JP2005130935A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 打球の飛距離の増大させうるゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】 シャフト差込孔7aが設けられたホーゼル7を具えるゴルフクラブヘッド1である。シャフト差込孔の軸中心線CLを垂直な基準面VP1内に配しかつ規定のライ角で傾けるとともに、フェース面2を規定のフェース角に合わせて水平面HPに接地させた基準状態において、基準面VP1からヘッド重心Gまでの最短距離である基準面からの重心深さCが15〜25mm、かつヘッド重心GからスイートスポットSSの水平面HPからの高さHが20〜30mm、しかも下記式(1)を満たすことを特徴とする。
H≦0.8C+14 …(1) ただし、C及びHの単位はいずれもmm
【選択図】 図3

Description

本発明は、打球の飛距離の増大に役立つゴルフクラブヘッドに関する。
ゴルフクラブヘッドにおいて、スイートエリアを広げることは、打球の飛距離を向上させるための有効な手段である。スイートエリアは、スイートスポットで打球した場合と比べて飛距離の低下率が少ない領域であるから、この領域を増すことによって、大きな飛距離が得られる確率が増す。スイートエリアを広げるためには、ヘッド重心をより後方へと位置させることが有効であり、具体的には次の方法が挙げられる。
a)バックフェース側に高比重金属材料などを固着する
b)バックフェース側を他の部分に比して厚肉にする
c)ヘッドの奥行き長さを大きくする
また他の観点では、スイートスポット高さを低く位置させることも、打球の飛距離を向上させるための有効な手段である。スイートスポット高さが低くなると、フェース面のスイートスポットよりも上方の領域でボールを打球しやすくなる。このような領域で打球されたボールは、ギア効果によって、バックスピン量が少なくかつ打ち出し角が大きくなる。従って、ボールの弾道が、いわゆる「吹け上がり」の少ない滑らかな放物線を描いたものとなり、飛距離が増大する。スイートスポットの高さを小さくするためには、ヘッド重心をより低く位置させることが有効であり、具体的には次の方法が挙げられる。
d)ソール部に高比重金属材料などを固着する
e)ソール部を他の部分に比して厚肉にする
なお関連する先行技術としては、次のものがある。
特開平11−33145号公報
発明者らは、従来のゴルフクラブヘッドについて、ヘッド重心の位置を測定した。その結果を図9に塗りつぶした黒丸で示している。なおヘッド重心に関する測定値として、図14に示すように、各ヘッドに設けられたシャフト差込孔の軸中心線CLを垂直な基準面VP1内に配しかつ規定のライ角で傾けるとともに、フェース面aを規定のフェース角に合わせて水平面HPに接地させた基準状態とし、前記基準面VP1からヘッド重心Gまでの最短距離である基準面からの重心深さCと、ヘッド重心Gからフェース面aに立てた法線Nが該フェース面aと交わる点であるスイートスポットSSの前記水平面HPからの高さHをそれぞれ測定した。図9から明らかなように、前記重心深さCが大きくなると(ヘッド重心をヘッドの後方に位置させると)、スイートスポット高さHが大きくなる傾向が見られる。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、前記基準面からの重心深さCと、スイートスポットの高さHとを従来にない関係、より具体的には前記基準面からの重心深さCをより大きくかつ前記スイートスポット高さHをより小さく限定することを基本として、スイートエリアの増大を図りつつ打球の吹け上がりを防止して打球の飛距離を向上させるのに役立つゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、シャフトが差し込まれるシャフト差込孔が設けられたホーゼルを具えるゴルフクラブヘッドであって、前記シャフト差込孔の軸中心線を垂直な基準面内に配しかつ規定のライ角で傾けるとともに、フェース面を規定のフェース角に合わせて水平面に接地させた基準状態において、ヘッド重心が、前記基準面よりもヘッド後方に位置するとともに前記基準面から該前記基準面からヘッド重心までの最短距離である基準面からの重心深さCが15〜25mm、かつ、ヘッド重心からフェース面に立てた法線が該フェース面と交わる点であるスイートスポットの前記水平面からの高さHが20〜30mm、しかも、下記式(1)を満たすことを特徴とするゴルフクラブヘッドである。
H≦0.8C+14 …(1)
(ただし、C及びHの単位はいずれもmmであるである。)
