JP2005138262A - ステープラ - Google Patents

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Abstract

【課題】手の自由が利かない状態でも使用できるように、どのような手の大きさの人にも使いやすいように、操作部位に関らず一定の操作感を与えより少ない動作で綴じ込み操作を行うことができるステープラを少ない部品点数で実現する。
【解決手段】ステープラSに、ステープル折り曲げ部1xを備えたベース1と、紙葉類挿入空間SSを挟んで位置するマガジン21と、ステープルを順次ステープル折り曲げ部1xに臨ませるステープル供給機構2と、ステープルをステープル折り曲げ部1xに向けて押し出す操作力を受ける綴じ操作体3と、綴じ操作体3をベース1に対して直線的に進退させる案内機構4と、綴じ操作体3が操作力を受けた場合にステープル折り曲げ部1xに臨ませたステープルをステープル折り曲げ部1xに向けて押し出す機能を有する押圧部材5とを具備させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、紙葉類を綴じる用途に用いられるステープラに関する。
従来、紙葉類を綴じる用途に用いられるステープラは、ベースと、ステープルを収納するマガジンを有するフレーム部と、マガジン内のステープルを前記ベースに向けて押圧する機能を有する押圧部とを具備するとともに、これらの一端を共通の回転軸を中心に回転可能に接続する構成が広く採用されている。そして、このようなステープラを用いて紙葉類を綴じ込むには、回動端側を把持して前記押圧部を前記ベースに向けて押圧し、この押圧部にステープルを前記ベースに向けて押圧させる必要がある。(例えば、特許文献1〜4参照。)なお、前記特許文献において、基台枠、基台体、及びクリンチャアームはベース、針はステープル、針収容函体及びマガジン部材はフレーム部、カバー体、ハンドル、ハンドル体、及びハンドル部材は押圧部にそれぞれ相当する。
特許2631342号公報 特開平10−193282号 特許2671255号公報 特開2002−28877号
ところが、このような構成のステープラは、前記押圧部を前記ベースに向けて押圧する操作を、ステープラを把持することにより行う必要があることが多い。すなわち、手の自由が利かない状態ではこのような操作を行うことができないことがあり得るという不具合が存在する。また、手の大きさとステープラの大きさとが極端に異なる場合には使いにくくなってしまう不具合が存在する。
このような不具合を解消するため、前記ベースに向かいその載置面に垂直な方向にスライド移動させる動作により操作を行うことができる操作部を具備させるとともに、この操作部と前記押圧部との間に、操作部のスライド移動を押圧部に対する押圧動作に変換する動作変換機構を介在させる構成が考えられる。しかし、このようなものでは、操作部と押圧部との間に動作変換機構を介在させることにより、動作変換の際に無駄が発生するとともに部品点数が多くなる新たは不具合が発生する。
本発明は、以上に述べた課題を解決し、手の自由が利かない状態でも使用できるようにするとともに、どのような手の大きさの人にも使いやすくしつつ操作部位に関らず一定の操作感を与えることのできるステープラを少ない部品点数で実現するとともに、より少ない動作で綴じ込み操作を行うことができるようにすべく構成するものである。
すなわち本発明に係るステープラは、ステープル折り曲げ部を備えたベースと、このベースとの間に紙葉類挿入空間を挟んで位置するとともにステープルを充填するマガジンを有し充填されたステープルを順次前記ステープル折り曲げ部に臨ませるステープル供給機構と、前記ステープル供給機構を介して前記ベースに対面配置され、ステープルを前記ステープル折り曲げ部に向けて押し出す操作力を受け付ける綴じ操作体と、前記綴じ操作体をベースに対して直線的に進退させるべく案内する案内機構と、前記綴じ操作体に設けられ、この綴じ操作体が操作力を受け付けた場合に前記ステープル折り曲げ部に臨ませたステープルを該ステープル折り曲げ部に向けて押し出す機能を有する押圧部材とを具備することを特徴とする。
