JP2005136684A - データ転送方法とtcpプロキシ装置およびそれを用いたネットワークシステム - Google Patents
データ転送方法とtcpプロキシ装置およびそれを用いたネットワークシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005136684A JP2005136684A JP2003370328A JP2003370328A JP2005136684A JP 2005136684 A JP2005136684 A JP 2005136684A JP 2003370328 A JP2003370328 A JP 2003370328A JP 2003370328 A JP2003370328 A JP 2003370328A JP 2005136684 A JP2005136684 A JP 2005136684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tcp
- terminal
- tcp proxy
- packet
- proxy device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
【解決手段】 相互接続されるそれぞれの端末1,2の近くにTCPプロキシ装置4,5を設置し、両端末1,2はそれぞれの近くのTCPプロキシ装置4,5とTCPでデータ転送を行う。TCPプロキシ装置4,5間は高速転送専用ネットワーク6で結ばれており、TCPのように距離に依存しない独自の転送技術で高速転送を行う。これにより、転送速度が距離に依存する部分は、それぞれの端末1,2とTCPプロキシ装置4,5間のみとなるため、長距離間のデータ転送を行う場合にも転送速度が低下することはない。
【選択図】 図1
Description
Claims (15)
- パケット転送網に複数の端末が接続され、送信側の端末においてパケットに受信側の端末のアドレスを付与し、前記パケット転送網を通じて、前記送信側の端末から前記受信側の端末に対してTCPを使用してデータ転送を行うネットワークのデータ転送方法であって、
前記パケット転送網に複数のTCPプロキシ装置を配置し、
送信側の端末から、該送信側の端末が接続された送信側のTCPプロキシ装置に対して、TCPを使用してデータ転送を行う手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置から、受信側の端末が接続された受信側のTCPプロキシ装置に対して、定期的に再送制御とフロー制御を行いながらUDPを使用してデータ転送を行うと共に、前記送信側の端末に対して確認応答パケットを返す手順と、
前記受信側のTCPプロキシ装置から前記受信側の端末に対して、TCPを使用して前記送信側のTCPプロキシ装置から転送されてきたデータの転送を行う手順と
を有することを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1に記載のデータ転送方法であって、
前記送信側のTCPプロキシ装置において、
送信側の端末から受信側の端末に対して送信されたパケットを受信し、該パケットの送信元論理アドレスを前記受信側の端末の論理アドレスとして、前記送信側の端末に確認応答を返す手順と、受信したパケットを蓄積する手順と、蓄積したパケットから、UDPを使用したデータ転送のためのパケットを生成する手順とを有し、
前記受信側のTCPプロキシ装置において、
前記送信側のTCPプロキシ装置から送信された、UDPを使用したデータ転送のためのパケットを受信して、前記送信側の端末から受信側の端末に対して送信された元のパケットを復元する手順と、復元したパケットを蓄積する手順と、前記受信側の端末から前記送信側の端末に対して送信された確認応答パケットを受信する手順と、受信した前記受信側の端末からの確認応答パケットに応じて、該受信側の端末に対して、蓄積したデータをTCPを使用して転送する手順とを有する
ことを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載のデータ転送方法であって、
前記送信側のTCPプロキシ装置と前記受信側のTCPプロキシ装置の間のデータ転送手順として、
前記送信側のTCPプロキシ装置が送信側の端末から受信したパケットを、前記受信側のTCPプロキシ装置に、確認応答を待たずに連続して送信する手順と、
前記受信側のTCPプロキシ装置が、定期的に確認応答および受信速度を前記送信側のTCPプロキシ装置に対して送信する手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置が、前記受信側のTCPプロキシ装置から受信した受信速度を基に計算した速度を越えないように、送信速度を調整する手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置が、前記受信側のTCPプロキシ装置から受信した確認応答パケットを調べ、損失したパケットをまとめて送信する手順と
を有することを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ転送方法であって、
端末と端末の間のTCP接続を確立する手順として、
接続を開始する端末(以下クライアント端末)から接続を受ける端末(以下サーバ端末)に対して、TCP接続要求を送信する手順と、
前記クライアント端末からの接続要求を、該クライアント側のTCPプロキシ装置が受信し、該クライアント側のTCPプロキシ装置において、受信したパケットにTCPプロキシ装置間の転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記サーバ側のTCPプロキシ装置に対して、前記カプセル化したパケットを用いてTCPプロキシ装置間の接続要求を送信する手順と、
