へ油圧を供給し、油温Toが所定値T1より高く所定値T2より低い場合には(T1<T2)、ステップS15においてコントローラ37が第2第3ピストン31,32へ液圧を供給し、作動油の油温Toが所定値T1より低い場合には、ステップS14において第1ピストン28のみへ液圧を供給する。したがって、油温Toが高温であり作動油の粘度が低いため油圧系統の内部リークが多い場合には、低圧にして内部リークを減らしつつ多数のピストン室へ油圧を供給して変速比の切り換えを行うことで、オイルポンプや上記ピストン室28,31,32のリングシール19s,11s,23s,27s,15sからのリークを低減しながら変速制御を行うことができる。したがって、高温によるリーク補償分のオイルポンプ負荷およびエンジン負荷を軽減し燃費を向上することができる。
一方、油温Toが低温であり作動油の粘度が高い場合には油圧系統の内部リークが少ないため、少数のピストン室へ油圧を供給し、迅速な変速制御を行うことができる。
あるいは、運転状態とは積算走行距離Doであり、積算走行距離Doが小さいうちにはステップS23において第1ピストン28のみへ液圧を供給する。つまり、積算走行距離Doが小さいため油圧系統の摩耗が少なく内部リークを考慮する必要がない場合には、少数のピストン室へ油圧を供給し、迅速かつ効率的に変速制御を行うことができる。
一方、積算走行距離Doが数万kmに達すると、ステップS26においてコントローラ37が第1第2第3ピストン室28,31,32へ液圧を供給する。したがって、積算走行距離Doが大きくなって油圧系統の各部摺動箇所の摩耗により内部リークが多くなり、さらにはオイルポンプ内部の摩耗により吐出量が低下して、変速制御に必要な油圧を確保できない場合になっても、油圧系統を低圧にして内部リークを減らしつつ多数のピストン室へ油圧を供給することでオイルポンプや上記ピストン室からのリークを低減しながら変速制御を行うことができる。
また、コントローラ37は、燃料消費率を低くする走行モード中では、ステップS35において、第1第2第3ピストン室28,31,32へ低めの油圧を供給するため、油圧系統の内部リークを低減し、エンジン負荷を少なくして燃料消費率を低くすることができる。
一方、走行性能を重視する場合には、ステップS33において第1ピストン室28のみへ油圧を供給し、変速比を迅速に切り換えることができる。したがって、運転者の志向に合った走行が可能になって燃費の向上と、迅速な変速制御を両立することができる。
なお、上記の急降坂路や、無段変速機の油温Toや、積算走行距離Doや、走行モードなどの各要素に基づく変速制御は、すべて組み合せて用いてもよいが、運転者の好みや車両用途に応じて選択的に用いてもよいこと勿論である。
また本実施例においては、上記の変速制御を行うため、対向フランジ3の間隔を変化させる複数式ピストン機構は、可動フランジ5に固設した複数のシリンダ部材およびピストン部材と、プーリシャフト1に固設した複数の隔壁およびシリンダ部材とを、相互に、プーリ軸線方向に摺動可能に嵌合して画成した3つのピストン室28,31,32を具え、これらのピストン室のうち、油圧を供給するピストン室数を変化させる。
そして、隣り合う第2ピストン室31と第3ピストン室32間を孔21hで相互に連通させて共通の第2第3ピストン圧油路35で油圧を供給することから、1本の油路を用いて2つの液室を制御することができて、油圧経路のレイアウトを簡素化を可能にする。また、第2ピストン室31と第3ピストン室32とを、2段構造であって実質的に1つのピストン室とすることで、軸O直角方向に過大に広がったピストン室を設けるよりもピストン機構を小型化することができる。
さらに、第1ピストン室28を密封するシール部19sと、第2ピストン室31を密封するシール部23sとを、軸O方向においてほぼ同じ位置に配置し、第2ピストン室31を密封するシール部11sと、第3ピストン室32を密封するシール部15sとを、軸O方向においてほぼ同じ位置に配置することから、各ピストン室の摺動箇所が軸O方向において重ね合う構造となり、ピストン室を単純に軸O方向直列に設けるよりも、ピストン機構を軸O方向に小型化することができる。
