JP2005131130A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】観察対象物に応じた色バランスの調整を、簡単な操作により行うことができる画像処理装置を提供すること。
【解決手段】観察対象物を撮像手段17により撮像して得られた撮像信号の色バランスを調整する色バランス調整手段(26,33,34)と、前記観察対象物の色調を特徴付ける特徴データに基づき前記色バランス調整手段を制御する制御手段(39,38,62及び36)と、を備えたものである。観察対象物の色調を特徴付ける特徴データに基づき色バランス調整手段を制御する制御手段を設けたので、観察対象物に応じて適切な色調に画像が調整され得る。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子内視鏡装置などの撮像機能を有する装置において、観察対象物を撮像して得られた撮像信号の色バランスを調整する画像処理装置に関する,
現在、体腔内にスコープを挿入することにより、食道、胃、小腸、大腸などの消化管や肺等の気管を観察し、必要に応して処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種の治療処理のできる電子内視鏡装置が広く利用されている。
電子内視鏡装置による診断では、肉眼で見えるのと同様のカラー画像をモニタに表示する通常観察の他に、生体組織の自家蛍光を利用した自家蛍光観察も行われ始めている。自家蛍光観察では、紫外〜青色の励起光を生体組織に当てた時に生体組織から出てくる自家蛍光のスペクトルが正常粘膜と腫瘍とで異なることを利用して診断を行う。この自家蛍光の画像は、生体組織により反射されて戻ってくる反射光画像と共に、それぞれ異なる色を割り当ててモニタに表示されることにより、病変部を正常部との色の違いとして明確に認識できるようになる(例えば、特開2002−336196号公報)。
また、例えば特開2002−95635号公報に開示されているように、通常の観察光よりも狭い帯域の光を照射して観察を行う、狭帯域光観察(NBI:Narrow Band Imagingの略)というものも行われている。狭帯域光観察では、粘膜表層の血管をよりコントラスト良く観察することが可能になる。
また、近赤外光を照射して観察を行う赤外光観察というものも行われている。赤外光観察時には、インドシアニングリーン(ICGと呼ぶ)という近赤外に吸収を持つ薬剤を血管内に注入することにより、通常観察では見ることのできない粘膜下深部の血行動態を観察することが可能になる。
特開2002−336196号公報 特開2002−95635号公報
自家蛍光観察、狭帯域光観察、赤外光観察などでは、患者間やシーン間での粘膜の色調の差が通常観察時に比べて大きいという問題があった。
自家蛍光観察では、体内におけるコラーゲン等の蛍光物質含有量や、蛍光物質を覆っている上皮の厚みなどが患者によって大きく異なるために、取得される蛍光画像の色調も患者によって大きく異なっている。自家蛍光画像では、図12(a)のように正常組織の色分布と病変組織の色分布が異なるので、画像の色調に基づいて病変部の判別を行っている。しかし、患者によって粘膜の色調にバラツキがあることにより、正常組織の色分布と病変組織の色分布が重なった領域(斜線部)が広くなってしまい、正しい診断の障害となることがあった、
また、狭帯域光観察の場合には、照射している波長に血液の吸光度が非常に高い400〜430nmの光を用いているため、やはり患者によって画像の色のバランスが大きく異なっており、診断の妨げとなることがあった。
また、赤外光観察の場合にも、ICGを静脈注射する前後で粘膜の色調が大きく異なるために、血管をコントラスト良く見るためには、最も血管が良く見えるように色バランスを調整する必要があり、操作が煩雑になるという問題があった、
そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、観察対象物に応じた色バランスの調整を、簡単な操作により行うことができる画像処理装置を提供することである。
本発明は、観察対象物を撮像手段により撮像して得られた撮像信号の色バランスを調整する色バランス調整手段と、前記観察対象物の色調を特徴付ける特徴データに基づき前記色バランス調整手段を制御する制御手段と、を備えたものである。
本発明によれば、観察対象物の色調を特徴付ける特徴データに基づき色バランス調整手段を制御する制御手段を設けたので、観察対象物に応じて適切な色調に画像が調整され得る。
