JP2005134639A - カラーフィルタ基板の製造方法、カラーフィルタ基板の製造装置、及び電気光学装置の製造方法 - Google Patents

カラーフィルタ基板の製造方法、カラーフィルタ基板の製造装置、及び電気光学装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 省スペース、省エネルギ、TATの短縮が可能であるカラーフィルタ基板の製造方法を提供する。
【解決手段】 縦横に並べられた複数の表示ドット領域D内に着色要素59r,g,bの材料を液滴吐出する工程を有するカラーフィルタ基板の製造方法である。少なくとも1つの表示ドット領域D分の間隔を開けて複数の表示ドット領域D内に着色要素59r,g,bの材料を吐出し、さらに、吐出された着色要素材料を乾燥する1回目のプロセスを実行する。次に、1回目のプロセスで液滴吐出されなかった表示ドット領域D内に着色要素59r,g,bの材料を吐出し、さらに、吐出された着色要素材料を乾燥する2回目のプロセスを実行する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、カラー表示を行う際に用いられるカラーフィルタ基板の製造方法及びその製造装置に関する。また、本発明は、液晶装置やエレクトロルミネッセンス装置等といった電気光学装置の製造方法に関する。
近年、携帯電話機、携帯情報端末機、PDA(Personal Digital Assistant)等といった電子機器に、液晶装置やエレクトロルミネッセンス装置等といった電気光学装置が広く用いられている。例えば、電子機器に関する各種の情報を視覚的に表示するために電気光学装置が用いられている。
電気光学装置として液晶装置を考えた場合、その液晶装置によってカラー表示を行うときには、その液晶装置の内部にカラーフィルタ基板が設けられる。カラーフィルタ基板は、例えば、透光性のガラス等によって形成された基材上にカラーフィルタを形成することによって作製される。カラーフィルタとは、R(赤)色、G(緑)色、B(青)色の3色の着色要素や、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3色の着色要素を平面内に所定の配列で並べることによって形成された光学要素である。
また、電気光学装置としてエレクトロルミネッセンス装置を考えた場合、このエレクトロルミネッセンス装置の内部には、一般に、エレクトロルミネッセンス基板が設けられる。そして、このエレクトロルミネッセンス基板は、例えば、透光性のガラス等によって形成された基材上に、複数のEL発光要素をマトリクス状に配列することによって形成される。
ところで、基材上にカラーフィルタを形成してカラーフィルタ基板を作製する際、すなわち、基材上に複数の着色要素を形成する際に、従来、インクジェット技術を利用して基材上に着色要素の材料を供給する方法が知られている。この方法によれば、ノズル等といった液滴吐出部から着色要素材料が液滴として基材上へ吐出される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−107238号公報(第15頁、図4)
上記従来のカラーフィルタ基板の製造方法においては、インクジェット技術によって吐出した各色の着色要素に関して混色が発生することを避けなければならない。そのため、従来は、1色の着色要素材料を吐出するごとに焼成処理を行って、その1色の着色要素を乾燥させることにより、異なった色間での混色を防いでいた。しかしながら、この方法では、液滴吐出と乾燥とを1つのプロセスとした場合に、R,G,Bの3色分のプロセスが必要となり、それ故、3つのプロセス分の装置が必要となって大きなスペースが必要となり、3つのプロセス分のエネルギが必要であり、さらに、TAT(Turnaround Time)、すなわち、1つの対象物に対して処理が開始されてからその処理が完了するまでの時間、が長くかかるという問題があった。
本発明は、従来方法における上記の問題点に鑑みて成されたものであって、省スペース、省エネルギ、TATの短縮が可能であるカラーフィルタ基板の製造方法、カラーフィルタ基板の製造装置、そして電気光学装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に着色要素材料を液滴吐出する工程を有するカラーフィルタ基板の製造方法において、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第1工程と、該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第2工程とを有することを特徴とする。
次に、本発明に係る他のカラーフィルタ基板の製造方法は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に着色要素材料を液滴吐出する工程を有し、異なる3色以上の着色要素をストライプ配列に並べて成るカラーフィルタ基板の製造方法において、異なる色の着色要素が並ぶ方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第1工程と、該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第2工程とを有することを特徴とする。
次に、本発明に係るさらに他のカラーフィルタ基板の製造方法は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に着色要素材料を液滴吐出する工程を有し、異なる3色以上の着色要素をデルタ配列に並べて成るカラーフィルタ基板の製造方法において、細いバンクを横切る方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第1工程と、該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第2工程とを有することを特徴とする。
以上の各構成のカラーフィルタ基板の製造方法において、着色要素は赤色、緑色、青色の3色や、シアン、マゼンタ、イエローの3色等とすることが望ましい。
以上に記載した各構成のカラーフィルタ基板の製造方法によれば、例えば3色の着色要素を2回の工程で形成できるので、TATを短縮でき、設備を配設するスペースを節約でき、設備が消費する電力その他のエネルギを節約できる。しかも、液滴吐出の際には、間隔を開けて液滴吐出ができるので、着色要素材料が混色するのを防止できる。
次に、本発明に係るカラーフィルタ基板の製造装置は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に異なる色の着色要素が設けられて成るカラーフィルタ基板を製造するカラーフィルタ基板の製造装置において、着色要素材料を液滴状態で吐出する液滴吐出手段と、吐出された着色要素材料を乾燥する乾燥手段とを有し、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に前記液滴吐出手段を用いて着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を前記乾燥手段を用いて乾燥させ、次に、液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、その吐出された前記着色要素材料を乾燥させることを特徴とする。
