JP2005138886A - 角底シェルカートン - Google Patents

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Seiichiro Hirata
誠一郎 平田
Kaori Uesugi
香織 上杉
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Daiichishiko Co Ltd
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Daiichishiko Co Ltd
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Abstract

【課題】 多面体の外観に変化をつけるため、天面全体を複数のパネルによりシェル構造とすることを目的とする。
【解決手段】 側面パネルと角底底面部を有する角底シェルカートンであって、側面パネルの上辺に天面の対角線長さより長い対角線の四角形パネルを連ね、四角形パネルを二つ折りにして三角形パネルとし、三角形パネルの先端部をそれぞれ隣り合う三角形パネルの下に潜らせて紙が持つ反発力で係合させ、シェル構造の天面とした角底シェルカートンとした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、角底シェルカートンに関し、特に、多面体の外観に変化をつけるため、天面全体を複数のパネルによりシェル構造としたものである。
カートンにおいて、天面をシェル構造に仕上げる方法として、手作業で貼り上げる貼り箱、複雑な折りを伴い抜き型を使う箱、あるいは製函機の使用等が考えられるが、カートンとして気軽に導入するには障害がある。
一枚の紙または板紙で、曲面を持つシェルの成形は、普通はできない。特殊な、しかもかなり高価な板紙や、高価な金型を必要とする深絞りの方法で現在は実現可能であるが、少量多品種の商品への適応はできない。
そこで、本発明は六面体(立方体と直方体)の1つの面、ここでは天面を作る4つの辺の延長パネル4枚で、天面のシェルを形成することにした。天面の四辺形の4つの辺それぞれを一辺とする4つの変形四辺形を、本来天面の蓋部分を形成するパネルを側面パネルの延長上に設ける。この際、この変形四辺形の対角線の長さを、六面体の天面の対角線の長さより長くなるように設定する。対角線で接する三角形がそれぞれの変形四辺形の中に2つできるが、その対角線で二つ折りにする。その結果、それぞれが二枚重ねの4つの三角形パネルができる。それを、順を追って折り込み、最後の一枚は、その頭部から隣り合う三角形パネルの下に潜り込ませる。
その結果、それぞれの三角形パネルが隣り合う三角形パネルで押さえられるために安定し、三角形パネルの辺の長さが長めであるため、外側にふくれ上がり、シェルが構成され、外見は普通の六面体のカートンと著しく異なり、魅力的なものができ上がる。
基本は、四角の底面のものとするが、その他の多角形底面のカートンの製作も可能である。
また、深さも浅いものから深いものまでいろいろと対応できるため、中に納められる商品の多様さにも対応できる。
特開2003−300576
カートンにおいて、多面体の外観に変化をつけるため、天面全体を複数のパネルにより簡単に手作業で組み立てられるシェル構造とすることが求められている。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、多面体の外観に変化をつけるため、天面全体を複数のパネルによりシェル構造とすべく、側面パネルと角底底面部を有する角底シェルカートンであって、側面パネルの上辺に天面の対角線長さより長い対角線の四角形パネルを連ね、四角形パネルを二つ折りにして三角形パネルとし、三角形パネルの先端部をそれぞれ隣り合う三角形パネルの下に潜らせて紙が持つ反発力で係合させ、シェル構造の天面とした角底シェルカートンとした。
また、本発明は、シェル形の形状を安定的に保持するために、三角形パネルの一辺に側面パネルと略同じ大きさの固定パネルを連ね、固定パネルを折り曲げて側面パネルの内面に当接するようにして差し込み、入れ子の状態に組み立てた角底シェルカートンとした。
本発明は、側面パネルと角底底面部を有する角底シェルカートンであって、側面パネルの上辺に天面の対角線長さより長い対角線の四角形パネルを連ね、四角形パネルを二つ折りにして三角形パネルとし、三角形パネルの先端部をそれぞれ隣り合う三角形パネルの下に潜らせて紙が持つ反発力で係合させ、シェル構造の天面とした角底シェルカートンであるので、多面体の外観に変化をつけるため、天面全体を複数のパネルによりシェル構造とした。
また、本発明は、底と天面とにハンドロックを採用したため、紙の使用する面積が少なくて経済的である。
さらに、本発明は、三角パネルの一辺に側面パネルと略同じ大きさの固定パネルを連ね、固定パネルを折り曲げて側面パネルの内面に当接するようにして差し込んだ角底シェルカートンであるので、シェル形の形状を安定的に保持できる。
本発明の角底シェルカートンを、添付する図面に示す具体的な一実施例に基づいて、以下詳細に説明する。
図1は四角底の角底シェルカートンの具体例の展開図で、変形四辺形状の四角パネル1と長方形の側面パネル2と、台形状の底面パネル3を上下に連ねる。四角パネル1の対角線は折り畳み線7とし、その対角線の長さは4個の側面パネル2で形成するカートンの天面の対角線長さより長く形成する。この折り畳み線7で四角形パネル1を二つ折りにして三角形パネル8とする。四角パネル1下辺と側面パネル2上辺、側面パネル2下辺と底面パネル3上辺はそれぞれ折り曲げ線4・5を介在させる。
