JP2005137576A - 冷却剤等用カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】子供が好んで冷却剤等を使用できるようにする。
【解決手段】冷却剤等Bを着脱可能な収納部2を設け、且つ、カバー本体1の外形状を動物、乗り物等に形成する。
【選択図】図1
【解決手段】冷却剤等Bを着脱可能な収納部2を設け、且つ、カバー本体1の外形状を動物、乗り物等に形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、発熱時などに使用される保冷剤や冷却剤を収納するための冷却剤等用カバーの改良に関する。
冷却剤、保冷剤(以下、「冷却剤等」と省略する。)には、種々のものがあり、従来、これらの冷却剤等を収納可能なケース体を、枕等に貼り付け或いは収納して使用する冷却剤等用カバーはあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−70075号公報
しかし、従来の冷却剤等用カバーは、大人の使用に際しての問題は特にないものの、子供が使用するに際しては問題があった。
すなわち、一般に、子供は、上記冷却剤等の使用を嫌がることが多い。
一方、発熱を下げるためには、上記冷却剤等の使用は効果的であるため、親等は、嫌がる子供をなだめつつ、上記冷却剤等の使用を行わなければならず、子供に対しての冷却剤等の使用が困難であるという問題があった。
ところで、子供が冷却剤等の使用を嫌がる理由には、様々な要因が考えられるが、本出願人は、上記冷却剤等用カバーの外形状や感触に、上記要因があると考えている。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするもので、子供が好んで冷却剤等を使用することのできる冷却剤等用カバーを提供する。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る冷却剤等用カバーは、冷却剤等を着脱可能な収納部を設け、且つ、カバー本体の外形状を動物、乗り物等に形成したことを特徴とする。
請求項1に係る冷却剤等用カバーは、冷却剤等を着脱可能な収納部を設け、且つ、カバー本体の外形状を動物、乗り物等に形成したことを特徴とする。
このものでは、カバー本体が、動物等の外形状に形成されているので、子供などが冷却剤等を嫌がらずに使用できる。
請求項2に係る冷却剤等用カバーは、請求項1において、上記カバー本体内には、クッション材が内装されており、当該クッション材に上記収納部を設けたことを特徴とする。
このものでは、クッション材に内装され、しかも、このクッション材に冷却剤等が収納されているので、ぬいぐるみのような柔かい感触を得ることができる。
請求項3に係る冷却剤等用カバーは、請求項1又は2の何れかにおいて、上記冷却剤等は、吸水性を備えた包装材に包装されていることを特徴とする。
このものでは、冷却剤等は、吸水性を備えた包装材に包装されているので、冷却剤等の冷気によって生じる結露が上記包装材に吸収され、クッション材やカバー本体に結露が生じることを防止できる。
請求項4に係る冷却剤等用カバーは、請求項1〜3において、上記カバー本体には、上記冷却剤等の温度を表示する表示部を設けたことを特徴とする。
このものでは、表示部によって、冷却剤等の取替え時期を目視できる。
請求項5に係る冷却剤等用カバーは、請求項1〜4において、上記カバー本体には、面ファスナー、紐等の取付部を設けたことを特徴とする。
このものでは、面ファスナー等の取付部を、例えば使用者に取付ければ、寝返りなどでよってカバー本体が容易に外れないように固定できる。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る冷却剤等用カバーによれば、カバー本体が、動物等の外形状に形成されているので、子供などが冷却剤等を嫌がらずに使用できる。
請求項1に係る冷却剤等用カバーによれば、カバー本体が、動物等の外形状に形成されているので、子供などが冷却剤等を嫌がらずに使用できる。
請求項2に係る冷却剤等用カバーによれば、クッション材に内装され、しかも、このクッション材に冷却剤等が収納されているので、ぬいぐるみのような柔かい感触を得ることができる。
請求項3に係る冷却剤等用カバーによれば、冷却剤等は、吸水性を備えた包装材に包装されているので、冷却剤等の冷気によって生じる結露が上記包装材に吸収され、クッション材やカバー本体に結露が生じることを防止できる。
請求項4に係る冷却剤等用カバーによれば、表示部によって、冷却剤等の取替え時期を目視できる。