観察対象物の色調を特徴付ける特徴データに基づいて色バランスの調整を行なうようにしたので、簡単な操作により適切な色バランスに調整することができる。また、より多くの場面で適切な色バランスに調整することもできる。これにより、より正確に診断することが可能となる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施例では、電子内視鏡装置(以下、単に内視鏡装置という)における、色バランス調整を行なう画像処理装置について説明する。
[構成]
実施例1に係る内視鏡装置は、図1で示すように観察用の光を発して被写体を照明するための光源装置1と、撮像手段であるCCDを有し、体腔内に挿入して撮像信号を得るためのスコープ2と、撮像された画像信号の信号処理等を行うプロセッサ3と、画像を表示するモニタ4と、画像をデジタル記録するデジタル画像記録装置5と、プロセッサ3に接続されて、文字やコマンドなどを入力するためのキーボード6とにより構成される。
光源装置1は、光を放射するランプ7と、ランプ7の照明光路上に設けられ透過光波長を制限する帯域切替フィルタ8と、帯域切替フィルタ8を切り替えるためのモーター9と、回転フィルタ板10と、回転フィルタ板10を回転駆動するためのモーター11と、回転フィルタ板10を光軸に対して垂直方向に移動するためのモーター12を備えている。
スコープ2は、照明光を通過させるライトガイドファイバー15と、生体内に挿入可能な細長の挿入部を備えており、挿入部の先端には460nm以下の波長の光を遮断して励起光を除去する励起光カットフィルタ16と、被写体からの光を撮像する高感度な固体撮像素子であるCCD17が配置されている。手元の操作部には光源装置1におけるフィルタ切替による照明光の切替えを指示するフィルタ切替スイッチ18と、レリーズを指示するレリーズスイッチ19を備えている。スコープIDメモリ20は、スコープ2に関する情報を記憶するものであり、プロセッサ3のCPU36から読み書き可能である。
本実施例では、CCD17の前面に励起光カットフィルタ16を挿入したスコープについて説明するが、狭帯域光観察を行う場合には400〜430nmの波長の光を利用するために、励起光カットフィルタが付いていない別のスコープを接続して観察を行う。
プロセッサ3は、プリプロセス回路21、A/D変換回路22、第1の乗算器23、画像処理回路24、補正枠インポーズ回路25、第2の乗算器26、ガンマ補正回路27、セレクタ28、同時化メモリ29、D/A変換回路30の順に撮像信号が流れるように構成されている。A/D変換回路22の出力は第1のサンプリング回路31にも入力され、算出されたサンプリング値が第1の係数制御回路32に入力される。第1の係数制御回路32からは、撮像信号に乗算される係数が第1の乗算器23に送られる。画像処理回路24の出力は第2のサンプリング回路33にも入力され、算出されたサンプリング値が第2の係数制御回路34に入力される。第2の係数制御回路34からは、撮像信号に乗算される係数が第2の乗算器26に送られる。第2の乗算器26の出力はガンマ補正回路27でガンマ補正が行なわれた後、セレクタ28に入力される。セレクタ28には、ガンマ補正回路27の出力のほかに、第1の乗算器23の出力、各種のパターンを出力可能なテストパターン発生回路35からの出力も入力される、CPU36は、光源装置1、スコープ2、デジタル画像記録装置5、キーボード6などの外部機器や、内部の各種回路と電気的に接続されている。
プロセッサ3の図示しないフロントパネルには、機材バラツキ補正スイッチ37、補正枠表示スイッチ38、補正枠サイズスイッチ62、粘膜色補正スイッチ39、色バランス設定スイッチ60、色バランスレベル表示LED61等が配置されており、それぞれCPU36と電気的に接続されている。図13はフロントパネルの一部分に配置されているスイッチ類及びLEDを示し、例えば、色バランス設定スイッチ60は、色選択スイッチ60a、ダウンスイッチ60b、アップスイッチ60cから成り、また色バランスレベル表示LED61は、赤色用のもの61aと、青色用のもの61bがそれぞれ15エレメントずつ配置されて構成されている。各エレメントは、白色と緑色での点灯が可能である。
デジタル画像記録装置5には、プロセッサ3から出力される画像信号と、プロセッサ3内のCPU36からの画像の記録を指示する信号とが入力される。
キーボード6には、患者IDや患者名等を入力するためのアルファベットキーや、検査終了時に入力されている患者情報を消去するための検査終了キーなどが配置されている。
上記光源装置1における帯域切替フィルタ8には、図2に示すように通常・蛍光観察用フィルタ40、狭帯域光観察用フィルタ41、赤外光観察用フィルタ42が配置されている。各フィルタの分光特性はそれぞれ図4、図5に示すようになっている。
図4には、通常・蛍光観察用フィルタ40の特性50と、赤外光観察用フィルタ42の特性51が示してあり、図5には、狭帯域光観察用フィルタ41の特性52が示されている。狭帯域光観察用フィルタ41は、1つのフィルタで3つの離散的な帯域を透過する3峰性のフィルタで構成されている、
