JP2009174101A - ポケット付手袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】手を寒さから守るため、或いは、作業時において衝撃を和らげ、ケガを予防する手段として、手袋をはめ手を保護する。しかし、手袋自体に発熱や冷却の機能がないため、寒冷地における長時間使用はつらく、又、高温下の手袋を手放せない条件下での作業においても長時間使用はやはりつらいものである。そこで手袋が本来もつ機能に発熱や冷却といった機能を加えることで、幅広い環境に対して長時間快適に使用することができる手袋を実現する。
【解決手段】手袋の内側の上面、或いは、上下両面にポケットを設け、ポケット収納剤を容易に出し入れ可能としたポケット付手袋をつくり、発熱のための使い捨てカイロ、或いは、冷却のための保冷剤、等の利用により発熱や冷却のできる手袋とする。
【選択図】図1
【解決手段】手袋の内側の上面、或いは、上下両面にポケットを設け、ポケット収納剤を容易に出し入れ可能としたポケット付手袋をつくり、発熱のための使い捨てカイロ、或いは、冷却のための保冷剤、等の利用により発熱や冷却のできる手袋とする。
【選択図】図1
Description
本発明は手袋の内側にポケットを設けることにより、カイロや保冷剤、等を手袋内に収納し、手の保護に加え温度を調整するための手袋に関する。
従来の手袋は寒さを防止するものや作業時において手を保護する目的のものが一般的であった。したがって、その目的に応じた材質のものを選び表面や内側を其々加工したものを目的に応じて使っていた。しかし、手袋自体が発熱、或いは、冷却する機能がないため、手袋をはめていても手が冷たい、或いは、手が暑い、という問題の解決にならないという欠点があった。
しかし、手袋は使用する環境や使用する人の条件によって、手袋だけでは継続使用が困難な状況もある。例えば、寒さを防止するために手袋をはめても、外気が極度に低温の場合、長時間外気に晒されるのはつらく、作業性も低下する。又、高温の環境下で作業をするとき、手を保護するために長時間手袋をはめていると、手が蒸して体調を損なってしまうことがある。又、こうした環境下のハンディは人により大きな違いがあり、例えば、冷え性の人とそうではない人とでは、外気温に対する抵抗力に大きな違いがある。本発明はこうした問題を解決するために、手袋自体に発熱、或いは、冷却、という機能を付加することにより、恵まれない環境下にあっても長時間快適に使用することができる手袋を作る。
本発明は上記課題を達成するためになされたものであり、手袋の内側の上面にポケットを設け、該ポケットに使い捨てカイロ、或いは、保冷剤、等(以後、これらを総称してポケット収納剤、或いは、収納剤と呼ぶ)を収納することにより、手を温め、或いは、冷やすことのできる手袋を実現する。又、ポケット収納剤はいつでも出し入れができるように手袋の手首側をポケットの開口辺とする。
本発明は上述の構成により、次のような著大な効果を奏する。手袋に設けたポケットに収納剤を入れることにより、手袋のもつ保護機能に加え、発熱、冷却、といった機能が付加され温度調整が行われ手首で感受した快適な感触により、健康的で、且つ、作業性も大幅に向上する。外気が低温であっても、使い捨てカイロを収納することにより体全体が温まり、長時間の屋外での活動をラクに行うことができる。又、正常な血行が保たれ風邪もひきにくくなる。又、高温環境下での作業時においては、保冷剤を冷やして収納することにより、手を冷やすことができ長時間継続しての作業が可能となる。又、使い捨てカイロや保冷剤を両面テープ等で手袋の内側に貼っても、同じような効果を得られるが、装脱着に手間がかかり、装着物が直接、皮膚に触れるので低温やけどになる危険性がある。ポケットを設けることで、収納剤の入替えが容易にでき、収納剤が直接、肌に触れないので低温やけどの危険性がなく安心して長時間使用することができる。
請求項2、はニットの軍手にポッケットを設けた手袋である。ニットは伸縮性が高く、収納剤を入れても伸び縮みに弾力性があり、幅広く各種の収納剤の利用が可能となる。特に、軍手は丈夫でしかも、コストが安く作業用として優れている。
請求項3、は指先部分がない手袋を特徴としている。手袋をはめると指先が自由に使えないので、ものを書いたり、つまんだり、破いたりする、といった行為に支障があるが、指先部分が出ていることで、手袋をはめたままでもこうしたことが支障なく行え、はめたり、ぬいだりする手間がかからない。
請求項4、はポケットを手袋の内側の上下両面に設けたことを特徴とする。例えば手、又は、それ以外のところに傷をして、熱をもち腫上がったときなど、上下のポケットに保冷剤か熱冷ましシートを入れ手袋をはめて安静を保つことにより下熱を促し傷の早期治癒に効果がある。
