JP2005136410A - シリコン・シリコン直接ウェハ・ボンディングを用いた、相異なる結晶方位の混成基板(hybridsubstrate)上のCMOS - Google Patents

シリコン・シリコン直接ウェハ・ボンディングを用いた、相異なる結晶方位の混成基板(hybridsubstrate)上のCMOS Download PDF

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Abstract

【課題】導電性または絶縁性界面によって分離され相異なる結晶方位を有する半導体層を備える混成基板を提供すること。
【解決手段】半導体−半導体直接ウェハ・ボンディングを使用して導電性または絶縁性界面によって分離された、相異なる結晶方位の半導体層を備える混成基板を提供する方法が提供される。この混成基板は、様々なCMOSがデバイスの性能を高める面方位上に構築された集積半導体構造を提供する直接ボンディング法を使用する方法によっても提供される。
【選択図】図10

Description

本発明は、デジタル用またはアナログ用の高性能な金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)に関し、より詳しくは、面方位(surface orientation)からキャリア移動度が高められることを用いるMOSFETに関する。
今日の半導体技術では、nFETやpFETなどのCMOSデバイスは、一般に単一の結晶方位を有するSiなどの半導体ウェハ上に製作される。特に今日の半導体デバイスのほとんどは、(100)結晶方位のSi上に構築される。
電子は(100)Si面方位((100) Si surface orientation)で高い移動度を有することが周知であり、正孔は(110)面((110)surface)方位で高い移動度を有することが周知である。すなわち、(100)Si上の正孔移動度の値は、この結晶方位の場合、対応する電子移動度に比べて大まかに1/2〜1/4になる。この不一致を補うため、pFETは一般的により幅広に設計され、それによってnFETの引き下げ電流(pull-downcurrents)に対して引き上げ電流(pull-up currents)が釣り合い、均一な回路スイッチングが実現する。幅広のpFETはチップ面積のかなりの部分を占めるので望ましくない。
他方、(110)Si上の正孔移動度は(100)Si上に比べて2倍になり、したがって(110)面上に形成されたpFETは、(100)面上に形成されたpFETに比べてかなり高い駆動電流を示す。残念ながら、(110)Si面上の電子移動度は、(100)Si面上のものに比べてかなり低下する。
上記の議論から推論できるように、(110)Si面は正孔移動度が優れるためpFETデバイスにとって最適であるが、このような結晶方位はnFETデバイスにはまったく適していない。その代わりに、(100)Si面はその結晶方位が電子移動度に有利に働くので、nFETデバイスにとっては最適となる。
ウェハ・ボンディングによって、相異なる面方位を有する平面状の混成基板を形成する様々な方法が記載されている。このような努力において、高性能デバイスを製作するために、主として、半導体−絶縁体、または絶縁体−絶縁体のウェハ・ボンディングにより、それぞれ独自の最適結晶方位上にpFETおよびnFETを実現させることによって、この平面状の混成基板を得ている。しかし、少なくとも一方のタイプのMOSFET(pFETまたはnFETのどちらか)は半導体オン・インシュレータ(SOI)上にあり、他方のタイプのMOSFETは、バルク半導体上またはより厚いSOI被膜を有するSOI上にある。
nFETおよびpFETが共に、同じ厚さのSOI上に製作され、追加の処理ステップを含む他の技法がある。SOIデバイスは一般的に、寄生的静電容量がより低いのでバルク状デバイスに比べてより高性能である。しかし、SOIデバイスには、浮遊ボディ(floating body)(すなわち、ウェル)があり、その影響はSOI厚に応じて変わることが知られている。一般的に、それぞれのSOIデバイスは、シャロー・トレンチ分離(STI)領域および埋め込み酸化膜(BOX)によって互いに分離されている。この従来技術の構造を、たとえば、図1に示す。この浮遊ボディ効果(floatingbody effect)を避けるため、それぞれのSOIデバイスには個々のボディ・コンタクト(body contact)が必要である。このような構造があると、チップ面積がかなり増大する。
他方、バルク・シリコン基板上に製作されたMOSFET本体は、通常はSTIより深いウェル・コンタクトによって接続される。バルク・デバイスは、STIによって互いに分離されるが、それらのボディ・コンタクトは共通のウェル・コンタクトを通って接続することができる(図2参照)。
米国特許出願第10/250,241号 米国特許出願第10/696,634号 ジェイ・ビー・ラスキイ(J. B. Lasky)、「シリコン・オン・インシュレータ技術のためのウェハ・ボンディング(Waferbonding for silicon-on-insulator technologies)」、Appl. Phys. Lett., V48, 78頁、1986年 ジェイ・ビー・ラスキイ(J. B. Lasky)、「ボンディングおよびエッチバックによるシリコン・オン・インシュレータ(SOI)(Silicon-On-Insulator(SOI) by bonding and etch-back)」、IEDM Tech. Dig、684頁、1985年 エス・ベングソン(S. Bengtsson)他、「直接ボンディングされたシリコン構造の界面電荷制御(Interfacecharge control of directly bonded silicon structures)」、J. Appl. Phys. V66、1231頁、1989年 エス・ファレンス(S. Farrens)、「化学薬品無使用の室温ウェハ・ウェハ・ボンディング(Chemicalfree room temperature wafer to wafer bonding)」、J.Electrochem. Soc. Vol 142、3949頁、1995年 エム・シンボ(M. Shimbo)、「シリコン・シリコン直接ボンディング法(Silicon-to-silicondirect bonding method)」、J. Appl. Phys. V60、2987頁、1986年
上述のことに鑑み、様々な結晶方位の混成基板上に、どちらもバルク状デバイスであり、ウェルまたは基板によるボディ・コンタクトを有するpFETおよびnFETを備える構造を提供することが必要とされている。
本発明の1つの目的は、相異なるタイプのデバイスがそれぞれのタイプのデバイス性能を高める混成基板の特別な結晶方位上に形成されるように、半導体デバイスを集積する方法を提供することである。
本発明の別の目的は、pFETが混成基板の(110)結晶面上に位置し、nFETが混成基板の(100)結晶面上に位置するように、半導体デバイスを集積する方法を提供することである。