このように構成すれば、押圧部材を前記綴じ操作体に具備させているので、構造を簡単なものにできるとともに、綴じ操作体をベースに向けて押し込む動作をそのまま紙葉類を綴じ込む動作に変換でき、より少ない動作で紙葉類を綴じ込むことができる。
このようなステープラにおいてステープルの充填をより容易に行うことができるようにするための態様として、前記ベースと前記綴じ操作体との間に、前記ベースに対面配置させた状態の使用位置とステープルを充填可能な状態の退避位置との間で前記綴じ操作体を移動させる退避機構をさらに具備するものが挙げられる。
さらに、前記案内機構が、前記綴じ操作体からベースに向かう方向に突出させて設けられるガイドピンと、前記ガイドピンに係合可能なガイド部材とを具備するものであって、前記綴じ操作体と前記ガイド部材とを一体に移動させるように前記退避機構を形成しているものであれば、前記マガジンを上方及び側方の空間に対して露出できるので、ステープルの充填をさらに容易に行うことができる。
上述したような構成を実現するための具体的な態様の一例として、前記ガイド部材を前記ベースに第1取付軸を介して軸着しているものが挙げられる。
また、前記ステープル供給機構のマガジンを、前記第1取付軸からベース寄りに偏位した位置に設けた第2取付軸を介して前記ベースに軸着しているものであれば、第1取付軸をベースから大きく離間させることにより、前記退避位置をよりベースから離間した位置に設定してステープルの充填をさらに容易に行うことができる。
さらに、上述したようなガイド部材を簡単な構造で固定するとともに簡単な操作で固定を解除して退避位置に移動させるようにするための態様として、前記ガイド部材に設けられた係止爪と係合して前記ガイド部材を前記使用位置に固定するロック爪と、スライド移動により前記係止爪とロック爪との係合を解除する係合解除操作部とを有するロック機構をさらに具備するものが挙げられる。
そして、前記ガイドピンと前記ガイド部材との間のスライドを滑らかに行うようにするための態様として、前記ガイドピンを円柱状に形成しているとともに、前記ガイド部材に前記ガイドピンと係合可能な係合穴を形成しているものが挙げられる。このようなものであれば、円柱状のガイドピンを形成する際には抜き勾配を形成する必要がなく、前記係合穴との間のクリアランスを微細に設定できるからである。
本発明に係るステープラは、綴じ操作体をベースに対して直線的に進退させるべく案内する案内機構を具備させることにより、手の自由が利かない状態でも使用できるようにし、また、どのような手の大きさの人にも使いやすくしつつ操作部位に関らず一定の操作感を与えることのできるものであって、押圧部材を前記綴じ操作体に設けているので、構造を簡単なものにできるとともに、綴じ操作体をベースに向けて押し込む動作をそのまま紙葉類を綴じ込む動作に変換でき、より少ない動作で紙葉類を綴じ込むことができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るステープラSは、平面視略卵形をなし、斜視図を図1、側面図を図2、平面図を図3、図3におけるA−A断面図を図4、図3におけるB−B断面図を図5にそれぞれ示すように、半径の小さな円弧側の端部(以下先端部と称する)にステープル折り曲げ部1xを備えたベース1と、このベース1との間に紙葉類挿入空間SSを挟んで位置するとともにステープルを充填するマガジン21を有し充填されたステープルを順次前記ステープル折り曲げ部1xに臨ませるステープル供給機構2と、前記ステープル供給機構2を介して前記ベース1に対面配置され、ステープルを前記ステープル折り曲げ部1xに向けて押し出す操作力を受け付ける綴じ操作体3と、前記綴じ操作体3をベースに対して直線的に進退させるべく案内する案内機構4と、前記綴じ操作体3に設けられ、この綴じ操作体が操作力を受け付けた場合に前記ステープル折り曲げ部1xに臨ませたステープルを該ステープル折り曲げ部1xに向けて押し出す機能を有する押圧部材5とを具備する。