前記接続要求を受信したサーバ側のTCPプロキシ装置において、前記カプセル化したパケットから前記TCPプロキシ装置間装置の転送用のヘッダを取り除き、前記サーバ端末に対して送信元を前記クライアント端末としてTCP接続要求を送信する手順と、
該サーバ側のTCPプロキシ装置からのTCP接続要求を受信した前記サーバ端末において、前記クライアント端末に対するTCP確認応答及びTCP接続要求を送信する手順と、
該サーバ端末からの前記クライアント端末に対するTCP確認応答及びTCP接続要求を前記サーバ側のTCPプロキシ装置で受信し、該サーバ側のTCPプロキシ装置において、受信したパケットにTCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記クライアント側のTCPプロキシ装置に対して、TCPプロキシ装置間接続確認応答を送信してTCPプロキシ装置間の接続を確立する手順と、
前記サーバ側のTCPプロキシ装置からのTCPプロキシ装置間接続確認応答を受信した前記クライアント側のTCPプロキシ装置において、前記カプセル化したパケットから前記TCPプロキシ装置間装置の転送用のヘッダを取り除き、前記クライアント端末に対して、送信元を前記サーバ端末としてTCP確認応答及びTCP接続要求を送信する手順と、
前記クライアントTCPプロキシからのTCP確認応答及びTCP接続要求を受信した前記クライアント端末において、前記サーバ端末に対し、TCP確認応答を送信する手順と、
前記クライアント端末からの前記サーバ端末に対するTCP確認応答を前記クライアント側のTCPプロキシ装置で受信し、該クライアント側のTCPプロキシ装置において、前記サーバ側のTCPプロキシ装置に対して、TCPプロキシ装置間転送用のヘッダを付加してパケットを送信する手順と、
前記クライアント側のTCPプロキシ装置からのパケットを受信した前記サーバ側TCPプロキシ装置において、前記カプセル化したパケットから前記TCPプロキシ装置間転送用のヘッダを取り除いて、前記サーバ端末に対して、送信元を前記クライアント端末としてTCP確認応答を送信し、前記クライアント端末と前記サーバ端末間でのTCP接続を確立する手順と
を有することを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のデータ転送方法であって、
前記TCPプロキシ装置において、端末から受信したパケットのTCPヘッダの送受信ポート番号および、IPヘッダのバージョン、プロトコル、送受信論理アドレスを記憶する手順と、
送信側のTCPプロキシ装置において、送信側の端末から受信したパケットの、TCPヘッダの送受信ポート番号および、IPヘッダのバージョン、プロトコル、送受信論理アドレスを取り除いた後、TCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加して受信側のTCPプロキシ装置に送信する手順と、
該受信側のTCPプロキシ装置において、前記送信側のTCPプロキシ装置からのパケットを受信し、受信したパケットからTCPプロキシ装置間転送用のヘッダを取り除いた後、前記記憶したIPヘッダのバージョン、プロトコル、送受信論理アドレスおよび、TCPヘッダの送受信ポート番号を付加して受信側の端末に送信する手順と
を有することを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のデータ転送方法であって、
前記送信側のTCPプロキシ装置において、前記送信側の端末から受信したパケットの、TCPヘッダおよび、IPヘッダを取り除くことなく、TCPプロキシ装置間の転送用の新たなヘッダを付加して受信側のTCPプロキシ装置に送信する手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置からのパケットを受信した受信側のTCPプロキシ装置において、前記パケットからTCPプロキシ装置間転送用のヘッダを取り除いた後、該パケットを受信側の端末に送信する手順と
を有することを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1から請求項6いずれかに記載のデータ転送方法であって、
送信側の端末と受信側の端末との間に確立されているTCP接続を切断する手順として、
転送を終えた送信側の端末から、受信側の端末に対して、TCP接続終了要求を送信する手順と、
前記送信側の端末からの前記受信側の端末に対するTCP接続終了要求を前記送信側のTCPプロキシ装置で受信し、該送信側のTCPプロキシ装置において、TCPプロキシ装置間の転送が完了したことを確認した後、受信したパケットにTCPプロキシ装置間の転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、受信側のTCPプロキシ装置に対して転送する手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置からのパケットを受信した前記受信側のTCPプロキシ装置において、前記カプセル化したパケットから前記TCPプロキシ装置間の転送用のヘッダを取り除いて、自受信側のTCPプロキシ装置と前記受信側の端末間の転送が完了したことを確認した後、前記受信側の端末に対して、送信元を前記送信側の端末としてTCP接続終了要求を送信する手順と、
前記受信側のTCPプロキシ装置からのTCP接続終了要求を受信した前記受信側の端末において、前記送信側の端末に対し、TCP確認応答を送信する手順と、
前記受信側の端末からの前記送信側の端末に対するTCP確認応答を前記受信側のTCPプロキシ装置で受信し、該受信側のTCPプロキシ装置において、受信したパケットにTCPプロキシ装置間の転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記送信側のTCPプロキシ装置に対して送信する手順と、