また請求項2記載の発明は、前記スイートスポットは、前記フェース面の中心からクラウン側に2mm以内かつソール側に4mm以内の垂直方向の領域に含まれることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記ヘッド重心を通りかつ前記基準面と平行な水平軸周りの慣性モーメントが2000〜3000(g・cm2 )であることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記基準状態において、ヘッド上面をなすクラウン面とヘッド側面をなすサイド面との間の稜線は、最も下方に位置する最下点を有し、この最下点の前記水平面からの高さhを5〜30mm以下としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
本発明のゴルフクラブヘッドは、基準面からの重心深さCがより大きくかつ前記スイートスポット高さHがより小さく限定されているため、スイートエリアの増大を図りつつ打球の吹け上がりを防止して打球の飛距離を向上させるのに役立つ。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の実施形態に係るゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1の基準状態における斜視図、図2はその平面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図1の正面図をそれぞれ例示している。なお本明細書において、前記基準状態とは、ヘッド1のシャフト差込孔7aの軸中心線CLを垂直な基準面VP1内に配しかつ規定のライ角βで傾けるとともに、フェース面2を規定のフェース角δに合わせて水平面HPに接地させた状態とする。
図において、ヘッド1は、ボールを打撃するフェース面2を有するフェース部3と、前記フェース面2の上縁2aに連なりかつヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース面2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間をフェース面2のトウ側縁2cからヒール側縁2dまでのびヘッド側面を形成するサイド部6と、図示しないシャフトが差し込まれる前記シャフト差込孔7aが設けられたホーゼル7を有し、内部を中空としたウッド型のものが例示されている。シャフト差込孔7aは実質的に円柱状の空所を形成しており、このため前記軸中心縁CLが特定できる。
ヘッド1は、例えばアルミニウム合金、チタン、チタン合金、ステンレス、その他の金属材料のほか、繊維強化樹脂などによっても形成することができる。本例では比強度に優れるチタン合金が採用されている。またヘッド1は、例えばロストワックス精密鋳造法によってフェース部3、クラウン部4、サイド部6、ホーゼル部7を一体に有しかつソール部5を開口とした本体に、ソール板を別成形して固着しても良いし、またフェース部3を開口とした鋳造品からなる本体に、圧延又は鍛造されたフェース板を溶接等により固着したものでも良く、さらには3以上の部品を固着して形成されたものなど種々の方法によって製造することができる。ヘッド体積は、特に限定されないが、大きすぎるとヘッド2の重量が増加して振りづらくなり、逆に小さすぎてもスイートエリアや慣性モーメントが小さくなる傾向がある。このような観点より、ヘッド体積は、好ましくは280〜450cm3 、より好ましくは300〜450cm3 程度に設定するのが特に好ましい。
本発明のヘッド1は、図2、図3に示すように、ヘッド重心Gが、前記基準面VP1よりもヘッド後方に位置するとともに該基準面VP1からヘッド重心Gまでの最短距離である基準面からの重心深さCが15〜25mm、かつ、ヘッド重心Gからフェース面2に立てた法線Nが該フェース面2と交わる点であるスイートスポットSSの前記水平面HPからの高さHが20〜30mm、しかも、下記式(1)を満たすことを特徴としている。
H≦0.8C+14 …(1)
(ただし、式(1)において、C及びHの単位はいずれもmmである。)
上記C値、H値の数値限定及び式(1)を満たすヘッドの領域を図9においてハッチングにて示している。この図からも明らかなように、本発明の規定を満たすヘッドは、従来存在していない。このようなヘッド1は、基準面VP1からの重心深さCがより大きくかつ前記スイートスポット高さHがより小さく限定されているため、スイートエリアの増大を図ることができ、かつスイートスポットSSよりも上方の領域で打球する機会が増すことによって打球の吹け上がりを防止し、これらの相乗作用により打球の飛距離を向上させ得る。