上記光源装置1における回転フィルタ板10は、図3に示すように外周にそれぞれ赤(R)、緑(G)、青(B)の波長の光を透過するRフィルタ43、Gフィルタ44、Bフィルタ45が配置されている。内周には540〜560nmの光を透過するG’フィルタ46、390〜450nmの励起光を透過する励起フィルタ47、600〜620nmの光を透過するR’フィルタ48が配置されている。外周、内周のフィルタの分光特性はそれぞれ図6、図7に示すようになっている。
図6には、外周のR,G,Bの各フィルタ43,44,45の特性53,54,55が示してある。図6に示すように、外周の各フィルタに関しては、可視光の帯域だけでなく近赤外光の帯域も部分的に透過する特性を特っている。また、図7には、内周のG’フィルタ46,励起フィルタ47,R’フィルタ48の特性56,57,58が示されている。
上記スコープ2における励起光カットフィルタ16は、図8に示す透過特性59を持ち、その透過帯域59は図7に示した励起フィルタ47の透過特性57と重ならないようになっている。
[作用]
光源装置1のランプ7からは、被写体を照明するための光が放射される。ランプ7から放射された光は、帯域切替フィルタ8、回転フィルタ板10を通過してスコープ2のライトガイドファイバー15に入射される。
帯域切替フィルタ8は、CPU36からのフィルタ切替指示信号によってモーター9にて回転駆動され、通常観察時、蛍光観察時には通常・蛍光観察用フィルタ40、狭帯域光観察時には狭帯域光観察用フィルタ41、赤外光観察時には赤外光観察用フィルタ42が光路上に挿入される。
回転フィルタ板10は、通常観察時、狭帯域光観察時、赤外光観察時には外周のフィルタが光軸上に挿入され、モーター11により所定の速度で回転駆動されることにより順次Rフィルタ43、Gフィルタ44、Bフィルタ45が光路上に挿入される。帯域切替フィルタ8との組み合わせにより、通常観察時には赤、緑、青の光が、狭帯域光観察時には、図5の特性52と図6の特性との組合せから400〜430nm、530〜560nm、600〜630nmの光が、赤外光観察時には、図4の特性51と図6の特性との組合せから790〜820nm、790〜820nm、900〜980nmの光がそれぞれ透過される。このモーター11は、微弱な蛍光を長い露光時間で撮像するために、蛍光観察時のみは他の観察モードに比べて半分の速度で回転する。また、蛍光観察時には、回転フィルタ板10はCPU36からのフィルタ切替指示信号に応じてモーター12により光軸と垂直方向に移動されることにより、内周のフィルタが光軸上に挿入される。内周のフィルタ挿入時には、図4の特性50と図7の特性との組合せから540〜560nm、390〜450nm、600〜620nmの波長の光が順次光源装置1から出射される。ここで、390〜450nmの光は生体組織からの自家蛍光を励起するための励起光である。
スコープ2のライトガイドファイバー15に入射された光は、スコープ先端部から消化管等の被写体に照射される。被写体で散乱、反射、放射された光はスコープ先端のCCD17上で結像し撮像される。CCD17の前面には励起光カットフィルタ16が挿入されており、390〜450nmの励起光を遮断して蛍光を抽出する作用を持つ。CCD17は回転フィルタ板10の回転に同期して、図示しないCCD駆動回路により駆動され、Rフィルタ43、Gフィルタ44、Bフィルタ45等回転フィルタ板10のそれぞれのフィルタを透過した照射光に対応する画像信号が順次プロセッサ3に出力される。
プロセッサ3に入力された画像信号は、まずプリプロセス回路21に入力される。プリプロセス回路21ではCDS(相関2重サンプリング)等の処理により画像信号が取り出される。プリプロセス回路21から出力された信号はA/D変換回路22によりアナログ信号からデジタル信号に変換される。A/D変換回路22から出力された信号は、第1の乗算器23に入力される。第1の乗算器23では、第1の係数制御回路32から入力される乗算係数とA/D変換回路22から出力される信号が乗算される。この乗算は、回転フィルタ板10の回転に同期して照射波長毎に異なる乗算係数で行われる。画像処理回路24では、空間フィルタ処理による輪郭の強調等の画像強調処理が行われる。
補正枠インポーズ回路25では、CPU36からの指示に応じて、患者の粘膜などの観察対象物の色のバラツキを補正する処理(粘膜色補正)を行うときに基準とする色のサンプリング領域を表す枠を画像にインポーズ(即ち、設定)する。第2の乗算器26では、第2の係数制御回路34から入力される乗算係数と補正枠インポーズ回路25から出力される信号が乗算される。この乗算は、回転フィルタ板10の回転に同期して照射波長毎に異なる乗算係数で行われる。
ガンマ補正回路27では、モニタ4のガンマ特性を補正する変換が行われる。セレクタ28では、画像処理回路24などの回路(24〜27)をバイパスした信号、ガンマ補正回路27から出力される信号、テストパターン発生回路35から出力される信号から一つを選択して出力する。同時化メモリ29では面順次信号の同時化が行われ、D/A変換回路30によりデジタル信号がアナログ信号に変換され、モニタ4、デジタル画像記録装置5に出力される。
スコープ2とプロセッサ3の接続時には、スコープIDメモリ20から、スコープ2が対応可能な観察モード(通常観察、自家蛍光観察、狭帯域光観察、赤外光観察)、スコープ2の適応部位(上部消化管、下部消化管、気管支)、スコープ2の機材バラツキに関する補正パラメータなどがCPU36に送られる。
なお、スコープIDを搭載していないスコープでも接続できるように、スコープが対応可能な観察モードの判別はCPU36内で図9のフローに従って行われる。
図9は対応観察モード決定のフローチャートを示している。まず、スコープIDを搭載したスコープか否かを判別し(ステップS1)、スコープIDを搭載したスコープであればスコープIDに記憶されている値を参照することにより、接続スコープが各観察モードに対応しているか否かを判別し(ステップS2)、それぞれの観察モードに対応又は非対応であるときに必要な処理を行う(ステップS4,S5)。また、ステップS1で、スコープIDを搭載していないスコープの場合は、メニュー設定により設定されている値を参照することにより、接続スコープが各観察モードに対応しているか否かを判別する(ステップS3)。ここで、メニュー設定とは、プロセッサ3においてユーザーが指定する各種設定項目であり、狭帯域光観察を行うか(対応させるか)否か、赤外光観察を行うか(対応させるか)否か、といった項目をキーボードから設定するものである。
第1の乗算器23、第1のサンプリング回路31、第1の係数制御回路32では、光学系の透過特性などの機材バラツキ(機種による差、個体差を含む)から生じる色調のバラツキを補正するための処理が行われる。
ユーザーが色調の機材バラツキの補正を行うときには、色の基準となる色基準物体を撮像した状態で、機材バラツキ補正スイッチ37を押す。これによって、サンプリング回路31では、サンプリング領域内での各照射波長帯域に対応する画像の平均値が算出される。サンプリング領域は、スコーブ接続時にスコープ機種に応じた領域がCPU36から指示されサンプリング回路31内に記憶されており、スコープ機種毎に最適なサンプリング領域が用いられる。算出された各平均値は、第1の係数制御回路32において各照射波長帯域に対応させた乗算係数(平均値の逆数に比例した値)に変換され、回転フィルタ板10の回転に同期して第1の乗算器23に送られる。第1の乗算器23では、A/D変換回路22から出力される信号と乗算係数が乗算されることにより、第1の乗算器23から出力される値は、色の機材バラツキが抑えられたものとなる。また、機材バラツキ補正スイッチ37が押されたときに第1の係数制御回路32で算出される各平均値は、CPU36を介してスコープIDメモリ20に記憶される。記憶される各平均値は、次からはスコープ接続時にスコープIDメモリ20からCPU36経由で第1の係数制御回路32に読み込まれるため、ユーザーは毎回機材バラツキの補正を行う必要はない、なお、接続されているスコープ2が対応している観察モードが複数ある場合には、機材バラツキ補正スイッチ37が押されたときに、自動的に連続して各観察モードでの機材バラツキ補正が行われる。
以上のように、ユーザーが色調の機材バラツキの補正を行う場合においては、第1の乗算器23、第1のサンプリング回路31及び第1の係数制御回路32が撮像信号の色バランスを調整する色バランス調整手段を構成しており、機材バラツキ補正スイッチ37及びCPU36が色調を特徴付けるデータに基づき前記色バランス調整手段を制御する制御手段を構成している。
ユーザーが患者毎の粘膜色の違いなど観察対象物の色に起因するバラツキを簡単に補正したいときには、まず、補正枠表示スイッチ38を押すことにより、CPU36から補正枠インポーズ回路25に補正枠の表示を指示する補正枠指示信号が送られ、図10に示すようにモニタ4の観察画面70上に補正枠71が表示される。補正枠表示スイッチ38は、補正枠71の位置を変更する目的も兼ねており、押す度に、観察画面70上の中央、下、右、上、左という順番で位置が変わり、さらにもう一度押すことにより補正枠71は消去される。図11は 補正枠表示スイッチ38の押下の有無と、補正枠表示スイッチ38の押下によってCPU36から出力される補正枠指示信号と、補正枠71の画面上での表示位置及び枠無し(枠消去)状態とのタイミング関係を示している。6回押すごとに補正枠71が消去されている。
また、補正枠サイズスイッチ62を押すことにより、複数の大きさの補正枠の中から1つを選択することかできる。CPU36からの補正枠指示信号は、この枠の大きさの情報も含んだ信号となっている。これらの枠の位置、大きさの変更の操作により、補正枠インポーズ回路25によりインポースされる枠の位置や大きさが変更されるとともに、補正枠71の内側が第2のサンプリング回路33により基準とする色のサンプリングがされるようにサンプリングされる領域の位置や大きさが変更される。
蛍光観察時には、患者毎の色のバラツキを補正して正常粘膜(病変ではない部分)が所定の色調で表示されるように、正常粘膜が補正枠71の中に入っている状態で粘膜色補正スイッチ39を押す。粘膜色補正スイッチ39が押されると、補正枠71の中に入っている領域での各照射波長帯域に対応する画像の平均値が、第2のサンプリング回路33において算出され、補正枠インポーズ回路25での補正枠71のインポーズ(設定)は中止される。ここで、G’フィルタ、励起フィルタ、R’フィルタがそれぞれ光路上に挿入された状態で得られた画像の正常粘膜の平均値をNg’、Nf、Nr’とすると、第2の係数制御回路34では、以下の式を用いてNg’、Nf、Nr’から算出されたCg’、Cf、Cr’に最も近い値が、(1.2)−7、(1.2)−6、(1.2)−5、…(1.2)、…、(1.2)の15の値の中から選ばれる。ここで選ばれた値の指数部の数値(−7〜7)を自動設定レベルと呼ぶこととする。自動設定レベルはCPU36を介して色バランスレベル表示LED61にも送られる。この自動設定レベルの色バランスレベル表示LED61での具体的な表示例については後に図13を参照して説明する。
Cg’=1.0×Nf/Ng’
Cf =1.0
Cr’=0.5×Nf/Nr’
この自動設定レベルとユーザー設定レベル(後述)の合計に対応する乗算係数(例えば自動設定レベルが3、ユーザー設定レベルが2の場合、合計レベルは3+2=5で乗算係数は(1.2))が第2の係数制御回路34から第2の乗算器26に回転フィルタ板10の回転に同期して送られる。
第2の乗算器26では、送られて来た乗算係数を画像信号と乗算することにより、患者毎の粘膜の色調バラツキなどの観察対象物の色に起因するバラツキを補正することができる。蛍光観察時に正常粘膜を基準としてこの粘膜色補正を行った場合には、図12(b)に示すように患者毎のバラツキが補正されるために、正常組織と病変組織の色の分布が小さくなり、どの患者でも正常粘膜が薄茶色、病変部がマゼンダ色でモニタ4に表示されるため、病変部の判別がより容易になる。なお、補正枠71を表示している状態で粘膜色補正をキャンセルする場合には、キーボード6のエスケープキーを押すことにより、CPU36から補正枠インポーズ回路25に補正枠71の表示を消去するように指示が送られ、補正枠71のインポーズが中止される、
また、狭帯域光観察や赤外光観察時には、それぞれの観察に適した色調に画像が変換されるように、それぞれに適した式で乗算係数が求められ、観察モードの切り替えに同期して乗算係数も各観察モード用のものに切り替えて用いられる。
以上のように、ユーザーが患者毎の粘膜色の違いなど観察対象物の色に起因するバラツキを簡単に補正したい場合においては、第2の乗算器26、第2のサンプリング回路33及び第2の係数制御回路34が撮像信号の色バランスを調整する色バランス調整手段を構成しており、粘膜色補正スイッチ39、補正枠表示スイッチ38、補正枠サイズスイッチ62などのスイッチ及びCPU36が色調を特徴付けるデータに基づき前記色バランス調整手段を制御する制御手段を構成している。
補正枠71が表示されているときには、レリーズスイッチ19を用いて患者バラツキによる色バラツキ補正と画像記録を同時に行うことができる。図14に、その場合のタイムチャートを示す。補正枠71が表示されている状態でレリーズスイッチ19が押されると、CPU36にレリーズ指示信号が送られる。CPU36では、デジタル画像記録装置5に画像の記録を指示する記録指示信号を送り、その後で粘膜色補正スイッチ39が押されたときと同様の動作で第2の係数制御回路34に粘膜色補正指示信号を送ることによって乗算係数の変更を行う。画像記録装置5には、色調が変更される前の状態の画像が、補正枠71が表示された状態で記録される。記録された画像は、後から画像を見るときに、適切に粘膜色補正が行われたかどうかを判断するのに有用である、
ユーザーが自分の好みの色調にする目的などで、色バランスの微調整を行いたいときには、色バランス設定スイッチ60を利用する。使用者は、色選択スイッチ60a(図13参照)によってモニタ表示上の赤色成分、または青色成分のどちらを調整するか選択し、ダウンスイッチ60bとアップスイッチ60cを用いて色調を調整する。ユーザーが調整したレベルは、ユーザー設定レベルとしてCPU36を介して第2の係数制御回路34に送られる。色バランスレベル表示LED61では、第2のサンプリング回路33で算出された平均値から求められた自動設定レベルが、緑色(図13では斜線)に、自動設定レベルにユーザーが調整したユーザー設定レベルを加えた合計での設定レベルが白色(図13では黒色)で表示される。実際にモニタ4に表示されるのは、この合計での設定レベルに基づき調整された色調の画像となる。
図13の場合は、モニタ4の赤色成分として表示される色については、自動設定レベルで+3に設定され、さらにユーザーが+2色バランス変更をして合計で+5のレベルに設定されていることを示す。モニタ4の青色成分として表示される色については、自動設定レベルで−4に設定され、さらにユーザーが+2変更をして合計で−2のレベルに設定されていることを示す。この時のモニタ4上にも図10の符号72に示すように、赤色成分(R)、青色成分(B)ごとに、合計での設定レベル、自動設定レベル、ユーザー設定レベルがそれぞれ数値表示され、画像記録装置5に記録される画像などでも確認することが可能となる。
観察者が、ダウンスイッチ60b又はアップスイッチ60cを押すと、CPU36の図示しないメモリに記憶されているユーザー設定レベルがインクリメントまたはデクリメントされ、前述した第2の係数制御回路34、第2の乗算器26の作用により画像の色調が変わる。この時、色バランスレベル表示LED61では、自動設定レベルは変化しないが、選択されている色の合計での設定レベルが上または下に変化し、ユーザーが任意に色バランスを調整することができる。また、粘膜色補正スイッチ39を押して自動設定レベルが変わった場合や、電源を切った場合でも、ユーザー設定レベルはCPU36の外部不揮発性メモリに保存されて変化しないように構成される。
ユーザーが検査終了時にキーボード6の検査終了キーを押したり次の患者名を入力したりすると、色バランスの自動設定レベルのみクリアーされユーザー設定レベルはそのまま記憶される。そのため、次回の検査時にもユーザーの好みの色調での観察が可能となり、誤って異なる患者で設定された自動設定レベルを用いてしまうこともない。
以上のように、ユーザーが自分の好みの色調にする目的などで、色バランスの微調整を行いたい場合においては、第2の乗算器26、第2のサンプリング回路33及び第2の係数制御回路34が撮像信号の色バランスを調整する色バランス調整手段を構成しており、色バランス設定スイッチ60、色バランスレベル表示LED61及びCPU36が色調を特徴付けるデータに基づき前記色バランス調整手段を制御する制御手段を構成している。
観察モードの切り替えは、スコープのフィルタ切替スイッチ18をユーザーが操作することにより行われる。スコープのフィルタ切替スイッチ18が押されたときには、通常観察→蛍光観察→狭帯域光観察→赤外光観察→通常観察‥‥の順に、ユーザーによりスインチ18が押される毎に観察光が順次切り替わるようにCPU36から光源装置1にフィルタ切替指示信号が送られる。但し、スコープIDデータ又はメニュー設定で非対応とされた観察モードについては、スキップされる。
ユーザーがデジタル画像記録装置5に画像を記録するときには、レリーズスイッチ19を押す。レリーズスイッチ19からはCPU36にレリーズ指示信号が送られ、CPU36からデジタル画像記録装置5に記録指示信号が送られることにより、デジタル画像記録装置5に画像が記録される。なお、このときCPU36からは色バランスの自動設定レベルとユーザー設定レベルが送られ、デジタル画像記録装置5での記録時に画像データのヘッダ内に記録される。このようにして、色バランスの設定レベルを画像ファイルと併せて記憶しておくことにより、後から画像を読み出すときに、読み出し装置においてユーザー設定レベル0相当の画像に変換して出力するなどの処理を容易に行うことができるようになる。
テストパターン発生回路35からは、グレーの階段状の縦縞チャートが出力される。必要に応じてセレクタ28で切り替えてモニタ4やデジタル画像記録装置5に出力することができる。デジタル画像記録装置5では、このチャートを記録しておくことにより、プロセッサ3でのD/A変換回路30とデジタル画像記録装置5のA/D変換回路が信号のリニアリティーに与える影響を確認することができる。簡単な例でいうと、グレーの階段状チャート上にプロセッサ3がデジタル値の100として出力した値が、画像記録装置5のデジタル値で109と記録された場合には、画像記録装置5で記録されている値を約0.9倍することにより機器間のDA、AD変換で生じた誤差を解消してプロセッサ3が出力したはずの値を得ることができる。階段状のチャートで、実際にはもっと多数のサンプリング点をとることにより、この機器間の誤差補正をより厳密に行うことを目的としている。