さらに、各ピストン室28,31,32の外周には遠心油圧キャンセル室29、30、33を設け、これらキャンセル室29,30,33を孔7h,13hで連通し、1本の遠心油圧キャンセル圧油路36からキャンセル室29へ低圧の作動油を流入させ、キャンセル室30を経てキャンセル室33の孔16aから作動油を流出させることで、遠心キャンセル機能を確保し、プーリ2の回転中の油圧制御を好適に行うことができる。
本発明の実施例になるVベルト式無段変速機に設けられたプーリを示す縦断面図である。 同無段変速機用プーリの可動フランジに固着した各シリンダ部材および各ピストン部材を示す要部縦断面図である。 同無段変速機用プーリの固定フランジと一体に結合した各シリンダ部材および各隔壁を示す要部縦断面図である。 同無段変速機用の一実施例になる変速制御を示すフローチャートである。 同無段変速機用の他の実施例になる変速制御を示すフローチャートである。 同無段変速機の更に他の実施例になる変速制御を示すフローチャートである。 同無段変速機用の別の実施例になる変速制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 プーリシャフト
2 プーリ
3 対向フランジ
4 固定フランジ
5 可動フランジ
6 伝動ベルト
7,9,10,12,12a,14 シリンダ部材(可動フランジ側)
8,11,15 ピストン部材(可動フランジ側)
13, 隔壁(可動フランジ側)
16 ハウジング(可動フランジ側)
18,21,23,25,27 シリンダ部材(固定フランジ側)
17,19,20,22,24,26 隔壁(固定フランジ側)
28 第1ピストン室
29 第1遠心油圧キャンセル室
30 第2遠心油圧キャンセル室
31 第2ピストン室
32 第3ピストン室
33 第3遠心油圧キャンセル室
34 第1ピストン圧油路
35 第2第3ピストン圧油路
36 遠心油圧キャンセル圧油路
37 コントローラ
38 油圧アクチュエータ

Claims (8)

  1. 複数の液室への液圧により、固定フランジに対する可動フランジのプーリ軸線方向位置が変化する駆動側プーリおよび被動側プーリと、該プーリ間に掛け渡されて駆動力を伝達するベルトとを具え、前記固定フランジおよび可動フランジの間隔の変化により前記ベルトの係合径を変化させるベルト式無段変速機の変速制御装置において、
    前記複数の液室へ個々に液圧を供給する液圧制御手段と、
    車両の運転状態や走行環境などの走行状態を検出する走行状態検知手段とを具え、
    この手段で検出した走行状態に応じて、液圧を供給する前記液室数を変化させるよう構成したことを特徴とするベルト式無段変速機の変速制御装置。
  2. 請求項1に記載の変速制御装置において、
    前記走行状態検知手段は、車両走行路の勾配を検出し、
    検出した勾配が略平坦路から降坂路へ変化したときには、前記液圧を供給する液室数を少なくし、それ以外のときは、前記液圧を供給する液室数を多くするよう構成したことを特徴とするベルト式無段変速機の変速制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の変速制御装置において、
    前記走行状態検知手段は、前記複数の液室へ供給する作動液の温度を検出し、
    検出温度が高い場合には、前記液圧を供給する液室数を多くし、この検出温度が低い場合には、前記液圧を供給する液室数を少なくするよう構成したことを特徴とするベルト式無段変速機の変速制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の変速制御装置において、
    前記走行状態検知手段は、車両の走行距離を検出し、
    検出した走行距離が小さい場合には、前記液圧を供給する液室数を少なくし、検出した走行距離が大きくなるにつれて、前記液圧を供給する液室数を多くすることを特徴とするベルト式無段変速機の変速制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のベルト式無段変速機の変速制御装置において、