前記受信側のTCPプロキシ装置からのパケットを受信した前記送信側のTCPプロキシ装置において、前記カプセル化したパケットから前記TCPプロキシ装置間の転送用のヘッダを取り除いて、前記送信側の端末に対して、送信元を前記受信側の端末としてTCP確認応答を送信する手順と、
前記受信側の端末から、前記送信側の端末に対して、TCP接続終了要求を送信する手順と、
前記受信側の端末からのTCP接続終了要求を、前記受信側のTCPプロキシ装置で受信し、該受信側のTCPプロキシ装置において、受信したパケットにTCPプロキシ装置間の転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記送信側のTCPプロキシ装置に対して、パケットを送信する手順と、
前記受信側のTCPプロキシ装置からのパケットを受信した前記送信側のTCPプロキシ装置において、前記カプセル化したパケットから前記TCPプロキシ装置間の転送用のヘッダを取り除いて、前記送信側の端末に対して、送信元を前記受信側の端末としてTCP接続終了要求を送信する手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置からの接続終了要求を受信した前記送信側の端末において、前記受信側の端末に対し、TCP確認応答を送信する手順と、
前記送信側の端末からの前記受信側の端末に対する確認応答を前記受信側のTCPプロキシ装置で受信し、該受信側のTCPプロキシ装置において、受信したパケットにTCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、受信側のTCPプロキシ装置に対して、パケットを転送する手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置からのパケットを受信した前記受信側のTCPプロキシ装置において、前記カプセル化したパケットから前記TCPプロキシ装置間の転送用のヘッダを取り除いて、前記受信側の端末に対して、送信元を前記送信側の端末としてTCP確認応答を送信する手順と、
前記受信側のTCPプロキシ装置からのTCP確認応答を受信した前記受信側の端末において、前記送信側の端末と前記受信側の端末のTCP接続を切断する手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置において、前記受信側のTCPプロキシ装置に対して確認応答を送信した一定時間経過後、前記受信側のTCPプロキシ装置に対し、TCPプロキシ装置間の転送接続終了要求を送信する手順と、
前記送信側のTCPプロキシ装置からのTCPプロキシ装置間転送終了要求を受信した前記受信側のTCPプロキシ装置において、前記送信側のTCPプロキシ装置に対し、TCPプロキシ装置間の転送接続切断確認応答を送信する手順と、
前記受信側のTCPプロキシ装置からのTCPプロキシ装置間転送接続切断確認応答を受信した前記送信側のTCPプロキシ装置において、前記TCPプロキシ装置間の転送接続を切断し、全体の接続を切断する手順と
を有することを特徴とするデータ転送方法。 - コンピュータに、請求項1から請求項7のいずれかに記載のデータ転送方法における各手順を実行させるためのプログラム。
- 複数の端末が接続されたパケット転送網に配置されるTCPプロキシ装置であって、
端末から前記パケット転送網にTCPを使用して転送されたパケットを受信する受信手段と、
受信パケットに対応する確認応答パケットを前記受信パケットの送信側の端末に返すと共に、前記受信パケットの受信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置との間で、定期的に再送制御とフロー制御を行いながらUDPを使用して前記受信パケットの転送を行う転送手段と、
前記送信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置からUDPを使用して転送される受信パケットを受信して、前記受信側の端末に対してTCPを使用して送信する送信手段と
を具備することを特徴とするTCPプロキシ装置。 - 請求項9に記載のTCPプロキシ装置であって、
前記転送手段は、
前記送信側の端末から前記受信手段により受信したパケットに対応して、前記受信側の端末の論理アドレスを送信元論理アドレスとする確認応答パケットを前記送信手段を介して前記送信側の端末に返す手段と、
前記送信側の端末から受信したパケットを蓄積する手段と、
蓄積したパケットから前記UDPを使用して転送するためのパケットを生成する手段と、
前記送信側の端末が接続された相手側のTCPプロキシ装置から前記UDPを使用して転送されるパケットを受信し、該パケットを、前記送信側の端末から前記受信側の端末に対してTCPを使用して転送された元のパケットに復元する手段と、
復元したパケットを蓄積する手段と、
前記受信側の端末から前記送信側の端末に対して返される確認応答パケットを前記受信手段により受信すると、前記蓄積した復元パケットを前記送信手段を介して前記受信側の端末にTCPを使用して送信する手段を有することを特徴とするTCPプロキシ装置。 - 請求項9もしくは請求項10のいずれかに記載のTCPプロキシ装置であって、
前記転送手段は、
前記送信側の端末から前記受信手段により受信したパケットを前記相手側のTCPプロキシ装置に送信する際、該相手側のTCPプロキシ装置からの確認応答を待たずに連続して送信する手段と、
相手側のTCPプロキシ装置から該TCPプロキシ装置が前記送信側の端末から受信したパケットを受信する際、定期的に確認応答および受信速度を前記相手側のTCPプロキシ装置に対して送信する手段と、
前記送信側の端末から前記受信手段により受信したパケットを前記相手側のTCPプロキシ装置に送信する際、該相手側のTCPプロキシ装置から受信した前記受信速度を基に計算した速度を越えないように送信速度を調整する手段と、