請求項5、はポケットが不織布からなることを特徴とした手袋である。不織布は厚さが薄く丈夫であり、硬さも弾力的でやわらかく抵抗なく使用することができるうえ、化学繊維素材のものは熱溶解性に優れ、ポケット基材を手袋に接着固定する場合、カンタンに熱接着ができ作業性に適している。
以下、実施の形態を図面に基づき、本発明を詳説する。図1は請求項1、及び、請求項2、のポケット付手袋の平面図である。手袋1aの内側、上面にポケット接着固定部4aによりポケット2aを設けている。ポケットの基材は、不織布、布、プラスチックフイルム、紙、等が考えられ、特に限定するものではないが、強度、使い心地、等を考慮すると不織布が好ましい。基材を手袋に固定する方法はいろいろ考えられるが、例えば、縫製により縫い付ける、接着剤により貼り合わす、ホットメルト樹脂で熱接着する、等があるが、化学繊維の不織布であれば熱を加えることで、基材が溶解して接着できる。したがって、基材として、ポリエステル、ナイロン、製、等の不織布が接着固定するうえで優れた作業性がある。尚、手袋についての材質は、皮、毛糸、綿、合繊、などいろいろあるが特に限定するものではない。又、表面加工、例えば、スベリ止め、防水、等の加工の有無は特に問うものではない。
こうしてなるポケット付手袋のポケットに使い捨てカイロや保冷剤を収納して、手袋開口部3aから手を入れて使用し手を保護する。
次に、図2は請求項3、の指先部分のないポケット付手袋の平面図である。指7、がでているので、手袋をいちいち外さなくても、ものを書いたり、つまんだり、破いたりすることが、自由にすることができ、手袋内が蒸れることもなく作業性がよく長時間の継続使用が可能となる。
図3は請求項1、及び、請求項2、の構造を示す断面図である。ポケット2aは手袋1aの内側上面に設けられ、ポケット2aは基材6aを手袋の開口部3a側を除く3辺を接着固定部4aして形成され、ポケットの開口辺5は手袋の開口部3a即ち手首側を接着固定しない状態で設けられる。
請求項4、については、図による説明を省くが、ポケットを手袋の内側の上下両面に設けることにより、前述した通り、例えば、上下のポケットに冷やした保冷剤、或いは、熱冷ましシートを入れることができ、大きな解熱効果で傷の早期治癒に役立つ。
手袋の外側にポケットを設け、使い捨てカイロや保冷剤を収納する方法も考えられるが、この方法だと収納剤が直接外気に触れ保温効果が得られず、又、手袋の基材を通過して収納剤の効果が伝わることになり、発熱、冷却、感の受ける程度が低くなりあまり効果を得られない。本発明が示すようにポケットを手袋の内側に設けることにより、収納剤のもつ、発熱や保冷の効果を大きく、長時間確保することができる。
皮製の手袋の内側上面に綿を基材として、手袋の開口部側を除く基材の3辺にホットメルト樹脂を使い熱接着で手袋に固定したポケット付手袋をつくり、両手分(一双)の手袋のポケットに使い捨てカイロを入れ手にはめた、カイロの発熱で手袋内部が思った以上に指先まで温められ、カイロを背中に貼ったとき以上により全身がラクになり、しかも、約1日中リラックスした気分を感じとり快適に過ごすことができた。
指先部分がない軍手にポリエステルを主材質とする不織布を基材として、手袋の内側上面に手袋の開口部側を除く3辺を熱接着により接着固定してポケットを設け、請求項3.のポケット付手袋を作り使い捨てカイロを収納した。こうしてできた指先部分のないポケット付軍手を左右の手にはめ寒い日に使用したところ、カイロの発熱により手の甲は勿論、全身が温かくなり長時間、冷たい環境下でラクに長時間の作業をすることができた。指先が出ているので、ものを書いたり、つまんだり、破いたり、ということも全く支障を感じなかった。
本発明は、手を寒さから守り、或いは、保護するという手袋本来の機能に加え、手袋に発熱、冷却、といった機能を加えることができるポケット付手袋に関する。手袋の内側上面にポケットを設け、ポケットに使い捨てカイロや冷やした保冷剤、等の収納剤を入れて、手を温め、又は、冷やす、ことにより全身の調子を整えることができるため、次のような大きな効果を得ることができる。先ず、発熱機能について述べると手を温めることで、寒さを防ぐということの他、正常な血行が維持される。これは、例えば、温泉に入り温まった状態を長時間保ち、湯冷めの防止は温泉効果をさらに一層させる。又、寒冷地においての登山等で使用すれば全身の保温により無駄なエネルギーの消耗と疲労の防止に役立つ。冷たいものの出し入れ、例えばスーパーの商品出し担当者は、冷えたところで冷たい商品を長時間出し続けなければならないので、手が冷たくなりだんだん体が疲れてきて仕事がきつくなるが、こうしたときの利用効果も顕著である。又、血行障害の改善は冷え性以外にも様々な例えば、疲れ、睡眠不足、食欲不足、肩こり、カサカサ肌、といったいろいろな症状を改善し健康面における効果はきわめて大きい。次に冷却機能について述べると、手を冷やすことでケガによる傷や、病気による発熱を抑制し解熱によって傷や病気を早期に治癒することができる。勿論、手を温める、又は、冷やすことにより効率のよい作業性が生まれるという産業上の利用効果が大きいことは当然である。