液滴吐出手段としては、圧電素子を用いた材料の容量変化を利用して材料を液滴状態で吐出する方式の装置や、材料の熱膨張を利用して材料を液滴状態で吐出する方式の装置や、その他適宜の装置を用いることができる。また、乾燥手段としては、ホットプレートや、その他適宜の加熱装置を用いることができる。
次に、本発明に係る他のカラーフィルタ基板の製造装置は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に異なる色の着色要素がストライプ配列で設けられて成るカラーフィルタ基板を製造するカラーフィルタ基板の製造装置において、着色要素材料を液滴状態で吐出する液滴吐出手段と、吐出された着色要素材料を乾燥する乾燥手段とを有し、異なる色の着色要素が並ぶ方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥させ、次に、液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、その吐出された前記着色要素材料を乾燥させることを特徴とする。
次に、本発明に係るさらに他のカラーフィルタ基板の製造装置は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に異なる色の着色要素がデルタ配列で設けられて成るカラーフィルタ基板を製造するカラーフィルタ基板の製造装置において、着色要素材料を液滴状態で吐出する液滴吐出手段と、吐出された着色要素材料を乾燥する乾燥手段とを有し、細いバンクを横切る方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥させ、次に、液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥させることを特徴とする。
以上に記載した各構成のカラーフィルタ基板の製造装置によれば、例えば3色の着色要素を2回の工程で形成できるので、TATを短縮でき、設備を配設するスペースを節約でき、設備が消費する電力その他のエネルギを節約できる。しかも、液滴吐出の際には、間隔を開けて液滴吐出ができるので、着色要素材料が混色するのを防止できる。
上記の各構成のカラーフィルタ基板の製造装置においては、異なる複数の色の着色要素材料を吐出するノズルを共通のキャリッジに設けることが望ましい。こうすれば、キャリッジの1回の走査によって複数色の着色要素を同時に形成できるので、TATをさらに一層短縮できる。
次に、本発明に係る電気光学装置の製造方法は、以上に記載した構成のカラーフィルタ基板の製造方法を実施する工程を有することを特徴とする。すなわち、この電気光学装置はカラーフィルタ基板を構成要件とする電気光学装置であって、そのカラーフィルタ基板を上記のカラーフィルタ基板の製造方法によって製造することを特徴とする。このような電気光学装置としては、液晶装置、有機EL装置等が考えられる。但し、この場合の有機EL装置は、有機EL装置によって白色光の光像を形成した上で、その光像をカラーフィルタ基板によってカラー表示に変換する構成である。
次に、本発明に係る他の電気光学装置の製造方法は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を液滴吐出する工程を有する電気光学装置の製造方法において、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第1工程と、該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第2工程とを有することを特徴とする。
この電気光学装置は有機EL装置であって、異なる色の光、すなわち波長の異なる光を発光するEL発光要素を用いる構成のものである。異なる色の光としては、R,G,Bの3色や、C,M,Yの3色等が考えられる。
次に、本発明に係るさらに他の電気光学装置の製造方法は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を液滴吐出する工程を有し、異なる3色以上のEL発光要素をストライプ配列に並べて成る電気光学装置の製造方法において、異なる色のEL発光要素が並ぶ方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第1工程と、該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第2工程とを有することを特徴とする。
次に、本発明に係るさらに他の電気光学装置の製造方法は、縦横に並べられた複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を液滴吐出する工程を有し、異なる3色以上のEL発光要素をデルタ配列に並べて成る電気光学装置の製造方法において、細いバンクを横切る方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第1工程と、該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第2工程とを有することを特徴とする。
(カラーフィルタ基板の製造方法及びその製造装置の実施形態)
以下、本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法及びその製造装置を一実施形態を挙げて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。また、これから説明するカラーフィルタ基板の製造方法及び製造装置は、図15(k)に示すカラーフィルタ基板1を製造するものとする。
本実施形態のカラーフィルタ基板の製造装置は、その主要部として、図7に示すカラーフィルタ形成ユニット2を有する。このカラーフィルタ形成ユニット2は、緑色の着色要素形成装置3gと、赤色の着色要素形成装置3rと、青色の着色要素形成装置3bと、乾燥装置としてのホットプレート4とを有する。
これら各機器の間には、基材を搬送するための搬送装置、例えば、ロボットアーム6a,6b,6c,6dが配設される。ロボットアーム6a,6b,6cは、互いに隣り合う機器の間で基材を搬送する。また、ロボットアーム6dは、ホットプレート4と第1番目の着色要素形成装置3gとの間で基材を搬送する。
各着色要素形成装置3r,3g,3bは、図8に示すように、着色要素形成部7と、着色要素材料供給部8とを有する。着色要素形成部7は、ベース9と、このベース9上に設置されたX方向駆動系11Xと、同じくベース9上に設置されたY方向駆動系11Yとを有する。
X方向駆動系11Xは、駆動モータ12と、その駆動モータ12によって駆動されて自身の中心軸線を中心として回転するネジ軸13とを有する。ネジ軸13には、キャリッジ14がネジ嵌合している。駆動モータ12が作動してネジ軸13が正時計回転又は反時計回転すると、それにネジ嵌合するキャリッジ14が矢印X方向で往復移動する。