この四角パネル1・側面パネル2・底面パネル3を左右方向に4組み連ねる。四角パネル1と相隣る四角パネル1との間には切れ込み線6を介在させる。また、側面パネル2と相隣る側面パネル2との間には折り曲げ線15を介在させる。
右端の四角形パネル1の右辺には折り曲げ線9を介在させて側面パネル2と略同じ大きさの固定パネル10を連ね、固定パネル10の上辺には折り曲げ線13を介在させて概略長方形の固定パネル14を連ねる。左端の側面パネル2の左辺には折り曲げ線11を介在させて糊代12を連ねる。
次に、この角底シェルカートンの組み立てについて説明する。
側面パネル2に対し底面パネル3を折り曲げ線5で内方に折り曲げ、側面パネル2も折り曲げ線15で内方に折り曲げ、糊代12も折り曲げ線11で内方に折り曲げて、糊代12の外面に接着剤を塗布して図の右端の側面パネル2の端部内面と接着し、箱状に形成する。
四角形パネル1は折り畳み線7で二つ折りにして三角形パネル8とし、三角形パネル8は側面パネル2に対して折り曲げ線4で内方に折り曲げる。三角形パネル8にすることによりこの部分は二重になり強度が増す。
このようにして底面および側面を組み上げた状態を図2に示す。底面は4枚の底面パネルが重なり合って紙の反発力を利用してきれいに底面を塞ぐ。底面は紙の反発力を利用しロックして塞ぐ、いわゆるハンドロックを採用する。
次に、カートン内に商品等を収容してから天面の組み上げであるが、シェル形の形状を安定的に保持できるように、固定パネル10を三角形パネル8に対して折り曲げ線9で内方に折り曲げ、さらに、固定パネル14を補強パネル10に対し折り曲げ線13で内方に折り曲げる。
図3に示すように、固定パネル10・14を有する三角形パネル8を折り曲げ線4で内方に折り曲げ、固定パネル10・14は側面パネル2の内面に当接させ底面パネル3上に載置する。三角形パネル8の斜辺はカートンの開口対角線長さより長く設定してあるので、上方に向けて突状、円弧状となる。固定パネル10・14が底面パネル3に載置されているので、円弧面の形状は安定する。
続いて、隣の三角形パネル8を同様に側面パネル2に対して折り曲げ線4で折り曲げ、さらに隣の三角形パネル2を同様に折り曲げた状態が図3の状態である。
最後の三角形パネル8も同様に折り曲げ、最初に折り曲げた三角形パネル8の下にその先端を差し込む。その状態が図4の状態である。
三角形パネル8は紙の持つ反発力で互いに持ち上がろうとしてブロック状態になり、三角形パネル8が開いてしまったり、逆に内側に凹んでしまうのを防ぐ。これによってシェル構造が安定状態となり、シールで止めたり、ヒモ掛けの必要が普通は無くなる。
天面も三角形パネル8の反発力を利用し、三角形パネル2の先端を隣の三角形パネル8の下に差し込む、いわゆるハンドロックを採用している。
また、三角形パネル8は二つ折りにして構成されているので、印刷面が内面に折り込まれるので、工夫次第では魅力的にこれを活かすことができる。
図5は、本角底シェルカートンを折り畳んだ状態を示す。薄く折り畳むことができ、場所を取らず収容、搬送、保管に便利である。
150mmの四角形で深さ46mmの角底シェルカートンである。
上記の実施例で、底面が四角形の例について述べたが、多角形への対応も楽にできる。
また、上記の実施例では、深さが浅い例について述べたが、深さを深くすることは容易にできる。
本角底シェルカートンは、魅力的外形からギフトパッケージとして最適である。
例えば、浅いものはホールケーキ用の箱に、深いものはカップ状に仕上げて、キャンデー、チョコレート、スナック等のばら詰めに使える。
本角底シェルカートンは、開けた時の形が花の開花時に似ていることから、パーティーグッズに使える。
食品以外のファッション関係の小物、装身具のパッケージとして使える。
本発明の具体的一実施例の展開図である。 図1の展開図の角底シェルカートンの側面、底面を組み上げた状態の斜視図である。 図1の展開図の角底シェルカートンの天面を組み上げた状態を説明する斜視図である。 図1の展開図の角底シェルカートンの天面の組み上げが完了した状態の斜視図である。 図1の展開図の角底シェルカートンの折り畳んだ状態の正面図である。
符号の説明
2…側面パネル
7…四角形パネル
8…三角形パネル
10・14…固定パネル

Claims (2)

  1. 側面パネルと角底底面部を有する角底シェルカートンであって、側面パネルの上辺に天面の対角線長さより長い対角線の四角形パネルを連ね、四角形パネルを二つ折りにして三角形パネルとし、三角形パネルの先端部をそれぞれ隣り合う三角形パネルの下に潜らせて紙が持つ反発力で係合させ、シェル構造の天面とした角底シェルカートン。
  2. 三角形パネルの一辺に側面パネルと略同じ大きさの固定パネルを連ね、固定パネルを折り曲げて側面パネルの内面に当接するようにして差し込んだ請求項1記載の角底シェルカートン。
JP2003379276A 2003-11-10 2003-11-10 角底シェルカートン Pending JP2005138886A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109720691A (zh) * 2017-10-31 2019-05-07 天津市职业大学 一种具有间隔锁底的纸盒盒坯

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109720691A (zh) * 2017-10-31 2019-05-07 天津市职业大学 一种具有间隔锁底的纸盒盒坯
CN109720691B (zh) * 2017-10-31 2024-03-19 天津市职业大学 一种具有间隔锁底的纸盒盒坯

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