1a 請求項1、請求項2、の手袋
1b 請求項3、の手袋
2a 請求項1、請求項2、のポケット(非接着固定部)
2b 請求項3、のポケット(非接着固定部)
3a 請求項1、請求項2、の手袋の開口部
3b 請求項3、の手袋の開口部
4a 請求項1、請求項2、のポケットの接着固定部
4b 請求項3、のポケットの接着固定部
5 ポケットの開口辺
6a 請求項1、請求項2、のポケット基材
6b 請求項3、のポケット基材
7 指
1b 請求項3、の手袋
2a 請求項1、請求項2、のポケット(非接着固定部)
2b 請求項3、のポケット(非接着固定部)
3a 請求項1、請求項2、の手袋の開口部
3b 請求項3、の手袋の開口部
4a 請求項1、請求項2、のポケットの接着固定部
4b 請求項3、のポケットの接着固定部
5 ポケットの開口辺
6a 請求項1、請求項2、のポケット基材
6b 請求項3、のポケット基材
7 指
Claims (5)
- 手袋の内側上面即ち手の甲の接する面に手首側を開口部としたポケットを設けたことを特徴としたポケット付手袋。
- 上記、請求項1、の手袋が軍手であることを特徴としたポケット付手袋。
- 指先部分がない手袋からなることを特徴とした上記、請求項1、及び、請求項2、のポケット付手袋。
- ポケットを手袋の内側の上下両面に設けたことを特徴とした、上記、請求項1、請求項2及び、請求項3、のポケット付手袋。
- ポケットの基材が化学繊維の不織布からなることを特徴とした、上記、請求項1、請求項2、請求項3、及び、請求項4、のポケット付手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008039388A JP2009174101A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | ポケット付手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008039388A JP2009174101A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | ポケット付手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009174101A true JP2009174101A (ja) | 2009-08-06 |
Family
ID=41029477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008039388A Pending JP2009174101A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | ポケット付手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009174101A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011184843A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Hideo Kamiya | ポケット付手袋 |
KR200459264Y1 (ko) | 2011-08-23 | 2012-03-23 | 김광현 | 해열 기능을 갖는 장갑 |
-
2008
- 2008-01-23 JP JP2008039388A patent/JP2009174101A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011184843A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Hideo Kamiya | ポケット付手袋 |
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