JP3134866U - 罹病者装着用手袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 手首から手指の先までの動きを許容する内部空間11を確保した大きさの袋体1を形成し、その挿入口12側には前腕への着脱自在な装着用の仮固定手段2を備えたものとする一方、当該袋体1の内部空間11奥部からは、その挿入口12側に向けて突き出し状とした人肌様柔軟素材製の疑似手3が、同袋体1に対して着脱自在に組み込まれてなり、被装着者が該疑似手3を握ることにより、大きな安心感を得ることができ、不安感やストレスを解消し、危険行為や自傷行為および汚染行為などを未然に防ぐことができる罹病者装着用手袋である。
【選択図】 図3
Description
我が国は、人口の急激な高齢化や食生活の欧米化に加え、外食産業やコンビニエンスストアの深夜営業などによるライフスタイルの大きな変化などに影響を受け、高カロリー食や高脂肪食などの過剰な摂取、または、様々な社会環境の急速な変化に伴う過剰なストレスや運動不足などに起因して生活習慣病や要介護状態となる罹病者が増加し、深刻な社会問題となっている。
そのような要望に少しでも応えようとして、例えば特開2001−73209号公報「拘束手袋」発明として提案されているもののように、親指と残りの四本の指とに分れるように二股に縫製した手袋の内部に、四本の指の裏側に当接する位置に握りバーを内装するようにし、該握りバーの両端を手袋に固定したものとすることにより、握りバーを握る状態で指が拘束され、皮膚を掻き毟ることによる皮膚病の悪化や、点滴のチューブ等を掴んで外そうとするのを防ぐことができ、被装着者は拘束されるというよりも、寧ろ自分の意思で握りバーを握る感覚となり、罹病者に閉塞感をあまり与えずに済み、握りバーを握ることによって安心感が得られ、よく眠れるようになって介護者の労力負担が軽減されるという効果を得るようにしたものや、実用新案登録第3004943号公報に開示されている「老人、痴呆性者及び介護者保護用手袋」考案のように、手先を丸くした指なしの手袋の小指沿いに握り棒交換用のファスナーを設け、当該手袋中には、握り棒にゴム紐を通したものを、手袋内で握れるよう、ファスナーとは反対がわに取り付けたものとしてベッドへの縛り付けが不要となり、罹病者のプライドが尊重されて束縛感や苦痛などから解放されるようにし、しかも介護者に対して物を投げたり、ひっかいたりするなどの行為を防止して安全な介護を実現できるようにしたものなどが散見される。
上述したとおり、従前までに提案のある「拘束手袋」発明や「老人、痴呆性者及び介護者保護用手袋」考案などでは、何れも手袋内に握りバーや握り棒を設け、罹病者はある程度のストレス解消効果を享受できるように配慮はしてあるものの、できることなら介護者が罹病者に常に寄り添い、手を差し伸べては頻繁に手を握り締めてあげ、罹病者にとって比較的自由な手を通じて意志の疎通を図り、少しでも安心感が得られるようにする環境を実現してこそ、不安の募る罹病者のための望ましい看護、介護体制がようやく整うとしなければならないことに鑑みれば、この程度の提案では殆ど気休めにしか過ぎず、その実効性を期待するには程遠い代物といわざるを得ないものであり、かといって、毎日24時間、誰かが付っきりで介護を続け、不安を取り除くために罹病者の手を握り続けてあげることなどは現実的に不可能であることから、こうした厳しい現状下の止むを得ない事情により、これら提案済みのものなどを含む、言わば機能優先の介護用手袋、即ち罹病者の意に全くそぐわないまま、手の動きを封じ込めるだけの手袋が使用し続けてきており、実際の看護する身に直面してみると、それら介護用手袋を必要とする罹病者のために、その改善策は焦眉の急を要する事態になっていることを痛感する。