前記相手側のTCPプロキシ装置から受信した前記確認応答パケットを調べ、損失したパケットをまとめて送信する手段と
を有することを特徴とするTCPプロキシ装置。 - 請求項9から請求項11のいずれかに記載のTCPプロキシ装置であって、
前記転送手段は、
前記送信側の端末から前記受信手段により受信したTCP接続要求パケットにTCPプロキシ装置間の転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記受信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置に対して、前記カプセル化したパケットを用いてTCPプロキシ装置間接続の要求を送信する手段と、
相手側のTCPプロキシ装置から前記カプセル化したパケットを用いたTCPプロキシ装置間接続の要求を受信すると、該パケットから前記TCPプロキシ装置間の転送用のヘッダを取り除き、送信元を前記送信側の端末としたTCP接続要求を前記送信手段を介して接続先の前記受信側の端末に送信する手段と、
接続先の前記受信側の端末から前記受信手段により受信した前記送信側の端末に対するTCP確認応答およびTCP接続要求パケットに前記TCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記送信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置に対して送信し、前記相手側のTCPプロキシ装置間での接続を確立する手段と
を有することを特徴とするTCPプロキシ装置。 - 請求項9から請求項12のいずれかに記載のTCPプロキシ装置であって、
前記転送手段は、
端末から前記受信手段により受信したパケットのTCPヘッダの送受信ポート番号およびIPヘッダのバージョン、プロトコル、送受信論理アドレスを記憶する手段と、
前記送信側の端末から前記受信手段により受信したパケットのTCPヘッダの送受信ポート番号およびIPヘッダのバージョン、プロトコル、送受信論理アドレスを取り除いた後、TCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加して前記受信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置に送信する手段と、
前記送信先の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置からの前記TCPプロキシ装置間転送用のヘッダが付加されたパケットを受信する手段と、
前記相手側のTCPプロキシ装置から受信したパケットから前記TCPプロキシ装置間転送用のヘッダを取り除いた後、前記記憶したIPヘッダのバージョン、プロトコル、送受信論理アドレスおよび、TCPヘッダの送受信ポート番号を付加し、前記送信手段を介して接続先の前記受信側の端末に送信する手段
を有することを特徴とするTCPプロキシ装置。 - 請求項9から請求項13のいずれかに記載のTCPプロキシ装置であって、
前記転送手段は、
前記送信側の端末から前記受信手段により受信した前記受信側の端末に対するTCP接続終了要求パケットにTCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記受信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置に対して転送する手段と、
相手側のTCPプロキシ装置から受信した前記TCPプロキシ装置間転送用のヘッダが付加されたパケットから該ヘッダを取り除き、送信元を前記送信側の端末とした前記TCP接続終了要求パケットを、前記受信側の端末間でのパケット転送が完了したことを確認した後、該受信側の端末に対して前記送信手段を介して送信する手段と、
前記受信側の端末から前記受信手段により受信した前記送信側の端末に対するTCP確認応答パケットにTCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記送信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置に対して送信する手段と、
相手側のTCPプロキシ装置から受信した前記TCP確認応答パケットをカプセル化したパケットから該パケットに付加された前記TCPプロキシ装置間転送用のヘッダを取り除いて、送信元を前記受信側の端末とした前記TCP確認応答パケットを前記送信手段を介して前記送信側の端末に対して送信する手段と、
前記受信側の端末から前記受信手段により受信した前記送信側の端末に対するTCP接続終了要求パケットにTCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記送信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置に対して送信する手段と、
相手側のTCPプロキシ装置から受信した前記TCP接続終了要求パケットをカプセル化したパケットから該パケットに付加された前記TCPプロキシ装置間転送用のヘッダを取り除いて、送信元を前記受信側の端末とした前記TCP確認終了要求パケットを前記送信手段を介して前記送信側の端末に対して送信する手段と、
前記送信側の端末から前記受信手段により受信した前記受信側の端末に対するTCP確認応答パケットにTCPプロキシ装置間転送用の新たなヘッダを付加してカプセル化した後に、前記受信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置に対して転送する手段と、
