JP2005137545A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機の稼働状況に関する情報を遊技の演出に活用することで遊技者の遊技意欲を喚起できる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】 入球手段26等が配置された遊技領域18に向けて遊技球を発射する発射手段13と、演出手段としての特別図柄表示手段35とを備え、発射手段13による遊技球の発射個数を計数する発射個数計数手段73と、入球手段26等への遊技球の入球個数を計数する入球個数計数手段74と、それら発射個数と入球個数とに基づいて所定条件の成立、例えば特定遊技状態中における発射個数と入球個数との差分値が0となったか否かを判定する条件判定手段63と、条件判定手段63により所定条件の成立と判定された場合に演出手段35による演出内容を所定演出、例えばに切り換える演出切換手段64とを備えたものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、入球手段が配置された遊技領域に向けて遊技球を発射する発射手段と、画像表示手段、ランプ、音声出力手段等の演出手段とを備えた弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機が設置された遊技ホールでは、各遊技機の稼働状況に関する情報、例えばスタート回数、大当たり回数、差球グラフ等を表示する情報表示器が、例えば各遊技機の近傍に夫々設けられている場合が多い。遊技者は、遊技機を選択する際や、その遊技機での遊技を打ち切る際の判断材料の1つとしてその情報表示器の表示内容を利用することが可能である。
また、例えば特許文献1には、遊技中の持ち球数等を表示する情報表示器を備えたパチンコ機が開示されている。このパチンコ機では、アウト球とセーフ球とを夫々検出し、それらに基づいて持ち球数を計数し、遊技者が表示スイッチを押したときに、その時点での持ち球数を情報表示器に表示するように構成されている。遊技者は、例えばその遊技機での遊技を打ち切る時期の判断材料として、その時の持ち球数を容易且つ正確に把握することが可能である。
実開昭59−177475号公報
上述した従来の情報表示器は、常に、又は遊技者の要求に応じて、スタート回数、大当たり回数、差球グラフ、持ち球数、その他の遊技機の稼働状況に関する情報を表示するように構成されているため、遊技者が遊技の開始や継続に関する判断を行う際の判断材料を提供するという点では有効であるものの、遊技者の遊技意欲を喚起するような演出的な効果は全く期待できないという欠点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、遊技機の稼働状況に関する情報を遊技の演出に活用することで遊技者の遊技意欲を喚起できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、入球手段26〜28が配置された遊技領域18に向けて遊技球を発射する発射手段13と、所定の演出手段35とを備えた弾球遊技機において、前記発射手段13による遊技球の発射個数を計数する発射個数計数手段73と、前記入球手段26〜28への遊技球の入球個数を計数する入球個数計数手段74と、前記発射個数計数手段73で得られた発射個数と前記入球個数計数手段74で得られた入球個数とに基づいて所定条件が成立したか否かを判定する条件判定手段63と、該条件判定手段63により所定条件の成立と判定された場合に前記演出手段35による演出内容を所定演出に切り換える演出切換手段64とを備えたものである。
また、本発明は、入球手段26〜28が配置された遊技領域18に向けて遊技球を発射する発射手段13と、入球手段26〜28への遊技球の入球に基づいて所定個数の賞球を払い出す払い出し手段91と、所定の演出手段35とを備えた弾球遊技機において、前記発射手段13による前記遊技領域18への遊技球の発射個数を計数する発射個数計数手段73と、前記払い出し手段91により払い出される賞球個数を計数する賞球個数計数手段76と、前記発射個数計数手段73で得られた発射個数と前記賞球個数計数手段76で得られた賞球個数とに基づいて所定条件が成立したか否かを判定する条件判定手段63と、該条件判定手段63により所定条件が成立した旨の判定がなされた場合に前記演出手段35による演出内容を所定演出に切り換える演出切換手段64とを備えたものである。
本発明の弾球遊技機によれば、発射個数、入球個数、賞球個数等の遊技機の稼働状況に関する情報を遊技の演出に活用することができ、遊技者の遊技意欲を喚起できると共に、所定条件を例えばその成立が困難な内容に設定すれば、不正行為の発見又は防止という面でも効果的である。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図11は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。4はガラス扉、5は前面板で、これらは前枠3の窓孔6に対応して上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支されている。
7は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前面板5の前側に装着され、上皿カバー8により覆われている。上皿カバー8には、スピーカー等の音声出力手段9からのサウンドを前側に出力する例えばスリット状の音声出力部8aが形成されている。
また、10は余剰球等を貯留する下皿で、前面板5の下側で前枠3の前側に配置され、下皿カバー11により覆われている。12は遊技盤で、前枠3の窓孔6に対応するように、前枠3の裏側に着脱自在に装着されている。
13は発射手段で、下皿10の一側で前枠3の前側に設けられた発射ハンドル14と、前面板5の後方に配置された発射レール15と、前枠3の裏側に配置された発射モータ16及び打撃槌17等を備え、発射ハンドル14を操作したときに、発射モータ16により打撃槌17が作動して、前面板5の裏側に装着された図外の球送り手段により上皿7から発射レール15上に1個ずつ供給される遊技球を遊技盤12側の遊技領域18に向けて発射させるようになっている。
発射レール15の近傍には、発射レール15上の遊技球の有無等を検知することにより打撃槌17の打撃による遊技球の発射を検出する発射検出スイッチ(発射検出手段)19が設けられている。また前枠3には、発射手段9により発射されたにも拘わらず遊技領域18に到達できなかった戻り球を下皿8へと案内する戻り球案内通路20が設けられ、その戻り球案内通路20に、戻り球を検出する戻り球検出スイッチ(戻り球検出手段)21が設けられている。
遊技盤12の前面側には、図2に示すように、発射手段13から発射された遊技球を案内するガイドレール22が環状に配設されると共に、そのガイドレール22の内側の遊技領域18に、可変表示手段24、普通図柄始動手段25、特別図柄始動手段(入球手段)26、大入賞手段(入球手段)27、普通入賞手段(入球手段)28等の各種遊技部品が配置されている。
可変表示手段24は、遊技盤12に前面側から装着された表示ケース29と、この表示ケース29の略中央に配置された例えば液晶式の可変表示部30とを備えている。表示ケース29には、普通図柄表示手段31、普通保留個数表示手段32、特別保留個数表示手段33、ランプ手段34等が設けられている。可変表示部30は、各種動画、静止画等を表示可能であり、特別図柄表示手段35を構成している。なお、特別図柄表示手段35が本実施形態における演出手段の一例である。
普通図柄表示手段31は、1個又は複数個、例えば1個の普通図柄を変動表示可能な例えば7セグメント式の表示手段により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段25が遊技球を検出することを条件にその普通図柄が所定時間変動して、普通図柄始動手段25による遊技球検出時に取得された当たり判定用乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には所定の当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。
普通図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の図柄を適宜使用可能であり、この実施形態では、「0」〜「9」までの数字図柄が用いられている。なお、普通図柄表示手段31は、2以上の普通図柄を変動表示可能に構成してもよいし、例えば複数個の発光体を設け、所定の発光体が発光した状態を当たり態様とするなど、その発光体の発光状態に応じて当たり/外れを表示するようにしてもよい。
また、普通図柄表示手段31の変動表示中、又は後述する第1利益状態中に普通図柄始動手段25が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された当たり判定用乱数値が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光手段よりなる普通保留個数表示手段32がその発光個数により当たり判定用乱数値の記憶個数(普通保留個数)を表示して、その時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
特別図柄始動手段26は、開閉自在な左右一対の開閉爪26aを備えた可変作動式の電動式チューリップ等により構成されており、普通図柄表示手段31の変動後の停止図柄が当たり態様となって第1利益状態が発生したときに、開閉爪26aが所定時間開状態に作動するようになっている。