本発明の他の目的は、それぞれのデバイスがバルク状デバイスであり、デバイス性能を高める結晶方位上に位置するように、相異なる結晶方位を有する混成基板上に半導体デバイスを集積する方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、それぞれのデバイスがウェルまたは基板を通ってそれら固有のボディ・コンタクトを有するように、相異なる結晶方位を有する混成基板上に半導体デバイスを集積する方法を提供することである。
本発明の追加の目的は、相異なるタイプのCMOSデバイスの間に分離領域が形成される、様々な結晶面を備える混成基板上にCMOSデバイスを集積する方法を提供することである。
これらおよび他の目的および利点は、本発明の一実施形態では、処理ステップの1つとして半導体−半導体、特にSi−Siの直接ウェハ・ボンディングを使用する方法を用いることによって実現される。この実施形態は、(10nm未満の)薄い導電性界面または絶縁性界面を有する混成構造(hybrid structure)が所望されるときに使用される。(10nm以上の)厚い絶縁界面が所望される別の実施形態では、第1絶縁層を含むウェハを、第2絶縁層を含んでいてもそうでなくてもよい別のウェハにボンディングすることもできる。本発明によれば、相異なる結晶方位を備える2枚の半導体ウェハまたは基板を直接ウェハ・ボンディング法にかける。この直接ウェハ・ボンディングに続いて、このようにして得られた混成基板を、パターン形成ステップ、エッチング・ステップ、半導体層の再成長ステップ、分離領域形成ステップ、および半導体デバイス形成ステップにかける。
本発明の一態様は、
第1結晶方位を備える第1半導体層と、
第1結晶方位とは異なる第2結晶方位を備える第2半導体層を備える混成基板に関し、前記第1および第2半導体層は、(導電性または絶縁性の)界面によって互いに分離されている。
より具体的には、本発明は、
第1結晶方位を有する第1半導体層と、
第1結晶方位とは異なる第2結晶方位を有する第2半導体層を備える混成基板を提供する。前記第1および第2半導体層は、界面によって互いに分離され、前記第2半導体層厚は約200nm〜2μmであり、前記界面は厚約10nm以上の酸化膜である。
本発明の別の態様は、上述の混成基板の製作方法を対象とする。より具体的には、この混成基板は、
第1結晶方位を備える第1半導体材料を含む第1半導体ウェハ、および第1結晶方位とは異なる第2結晶方位を備える第2半導体材料を含む第2半導体ウェハを提供するステップと、
第1半導体ウェハを第2半導体ウェハにボンディングするステップを含み、(導電性または絶縁性の)界面がこれらの両基板の間に形成され、もしくは存在する、方法を用いて製作される。
本発明のさらに別の態様は、
第1結晶方位を備える第1デバイス領域および第2結晶方位を有する第2デバイス領域を備え、前記第1結晶方位が前記第2結晶方位とは異なる、混成構造と、
前記第1デバイス領域を前記第2デバイス領域から分離する分離領域と、
前記第1デバイス領域に位置する少なくとも1つの第1半導体デバイスおよび前記第2デバイス領域に位置する少なくとも1つの第2半導体デバイスとを備え、前記第1半導体デバイスおよび前記第2半導体デバイスがともにバルク状デバイスであって、これら両デバイスがボディ・コンタクトとして働くウェル領域を含む、集積半導体構造に関する。
本発明のさらに別の態様は、
(導電性または絶縁性の)界面によって分離された、少なくとも第1結晶方位の第1半導体層および第2結晶方位の第2半導体層を含み、前記第1結晶方位が前記第2結晶方位とは異なり、前記第1半導体層が前記第2半導体層の下にある、混成基板を提供するステップと、
混成基板の一部分を選択的にエッチングして第1半導体層の表面を露出させるステップと、
第1半導体層の前記露出された表面上に、第1結晶方位と同じ結晶方位を有する半導体材料を再成長させるステップと、
前記第2半導体層内および前記再成長された半導体材料内にウェル領域を設けるステップと、
前記再成長半導体材料上に少なくとも1つの第1半導体デバイスを形成し、前記第2半導体層上に少なくとも1つの第2半導体デバイスを形成するステップとを含む、集積半導体構造の形成方法に関する。
半導体・半導体直接ボンディングを使用して相異なる結晶方位を有する混成基板上にCMOSデバイスを形成する方法を提供する、本発明を、本出願に添付の図面を参照して、これから詳細に説明する。
図3に、本発明に使用することができ、相異なる結晶方位を有する初期の混成基板10を示す。具体的には、この混成基板10は、互いの間にボンディング界面14を備える、第1(下側)半導体層12および第2(上側)半導体層16を備える。本発明によれば、この第1半導体層12は、第1結晶方位を有する第1半導体材料を含み、第2半導体層16は、第1結晶方位とは異なる第2結晶方位を有する第2半導体材料を含む。
混成基板10の第1半導体層12は、たとえば、Si、SiC、SiGe、SiGeC、Ge、GaAs、InAs、InP、ならびにIII/VまたはII/VI族の複合半導体を含めた任意の半導体材料から成っている。上記諸半導体材料の組合せも本発明で企図されている。第1半導体層12は、歪んでいてもいなくてもよく、あるいは歪み層と無歪み層の組合せを使用することもできる。この第1半導体層12は、(110)、(111)、(100)であり得る第1結晶方位を有することも特徴としている。この第1半導体層12を任意選択でハンドリング・ウェハ(handling wafer)の上面に形成することもできる。
第1半導体層12がバルクのハンドリング・ウェハ(handle wafer)である実施形態では、この層の厚さはウェハの厚さである。
第2半導体層16は、第1半導体層12の材料と同じであってもそうでなくてもよい任意の半導体材料から成っている。したがって、この第2半導体層16は、たとえば、Si、SiC、SiGe、SiGeC、Ge、GaAs、InAs、InP、ならびにIII/VまたはII/VI族の複合半導体を含むことができる。この第2半導体層16は、上記諸半導体材料の組合せを含むこともできる。第2半導体層16は、歪んでいてもそうでなくてもよく、あるいは、歪み層と無歪み層の組合せ(たとえば、緩和SiGe上の歪みSi)を使用することもできる。
この第2半導体層16は、第1結晶方位とは異なる第2結晶方位を有することも特徴としている。したがって、この第2半導体層16の結晶方位は、第2半導体層16の結晶方位が第1半導体層12の結晶方位と同じでないという条件下で(100)、(111)、または(110)である。
この第2半導体層16の厚さは、混成基板10を形成するために使用する初期の出発ウェハに応じて変わる。しかし、第2半導体層16の厚さは、一般的には約50nm〜約200μm、より好ましくは、約150nm〜約2μmである。
第1半導体層12と第2半導体層16の間のボンディング界面14は、導電性または絶縁性の界面である。導電性界面14の厚さは、一般的には、用途によっては約10nm以下であり、絶縁性界面14の厚さは約10nm以上である。この界面14の厚さは、使用するボンディング・プロセスによって決まり、ボンディングの前に表面を親水性試薬で処理したか疎水性試薬で処理したかによって決まる。