請求項5に係る冷却剤等用カバーによれば、面ファスナー等の取付部を、例えば使用者に取付ければ、寝返りなどでよってカバー本体が容易に外れないように固定できる。
以下、本発明に係る冷却剤等用カバーAを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る冷却剤等用カバーAの一実施例を示す概略斜視図、図2は、図1を背面側から見た概略断面図である。
この冷却剤等用カバーAは、外形状を動物や乗り物等に形成しているカバー本体1と、このカバー本体1内に、冷却剤等Bを着脱可能な収納部2を設けている。
カバー本体1は、一般に、ぬいぐるみ等に使用されている素材、例えば、厚手の布地、タオル地等を利用できるが、通気性が良く、且つ触感の良い素材を用いることが望ましい。
このようにカバー本体1の外形状を動物や乗り物等、つまり、子供の望むキャラクターに形成しているので、子供は、カバー本体1内に冷却剤等Bが収納されていても、これを嫌がらずに使用することができる。
本実施例では、カバー本体1内にクッション材3を内装しており、このクッション材3としては、綿、樹脂製の球体又は筒体、そばがら等、枕やクッションなどの緩衝材として内装されているものを使用することができる。
このようなクッション材3を内装することによって、ぬいぐるみのような柔かい感触を得ることができるので、子供は、ぬいぐるみを抱いているのと同様、カバー本体1内に冷却剤等Bが収納されていても、これを嫌がらずに使用することができる。
また、上記のようなクッション材3の場合には、冷却剤等Bを直接挿入すれば、その挿入時の押圧に応じてクッション材3が自在に変形されるため、収納部2を予め形成しておく必要はない。
但し、クッション材3の所望位置に、予め、着脱可能な収納部2を設けても勿論構わない。
ここで、冷却剤等Bは、市販されている冷却剤又は保冷剤を使用可能であるが、本実施例では、この冷却剤等Bが、更に吸水性を備えた包装材B1に着脱可能に包装されたものを例示している。
そのため、冷却剤等Bの冷気によって生じる結露が包装材B1に吸収され、クッション材3或いはカバー本体1に結露が生じることを防止できる。
包装材B1としては、表地にはポリエステル素材等を使い、冷却剤等Bと接する面(裏地)はスポーツウェアの裏地などに使用されているポリエステル素材のメッシュ生地とした、二重構造にするのが好ましい。このような二重構造とすることで、水分を十分に吸収することができる。また、包装材B1を取り外し可能にすれば、洗濯して何度でも使用することができる。
また、包装材B1として、高分子吸収ポリマーを用いてもよい。包装材B1が、例えば、結露を吸収して膨張しても、紙オムツの如く、新たなものに簡単に取替えできる。
更に、カバー本体1には、冷却剤等Bの温度を表示する表示部4を設けることも可能である。
本実施例では、図3に示すように、動物の目に相当する場所に、カバー本体1と冷却剤等Bとの間を連通する表示部4を設け、例えば、冷却剤等Bの温度変化に応じて、上記目の色が変化するようになっている。
このような表示部4を設ければ、カバー本体1の目の色を見るだけで、冷却剤等Bの取替え時期が容易に識別でき、また、目の色が変化するので、子供が喜ぶという効果もある。
なお、表示部4の色変化をさせるためには、紙オムツなどでも利用されている公知の熱変色性素材を用いればよい。また、結露の水分を検知して色変化させるようにしてもよい。
また、カバー本体1の背面には、冷却剤等Bをクッション材3に着脱するために、このクッション材を外被させる開閉用ファスナー5を設けている。
なお、開閉用ファスナー5は、面ファスナーを用いれば、ファスナーの金属部分が冷たくならずに、より望ましい。
図4〜図6は、カバー本体1に面ファスナー、紐等の取付部6を更に設けた実施例を示す概略図である。
図4は、開閉用ファスナー5の開閉用金具又はカバー本体1の適所(ここでは、首の背面側)に、リング状の取付部6を設けたものを示している。
このような取付部6を設ければ、持ち運びに便利である。
図5は、カバー本体1と一体又は別体に形成された長尺な紐を取付部6として設け、この取付部6を子供の首や、肩にかけて使用させるものを示している。
このような取付部6を設ければ、散歩などの外出途中でも冷却剤等Bによる冷却効果を得ることができる。
図6は、図4で示した取付部6に加え、更に、手、足には面ファスナーによる取付部6を設けたものを示している。
このような取付部6を設ければ、持ち運びに便利なうえ、例えば、手、足に設けた上記面ファスナーを子供の手又は足に巻き付けて取付けることができ、例えば、寝返りなどの激しい動きによってカバー本体1が容易に外れないように固定できる。
また、図6では、冷却剤等Bを収納する収納部2を、動物の腹部に相当する位置に形成したものを示している。
なお、本実施例の冷却剤等Bに代えてカイロ等の発熱剤を使用すれば、冷却剤等Bとは逆の温暖効果が得られることは勿論である。
本発明は、子供が喜んで使用する冷却剤等用カバーとして有効に利用することが可能である。
A 冷却剤等用カバー
B 冷却剤等
B1 包装材
1 カバー本体
2 収納部
3 クッション材
4 表示部
5 開閉用ファスナー
6 取付部
B 冷却剤等
B1 包装材
1 カバー本体
2 収納部
3 クッション材
4 表示部
5 開閉用ファスナー
6 取付部
Claims (5)
- 冷却剤等を着脱可能な収納部を設け、且つ、カバー本体の外形状を動物、乗り物等に形成したことを特徴とする冷却剤等用カバー。
- 請求項1において、
上記カバー本体内には、クッション材が内装されており、当該クッション材に上記収納部を設けたことを特徴とする冷却材用カバー。 - 請求項1又は2の何れかにおいて、
上記冷却剤等は、吸水性を備えた包装材に包装されていることを特徴とする冷却剤等用カバー。 - 請求項1〜3において、
上記カバー本体には、上記冷却剤等の温度を表示する表示部を設けたことを特徴とする冷却剤等用カバー。 - 請求項1〜4において、
上記カバー本体には、面ファスナー、紐等の取付部を設けたことを特徴とする冷却剤等用カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003377144A JP2005137576A (ja) | 2003-11-06 | 2003-11-06 | 冷却剤等用カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003377144A JP2005137576A (ja) | 2003-11-06 | 2003-11-06 | 冷却剤等用カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005137576A true JP2005137576A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34687965
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003377144A Pending JP2005137576A (ja) | 2003-11-06 | 2003-11-06 | 冷却剤等用カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009153950A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Fusako Iwaki | 袈裟懸け状に用いる解熱用の冷却具 |
US8152587B1 (en) * | 2008-12-13 | 2012-04-10 | Brown Lisa M | Novelty toy accessory with concealed compartment insert templates |
JP6316385B1 (ja) * | 2016-11-16 | 2018-04-25 | 株式会社バンダイ | 演出出力玩具 |
KR20180002722U (ko) * | 2017-03-09 | 2018-09-19 | 변동수 | 발열부재 수용 및 인출이 가능한 손난로 인형 |
-
2003
- 2003-11-06 JP JP2003377144A patent/JP2005137576A/ja active Pending
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JP6316385B1 (ja) * | 2016-11-16 | 2018-04-25 | 株式会社バンダイ | 演出出力玩具 |
WO2018092426A1 (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 株式会社バンダイ | 演出出力玩具 |
JP2018079040A (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 株式会社バンダイ | 演出出力玩具 |
KR20180002722U (ko) * | 2017-03-09 | 2018-09-19 | 변동수 | 발열부재 수용 및 인출이 가능한 손난로 인형 |
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