Y方向駆動系11Yは、ベース9上に固定されたネジ軸16と、そのネジ軸16に嵌合する嵌合部材を回転駆動する駆動モータ17と、この駆動モータ17に固定されたステージ18とを有する。ステージ18は、着色要素形成処理を受けるカラーフィルタ基板の基材19を支持するための基材支持手段として機能する。この基材19はステージ18上に載せられた上、容易には位置ズレしないように、例えば、空気吸引によって吸着固定されたり、適宜の機械的なクランプ機構によって固定されたりする。Y方向モータ17が作動して上記の嵌合部材が正時計回転又は反時計回転すると、ステージ18がネジ軸16にガイドされて矢印Y方向で往復移動する。Y方向は上記のX方向に直角の方向である。
Y方向駆動系11Yを構成するネジ軸16上にはクリーニング装置21が配設され、このクリーニング装置21と一体なモータ22の出力軸がネジ軸16にネジ嵌合している。モータ22を作動させてクリーニング装置21をキャリッジ14の所まで搬送すれば、このクリーニング装置21によってキャリッジ14をクリーニングすることができる。
着色要素材料供給部8には着色要素材料を貯留した容器23が配置される。そして、容器23とキャリッジ14とはパイプ24によってつながっている。このパイプ24を通して、容器23内の液状物、すなわち着色要素材料がキャリッジ14内へ供給される。図7の着色要素形成装置3g内の容器23には緑色の着色要素材料が貯留され、着色要素形成装置3r内の容器23には赤色の着色要素材料が貯留され、そして、着色要素形成装置3b内の容器23には青色の着色要素材料が貯留される。
図8の着色要素形成部7を構成するキャリッジ14の底面には、例えば図10に示すようなインクジェットヘッド26が1つ又は複数設けられている。このインクジェットヘッド26は、ほぼ長方形状のケーシング27を有し、そのケーシング27の底面には複数のノズル28が設けられている。これらのノズル28は、直径約0.02〜0.1mm程度の微小な開口を有する。
本実施形態では、複数のノズル28は2列にわたって設けられ、これにより、2本のノズル列29,29が形成されている。個々のノズル列29において、ノズル28は一定の間隔で直線上に設けられている。これらのノズル列29には、矢印Bで示す方向から液状物、すなわち着色要素材料が供給される。供給された着色要素材料は圧電素子の振動に従って各ノズル28から微小な液滴として吐出される。なお、ノズル列29の個数は、1本又は3本以上であっても良い。
インクジェットヘッド26は、図11に示すように、例えばステンレス製のノズルプレート31と、それに対向して配置された振動板32と、その両者を互いに接合する複数の仕切り部材33とを有する。また、ノズルプレート31と振動板32との間には、着色要素材料を貯留するための複数の貯留室34と、着色要素材料が一時的に溜る個所である液溜り36とが、各仕切り部材33によって形成されている。さらに、複数の貯留室34と液溜り36とが通路37を介して互いに連通している。また、振動板32の適所に着色要素材料の供給孔38が形成されており、この供給孔38に図8のパイプ24を介して容器23が接続されている。容器23から供給された着色要素材料M0は、液溜り36に充填され、さらに、通路37を通って貯留室34に充填される。
ノズルプレート31には、着色要素材料を貯留室34からジェット状に噴射、すなわち吐出するためのノズル28が設けられている。このノズル28が複数個並べられてノズル列29を構成することは図10に関連して既述した通りである。また、振動板32において貯留室34に対応する面には着色要素材料を加圧するための加圧体39が取り付けられている。この加圧体39は、図12に示すように、圧電素子41及びこれを挟持する一対の電極42a及び42bを有する。
圧電素子41は、電極42a及び42bへの通電によって矢印Cで示す外側へ突出するように撓み変形し、これにより貯留室34の容積を増大させる機能を有する。そして、貯留室34の容積が増大すると、その増大した容積分に相当する着色要素材料M0が液溜り36から通路37を通って貯留室34内へ流入する。
一方、圧電素子41への通電を解除すると、圧電素子41と振動板32とが共に元の形状に戻り、貯留室34も元の容積に戻る。そのため、貯留室34の内部にある着色要素材料の圧力が上昇し、ノズル28から着色要素材料が液滴43となって吐出される。なお、液滴43は、着色要素材料に含まれる溶剤等の種類にかかわらず、微小な液滴としてノズル28から安定して吐出される。
図8の着色要素形成装置3r,3g,3bは、図9に示す制御装置90を有する。この制御装置90は、図8の着色要素形成部7内のX方向モータ12、Y方向モータ17及びキャリッジ14の各要素の動作を制御する。なお、着色要素形成装置3r,3g,3bは、図8のクリーニング用モータ22の動作を制御する制御部も有するが、その制御部についての詳しい説明は省略する。
制御装置90は、コンピュータによって構成された駆動信号制御部91と、コンピュータによって構成されたヘッド位置制御部92とを有する。これらの制御部は信号線97を通して互いに情報を共有できるようになっている。駆動信号制御部91は、キャリッジ14を駆動するための波形S0をアナログアンプ93へ出力する。また、駆動信号制御部91は、着色要素材料をいずれの位置に吐出するかを示すビットマップデータS1をタイミング制御部94へ出力する。
アナログアンプ93は、上記の波形S0を増幅して中継回路95へ伝送する。タイミング制御部94は、クロックパルス回路を内蔵し、上記のビットマップデータS1に従って吐出タイミング信号S2を中継回路95へ出力する。中継回路95は、タイミング制御部94から送られた吐出タイミング信号S2に従って、アナログアンプ93から送られた波形S0をキャリッジ14の入力ポートへ出力する。
ヘッド位置制御部92は、X−Y制御回路96へキャリッジ14の位置に関する情報S3を出力する。X−Y制御回路96は、送られてきたキャリッジ14の位置情報S3に基づいて、X方向におけるキャリッジ14の位置を制御する信号をX方向モータ12に出力し、さらに、Y方向におけるステージ18の位置を制御する信号をY方向モータ17に出力する。
駆動信号制御部91及びヘッド位置制御部92に関する以上の構成により、キャリッジ14は、ステージ18に載置された基材19の希望の座標位置が到来したときに着色要素材料を液滴として吐出し、これにより、基材19上の希望位置に着色要素材料の液滴が着弾して塗布される。
次に、図10に示したインクジェットヘッド26を用いて行われる、カラーフィルタ基板の製造方法について説明する。なお、本実施形態の製造方法で製造するカラーフィルタ基板は、その全体を図15(k)に符号1で示す構成のものであり、基材19上にブラックマスク53が形成され、その上にバンク54が形成され、そのバンク54によって区画された領域D内に着色要素59r,59g,59bが設けられている。