第1半導体層12および第2半導体層16の的確な結晶方位は、半導体層の材料ならびに後でその上に形成される半導体デバイスのタイプに応じて変わることがある。たとえば、半導体材料としてSiが使用されるときは、電子移動度は(100)面方位上でより高く、正孔移動度は(110)面方位上でより高い。この場合、(100)Si面がnFET用のデバイス層として使用され、(110)Si面がpFET用のデバイス層として使用される。
たとえば、図3に示すような混成基板10を使用して相異なる面方位上にバルク状デバイスを実現するには、第1半導体層12と第2半導体層16の間の界面14が良好な電気伝導性を有することが好ましい。第2半導体層16の結晶品質を高く維持するには、混成基板10の形成および後続のプロセス中、欠陥/電荷をこの界面14近傍に局在させ、第2半導体層16(特に表面近傍)内部に移動させるべきではない。
図3に示す混成基板10は、本発明では、半導体−半導体直接ボンディングによって形成される。このような方法では、2枚の半導体基板またはウェハが、間に絶縁層を存在させずに直接互いにボンディングされる。
半導体オン・インシュレータ構造を実現するためにウェハ・ボンディングを用いてウェハ間に絶縁層を得る方法は、広く知られており、たとえば、ジェイ・ビー・ラスキイ(J. B. Lasky)、「シリコン・オン・インシュレータ技術のためのウェハ・ボンディング(Wafer bonding forsilicon-on-insulator technologies)」、Appl. Phys. Lett., V48, 78頁、1986年、および、ジェイ・ビー・ラスキイ(J.B. Lasky)、「ボンディングおよびエッチバックによるシリコン・オン・インシュレータ(SOI)(Silicon-On-Insulator (SOI) bybonding and etch-back)」、IEDM Tech. Dig、684頁、1985年に記載されている。
2枚の半導体ウェハの間に導電性界面14を得るために本発明で使用される半導体−半導体直接ボンディング・ステップを、以下に詳細に説明する。混成基板10を製作するのに使用される2枚のウェハは、2枚のバルク半導体ウェハと、バルク半導体ウェハならびにエッチ・ストップ層18およびハンドリング・ウェハ20を含むウェハ(図4参照)と、または第1バルク・ウェハおよびボンディングの際少なくともウェハの1枚の一部分を分けるために使用できる水素(すなわち、H)注入領域などのイオン注入領域22を含む第2バルク・ウェハ(図5参照)とを含むことができる。
混成構造内に厚い絶縁界面が存在するいくつかの(一部の)実施形態(ここでは特に示していない)では、2枚の半導体が互いにボンディングされ、少なくとも1枚のウェハがその上に絶縁層を備えている。この場合、ボンディングは、絶縁層と半導体の間、または別々のウェハの2枚の絶縁層の間で行われる。この実施形態では、ボンディングは、まず2枚のウェハを互いに密接に当接させ、任意選択でこれら当接したウェハに外力を加え、次いでこれら当接した2枚のウェハを、それらが互いにボンディングして一体になることができる条件で加熱する。この加熱ステップは、外力の存在下でもしくは外力なしで実施することができる。この加熱ステップは、通常は、約200°〜約1050℃の温度で約2〜約20時間の間、不活性雰囲気中で実施する。より好ましくは、約200°〜約400℃の温度で約2〜約20時間の間、ボンディングを実施する。「不活性雰囲気」という用語は、本発明では、He、Ar、N、Xe、Kr、またはそれらの任意の混合ガスなどの不活性ガスが使用される雰囲気を指すために使用する。ボンディング・プロセスの際に用いられる好ましい雰囲気はNである。
半導体−半導体直接ウェハ・ボンディングによって良好な導電性界面14を実現するためには、必ずしも常にではないが、通常は、ボンディングの前に親水性表面または疎水性表面のどちらかを得るためにウェハの少なくとも一方、好ましくは両方を表面処理するステップを実施する必要がある。
疎水性表面は、たとえば、エス・ベングソン(S. Bengtsson)他、「直接ボンディングされたシリコン構造の界面電荷制御(Interfacecharge control of directly bonded silicon structures)」、J. Appl. Phys. V66、1231頁、1989年に開示されているようなHFディップ法を用いて実現でき、親水性表面は、たとえば、酸素プラズマ(エス・ファレンス(S.Farrens)、「化学薬品無使用の室温ウェハ−ウェハ・ボンディング(Chemical free room temperature wafer towafer bonding)」、J.Electrochem. Soc. Vol 142、3949頁、1995年参照)、アルゴン高エネルギ・ビーム表面エッチングなどの乾式のクリーン・プロセス、またはHSO溶液やHNO溶液などの湿式の化学的な酸化酸、あるいはその両方によって実現できる。湿式のエッチング・プロセスは、たとえば、エム・シンボ(M.Shimbo)、「シリコン−シリコン直接ボンディング法(Silicon-to-silicon direct bonding method)」、J. Appl.Phys. V60、2987頁、1986年に開示されている。
疎水性表面は、より良好な電気特性をもたらすことができるが、親水性表面も十分な導電性をもたらすことができる。というのはボンディング界面に存在する元々の酸化膜は通常はわずか2〜5nmだからである。さらに、2つの親水性表面を直接ボンディングすることによって形成される基板は、リーク電流が大きくなる傾向がある。さらに、高温アニール・ステップを実施してボンディング界面14を横切る電流をさらに増大させた後で、結晶接合を形成することもできる。
本発明においては、まず相異なる結晶方位を有する2枚のウェハを互いに密接に当接させ、任意選択でこの当接したウェハに外力を加え、その後、この2枚のウェハ間のボンディング・エネルギを増大させることができる条件で、任意選択でこの2枚のウェハをアニールすることによって、(上述の表面処理を伴って、または伴わずに)直接の半導体−半導体ウェハ・ボンディングを実現する。アニール・ステップは、外力がない場合にも実施することができる。ボンディングは、通常は、公称室温での初期の当接ステップ中に実現される。公称室温とは、約15℃〜約40℃の温度、より好ましくは約25℃の温度を意味する。
ボンディング後、通常は、ウェハをアニールしてボンディング強度を高め、界面特性を向上させる。このアニールは、通常は、約900°〜約1300℃の温度、より典型的には、約1000°〜約1100℃のアニール温度で実施する。アニールは、上述の温度範囲内で、約1時間〜約24時間の間の範囲をとり得る様々な時間だけ実施する。アニール雰囲気は、O、N、Ar、または減圧雰囲気であってよく、外からの接着力を用いても用いなくてもよい。上述のアニール雰囲気に不活性ガスを含んだ混合ガス、あるいは含まない混合ガスも本発明で企図されている。