ユーザーが画像の解析などを行いたいときには、画像処理を行っていない画像を取得することが望まれる。画像解析については、画像記録装置5に取り込んだ後で、パソコンなどを用いて画像を解析する。画像解析には様々なものがあるが、例えば画像の断面図(プロファイル)を調べるというものなどがある。このような画像解析を行うためには、輪郭強調などの画像処理を行っていない画像が適している。そのような場合には、メニュー設定によりセレクタ28で第1の乗算器23から出力されて画像処理部分をバイパスされてくる信号を選択することにより、画像処理や、ガンマ補正処理を行っていない画像を出力することができる。
本実施例では面順次式の内視鏡装置について説明したが、、面順次式の内視鏡装置に限らず、同時式の内視鏡装置に応用することもできる。
また、第1の乗算器23と第2の乗算器26を1つにして2つの乗算器機能を併用して用いてコストの削減を図ってもよい。
また、第1の係数制御回路32や、第2の係数制御回路34は、CPU36で併用するようにしてコストの削減を図ってもよいし、CPU36も含めてFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ、Field Programable Gate Arrayの略)内に構成するようにしてもよい。
また、補正枠表示スイッチ38チや粘膜色補正スイッチ39を色バランス設定スイッチ60と兼用するなど、各種スイッチの兼用によりコストの削減を図ってもよい。
また、本実施例では自動設定レベルをユーザーの指示があったときに設定するようにしたが、補正枠71を大きめに取って常時自動設定レベルを更新することにより、常に観察中の画像に適応して色バランスを変更するようにしてもよい。すなわち、実施例では、機器の使用者からの指示があったときにのみ自動設定レベルが更新されるが、ここでは、この使用者からの指示を不要とし、例えば回転フィルタ板10の1回転で1回自動的に自動設定レベルを更新するなどして、常時適応的に色バランスを変更する。なお、補正枠71を大きめにとるというのは、補正枠71の大きさが小さすぎると自動設定レベルの変化が激しくなる可能性が高いため、それを抑えることを意図している。また、ユーザーの指示による設定とこのような常時設定レベル更新を切替選択できるようにしてもよい。
また、患者毎や観察部位毎の自動設定レベルをプロセッサ3やLANなどに接続された外部機器、磁気カードなどに記憶し、必要なときに自動的に読み出すことにより、患者による色調のバラツキや観察部位による色調のバラツキの補正を検査の度に行わなくてもよいようにしてもよい。
[効果]
観察対象物の色調を特徴付けるデータに基ついて色バランスの調整を行なうようにしたので、簡単な操作により適切な色バランスに調整することかでき、より正確に診断することができる,
画像中の適切な領域を参照して色バランスの調整を行うことができるようにするために、参照する領域を変更可能としたので、より多くの場面で適切な色バランスに調整することができる。
色バランス調整に連動して画像記録装置に画像を記録するようにしたので、色バランスを調整する基準となった画像データを、簡単な操作で記録することができる。
ユーザーが任意に色バランスの調整を行うことができるようにしたので、ユーザーの好みの色調で観察することができる。また、観察対象物の色調を特徴付けるデータに基づく色バランス調整を表示部や処理回路を共用して行なうことができるので、少ない回路規模で構成することができる。
以下に付記として記載する内容も本発明の範囲である。
[付記]
[付記項1]
照明光を供給する照明光供給手段と、
前記照明光供給手段により照明された観察対象物を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段から出力される撮像信号の色バランスを調整する色バランス調整手段と、
前記撮像手段により懺悔された前記観察対象物の色調に基づき前記色バランス調整手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電子内視鏡装置。
[付記項2]
前記制御手段は、前記撮像手段から出力される撮像信号の一部の領域における前記観察対象物の色調に基づき前記色バランス調整手段を制御し、
前記一部の領域は、変更可能であることを特徴とする付記項1に記載の電子内視擬装置。
[付記項3]
前記撮像手段により撮像された前記観察対象物を記録する記録手段を有し、
前記制御手段は、前記色バランス調整手段の制御に連動して前記記録手段に記録を指示することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。
[付記項4]
前記色バランス調整手段は、ユーザーにより任意の色バランスに調整可能であることを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。
[付記項5]
前記照明光供給手段は、通常観察に用いるものとは異なる波長の照明光を供給することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。
[付記項6]
前記照明光供給手段は前記観察対象物からの蛍光を励起する励起光を供給し、
前記撮像手段は前記観察対象物からの蛍光を撮像することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。
[付記項7]
前記照明光供給手段は通常観察に用いるものよりも狭い波長帯域の照明光を供給することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。
[付記項8]
前記観察対象物は特定波長の光を吸収する薬剤を加えて観察されることを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。
本発明は電子内視鏡装置における画像処理装置に限らず、撮像手段にて撮像した画像信号の色バランス調整を行なう画像処理装置に用いて有用である。
本発明の実施例1に係る内視鏡装置の全体構成図。 帯域切替フィルタの説明図。 回転フィルタ板の説明図。 通常・蛍光観察フィルタ、赤外光観察フィルタの透過特性図。 狭帯域光観察用フィルタの透過特性図。 R,G,Bフィルタの透過特性図。 励起、G’、R’フィルタの透過特性図。 励起光カットフィルタの透過特性図。 対応観察モード決定のフローチャート。 観察画面の説明図。 補正枠表示の動作説明図。 粘膜色補正による色の分布の変化を説明する説明図。 色バランスレベル表示LEDの説明図。 画像記録の動作説明図。
符号の説明
1…光源装置
2…スコープ
3…プロセッサ
4…モニタ(表示部)
5…デジタル画像記録装置
15…ライトガイドファイバー
17…CCD(撮像手段)
18…フィルタ切替スイッチ
19…レリーズスイッチ
20…スコープIDメモリ
24…画像処理回路
25…補正枠インポーズ回路
26…第2の乗算器
33…第2のサンプリング回路
34…第2の係数制御回路
35…テストパターン発生回路
36…CPU
37…機材バラツキ補正スイッチ
38…補正枠表示スイッチ
39…粘膜色補正スイッチ
60…色バランス設定スイッチ
61…色バランスレベル表示LED
62…補正枠サイズスイッチ
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (8)

  1. 観察対象物を撮像手段により撮像して得られた撮像信号の色バランスを調整する色バランス調整手段と、
    前記観察対象物の色調を特徴付ける特徴データに基づき前記色バランス調整手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特徴データは、前記撮像手段により撮像された前記観察対象物の色調に基づき生成したものであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記特徴データは、任意に設定可能であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記特徴データは、所定のパターンより選択可能であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記特徴データは、前記撮像手段により撮像された前記観察対象物の特定の領域の色調に基づき生成したものであることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  6. 前記特定の領域は、位置または大きさの変更が可能であることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記撮像手段により得られた前記観察対象物の撮像信号に基づくデータを記録する記録手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記色バランス調整手段の制御に連動して前記記録手段に対して前記データの記録を指示することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記撮像信号は、所定の照明光を前記観察対象物に供給して得られたものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
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