そこで、この考案は、介護用手袋(即ち、介護用のミトン)を装着されてしまう多くの罹病者が、その手に誰かの手の感触を享受できるようにして拘束感に起因するストレスをでき得る限り解消し、手を通じた安心感を得て療養に専念できる環境を整えてあげるようにすると共に、併せて手指の機能維持やリハビリテーション機能をも発揮し得るようにした新たな介護用の手袋の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手して長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の罹病者装着用手袋を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの考案を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの考案を代表する実施例からも明確に理解されるように、この考案の罹病者装着用手袋は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、手首から手指の先までの動きを許容する内部空間を確保した大きさの袋体を形成し、その挿入口側には前腕への着脱自在な装着用の仮固定手段を備えたものとする一方、当該袋体の内部空間奥部からは、その挿入口側に向けて突き出し状とした人肌様柔軟素材製の疑似手が、同袋体に対して着脱自在に組み込まれてなるものとした構成を要旨とする罹病者装着用手袋である。
罹病者装着用手袋の袋体は、被装着者である罹病者の手・指を十分な内部空間をもって覆い、身の回りにある、例えばドアノブや蛇口など他物を把持したり、爪で引っ掻くなどの様々な危険行為や迷惑行為、自傷行為、不潔行為などをできなくするよう被覆すると共に、被装着者の手指を他物との干渉から安全に保護、可能とする機能を果たすものであり、手首から手指の先までの動きを許容する内部空間を確保した大きさに設定し、その挿入口側には前腕への着脱自在な装着用の仮固定手段を備えたものとし、内部空間奥部からは、その挿入口側に向けて突き出し状とした人肌様柔軟素材製の疑似手を着脱自在に組み込み可能なものとしなければならず、より具体的には、綿、絹、麻、毛などの天然繊維、ビスコースレーヨン、ポリノジック、キュプラ(登録商標)などの再生繊維、アセテートレーヨンなどの半合成繊維、または、ポリエステル、アクリル、ポリアミドなどの合成繊維、あるいは、それらの繊維織物を紡績、縫製、編製、接着する外、通気性を確保した合成樹脂製のフィルム、シート、不織布、補強された紙などを縫製または溶着、熔着、接着剤による接着などによって製造したものとすることなどが可能であり、それらにメッシュ状や多数の小孔を形成したもの、さらにまた、鞣した皮革や、その皮革に多数の小孔を形成して通気性を高めたものを縫製または接着したものなどとすることができる。
なお、この単独使用を考慮した取着手段は、当該疑似手を元どおりに袋体内に所定の如く組み込み、使用する場合の、袋体への取着手段も兼用可能なものとすると極めて好都合のものとなる。
以下では、図面に示すこの考案を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
なお、この考案における罹病者装着用手袋は、右手専用のものと左手専用のものとが夫々存在し、それらは互いに左右の構造が対象形状に設定されたものであって基本的に同一の構造となるものであることから、この実施例では、右手専用の罹病者装着用手袋についてだけ示し、左手専用のものの説明を省略する。
なお、この実施例における罹病者装着用手袋の疑似手3を除く袋体1は、前記図1および図2の実施例1に示したものと基本的に同一であって、疑似手3部分だけに変更を加えたものであることから、以下では、その疑似手3の構造について開示していくこととする。
以上のとおりの構成で図1および図2中に示したこの考案の罹病者装着用手袋は、図3の装着過程にある罹病者装着用手袋の正面図、および、図4の装着を完了した罹病者装着用手袋の側面図に示すように、介護者または看護者は、罹病者の右手掌を袋体1のクッションパッド17がわに向けるよう、同挿入口12から装着するようにし、同図3および図4中に破線で示される疑似手3と握手するよう配置した後に、図4中に示すように、バンド21を袋体1挿入口12付近の外周がわから罹病者前腕周囲に巻き付け、その先端がわをバンド用金具22に通して折り返し、先端がわの施錠機能を有したホック23を、同バンド21基端がわの適切な締め具合となる箇所の受けホック24に嵌着、固定して確りと装着することが可能である。