ここで、前記基準面VP1からの重心深さCが15mm未満になると、スイートエリアの増大を図ることが困難となり、逆に25mmを超えると、スイートスポット高さHの増大を招きやすくなったり、かつ、かかる限定を満足させようとすると、ヘッド形状がいびつとなって構えた際に違和感が生じやすくなる。このような観点より、基準面VP1からの重心深さCは、より好ましくは16mm以上、さらに好ましくは17mm以上であり、上限は23mm以下、より好ましくは21mm以下とするのが特に望ましい。
なおヘッド重心Gの前後方向の位置を特定するパラメータとして、従来では重心深度GWという概念が用いられることがある。重心深度は、図3に示されるように、リーディングエッジLeからヘッド重心Gまでの水平方向の距離として測定される。本発明で用いる基準面VP1からの重心深さCは、この重心深度GWからフェースプログレッションFP(リーディングエッジから前記基準面VP1までの水平距離)を差し引いた長に等しい。
フェースプログレッションFPが大きいヘッドは、ボールとの衝突が速く行われるため、ボールが上がりずらい傾向がある。本発明では、フェースプログレッションFPの大きさに拘わらず、前記基準面VP1からの重心深さCを前述の如く大きくかつ一定量確保することによって、スイートエリアを拡大するのに役立つ。
また、前記スイートスポット高さHが20mm未満になると、基準面VP1からの重心深さCを大きく確保するのが困難になる傾向があり、かつ、かかる限定を満足させようとすると、ヘッド形状がいびつとなって構えた際に違和感が生じやすくなる。逆にスイートスポット高さHが30mmを超えると、フェース面2のスイートスポットSSよりも下方の領域が広くなってしまい、この部分でボールを打球しやすくなる。このような領域で打球されたボールは、ギア効果によってバックスピン量が増し、吹け上がりによって打球の飛距離の向上が期待できない。このような観点より、スイートスポット高さHは、好ましくは21mm以上、さらに好ましくは22mm以上が望ましく、また上限については27mm以下、さらに好ましくは25mm以下とすることが望ましい。
本発明では、前記基準面VP1からの重心深さC及びスイートスポット高さHの数値限定に加え、式(1)を満たす。即ち、前記基準面VP1からの重心深さCとスイートスポット高さHとにおいて、Hが(0.8C+14)よりも大きくなると、従来のヘッドと大差がなくスイートスポット高さHが基準面VP1からの重心深さCに相対して大きくなる傾向があり、前述のギア効果の作用によって飛距離が小さくなるか、基準面VP1からの重心深さCが小さくなる傾向があり、スイートエリアの拡大効果を得ることができない。特に好ましくは、下記式(2)、より好ましくは下記式(3)を満たすものが望ましい。
H≦0.8C+13 …(2)
H≦0.8C+12 …(3)
本発明では、上述の限定を満足するものであれば、ヘッドの形状は特に限定されるものではなく、種々の形態を採用することができる。例えば本実施形態では、前記ソール部5が、フェース部3寄りのソール前部5Aと、バックフェースB寄りのソール後部5Bとを有している。そしてソール後部5Bの厚さtbは、ソール前部5Aの厚さtaよりも大で形成されている。また本実施形態のヘッド1は、前記基準状態において、ソール後部5Bの外面が、ソール前部5Aの外面よりも水平面HP側に突出して設けられた態様を示す。換言すれば、基準状態において、ソール前部5Aは水平面HPに接することなく離間している。これにより、ソール部5の重量は、よりヘッド後方かつ下方へと配分され、前記基準面VP1からの重心深さC及びスイートスポット高さHの数値限定に加え、式(1)を満たすヘッドを形成するのに役立つ。
ソール部5のソール後部5Bの厚さtbは、例えば1.2mm以上、さらには1.5mm以上が望ましく、上限については3.5mm以下、さらに好ましくは3.0mm以下とすることが望ましい。前記厚さtbが1.2mm未満であると、ヘッド重心Gをヘッド後方へ寄せる効果が十分に得られない傾向があり、逆に3.5mmを超えると、ソール部5の重量が過度に増す結果、ヘッド重量を増大させてしまい、他の部分の強度が低下したり、ヘッドの小型化を余儀なくされるという傾向がある。またソール前部5Aの厚さtaは、例えば0.8mm以上、より好ましくは1.0mm以上が望ましく、また上限については2.0mm以下、さらに好ましくは1.6mm以下とすることが望ましい。前記厚さtaが0.8mm未満であると、ソール前部5Aの耐久性が低下しやすく、打球時の衝撃によって変形が生じやすくなり、逆に2.0mmを超える場合、ヘッド重心がフェース面3側に近づく傾向があり好ましくない。
特に好ましくは厚さta、tbの比(ta/tb)は、0.30以上、より好ましくは0.33以上とし、また上限については0.70以下、より好ましくは0.50以下とするのが望ましい。そして、これらソール前部5A及びソール後部5Bのソール部における割合や前記厚さの比(ta/tb)などを調節することによって、前記C値及びH値の規定さらには式(1)の条件を満足するヘッド1を製造しうる。
