JP2005135546A - 光ディスク装置および光ディスクの記録再生方法 - Google Patents

光ディスク装置および光ディスクの記録再生方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 光ディスクの記録あるいは再生時におけるサーボ系の引き込み時間を最適化する光ディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 目標とする記録あるいは再生位置に対して、レーテンシに相当するアドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するとともに、目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認し、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、これに対応するアドレス量を減じ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、これに対応するアドレス量を加算して登録することを特徴とする光ディスク装置を提供する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、光ディスクに情報を記録し、再生する光ディスク装置および光ディスクの記録再生方法に関する。
近年、情報通信技術の発達により、例えば、インターネット等により、多くの情報がさかんにやり取りされている。こうした状況の中、情報の追記及び書き換えが可能で小型、大容量の追記及び書き換え型光ディスクが注目されており、光ディスクへの情報の記録あるいは再生速度も年々増加の一途を辿っている。
一般に、光ディスクへの情報の記録あるいは再生を行う場合には、記録あるいは再生を行う光ディスクの所定のアドレスに対して、トラッキングサーボの引き込み時間やスピンドルモータの回転数が安定するまでに要する時間を見込んで、その手前のアドレスに光ピックアップを移動させ、トラッキングサーボの引き込みやスピンドルモータの回転数が安定するのを待って、要求されたアドレスに光ピックアップが到達したときに、情報の記録あるいは再生動作を開始する。
ここで、この最初に光ピックアップを移動させる要求アドレスよりも手前のアドレスと、実際に記録あるいは再生動作を開始するアドレスとの区間は、レーテンシ区間と呼ばれる(例えば、特許文献1参照。)。そして、一般的には、記録あるいは再生速度により異なるトラッキングサーボの引き込み時間やスピンドルモータの回転数が安定するまでの時間に対応したレーテンシ区間が記録あるいは再生速度毎に光ディスク装置内のROM等のメモリ媒体に格納され、これに基づいて最適な制御が実行される。
特開平06−076503号公報
しかしながら、従来、光ディスク装置のROM等に格納されているレーテンシ値(区間)はある特定の条件において決定されたものであり、例えば、温度等の環境条件やスピンドルモータのトルクやドライバーICのゲインばらつき等のパーツのもつ特性のばらつき等を考慮すれば、必ずしも正確な値とは言えない。
したがって、レーテンシ値が実際のスピンドルモータの回転待ち時間等に対して過大である場合には、スピンドルモータが所定の回転数で安定状態になっているにもかかわらず、余計な待ち時間が発生するために、光ディスク装置の記録あるいは再生速度に関するパフォーマンスが悪化するという問題がある。
また、逆に、レーテンシ値が実際のスピンドルモータの回転待ち時間等に対して過小である場合には、トラッキングサーボの引き込み動作が完了しない、あるいは、スピンドルモータの回転数が所望の回転数で安定しないうちに、記録あるいは再生動作を開始することから、光ディスクに記録した情報が再生できずにエラー等の不具合になるといった問題がある。
そこで、本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、光ディスクの記録あるいは再生時におけるサーボ系の引き込み時間を最適化し、いかなる条件においても、記録あるいは再生時のエラーを生じない光ディスク装置および光ディスクの記録方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、記録速度あるいは再生速度ごとに、サーボ系の引き込み時間に相当するアドレス量を記憶するデータテーブルと、各サーボ系の引き込みを監視する引き込み監視手段と、情報の記録あるいは再生を制御する制御手段と、目標とする記録あるいは再生位置とサーボ系の引き込み動作完了位置とに基づいて、前記アドレス量を可変して前記データテーブルに登録する可変手段とを有し、前記制御手段が目標とする記録あるいは再生位置に対して、前記アドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するとともに、前記引き込み監視手段が該目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認し、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、前記可変手段が前記アドレス量を対応するアドレス分減じ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、前記可変手段が前記アドレス量を対応するアドレス分加算して登録することを特徴とする光ディスク装置を提案している。