特別図柄表示手段35は、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の特別図柄を夫々変動表示可能に構成されており、特別図柄始動手段26が遊技球を検出することを条件に、特別図柄を所定の変動パターンに従って変動表示し、左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。特別図柄表示手段35による特別図柄の変動後の停止図柄は、特別図柄始動手段26による遊技球検出時に取得された大当たり判定用乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致した場合には例えば全ての特別図柄が同一となる大当たり態様となり、それ以外の場合には特別図柄の少なくとも1つが異なる図柄となる外れ態様となる。
特別図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の図柄を適宜使用可能であり、この実施形態では、「0」〜「9」の10種類の数字図柄を左・中・右の特別図柄に夫々用いている。また、全ての特別図柄が同一となる大当たり態様には、特別大当たり態様と通常大当たり態様とがあり、「3・3・3」「7・7・7」等、奇数図柄よりなる大当たり態様を特別大当たり態様、「2・2・2」「6・6・6」等、偶数図柄よりなる大当たり態様を通常大当たり態様とする。
また、特別図柄の変動表示中、又は後述する第2利益状態中に特別図柄始動手段26が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された大当たり判定用乱数値等が所定の上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光手段よりなる特別保留個数表示手段33がその発光個数により大当たり判定用乱数値の記憶個数(特別保留個数)を表示して、その時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
大入賞手段27は、遊技者に有利な開状態と遊技者に不利な閉状態とに変化可能な開閉板27aを備えた可変作動式であって、特別図柄表示手段35の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて第2利益状態(特定遊技状態)が発生したときに、開閉板27aが前側に所定時間開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。また大入賞手段27は、その内部側が3個等の複数個の通路に分割され、その一部の通路が特定領域38となっており、遊技球がその特定領域38を通過することを条件に第2利益状態を継続させるようになっている。
なお、大入賞手段27は、その開放から所定時間(例えば28秒間)が経過するか、所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞することを条件に開閉板27aを閉じ、遊技球が特定領域38を通過することを条件に、最大所定ラウンド(例えば16ラウンド)までこの開閉動作を繰り返すようになっている。
また、大入賞手段27の内部には、特定領域38を開閉する可動片(図示省略)が設けられており、大当たりのラウンド毎に、開閉板27aが開放されてから入賞球が特定領域38を通過するまで、特定領域38を開放するように構成されている。なお、この可動片は省略してもよい。
図3は本パチンコ機の制御系のブロック図である。図3において、41は遊技制御基板、42は演出制御基板で、これら各制御基板41、42は、遊技盤12に装着された可変表示手段24、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠3及び遊技盤12を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに夫々収納されている。
遊技制御基板41は、主に遊技盤12側の遊技動作に関わる制御を行うためのもので、CPU、ROM、RAM等により構成される普通乱数発生手段51、普通乱数取得手段52、普通乱数記憶手段53、普通図柄処理手段54、第1利益状態発生手段55、特別乱数発生手段56、特別乱数取得手段57、特別乱数記憶手段58、特別図柄処理手段59、第2利益状態発生手段60、特別遊技状態発生手段61、計数手段62、条件判定手段63、演出切換手段64、制御コマンド送信手段65等を備えている。また、遊技制御基板41には、普通図柄始動手段25、特別図柄始動手段26、大入賞手段27等の各入賞手段の他、発射検出スイッチ19、戻り球検出スイッチ21等が電気的に接続されている。
普通乱数発生手段51は、変動後の普通図柄を当たり態様とするか否かの判定に用いる当たり判定用乱数の他、変動後の普通図柄が当たり態様となる場合の停止図柄の選択に用いる当たり図柄用乱数、変動後の普通図柄が外れ態様となる場合の停止図柄の選択に用いる外れ普通図柄選択用乱数、その他の所定の乱数を繰り返し発生するように構成されている。
普通乱数取得手段52は、普通図柄始動手段25が遊技球を検出することを条件に普通乱数発生手段51から当たり判定用乱数値と当たり図柄用乱数値とを夫々1個取得し、それら当たり判定用乱数値及び当たり図柄用乱数値を予め定められた上限保留個数(例えば4個)を限度として普通乱数記憶手段53に記憶させるように構成されている。
普通図柄変動処理手段54は、普通図柄の変動表示に関する処理を行うもので、普通図柄表示手段31が変動表示可能な状態となり且つ普通乱数記憶手段53に1個以上の当たり判定用乱数値が記憶されている場合(普通保留個数が1以上の場合)に、普通乱数記憶手段53に最も早く記憶された当たり判定用乱数値を取り出し、その当たり判定用乱数値が予め定められた当たり判定値と一致するか否かに基づいて当たり/外れの判定を行う当たり判定機能、当たり判定機能による当たり/外れの判定結果と、普通乱数記憶手段53に当たり判定用乱数値と共に記憶されている当たり図柄用乱数値又は普通乱数発生手段51から取得された外れ普通図柄選択用乱数値とに基づいて、変動後の普通図柄の停止図柄を選択する普通停止図柄選択機能、当たり判定機能による当たり/外れの判定結果と、普通停止図柄選択機能による普通停止図柄の選択結果との少なくとも一方に基づいて、複数種類の普通図柄変動パターンの中から1つを選択する普通図柄変動パターン選択機能、当たり判定機能、普通停止図柄選択機能、及び普通図柄変動パターン選択機能による判定/選択結果に基づいて、制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に普通停止図柄指定コマンド、普通図柄変動パターン指定コマンド、普通図柄停止コマンド等の普通図柄の変動制御コマンドを送信させる機能等を備えている。
第1利益状態発生手段55は、普通図柄処理手段54の当たり判定機能による判定結果が当たり判定となり、普通図柄表示手段31の変動後の普通図柄が当たり態様となることに基づいて、特別図柄始動手段26の開閉爪26aを所定時間開放させる第1利益状態を発生させるものである。
特別乱数発生手段56は、変動後の特別図柄を大当たり態様とするか否かの判定に用いる大当たり判定用乱数の他、変動後の特別図柄が大当たり態様となる場合の停止図柄の選択に用いる大当たり図柄用乱数、変動後の特別図柄が外れ態様となる場合の停止図柄の選択に用いる外れ特別図柄選択用乱数1〜3、特別図柄の変動パターンの選択に用いる変動パターン選択用乱数、その他の所定の乱数を繰り返し発生するように構成されている。
特別乱数取得手段57は、特別図柄始動手段26が遊技球を検出することを条件に特別乱数発生手段56から大当たり判定用乱数値と大当たり図柄用乱数値とを夫々1個取得し、それら大当たり判定用乱数値及び大当たり図柄用乱数値を予め定められた上限保留個数(例えば4個)を限度として特別乱数記憶手段58に記憶させるように構成されている。
特別図柄処理手段59は、特別図柄の変動表示に関する処理を行うもので、特別図柄表示手段35が変動表示可能な状態となり且つ特別乱数記憶手段58に1個以上の大当たり判定用乱数値が記憶されている場合(特別保留個数が1以上の場合)に、特別乱数記憶手段58に最も早く記憶された大当たり判定用乱数値を取り出し、その大当たり判定用乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致するか否かに基づいて大当たり/外れの判定を行う大当たり判定機能、大当たり判定機能による大当たり/外れの判定結果と、特別乱数記憶手段58に大当たり判定用乱数値と共に記憶されている大当たり図柄用乱数値又は特別乱数発生手段56から取得された外れ特別図柄選択用乱数値とに基づいて、変動後の特別図柄の停止図柄を選択する特別停止図柄選択機能、大当たり判定機能による当たり/外れの判定結果と、特別停止図柄選択機能による特別停止図柄の選択結果との少なくとも一方に基づいて、複数種類の特別図柄変動パターンの中から1つを選択する特別図柄変動パターン選択機能、大当たり判定機能、特別停止図柄選択機能、及び特別図柄変動パターン選択機能による判定/選択結果に基づいて、制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に左特別停止図柄指定コマンド、右特別停止図柄指定コマンド、中特別停止図柄指定コマンド、特別図柄変動パターン指定コマンド、特別図柄停止コマンド等の特別図柄の変動制御コマンドを送信させる機能等を備えている。
第2利益状態発生手段60は、特別図柄処理手段59の大当たり判定機能による判定結果が大当たり判定となり、特別図柄表示手段35の変動後の特別図柄が「7・7・7」等の大当たり態様となることに基づいて、遊技者に有利となる第2利益状態を発生させるもので、例えば図4に示す特別図柄終了処理、図5に示す第2利益状態中処理、及び図6に示す特定領域通過判定処理等を例えば所定時間間隔(ここでは4msec毎)で発生する定期割り込み毎に実行することにより、特別図柄表示手段35の変動後の特別図柄が大当たり態様となった後に大入賞手段27の開閉板27aを開放し、また開閉板27aの開放から所定時間(例えば28秒)が経過するか、所定時間(例えば28秒)の経過までに大入賞手段27に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板27aを閉じ、更に入賞した遊技球が特定領域38を通過することを条件に、最大所定ラウンド(例えば16ラウンド)まで開閉動作を継続させるようになっている。
第2利益状態発生手段60による特別図柄終了処理(図4)は、例えば次のような手順で行われる。なお、この特別図柄終了処理は、例えば特別図柄表示手段35による特別図柄の停止から所定の確定時間(たとえば0.8秒)が経過したときに実行される。即ち、まず大当たりフラグの値が5AHであるか否かが判定される(S1)。大当たりフラグには、特別図柄処理手段59の大当たり判定機能により大当たりと判定されたときには5AHが、外れと判定されたときには00Hが、夫々セットされている。ここで、大当たりフラグの値が5AHでなければここで特別図柄終了処理は終了する。
一方、大当たりフラグの値が5AH(大当たり)であれば、大当たりフラグに00Hがセットされる(S2)と共に、大当たり中フラグに大当たり中(第2利益状態中)であることを示す5AHがセットされ(S3)、遊技状態を示す状態フラグに00Hがセットされ(S4)、動作タイマに所定値、例えば04E2Hがセットされる(S5)。ここで、動作タイマの値は所定の減算手段により定期割り込み毎(4msec毎)に01Hずつ減算されるようになっている。従って、初期値として04E2Hがセットされた動作タイマの値は5秒後に0000Hとなる。
また、動作ステータス、継続回数カウンタに夫々00Hがセットされ(S6,S7)、大当たり表示コマンドバッファ1に01Hがセットされる(S8)。ここで、動作ステータスは、大当たり中における大入賞手段27の動作状態に応じた値がセットされるようになっており、00Hがラウンド開始待ち状態、01Hがインターバル待ち(ラウンド中)状態、02Hが特定領域通過判定待ち状態、03Hが第2利益状態の終了処理待ち状態を示している。また、継続回数カウンタには、大当たり中のラウンド数がセットされるようになっている。
また、大当たり表示コマンドバッファ1は、制御コマンド送信手段65に対して大当たり開始指定コマンドの送信を指示するためのもので、この大当たり表示コマンドバッファ1に01Hがセットされることに基づいて、大当たり開始表示指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信されるようになっている。なお、大当たり開始表示指定コマンドが送信されると、大当たり状態(第2利益状態)の開始を報知する大当たり開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される。
また、第2利益状態発生手段60による第2利益状態中処理(図5)は、例えば次のような手順で行われる。即ち、まず大当たり中フラグの値が判定される(S11)。大当たり中フラグの値が5AHでなければここで第2利益状態中処理は終了する。
大当たり中フラグの値が5AH(大当たり中)であれば、続いて大入賞手段開放用フラグの値が判定される(S12)。ここで、大入賞手段開放用フラグは、大入賞手段27の開放中に5AHが、閉鎖中に00Hが夫々セットされるようになっている。大入賞手段開放用フラグの値が5AH(開放中)であれば、大入賞手段入賞個数カウンタの値が判定される(S13)。ここで、大入賞手段入賞個数カウンタには、そのラウンドにおける大入賞手段27への入賞個数がカウントされている。
大入賞手段開放用フラグの値が00H(閉鎖中)であるか、又は大入賞手段入賞個数カウンタの値が0AH(10個)未満であれば、動作タイマの値が0000Hであるか否かが判定される(S14)。ここで、動作タイマの値が0000Hでなければ、ここで第2利益状態中処理は終了する。
動作タイマの値が0000Hであるか、又は大入賞手段入賞個数カウンタの値が0AH(10個)以上であれば、動作ステータスの値が判定され(S15)、その動作ステータスの値に応じた処理が行われる。
まず、動作ステータスの値が00H(ラウンド開始待ち状態)の場合には、ラウンド数を示す継続回数カウンタに01Hが加算され(S16)、大当たり表示コマンドバッファ2にその継続回数カウンタの値がセットされる(S17)。ここで、大当たり表示コマンドバッファ2は、制御コマンド送信手段65に対してラウンド表示指定コマンドの送信を指示するためのもので、この大当たり表示コマンドバッファ2に継続回数カウンタの値がセットされることに基づいて、その値に対応するラウンド表示指定コマンド、例えば継続回数カウンタ(ラウンド数)の値が1の場合にはラウンド1表示指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信されるようになっている。なお、ラウンド表示指定コマンドが送信されると、そのラウンドに対応するラウンド演出画像による例えばアニメーション表示が特別図柄表示手段35の画面上で開始される。
そして、大入賞手段開放用フラグ、可動片作動フラグに夫々5AHがセットされ(S18,S19)、これによって大入賞手段27と可動片とが開放する。また、動作タイマに新たな所定値、例えば1B58Hがセットされ(S20)、大入賞手段入賞個数カウンタに00Hがセットされ(S21)、動作ステータスに01Hがセットされる(S22)。
以上のS16〜S22により、大入賞手段27の開閉板27a及び可動片が開放され、大当たり状態(第2利益状態)のラウンドが開始される。
ここで、S23以降の処理の説明に移る前に、図6に示す特定領域通過判定処理の手順について説明する。この特定領域通過判定処理が開始されると、まず可動片作動フラグの値が判定される(S61)。可動片作動フラグの値が00H(閉鎖中)であれば、ここで特定領域通過判定処理は終了する。
可動片作動フラグの値が5AH(開放中)であれば、続いて特定領域38の通過が検出されたか否かが判定される(S62)。特定領域38の通過が検出されていなければ、ここで特定領域通過判定処理は終了する。
特定領域38の通過が検出されていれば、可動片作動フラグに00Hがセットされて特定領域38が閉鎖される(S63)と共に、継続回数カウンタの値が判定される(S64)。そして、継続回数カウンタの値が0FH未満(ラウンド数が16未満)であれば、特定領域通過フラグに5AHがセットされ(S65)、大当たり表示コマンドバッファ3に01Hがセットされる(S66)。
ここで、大当たり表示コマンドバッファ3は、制御コマンド送信手段65に対してV通過表示指定コマンドの送信を指示するためのもので、この大当たり表示コマンドバッファ3に01Hがセットされることに基づいて、V通過表示指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信されるようになっている。なお、V通過表示指定コマンドが送信されると、ラウンド演出画像によるアニメーション表示等が行われている特別図柄表示手段35の画面上に特定領域38の通過を報知する特定領域通過報知画像、例えば「V」の文字が表示される。
第2利益状態中処理(図5)に戻って説明を続ける。S16〜S22の処理により大当たりのラウンドが開始されると、S13において大入賞手段入賞個数カウンタの値が0AH(10個)以上であると判定されるか、又はS14において、開閉板27aの開放時に初期値1B58Hがセットされた動作タイマの値が0000Hとなった、即ち開閉板27aの開放から28秒が経過したと判定されるまで、その状態が継続される。
S13において大入賞手段入賞個数カウンタの値が0AH(10個)以上であると判定されるか、又はS14において開閉板27aの開放から28秒が経過したと判定された場合には、S15を経て動作ステータス01H(インターバル待ち(ラウンド中)状態)に対応するS23以降の処理が実行される。
即ち、まず大当たり表示コマンドバッファ4に01Hがセットされる(S23)。ここで、大当たり表示コマンドバッファ4は、制御コマンド送信手段65に対してインターバル表示指定コマンドの送信を指示するためのもので、この大当たり表示コマンドバッファ4に01Hがセットされることに基づいて、インターバル表示指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信されるようになっている。なお、インターバル表示指定コマンドが送信されると、大当たり状態のインターバルに対応するインターバル演出画像による例えばアニメーション表示が特別図柄表示手段35の画面上で開始される。
そして、大入賞手段開放用フラグに00Hがセットされ(S24)、開放していた開閉板27aが閉鎖される。また、動作タイマに新たな所定値、例えば01DBHがセットされ(S25)、大入賞手段入賞個数カウンタが00Hに初期化され(S26)、動作ステータスに02Hがセットされる(S27)。