またヘッド1は、スイートスポットSSが前記フェース面2の中心Fcからクラウン側に2mm以内かつソール側に4mm以内の垂直方向の領域に含まれることが望ましい。前記スイートスポットSSの位置が、フェース面2の中心Fcからクラウン側に2mmを超える場合、フェース面2におけるスイートスポットSSよりも上方の領域が減じられ、飛距離の向上に不利となり、逆にフェース面2の中心Fcからソール側に4mmを超える場合、前記基準面VP1からの重心深さCが小さくなってしまう傾向がある。
図10には、フェース面2の中心FcとスイートスポットSSとの間の垂直距離y(スイートスポットSSがフェース面2の中心Fcよりもクラウン側にある場合を+値、ソール部側にある場合を−値でそれぞれ表示している。)と、C値との関係を示すグラフ、図11には、前記垂直距離yと、H値との関係を示すグラフをそれぞれ示している。本実施形態で好ましい領域即ち、−4mm≦y≦2mmの範囲は、従来のヘッドにはない新しい規定であることが分かる。特に好ましくは、前記垂直距離yを−2〜2mmとするのが望ましい。
なお本明細書においてフェース面2の中心Fcは、図5に示すように、前記基準状態において、ソール面が前記水平面HPと接触する接点SPを含みかつフェース面2と直角な第2の垂直面VP2とフェース面2の交線Lの中間点として定めるものとする。
さらに、ヘッド1は、ヘッド重心Gを通りかつ前記基準面VP1と平行な水平軸Ha(図4に示す)周りの慣性モーメントMaが2000(g・cm2 )以上、より好ましくは2200(g・cm2 )以上、さらに好ましくは2300(g・cm2 )以上であることが望ましく、同上限については3000(g・cm2 )以下、より好ましくは2800(g・cm2 )以下が望ましい。該慣性モーメントMaが、2000(g・cm2 )よりも小さい場合、スイートエリアが小さくなるばかりか、スイートスポットSSを上又は下に外して打球した場合、打球の打ち出し角やバックスピン量のバラツキが大きくなる傾向があり、逆に3000(g・cm2 )を超える場合、バラツキは減じうるもののヘッド形状がいびつとなり、構えた際に違和感が生じやすくなる。
また図12には、前記慣性モーメントMaとC値との関係を示すグラフ、図13には、前記慣性モーメントMaとH値との関係を示すグラフがそれぞれ示されている。図から明らかなように、従来のヘッドでは、C値及びH値の数値限定を満たしつつ本実施形態の前記慣性モーメントMaの値をとっているものはないことが確認できる。
また本実施形態のヘッド1は、図1、図3に示すように、前記基準状態において、クラウン部4の表面をなすクラウン面4aとサイド部6の表面をなすサイド面6aとの間の稜線eは、バックフェースB側に最も下方に位置する最下点etを有し、この最下点etの前記水平面HPからの高さhを5mm以上、より好ましくは10mm以上とし、また上限については例えば30mm以下、より好ましくは25mm以下、さらに好ましくは20mm以下が望ましい。このようなヘッド形状は、ヘッド重心Gをより低くかつよりヘッド後方へと寄せるのにさらに役立つ。なお前記高さhが5mmを下回ると、ヘッド形状として違和感を感じる傾向があり、逆に30mmを超えると、ヘッド重心Gが高くなる傾向があり好ましくない。また図2に示すように、前記最下点etは、一定の長さを持つものとして形成することが望ましく、この場合、最下点etの長さを5〜20mmとするのが良い。
図6には、本発明のさらに他の実施形態を示している。
この実施形態のヘッド1は、ヘッドの主要部を構成する第1の材料M1と、比重が該第1の材料よりも大きい第2の材料M2とを含んで構成されたものが例示される。前記第1の材料M1は、フェース部3、クラウン部4、サイド部6、ホーゼル部7及びソール部5のソール前部5Aを形成しており、第2の材料M2は、ソール部5のソール後部5Bの主要部ないし実質的な全部を形成している。
第1の材料M1には、例えばステンレス、チタン合金、アルミニウム合金、繊維強化樹脂など比重が10.0以下、より好ましくは9.0以下の材料、とりわけ金属材料が好ましく採用できる。また第2の材料M2には、鉄ないし鉄系の合金、銅ないし銅合金、ニッケル合金、タングステン合金が好適であり、特に好ましくは比重が10よりも大の金属材料が好適に採用できる。このようなヘッド1は、図1に示した構造に比してより簡単にC値、H値及び式(1)の限定を満たすことができる。第2の材料M2は、例えばカシメ、接着、ネジ止めなどの固着手段によって第1の材料M1に強固に固着される。
図7には、本発明の他の実施形態を示している。