相手側のTCPプロキシ装置から受信した前記TCP確認応答パケットをカプセル化したパケットから該パケットに付加された前記TCPプロキシ装置間転送用のヘッダを取り除いて、送信元を前記送信側の端末とした前記TCP確認応答パケットを前記送信手段を介して前記受信側の端末に対して送信する手段と、
前記受信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置に前記TCP確認応答パケットを送信して一定時間経過後、前記相手側のTCPプロキシ装置に対し、TCPプロキシ装置間転送接続終了要求パケットを送信する手段と、
前記送信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置からのTCPプロキシ装置間転送終了要求パケットを受信すると、該相手側のTCPプロキシ装置に対し、TCPプロキシ装置間転送接続切断確認応答パケットを送信する手段と、
前記受信側の端末に接続された相手側のTCPプロキシ装置からの前記TCPプロキシ装置間転送接続切断確認応答パケットを受信すると、該相手側のTCPプロキシ装置との間で確立されているTCPプロキシ装置間転送接続を切断する手段と
を有することを特徴とするTCPプロキシ装置。 - 複数の端末をパケット転送網に接続したネットワークシステムであって、
請求項9から請求項14のいずれかに記載のTCPプロキシ装置を複数設け、
該TCPプロキシ装置間を専用ネットワークで接続したことを特徴とするネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003370328A JP4229807B2 (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | データ転送方法とtcpプロキシ装置およびそれを用いたネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003370328A JP4229807B2 (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | データ転送方法とtcpプロキシ装置およびそれを用いたネットワークシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005136684A true JP2005136684A (ja) | 2005-05-26 |
JP4229807B2 JP4229807B2 (ja) | 2009-02-25 |
Family
ID=34647378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003370328A Expired - Fee Related JP4229807B2 (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | データ転送方法とtcpプロキシ装置およびそれを用いたネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4229807B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008520133A (ja) * | 2005-06-07 | 2008-06-12 | 華為技術有限公司 | シグナリングプロキシの実施方法及び装置 |
WO2011037245A1 (ja) * | 2009-09-24 | 2011-03-31 | 日本電気株式会社 | 通信データ伝送装置、通信データ伝送システム、通信データ伝送方法、及び通信データ伝送プログラム |
JP2012074928A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Kddi Corp | 再送制御プロトコルを用いるデータ転送装置、プログラム及び方法 |
JP2014164369A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Nec Corp | リモートデスクトップシステム |
JP2015046706A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 富士通株式会社 | 中継プログラム、中継装置、及び中継方法 |
JP2015065507A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 日本電気株式会社 | ゲートウェイ装置および通信ネットワークおよびゲートウェイ装置の制御方法 |
CN104767781A (zh) * | 2014-01-08 | 2015-07-08 | 杭州迪普科技有限公司 | 一种tcp代理装置以及方法 |
WO2016185616A1 (ja) * | 2015-05-21 | 2016-11-24 | 富士通株式会社 | データ転送処理プログラム、データ転送処理方法及びデータ転送処理装置 |
CN109525661A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-03-26 | 北京奇艺世纪科技有限公司 | 数据传输方法及装置 |
WO2022070348A1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | 日本電信電話株式会社 | 転送装置、転送方法および転送プログラム |
CN114500041A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-13 | 上海中通吉网络技术有限公司 | 一种软件定义边界的实现方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0575666A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-26 | Toshiba Corp | 伝送フロー制御方式 |
