JP2005134600A - 光素子パッケージ、及び、光結合構造 - Google Patents

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信也 経塚
Kenichi Kobayashi
健一 小林
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秀則 山田
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岳洋 新津
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Abstract

【課題】 リフローによりプリント基板に実装可能で、プリント基板への固定時における反りの抑制された光素子パッケージ、及び、この光素子パッケージを用いた光結合方法を提供する。
【解決手段】 光素子20のアノード層20A側の図示しないアノード端子は、ワイヤ線28を介して第1面12Aの電極22と離れた位置の電極32で第1面12Aに取り付けられている。電極32は、絶縁基板12に穿孔された孔34を経て、絶縁基板12の第2面12Bに至り、第2面12B上の導通電極26と線対称の位置に導通電極26と略同一形状の導通電極36を構成している。導通電極36は光素子20のアノード端子と導通されている。絶縁基板12の第2面12Bには、光素子20と絶縁された2つの絶縁電極40が配置されている。各々の絶縁電極40は、導通電極26と略同一形状とされ、第2面12B上の短端辺に沿った中央部に各々配置されている。

【選択図】 図2

Description

本発明は、光素子パッケージ、及び、光結合構造に係り、特に、絶縁基板に光素子が実装された光素子パッケージ、及び、この光素子パッケージを用いた光結合構造に関する。
光モジュール用の光素子パッケージとしては、いわゆるTOカンパッケージが知られている(特許文献1参照)。しかしながら、TOカンパッケージは、リード電極構造であるため、リフローによってプリント基板への実装を行うことができない。また、TOカンパッケージは、一般的に高価でサイズも大きいが、光素子の受発光面からの光パッケージの上面までの距離が長く、導光路に対して直接結合方式を用いて結合させると、光の結合損失が大きくなる。そのため、レンズ結合方式を用いる必要があり、さらにコストが高くなってしまっていた。
一方、TOカンパッケージと比較して、小型、低コストで、かつ、リフローでのプリント基板への実装が可能な光素子パッケージとして、COB(Chip on boad)技術を用いたものが知られている(特許文献2、3参照)。特許文献2、3では、絶縁基板の表裏の両面に銅、ニッケル、金などの電極を設け、表裏面の電極間で導通をとり、片側面の電極に光素子を実装し、光素子を透光性樹脂で封止する技術が開示されている。ここに示された光素子パッケージによれば、光素子の受発光面からパッケージ上面までの距離が短いため、導光路に対して直接結合方式を用いることもできる。
しかしながら、特許文献2、3に記載の光素子パッケージを光モジュールに用いる場合には、以下のような問題が生じる。一般的に、光モジュールでは、光素子パッケージと光ファイバとの位置決めは、レセプタクルを用いて行っている。レセプタクルには、光素子パッケージを保持する部分と光ファイバが固定されたフェルールを受ける受け部を有するが、レセプタクルを光素子パッケージに押し付けるようにしてプリント基板に固定した場合、光素子パッケージに強い力が加わり、反り返ってしまう。これが、半田により接続された部分の信頼性低下、光素子の応力負担の増大による寿命の低下、といった事態につながる。
USP 6547452 特許第3127195号公報 特許第3329716号公報
本発明は、上記事実を考慮し、リフローによりプリント基板に実装可能で、プリント基板への固定時における反りの抑制された光素子パッケージ、及び、この光素子パッケージを用いた光結合方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光素子パッケージは、絶縁基板と、前記絶縁基板の第1面に実装された光素子と、前記絶縁基板の第1面の裏面側に位置する第2面に配置され、前記光素子の端子と導通された導電性の導通電極と、前記第2面に配置され、前記光素子と絶縁された導電性の絶縁パターンと、を含んで構成されている。
本発明の光素子パッケージでは、光素子が絶縁基板の第1面に実装されている。ここで、光素子とは、発光ダイオード(LED)、垂直共振型面発光レーザダイオード(VCSEL)などの発光素子、及び、フォトダイオード(PD)などの受光素子をいう。
第1面の裏面側に位置する第2面には、光素子の端子と導通された導電性の導通電極が配置されている。このように、光素子の実装された面の裏側面に導通電極を配置することにより、光素子パッケージをリフローによりプリント基板へ実装することができる。
第2面には、さらに光素子の端子と絶縁された導電性の絶縁パターンが配置されている。この絶縁パターンにより、リフローで光素子パッケージをプリント基板に実装する際に接着面積が広くなるので、プリント基板のより正確な位置に実装することができる。また、絶縁基板に絶縁パターンが形成されることにより、絶縁基板の強度が増して、プリント基板への実装時における絶縁基板の反りを抑制することができる。さらに、絶縁基板は光素子の端子とは絶縁されているので、導通されている場合と比較して、寄生容量、寄生インダクタンスを減少させることができ、その結果、高速駆動に寄与することができる。
なお、本発明の光素子パッケージは、請求項2に記載のように、前記導通電極及び前記絶縁パターンが、前記第2面に均一に配置されていることが好ましい。
ここで均一とは、例えば、第2面の中心線または中心線に対して、導通電極及び絶縁パターンが、略線対称及び点対称に配置されていることをいう。このように配置されることにより、リフロー時におけるセルフアライメント効果を十分に得ることができる。
また、本発明の光素子パッケージは、請求項3に記載のように、前記導通電極及び前記絶縁パターンの少なくとも一方が前記絶縁基板の端辺付近に配置されていることが好ましい。
上記構成によれば、光素子パッケージをレセプタクルによりプリント基板に押し付けて保持する際に、反りの発生しやすい絶縁基板端辺の強度が増し、より効果的に反りを抑制することができる。
また、本発明の光素子パッケージは、請求項4に記載のように、前記光素子として垂直共振型面発光レーザダイオードを用いる場合に好適である。
垂直共振型面発光レーザダイオード(以下「VCSEL」という)は、特に外部からの力に対して弱いため、VCSELを用いる場合に、上記のような反りの防止された構成とされることが好ましい。
請求項5に記載の光結合構造は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光素子パッケージと、フェルール及びこのフェルールに保持された光ファイバを含んで構成された光ケーブル端子と、前記光素子パッケージ及び前記光ケーブル端子を所定位置に固定すると共に、前記光素子パッケージと前記光ファイバとを離間させて保持する保持部材と、を含んで構成されている。
本発明では、光素子パッケージの光素子が絶縁基板の第1面に実装されており、第2面には、光素子の端子と導通された導電性の導通電極が配置されている。このように、光素子の実装された面の裏側面に導通電極を配置することにより、光素子パッケージをリフローによりプリント基板へ実装することができる。
また、第2面には、光素子の端子と絶縁された導電性の絶縁パターンが配置されており、この絶縁パターンにより、リフローで光素子パッケージをプリント基板に実装する際に接着面積が広くなるので、プリント基板のより正確な位置に実装することができる。また、絶縁基板に絶縁パターンが形成されることにより、絶縁基板の強度が増して、プリント基板への実装時における絶縁基板の反りを抑制することができる。さらに、絶縁基板は光素子の端子とは絶縁されているので、導通されている場合と比較して、寄生容量、寄生インダクタンスを減少させることができ、その結果、高速駆動に寄与することができる。
また、光素子パッケージ及び光ケーブル端子を所定位置に固定する保持部材は、光素子パッケージと光ケーブル端子とを離間させて両者を保持するので、光ケーブル端子の脱着の繰り返しや振動により、光素子パッケージ及び光ケーブル端子の互いのぶつかり合いや擦れ合いによる損傷を防止することができる。
本発明は上記構成としたので、リフローによりプリント基板の正確な位置に実装でき、プリント基板への固定時における反りが抑制され、かつ、寄生容量を抑制することができる。
[第1実施形態]
図1及び図2には、本発明の第1実施形態の光素子パッケージ10が示されている。 図1(A)に示すように、光素子パッケージ10は、絶縁基板12を備える。絶縁基板12は、長方形板状とされている。絶縁基板12の第1面12Aには、光素子20が取り付けられている。本実施形態では光素子20に、垂直共振型面発光レーザダイオード(以下「VCSEL」という)が用いられている。光素子20は、図2(A)に示すように、アノード層20A及びカソード層20Bを備え、カソード層20B側の図示しないカソード端子が絶縁基板12上の電極22に取り付けられている。電極22は、絶縁基板12に穿孔された孔24を経て、絶縁基板12の第2面12Bに至り、第2面12B上の1の長端辺に沿った中央部に長方形状の導通電極26を構成している。導通電極26は光素子20のカソード端子と導通されている。
光素子20のアノード層20A側の図示しないアノード端子は、ワイヤ線28を介して第1面12Aの電極22と離れた位置の電極32で第1面12Aに取り付けられている。電極32は、絶縁基板12に穿孔された孔34を経て、絶縁基板12の第2面12Bに至り、第2面12B上の導通電極26と線対称の位置に導通電極26と略同一形状の導通電極36を構成している。導通電極36は光素子20のアノード端子と導通されている。
図1(B)及び図2(B)に示すように、絶縁基板12の第2面12Bには、光素子20と絶縁された2つの絶縁電極40が配置されている。各々の絶縁電極40は、導通電極26と略同一形状とされ、第2面12B上の短端辺に沿った中央部に各々配置されている。
絶縁基板12の第1面12A側に配置された、光素子20、電極22、ワイヤ線28、及び、電極32は、透光性樹脂30により封止されている。
光素子パッケージ10が実装されるプリント基板70の実装面には、図3に示すように、プリント基板上の配線パターン(図示省略)上に形成された半田ペースト72A、72B(図示省略)、74が配置されている。半田ペースト72Aは導通電極26と接続される位置に配置され、半田ペースト72Bは導通電極36と接続される位置に配置されている。半田ペースト74は、絶縁電極40と接続される位置に配置されている。
図3に示すように、光ケーブルの端子を構成する光ケーブル端子44は、光素子20から発光された光を送る光ファイバ46、及び、光ファイバ46を保持するフェルール48を備える。フェルール48は円柱状とされ、中心に穿孔された孔に光ファイバ46が挿通されて構成されている。
レセプタクル50には、光素子パッケージ10を収納可能な第1固定空間52、及び、光ケーブル端子44を差し込み可能な第2固定空間54が構成されている。第1固定空間52には、図3の下方向から光素子パッケージ10が収納され、収納された状態では、第1固定空間52を構成する上壁56が、プリント基板70に実装された光素子パッケージ10の上面に当接される形状になっている。第2固定空間54は、円柱形状とされ、図3の上方向から光ケーブル端子44を差し込み可能とされている。第1固定空間52と第2固定空間54との間には、光ファイバ46が光素子パッケージ10から発光された光が透過可能な透光部58が構成されている。透光部58は、第1固定空間52と第2固定空間54とを貫通させた円柱状の孔で構成され、フェルール48の外径よりも小さい径とされている。第2固定空間52に差し込まれた光ケーブル端子44は、透光部58を構成するリブ60に当接される位置で、レセプタクル50に設けられた図示しない係合部と係合され、光ファイバ46が光素子パッケージ10から発光された光を直接受けて送ることの可能な位置に固定される。
レセプタクル50のプリント基板70への取付面62には、ねじ73を螺合可能なねじ孔62Aが穿孔されている。
上記構成の光素子パッケージ10をプリント基板70に実装する際には、光素子パッケージ10を、導通電極26、導通電極36、絶縁電極40が、プリント基板70の配線パターン(図示せず)上に形成された半田ペースト72A、半田ペースト72B、半田ペースト74に各々接続される位置に仮置きし、リフロー処理を行う。リフロー処理により、プリント基板上の配線パターンと、導通電極26、導通電極36、及び、絶縁電極40とが、半田ペースト72A、72B、74によって各々接着される。
本実施形態では、絶縁基板12の第2面12Bに絶縁電極40が設けられているので、導通電極26、導通電極36のみの場合と比較して、プリント基板70へ接着される面積が広くなり、安定した実装を行うことができる。また、絶縁電極40は、導通電極26、36と絶縁されているので、導通されている場合と比較して、導通電極26、36の寄生容量、寄生インダクタンスが少なくなり、光素子20を高速駆動させることができる。さらに、導通電極26、導通電極36、及び、絶縁電極40が、略同一形状とされ、これらが絶縁基板12の第2面12Bに略均一に配置されているので、リフロー処理中に十分なセルフアライメント効果を得ることができ、光素子パッケージ10をプリント基板70上の所望の位置に確実に実装することができる。
レセプタクル50の、光素子パッケージ10が実装されたプリント基板70への取り付けは、以下のように行う。
第1固定空間52と光素子パッケージ10とを対向させ、光素子パッケージ10の上側からレセプタクル50を被せ、レセプタクル50をプリント基板70側へ押し付けながらねじ72をねじ孔62に螺合させて取付部62をプリント基板70に固定する。これにより、図4に示すように、光素子パッケージ10の上面は第1固定空間52の上壁56に当接されて、光素子20が透光部58に対応する位置に位置決めされる。
光ケーブル端子44を、レセプタクル50の第2固定空間54に、リブ60に当接されるまで差し込むと、図示しないレセプタクル50の図示しない係合部が、光ケーブル端子44に係合して、図4に示すように、光ケーブル端子44のレセプタクル50への取り付けが完了する。これにより、光ファイバ46が透光部58に対応する位置に位置決めされる。光素子パッケージ10と光ケーブル端子44とは、リブ60により離間されている。光素子パッケージ10と光ケーブル端子44との間の距離は、光結合効率を考慮して。100μm以下であることが好ましい。
本実施形態によれば、光素子パッケージ10の絶縁基板12の第2面12Bに絶縁電極40が設けられているので、レセプタクル50を光素子パッケージ10に押し付けてプリント基板70に取り付けても、光素子パッケージ10に反りが生じにくい。通常、この反りは、絶縁基板12の端辺付近に生じやすいが、本実施形態では、導通電極26、36、及び絶縁電極40を絶縁基板12の端辺付近に配置しているので、反り防止効果をより効率的に発揮できる。光素子パッケージ10の反りを防止することにより、光素子パッケージ10の各部に荷重されるかかる力が緩和され、ワイヤ28の断線を防いだり、光素子20の端子接続部の信頼性を向上させたり、光素子20の寿命の低下を防止したりすることができる。
また、絶縁電極40により反りが防止されているので、上述のようにレセプタクル50を光素子パッケージ10に押し付けて取り付けることができ、押し付けずに取り付けた場合と比較して、光素子パッケージ10と光ファイバ46との間の距離を短くすることができる。その結果、光素子パッケージ10と光ファイバ46との結合部分における結合損失を抑制することができる。
さらに、本実施形態では、光素子パッケージ10と光ケーブル端子44とが、リブ60により離間されるので、光ケーブル端子44の脱着の繰り返しや振動による、光素子パッケージ10及び光ケーブル端子の互いのぶつかり合いや擦れ合いによる損傷を防止することができる。
なお、本実施形態では、光素子20としてVCSELを用いたが、その他の光素子として例えば、発光ダイオード(LED)などの発光素子、フォトダイオード(PD)などの受光素子を用いることもできる。特に、VCSELは外部からの力に対して弱いため、本実施形態のような構成は、VCSELを用いた光パッケージに好適である。
[第2実施形態]
次に、第2形態について説明する。本実施形態では第1実施形態の光素子20を絶縁基板12に4つ取り付ける例について説明する。そして、本実施形態で第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5及び図6には、本発明の第2実施形態の光素子パッケージ80が示されている。 図5(A)に示すように、光素子パッケージ80は、絶縁基板12を備える。絶縁基板12の第1面12Aには、4つの光素子20が取り付けられている。光素子20の各々は、図6(A)に示すように、カソード層20B側の図示しないカソード端子が、光素子20毎に設けられた絶縁基板12上の電極22に取り付けられている。各々の電極22は、絶縁基板12に穿孔された孔24を経て、絶縁基板12の第2面12Bに至り、第2面12B上の1の長端辺に沿った位置に長方形状の導通電極26を構成している。各々の導通電極26は、対応する光素子20のカソード端子と導通されている。
光素子20のアノード層20A側の図示しないアノード端子は、ワイヤ線28を介して第1面12Aの電極22と離れた位置の各々の電極32で第1面12Aに取り付けられている。各々の電極32は、絶縁基板12に穿孔された孔34を経て、絶縁基板12の第2面12Bに至り、第2面12B上の導通電極26と線対称の位置に導通電極26と略同一形状の導通電極36を構成している。各々の導通電極36は光素子20のアノード端子と導通されている。
図5(B)及び図6(B)に示すように、絶縁基板12の第2面12Bには、光素子20と絶縁された4つの絶縁電極40が配置されている。各々の絶縁電極40は、導通電極26と略同一形状とされ、第2面12B上の4角に各々配置されている。
光素子パッケージ10が実装されるプリント基板70の実装面には、図7に示すように、プリント基板上の配線パターン(図示省略)上に形成された半田ペースト72A、72B(図示省略)、74が配置されている。半田ペースト72Aは、各々が対応する導通電極26と接続される位置に配置され、半田ペースト72Bも、各々が対応する導通電極36と接続される位置に配置されている。半田ペースト74は、絶縁電極40と接続される位置に配置されている。
図7に示すように、光ケーブルの端子を構成する光ケーブル端子84は、光素子20から発光された光を送光可能な4本の光ファイバ46、及び、これらの光ファイバ46を保持するフェルール48を備える。
レセプタクル90には、光素子パッケージ80を収納可能な第1固定空間92、及び、光ケーブル端子84を差し込み可能な第2固定空間94が構成されている。第1固定空間92と第2固定空間94との間には、透光部58が構成されている。
上記構成の光素子パッケージ80をプリント基板70に実装する際には、第1固定空間92と光素子パッケージ80とを対向させ、光素子パッケージ80の上側からレセプタクル90を被せ、レセプタクル90をプリント基板70側へ押し付けながら、レセプタクル90の下側の取付面93をプリント基板70に接着剤を用いて接着する。これにより、図8に示すように、光素子パッケージ80の上面は第1固定空間92の上壁56に当接されて、光素子20が透光部58に対応する位置に位置決めされる。
光ケーブル端子84を、レセプタクル90の第2空間94に、リブ60に当接されるまで差し込むと、図示しないレセプタクル90の図示しない係合部が、光ケーブル端子84に係合して、図8に示すように、光ケーブル端子84のレセプタクル90への取り付けが完了する。これにより、光ファイバ46が透光部58に対応する位置に位置決めされる。光素子パッケージ80と光ケーブル端子84とは、リブ60により離間されている。ここでも、光素子パッケージ80と光ケーブル端子84との間の距離は、光結合効率を考慮して。100μm以下であることが好ましい。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果が得られるが、特に、本実施形態のように、複数の光素子を実装し、絶縁基板12のサイズが大きくなる場合には、絶縁基板12の第2面12Bの全体面積に対して導通電極26、36の面積が小さくなる。この場合に、本実施形態のような絶縁電極40を配置しないと、リフロー処理時に十分なセルフアライメント効果を得ることができない。したがって、絶縁電極40は、複数の光素子を絶縁基板に実装するなどの、絶縁基板を大きくする場合に特に有効である。
レセプタクル50の、光素子パッケージ80が実装されたプリント基板70への取り付けについては、第1実施形態と同様にして行う。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果が得られるが、特に、本実施形態のように、絶縁基板12のサイズが大きくなる場合には、レセプタクル50を光素子パッケージ80に押し付けることにより、光素子パッケージ80の反りが発生しやすい。したがって、絶縁電極40は、絶縁基板を大きくする場合に特に有効である。
なお、本実施形態では、4つの光素子20を絶縁基板12に実装した例について説明したが、実装する光素子20の個数は4つに限定されるものではない。2、3個でも、5個以上でもよい。
第1実施形態の光素子パッケージの(A)は上面図であり、(B)は下面図である。 (A)は、図1(A)のA−Aの断面図であり、(B)は、図1(A)のB−Bの断面図である。 第1実施形態における、プリント基板に実装された光素子パッケージ、及び、装着前のレセプタクル、光ケーブル端子を示す図である。 第1実施形態における、プリント基板に実装された光素子パッケージ、及び、装着後のレセプタクル、光ケーブル端子を示す図である。 第2実施形態の光素子パッケージの(A)は上面図であり、(B)は下面図である。 (A)は、図5(A)のC−Cの断面図であり、(B)は、図5(A)のD−Dの断面図である。 第2実施形態における、プリント基板に実装された光素子パッケージ、及び、装着前のレセプタクル、光ケーブル端子を示す図である。 第2実施形態における、プリント基板に実装された光素子パッケージ、及び、装着後のレセプタクル、光ケーブル端子を示す図である。
符号の説明
10 光素子パッケージ
12 絶縁基板
12A 第1面
12B 第2面
20 光素子
22 電極
26 導通電極
32 電極
36 導通電極
40 絶縁電極(絶縁パターン)
44 光ケーブル端子
46 光ファイバ
48 フェルール
50 レセプタクル(保持部材)
70 プリント基板
80 光素子パッケージ
84 光ケーブル端子
90 レセプタクル(保持部材)

Claims (5)

  1. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の第1面に実装された光素子と、
    前記絶縁基板の第1面の裏面側に位置する第2面に配置され、前記光素子の端子と導通された導電性の導通電極と、
    前記第2面に配置され、前記光素子と絶縁された導電性の絶縁パターンと、
    を備えた光素子パッケージ。
  2. 前記導通電極及び前記絶縁パターンは、前記第2面に均一に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光素子パッケージ。
  3. 前記導通電極及び前記絶縁パターンの少なくとも一方は前記絶縁基板の端辺付近に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光素子パッケージ。
  4. 前記光素子が垂直共振型面発光レーザダイオードであることを特徴とする請求項1及び請求項3のいずれか1項に記載の光素子パッケージ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光素子パッケージと、
    フェルール及びこのフェルールに保持された光ファイバを含んで構成された光ケーブル端子と、
    前記光素子パッケージ及び前記光ケーブル端子を所定位置に固定すると共に、前記光素子パッケージと前記光ファイバとを離間させて保持する保持部材と、
    を備えた光結合構造。
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JP2014102395A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Olympus Corp 光素子モジュール、光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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