以上のS23〜S27により、開放中であった大入賞手段27の開閉板27aが閉鎖され、大当たり(第2利益状態)のラウンドが終了すると共に、遊技球が特定領域38を通過したか否かの判定待ち状態となる。
S23〜S27の処理により特定領域通過判定待ち状態になると、S14において、前のラウンド終了時に初期値01DBHがセットされた動作タイマの値が0000Hとなった、即ちラウンド終了から1.9秒が経過したと判定されるまで、その状態が継続される。
S14においてラウンド終了から1.9秒が経過したと判定された場合には、S15を経て動作ステータス02H(特定領域通過判定待ち状態)に対応するS28以降の処理が実行される。即ち、まず特定領域通過フラグの値が判定される(S28)。
特定領域通過フラグの値が5AHであれば、即ち前回のラウンドにおいて遊技球が特定領域38を通過した場合には、特定領域通過フラグの値が00Hに初期化され(S29)、動作タイマに新たな初期値、例えば0005Hがセットされ(S30)、動作ステータスに00Hがセットされ(S31)、次のラウンドの開始待ち状態となる。この場合には、その後にS14において動作タイマの値が0000Hとなったと判定されたときに、S15を経て動作ステータス00Hに対応するS16以降の処理が開始され、新たなラウンドが開始される。
S28において特定領域通過フラグの値が00Hであれば、即ち前回のラウンドにおいて遊技球が特定領域38を通過しなかった場合には、可動片作動フラグに00H(閉鎖)がセットされ(S32)、動作タイマに新たな初期値、例えば0005Hがセットされ(S33)、動作ステータスに03Hがセットされ(S34)、第2利益状態の終了処理待ち状態となる。
第2利益状態の終了処理待ち状態になると、その後にS14において動作タイマの値が0000Hとなったと判定されたときに、S15を経て動作ステータス03H(第2利益状態の終了処理待ち状態)に対応するS35以降の処理が開始される。
即ち、まずテーブルアドレスに、テーブル選択用フラグの値に応じて、例えばテーブル選択用フラグの値が00Hであれば大当たり終了コマンドテーブル1(図7(a))の先頭アドレスが、テーブル選択用フラグの値が01Hであれば大当たり終了コマンドテーブル2(図7(b))の先頭アドレスがセットされる(S35)。テーブル選択用フラグの値は、通常時には00Hがセットされており、後述するように、条件判定手段63によりその第2利益状態中に第1所定条件が成立したと判定されたときに、演出切換手段64により01Hがセットされるようになっている。
そして、そのテーブルアドレスに中特別停止図柄番号の値の3倍が加算され(S36)、そのテーブルアドレスの示す領域の値が格納アドレスとしてロードされ(S37)、更にテーブルアドレスに02Hが加算された上でそのテーブルアドレスの示す領域の値が設定値としてロードされ(S38,S39)、格納アドレスの示す領域に設定値がセットされる(S40)。
図7(a)に示す大当たり終了コマンドテーブル1を用いる場合、中特別停止図柄番号が偶数であった場合、即ち特別停止図柄が通常大当たり態様であった場合には設定値64Hが大当たり表示コマンドバッファ5にセットされ、奇数であった場合、即ち特別停止図柄が特別大当たり態様であった場合には設定値01Hが大当たり表示コマンドバッファ4にセットされる。
ここで、大当たり表示コマンドバッファ5は、制御コマンド送信手段65に対して第1大当たり終了時短開始指定コマンドの送信を指示するためのもので、この大当たり表示コマンドバッファ5に所定の値(ここでは64H)がセットされることに基づいて、その値に対応する第1大当たり終了時短開始指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信されるようになっている。なお、第1大当たり終了時短開始指定コマンドが送信されると、大当たり状態の終了と、指定された値(64H)を継続回数(100回)とする時短遊技状態の開始とを報知する第1大当たり終了時短開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される。
また、大当たり表示コマンドバッファ4は、制御コマンド送信手段65に対して第1大当たり終了確変開始指定コマンドの送信を指示するためのもので、この大当たり表示コマンドバッファ4に01Hがセットされることに基づいて、第1大当たり終了確変開始指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信されるようになっている。なお、第1大当たり終了確変開始指定コマンドが送信されると、大当たり状態の終了と確変遊技状態の開始とを報知する第1大当たり終了確変開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される。
一方、図7(b)に示す大当たり終了コマンドテーブル2を用いる場合、中特別停止図柄番号が偶数であった場合、即ち特別停止図柄が通常大当たり態様であった場合には設定値64Hが大当たり表示コマンドバッファ7にセットされ、奇数であった場合、即ち特別停止図柄が特別大当たり態様であった場合には設定値01Hが大当たり表示コマンドバッファ6にセットされる。
ここで、大当たり表示コマンドバッファ7は、制御コマンド送信手段65に対して第2大当たり終了時短開始指定コマンド(演出指定コマンド)の送信を指示するためのもので、この大当たり表示コマンドバッファ7に所定の値(ここでは64H)がセットされることに基づいて、その値に対応する第2大当たり終了時短開始指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信されるようになっている。なお、第2大当たり終了時短開始指定コマンドが送信されると、大当たり状態の終了と、指定された値(64H)を継続回数(100回)とする時短遊技状態の開始とに加えて、更に第1所定条件の成立を報知する第2大当たり終了時短開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される。
また、大当たり表示コマンドバッファ6は、制御コマンド送信手段65に対して第2大当たり終了確変開始指定コマンド(演出指定コマンド)の送信を指示するためのもので、この大当たり表示コマンドバッファ6に01Hがセットされることに基づいて、第2大当たり終了確変開始指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信されるようになっている。なお、第2大当たり終了確変開始指定コマンドが送信されると、大当たり状態の終了と、確変遊技状態の開始とに加えて、更に第1所定条件の成立を報知する第2大当たり終了確変開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される。
このように、後述する条件判定手段63によりその第2利益状態中に第1所定条件が成立したと判定されたときには、特別図柄表示手段35の画面上に、第2利益状態の終了等を報知する画像と共に、その第2利益状態中に第1所定条件が成立した旨の報知画像が表示される。
続いて、大当たり中フラグに00Hがセットされ(S41)、動作ステータスに00Hがセットされ(S42)、第2利益状態は終了する。
特別遊技状態発生手段61は、第2利益状態の終了後(又は発生後)に、遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させるためのもので、確変遊技状態発生手段71と、時短遊技状態発生手段72とを備えている。
確変遊技状態発生手段71は、例えば特別図柄処理手段59の特別停止図柄選択機能により大当たり態様のうちの特別大当たり態様が選択され、変動後の特別図柄が特別大当たり態様となることを条件に、第2利益状態の終了後、例えば特別図柄が大当たり態様のうちの通常大当たり態様となって次の第2利益状態が発生するまで確変遊技状態を発生させるように構成されている。
確変遊技状態中は、特別図柄が大当たり態様となる確率が通常確率(例えば1/360の低確率)から高確率(例えば1/60程度)となる他、例えば普通図柄表示手段31及び特別図柄表示手段35の変動時間が夫々通常変動時間よりも短い短縮変動時間となり、また特別図柄始動手段26の開放時間及び開放回数が通常よりも増加するようになっている。
時短遊技状態発生手段72は、例えば特別図柄処理手段59の特別停止図柄選択機能により大当たり態様のうちの通常大当たり態様が選択され、変動後の特別図柄が通常大当たり態様となることを条件に、第2利益状態の終了後、例えば特別図柄が所定回数(例えば100回)変動するまで時短遊技状態を発生させるように構成されている。
時短遊技状態中は、特別図柄表示手段35の変動時間が通常変動時間よりも短い短縮変動時間となる他、例えば普通図柄表示手段31の変動時間が通常変動時間よりも短い短縮変動時間となり、また特別図柄始動手段26の開放時間及び開放回数が通常よりも増加するようになっている。
計数手段62は、遊技制御基板41に接続された各種検出手段の検出信号に基づいて所定の計数を行うもので、発射個数計数手段73と入球個数計数手段74とを備えている。
発射個数計数手段73は、発射手段13による遊技球の発射個数を計数するもので、例えば発射検出スイッチ19からの検出信号があったときに発射個数に1を加算すると共に、戻り球検出スイッチ21からの検出信号があったときに発射個数から1を減算するように構成されている。
入球個数計数手段74は、入球手段としての特別図柄始動手段26、大入賞手段27、普通入賞手段28への遊技球の入球個数を計数するもので、例えば各入球手段26,27,28からの検出信号があったときに入球個数に1を加算するように構成されている。