JPH07177177A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-07-14 | Nec Corp | プロトコル終端方式 |
JPH07250100A (ja) * | 1994-03-09 | 1995-09-26 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 広域網を用いたlan間の相互通信方式及びこれに用いる相互接続装置 |
JPH07303117A (ja) * | 1994-05-06 | 1995-11-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 輻輳防止方法およびパケット通信システム |
JP2000207298A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-28 | Kdd Corp | ファイル転送方法 |
JP2003069615A (ja) * | 2001-06-14 | 2003-03-07 | Hitachi Ltd | 通信制御装置および通信制御方法 |
JP2003101608A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-04-04 | Quantum Corp | ポイント・ツー・ポイント・プロトコル |
-
2003
- 2003-10-30 JP JP2003370328A patent/JP4229807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0575666A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-26 | Toshiba Corp | 伝送フロー制御方式 |
JPH07177177A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-07-14 | Nec Corp | プロトコル終端方式 |
JPH07250100A (ja) * | 1994-03-09 | 1995-09-26 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 広域網を用いたlan間の相互通信方式及びこれに用いる相互接続装置 |
JPH07303117A (ja) * | 1994-05-06 | 1995-11-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 輻輳防止方法およびパケット通信システム |
JP2000207298A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-28 | Kdd Corp | ファイル転送方法 |
JP2003069615A (ja) * | 2001-06-14 | 2003-03-07 | Hitachi Ltd | 通信制御装置および通信制御方法 |
JP2003101608A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-04-04 | Quantum Corp | ポイント・ツー・ポイント・プロトコル |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008520133A (ja) * | 2005-06-07 | 2008-06-12 | 華為技術有限公司 | シグナリングプロキシの実施方法及び装置 |
JP4777998B2 (ja) * | 2005-06-07 | 2011-09-21 | 華為技術有限公司 | シグナリングプロキシの実施方法及び装置 |
WO2011037245A1 (ja) * | 2009-09-24 | 2011-03-31 | 日本電気株式会社 | 通信データ伝送装置、通信データ伝送システム、通信データ伝送方法、及び通信データ伝送プログラム |
JPWO2011037245A1 (ja) * | 2009-09-24 | 2013-02-21 | 日本電気株式会社 | 通信データ伝送装置、通信データ伝送システム、通信データ伝送方法、及び通信データ伝送プログラム |
US8761605B2 (en) | 2009-09-24 | 2014-06-24 | Nec Corporation | Communication data transmission equipment, a communication data transmission system, a communication data transmission method and a communication data transmission program |
JP2012074928A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Kddi Corp | 再送制御プロトコルを用いるデータ転送装置、プログラム及び方法 |
US8843654B2 (en) | 2010-09-29 | 2014-09-23 | Kddi Corporation | Data packet transfer over wide area network in fast and reliable manner |
JP2014164369A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Nec Corp | リモートデスクトップシステム |
JP2015046706A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 富士通株式会社 | 中継プログラム、中継装置、及び中継方法 |