図5に取り上げた実施例の疑似手3内部に空隙部34を形成した罹病者装着用手袋の場合は、冬期などの手・指が冷たくなる環境下にある被装着者に装着すると共に、該疑似手3の空隙部34内に、使い捨て懐炉や白金触媒懐炉、ゲル状保温剤利用の懐炉、電池式懐炉などの発熱体を機能性充填物4として単独収容した上、蓋体(施蓋機構)33を着脱自在に装着し、被装着者の手・指を温めることが可能となり、発熱反応が低下し、または燃料が減少して発熱体4の発熱機能が低下したときには、被装着者への装着状態を維持したまま、袋体1外部から蓋体33を取り外して発熱体4の交換や給油、電池交換などを随時行った後、再度、蓋体33によって空隙部34を閉鎖して継続使用することを可能にしている。
図6に示した実施例の罹病者装着用手袋は、その疑似手3の内部に関節を持たない、なまし鉄線や銅線、ステンレスワイヤー、ピアノ線、形状記憶合金製の針金その他の金属線や、塑性変形して所望の形状に変形、維持可能な樹脂棒、樹脂パイプなどからなる柔軟性の骨格35,35,……を設け、それら各骨格35,35,……の基端が、手首付近に設けられた肉厚フランジ状のベース36に結合、一体化してなるものであり、当該疑似手3を握持する罹病者に、骨骼を有する人の手・指により近い感触を与えることができ、しかも骨格35,35,……が老朽、破損したときには、ベース36を手首がわ外方向に引き抜き、骨格35,35,……だけを疑似手3から脱抜、分離して簡便に修理、交換することが可能となる。
実施例4として図8に示したものでは、袋体1内に組み込んだ疑似手3の骨格35,35,……のベース36に発振機構5および駆動源51を設け、疑似手3の掌表面寄りとなる肉厚中に制御部としての圧力スイッチ52を埋設してなる罹病者装着用手袋は、これを装着した罹病者が、疑似手3を把持して或る程度の力を込めて握り締めたとき、圧力スイッチ52が駆動源51からの電流を発振機構5に供給し、ベース36および骨格35,35,……を介して疑似手3の全体に微弱振動が発生し、握力を抜くまでの間に亘ってその罹病者の手・指をマッサージするものとなり、罹病者は、自分の手の操作力に反応して自動的に動き出す疑似手3の感触を楽しむことができる。
以上のような構成からなる実施例1の罹病者装着用手袋は、前記この考案の効果の項で記載の特徴に加え、図4中に示したように、その袋体1は、挿入口12付近の外側に、手首周りに巻き付け可能な長さと適切な幅寸法とに設定してなる軽くて丈夫なポリエステルやポリアミドなどの合成繊維製のバンド21の基端、および、矩形リング型のバンド用金具22を共に縫着し、該バンド21の先端付近に施・解錠可能な施錠機能を有するホック23を設け、同バンド21の基端寄りとなる範囲であって、所定長さ寸法毎となる複数箇所に、夫々該ホック23を選択的に嵌着可能とする受けホック24,24,24を設けてなる仮固定手段2を形成し、罹病者の両手に、左右夫々専用の罹病者装着用手袋を装着した場合には特に、被装着者自らが、この袋体1を取り外すことは略完全に不可能なものとなり、罹病者による周囲への危険行為や自傷行為、汚染行為などを確実に防止できる効果が得られるものとなる。
また、図5中に示す実施例2によるものでは、疑似手3の空隙部34内に機能性充填物4としての使い捨て懐炉や白金触媒懐炉、ゲル状保温剤利用の懐炉、電池式懐炉などの発熱体4を収容でき、冬期に悴んだり、体温が低下する症状に陥ったりしている罹病者の手・指を温めて手軽に体温調節することができるものとなる外、シリコン樹脂製などの疑似手3を人肌温度に温め、より人間に近い触感が得られるものとすることができ、心身が疲弊している罹病者の孤独感や不安感を和らげ、付き切りで手厚く介抱されているという安心感を与えて元気付けられるという効果が一層高められることになる。
図6に示した実施例3の罹病者装着用手袋は、その疑似手3に、なまし鉄線や銅線、ステンレスワイヤー、ピアノ線、形状記憶合金製の針金その他の金属線や、塑性変形して所望する形状に変形、維持可能な樹脂棒、樹脂パイプなどからなる柔軟性の骨格35,35,……を設け、それら骨格35,35,……の基端を、手首付近に設けられた肉厚フランジ状のベース36に結合、一体化したものとし、被装着者がこの疑似手3を把持したとき、肉質の触感を呈する疑似手3中に、それら骨格35,35,……による人体骨骼様の確りとした質感を感じ取ることができ、骨格35,35,……を備えていないものに比較してより本物に近い感触を得られて安心感の度合いを向上させることができる上、骨格35,35,……が老朽化したり、破損したとき、あるいは感触に変化を与えたいときなどには、当該ベース36をその前腕がわ外方向に引き抜いて簡単に取り外し、容易に交換、修理できるものとなることから、罹病者装着用手袋を新たに購入しなくとも継続使用可能となって経済的であり、また罹病者を飽きさせない複数のバリエーションによるものを、低予算で提供できるという利点が得られることになる。
図8のに実施例4によるものでは、骨格35,35,……のベース36に発振機構5と駆動源51とを設け、さらに、疑似手3の掌表面寄りとなる肉厚中に、該発振機構5および駆動源51用の制御部となる圧力スイッチ52(モーメンタリースイッチ)を埋設した罹病者装着用手袋とし、当該罹病者装着用手袋を装着した罹病者が、疑似手3を或る程度の力を込めて握り締めたときに、罹病者自身が、その握力を緩めるまでの間に亘って発振機構5が微弱振動を発生し、骨格35,35,……を通じて把持している手・指にマッサージを受けられ、手・指に麻痺のある罹病者や、血行不良の罹病者などのリハビリテーションを自動的に実施可能とし、しかも罹病者自らが、握力に反応して動き出す感覚を楽しむことができて孤独感やストレスの解消に大いに役立てることができるという秀れた項を享受できるものとなる。
叙述の如く、この考案の罹病者装着用手袋は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からのこの種介護用の手袋に比較し、人の手を模した疑似手を内蔵させた効果は絶大であり、これまでは失われた手の機能を回復したり、外観を再現したりすることだけに使用されてきていた義手の、人の手の感触により近づけようとする樹脂技術などを応用するようにすれば、その効能はより高めることができ、罹病者の癒し効果に大いに役立つのは勿論のこと、その罹病者に日々携わる家族、看護者または介護者などの心労や労働負担を大幅に軽減すると共に、維持、管理費用を軽減して幅広い用途に利用可能なものとなって経済的にも格段に有利なものになることから、罹病者やその家族にとって朗報をもたらされることになると共に、こうした人々を支える各種医療機関や介護施設、および医療・介護用品業界などからも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
11 同 内部空間
12 同 挿入口
13 同 表布地
14 同 裏布地
15 同 内装用ポケット
16 同 開口
17 同 クッションパッド(または樹脂製ビーズ)
18 同 バイアステープ
19 同 嵌着口
2 仮固定手段
21 同 バンド
22 同 バンド用金具
23 同 ホック
24 同 受けホック
3 疑似手
31 同 環状凹溝
32 同 開口
33 同 蓋体(施蓋機構)
34 同 空隙部
35 同 骨格
36 同 ベース
37 同 クランプ金具(取着手段)
38 同 自在継ぎ手
39 同 連結機構
4 機能性装填体(発熱体、冷却体、吸湿体、加湿体、駆動体)
5 発振機構(または駆動機構)
51 同 駆動源
52 同 圧力スイッチ(制御部)
6 ベッドガード
Claims (11)
- 手首から手指の先までの動きを許容する内部空間を確保した大きさの袋体を形成し、その挿入口側には前腕への着脱自在な装着用の仮固定手段を備えたものとする一方、当該袋体の内部空間奥部からは、その挿入口側に向けて突き出し状とした人肌様柔軟素材製の疑似手が、同袋体に対して着脱自在に組み込まれてなるものとしたことを特徴とする罹病者装着用手袋。
- 手首から手指の先までの動きを許容する内部空間を確保した大きさであって通気性、柔軟素材製の袋体を形成し、その挿入口側には前腕への着脱自在な装着用の仮固定手段を備えたものとする一方、当該袋体の内部空間奥部からは、その挿入口側に向けて突き出し状とした人肌様柔軟素材製の手袋型に形成され、その手首がわ開口を、当該袋体の外側に開放し、または、開閉可能もしくは着脱可能な施蓋機構を設けて開放可能とした疑似手が、同袋体に対して着脱自在に組み込まれ、外部から該疑似手を手袋状に装着し、袋体の被装着者と握手可能、および、形状維持用の充填物を着脱自在に装填可能なものとしたことを特徴とする罹病者装着用手袋。
- 手首から手指の先までの動きを許容する内部空間を確保した大きさの袋体を形成し、その挿入口側には前腕への着脱自在な装着用の仮固定手段を備えたものとする一方、当該袋体の内部空間奥部からは、その挿入口側に向けて突き出し状とした人肌様柔軟素材製の疑似手が、同袋体に対して着脱自在に組み込まれ、当該疑似手の内部には、同疑似手手首がわ開口を、当該袋体の外側に開放し、または、開閉可能もしくは着脱可能な施蓋機構を設けて開放可能とした空隙部を形成し、該空隙部内に小型の発熱体、冷却体、吸湿体、加湿体、駆動体などの機能性装填体を単独、または適宜組み合わせて収容、可能なものとしたことを特徴とする罹病者装着用手袋。
- 袋体は、その内面の少なくとも被装着者の掌が接触する範囲に亘り、内装用ポケットを形成すると共に、該内装用ポケット内に低反発素材製のクッションパッドまたは樹脂製ビーズの適量が交換自在に充填されてなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載の罹病者装着用手袋。
- 疑似手が、通気性・吸湿素材からなるものとした、請求項1ないし4何れか一項記載の罹病者装着用手袋。
- 疑似手が、シリコン樹脂からなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載の罹病者装着用手袋。
- 疑似手が、その内部に関節を有する硬質な骨格か、または、関節を持たない柔軟性の骨格かの何れか一方を、内蔵一体化もしくは着脱自在に内蔵されてなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載の罹病者装着用手袋。
- 疑似手が、その内部に関節を有する硬質な骨格か、または、関節を持たない柔軟性の骨格かの何れか一方を、内蔵一体化もしくは着脱自在に内蔵すると共に、該骨格をマッサージ作用が得られるよう握り方向と、開放する方向とに、交互に所定時間毎に動作可能とする駆動機構、駆動源ならびに制御部を、内蔵および/または袋体の外部がわ適所に装着されてなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載の罹病者装着用手袋。
- 疑似手が、その内部に関節を有する硬質な骨格か、または、関節を持たない柔軟性の骨格かの何れか一方を、内蔵一体化もしくは着脱自在に内蔵すると共に、該骨格からマッサージ作用が得られる微弱な振動を所定時間に亘り発振可能とする発振機構、駆動源ならびに制御部を、内蔵および/または袋体の外部がわ適所に装着されてなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載の罹病者装着用手袋。
- 疑似手は、被装着者によって握手される範囲内の適所に制御部としての圧力スイッチを設け、この圧力スイッチが駆動源を起動するものとなし、被装着者の握力を検知したときに、骨格用の駆動機構または発振機構の何れか一方を自動的に起動させ、握力が検出されなくなったときに、それまで動作していた駆動機構または発振機構の何れか一方を自動的に停止するよう設定されてなるものとした、請求項8または9何れか一項記載の罹病者装着用手袋。
- 疑似手は、その前腕付近に、袋体への着脱、およびそれ以外の他物への着脱の何れをも可能とする取着手段を組み込んでなるものとし、袋体から取り外したときにも、当該取着手段をベッドフレームなどの周辺適所に着脱自在に仮固定可能なものとした、請求項1ないし10何れか一項記載の罹病者装着用手袋。
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JP2016079545A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | 安江 池田 | 乳がん患者用胸パッド |
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