請求項5に係る発明は、目標とする記録あるいは再生位置に対して、記録速度あるいは再生速度ごとに、サーボ系の引き込み時間に相当するアドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するステップと、該目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認するステップと、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、前記アドレス量を対応するアドレス分減じ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、前記アドレス量を対応するアドレス分加算して登録するステップとを有する光ディスクの記録再生方法を提案している。
これらの発明によれば、可変手段の作動により制御手段が目標とする記録あるいは再生位置に対して、必要なアドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するとともに、引き込み監視手段が目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認し、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、アドレス量を対応するアドレス分減じ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、アドレス量を対応するアドレス分加算して登録するため、環境条件や装置を構成する各素子のばらつきに応じた最適なサーボ系の引き込み時間を設定することができる。
請求項2に係る発明は、記録速度あるいは再生速度ごとに、サーボ系の引き込み時間に相当するアドレス量を記憶するデータテーブルと、記録速度あるいは再生速度ごとに、スピンドルモータの駆動ゲインを記憶する記憶手段と、各サーボ系の引き込みを監視する引き込み監視手段と、情報の記録あるいは再生を制御する制御手段と、目標とする記録あるいは再生位置とサーボ系の引き込み動作完了位置とに基づいて、スピンドルモータの駆動ゲインを可変して前記データテーブルに登録するゲイン可変手段とを有し、前記制御手段が目標とする記録あるいは再生位置に対して、前記アドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するとともに、前記引き込み監視手段が該目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認し、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、前記ゲイン可変手段がスピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分減少させ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、前記ゲイン可変手段がスピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分増加して登録することを特徴とする光ディスク装置を提案している。
請求項6に係る発明は、目標とする記録あるいは再生位置に対して、記録速度あるいは再生速度ごとに、サーボ系の引き込み時間に相当するアドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するステップと、該目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認するステップと、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、スピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分減少させ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、スピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分増加して登録するステップとを有することを特徴とする光ディスクの記録再生方法を提案している。
これらの発明によれば、ゲイン可変手段の作動により制御手段が目標とする記録あるいは再生位置に対して、必要なアドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するとともに、引き込み監視手段が目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認し、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、スピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分減少させ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、スピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分増加して登録するため、環境条件や装置を構成する各素子のばらつきに応じた最適なサーボ系の引き込み時間を設定することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された光ディスク装置について、前記データテーブルが、さらに装置内の温度情報、面振れ量、偏芯量、偏重心量等の光ディスクの機械的特性を記憶することを特徴とする光ディスク装置を提案している。
この発明によれば、データテーブルが装置内の温度情報、面振れ量、偏芯量、偏重心量等の光ディスクの機械的特性を記憶していることから、各装置の条件に応じた適切なサーボ系の引き込み時間を設定することができる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載された光ディスク装置について、前記データテーブルに記憶された各種パラメータと記録あるいは再生動作時の条件を比較し、データテーブル内に記憶されたアドレス量あるいはスピンドルモータの駆動ゲインを使用するか否かを判断する判断手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置を提案している。
この発明によれば、判断手段の作動により、データテーブルに記憶された各種パラメータと記録あるいは再生動作時の条件を比較し、データテーブル内に記憶されたアドレス量あるいはスピンドルモータの駆動ゲインを使用するか否かを判断するため、動作環境に応じた適切な対応を行うことができる。
本発明によれば、スピンドルモータの回転待ち時間を最小にし、記録あるいは再生の速度パフォーマンスを向上させるとともに、良好な記録あるいは再生品質を維持することができるという効果がある。
また、何らかの要因により、製品出荷時に設定されたレーテンシ値が不適当であった場合でも、これを自ら補正することにより、ROM等のメモリ上のレーテンシ値および制御プログラムを更新することなく、記録あるいは再生品質を改善することができるという効果がある。
以下、本発明の実施例に係る光ディスク装置について図1から図9を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例に係る光ディスク装置は、図1に示すように、光ディスク1と、スピンドルモータ2と、光ピックアップ3と、フィードモータ4と、信号処理IC5と、CPU(CPU:Central Processing Unit)6と、記憶部7と、ドライバーIC8と、不揮発性記録媒体9とから構成されている。
光ディスク1は、半導体レーザにより情報の記録、再生、消去を行える記録媒体であり、例えば、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW等がある。
スピンドルモータ2は、光ディスク1を線速度一定あるいは回転数一定に回転させるための駆動装置であり、ドライバーIC8の出力によりコントロールされる。
光ピックアップ3は、レーザダイオード4のレーザ光源や、コリメータレンズ、フォーカスアクチュエータあるいはトラッキングアクチュエータとによって駆動される対物レンズ、偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学部品、及び、後述するA,B,C,Dの4つの領域に分割され、光を電気信号に変換する4分割あるいは2分割のフォトディテクタ(PD)あるいは記録再生時のレーザ出力をモニタする前光フォトダイオード等を備えている。
フィードモータ4は、CPU6からの命令に応じて、所望のアドレスにピックアップを移動するための機構であり、光ディスクの記録、再生中は、ピックアップ内の対物レンズのトラック方向のオフセット値が所定値以上になった場合に起動され、光ピックアップ3を移動するほか、トラックサーチ動作においては、DC電圧が供給され、高速サーチに供する。本実施例においては、記録あるいは再生動作時に、CPU6からの命令により、光ピックアップ3を記録あるいは再生アドレスに対し、レーテンシ区間を減じたアドレスに移動させる。
信号処理IC5は、4分割フォトディテクタの各領域への反射光量の総和を示すRF信号を生成するとともに、光ピックアップ3の照射レーザの焦点ずれを検出した信号であるフォーカスエラー信号(FE)を非点収差法によって生成し、さらにピックアップ3の照射レーザのトラックずれを検出した信号であるトラッキングエラー信号(TE)をプッシュプル法によって生成する。また、生成されたFEおよびTEに基づいて、フォーカス駆動信号(FODRV)、トラッキング駆動信号(TRDRV)を生成する。なお、本実施例においては、これらの信号から光ディスクの面振れ量や偏芯量等が算出される。また、本実施例においては、トラッキングサーボの引き込み完了時やスピンドルモータが所定の回転数に達したときに、その状態を示す信号をCPU6に出力する。
なお、スピンドルモータが所定の回転数に達したか否かを検出する方法としては、信号処理IC5内で生成される同期信号(ESFS信号)と、RF信号から抽出される絶対時間情報(ATIP信号)との位相差を検出する方法やスピンドルモータの回転によって発生する信号(DMO信号)をモニタする方法がある。なお、信号処理IC5には、これらの信号から、スピンドル制御信号を生成手段およびCPU6からの信号により、スピンドル制御信号のゲインを可変できる手段が備えられている。
前者の方法では、両信号は、図2に示すような関係になっており、両信号の位相差を検出して、この値が所定の閾値以下になれば、引き込み完了と判断する。
一方、後者の方法における信号波形は、図3に示すようになっており、この信号の振幅を検出してこれが所定の閾値内であれば引き込み完了と判断する。
後者の方法を例にとれば、予め設定されたレーテンシ値が適正であれば、図6に示すように、レーテンシ区間の終端で、信号の振幅が所定の閾値内に収まることになるが、レーテンシ値が過小の場合は、図4に示すように、レーテンシ区間の終端においても、信号の振幅が所定の閾値に収まらないため、この状態で当初の目標アドレスから記録あるいは再生動作を開始するとエラーを生じる可能性が出てくる。
逆に、レーテンシ値が過大の場合は、図5に示すように、レーテンシ区間の終端前で、信号の振幅が所定の閾値に収まってしまうため、再生や記録時間に無駄が生ずることになる。
CPU6は、記憶部7を構成するROM(ROM:Read Only Memory)等に格納された制御プログラムに基づいて、装置全体の制御を行う。
本発明においては、信号処理IC5により出力されたトラッキングサーボの引き込み完了やスピンドルモータが所定の回転数に達したことを示す信号を監視して各サーボ系の引き込み動作を監視する。
また、サーボ系の引き込み動作が完了したときのアドレスと記録あるいは再生開始のアドレスを比較し、レーテンシ値を最適化する。最適化されたレーテンシ値は、記録再生速度あるいはや光ディスクの機械的特性とともに、不揮発性記録媒体9に格納される。
さらに、図示しないサーミスタ等の温度センサを備え、装置内部温度等を検出して、これらの値を不揮発性記録装置9に格納する。
また、レーテンシ値が適切でない場合には、信号処理IC5に所定の信号を出力してスピンドル制御信号のゲインを可変する。
記憶部7は、制御プログラム等を格納するほか、上記、信号処理IC5内で生成される同期信号(ESFS信号)と、RF信号から抽出される絶対時間情報(ATIP信号)との位相差を検出してサーボ系の引き込みを監視する場合の閾値やスピンドルモータの回転によって発生する信号(DMO信号)の振幅をモニタしてサーボ系の引き込みを監視する場合の閾値等を記憶する。
また、予め記録あるいは再生速度と関連付けてレーテンシ値が記憶されている汎用のデータテーブルを格納する。
ドライバーIC8は、信号処理IC5において生成されたフォーカス駆動信号(FODRV)、トラッキング駆動信号(TRDRV)、あるいは、スピンドル制御信号を入力し、これを所望の大きさに増幅した後、フォーカスアクチュエータ、トラッキングアクチュエータあるいはスピンドルモータ等に供給する。
また、トラッキング駆動信号(TRDRV)から生成されたフィードモータ駆動信号を所望の大きさに増幅した後、これをフィードモータに供給する。
不揮発性記憶媒体9は、図7に示すように、レーテンシに関するデータテーブル(記録時レーテンシテーブル、再生時レーテンシテーブル)や記録あるいは再生動作時の環境条件に関するデータテーブル(記録環境条件データテーブル、再生動作時環境条件データテーブル)等を格納している。また、各レーテンシテーブル内には、記録あるいは再生速度と関連付けられた最適のレーテンシ値が格納されており、各環境条件テーブルには、記録あるいは再生速度および温度条件、光ディスク1の面振れ量、偏芯量、偏重心量等の機械的特性と関連付けられた最適のレーテンシ値が格納されている。
次に、図8および図9を用いて、本発明の処理手順について説明する。
光ディスク装置に光ディスクが挿入され、例えば、光ディスク装置に接続されたPC等から記録動作に関する命令が発せられると、CPU6は、不揮発性記録媒体9に最適なレーテンシが登録済みであるか否かを確認する(ステップ101)。このとき、不揮発性記録媒体9に最適なレーテンシが登録済みでないときには、記憶部7に格納されている汎用のデータテーブルを参照し、指定された記録速度に対応するレーテンシ値を読み出し(ステップ104)、ステップ105に移行する。
一方で、不揮発性記録媒体9に最適なレーテンシが登録済みである場合には、登録時の環境条件と現在の環境条件とを、例えば、図示しない温度センサの値等で比較して(ステップ102)、登録時の環境条件と現在の環境条件が異なると判断したときは、記憶部7に格納されている汎用のデータテーブルを参照し、指定された記録速度に対応するレーテンシ値を読み出し(ステップ104)、ステップ105に移行する。
また、登録時の環境条件と現在の環境条件が共通であると判断したときは、登録されているデータテーブルを参照してレーテンシ値を読み出す(ステップ103)。CPU6は、記録すべき目標アドレスに対して、データテーブルから読み出したレーテンシを減じたアドレスに光ピックアップ3を移動させるために、移動トラック数に応じた駆動信号をドライバーIC8を介して、フィードモータ4に供給する(ステップ105)。
一方、CPU6は、光ディスク1の回転数が指定したアドレスに対応した回転数になるように、スピンドルモータ2にドライバーIC8を介して駆動信号を供給して回転数を増加させ、信号処理IC5からの引き込み完了を示す信号の入力を待って待機する(ステップ106)。このとき、同時に、光ピックアップ3の位置が目標アドレスすなわちレーテンシ区間の終端に達したのか否かを監視する(ステップ107)。
そして、光ピックアップ3の位置が目標アドレスすなわちレーテンシ区間の終端に達していないと判断したときは、信号処理IC5からの引き込み完了を示す信号の入力を待って待機を続行する。一方で、光ピックアップ3の位置が目標アドレスすなわちレーテンシ区間の終端に達したと判断したときは、サーボ系の引き込み動作が完了しているのか否かを確認し(ステップ108)、サーボ系の引き込み動作が完了していないときには、レーテンシ過小と判断し、レーテンシ値をイニシャル値に対して増加して、ステップ105に戻ってリトライ動作を行う(ステップ109)。
また、サーボ系の引き込み動作が完了しているときには、サーボ系の引き込み完了位置と目標アドレスのずれを検出し(ステップ110)、ずれ量が適正値内であるときは、設定したレーテンシ値を適正と判断して、この値を適正なレーテンシ値とする(ステップ112)。
一方、ずれ量が適正値内でないときは、レーテンシ過大と判断して、サーボ系の引き込み完了位置と目標アドレスの差分値に基づいて適正なレーテンシ値を算出する(ステップ111)。
判断の結果、最適なレーテンシ値とされた値は、不揮発性記録媒体に格納される。なお、このときに、すでに登録された値がある場合には、上書き保存される(ステップ113)。また、温度センサ等により検出された環境条件やフォーカス駆動信号やトラッキング駆動信号等から算出された光ディスク固有の機械的な特性(面振れ量等)等も環境条件テーブルに格納される(ステップ114)。
以下、これらの更新されたテーブルデータを参照しながら、記録あるいは再生動作が続行される。
次に、スピンドルのゲインを最適化することにより、スピンドルモータの回転待ち時間を最適化する方法について、図9を用いて説明する。なお、図9のステップ201からステップ208までは、図8の手順と同様の処理であるため、説明を省略する。
光ピックアップ3が目標アドレスに到達したが、サーボ系の引き込みが完了していないときは、CPU6は、レーテンシ区間が過小であったと判断し、信号処理IC5内のスピンドルサーボ系のゲインをアップするとともに、光ピックアップ3を目標アドレスからレーテンシ値を減じたアドレスに戻して、リトライ動作を命じる(ステップ209)。
一方、光ピックアップ3が目標アドレスに到達し、また、サーボ系の引き込みが完了しているときは、サーボ系の引き込み完了位置と目標アドレスのずれを検出し(ステップ210)、ずれ量が適正値内であるときは、設定したスピンドルゲインを適正と判断して、この値を適正なスピンドルゲインとする(ステップ212)。逆に、ずれ量が適正値内でないときは、スピンドルゲインが大きいと判断して、スピンドルゲインを下げる(ステップ211)。
判断の結果、最適なスピンドルゲインとされた値は、不揮発性記録媒体に格納される。なお、このときに、すでに登録された値がある場合には、上書き保存される(ステップ213)。また、温度センサ等により検出された環境条件やフォーカス駆動信号やトラッキング駆動信号等から算出された光ディスク固有の機械的な特性(面振れ量等)等も環境条件テーブルに格納される(ステップ214)。
以下、これらの更新されたテーブルデータを参照しながら、記録あるいは再生動作が続行される。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本実施形態においては、光ディスクについては、CD−R、DVD−R、CD−RW、DVD−RWを例示したが、これに限らず、他の形態の光ディスクであってもよい。
本発明に係る光ディスク記録装置の構成図である。 ESFS信号とATIP信号との関係を示した図である。 スピンドルサーボ系の引き込み動作とDMO信号の挙動との関係を例示した図である。 レーテンシ区間が過小な場合のDMO信号の挙動を例示した図である。 レーテンシ区間が過大な場合のDMO信号の挙動を例示した図である。 目標アドレスでスピンドルサーボ系の引き込み動作が完了した場合のDMO信号の挙動を例示した図である。 不揮発性記録媒体内のメモリマップを示した図である。 本実施例に係る処理のフローチャートである。 本実施例に係る処理のフローチャートである。
符号の説明
1・・・光ディスク、2・・・スピンドルモータ、3・・・光ピックアップ、4・・・フィードモータ、5・・・信号処理IC、6・・・CPU、7・・・記憶部、8・・・ドライバーIC、9・・・不揮発性記録媒体、

Claims (6)

  1. 記録速度あるいは再生速度ごとに、サーボ系の引き込み時間に相当するアドレス量を記憶するデータテーブルと、
    各サーボ系の引き込みを監視する引き込み監視手段と、
    情報の記録あるいは再生を制御する制御手段と、
    目標とする記録あるいは再生位置とサーボ系の引き込み動作完了位置とに基づいて、前記アドレス量を可変して前記データテーブルに登録する可変手段とを有し、
    前記制御手段が目標とする記録あるいは再生位置に対して、前記アドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するとともに、前記引き込み監視手段が該目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認し、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、前記可変手段が前記アドレス量を対応するアドレス分減じ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、前記可変手段が前記アドレス量を対応するアドレス分加算して登録することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 記録速度あるいは再生速度ごとに、サーボ系の引き込み時間に相当するアドレス量を記憶するデータテーブルと、
    記録速度あるいは再生速度ごとに、スピンドルモータの駆動ゲインを記憶する記憶手段と、
    各サーボ系の引き込みを監視する引き込み監視手段と、
    情報の記録あるいは再生を制御する制御手段と、
    目標とする記録あるいは再生位置とサーボ系の引き込み動作完了位置とに基づいて、スピンドルモータの駆動ゲインを可変して前記データテーブルに登録するゲイン可変手段とを有し、
    前記制御手段が目標とする記録あるいは再生位置に対して、前記アドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するとともに、前記引き込み監視手段が該目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認し、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、前記ゲイン可変手段がスピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分減少させ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、前記ゲイン可変手段がスピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分増加して登録することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記データテーブルが、さらに装置内の温度情報、面振れ量、偏芯量、偏重心量等の光ディスクの機械的特性を記憶することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された光ディスク装置。
  4. 前記データテーブルに記憶された各種パラメータと記録あるいは再生動作時の条件を比較し、データテーブル内に記憶されたアドレス量あるいはスピンドルモータの駆動ゲインを使用するか否かを判断する判断手段とを備えたことを特徴とする請求項3に記載された光ディスク装置。
  5. 目標とする記録あるいは再生位置に対して、記録速度あるいは再生速度ごとに、サーボ系の引き込み時間に相当するアドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するステップと、
    該目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認するステップと、
    サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、前記アドレス量を対応するアドレス分減じ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、前記アドレス量を対応するアドレス分加算して登録するステップとを有する光ディスクの記録再生方法。
  6. 目標とする記録あるいは再生位置に対して、記録速度あるいは再生速度ごとに、サーボ系の引き込み時間に相当するアドレス量を減じた位置から記録あるいは再生動作を指示するステップと、
    該目標とする記録あるいは再生位置におけるサーボ系の引き込み状態を確認するステップと、
    サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも手前であるときは、スピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分減少させ、サーボ系の引き込み位置が目標とする記録あるいは再生位置よりも先であるときは、スピンドルモータの駆動ゲインを対応するゲイン分増加して登録するステップとを有することを特徴とする光ディスクの記録再生方法。

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