条件判定手段63は、発射個数計数手段73で得られた発射個数と入球個数計数手段74で得られた入球個数とに基づいて所定条件が成立したか否かを判定するもので、演算手段75を備えている。
演算手段75は、発射個数計数手段73で得られた発射個数と入球個数計数手段74で得られた入球個数とに基づいて所定の演算値を求めるもので、例えば発射個数と入球個数との差分値(以下、発射入球差分値という)を演算するように構成されている。
条件判定手段63は、例えば定期割り込み毎に第1所定条件判定処理(図8)及び第2所定条件判定処理(図9)を実行するように構成されている。
条件判定手段63による第1所定条件判定処理(図8)は例えば次のような手順で行われる。即ち、まず第2利益状態が開始されたか否かが判定され(S71)、第2利益状態が開始された場合には、演算手段75による発射入球差分値が0にリセットされ(S72)、第1所定条件判定処理は終了する。
また、第2利益状態が終了したか否かが判定され(S73)、第2利益状態が終了した場合には、演算手段75から発射入球差分値が取得され(S74)、その発射入球差分値が0であるか否かが判定される(S75)。ここで、発射入球差分値が0であれば、第1所定条件成立の判定出力が行われる(S76)。
以上のように、条件判定手段63は、第1所定条件判定処理により、第2利益状態中における発射入球差分値が0となった場合に第1所定条件が成立したものと判定するように構成されている。なお、条件判定手段63は、例えば第2利益状態発生手段60による第2利益状態中処理(図5)において動作ステータスに03H(第2利益状態の終了処理待ち状態)がセットされることに基づいて、S73において第2利益状態が終了したものと判定するように構成すればよい。
また、条件判定手段63による第2所定条件判定処理(図9)は例えば次のような手順で行われる。即ち、まず発射個数計数手段73で得られる発射個数が増加したか否かが判定され(S81)、増加した場合には、第1タイマが0にリセットされ(S82)、第2所定条件判定処理は終了する。
発射個数が増加していない場合には、入球個数計数手段74で得られる入球個数が増加したか否かが判定され(S83)、増加した場合には、第1タイマ値が所定値、例えば30秒以上であるか否かが判定される(S84)。ここで、第1タイマ値が所定値以上であれば、第2所定条件成立の判定出力が行われる(S85)。
以上のように、条件判定手段63は、第2所定条件判定処理により、発射個数が増加しない状態が所定時間(例えば30秒)以上経過したにも拘わらず入球個数が増加した場合に第2所定条件が成立したものと判定するように構成されている。
演出切換手段64は、条件判定手段63により所定条件の成立と判定された場合、即ち第1,第2所定条件成立の判定出力があった場合に演出手段としての特別図柄表示手段35による表示内容(演出内容)を所定表示(所定演出)に切り換えるもので、例えば第1所定条件成立の判定出力があった場合にはテーブル選択用フラグに01Hをセットし、第2所定条件成立の判定出力があった場合には、制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に第2所定条件成立指定コマンド(演出指定コマンド)を送信するように構成されている。
テーブル選択用フラグに01Hがセットされると、上述したように第2利益状態中処理(図5)において制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に第2大当たり終了時短開始指定コマンド、又は第2大当たり終了確変開始指定コマンドが送信され、特別図柄表示手段35の画面上に、大当たり状態の終了と共に第1所定条件の成立を報知する第2大当たり終了時短開始報知画像、又は第2大当たり終了確変開始報知画像が表示される。
また、制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に第2所定条件成立指定コマンドが送信されると、特別図柄表示手段35の画面上に第2所定条件の成立を報知する第2所定条件成立報知画像が表示される。
制御コマンド送信手段65は、所定の制御コマンドを一方向通信により演出制御基板42等のサブ制御基板側に送信して制御指令を与えるためのもので、普通図柄処理手段54の制御に基づいて普通図柄変動パターン指定コマンド、普通停止図柄指定コマンド、普通図柄停止コマンド等の普通図柄の変動制御コマンドを演出制御基板42側に送信する機能、特別図柄処理手段59の制御に基づいて特別図柄変動パターン指定コマンド、左特別停止図柄指定コマンド、右特別停止図柄指定コマンド、中特別停止図柄指定コマンド、特別図柄停止コマンド等の特別図柄の変動制御コマンドを演出制御基板42側に送信する機能、第2利益状態発生手段60の制御に基づいて、大当たり開始指定コマンド、ラウンド表示指定コマンド、V通過表示指定コマンド、インターバル表示指定コマンド、第1大当たり終了時短開始指定コマンド、第2大当たり終了時短開始指定コマンド、第1大当たり終了確変開始指定コマンド、第2大当たり終了確変開始指定コマンド等の大当たり中表示制御コマンドを演出制御基板42側に送信する機能、演出切換手段64の制御に基づいて第2所定条件成立指定コマンドを演出制御基板42側に送信する機能、各種遊技状態に応じて演出制御基板42側に音声、ランプの制御コマンドを送信する機能等を備えている。
演出制御基板42は、普通図柄表示手段31、特別図柄表示手段35、音声出力手段9、ランプ手段34等を制御するためのもので、普通図柄制御手段81、特別図柄制御手段(演出制御手段)82、音声制御手段83、ランプ制御手段84等を備えている。
普通図柄制御手段81は、遊技制御基板41側からの普通図柄の変動制御コマンドに基づいて普通図柄表示手段31の表示制御を行うもので、普通図柄変動パターン指定コマンドを受信したときに、指定された普通図柄変動パターンに従って普通図柄表示手段31上で普通図柄の変動表示を開始させると共に、普通図柄停止コマンドを受信したときに、普通停止図柄指定コマンドで指定された停止図柄で普通図柄の変動を停止、確定させるように構成されている。
特別図柄制御手段82は、遊技制御基板41側からの特別図柄の変動制御コマンド、大当たり中表示制御コマンド、第2所定条件成立指定コマンド等に基づいて特別図柄表示手段35の表示制御を行うものである。特別図柄制御手段82は、特別図柄変動パターン指定コマンドを受信したときに、指定された特別図柄変動パターンに従って特別図柄表示手段35上で特別図柄の変動表示を開始させ、特別図柄停止コマンドを受信したときに、左特別停止図柄指定コマンド、右特別停止図柄指定コマンド、中特別停止図柄指定コマンドで指定された停止図柄で特別図柄の変動を停止、確定させるように構成されている。
また、特別図柄制御手段82は、特別図柄が大当たり態様で停止、確定した場合には、特別図柄制御手段82は、大当たり開始指定コマンドを受信したときに大当たり開始報知画像を特別図柄表示手段35の画面上に表示させ、ラウンド表示指定コマンドを受信したときにそのラウンドに対応するラウンド演出画像によるアニメーション表示等を特別図柄表示手段35の画面上で開始させ、V通過表示指定コマンドを受信したときにラウンド演出画像によるアニメーション表示等が行われている特別図柄表示手段35の画面上に特定領域通過報知画像、例えば「V」の文字を表示させ、インターバル表示指定コマンドを受信したときにインターバル演出画像によるアニメーション表示等を特別図柄表示手段35の画面上で開始させると共に、第1大当たり終了時短開始指定コマンドを受信したときに第1大当たり終了時短開始報知画像を、第2大当たり終了時短開始指定コマンドを受信したときに第2大当たり終了時短開始報知画像を、第1大当たり終了確変開始指定コマンドを受信したときに第1大当たり終了確変開始報知画像を、第2大当たり終了確変開始指定コマンドを受信したときに第2大当たり終了確変開始報知画像を、特別図柄表示手段35の画面上に表示させるようになっている。
更に、特別図柄制御手段82は、第2所定条件成立指定コマンドを受信すると、第2所定条件の成立を報知する第2所定条件報知画像を特別図柄表示手段35の画面上に表示させるようになっている。
音声制御手段83は、スピーカー等の音声出力手段9の音声出力制御を行うもので、遊技制御基板41側からの音声制御コマンドに基づいて音声出力手段9から所定の効果音等を出力させるようになっている。
ランプ制御手段84は、ランプ手段34等の表示制御を行うもので、遊技制御基板41側からのランプ制御コマンドに基づいてランプ手段34等を所定のパターンで発光させるようになっている。
以上のような構成により、本パチンコ機において遊技者が発射ハンドル14を操作して発射手段13により遊技球が連続的に発射されると、発射検出スイッチ19によりその発射動作が検出され、発射個数計数手段73に対してその検出信号が出力される。また、発射手段13により発射されたにも拘わらず遊技領域18に到達できなかった戻り球は、戻り球案内通路20を通過する際に戻り球検出スイッチ21により検出され、発射個数計数手段73に対してその検出信号が出力される。そして、発射個数計数手段73は、例えば発射検出スイッチ19からの検出信号があったときに発射個数に1を加算すると共に、戻り球検出スイッチ21からの検出信号があったときに発射個数から1を減算することにより発射個数を計数する。