JP2015065507A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 日本電気株式会社 | ゲートウェイ装置および通信ネットワークおよびゲートウェイ装置の制御方法 |
CN104767781A (zh) * | 2014-01-08 | 2015-07-08 | 杭州迪普科技有限公司 | 一种tcp代理装置以及方法 |
CN104767781B (zh) * | 2014-01-08 | 2018-09-04 | 杭州迪普科技股份有限公司 | 一种tcp代理装置以及方法 |
WO2016185616A1 (ja) * | 2015-05-21 | 2016-11-24 | 富士通株式会社 | データ転送処理プログラム、データ転送処理方法及びデータ転送処理装置 |
CN109525661A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-03-26 | 北京奇艺世纪科技有限公司 | 数据传输方法及装置 |
CN109525661B (zh) * | 2018-11-14 | 2021-08-13 | 北京奇艺世纪科技有限公司 | 数据传输方法及装置 |
WO2022070348A1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | 日本電信電話株式会社 | 転送装置、転送方法および転送プログラム |
JP7476974B2 (ja) | 2020-09-30 | 2024-05-01 | 日本電信電話株式会社 | 転送装置、転送方法および転送プログラム |
CN114500041A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-13 | 上海中通吉网络技术有限公司 | 一种软件定义边界的实现方法 |
CN114500041B (zh) * | 2022-01-25 | 2024-04-30 | 上海中通吉网络技术有限公司 | 一种软件定义边界的实现方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4229807B2 (ja) | 2009-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5816718B2 (ja) | 通信装置、通信システム、およびデータ通信の中継方法 | |
US7385923B2 (en) | Method, system and article for improved TCP performance during packet reordering | |
JP5020076B2 (ja) | 低頻度ackのシステムに適した高性能tcp | |
US6757248B1 (en) | Performance enhancement of transmission control protocol (TCP) for wireless network applications | |
CN102006283B (zh) | 数据传输的方法和装置 | |
JP4164365B2 (ja) | デュアル・プロキシ装置を設けることによる無線インタフェースを介するtcp性能の改良技術 | |
KR100785293B1 (ko) | 다중 tcp확인응답을 이용한 tcp 혼잡 제어 시스템및 그 방법 | |
US7471681B2 (en) | Determining network path transmission unit | |
JP5523350B2 (ja) | Tcpフロー制御のための方法及び装置 | |
US9577791B2 (en) | Notification by network element of packet drops | |
JP5258938B2 (ja) | 通信装置 | |
WO1998047166A2 (en) | Data communication protocol | |
WO2014092779A1 (en) | Notification by network element of packet drops | |
JPH10200598A (ja) | 通信装置 | |
JPH11252179A (ja) | 非対称回線用tcp通信高速化装置 | |
WO2020147453A1 (zh) | 数据传输方法及相关装置 | |
JP4229807B2 (ja) | データ転送方法とtcpプロキシ装置およびそれを用いたネットワークシステム | |
JP2005520374A (ja) | Tcp/ipに対する変更 | |
US7623546B1 (en) | Latency improvement for file transfers over network connections | |
JP7067544B2 (ja) | 通信システム、通信装置、方法およびプログラム | |
JP4506430B2 (ja) | アプリケーションモニタ装置 | |
JP2005057482A (ja) | データ転送方法、データ転送用プログラムおよび記録媒体 | |
KR100913897B1 (ko) | 재전송 타임아웃 수를 줄이기 위한 전송 제어 프로토콜혼잡제어방법 | |
JP6268027B2 (ja) | 通信システム、送信装置、及び通信方法 | |
JP2004241872A (ja) | 情報通信方法および中継装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081202 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |