JP2005132349A - 火工式駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな張力を短時間で得ることができ且つ構成要素に作用する応力を小さくする火工式の駆動装置を提供することである。
【解決手段】火工式駆動装置は、シリンダ112、シリンダ内に移動自在に配置されたピストン114、加圧ガスを発生するための火工推進薬152、及びこの推進薬に点火するための点火薬を含む。ピストンは、ピストン114を駆動するために加圧ガスが作用できるスラスト表面領域142を有する。点火薬154とスラスト表面領域142との間に流れ連結(F)が設けられる。この種の火工式駆動装置を持つベルトリトラクター100、及びこの種の火工式駆動装置110を作動するための方法を提案する。本方法では、ピストン114は、点火薬の燃焼によって発生したガスによって第1駆動距離に亘って推進され、次いで、推進薬152の燃焼中に発生したガスによって第2駆動距離に亘って推進される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車輛乗員拘束システム用の火工式駆動装置に関し、この駆動装置は、シリンダ、このシリンダ内に移動自在に配置されたピストン、加圧ガスを発生するための火工推進薬、及びこの推進薬に点火するための点火薬を含む。ピストンは、このピストンを駆動するために加圧ガスが作用できるスラスト表面領域を有する。本発明は、更に、この種の駆動装置を持つベルトリトラクター及びこの種の火工式駆動装置を作動するための方法に関する。
図1には、関連技術のベルトテンショナーに基づくこの種の火工式駆動装置の一例が示してある。図1のベルトテンショナー装置10は、ピストン14が内部で移動自在に案内されるシリンダ12と、ピストン14を駆動するために加圧ガスを発生するガス発生器22とを有する。ガス発生器22には推進薬52が入っており、これは発生器ハウジング70によって取り囲まれている。推進薬52に点火するため、点火薬が導火爆管(起爆管)68の形態で設けられている。これは、水分及び損傷から保護するため、カプセル58によって取り囲まれている。ガス発生器22は、ピストン14の凹所40の内部空間内に収容されている。ピストンの移動方向に対して垂直に配置された凹所の壁がスラスト表面領域42を構成する。ベルトテンショナー駆動装置10をトリガーするため、導火爆管68に点火する。カプセル58が破裂した後、推進薬52の燃焼が始まり、加圧ガスが発生する。最小圧力に達したとき、発生器ハウジング70が破裂し、ガス圧力がピストン14のスラスト表面領域42に作用し、ピストンが動きだす。ピストン14には歯30が設けられ、これらの歯30は、ピニオン34を介してベルトテンショナーのベルトリールを駆動する。図5では、グラフiで、スラスト表面領域42に作用する経時的圧力曲線を概略に示す。通常、発生器ハウジング70の破裂前に最大3ミリセカンド(0.003秒)経過する。その後にのみ、ピストン14は移動を開始できる。この時点t2までに発生器ハウジング70内で高圧が既に発生しているため、図5での急な圧力上昇からわかるようにピストン14に高圧がいきなり作用し、ピストン14に、また、ベルトテンショナーに連結された後には、歯30及びピニオン34にも高い応力が加わる。
本発明の目的は、大きな張力を短時間で得ることができ且つ構成要素に作用する応力を小さくする火工式の駆動装置を提供することである。
この目的のため、上述の種類の駆動装置において、点火薬とスラスト表面領域との間に流れ連結が設けられる。かくして、点火薬が発生した圧力を使用してピストンを加速でき、そのため、ピストンは点火後短時間で移動を開始する。従って、ピストンの駆動力を非常に早期に得ることができる。
第2の特徴によれば、本発明は、この種の火工式駆動装置を持つベルトテンショナーを提供する。点火後短時間で、点火薬が発生したスラストを利用できる。このスラストは、推進薬が発生するスラストよりもかなり小さい。かくして、ピストンは、最初な小さな力で、しかし非常に早期の時点で加速され、従って、加速状態にある構成要素に加わる応力は非常に小さい。これは、張力装置が加速状態にあるときにだけ、例えばピニオンと係合する歯を使用してベルトリトラクターに連結される場合に特に有利である。この場合、連結を小さな応力で行うことができ、これに対し推進薬の全出力を張力プロセスで利用できる。
別の特徴によれば、本発明は、更に、この種の駆動装置を作動するための方法を提供する。この方法では、ピストンは、点火薬の燃焼によって発生したガスによって第1駆動距離に亘って推進され、次いで、推進薬の燃焼中に発生したガスによって第2駆動距離に亘って推進される。この方法は、構成要素に作用する応力を減少し、推進力を迅速に利用できる。更に、点火薬並びに推進薬の両方のエネルギを最適に活用できる。
有利な実施例は、従属の請求項からも明らかとなるであろう。
本発明を好ましい実施例に基づいて以下に詳細に説明する。この文脈では、添付図面を参照する。
図2に示すベルトリトラクター100には、安全ベルトに張力を加えるための火工式駆動装置110が設けられている。ベルトテンショナー駆動装置110は、シリンダ112と、このシリンダ内で長さ方向軸線Aに沿って移動できるピストン114とを有する。
シリンダ112は、前開放端116と、端壁118を持つ後端とを有する。この後端には、ガス発生器122用のソケット(レセプタクル)120が形成されている。シリンダ112は、分離壁124によって、ピストンチャンバ126と歯付きラックチャンバ128とに分割されている。分離壁124は、シリンダ112の端壁118から、長さ方向軸線Aと平行にシリンダ112のほぼ中心まで延びている。
ピストン114には、歯付きラック区分130が設けられており、この歯付きラック区分130は、シリンダ112の歯付きラックチャンバ128内に配置される。歯付きラック区分130の前端は、ブリッジ132によってピストン114に連結されている。そのため、ピストン114が移動するとき、歯付きラック区分130はピストンとともに移動し、ピニオン134と係合して、ベルトリトラクター100のベルトリールを通常の方法で駆動することができる。
ピストン114には、更に、発生器チャンバ140が設けられている。このチャンバのキャビティ(空所)は、ピストン114の後端からピストン114内に長さ方向軸線Aと平行に延びている。発生器チャンバ140の前端では、長さ方向軸線Aに対して垂直な壁が、スラスト表面領域142を形成する。図2に示すベルトテンショナー装置110の休止状態では、ピストン114は、端壁118に当たっており、ガス発生器122を取り囲んでいる。即ち、ガス発生器122は、発生器チャンバ140内に配置されている。更に、ピストン114のシェルの後区分には、ピストンチャンバ126の内部シェルと接触するシール146が設けられている。
ガス発生器122は、ベース150を有し、このベース150を介して、シリンダ112のソケット120に嵌まる。ガス発生器122は、更に、推進薬152及び点火薬154を含む。ベース150には、ガス発生器122を例えば制御ユニットに接続するための複数の接続ピン156が設けられている。点火薬154が入った点火薬スリーブ158が、ベース150に着座又は嵌まっている。点火薬スリーブ158は、ポット状のプラスチックハウジングで形成されている。ポット状のプラスチックハウジングは、端壁162によって閉鎖されたケーシング160を有している。他方、ケーシング160はベース150に押し込まれ又は圧入されており、ベース150の直径は、点火薬スリーブ158の直径よりも大きい。更に、図2及び図3でわかるように、発生器チャンバ140の断面は、シリンダ112の後端のところが対応して段をなして形成されている。この端では、ベース150には、更に、発生器チャンバ140をピストンチャンバ126からシールするシール用リング(シーリングリング)164が設けられている。
点火薬154は、ブースター薬166と導火爆管168とからできており、ベース150に配置され、接続ピン156に接続される。
点火薬スリーブ158と軸線方向で隣接して、推進薬スリーブ170が設けられている。この推進薬スリーブ170も、プラスチックハウジングを有している。このハウジングは、シェルを有しており、該シェルの後端は、点火薬スリーブ158の端壁162と接合している。推進薬スリーブ170には、例えば推進薬粒子の形態の推進薬152が入っている。点火薬スリーブ158及び推進薬スリーブ170は、一部品で製造すると有利である。材料を節約するため、推進薬スリーブ170の壁厚を薄くできる。というのは、機械的応力に対する感度に関して、推進薬152が、点火薬154よりも低いためである。
点火薬154及び推進薬152の夫々用の、点火薬スリーブ158及び推進薬スリーブ170は、機械的損傷から保護する保護スリーブを形成する。別の態様では、これらのスリーブは、例えば金属箔等の他の材料で形成されていてもよい。点火薬スリーブ158は、少なくとも端壁162の領域がガス透過性であり、そのため点火薬154とスラスト表面領域142との間が流れ連結される。これを図3に矢印Fで示す。
点火薬又は推進薬は、水分から保護するため、例えばプラスチックの箔や金属の箔で包まれていてもよい。更に、点火薬スリーブ170の自由前側は、更に、輸送安全装置172によって閉鎖されている。この装置もまた、箔の形態である。点火薬154に点火すると、流れ連結Fを確保するため、点火薬154とスラスト表面領域142との間に配置された箔層が、僅かな圧力で破壊される。
図5では、本発明による駆動装置の、ブースター薬なし(グラフii)の場合、及びブースター薬あり(グラフiii)の場合の経時的圧力曲線を、冒頭に説明した従来の火工式駆動装置での圧力曲線(グラフi)と比較する。
ベルトテンショナー駆動装置110をトリガーするため、先ず最初に導火爆管168に点火する。図5のグラフiiは、導火爆管168の燃焼により、ガス発生器122の点火後約0.5ms後の時点t1で、圧力が既に発生している。この圧力により、点火薬154とスラスト表面領域142との間の流れ連結に基づいて、ピストン114にスラストを及ぼすことができる。従って、ピストン114は、点火薬の点火後短時間で既に移動を開始する。短時間の後、導火爆管168の燃焼によって点火されたブースター薬166により、更に大きな圧力を利用でき、これによりスラストが上昇する。
従って、ブースター薬166により、ピストン114の慣性及び摩擦に確実に打ち勝つことが保証され、ピストン114は、どのような場合でも、歯付きラック区分130がピニオン134と係合し始めるまで、第1駆動経路セグメントZ1(図4参照)に亘って推進される。
点火薬154の燃焼により、最終的にはかなり大量の推進薬152に点火される。推進薬152は、所定容積の加圧ガスを発生し、ピストン114を最大スラストで推進し、この運動がピニオン134を介してベルトリトラクター100のリールに伝達され、ベルトを通常の方法でできるだけ迅速に引っ込める。
ピストン114が更に大きく移動すると、ベース150が発生器チャンバ140の拡大区分の外に出るため、燃焼ガスの圧力に対して有効なピストン114の断面が拡大する。拡大区分から出る前には、上述の理由のため、加圧ガスに対する有効断面としてスラスト表面領域142しか利用できなかったが、拡大区分から出ると、推進薬152が発生した加圧ガスは、ピストン114の後端の別のスラスト表面領域176にも作用でき、そのため全有効スラスト表面領域は、長さ方向軸線Aに沿ったピストン114の移動方向に対して垂直なピストン114の断面と一致する。かくして、ピストン114のこれ以上の移動に対し、及び従って、最終的には安全ベルトに張力を加えるために更に大きなスラストを利用できる。
歯付きラック区分130が未だピニオン134と係合していない場合には、小さなスラストしか必要とされない。というのは、ベルトリトラクター100のリールを駆動する必要が未だないためである。従って、スラスト表面領域142は、ピストンの全断面積の最大30%を占める程大きいように選択されると、有利である。これには、点火薬154が発生した僅かな加圧ガス容積でピストン114を十分な距離に亘って推進できるという利点がある。
推進薬154の粒子の適当な形状を選択することによって、また、推進薬スリーブ170とスラスト表面領域142との間の隙間容積178を最小にすることによって、点火薬154からのガス圧力を最適に活用できるように、デッド容積又はデッドスペース(dead volume)を最小にできる。導火爆管168のスラストが十分である場合には、ブースター薬166なしでこれを行うこともできる。
本発明による駆動装置の別の利点は、点火薬が発生する最初の小さなスラストにより、構成要素、特に歯付きラック区分130及びピニオン134の第1の歯に僅かな応力しか加わらないということにある。歯付きラック区分130のピニオン134への噛み合いを更に改善するため、歯付きラック区分130の第1の歯を約50%短くすることができる。従って、ピストン114は、その休止位置において、ピニオン134と近付けて配置することもでき、これにより火工式駆動装置110の全長が小さくなる。
更に、ピストン114が第1駆動経路セグメントZ1に亘って推進されるため、推進薬152用の燃焼チャンバが膨張される。これは、隙間空間178が膨張されるため(図5参照)である。他方、上文中に説明したように、スラスト表面領域142の断面が、ピストン114の全断面の数分の一に過ぎないため、ピストン114が第1推進状態にあるときに燃焼チャンバが過度に膨張することがない。推進薬152を完全燃焼させる上で最適の膨張が有利であり、これによって、推進薬152に含まれるエネルギを最適に活用するのを補助する。
変形例によれば、推進薬は、材料及び重量を節約するため、発生器チャンバ内に直接配置することもでき、そのため、点火薬だけが保護スリーブによって取り囲まれる。
本発明によるテンショナー駆動装置及び方法をベルトリトラクターに基付いて例示した。しかしながら、これらは、高い引込み力を得なければならないバックル及び装着リトラクター又はフード衝突保護システム等の全ての用途に適している。
図1は、関連技術によるベルトテンショナー駆動装置を持つベルトリトラクターの縦断面図(長さ方向断面図)である。 図2は、本発明によるベルトリトラクターの第1状態での縦断面図(長さ方向断面図)である。 図3は、図2の区分IIIを示す拡大図である。 図4は、図2のベルトリトラクターの第2状態での縦断面図(長さ方向断面図)である。 図5は、関連技術による火工式駆動装置及び本発明による火工式駆動装置の圧力曲線の概略の比較を示すグラフである。
符号の説明
100 ベルトリトラクター 110 火工式駆動装置
112 シリンダ 114 ピストン
116 前開放端 118 端壁
120 ソケット 122 ガス発生器
124 分離壁 126 ピストンチャンバ
128 歯付きラックチャンバ 130 歯付きラック区分
132 ブリッジ 134 ピニオン
140 発生器チャンバ 142 スラスト表面領域
146 シール 150 ベース
152 推進薬 154 点火薬
156 接続ピン 158 点火薬スリーブ
160 ケーシング 162 端壁
164 シーリングリング 166 ブースター薬
168 導火爆管 170 推進薬スリーブ

Claims (13)

  1. 車輛乗員拘束システム用の火工式駆動装置であって、
    シリンダ(112)と、
    このシリンダ内に移動自在に配置されたピストン(114)と、
    加圧ガスを発生するための火工推進薬(152)と、
    この推進薬に点火するための点火薬(154)とを備え、
    前記ピストン(114)は、このピストンを駆動するために加圧ガスが作用できるスラスト表面領域(142)を有し、
    前記点火薬(154)と前記スラスト表面領域(142)との間に、流れ連結(F)が設けられている、火工式駆動装置。
  2. 請求項1に記載の火工式駆動装置において、
    前記点火薬(154)は、流れ連結(F)を可能にするため、ガスに対して少なくとも部分的に透過性の保護スリーブ(158)に収容されている、火工式駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の火工式駆動装置において、
    前記点火薬(154)には、ブースター薬(166)が設けられている、火工式駆動装置。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の火工式駆動装置において、
    前記ピストン(114)は、前記火工推進薬(152)が収容された発生器チャンバ(140)を含む、火工式駆動装置。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の火工式駆動装置において、
    前記火工推進薬(152)は、流れ連結(F)を可能にするために、ガスに対して少なくとも部分的に透過性の保護スリーブ(170)に収容されている、火工式駆動装置。
  6. 請求項2又は5に記載の火工式駆動装置において、
    前記保護スリーブ(156、158)は金属箔スリーブである、火工式駆動装置。
  7. 請求項2乃至5のうちのいずれか一項に記載の火工式駆動装置において、
    前記少なくとも一つの保護スリーブ(156、158)はプラスチックハウジングである、火工式駆動装置。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の火工式駆動装置において、
    前記ピストン及び前記発生器チャンバ(140)は、各々、前記ピストン(114)の移動方向に対して交差する方向に所定の断面積を有し、
    前記発生器チャンバの断面積は、前記ピストンの断面積の最大20%である、火工式駆動装置。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の火工式駆動装置において、
    前記点火薬(164)と前記スラスト表面領域(142)との間に、水分保護箔が設けられており、
    前記水分保護箔は、流れ連結(F)を可能にするため、前記点火薬(154)の点火に応じて破壊される、火工式駆動装置。
  10. 請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の記載の火工式駆動装置を持つベルトリトラクター(100)。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の火工式駆動装置(110)の作動方法において、
    前記ピストン(114)は、前記点火薬(154)の燃焼によって発生したガスによって第1駆動距離(Z1)に亘って推進され、次いで、前記推進薬(152)の燃焼中に発生したガスによって第2駆動距離に亘って推進される、方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、
    前記点火薬(154)の燃焼によって発生したガスの圧力が、スラストを発生させ、該スラストは、前記推進薬(152)の燃焼中に発生したガスの圧力によって発生されるスラストよりも小さい、方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、
    前記小さいスラストは、
    前記点火薬(154)の燃焼によって発生したガスの圧力が、前記ピストン(114)の断面表面の一部だけと対応するスラスト表面領域に作用するように得られる、方法。
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