図7(A)のものは、ソール部5のソール後部5Bとソール前部5Aとの各外面が段差を有することなく滑らかに接続されている点で図3の実施形態とは異なっている。一方、各部5A、5Bの厚さの違いは、ヘッド1の中空部i側を向く内面において表れており、具体的にはソール後部5Bが、ソール前部5Aに比して中空部i側に膨出しその境界部に段差が形成されている。また図7(B)のものは、ソール部5のソール前部5A及びソール後部5Bが、実質的に一定の厚さで形成されている点で図3の実施形態とは異なっている。またソール後部5Bは、フェース面2側のソール前部5aと、バックフェース側のソール後部5bとを含むが、ソール後部5bがソール後前部に比して水平面HP側へ膨出している。これらの態様においても、各部の厚さを最適化することによって、ヘッド重心Gを、前記C値、H値及び式(1)を満足する範囲に位置させ得る。
図8には、本発明のさらに他の実施形態を示している。
図8(A)のヘッド1は、クラウン部4が、フェース部3寄りのクラウン前部4Aと、バックフェースB寄りのクラウン後部4Bとを含んで構成されている。そしてクラウン後部4Bの厚さtdは、クラウン前部4Aの厚さtcよりも大で形成されている。また前記基準状態において、クラウン後部4Bの外面が、クラウン前部4Aの外面よりも外側に突出して設けられた態様を示す。ヘッド内面においては、クラウン前部4Aと、クラウン後部4Bとは滑らかに接続されている。クラウン後部4Bの厚さtdは、例えば1.0〜1.5mm、より好ましくは1.2〜1.4mmとすることが望ましく、クラウン前部4Aの厚さtcは、例えば0.6〜0.9mm、より好ましくは0.7〜0.8mmとすることが望ましい。また厚さの比(td/tc)は、好ましくは1.3〜2.1、より好ましくは1.5〜1.8とするのがヘッド重心の調整に有効となる。
他方、図8(B)の実施形態では、前記基準状態において、クラウン後部4Bの外面と、クラウン前部4Aの外面とが滑らかに接続されており、中空部i側のヘッド内面においては、クラウン後部4Bはクラウン前部4Aに比して中空部i側に膨出する態様が示されている。この実施形態ではヘッドの外観を損ねることがなく特に好ましいものとなる。さらに図8(C)のものでは、クラウン前部4Aとクラウン後部4Bとが実質的に一定の厚さ(tc=td)で形成されている。またこの形態では、クラウン後部4Bが、クラウン前部4Aに比して外面に向かって凸で膨出する態様が示されている。これら図8の実施形態では、(B)の態様が最もCを大かつHを小とするのに特に好適である。
ヘッド体積を350cm3 に統一して金属製のゴルフクラブヘッドを試作した。材料には、Ti−6Al−4Vのチタン合金を使用し、ロストワックス精密鋳造法により製造した。またいずれもヘッド質量は192g、リアルロフト角10.0゜、ライ角56゜、フェース角2.5゜とした。そして、各供試ヘッドに住友ゴム工業株式会社製のゴルフクラブシャフトMP−100(フレックスR)を装着し、全長45インチのウッド型ゴルフクラブを試作し、打球テストを行った。
打球テストは、20名のゴルファー(ハンディキャップ15〜25)が各供試クラブで10球づつボール(住友ゴム工業株式会社のゴルフボール「Hi−BRIDevrio」)を打撃するとともに、その飛距離(キャリー+ラン)を測定することにより行われた。結果は、各供試クラブ毎に、20名の平均飛距離を計算した。数値が大きいほど飛距離性能に優れたヘッドであることを示す。また各クラブかつ各ゴルファ毎に、最大飛距離と最小飛距離との差を計算し、この値の平均値についても併せて表示した。この差の値が小さいほどバラツキが少なく良好である。テストの結果などを表1に示す。また図9〜図13にも、実施例、比較例の結果を併せて表示する。
Figure 2005130935
テストの結果、実施例1及び2は、比較例1、2及び3とC値はほぼ同等であるが、H値が異なっている。具体的には、H値が、
実施例1<実施例2<比較例1<比較例2<比較例3
となっている。その結果、飛距離に関しても、
実施例1>実施例2>比較例1>比較例2>比較例3
となっており、H値が小さいほど飛距離に有利であることが分かる。これは、H値が増していくとボールのバックスピン量が増大し、吹け上がりの弾道になるため飛距離の低下が生じているものと考えられる。
実施例3は、実施例2と同等のヘッドではあるが、C値をやや大としている。このヘッドは飛距離のバラツキが小さいことが顕著に表れている。これは、C値が大きいため、スイートエリアが広く、打点がぶれても安定した飛距離が得られた結果と考えられる。これに対して、比較例4は、実施例3とほぼ同程度のC値を有しているため飛距離のバラツキが少ないものの、H値が大きい結果、飛距離性能そのものの向上が得られていない。
実施例4、比較例5、6及び7は、実施例1と同程度のH値を持っているため、飛距離性能も同程度を示す。しかしながら、C値に関しては、