着色要素59rは赤色着色要素であり、着色要素59gは緑色着色要素であり、着色要素59bは青色着色要素であり、これらの着色要素が矢印A方向から見て平面的に適宜の配列で並べられることにより、カラーフィルタが構成される。本実施形態では、図2に示すように、各色着色要素がストライプ配列で並べられるものとする。このストライプ配列は、1方向(すなわち、図2の縦方向)にR(赤)、G(緑)、B(青)を順々に並べ、それと直角の方向に同じ色を並べた配列である。
図13〜図15は本実施形態に係るカラーフィルタ基板の製造方法を構成する各工程を工程順に示している。まず、図13(a)において、透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成された基材19の上に、ブラックマスク53を形成する材料として、クロム、ニッケル、アルミニウム等を材料として、例えばドライメッキ法を用いて金属薄膜53aを形成する。この場合、金属薄膜53aの厚さは、0.1〜0.5μm程度であることが望ましい。
次に、図13(b)において、感光性樹脂であるレジスト57aを一様な厚さで塗布し、そのレジスト57aをマスクを介して露光し、さらに現像して、レジスト57aを所定のパターンに形成する。次に、このレジストパターンをマスクとして金属薄膜53aをエッチングして、図13(c)に示すように、所定形状、本実施形態では矢印A方向から見て格子形状のブラックマスク53を形成する。
次に、図13(d)において、ブラックマスク53の上に、感光性樹脂54aを一様な厚さで形成し、これにフォトリソグラフィ処理を施して図13(e)に示すように所定パターンのバンク54をブラックマスク53と同じ形状、すなわち格子形状に形成する。このとき、バンク54の高さは1.0μm程度に形成するのが望ましい。バンク54は、基材19の表面を、液滴を吐出するための領域に区分けする区分け要素として作用する。
こうしてバンク54を形成することにより、基材19上にそのバンク54によって区分けされた複数の表示用ドット領域Dが形成される。バンク4が格子形状であることにより、これら複数の表示用ドット領域Dは、矢印A方向から見てマトリクス状に並ぶことになる。バンク54としては、特に黒色のものを用いる必要はなく、例えば、ウレタン系又はアクリル系の硬化型の感光性樹脂組成物を用いることができる。
なお、バンク54は表示用ドット領域D内に着色要素材料を収容することが主な役割であり、このバンク4の表面に着色要素材料が付着することは好ましくない。従って、バンク4の材質としては、着色要素材料をはじく性質を有するもの、すなわち撥液性を有するものであることが望ましい。この意味からバンク54は、フッ素系樹脂、シリコン樹脂、又は、チタニア含有樹脂等によって形成されることが好ましい。
以上のように基材19上にバンク54が形成された後、その基材19を図7の着色要素形成装置3r,3g,3bの所定位置、具体的には図8のステージ18上の所定位置に順々に載置する。そして、各着色要素形成装置3r,3g,3b内のX方向駆動系11X及びY方向駆動系11Yを作動させると共に、図11の加圧体39を作動させることにより、以下のような着色要素形成処理を行う。
なお、本実施形態では、着色要素形成装置3r,3g,3bを用いた液滴吐出処理と、図7のホットプレート4を用いた焼成処理、すなわち乾燥処理との結合を1つのプロセスとしたとき、2回のプロセスによってカラーフィルタを完成させるようにしている。具体的には、まず、第1回目のプロセスにおいて、図1(a)のように、縦列、すなわち異なる色の着色要素59r,59g,59bが並ぶ方向に関して、1つの表示ドット領域Dに相当する間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素59r,59g,59bを形成する。そして、第2回目のプロセスにおいて、図1(b)のように、第1回目には液滴吐出されなかった表示ドット領域D内に着色要素59r,59g,59bを形成する。これにより、目標とするストライプ配列のカラーフィルタが形成される。
なお、表示ドット領域Dは、表示の最小単位となる領域のことであり、R,G,Bの3色を用いたカラー表示の場合は、それら3つの表示用ドット領域Dによって1つの画素が形成される。また、白黒表示又はモノカラー表示の場合は、1つの表示用ドット領域Dによって1つの画素が形成される。
着色要素の形成処理をさらに具体的に説明すれば、まず、図14(f)において、G色の着色要素を形成すべき表示用ドット領域Dg内へ、図10に示したインクジェットヘッド26を用いて、G色着色要素材料を液滴43として吐出する。この液滴吐出は1つの表示用ドット領域Dに対して1回でも良いし、複数回でも良い。通常、供給されたG色着色要素材料はバンク54よりも上方へ突出する。
次に、図14(g)において、先に液滴吐出した表示用ドット領域Dgに対して表示用ドット領域Dの1つ分離れたR色の着色要素を形成すべき表示用ドット領域Dr内へ、図10に示したインクジェットヘッド26を用いて、R色着色要素材料を液滴43として吐出する。供給されたR色着色要素材料は、通常、バンク54よりも上方へ突出する。
次に、図14(h)において、先に液滴吐出した表示用ドット領域Drに対して表示用ドット領域Dの1つ分離れたB色の着色要素を形成すべき表示用ドット領域Db内へ、図10に示したインクジェットヘッド26を用いて、B色着色要素材料を液滴43として吐出する。供給されたB色着色要素材料は、通常、バンク54よりも上方へ突出する。
以上により、図7の3つの着色要素形成装置3g,3r,3bによって、間隔を開けて着色要素材料の液滴吐出を行った後、基材19をホットプレート4の上に置いて焼成処理、すなわち乾燥処理を行う。これにより、図14(i)に示すように、着色要素材料が固化して各色の着色要素59r,59g,59bが所定の厚さに形成される。焼成処理は、例えば、50℃、10分程度の加熱処理によって行われる。
以上の第1回目の着色要素形成プロセスにおいては、図1(a)に示したように、異なる色の着色要素が並ぶ方向(すなわち、図の縦方向)に関しては、表示ドット領域Dの1個分の間隔を開けて、異なる着色要素材料を液滴として吐出したので、各色着色要素材料間で混色が発生することはない。
以上により、第1回目のプロセスが終了すると、図7において、基材19はロボットアーム6dによって第1番目の着色要素形成装置3gまで戻され、そして、3つの着色要素形成装置3g,3r,3b及びホットプレート4を用いた第2回目のプロセスを受ける。つまり、図15(j)に示すように、第1回目のプロセスで液滴吐出されなかった表示ドット領域D内に各色の着色要素材料を順々に吐出する。このときも、液滴吐出される表示ドット領域Dは互いに表示ドット領域Dの1個分だけ互いに離れているので、各色着色要素材料間で混色が発生することはない。
次に、基材19を、再度、図7のホットプレート4の上に置いて焼成処理、すなわち乾燥処理を行う。これにより、図15(k)に示すように、着色要素材料が固化して各色の着色要素59r,59g,59bが所定の厚さに形成される。以上により、カラーフィルタ基板1が製造される。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、図2に示す3色の着色要素59r,59g,59bをストライプ配列で形成する際に、図1(a)及び図1(b)に示したように、液滴吐出及び焼成処理から成る1つのプロセスを2回繰り返している。従来の着色要素形成方法においては、3色の着色要素を形成する際には、各色ごとに液滴吐出と焼成処理とを繰り返していたので、TATが長く、広いスペースを必要とし、電力等の消費量も多かった。これに対し、本実施形態では、液滴吐出及び焼成処理が、それぞれ、2回で済むので、TATを短縮でき、省スペース、省エネルギを達成できる。しかも、各着色要素間で混色も発生しない。