    該変速制御装置は低燃料消費率を優先させる第1変速モードと、走行性能を優先させる第2変速モードのいずれか一方を選択して変速制御を行い、
    前記液圧制御手段は、第1変速モード選択中には前記液圧を供給する液室数を多くし、第2変速モード選択中には前記液圧を供給する液室数を少なくすることを特徴とするベルト式無段変速機の変速制御装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の変速制御装置において、
    前記プーリは、プーリシャフトに固設した固定フランジと、プーリシャフト上を軸線方向へ変位可能な可動フランジとの間に前記ベルトの掛け渡し溝を画成し、
    前記固定フランジから遠い前記可動フランジの面に固設した複数の可動フランジ側メンバと、前記プーリシャフトに固設した複数のプーリシャフト側メンバとを相互に、プーリ軸線方向へ摺動可能に嵌合して3個の液室を画成し、
    これら3個の液室のうち、隣り合う一対の液室間を相互に連通させて共通の液路により液圧を供給する構成とし、
    前記可動フランジ側メンバおよびプーリシャフト側メンバの相互嵌合部のうち、少なくとも2個をプーリ軸線方向においてほぼ同じ位置に配置したことを特徴とするベルト式無段変速機の変速制御装置。
  7. 請求項6に記載の変速制御装置において、
    前記可動フランジ側メンバは、前記固定フランジから遠い前記可動フランジの面に固設され、この可動フランジ面からプーリ軸線方向に突出する小径および大径の筒壁体と、これら筒壁体の先端から径方向内方へ延在して前記プーリシャフトに対し摺動可能な端壁体とより成る小径可動フランジ側メンバおよび大径可動フランジ側メンバで構成し、
    前記プーリシャフト側メンバは、前記小径可動フランジ側メンバの端壁体および前記可動フランジ面間において、前記プーリシャフトの外周に固設され、このプーリシャフト外周から径方向外方に延在して小径可動フランジ側メンバに対しプーリ軸線方向摺動自在に嵌合する第1プーリシャフト側メンバと、
    前記プーリシャフトの外周に固設され、このプーリシャフト外周から、前記小径可動フランジ側メンバの端壁体および大径可動フランジ側メンバの端壁体間を径方向外方に延在して小径可動フランジ側メンバに対しプーリ軸線方向摺動自在に嵌合する第2プーリシャフト側メンバと、
    前記可動フランジから遠い前記大径可動フランジ側メンバの端壁体の側において、前記プーリシャフトの外周に固設され、このプーリシャフト外周から径方向外方に延在して大径可動フランジ側メンバに対しプーリ軸線方向摺動自在に嵌合する第3プーリシャフト側メンバとで構成し、
    前記可動フランジ面および第1プーリシャフト側メンバ間に第1液室を画成し、前記小径可動フランジ側メンバの端壁体および第2プーリシャフト側メンバ間に第2液室を画成し、前記大径可動フランジ側メンバの端壁体および第3プーリシャフト側メンバ間に第3液室を画成し、
    前記第2液室および第3液室間を相互に連通させ、
    前記小径可動フランジ側メンバに対する第1および第2プーリシャフト側メンバの嵌合部をそれぞれ、プーリ軸線方向においてほぼ同じ位置に配置したことを特徴とするベルト式無段変速機の変速制御装置。
  8. 請求項7に記載の変速制御装置において、
    前記第3プーリシャフト側メンバに沿って延在するよう前記大径可動フランジ側メンバに包囲壁を固設し、この包囲壁と、第3プーリシャフト側メンバとの間に室を画成し、この室と、前記第1液室および第2液室間に画成された室と、前記第2液室および第3液室間に画成された室との間を相互に連通させ、これら室を遠心キャンセル室として機能させるよう構成したことを特徴とするベルト式無段変速機の変速制御装置。
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