実施例1>実施例4>比較例5>比較例6>比較例7
となっており、C値が大きいほど飛距離のバラツキが少ないことがここでも確認できる。
実施例5は実施例の中で最もH値が小さいため、飛距離性能に非常に優れていることが確認できる。ただし、C値も比較的小さいため、飛距離のバラツキはやや大きくなっている。
比較例8は、実施例5と同程度のH値を持っているが、C値が比較例7と同様非常に小さいため、飛距離のバラツキが非常に大きい結果となっている。実施例6は、C値とH値とのバランスが良く、全クラブの中でも飛距離性能に優れており、かつ飛距離のバラツキも小さいことが確認できる。
以上のように、本発明で限定されたC値、H値及び式(1)を満たすゴルフクラブヘッドは、従来のヘッドに比較して顕著に飛距離性能の向上をもたらすと同時にスイートエリアの増大を図ることによって飛距離のバラツキについても小さく抑え得ることが確認できる。
また実施例1、3及び5について、上記20名のゴルファにアドレスした際の印象(構えやすい・構えにくい)及びヘッド形状の好み(好き・嫌い)についてアンケート調査を行った。結果は、表2に示す通りである。
Figure 2005130935
実施例1では、殆どのゴルファが構えやすくかつ好きと答えており、良好な結果が得られている。また実施例3は、H値が過度に大きくならないようにしながらもC値を十分に大きく設定しているため、また実施例5はC値が小さくなりすぎないようにしながらH値を十分に小さくしているため、いずれもオーソドックスな形態から若干外れことが構え難さなどに表れたと考えられる。
本発明の実施形態を示す基準状態の斜視図である。 その平面図である。 図2のA−A断面図である。 図1の正面図である。 フェース面の中心を説明するヘッドの斜視図である。 本発明の他の実施形態を説明するヘッドの断面図である。 (A)、(B)は、本発明の他の実施形態を示すヘッドの断面図である。 (A)〜(C)は、本発明のさらに他の実施形態を示すヘッドの断面図である。 C値とH値との関係を示すグラフである。 C値とy値との関係を示すグラフである。 H値とy値との関係を示すグラフである。 C値とMa値との関係を示すグラフである。 H値とMa値との関係を示すグラフである。 基準面からの重心深さと、スイートスポットの高さとの関係を示すグラフである。 実施例6のヘッドの断面図である。 比較例4のヘッドの断面図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース面
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
7 ホーゼル部
7a シャフト差込孔
VP1 基準面
CL シャフト差込孔の軸中心線
C 基準面からの重心深さ
H スイートスポット高さ
SS スイートスポット
te クラウン面とサイド面との間の稜線の最下点

Claims (4)

  1. シャフトが差し込まれるシャフト差込孔が設けられたホーゼルを具えるゴルフクラブヘッドであって、
    前記シャフト差込孔の軸中心線を垂直な基準面内に配しかつ規定のライ角で傾けるとともに、フェース面を規定のフェース角に合わせて水平面に接地させた基準状態において、
    ヘッド重心が、前記基準面よりもヘッド後方に位置するとともに前記基準面から該ヘッド重心までの最短距離である基準面からの重心深さCが15〜25mm、かつ、ヘッド重心からフェース面に立てた法線が該フェース面と交わる点であるスイートスポットの前記水平面からの高さHが20〜30mm、
    しかも、下記式(1)を満たすことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
    H≦0.8C+14 …(1)
    (ただし、C及びHの単位はいずれもmmである。)
  2. 前記スイートスポットは、前記フェース面の中心からクラウン側に2mm以内かつソール側に4mm以内の垂直方向の領域に含まれることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記ヘッド重心を通りかつ前記基準面と平行な水平軸周りの慣性モーメントが2000〜3000(g・cm2 )であることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記基準状態において、ヘッド上面をなすクラウン面とヘッド側面をなすサイド面との間の稜線は、最も下方に位置する最下点を有し、この最下点の前記水平面からの高さhを5〜30mmとしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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