発射手段13により発射された遊技球がガイドレール22を経て遊技領域18の上部側に到達し、遊技釘等に弾かれつつ落下する間に普通入賞手段28等の入球手段に入球すると、それら入球手段又はその下流側に設けられた検出スイッチによりその遊技球が検出され、入球個数計数手段74等に対してその検出信号が出力される。そして、この入球個数計数手段74は、例えば普通入賞手段28等の入球手段からの検出信号があったときに入球個数に1を加算することにより入球個数を計数する。
遊技領域18内を落下中の遊技球が普通図柄始動手段25を通過し、この普通図柄始動手段25が遊技球を検出すると、普通乱数取得手段52が普通乱数発生手段51から当たり判定用乱数値と当たり図柄用乱数値とを夫々1個取得し、それら当たり判定用乱数値及び当たり図柄用乱数値を予め定められた上限保留個数(例えば4個)を限度として普通乱数記憶手段53に記憶させる。
そして、普通図柄表示手段31が変動表示可能な状態となり且つ普通乱数記憶手段53に1個以上の当たり判定用乱数値が記憶されている場合(普通保留個数が1以上の場合)には、普通図柄変動処理手段54により、普通乱数記憶手段53に最も早く記憶された当たり判定用乱数値が取り出され、その当たり判定用乱数値が予め定められた当たり判定値と一致するか否かに基づいて当たり/外れの判定が行われると共に、普通図柄の変動表示に用いる普通図柄変動パターン及び普通停止図柄が選択され、制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に普通停止図柄指定コマンド、普通図柄変動パターン指定コマンド、普通図柄停止コマンド等の普通図柄の変動制御コマンドが送信される。
演出制御基板42側では、普通図柄の変動制御コマンドに基づく普通図柄制御手段81の制御により、普通図柄表示手段31の普通図柄が普通図柄変動パターン指定コマンドで指定された普通図柄変動パターンに従って所定時間変動した後、普通図柄停止コマンドを受信したときに、普通停止図柄指定コマンドで指定された普通停止図柄で停止する。
変動後の普通停止図柄が「7」等の当たり態様となった場合には、第1利益状態発生手段55の制御により第1利益状態が発生して、特別図柄始動手段26の開閉爪26aが所定時間開放され、この特別図柄始動手段26に遊技球が入賞し易くなる。
特別図柄始動手段26に遊技球が入賞し、この特別図柄始動手段26が遊技球を検出すると、特別乱数取得手段57が特別乱数発生手段56から大当たり判定用乱数値と大当たり図柄用乱数値とを夫々1個取得し、それら大当たり判定用乱数値及び大当たり図柄用乱数値を予め定められた上限保留個数(例えば4個)を限度として特別乱数記憶手段58に記憶させる。
そして、特別図柄表示手段35が変動表示可能な状態となり且つ特別乱数記憶手段58に1個以上の大当たり判定用乱数値が記憶されている場合(特別保留個数が1以上の場合)、特別図柄処理手段59により、特別乱数記憶手段58に最も早く記憶された大当たり判定用乱数値が取り出され、その大当たり判定用乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致するか否かに基づいて大当たり/外れの判定が行われると共に、特別図柄の変動表示に用いる特別図柄変動パターン及び特別停止図柄が選択され、制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に左特別停止図柄指定コマンド、右特別停止図柄指定コマンド、中特別停止図柄指定コマンド、特別図柄変動パターン指定コマンド、特別図柄停止コマンド等の特別図柄の変動制御コマンドが送信される。
演出制御基板42側では、特別図柄の変動制御コマンドに基づく特別図柄制御手段82の制御により、特別図柄表示手段35の特別図柄が特別図柄変動パターン指定コマンドで指定された特別図柄変動パターンに従って所定時間変動した後(図10(a))、特別図柄停止コマンドを受信したときに、左、右、中の各特別停止図柄指定コマンドで指定された特別停止図柄で停止する(図10(b))。
また、特別図柄の変動後の停止図柄が大当たり態様となった場合には、第2利益状態発生手段60によって特別図柄終了処理(図4)、第2利益状態中処理(図5)、特定領域通過判定処理(図6)等が実行され、第2利益状態が発生する。即ち、動作ステータスに00Hがセットされてラウンド開始待ち状態となり(S6)、また大当たり表示コマンドバッファ1に01Hがセットされ(S8)、これによって大当たり開始表示指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信され、大当たり状態(第2利益状態)の開始を報知する大当たり開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される(図10(c))。
そして、所定時間経過後(例えば5秒後)に、大当たり表示コマンドバッファ2に継続回数カウンタの値(ラウンド数)、即ち初回は01Hがセットされ(S17)、これによってその継続回数カウンタの値に対応するラウンド表示指定コマンド、例えばラウンド1表示指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信され、そのラウンド(第1ラウンド)に対応するラウンド演出画像による例えばアニメーション表示が特別図柄表示手段35の画面上で開始される(図10(d))と共に、大入賞手段27の開閉板27a及び可動片が開放され(S18,S19)、動作ステータスに01Hがセットされて(S22)大当たり状態(第2利益状態)の第1ラウンドが開始される。
また、第2利益状態が開始されると、条件判定手段63の第1所定条件判定処理(図8)により、演算手段75による発射入球差分値がリセットされ(S71〜S72)、それ以降、演算手段75によりその第2利益状態中における発射入球差分値が演算される。
大当たりのラウンド中は、大入賞手段27に入球した遊技球が特定領域38を通過した時点で可動片により特定領域38が閉鎖される(S63)と共に、そのラウンドが第16ラウンド未満であれば、特定領域通過フラグに5AHがセットされ(S65)、大当たり表示コマンドバッファ3に01Hがセットされる(S66)。これにより、V通過表示指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信され、ラウンド演出画像によるアニメーション表示等が行われている特別図柄表示手段35の画面上に特定領域38の通過を報知する特定領域通過報知画像、例えば「V」の文字が表示される(図10(e))。
第1ラウンドが開始されてから所定時間(例えば28秒間)が経過する(S14において動作タイマの値=0000Hとなる)か、所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した(S13において大入賞手段開放用カウンタの値≧0AHとなった)場合には、大当たり表示コマンドバッファ4に01Hがセットされ(S23)、これによってインターバル表示指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信され、大当たり状態のインターバルに対応するインターバル演出画像による例えばアニメーション表示が特別図柄表示手段35の画面上で開始される(図10(f))と共に、大入賞手段27が閉鎖され(S24)、動作ステータスに02Hがセットされて(S27)大当たり状態(第2利益状態)の第1ラウンドが終了し、特定領域通過判定待ち状態となる。
ラウンド中に遊技球が特定領域38を通過して特定領域通過フラグに5AHがセットされている場合には、動作ステータスに00Hがセットされ(S31)、新たなラウンドが開始される(S16〜,図10(g))。
一方、特定領域通過フラグの値が5AHでない場合、即ち直前のラウンド中に遊技球が特定領域38を通過しなかったか、又は既に16ラウンドが消化された場合には、動作ステータスに03Hがセットされ(S34)、大当たり状態(第2利益状態)の終了処理待ち状態となる。
例えばこの大当たり状態の終了処理待ち状態になると、条件判定手段63の第1所定条件判定処理(図8)において第2利益状態の終了と判定され、演算手段75による発射入球差分値が取得される(S73,S74)。そして、その発射入球差分値、即ちその第2利益状態中における発射入球差分値が0であるか否かが判定され(S75)、0であれば、第1所定条件成立の判定出力が出力され(S76)、演出切換手段64により、テーブル選択用フラグに01Hがセットされる。
また、大当たり状態(第2利益状態)の終了処理待ち状態(動作ステータス=03H)となった場合には、第2利益状態中処理(図5)において、テーブル選択用フラグの値に応じて、例えばテーブル選択用フラグの値が00Hであれば大当たり終了コマンドテーブル1(図7(a))の先頭アドレスが、テーブル選択用フラグの値が01Hであれば大当たり終了コマンドテーブル2(図7(b))の先頭アドレスがセットされる(S35)。そして、そのテーブルアドレスに中特別停止図柄番号の値の3倍が加算され(S36)、そのテーブルアドレスの示す領域の値が格納アドレスとしてロードされ(S37)、更にテーブルアドレスに02Hが加算された上でそのテーブルアドレスの示す領域の値が設定値としてロードされ(S38,S39)、格納アドレスの示す領域に設定値がセットされる(S40)。
これにより、例えば第2利益状態中における発射入球差分値が0以外の値であった場合(テーブル選択用フラグ=00Hの場合)には、特別停止図柄が通常大当たり態様であったときには設定値64Hが大当たりコマンドバッファ5にセットされ、特別停止図柄が特別大当たり態様であったときには設定値01Hが大当たり表示コマンドバッファ4にセットされる。
大当たりコマンドバッファ5に設定値64Hがセットされると、その設定値に対応する第1大当たり終了時短開始指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信され、大当たり状態の終了と、指定された値(64H)を継続回数(100回)とする時短遊技状態の開始とを報知する第1大当たり終了時短開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される(図10(h1))。一方、大当たり表示コマンドバッファ4に01Hがセットされると、第1大当たり終了確変開始指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信され、大当たり状態の終了と確変遊技状態の開始とを報知する第1大当たり終了確変開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される(図10(h2))。
また、例えば第2利益状態中における発射入球差分値が0であった場合(テーブル選択用フラグ=01Hの場合)には、特別停止図柄が通常大当たり態様であったときには設定値64Hが大当たりコマンドバッファ7にセットされ、特別停止図柄が特別大当たり態様であったときには設定値01Hが大当たり表示コマンドバッファ6にセットされる。
大当たりコマンドバッファ7に設定値64Hがセットされると、その設定値に対応する第2大当たり終了時短開始指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信され、大当たり状態の終了と、指定された値(64H)を継続回数(100回)とする時短遊技状態の開始とに加えて、更に第1所定条件の成立を報知する第2大当たり終了時短開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される(図10(h3))。図10(h3)の例では、「perfect!」の文字画像により第1所定条件の成立を報知している。一方、大当たり表示コマンドバッファ6に01Hがセットされると、第2大当たり終了確変開始指定コマンドが制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に送信され、大当たり状態の終了と確変遊技状態の開始とに加えて、更に第1所定条件の成立を報知する第2大当たり終了確変開始報知画像が特別図柄表示手段35の画面上に表示される(図10(h4))。
このように、第2利益状態(特定遊技状態)中における発射入球差分値が0になるという極めて希な第1所定条件が成立した場合に、大当たり終了の報知画像として通常用いられる第1大当たり終了時短開始報知画像又は第1大当たり終了確変開始報知画像に代えて、第1所定条件の成立を報知する第2大当たり終了時短開始報知画像又は第2大当たり終了確変開始報知画像が特別図柄表示手段35に表示されるため、遊技機の稼働状況に関する情報としての発射入球差分値を遊技の演出に活用することができ、遊技者の遊技意欲を喚起できる。また、このような極めて希な第1所定条件が成立するのは不正行為による場合が多いと考えられるため、このように第1所定条件が成立したことを報知することにより、不正行為の発見又は防止という面でも効果的である。
第1大当たり終了時短開始報知画像等の大当たり終了報知画像が表示されると、大当たり中フラグに00Hがセットされ、第2利益状態発生手段60による第2利益状態は終了する。第2利益状態が終了すると、確変遊技状態発生手段71又は時短遊技状態発生手段72により確変遊技状態又は時短遊技状態が所定期間発生する。
また、遊技中は、条件判定手段63により第2所定条件判定処理(図9)が実行され、発射個数が増加しない状態が所定時間(例えば30秒)以上経過したにも拘わらず入球個数が増加した場合に、第2所定条件が成立したものと判定され、演出切換手段64の制御により、制御コマンド送信手段65から演出制御基板42側に第2所定条件成立指定コマンドが送信される。
演出制御基板42側では、第2所定条件成立指定コマンドを受信すると、特別図柄制御手段35の制御により、特別図柄表示手段35の画面上に第2所定条件の成立を報知する第2所定条件成立報知画像が表示される(図11)。図11の例では、「service!」の文字画像により第2所定条件の成立を報知している。
このように、発射個数が増加しない状態が所定時間(例えば30秒)以上経過したにも拘わらず入球個数が増加するという通常の状態ではあり得ない第2所定条件が成立した場合に、その第2所定条件の成立を報知する第2所定条件成立報知画像が特別図柄表示手段35に表示されるため、遊技機の稼働状況に関する情報を遊技の演出に活用することができ、遊技者の遊技意欲を喚起できると同時に、不正行為の発見又は防止という面でも効果的である。
なお、第2所定条件が成立したときに例えば特別図柄の変動表示中であった場合には、その変動表示画面に第2所定条件成立報知画像、例えば「service!」の文字画像を重ねて表示してもよいし、例えばその後所定のタイミング、例えばその特別図柄の変動後に第2所定条件成立報知画像を表示するようにしてもよい。
図12〜図14は本発明の第2の実施形態を例示し、発射個数と賞球個数とに基づいて所定条件が成立した場合に、演出手段による演出内容を所定演出に切り換えるように構成した例を示している。
本実施形態では、図12に示すように、第1の実施形態の構成に加えて、計数手段62に賞球個数計数手段76が設けられている。賞球個数計数手段76は、払い出し手段91により払い出される賞球個数を計数するもので、例えば入賞手段への遊技球の入賞に基づいて賞球個数を算出すると共に制御コマンド送信手段65を介して払い出し指令コマンドを送信させる払い出し処理手段(図示省略)の処理に基づいて賞球個数を計数するように構成されている。なお、賞球個数計数手段76は、例えば払い出し手段91により実際に払い出された賞球を検出する払い出し検出手段からの検出信号に基づいて賞球個数を計数する等、どのような方法により賞球個数を計数するものであってもよい。
なお、払い出し手段91は、例えば遊技球を1個ずつ収容可能な凹部が円周方向に等間隔で複数形成された回転体を払い出し個数に応じて所定回数回転させることにより貯留タンク側の遊技球を下流側に繰り出すもの等、公知の種々の構成のものを用いることができる。また、払い出し手段91は、遊技制御基板41とは別に設けられた払い出し制御基板43により駆動制御されるように構成されている。
また、演算手段75は、第1の実施形態で示した発射入球差分値の他、発射個数計数手段73で得られた発射個数と賞球個数計数手段76で得られた賞球個数とに基づいて所定の演算値、例えばベースを演算するように構成されている。ベースとは、大当り状態中(第2利益状態中)を除いた出玉率のことで、(賞球個数/発射個数)×100により求めることができる。
また、条件判定手段63は、第1の実施形態で示した第1所定条件判定処理(図8)、第2所定条件判定処理(図9)の他、図13に示す第3所定条件判定処理を実行するように構成されている。
条件判定手段63による第3所定条件判定処理(図13)は例えば次のような手順で行われる。即ち、まず所定のリセット条件が成立しているか否かが判定され(S91)、リセット条件が成立したと判定された場合には、演算手段75によるベースの演算値がリセットされる(S92)。ここで、リセット条件は、電源が投入されたこと、発射動作のない状態が所定時間経過したこと、演算手段75によるベースの演算値が所定範囲にある状態が所定時間以上継続したこと、大当たり態様となったこと、所定時間経過したこと、所定のリセット操作が行われたこと等、どのようなものでもよい。
リセット条件が成立していない場合には、演算手段75よりベースの演算値が取得され(S93)、そのベースが所定値、例えば100と比較され(S94)、ベースが所定値以下であれば第2タイマがリセットされる(S95)。ベースが所定値を越えている場合には、第2タイマ値が所定値、例えば60秒を越えているか否かが判定され(S96)、所定値を越えていれば、第3所定条件成立の判定出力が行われる(S97)。
以上のように、条件判定手段63は、第3所定条件判定処理により、ベースが所定値(例えば100)を超えた状態が所定時間(例えば60秒)継続した場合に第3所定条件が成立したものと判定するように構成されている。
演出切換手段64は、第3所定条件成立の判定出力があった場合には、制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に第3所定条件成立指定コマンド(演出指定コマンド)を送信するように構成されている。
制御コマンド送信手段65を介して演出制御基板42側に第3所定条件成立指定コマンドが送信されると、特別図柄表示手段35の画面上に第3所定条件の成立を報知する第3所定条件成立報知画像が表示される(図14)。図14の例では、「excellent!」の文字画像により第3所定条件の成立を報知している。
このように、ベースが所定値(例えば100)を超えた状態が所定時間(例えば60秒)継続するという通常の状態ではあり得ない第3所定条件が成立した場合に、その第3所定条件の成立を報知する第3所定条件成立報知画像が特別図柄表示手段35に表示されるため、遊技機の稼働状況に関する情報を遊技の演出に活用することができ、遊技者の遊技意欲を喚起できると同時に、不正行為の発見又は防止という面でも効果的である。
なお、第3所定条件が成立したときに例えば特別図柄の変動表示中であった場合には、その変動表示画面に第3所定条件成立報知画像、例えば「excellent!」の文字画像を重ねて表示してもよいし、例えばその後所定のタイミング、例えばその特別図柄の変動後に第3所定条件成立報知画像を表示するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、演出手段として特別図柄表示手段35を用いた例を示したが、演出手段としてランプ手段34、音声出力手段9の他、可動物を動作させる可動手段等、どのようなものを用いてもよく、また複数の演出手段を組み合わせて用いてもよい。
条件判定手段63により成立の判定がされる所定条件としては、実施形態に示した第1〜第3所定条件以外の種々の条件を採用できる。例えば、演出手段75により差球、即ち発射個数から賞球個数を差し引いた値を演算し、その差球が所定値を越えた状態が所定時間継続した場合に条件成立と判定するように構成してもよい。或いは、発射個数の増加数よりも入球個数の増加数の方が大きい状態が所定時間以上継続した場合に条件成立と判定するように構成してもよい。
また、実施形態では、その所定条件を、通常の状態では成立が極めて困難な内容に設定したが、通常の状態では成立が不可能な内容に設定してもよいし、逆に通常の状態でも成立が比較的容易な内容に設定してもよい。所定条件の成立可能性を低く設定すればするほど、不正行為の発見又は防止という面の比重が大きくなる。
第2の実施形態では、第1の実施形態における発射個数と入球個数とに基づく演出制御に加えて、発射個数と賞球個数とに基づく演出制御を行うように構成したが、後者のみを行う構成としてもよい。
また、入球個数と賞球個数とに基づく演出制御を行うように構成してもよい。即ち、入球手段26〜28が配置された遊技領域18に向けて遊技球を発射する発射手段13と、入球手段26〜28への遊技球の入球に基づいて所定個数の賞球を払い出す払い出し手段91と、所定の演出手段35とを備えた弾球遊技機において、入球手段26〜28への遊技球の入球個数を計数する入球個数計数手段74と、払い出し手段91により払い出される賞球個数を計数する賞球個数計数手段76と、入球個数計数手段74で得られた入球個数と賞球個数計数手段76で得られた賞球個数とに基づいて所定条件が成立したか否かを判定する条件判定手段63と、該条件判定手段63により所定条件が成立した旨の判定がなされた場合に演出手段35による演出内容を所定演出に切り換える演出切換手段64とを備えた構成としてもよい。
この場合、例えば入球個数と賞球個数との差分値が所定範囲にある状態が所定時間以上継続した場合に条件判定手段63により所定条件が成立した旨の判定を行う構成、或いは入球個数が増加していないにも拘わらず賞球個数が増加した場合に所定条件が成立した旨の判定を行う構成等が考えられる。
実施形態では、本発明をパチンコ機に採用した例を示したが、アレンジボール機、雀球遊技機等のその他の弾球遊技機においても同様に実施可能である。アレンジボール機等の場合には、従来より発射検出手段等が搭載されているため、これをそのまま本発明の制御に用いることができる。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示す特別図柄終了処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示す第2利益状態中処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示す特定領域通過判定処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示す大当たり終了コマンドテーブルの一例である。 本発明の第1の実施形態を示す第1所定条件判定処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示す第2所定条件判定処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手段の表示内容の一例である。 本発明の第1の実施形態を示す第2所定条件成立報知画像の一例である。 本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロック図である。 本発明の第2の実施形態を示す第3所定条件判定処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示す第3所定条件成立報知画像の一例である。
符号の説明
13 発射手段
18 遊技領域
19 発射検出スイッチ(発射検出手段)
21 戻り球検出スイッチ(戻り球検出手段)
26 特別図柄始動手段(入球手段)
27 大入賞手段(入球手段)
28 普通入賞手段(入球手段)
35 特別図柄表示手段(演出手段)
41 遊技制御基板
42 演出制御基板
63 条件判定手段
64 演出切換手段
73 発射個数計数手段
74 入球個数計数手段
75 演算手段
76 賞球個数計数手段

Claims (8)

  1. 入球手段(26)〜(28)が配置された遊技領域(18)に向けて遊技球を発射する発射手段(13)と、所定の演出手段(35)とを備えた弾球遊技機において、前記発射手段(13)による遊技球の発射個数を計数する発射個数計数手段(73)と、前記入球手段(26)〜(28)への遊技球の入球個数を計数する入球個数計数手段(74)と、前記発射個数計数手段(73)で得られた発射個数と前記入球個数計数手段(74)で得られた入球個数とに基づいて所定条件が成立したか否かを判定する条件判定手段(63)と、該条件判定手段(63)により所定条件の成立と判定された場合に前記演出手段(35)による演出内容を所定演出に切り換える演出切換手段(64)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記発射個数計数手段(73)で得られた発射個数と前記入球個数計数手段(74)で得られた入球個数とに基づいて所定の演算値を求める演算手段(75)を備え、前記条件判定手段(63)は、前記演算値に基づいて所定条件が成立したか否かを判定するものであることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記演算値が前記発射個数と前記入球個数との差分値であり、前記条件判定手段(63)は、特定遊技状態中における前記差分値が0である場合又はその前後所定範囲にある場合に所定条件が成立した旨の判定を行うものであることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記条件判定手段(63)は、前記発射個数が増加しない状態が所定時間以上経過しているにも拘わらず前記入球個数が増加した場合に前記所定条件の成立と判定するものであることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  5. 入球手段(26)〜(28)が配置された遊技領域(18)に向けて遊技球を発射する発射手段(13)と、入球手段(26)〜(28)への遊技球の入球に基づいて所定個数の賞球を払い出す払い出し手段(91)と、所定の演出手段(35)とを備えた弾球遊技機において、前記発射手段(13)による前記遊技領域(18)への遊技球の発射個数を計数する発射個数計数手段(73)と、前記払い出し手段(91)により払い出される賞球個数を計数する賞球個数計数手段(76)と、前記発射個数計数手段(73)で得られた発射個数と前記賞球個数計数手段(76)で得られた賞球個数とに基づいて所定条件が成立したか否かを判定する条件判定手段(63)と、該条件判定手段(63)により所定条件が成立した旨の判定がなされた場合に前記演出手段(35)による演出内容を所定演出に切り換える演出切換手段(64)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  6. 前記発射個数計数手段(73)で得られた発射個数と前記賞球個数計数手段(76)で得られた賞球個数とに基づいて所定の演算値を求める演算手段(75)を備え、前記条件判定手段(63)は、前記演算値に基づいて所定条件が成立したか否かを判定するものであることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記演算値がベースであり、前記条件判定手段(63)は、ベースが所定値を超えた状態が所定時間継続した場合に所定条件が成立した旨の判定を行うものであることを特徴とする請求項6に記載の弾球遊技機。
  8. 前記発射手段(13)による遊技球の発射を検出する発射検出手段(19)と前記発射手段(13)により発射されたにも拘わらず前記遊技領域(18)に到達できなかった戻り球を検出する戻り球検出手段(21)とが接続され且つ前記発射個数計数手段(73)と前記条件判定手段(63)と前記演出切換手段(64)とを備えた遊技制御基板(41)と、前記演出手段(35)の制御を行う演出制御手段(82)を備えた演出制御基板(42)とを別基板として備え、前記発射個数計数手段(73)は前記発射球検出手段(19)からの検出信号と前記戻り球検出手段(21)からの検出信号とに基づいて前記発射個数を計数し、前記演出切換手段(64)は前記条件判定手段(63)の判定結果に応じて前記演出制御基板(42)側に演出指定コマンドを送信し、前記演出制御手段(82)は前記遊技制御基板(41)側からの前記演出指定コマンドに基づいて前記演出手段(35)を制御するものであることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の弾球遊技機。
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