JP2005129397A - 冷陰極ランプ - Google Patents

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Susumu Kitagawa
進 北川
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Abstract

【課題】冷陰極ランプの長寿命という特徴を維持しつつ、水銀の液化を防止するとともに、過冷却による立ち消えを防止することができる冷陰極ランプを提供することである。
【解決手段】少なくとも希ガスが封入された発光管10と、発光管10内の一端10Aに設けられた第1電極12と、発光管10内の他端10Bに設けられた第2電極と、を備え、第1電極12と第2電極14間を放電させることにより、発光管10内を発光させる冷陰極ランプにおいて、発光管10内の一端10Aには、第1電極12と通電可能なコイル16が設けられており、コイル16と第2電極14の距離は、第1電極12と第2電極14の距離よりも長くなるように構成さていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷陰極ランプの長寿命という特徴を維持しつつ、水銀の液化及び過冷却による立ち消えを防止することができる冷陰極ランプである。
従来からある熱陰極ランプは、図2に示すように液体水銀とアルゴンなど希ガスが封入され、内側に蛍光体が塗布されたガラス管30と、ガラス管30内の一端に設けられ、タングステンで構成された第1コイル32と、ガラス管30内の他端に設けられ、タングステンで構成された第2コイル34と、を備えており、これら第1コイル32及び第2コイル34それぞれを通電させてガラス管30内を高温にすることにより、第1コイル32と第2コイル34の間を放電させて、ガラス管30内を発光させるものである。この熱陰極ランプは、高出力である点が特徴であるが、コイルのエミッターが低温再点灯時に消耗しやすいので、寿命が短いという問題がある。また、電極兼用コイルで構成されているため、放電によるコイルの温度が上昇し、断線も生じやすいという問題がある。
一方、冷陰極ランプは、図3に示すように液体水銀とアルゴンなど希ガスが封入され、内側に蛍光体が塗布されたガラス管40と、ガラス管40内の一端に設けられた第1電極42と、ガラス管40内の他端に設けられた第2電極44と、を備えており、これら第1電極42及び第2電極44に電圧を加えて第1電極42と第2電極44の間を放電させて、ガラス管40内を発光させるものである(特許文献1)。この冷陰極ランプは、出力が低いものの、寿命が長いという特徴を有するが、低温時に水銀の液化が生じ、ガラス管内の温度が上昇し、正常点灯に至るまでに、電極が劣化し、電極周辺部が黒化するという問題がある。また、点灯中の送風による過冷却により立ち消えが生じる可能性があるという問題がある。
特開2000−279491号公報
そこで、本発明は、冷陰極ランプの長寿命という特徴を維持しつつ、水銀の液化を防止するとともに、過冷却による立ち消えを防止することができる冷陰極ランプを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明は、少なくとも希ガスが封入された発光管と、該発光管内の一端に設けられた第1電極と、前記発光管内の他端に設けられた第2電極と、を備え、第1電極と第2電極間を放電させることにより、発光管内を発光させる冷陰極ランプにおいて、前記発光管内の一端には、前記第1電極と通電可能なコイルが設けられており、該コイルと第2電極の距離は、前記第1電極と第2電極の距離よりも長くなるように構成されていることを特徴とするものである。
以上のように、本発明に係る冷陰極ランプによれば、第1電極と通電可能なコイルが設けられているので、コイルの発熱により発光管内を一定温度に保つことができ、これにより水銀の液化及び過冷却による立ち消えを防止することができる。また、該コイルと第2電極の距離は、前記第1電極と第2電極の距離よりも長くなるように構成されているので、コイルと第2電極の間で放電が生じることはなく、コイルの断線などを防止でき、冷陰極ランプの長寿命という特徴を維持できる。
本発明に係る冷陰極ランプにおいて、前記コイルの一端は、第1電極が接続されている正極及び負極のいずれかと異なる正極及び負極のいずれかに接続され、前記コイルの他端は、第1電極に接続されていることが好ましく、また前記コイルは、前記第1電極の基端側に接続されていることが好ましい。本発明に係る冷陰極ランプは、蛍光灯や殺菌灯などに利用することができる。
以上のように本発明に係る冷陰極ランプによれば、第1電極と通電可能なコイルを設け、このコイルが第2電極と放電しないように構成しているので、冷陰極ランプの長寿命という特徴を維持しつつ、水銀の液化を防止するとともに、過冷却による立ち消えを防止することができる冷陰極ランプを提供することができる。
次に、本発明に係る冷陰極ランプの実施例について図面に基づいて説明する。本実施例に係る冷陰極ランプは、殺菌灯に関するものである。図1は、本実施例に係る冷陰極ランプの概念図である。本実施例に係る冷陰極ランプは、液体水銀やアルゴン、その他の希ガスが封入されたガラス管10と、ガラス管10内の一端10Aに設けられた第1電極12と、ガラス管10内の他端10Bに設けられた第2電極14と、ガラス管10内の一端10Aに設けられ、第1電極12と通電可能なコイル16と、を備えている。
第1電極12は、外部の電源18のマイナスにリード線20によって接続されており、第2電極14は、電源18のプラスにリード線22によって接続されている。コイル16の一端は、電源18のプラスにリード線24によって接続されており、他端は、第1電極12の基端側に接続されている。このように、コイル16と第2電極14の距離は、第1電極12と第2電極14の距離よりも長くなるように構成さているので、コイル16と第2電極14が通電することはない。
本発明に係る冷陰極ランプの実施例の概念図である。 従来の熱陰極ランプの概念図である。 従来の冷陰極ランプの概念図である。
符号の説明
10 ガラス管
12 第1電極
14 第2電極
16 コイル

Claims (3)

  1. 少なくとも希ガスが封入された発光管と、該発光管内の一端に設けられた第1電極と、前記発光管内の他端に設けられた第2電極と、を備え、第1電極と第2電極間を放電させることにより、発光管内を発光させる冷陰極ランプにおいて、前記発光管内の一端には、前記第1電極と通電可能なコイルが設けられており、該コイルと第2電極の距離は、前記第1電極と第2電極の距離よりも長くなるように構成さていることを特徴とする冷陰極ランプ。
  2. 前記コイルの一端は、第1電極が接続されている正極及び負極のいずれかと異なる正極及び負極のいずれかに接続され、前記コイルの他端は、第1電極に接続されていることを特徴とする請求項1記載の冷陰極ランプ。
  3. 前記コイルは、前記第1電極の基端側に接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷陰極ランプ。

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