(上記のように)高温アニールがしばしば使用されるが、(900℃未満の)低温アニールを使用することも可能であり、やはり良好な機械的および電気的な特性を実現することができる。
直接の半導体−半導体ボンディング・ステップに続くこのアニール・ステップは、特定の昇温レート(ramp-up rate)を用いて単一温度で実施することができ、あるいは様々な昇温レートおよびソーク・サイクル(soak cycle)を使用し様々な温度を用いて実施することもできる。
ある所定の厚さの第2半導体層16を得るために、本発明では、様々な層移転の技法を使用することができる。本発明で使用することができる1つの直接的で単純な手法は、ウェハの研削、研磨、またはエッチ・バック・プロセスを使用することである。層移転プロセスをよりよく制御するために、第2半導体層16とハンドリング・ウェハ20の間に位置するエッチ・ストップ層18を使用することができ(図4参照)、これらのエッチ・ストップ層とハンドリング・ウェハはどちらもウェハ・ボンディング後に除去する。このエッチ・ストップ層18は、酸化膜、窒化膜、または酸窒化膜(oxynitride)でよく、すなわち出発時の上面ウェハがSOI基板である。あるいは、このエッチ・ストップ層18は別の半導体材料でよく、この半導体材料はボンディング後に第2半導体層16から選択的に除去でき、やはりハンドリング・ウェハ20を除去するためのエッチ・ストップとしても働く。
ウェハの1枚がイオン注入領域を備える実施形態に利用できる別の層移転技法を、図5に示す。この場合、イオン注入領域22は多孔質領域を形成してウェハのうちでイオン注入領域の上の一部分を取り除き、それによってたとえば図5に示す例のようなボンディングされたウェハを残す。この注入領域22は、通常は、当業者に周知のイオン注入条件を用いてウェハの一方の表面に注入された水素イオンから成る。ボンディング後、一般的には、約100°〜約400℃の温度で、約2〜約30時間の間だけ、加熱ステップを実施してボンディング・エネルギを増大させる。より好ましくは、この加熱ステップを約200°〜約300℃の温度で、約2〜約20時間の間だけ実施する。本発明で使用する「不活性雰囲気」という用語は、He、Ar、N、Xe、Kr、またはこれらの混合ガスなどの不活性ガスが使用される雰囲気を指す。ボンディング・プロセス中に使用される好ましい雰囲気はNである。その後の350°〜500℃でのアニール中に注入領域22での層分離が生じる。
図3に示す混成基板10(様々な層移転技法によって形成することができる)を、図6〜図10に示す本発明の方法の出発基板として用いる。これらの図面に示すプロセス・フローをこれから詳細に説明する。
図3に示す混成基板10を提供した後、たとえば、化学気相成長(CVD)、プラズマ化学気相成長(PECVD)、原子層堆積、または物理気相成長などの堆積法を使用して、第2半導体層16の露出した上側表面上にハード・マスク層すなわちパッド・スタック(pad stack)24を形成する。代わりに、熱酸化、窒化膜形成、または酸窒化膜形成法を用いてこのハード・マスク層24を形成することもできる。得られたハード・マスク層24を含む構造を、たとえば図6に示す。
このハード・マスク層24は、たとえば酸化膜、窒化膜、酸窒化膜、またはそれらのスタックから成る。ハード・マスク層24の厚さは、マスク材料の組成ならびにハード・マスクを形成するのに使用した技法に応じて変わることがある。一般的には、このハード・マスク層24の堆積厚は、約5〜約500nmである。
次いで、リソグラフィおよびエッチングによってこのハード・マスク層24をパターン形成して、たとえば、図7に示すようなパターン形成されたマスク24’を得る。このパターン形成されたマスク24’をエッチング・マスクとして使用して混成基板10の第2半導体層16の露出部を除去し、第1半導体層12の上側表面上あるいは第1半導体層12の内部のどちらかで停止させる。パターン移転後に得られる構造を、たとえば、図7に示す。図示するように、下地の第1半導体層12をこの混成構造内に設けて開口26を露出させる。
このハード・マスク層24のエッチングおよびパターン移転は、単一エッチング・プロセスを使用して実施することもでき、複数のエッチング・ステップを使用することもできる。このエッチングには、反応性イオン・エッチング、イオン・ビーム・エッチング、プラズマ・エッチングやレーザ・エッチングなどの乾式エッチング法、化学的なエッチャントを使用する湿式エッチング法、またはそれらの任意の組合せを含めることができる。本発明の好ましい一実施態様においては、第2半導体層16の保護されていない部分の選択的除去に反応性イオン・エッチング(RIE)を使用する。
続いて半導体デバイスを形成するために相異なる活性デバイス領域を画定する際に開口26を使用する。本出願に使用する用語に合わせて、活性デバイス層として第2半導体層16を備える領域を本明細書では第2デバイス領域28と称し、活性デバイス層として(後に説明するエピタキシャル再成長層としての)第1半導体層12を備える領域を本明細書では第1デバイス領域30と称する。
次いで、上記の処理ステップによって設けられる開口26内の露出側壁上に任意選択のスペーサ32を形成することもできる。この任意選択のスペーサ32は、堆積およびエッチングによって形成する。この任意選択のスペーサ32は、たとえば、酸化膜、窒化膜、酸窒化膜、またはそれらの任意の組合せなどの絶縁材料から成るものでよい。この任意選択のスペーサ32は、図示するような単一のスペーサであってもよく、あるいは複数のスペーサから成ってもよい。図8に構造内にある任意選択のスペーサ32を示す。
次いで、半導体材料34を第1半導体層12の露出表面上に形成して、たとえば図8に示す構造をもたらす。本発明によれば、半導体材料34は、第1半導体層12の結晶方位と同じ結晶方位を有する。この再成長半導体層は、第1半導体層12と同じ面方位を有するが、第1半導体層12とは異なる半導体材料から成る層でよい。
この半導体材料34は、選択的エピタキシャル成長法を使用して形成可能な、Si、歪みSi、SiGe、SiC、SiGeC、またはそれらの組合せなど任意の半導体材料を含むことができる。半導体材料34は、歪んでいてもそうでなくてもよく、あるいは、歪み層と無歪み層(たとえば緩和SiGe層上の歪みSi)から成るものでもよい。
いくつかの好ましい実施形態では、半導体材料34は、Siから成る。他の好ましい実施形態では、半導体材料34は、緩和SiGe合金層の上に位置してもしなくてもよい歪みSi層である。本発明では、半導体材料34を再成長半導体材料と称する。
高品質な再成長半導体層34を実現するには、開口26の外側のパターン形成されたマスク24’の上面にポリシリコンまたはアモルファス・シリコンが形成されない選択的エピタキシが推奨される。エピタキシ中、ファセット形成(facet formation)を省略するために、いくつかの実施形態では、この半導体層34をパターン形成されたマスク24’より高く成長させることができ、次いでそれをパターン形成されたマスク24’の高さまで研磨する。
他の実施形態では、本発明のこの時点で、時間制御されたRIE(timed RIE)などの時間制御エッチング法(atime etching process)を用いて、この再成長半導体材料34に陥凹部を設けることができる。この陥凹表面の上面に1つあるいは複数の半導体層を直接形成することができる。形成された半導体層は、それぞれ第1半導体層12と同じ結晶方位を有するはずである。
同一平面上の表面を実現するために、第2半導体層16と同じ高さまでこの半導体層34をエッチ・バックする必要があることもある。このエッチング・ステップは、乾式エッチング、湿式エッチング、またはシリコンを酸化し次いで酸化膜を剥ぎ取ることによって実施することができる。
ここで、構造からパターン形成されたマスク24’を選択的に除去可能な従来のストリッピング法を用いて、構造からパターン形成されたマスク24’を除去する。このパターン形成されたマスク24’を除去した後に形成される構造を、たとえば、図9に示す。この構造では、第2半導体デバイス表面、すなわち、第2半導体層16は、第1半導体デバイス表面、すなわち、再成長半導体材料34とほぼ同一平面上にある。
図9に示す構造を設けた後で、たとえば、デバイス分離の形成、ウェル領域の形成、およびゲート領域の形成を含む標準的なCMOS処理を実施することができる。特に、図9に示す構造を設けた後で、通常は、シャロー・トレンチ分離領域などの分離領域36(図10参照)を形成し、それによって第2半導体活性デバイス領域28から第1半導体活性デバイス領域30を分離させる。
この分離領域36は、たとえば、トレンチ画定およびエッチング;拡散バリアによる任意選択のトレンチのライニング;ならびに酸化膜などのトレンチ誘電体でのトレンチの充填を含む、当業者に周知の処理ステップを用いて形成する。トレンチ充填の後で、この構造を平坦化(planarization)することができ、任意選択の緻密化処理ステップを実施してトレンチ誘電体を緻密化することもできる。
次いで、どちらも当業者に周知のイオン注入およびアニールを用いて露出された半導体デバイス層、すなわち層16または再成長半導体材料34の内部にウェル領域を形成する。このウェル領域を図10に参照番号38で表す。このウェル領域は、それぞれの半導体層(すなわち、第2半導体層16および再成長半導体材料34)上に形成される半導体デバイスのタイプに応じて、n型ウェル領域またはp型ウェル領域であり得る。たとえば、半導体デバイスがpFETの場合、ウェル領域38はn型ウェルになり、半導体デバイスがnFETの場合、ウェル領域38はp型ウェルになる。それぞれのウェルのドープを様々な注入ステップで実施し、その際に特定のドーパントの注入を意図していない場所の上に注入マスクを形成する。このウェル領域38は、本出願におけるボディ・コンタクトの働きをする。このウェル領域38の深さは、注入条件およびアニール条件ならびに使用されるドーパントのタイプに応じて変わり得る。
ウェル形成の後で、露出した半導体層すなわち第2半導体層16上および再成長半導体材料34上に半導体デバイスすなわちpFETおよびnFETを形成する。具体的には、第2半導体デバイス50を第2半導体層16の一部分上に形成し、第1半導体デバイス52を再成長半導体材料34上に形成する。それぞれのデバイス領域内に単一の半導体デバイスのみがあるように図示してあるが、本発明では、特定のデバイス領域内にそれぞれのタイプのデバイスを複数形成することも企図されている。本発明によれば、第1半導体デバイス52はpFETまたはnFETでよく、第1半導体デバイスが第2半導体デバイスとは異なっており、かつ特定のデバイスがデバイス性能を高める結晶方位上に形成されるという条件の下で、第2半導体デバイス50はpFETまたはnFETでよい。
当業者に周知の標準的なCMOS処理ステップで、pFETおよびnFETを形成する。それぞれのFETは、ゲート誘電体、ゲート導体、ゲート導体上にある任意選択のハード・マスク、少なくともゲート導体の側壁上にあるスペーサ、およびソース/ドレイン拡散領域を備える。pFETは(110)または(111)方位を有する半導体材料の上に形成され、nFETは(100)または(111)方位を有する半導体表面上に形成されることを留意されたい。得られた、バルク状FETを備える構造を図10に示す。
本発明においては、相異なる結晶方位を有する混成基板上にバルク状のnFETおよびpFETを設計する方法がいくつかある。ここでは主として、界面14の導入によるデバイスとウェルの分離について論じる。以下の例では、pFETが(110)シリコン上にあり、nFETが従来のp型基板を備える(100)シリコン上にある。STI深さは、nFET/pFET間、nFET/nFET間、およびpFET/pFET間に従来の分離領域を有するように設計すべきである。
図11、12に、導電性(すなわち、ボンディング)界面14が分離領域36およびウェル38の下になるように設計することができることを示す。(図11に示すように)(100)Si12の上面に(110)Si16がある場合、pウェル内のnFETは(100)エピ層34の上にあり、nウェル内のpFETは(110)Si16の上にある。ウェル−ウェル・リークを回避するためには、界面14はnウェルより低くなるべきである。具体的には、界面は、ウェルのpn接合の空乏領域の外にあるべきである。pn接合の空乏層の幅は、そのドープ・レベルに反比例する。pウェル−pウェル接続はエピ層から第1半導体を通過して、またはボンディング界面/エピタキシ界面を通過して、あるいはその両方によって、エピ層からもたらされる。同じウェル内のデバイスは(浮遊ボディを避けるために)同じウェル・コンタクトを共有することができる。この具体的なシナリオでは、このボンディング界面の導電性が決定的に重要ではない、すなわち、このボンディング界面は絶縁体でもよく、ボンディングはSi−Si、Si−酸化膜、または酸化膜−酸化膜ボンディングでよい。ただし、導電性ボンディング界面が好ましい。
図11ないし図16に示す諸実施形態では、厚さ約200nm〜約2μmのSOI層および厚さ約10nm未満の薄いBOXを使用することが可能であり、このBOXは導電性でも絶縁性でもよい。さらに別の可能な方法では、このSOI基板は厚さ約200nm〜約2μmのSOI層および厚さ約10nm以上の厚いBOXを備える。この実施形態では、BOXが絶縁性であり、混成構造は、絶縁層を含んでいても含まなくてもよい他の半導体ウェハに絶縁層を含む少なくとも1枚の半導体ウェハをボンディングすることによって形成される。さらに別の実施形態では、厚さ約100nm〜約200nmの上面シリコン層およびSi−Si直接ボンディングからもたらされた厚さ約10nm未満の導電性の薄いBOXを備えるボンディング済みの基板を使用することもできる。
(図12に示すように)(110)Si12の上面に(100)Si16がある場合、nウェル内のpFETは(110)エピ層34上にあり、pウェル内のnFETは(100)Si16上にある。ウェル−ウェル・リークを避けるためにボンディング界面は、ウェルpn接合から離れていなければならず、したがって上面のSi16の厚さは図11の場合と同程度である。この場合、pウェル−pウェル接続は、ボンディング界面またはエピタキシ界面あるいはその両方を横切る。このボンディング界面の導電性は決定的に重要ではない、すなわち、ボンディング界面は絶縁体でもよいが、上記のSi−Si直接ボンディングを使用することによって導電性の良好なボンディング界面が好ましくなる。
図13、14に示すように、このボンディング界面は、エピタキシの前に形成されたスペーサが、プロセスの最後にウェル間の追加の分離領域として働く良好な分離領域をもたらす限り、ウェル内部、分離領域36の下に設計することができる。(図13に示すように)(100)ハンドリング・ウェハ12の上面に(110)Si16がある場合、nウェル内のpFETは(110)Si16上にあり、pウェル内のnFETは(100)エピSi34上にある。ボンディング界面は、それがウェルpn接合の空乏領域から十分遠くにある限り、ウェル接合の上であってもよい。スペーサ(およびスタック・エッチ(stack etch))は、ボンディング界面からウェルpn接合を引き離すために、やはりボンディング界面の下になければならない。この場合、pウェル−pウェル接続は、エピSiからハンドリング・ウェハを通って行われる。しかし、同じnウェル内のデバイスは、ボンディング界面を横切っても横切らなくても、STIの直下を通って接続される。同一nウェル内のすべてのpFETが良好なボディ・コンタクトを確実に有するためには、ボンディング界面が良好な導電性を有することが好ましい。(図14に示すように)(110)Si12の上面に(110)Si16がある場合、ボンディング界面はpウェルの内部にある。唯一の要件は、スペーサ(およびスタック・エッチ)が、ウェルpn接合をボンディング界面から引き離すために、ボンディング界面の下になければならないことである。このシナリオでは、pウェル−pウェル接続はボンディング界面を横切らなければならない。さらに、同一pウェル内のすべてのnFETの良好なボディ・コンタクトを確実に得るためには、ボンディング界面の良好な導電性が必要である。
図15、16に、このボンディング界面をどのようにしてSTIの上に設計することができるかを示す。(図15に示すように)(110)ハンドリング・ウェハ12の上面に(110)Si16がある場合、ボンディング界面およびウェル接合のどちらもpFETの下にある。S/Dリークを避けるために、このボンディング界面は、ソース/ドレイン接合空乏の深さよりも下になければならない。ウェル−ウェル・リークを避けるために、このボンディング界面は、またウェル接合の空乏領域の外側になければならない。さらに、STIはウェル接合をボンディング界面から引き離すのに十分深くなければならない。pFETが浮遊ボディを有することを避けるために、このボンディング界面が良好な導電性を与えることが必要である。
(図16に示すように)(110)ハンドリング・ウェハ12上に(100)Siがある場合は、図15の場合と同様である。S/Dリークを避けるために、このボンディング界面は、ソース/ドレイン接合の空乏深さよりも下になければならない。しかし、ボンディング界面がpウェル内にあるので、ウェル−ウェル・リークを避けるために、STI深さがウェル分離のための唯一の要件となる。nFETが浮遊ボディを有することを避け、pウェル−pウェル接続を得るために、このボンディング界面が良好な導電性を与えることが必要である。
上述した、混成基板上のバルク状CMOSを、歪みSiプロセスと組み合わせることもできる(図17ないし図36参照)。(100)歪みSi層上のnFETは、無歪み(100)Si基板上の性能よりも高性能になることが知られている。(110)歪みSi層上のpFETは、無歪み(110)Si基板上の性能よりも高性能になることも知られている。歪みSi層は、Siの上面または下面に緩和SiGeバッファを成長させることによって実現することができる。
本発明で企図される歪みSiプロセスを、図17ないし36に示す具体的な実施形態に関して説明する。特に指定しない限り、上記で使用した処理ステップおよび材料を歪みSiの諸実施形態でも使用する。
図17ないし20に、歪みSiMOSFETデバイスを提供する実施形態を示す。図17に上記のように形成される第1半導体層12、界面14、および第2半導体層16を備える混成構造10を示す。
次いで、図18に示すように、第2半導体層16と同じ結晶方位を有するSiGeなどの緩和バッファ層70をエピタキシによって形成する。緩和バッファ層70を形成した後で、歪みSiなどの歪み半導体層72を緩和バッファ層70上に堆積させる。本発明のこの実施形態では、歪み/緩和層は、第2半導体層16と同じ結晶方位を有する。
次いで、パッド酸化膜74およびパッド窒化膜76を備えるマスク層(以後「パッド・スタック」という)を堆積によって形成し、第2半導体層16の一部分が露出するように、このパッド・スタックをリソグラフィおよびエッチングにかける。次いで、この第2半導体層16の露出部分をエッチングし、第1半導体層12上、または第1半導体層12内部で停止させる。次いで、上記のエッチング・ステップによってもたらされた開口内部のそれぞれの側壁上に任意選択のスペーサ32を形成する。得られる構造を、たとえば図19に示す。
図20に、第1半導体層12の露出表面から半導体材料34を再成長させ平坦化させた後の構造を示す。パッド酸化膜74およびパッド窒化膜76をここで除去してもよく、上述したようなCMOSデバイスを歪みSi層72上および再成長半導体材料34上に形成することもできる。
図21ないし24に、本発明で使用できる別の実施形態を示す。この実施形態では、緩和バッファ層70および歪み半導体層72を第1半導体層12の開口内の露出表面上に形成する。この例では、緩和バッファ層/歪み半導体スタックは第1半導体層12と同じ結晶方位を有する。この実施形態で使用する処理ステップは、図17ないし20に関連して上述した実施形態と、緩和バッファ層および歪み半導体層の位置を除き類似している。
図25ないし28に本発明の別の実施形態を示す。この実施形態では、図25に示すような半導体ウェハを直接ボンディング用のウェハの1枚として使用する。具体的には、図25に示すウェハは、ハンドリング・ウェハ80上に形成されたSiGeなどの緩和半導体層12’を備える。緩和半導体層12’は、上記の第1半導体層12と同じ特性を有する。次いで、この緩和半導体層12’とは異なる結晶方位を有する第2半導体層16を、上記の直接ボンディング技法を用いて図25に示すウェハにボンディングして図26に示すような構造をもたらす。
次いで、パッド酸化膜74およびパッド窒化膜76を備えるパターン形成されたパッド・スタックを上記のように形成し、緩和バッファ層12’の一部分を露出させる開口を設け、任意選択のスペーサ32を形成し、次いで半導体材料34を成長させて図27に示す平坦化された構造をもたらす。
次いで、時間制御したエッチングを使用することによってこの半導体材料34を陥凹させる。次いで、この陥凹半導体材料34上に歪み半導体層72を形成し、その後パッド・スタックを除去して図28に示す構造をもたらす。次いで、上記のようなCMOSデバイスを第2半導体層16および歪みSi層72上に形成する。この歪みSi層72が、第2半導体層16とは異なる緩和バッファ層12’と同じ結晶方位を有することに留意されたい。
図29ないし32に本発明の他の実施形態を示す。この実施形態では、第2半導体層16に第1半導体層12を直接ボンディングする。次いで(上記したように)、緩和半導体70および歪み半導体層72を第2半導体層16上に形成して図30に示す構造をもたらす。
次いで、パッド酸化膜74およびパッド窒化膜76を含むパッド・スタックを歪み半導体層上に形成し、その後パターン形成する。第1半導体層12まで下に延びる開口を設け、次いで任意選択のスペーサ32をこの開口内に形成する。任意選択のスペーサ32を形成した後で、緩和SiGe層を含む半導体材料34を形成し、平坦化して、たとえば図31に示す構造をもたらす。緩和SiGe層34の一部分を時間制御した反応性イオン・エッチング法を使用して陥凹させ、その後歪み半導体層72’を設け、構造からパッド・スタックを除去して図32に示す構造をもたらす。この場合、歪み半導体層72は歪み半導体層72’とは異なる結晶方位を有する。上記のように、それぞれの歪み層上にCMOSデバイスを形成することもできる。
図33、34に本発明の他の実施形態を示す。この実施形態では、緩和半導体層12’をハンドリング・ウェハ80上に形成し(図33参照)、次いでこの半導体層を第2半導体層16に直接ボンディングする。次いで、第2半導体層16と同じ結晶方位を有する緩和バッファ層70および歪み半導体層72を形成し、パッド酸化膜74およびパッド窒化膜76を備えるパッド・スタックを設ける。緩和半導体層12’の表面部分を露出させるリソグラフィおよびエッチング・ステップの後で、任意選択のスペーサ32を形成し、緩和半導体層12’上に緩和半導体層34をエピタキシャル成長させ、次いで構造を平坦化する。図35に得られる構造を示す。
上述のように、この再成長半導体層34を陥凹させ、歪みSi層72’をこの陥凹表面上に形成する。次いで、構造を平坦化して図36に示す構造をもたらす。次いで、上述のように、歪み半導体層72および歪み半導体層72’上にCMOSデバイスを形成する。本発明によれば、それぞれの歪み半導体層は相異なる結晶方位を有する。
本発明をその好ましい諸実施形態について具体的に示し説明してきたが、本発明の範疇および精神から逸脱することなく形式および詳細において前記およびその他の変形を加え得ることは、当業者なら理解されよう。
SOI基板上にMOSFETを備え、浮遊ボディが内部に存在する従来技術の構造を示す絵画図(断面図)である。 バルク基板上にMOSFETを備え、ウェル・コンタクトが内部に存在する従来技術の構造を示す絵画図(断面図)である。 半導体−半導体直接ボンディングによって得られた、相異なる面方位を有する本発明の混成基板を示す絵画図(断面図)である。 図3に示す混成基板の半導体層の薄い上面層を実現するための層移転の一手法を示す絵画図(断面図)である。 図3に示す混成基板の半導体層の薄い上面層を実現するための層移転の一手法を示す絵画図(断面図)である。 図3の混成基板を出発基板として用いる、本発明によって使用される基本的な一処理ステップを示す絵画図(断面図)である。 図3の混成基板を出発基板として用いる、本発明によって使用される基本的な一処理ステップを示す絵画図(断面図)である。 図3の混成基板を出発基板として用いる、本発明によって使用される基本的な一処理ステップを示す絵画図(断面図)である。 図3の混成基板を出発基板として用いる、本発明によって使用される基本的な一処理ステップを示す絵画図(断面図)である。 図3の混成基板を出発基板として用いる、本発明によって使用される基本的な一処理ステップを示す絵画図(断面図)である。 本発明に使用することができる相異なる面方位を有する混成基板上にいくつかのバルクCMOSデバイスを設計する一戦略を示す絵画図(断面図)である。 本発明に使用することができる相異なる面方位を有する混成基板上にいくつかのバルクCMOSデバイスを設計する一戦略を示す絵画図(断面図)である。 本発明に使用することができる相異なる面方位を有する混成基板上にいくつかのバルクCMOSデバイスを設計する一戦略を示す絵画図(断面図)である。 本発明に使用することができる相異なる面方位を有する混成基板上にいくつかのバルクCMOSデバイスを設計する一戦略を示す絵画図(断面図)である。 本発明に使用することができる相異なる面方位を有する混成基板上にいくつかのバルクCMOSデバイスを設計する一戦略を示す絵画図(断面図)である。 本発明に使用することができる相異なる面方位を有する混成基板上にいくつかのバルクCMOSデバイスを設計する一戦略を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する一手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する一手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する一手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する一手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する別の手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する前記別の手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する前記別の手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する前記別の手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する他の手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する前記他の手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する前記他の手法を示す絵画図(断面図)である。 本発明の歪みSiMOSFETを提供する前記他の手法を示す絵画図(断面図)である。 歪みSi nFETおよびpFETを提供するさらに他の手法を示す絵画図(断面図)である。 歪みSi nFETおよびpFETを提供する前記さらに他の手法を示す絵画図(断面図)である。 歪みSi nFETおよびpFETを提供する前記さらに他の手法を示す絵画図(断面図)である。 歪みSi nFETおよびpFETを提供する前記さらに他の手法を示す絵画図(断面図)である。 歪みSi nFETおよびpFETを提供するさらに他の手法を示す絵画図(断面図)である。 歪みSi nFETおよびpFETを提供する前記さらに他の手法を示す絵画図(断面図)である。 歪みSi nFETおよびpFETを提供する前記さらに他の手法を示す絵画図(断面図)である。 歪みSi nFETおよびpFETを提供する前記さらに他の手法を示す絵画図(断面図)である。
符号の説明
10 混成基板
12 第1(下側)半導体(Si)層
12’ 緩和半導体層
14 ボンディング界面
16 第2(上側)半導体(Si)層
18 エッチング停止層
20 ハンドリング・ウェハ
22 イオン注入層
24 ハード・マスク層(パッド・スタック)
24’ パターン形成されたマスク
26 開口
28 第2(半導体活性)デバイス領域
30 第1(半導体活性)デバイス領域
32 任意選択のスペーサ
34 半導体材料
36 分離領域
38 ウェル領域
50 第2半導体デバイス
52 第1半導体デバイス
70 緩和バファ層
72 歪み半導体層
72’ 歪み半導体層
74 パッド酸化膜
76 パッド窒化膜
80 ハンドリング・ウェハ

Claims (30)

  1. 第1結晶方位を有する第1半導体層と、
    第1結晶方位とは異なる第2結晶方位を有する第2半導体層とを備え、前記第1および第2半導体層が界面によって互いに分離されている、混成基板。
  2. 前記界面が導電性であり、厚さ10nm未満である、請求項1に記載の混成基板。
  3. 前記界面が絶縁性であり、厚さ10nm未満である、請求項1に記載の混成基板。
  4. 前記界面が絶縁性であり、厚さ10nm以上である、請求項1に記載の混成基板。
  5. 前記第2半導体層の厚さが約200nm〜2μmであり、前記界面が厚さ約10nm以上の酸化膜を備える、請求項1に記載の混成基板。
  6. 前記第2半導体層の厚さが約200nm〜2μmであり、前記界面が厚さ約10nm未満の酸化膜を備える、請求項1に記載の混成基板。
  7. 前記第1半導体層および前記第2半導体層が、Si、SiC、SiGe、SiGeC、Ge、GaAs、InAs、InP、他のIII/VまたはII/VI族化合物半導体、およびそれらの任意の組合せから成る群から選択された同一または異なる半導体材料から成る、請求項1に記載の混成基板。
  8. 前記第1半導体層および前記第2半導体層がどちらもSiから成る、請求項1に記載の混成基板。
  9. 前記第1半導体層が(100)結晶方位を有し、前記第2半導体層が(110)結晶方位を有する、請求項1に記載の混成基板。
  10. 前記第1半導体層が(110)結晶方位を有し、前記第2半導体層が(100)結晶方位を有する、請求項1に記載の混成基板。
  11. 前記第1半導体層が、緩和半導体材料、または緩和半導体材料と歪み半導体材料のスタックを含む、請求項1に記載の混成基板。
  12. 前記第2半導体層が、緩和半導体材料、または緩和半導体材料と歪み半導体材料のスタックを含む、請求項1に記載の混成基板。
  13. 第1結晶方位を有する第1デバイス領域、および第2結晶方位を有する第2デバイス領域を備え、前記第1結晶方位が前記第2結晶方位とは異なる混成構造と、
    前記第1デバイス領域を前記第2デバイス領域から分離する分離領域と、
    前記第1デバイス領域内に位置する少なくとも1つの第1半導体デバイスおよび前記第2デバイス領域内に位置する少なくとも1つの第2半導体デバイスとを備える、集積半導体構造。
  14. 少なくとも前記第1デバイス領域または前記第2デバイス領域が、厚さ約200nm〜約2μmの半導体層および厚さ約10nm以上の下地界面を備える、請求項13に記載の集積半導体構造。
  15. 少なくとも前記第1デバイス領域または前記第2デバイス領域が、厚さ約200nm〜約2μmの半導体層と厚さ約10nm未満の下地界面を備える、請求項13に記載の集積半導体構造。
  16. 前記第1結晶方位が(110)であり、前記第2結晶方位が(100)である、請求項13に記載の集積半導体構造。
  17. 前記少なくとも1つの第1半導体デバイスがpFETであり、前記少なくとも1つの第2半導体デバイスがnFETである、請求項16に記載の集積半導体構造。
  18. 前記第1結晶方位が(100)であり、前記第2結晶方位が(110)である、請求項13に記載の集積半導体構造。
  19. 前記少なくとも1つの第1半導体デバイスがnFETであり、前記少なくとも1つの第2半導体デバイスがpFETである、請求項18に記載の集積半導体構造。
  20. 前記第1デバイス領域が、第1半導体材料の上面に位置し前記第1半導体材料と同じ結晶方位を有する再成長半導体材料を含む、請求項13に記載の集積半導体構造。
  21. 前記再成長半導体材料が陥凹し、別の半導体材料が前記陥凹再成長半導体材料の上面に形成される、請求項20に記載の集積半導体構造。
  22. 前記別の半導体材料が、歪み半導体、または緩和半導体と歪み半導体を含むスタックである、請求項21に記載の集積半導体構造。
  23. 前記第1および第2半導体デバイス領域がどちらも歪みSiを含む、請求項13に記載の集積半導体構造。
  24. 前記再成長半導体材料が、緩和半導体層の上面に位置する歪み半導体層を含む、請求項20に記載の集積半導体構造。
  25. 前記混成構造が、第1結晶方位を有する第1半導体層と、第1結晶方位とは異なる第2結晶方位を有する第2半導体層とを備える混成基板を備え、前記第1、第2半導体層が互いに界面によって分離された、請求項13に記載の集積半導体構造。
  26. 前記界面が導電性であり、厚さ10nm未満である、請求項25に記載の混成基板。
  27. 前記界面が絶縁性であり、厚さ10nm未満である、請求項25に記載の混成基板。
  28. 前記界面が絶縁性であり、厚さ10nm以上である、請求項25に記載の混成基板。
  29. 第1結晶方位を有する第1半導体材料を含む第1半導体ウェハ、および第1結晶方位とは異なる第2結晶方位を有する第2半導体材料を含む第2半導体ウェハを提供するステップと、
    前記第1半導体ウェハを前記第2半導体ウェハにボンディングするステップであって、導電性界面が前記ウェハの間に形成されるステップとを含む、混成基板を製作する方法。
  30. 導電性界面によって分離された、少なくとも第1結晶方位の第1半導体層、および第1結晶方位とは異なる第2結晶方位の第2半導体層を備え、前記第1半導体層が前記第2半導体層の下にある混成基板を提供するステップと、
    前記混成基板の一部分を選択的にエッチングして前記第1半導体層の表面を露出させるステップと、
    第1半導体層の前記露出された表面上に、第1結晶方位と同じ結晶方位を有する半導体材料を再成長させるステップと、
    前記第2半導体層内および前記再成長された半導体材料内にウェル領域を設けるステップと、
    前記再成長半導体材料上に少なくとも1つの第1半導体デバイスを形成し、前記第2半導体層上に少なくとも1つの第2半導体デバイスを形成するステップとを含む、集積半導体構造を形成する方法。
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