前記ベース1は、図6の(a)に平面図、同図の(b)に側面図、同図の(c)に底面図をそれぞれ示すように、半径の大きな円弧側の端部(以下基端部と称する)に、ベース1の上面から起立し長手方向に延伸する起立板11を1対有する。これら起立板11には、外向する板面には前記案内機構4を構成するガイド部材42を軸着するガイド部材取付軸X1を設けているとともに、互いに対向する板面に前記ステープル供給機構2を構成するマガジン21を軸着するマガジン取付軸X2を設けている。そして、前記マガジン取付軸X2を前記ガイド部材取付軸X1よりも下方に配置している。
前記ステープル供給機構2は、前記ベース1との間に前記紙葉類挿入空間SSを挟んで位置し、ステープルを充填している前記マガジン21と、前記マガジン21に充填されたステープルを順次前記ステープル折り曲げ部1xに臨ませるべく前記ステープル折り曲げ部1x側に付勢するステープル送り出し部22とを有する。ここで、図7の(a)にマガジン21の平面図、同図の(b)に同側面図、同図の(c)に同底面図をそれぞれ示す。具体的には、このステープル供給機構2は、従来のステープラにおけるステープル供給機構と略同様の構成を有し、前記マガジン21は一端部が前記ステープル折り曲げ部1xに臨むとともに、他端部に設けた取付孔21xが前記マガジン取付軸X2に軸着されている。そして、前記マガジン21は、前記起立板11寄りの端部においてマガジンバネS1により上方に向けて付勢されているとともに、係止爪211がベース1のマガジン係止部1yに係合することよりベース1から高さ方向に所定距離離間した位置に保持されている。一方、前記ステープル送り出し部22は、プッシャ221とステープル送りバネS3とからなる。前記ステープル送りバネS3は、一端部をプッシャ221に、他端部を押圧部材5に設けた後述するバネ取付部5xに接続していて、このステープル送りバネS3の作用によりステープルを前記ステープル折り曲げ部1x側に付勢する。
前記綴じ操作体3は、図8の(a)に平面図、同図の(b)に側面図、同図の(c)に底面図をそれぞれ示すように、中空をなすとともに、平面視前記ベース1に略重合する形状をなしている。また、先端部の下面には、前記押圧部材5を取り付ける押圧部材取付部3aを設けている。
前記案内機構4は、前記綴じ操作体3をベース1に対して直線的に進退させるべく案内する機能を有し、前記図4に示すように前記綴じ操作体3からベース1に向かう方向に突出させて設けられるガイドピン41と、前記ガイドピン41に係合可能なガイド部材42とを具備する。
前記ガイドピン41は、本実施形態では円柱状をなしていて、幅方向に2列、長手方向に3列に設けている。また、長手方向に隣接するガイドピン41間には、本実施形態では長手方向に延びる接続板410を介在させているとともに、この接続板410の長手方向中央のガイドピン41に隣接する部位には切り欠き410xを設けている。
一方、前記ガイド部材42は、図9の(a)に平面図、同図の(b)に側面図、同図の(c)に正面図をそれぞれ示すように、前記ガイドピン41にそれぞれ係合可能な係合穴42a及び前記接続板410に係合可能な係合溝42cを備えているとともに、その一端部には前記ガイド部材取付軸X1と係合可能な取付孔42xを設けていて、この取付孔42xを前記ガイド部材取付軸X1に係合させることによりベース1に軸着するようにしている。さらに、長手方向に3列配置されたうちの中央のガイドピン41には、係止ネジ411を螺着しているとともに、前記ガイド部材42の係合穴42aのうちこの係止ネジ411を螺着したガイドピン41に係合するものには、前記係止ネジ411の頭部411aと係合可能な係止部42bを設けている。なお、ガイド部材取付軸をこのガイド部材42に固定して設け、ベース1側にガイド部材取付軸と係合可能な係合孔を設けるようにしてもよい。加えて、前記ガイド部材42は、前記取付孔42xが設けられている側と反対側の端部に係止爪421を設けていて、後述するロック機構Rによりベース1から起立する位置である使用位置に固定可能にしている。そして、前記接続板410に設けた切り欠き410xの上端に綴じ操作体支持バネS2の一端を当接させているとともに、この綴じ操作体支持バネS2の他端を前記係止部42bに当接させ、この綴じ操作体支持バネS2の作用により綴じ操作体3を上方、すなわちベース1から離間する方向に付勢している。
ロック機構Rは、前記ガイド部材42に設けられた係止爪421と、この係止爪421と係合して前記ガイド部材42を前記使用位置に固定するロック爪61と、スライド移動により前記係止爪421とロック爪61との係合を解除する係合解除操作部62とを有する。前記ロック爪61及び前記係合解除操作部62は、本実施形態では図10の(a)に底面図、同図の(b)に正面図、同図の(c)に側面図をそれぞれ示すようなロック部材6に一体に設けられている。このロック部材6は、前記ベース1に設けられたロック部材取付部1tに取り付けるようにしている。また、前記係合解除操作部62は、前記ベース1の先端部から外部に露出しているとともに、この係合解除操作部62を前記ベース1に近づける方向にスライド移動すると弾性変形部63の長さ寸法が圧縮されて前記ロック爪61が移動し、前記係止爪421とロック爪61との係合が解除される。
さらに本実施形態では、前記ベース1と前記綴じ操作体3との間に、前記ベース1に対面配置させた状態の使用位置と、ステープルを充填可能な状態の退避位置との間で前記綴じ操作体3を移動させる退避機構Tをさらに具備する。ここで、退避位置に前記綴じ操作体3を移動させた状態における図4に相当する状態の図を図11に示す。具体的には、前記ロック機構Rを解除した状態で前記綴じ操作体3を上方に引き上げると、前記係止ネジ411と前記係止部42bとが係合したまま前記ガイド部材42が上方に移動する。すなわち、前記綴じ操作体3が前記ガイド部材42と一体に移動可能にしている。
しかして本実施形態では、前記押圧部材5は、前記綴じ操作体3の押圧部材取付部3aに設けられ、この綴じ操作体3が操作力を受け付けた場合に前記ステープル折り曲げ部1xに臨ませたステープルを該ステープル折り曲げ部1xに向けて押し出す機能を有する。
具体的には、この押圧部材5は、前記図4に示すように、取付ネジを挿通させるネジ挿通孔を有する被取付部51と、この被取付部51の前記該ステープル折り曲げ部1x側の端部から前記該ステープル折り曲げ部1xに向けて延伸するとともに前記綴じ操作体3に操作力が加えられた場合に前記該ステープル折り曲げ部1x側の端部にステープルに当接するドライバ52と、前記被取付部51の他端部から前記該ステープル折り曲げ部1xから離間する方向に下降する傾斜を有して延伸する板バネ部53とを有する。さらに詳述すると、この押圧部材5は前記被取付部51のネジ挿通孔に挿通させた取付ネジを前記綴じ操作体3の押圧部材取付部3aに螺着することにより前記綴じ操作体3に取り付けられる。また、前記板バネ部53は、操作力が加えられた場合に前記マガジン21に当接しこの押圧部材5を上方に付勢する。そして、この押圧部材5には、上述したようにバネ取付部5xに取り付けたステープル送りバネS3を介してステープル送り出し部22のプッシャ221と接続している。
以上のように構成したステープラSを用いて紙葉類を綴じる際には、前記綴じ操作体3が操作力を受け付ける。その際の各部の作用について以下に述べる。
まず、綴じ操作体3が受け付けた操作力は、前記押圧部材5に伝えられる。初期の段階では前記操作力は前記マガジン21を押し下げるべく作用するとともに、前記押圧部材5が前記マガジン21に接近する。それから、前記マガジン21が紙葉類に当接すると、前記押圧部材5が該マガジン21に当接する。さらに綴じ操作体3に操作力を加えると、前記操作力は前記押圧部材5からステープル折り曲げ部1xに臨むステープルに直接伝えられ、ステープルが前記押圧部材5のドライバ52により前記ステープル折り曲げ部1xに向けて押し出される。そして、押し出されたステープルは前記ステープル折り曲げ部1xにより折り曲げられることにより紙葉類を綴じる。紙葉類を綴じた後は、前記押圧部材5の板バネ部53、マガジンバネS1,及び綴じ操作体支持バネS2が弾性変形して紙葉類を綴じる以前の状態に戻る。
また、このようなステープラSにステープルを補充する操作について以下に説明する。
まず、ロック解除操作体62をスライド移動させる。すると、ロック爪61と前記ガイド部材42の係止爪421との係合が解除される。この状態で綴じ操作体3を上方に移動させると、前記係止ネジ411及び係止部42bを介して上方に移動させる際の操作力がガイド部材42に伝えられ、綴じ操作体3及びガイド部材42が退避位置に向けて移動し、マガジン21が上方の空間に対して開放される。そして、マガジンにステープルを補充した後は、綴じ操作体3をベース1に向けて移動させると、綴じ操作体3及びガイド部材42は使用位置に向けて移動し、綴じ操作体3及びガイド部材42が使用位置に達すると、前記ロック部材6が弾性変形して再びロック爪61と前記ガイド部材42の係止爪421とが係合する。
以上に述べたように、本実施形態に係るステープラSは、押圧部材5を綴じ操作体3に設けているので、構造を簡単なものにできるとともに、綴じ操作体3をベース1に向けて直線的に押圧する操作力が直接押圧部材5に伝えられるので、綴じ操作体をベースに向けて押し込む動作をそのまま紙葉類を綴じ込む動作に変換でき、より少ない動作で紙葉類を綴じ込むことができる。
また、前記ベース1と前記綴じ操作体3との間に、前記ベース1に対面配置させた状態の使用位置とステープルを充填可能な状態の退避位置との間で前記綴じ操作体3を移動させる退避機構Tをさらに具備するので、前記綴じ操作体3を退避位置まで移動させればステープルの充填を行うことができるので、ステープルの充填をより容易に行うことができる。
さらに、前記綴じ操作体3と前記ガイド部材42とを一体に移動させるように前記退避機構Tを形成しているので、これら綴じ操作体3及び前記ガイド部材42を前記退避位置に移動させた状態では前記マガジン21を上方及び側方の空間に対して露出し、従って、ステープルの充填をさらに容易に行うことができる。
前記ガイド部材4を前記ベース1にガイド部材取付軸X1を介して軸着することにより、上述した構成を容易に実現できる。
前記ステープル供給機構2のマガジン21を、前記ガイド部材取付軸X1から下方に偏位した位置に設けたマガジン取付軸X2を介して前記ベース1に軸着しているので、このマガジン21のベース1への取付が容易であるとともに、前記ガイド部材取付軸X1は少なくともマガジン取付軸X2よりも上方に位置するので、前記退避位置をより上方に設定でき、ステープルの充填をより容易に行うことができる。
さらに、前記ガイド部材42に設けられた係止爪421と係合して前記ガイド部材42を前記使用位置に固定するロック爪61と、スライド移動により前記係止爪421とロック爪61との係合を解除する係合解除操作部62とを有するロック機構Rをさらに具備するので、上述したようなガイド部材42を簡単な構造で前記使用位置に固定するとともに簡単な操作で固定を解除して退避位置に移動させることができる。
そして、前記ガイドピン41を円柱状に形成しているとともに、前記ガイド部材42に前記ガイドピン41と係合可能な係合穴42aを形成しているので、円柱状のガイドピン41を形成する際には抜き勾配を形成する必要がなく、前記係合穴42aとの間のクリアランスを微細に設定でき、前記ガイドピン41と前記ガイド部材42との間のスライドを滑らかに行うようにすることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施の形態に限られない。