(カラーフィルタ基板の製造方法の第2実施形態)
上記の実施形態では、図2に示したように、着色要素59g,59r,59bの配列をストライプ配列とした。しかしながら、これに代えて、図4又は図6に示すデルタ配列を採用することもできる。デルタ配列は、R,G,Bの3色の着色要素59g,59r,59bが3角形の頂点に置かれ、その3角形が縦横に繰り返して並べられた配列である。このデルタ配列に関しては、着色要素59g,59r,59bを取り囲む格子状パターンのバンク54の縦側の幅をW1とし、横側の幅をW2としたとき、図4に示すようにW1<W2になる場合と、図6に示すようにW1>W2になる場合とがある。
図4のようにW1<W2となるようなカラーフィルタ基板1に対して本発明を適用する場合には、図7の着色要素形成装置3r,3g,3b及びホットプレート4を用いた第1回目のプロセスで、図3(a)に示すように、幅の細いバンク54を横切る方向(すなわち、図3(a)の縦方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて着色要素材料の液滴を各表示ドット領域内へ吐出し、さらに乾燥する。そして、図7の着色要素形成装置3r,3g,3b及びホットプレート4を用いた第2回目のプロセスで、図3(b)に示すように、第1回目には液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を液滴吐出し、さらに乾燥する。これにより、図4のカラーフィルタ基板が製造される。
一方、図6のようにW1>W2となるようなカラーフィルタ基板に対して本発明を適用する場合には、図7の着色要素形成装置3r,3g,3b及びホットプレート4を用いた第1回目のプロセスで、図5(a)に示すように、幅の細いバンク54を横切る方向(すなわち、図5(a)の横方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて着色要素材料の液滴を各表示ドット領域内へ吐出し、さらに乾燥する。そして、図7の着色要素形成装置3r,3g,3b及びホットプレート4を用いた第2回目のプロセスで、図5(b)に示すように、第1回目には液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を液滴吐出し、さらに乾燥する。これにより、図6のカラーフィルタ基板が製造される。
図3に示す方法の場合でも、図5に示す方法の場合でも、第1回目及び第2回目のプロセスにおいて、液滴吐出は表示用ドット領域の少なくとも1個分離れた距離を隔てて行われるので、異なる色の着色要素間で混色が発生することはない。
(変形例)
以上の実施形態では、カラーフィルタを構成する着色要素としてR,G,Bの3色を考えた。しかしながら、着色要素としては、R,G,B以外にC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)とすることもできる。
また、図7に示した実施形態では、R,G,Bの1色を液滴吐出する3つの着色要素形成装置3r,3g,3bを用いて、R,G,Bを1色ずつ液滴吐出する場合を例示した。しかしながら、これに代えて、例えば、図10のインクジェットヘッド26内にR,G,Bの3色の着色要素材料の供給系を設け、それらの供給系に対応してノズル列29を設けることにより、1つの着色要素形成装置によってR,G,Bの着色要素材料を同時に吐出することもできる。
(電気光学装置の製造方法の第1実施形態)
以下、電気光学装置として液晶装置を例示して、本発明に係る電気光学装置の製造方法の実施形態を説明する。図16は、液晶装置の一実施形態であって、スイッチング素子を用いない単純マトリクス方式であり、且つ、反射型表示と透過型表示を選択的に行うことができる半透過反射型の液晶装置を示している。
ここに示す液晶装置61は、液晶パネル62に照明装置66及び配線基板64を付設することによって形成されている。液晶パネル62は、矢印A方向から見て長方形状又は正方形状の第1基板67aと、矢印A方向から見て同じく長方形状又は正方形状の第2基板67bとを、矢印A方向から見て環状のシール材68によって貼り合わせることによって形成されている。
第1基板67aと第2基板67bとの間には間隙、いわゆるセルギャップが形成され、そのセルギャップ内に液晶が注入されて液晶層65を形成している。符号79はセルギャップを維持するためのスペーサを示している。なお、観察者は矢印A方向から液晶装置61を観察する。
第1基板67aは、透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成された第1基材71aを有する。この第1基材71aの液晶側の表面には、反射膜72が形成され、その上に絶縁膜73が形成され、その上に第1電極74aが形成され、その上に配向膜76aが形成されている。また、第1基材71aの照明装置66側の表面には第1偏光板77aが、例えば貼着によって装着されている。
第1基板67aに対向する第2基板67bは、透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成された第2基材71bを有する。この第2基材71bの液晶側の表面には、カラーフィルタ78が形成され、その上に第2電極74bが形成され、その上に配向膜76bが形成されている。また、第2基材71bの外側の表面には第2偏光板77bが、例えば貼着によって装着されている。
第1基板67a側の第1電極74aは図16の左右方向へ延びる線状電極である。また、第1電極74aは複数本形成されていて、それらは紙面垂直方向へ互いに平行に並べられている。つまり、複数の第1電極74aは、矢印A方向から見てストライプ状に形成されている。
また、第2基板67b側の第2電極74bは、図16の紙面垂直方向に延びる線状電極である。また、第2電極74bは複数本形成されていて、それらは図16の左右方向へ互いに平行に並べられている。つまり、複数の第2電極74bは、第1電極74aに直交する方向へ延びるストライプ状に形成されている。
第1電極74aと第2電極74bとは矢印A方向から見て多数のマトリクス状に並ぶ点で交差しており、これらの交差点が表示のためのドット領域を構成している。R,G,Bの3色や、C,M,Yの3色の着色要素から成るカラーフィルタを用いてカラー表示を行う場合には、上記のドット領域の1つずつにそれら3色のうちの1つずつが対応して配置され、3色の集まりが1つのユニットになって1画素を構成する。そして、その画素の多数が矢印A方向から見てマトリクス状に並ぶことにより、有効表示領域Vが形成され、この有効表示領域Vの領域内に文字、数字、図形等といった像が表示される。