例えば、操作部の形状は、上述した以外にも、例えば立方体状や、直方体状や、半球状や、漫画、アニメ、コンピュータゲームの登場人物その他周知のキャラクターを模した形状等、種々に構成してよい。
また、案内部の形状は、ガイドピンとガイド部材とをそれぞれ4対以上設けるようにしたものや2対だけ設けるようにしたものでもよく、また、互いに係合可能なガイドピンとガイド部材との組以外のものによる構成、例えばXリンク機構を用いた構成等を用いてもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
本発明の一実施形態に係るステープラの全体斜視図。 同実施形態に係るステープラの側面図。 同実施形態に係るステープラの平面図。 図3におけるA−A断面図。 図3におけるB−B断面図。 同実施形態に係るステープラのベースを示す図。 同実施形態に係るステープラのマガジンを示す図。 同実施形態に係るステープラの綴じ操作体を示す図。 同実施形態に係るステープラのガイド部材を示す図。 同実施形態に係るステープラのロック部材を示す図。 退避位置に綴じ操作体を移動させた状態における図4に相当する状態の図
符号の説明
S…ステープラ
1…ベース
2…ステープル供給機構
21…マガジン
3…綴じ操作体
4…案内機構
41…ガイドピン
42…ガイド部材
42a…係合穴
5…押圧部材
61…ロック爪
62…係合解除操作部
R…ロック機構
T…退避機構
X1…第1取付軸
X2…第2取付軸

Claims (7)

  1. ステープル折り曲げ部を備えたベースと、このベースとの間に紙葉類挿入空間を挟んで位置するとともにステープルを充填するマガジンを有し充填されたステープルを順次前記ステープル折り曲げ部に臨ませるステープル供給機構と、前記ステープル供給機構を介して前記ベースに対面配置され、ステープルを前記ステープル折り曲げ部に向けて押し出す操作力を受け付ける綴じ操作体と、前記綴じ操作体をベースに対して直線的に進退させるべく案内する案内機構と、前記綴じ操作体に設けられ、この綴じ操作体が操作力を受け付けた場合に前記ステープル折り曲げ部に臨ませたステープルを該ステープル折り曲げ部に向けて押し出す機能を有する押圧部材とを具備することを特徴とするステープラ。
  2. 前記ベースと前記綴じ操作体との間に、前記ベースに対面配置させた状態の使用位置とステープルを充填可能な状態の退避位置との間で前記綴じ操作体を移動させる退避機構をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のステープラ。
  3. 前記案内機構が、前記綴じ操作体からベースに向かう方向に突出させて設けられるガイドピンと、前記ガイドピンに係合可能なガイド部材とを具備するものであって、前記綴じ操作体と前記ガイド部材とを一体に移動させるように前記退避機構を形成していることを特徴とする請求項2記載のステープラ。
  4. 前記ガイド部材を前記ベースにガイド部材取付軸を介して軸着していることを特徴とする請求項3記載のステープラ。
  5. 前記ステープル供給機構のマガジンを、前記ガイド部材取付軸からベース寄りに偏位した位置に設けたマガジン取付軸を介して前記ベースに軸着していることを特徴とする請求項4記載のステープラ。
  6. 前記ガイド部材に設けられた係止爪と係合して前記ガイド部材を前記使用位置に固定するロック爪と、スライド移動により前記係止爪とロック爪との係合を解除する係合解除操作部とを有するロック機構をさらに具備することを特徴とする請求項3、4又は5記載のステープラ。
  7. 前記ガイドピンを円柱状に形成しているとともに、前記ガイド部材に前記ガイドピンと係合可能な係合穴を形成していることを特徴とする請求項3、4、5又は6記載のステープラ。
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