表示の最小単位である表示用ドット領域に対応して、反射膜72に開口81が形成されている。これらの開口81は、照明装置66から供給される面状の光を透過させて、透過型の表示を実現する。なお、透過型の表示を行うにあたっては、反射膜72に開口81を設けることだけに限られず、例えば、反射膜72の膜厚を薄くすることによっても透過型の表示を実現できる。
第1基材71aは第2基材71bを越えて外側へ張り出す張出し部80を有している。第1基板67a側の第1電極74aはシール材68を横切ってその張出し部80上に延び出て配線75となっている。また、張出し部80の辺縁には外部接続端子57が形成されている。配線基板64は、その外部接続端子57に導電接続されている。第2基板67b側の第2電極74bは、シール材68の内部に分散された導通材69を介して第1基板67a側の配線75に接続されている。なお、導通材69は、図16ではシール材68の幅寸法とほとんど同じ寸法で描いてあるが、実際は、導通材69はシール材68の幅よりも小さくなっており、そのため、シール材68の幅方向には複数の導通材69が存在するのが普通である。
張出し部80の表面において、配線75と外部接続端子57との間には駆動用IC63がACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)58によって接着されている。そして、このACF58により、駆動用IC63のバンプが配線75及び外部接続端子57に導電接続している。この実装構造により、配線基板64から駆動用IC63へ信号及び電圧が供給される。一方、駆動用IC63からの走査信号及びデータ信号が第1電極74aや第2電極74bへ伝送される。
図16において、照明装置66は、観察側から見て液晶パネル62の背面に緩衝材88を挟んで配設され、バックライトとして機能する。この照明装置66は、基板87に支持された光源としてのLED(Light Emitting Diode)86と、導光体82とを有する。導光体82の観察側の表面には拡散シート83が設けられ、その反対側の面には反射シート84が設けられる。LED86を点状光源とする光は、導光体82の受光面82aから導光体82の内部に取り込まれ、その内部を伝播する間に光出射面82bから面状光となって出射する。
上記構成より成る液晶装置61において反射型の表示が行われる場合には、太陽光、室内光等といった外部光が第2基板67bを通して液晶層65の内部に取り込まれ、反射膜72で反射した後、再び液晶層65へ供給される。一方、透過型の表示が行われる場合には、照明装置66のLED86が発光し、導光体82の光出射面82bから面状の光が出射し、反射膜72に設けた複数の開口81を通過した光が液晶層65へ供給される。
液晶層65に光が供給されたとき、第1電極74a及び第2電極74bの一方に走査信号が与えられ、それらの他方にデータ信号が与えられると、当該データ信号が与えられた部分の表示用ドットに所定電圧が印加されて液晶が駆動され、当該表示用ドットに供給された光が変調される。このような変調が、有効表示領域V内の表示用ドットごと、換言すれば画素ごとに行われ、文字、数字、図形等といった希望する像がその有効表示領域V内に形成され、観察者によって矢印A方向から観察される。
本実施形態の液晶装置61の製造方法を考えると、それに含まれるカラーフィルタ78が図7〜図12に示したカラーフィルタ基板の製造装置を用いて、図1〜図6及び図13〜図15に示した製造方法によって製造されることに特徴がある。図7に示したカラーフィルタ形成ユニット2を用いて行われるカラーフィルタ基板の製造工程においては、着色要素が3色であるにも関わらず、2回のプロセスによってカラーフィルタ基板が形成されるので、液晶装置61の全体の製造方法として見た場合でも、TATの短縮化、省スペース、省エネルギを達成できる。
(変形例)
図16の実施形態では、半透過反射型で単純マトリクス方式の液晶装置に本発明を適用した。しかしながら、本発明は、これ以外に、反射型表示機能を持たない半透過型の単純マトリクス方式の液晶装置や、透過型表示機能を持たない反射型の単純マトリクス方式の液晶装置や、TFD(Thin Film Diode)等といった2端子型のスイッチング素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶装置や、TFT(Thin Film Transistor)等といった3端子型のスイッチング素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶装置等といった各種の液晶装置に適用できる。
(電気光学装置の製造方法の第2実施形態)
以下、本発明に係る電気光学装置の製造方法の一実施形態を電気光学装置の一例であるエレクトロルミネッセンス装置を例に挙げて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。図18は、エレクトロルミネッセンス装置の電気的な構成の一実施形態を示している。また、図17は、その電気的な構成に対応する機械的な構成の一部分の断面構造を示している。なお、本明細書で、エレクトロルミネッセンス基板とは、基板上にEL発光要素が形成されて成る構造体である。また、エレクトロルミネッセンス装置とは、エレクトロルミネッセンス基板に反射電極やその他の光学要素を付設して成る電気光学装置である。
図18において、エレクトロルミネッセンス装置101は、データ信号を出力する駆動用IC107と、走査信号を出力する駆動用IC108とを有する。駆動用IC107は、複数の信号線104へデータ信号を出力する。また、駆動用IC108は、複数の走査線103へ走査信号を出力する。走査線103と信号線104とは複数の部分で交差し、それらの交差部分には画素を構成する表示用ドット領域が形成される。図17では、G色の表示用ドット領域Dg、R色の表示用ドット領域Dr,B色の表示用ドット領域Dbを示している。個々の表示用ドット領域はR,G,Bの3色のEL発光要素のうちの1つを含む領域であり、R,G,Bの3色に対応する表示用ドット領域が集まって1つの画素が構成される。
図18において、1つの表示用ドット領域の中には、スイッチング薄膜トランジスタ109、カレント薄膜トランジスタ110、画素電極111、反射電極112、そしてEL発光要素113が含まれる。なお、発光要素113に関しては、G色を発光する発光要素113gと、R色を発光する発光要素113rと、B色を発光する発光要素113bとが所定の配列、例えば図2に示したストライプ配列や、図4及び図6で示したデルタ配列で並べられる。
図17において、信号線104及び共通給電線105によって複数の表示ドット領域Dが形成される。符号130は層間絶縁膜である。複数の表示ドット領域Dの内部には、画素電極111及び発光要素113が形成される。そして、発光要素113の上に反射電極112が形成される。各発光要素113は、下層部分の正孔注入層113A上に上層部分の有機半導体膜113Bを重ねることによって形成される。なお、図17では、カレント薄膜トランジスタ110は示されているが、これと異なる断面に存在するスイッチング薄膜トランジスタ109は図示されていない。
カレント薄膜トランジスタ110は、ソース・ドレイン領域117a,117、チャネル領域118、ゲート電極116、中継電極126,127を有する。また、基材102上にはゲート絶縁膜121aが形成され、そのゲート絶縁膜121aの上に層間絶縁膜122が形成される。
図17において、複数の表示用ドット領域Dの中から適宜のものを選択して、その領域内の画素電極111と反射電極112との間に所定の電圧を印加すると、当該表示ドット領域D内の発光要素113が発光し、基材102の外側(すなわち、図17の下方側)に文字、数字、図形等といった像がカラー表示される。
本実施形態のエレクトロルミネッセンス装置101の製造方法を考えると、それに含まれるエレクトロルミネッセンス基板(すなわち、図17のエレクトロルミネッセンス装置101から反射電極112を削除した構造体)が図7〜図12に示したカラーフィルタ基板の製造装置を用いて、図1〜図6に示した製造方法によって製造される。
なお、図7〜図12に示した装置は、これをカラーフィルタ基板の製造方法に用いる場合には、インクジェット技術を用いてカラーフィルタの着色要素を形成するのであるが、これをエレクトロルミネッセンス基板の製造に用いる場合には、着色要素を形成することに代えて、EL発光要素113の正孔注入層113A及び有機半導体膜113Bをインクジェット技術を用いて形成することになる。
また、本発明によれば、R,G,Bの各色に対応するEL発光要素113を形成する際に、2回のプロセスを実行するものとし、第1回目のプロセスでは、図1、図3、図5等に示したように、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内にEL発光要素113の材料を液滴吐出し、さらに焼成によって乾燥させる。そして、第2回目のプロセスにおいて、第1回目には液滴吐出がされなかった表示ドット領域に対してEL発光要素113の材料を液滴吐出し、さらに焼成によって乾燥する。これにより、EL発光要素113が3色であるにも拘わらず、2回のプロセスによってエレクトロルミネッセンス基板が形成されるので、エレクトロルミネッセンス装置の全体の製造方法として見た場合でも、TATの短縮化、省スペース、省エネルギを達成できる。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法及び製造装置は、液晶装置、有機EL装置等といった電気光学装置に用いられるカラーフィルタ基板を製造する際に好適に用いられる。また、本発明に係る電気光学装置の製造方法は、液晶装置、有機EL装置等といった電気光学装置を短いTATで効率良く製造する際の好適に用いられる。
本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法の主要工程の一実施形態を示す図である。 カラーフィルタにおける着色要素の配列の一例であるストライプ配列を示す図である。 本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法の主要工程の他の実施形態を示す図である。 カラーフィルタにおける着色要素の配列の他の一例であるデルタ配列(横バンク<縦バンク)を示す図である。 本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法の主要工程のさらに他の実施形態を示す図である。 カラーフィルタにおける着色要素の配列のさらに他の一例であるデルタ配列(横バンク>縦バンク)を示す図である。 本発明に係るカラーフィルタ基板の製造装置の主要部の一実施形態を示す平面図である。 図7の装置の主要部である着色要素形成装置の一例を示す斜視図である。 図8の装置の動作を制御するための制御装置の一例を示す回路ブロック図である。 図8の装置の主要部であるインクジェットヘッドの一例を示す斜視図である。 図10のインクジェットヘッドの内部構造を示す斜視図である。 図11におけるD−D線に従った断面図である。 本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法の一実施形態の一部を示す工程図である。 図13に示す工程に続く工程を示す工程図である。 図14に示す工程に続く工程を示す工程図である。 電気光学装置の一例である液晶装置の一例を示す断面図である。 電気光学装置の他の一例である有機EL装置の一例を示す断面図である。 図17に示す有機EL装置の電気的な構成を示す回路図である。
符号の説明
1.カラーフィルタ基板、 2.カラーフィルタ形成ユニット、
3r,3g,3b.着色要素形成装置、 4.ホットプレート、
6a,6b,6c,6d.ロボットアーム、 7.着色要素形成部、
8.着色要素材料供給部、 9.ベース、 11X,11Y.駆動系、
12,17、22.駆動モータ、 13,16.ネジ軸、 14.キャリッジ、
18.ステージ、 19.基材、 23.材料容器、 24.パイプ、
26.インクジェットヘッド、 27.ケーシング、 28.ノズル、
29.ノズル列、 31.ノズルプレート、 32.振動板、 33.仕切り部材、
34.貯留室、 36.液溜り、 37.通路、 38.供給孔、 39.加圧体、
41.圧電素子、42a,42b.電極、 43.液滴、 53.ブラックマスク、
53a.金属薄膜、 54.バンク、 54a.感光性樹脂、 57a.レジスト、
59r,59g,59.着色要素、 61.液晶装置、 62.液晶パネル、
65.液晶層、 78.カラーフィルタ、 90.制御装置
101.エレクトロルミネッセンス装置、 111.画素電極、 112.反射電極、
113.EL発光要素、 113A.正孔注入層、 113B.有機半導体膜、
D.表示用ドット領域、 M0.着色要素材料

Claims (14)

  1. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に着色要素材料を液滴吐出する工程を有するカラーフィルタ基板の製造方法において、
    少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第1工程と、
    該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第2工程と
    を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法。
  2. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に着色要素材料を液滴吐出する工程を有し、異なる3色以上の着色要素をストライプ配列に並べて成るカラーフィルタ基板の製造方法において、
    異なる色の着色要素が並ぶ方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第1工程と、
    該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第2工程と
    を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法。
  3. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に着色要素材料を液滴吐出する工程を有し、異なる3色以上の着色要素をデルタ配列に並べて成るカラーフィルタ基板の製造方法において、
    細いバンクを横切る方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第1工程と、
    該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥する第2工程と
    を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つにおいて、着色要素は赤色、緑色、青色の3色であることを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法。
  5. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に異なる色の着色要素が設けられて成るカラーフィルタ基板を製造するカラーフィルタ基板の製造装置において、
    着色要素材料を液滴状態で吐出する液滴吐出手段と、
    吐出された着色要素材料を乾燥する乾燥手段とを有し、
    少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に前記液滴吐出手段を用いて着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を前記乾燥手段を用いて乾燥させ、次に、
    液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、その吐出された前記着色要素材料を乾燥させる
    ことを特徴とするカラーフィルタ基板の製造装置。
  6. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に異なる色の着色要素がストライプ配列で設けられて成るカラーフィルタ基板を製造するカラーフィルタ基板の製造装置において、
    着色要素材料を液滴状態で吐出する液滴吐出手段と、
    吐出された着色要素材料を乾燥する乾燥手段とを有し、
    異なる色の着色要素が並ぶ方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥させ、次に、
    液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、その吐出された前記着色要素材料を乾燥させる
    ことを特徴とするカラーフィルタ基板の製造装置。
  7. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内に異なる色の着色要素がデルタ配列で設けられて成るカラーフィルタ基板を製造するカラーフィルタ基板の製造装置において、
    着色要素材料を液滴状態で吐出する液滴吐出手段と、
    吐出された着色要素材料を乾燥する乾燥手段とを有し、
    細いバンクを横切る方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥させ、次に、
    液滴吐出されなかった表示ドット領域内に着色要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記着色要素材料を乾燥させる
    ことを特徴とするカラーフィルタ基板の製造装置。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか1つにおいて、前記液滴吐出手段は、赤色、緑色、青色の3色の着色要素を吐出することを特徴とするカラーフィルタ基板の製造装置。
  9. 請求項5から請求項8のいずれか1つにおいて、異なる複数の色の着色要素材料を吐出するノズルを共通のキャリッジに設けたことを特徴とするカラーフィルタ基板の製造装置。
  10. 請求項1から請求項4に記載のカラーフィルタ基板の製造方法を実施する工程を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  11. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を液滴吐出する工程を有する電気光学装置の製造方法において、
    少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第1工程と、
    該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第2工程と
    を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  12. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を液滴吐出する工程を有し、異なる3色以上のEL発光要素をストライプ配列に並べて成る電気光学装置の製造方法において、
    異なる色のEL発光要素が並ぶ方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第1工程と、
    該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第2工程と
    を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  13. 縦横に並べられた複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を液滴吐出する工程を有し、異なる3色以上のEL発光要素をデルタ配列に並べて成る電気光学装置の製造方法において、
    細いバンクを横切る方向に関して、少なくとも1つの表示ドット領域分の間隔を開けて複数の表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第1工程と、
    該第1工程において液滴吐出されなかった表示ドット領域内にEL発光要素材料を吐出し、さらに、吐出された前記EL発光要素材料を乾燥する第2工程と
    を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  14. 請求項11から請求項13のいずれか1つにおいて、EL発光要素は赤色、緑色、青色の3色であることを特徴とする電気光学装置の製造方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014035911A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Panasonic Corp 有機膜の製造方法と有機elパネルの製造方法
JP2016111011A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置

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