JP2005129036A - 直流バックアップ電源装置及びディスクアレイ装置 - Google Patents

直流バックアップ電源装置及びディスクアレイ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 短時間のバックアップでよい一般負荷141と、より長い時間のバックアップが必要な特定負荷142とが混在する場合に、簡単な構成で、特定負荷142に、より高い信頼性を持つ無停電電力を供給すること。
【解決手段】 通常、負荷14(141,142)全体へ直流電力供給を行うAC/DCコンバータ12に対し、停電時に、比較的短時間だけバッテリ151から負荷14全体をバックアップする直流出力161を供給し、より長い時間、キャッシュメモリ等の特定負荷142をバックアップする直流出力162を接続する制御回路152を備える。
【効果】 使い分け機能を持ち、小型、低コストで高信頼の無停電電源装置を実現する。【選択図】 図1

Description

本発明は、無停電機能を持った直流バックアップ電源装置及びこれを備えたディスクアレイ装置に関する。
ディスクアレイ装置のような通信・情報機器においては、商用交流電源から受電して、AC/DCコンバータで直流に変換し、さらにDC/DCコンバータで装置内各回路に要求される電圧に調整した上で、各回路(負荷)に電源を供給する。このような分野における無停電電源(UPS)として、例えば、特許文献1に開示された技術がある。ここでは、コンバータと機器内負荷の間の直流路にバックアップ電源を接続し、コンバータの正常時には交流電源の電力を直流に変換して、バッテリを充電しながら負荷に直流電力を供給する。停電時には、バックアップ電源から、複数負荷を選択的に切替え接続する切替え手段を介して、複数負荷に直流電力を供給している。そして、バックアップ電源の残存容量低下時には、消費電力の多い負荷から順に電力供給を停止し、主要な特定負荷の長時間動作を実現している。
また、特許文献2には、侵入者監視装置のバックアップ電源において、停電時に商用電源とバックアップ電源の切替えスイッチを有し、威嚇用スピーカの動作時間を制限し、以後、バックアップ電源による監視機能を長時間継続させることが開示されている。
特開2000−156942号公報(全体) 特開2001−23054号公報(段落26−30、図4−6ほか)
特許文献1のバックアップ電源装置では、複数の負荷の数だけ切替えスイッチを必要とし、これらの切替えスイッチを制御する制御部も複雑となるため、コストの上昇と信頼性の低下を招いてしまう。
また、特許文献2のバックアップ電源装置においても、全ての負荷が、停電時に切替えスイッチを介してバックアップ電源からの電力供給を受ける。したがって、この切替えスイッチとその制御装置が必要であり、その分、重要な負荷に対する無停電電源としての信頼性が損われる。
本発明の目的は、重要な負荷に対して信頼性の高いバックアップを実現する直流バックアップ電源装置を提供することである。
本発明の他の目的は、キャッシュメモリに対して信頼性の高い直流バックアップ電源を備えたディスクアレイ装置を提供することである。
本発明はその一面において、商用電源の停電時に、バッテリ等の直流電力蓄積手段から重要な特定負荷を含む複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力を供給するとともに、商用電源の停電/健全に関係なく、直流電力蓄積手段から重要な特定負荷へ第2の直流バックアップ出力の供給回路を備える。
本発明の望ましい実施態様においては、停電後所定時間の経過及び/又は所定信号により、前記第1の直流バックアップ出力を遮断する。これに伴い、前記特定負荷に対して、自動的に第2の直流バックアップ出力が供給される。
本発明は他の一面において、交流電力を直流電力に変換し複数負荷への電力供給を行うAC/DCコンバータと、商用電源の停電時に、バッテリ等の直流電力蓄積手段から重要な特定負荷を含む複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力を供給し、その後、予定時間の経過又は予定信号に応答し、第1の直流バックアップ出力を停止するとともに、商用電源の停電/健全に関係なく、直流電力蓄積手段から重要な特定負荷への第2の直流バックアップ出力を供給する回路を備える。
本発明はさらに他の一面において、商用電源の停電時に、予定時間又は予定の信号を受信するまで、直流電力蓄積手段からディスクアレイ装置内のキャッシュメモリを含む複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力を供給し、商用電源の停電/健全に関係なく、直流電力蓄積手段から前記キャッシュメモリへ第2の直流バックアップ出力を供給する回路を備える。
本発明によれば、特定の負荷に対する無停電機能の信頼性をより高めた直流バックアップ電源装置を提供することができる。
また、本発明によれば、高い信頼性を持つディスクアレイ装置を実現できる。
図1は、本発明の第1の実施例による直流バックアップ電源装置の概略構成図である。本電源装置においては、通常、商用交流電源11から100Vあるいは200Vのような交流を入力し、AC/DCコンバータ12によって直流電力に変換し、電力ライン13を通して負荷14へ給電している。負荷14は、一般負荷141、特定負荷142等の複数負荷を含み、このうち特定負荷142をバックアップが重要な負荷として説明を進める。商用電源11の停電時のバックアップのために、直流バックアップ電源15を設けている。
この直流バックアップ電源15は、バッテリ等の直流電力蓄積手段151と、制御回路152より構成される。制御回路152は、停電時、AC/DCコンバータ12の出力電力ライン13の電圧V13の低下を検出し、この電力ライン13を通して複数負荷141,142…へ直流電力蓄積手段151から第1の直流バックアップ出力161を供給する。また、複数負荷のうちの1つである特定負荷142に対しては、商用交流電源11の停電/健全に関係なく、直流電力蓄積手段151から第2の直流バックアップ出力162を供給する回路を備えている。さらに、制御回路152は、商用交流電源11の健全時に、直流電力蓄積手段(バッテリ)151の残存容量を判断し、AC/DCコンバータ12から第1の直流バックアップ出力161の電力ラインを介して、バッテリ151への充電制御を行う。
なお、本電源装置構成のまま、新たにAC/DCコンバータ12からの出力電力ラインを一本追加し、第2の直流バックアップ出力162へ接続した構成も考えられる。この場合、第2の直流バックアップ出力162を介しても直流電力蓄積手段151への充電を行うことが可能となる。
直流電力蓄積手段151としては、各種の二次電池、例えばニッケル水素(NiMH)電池やリチウム(Li)電池などが望ましく、また、コンデンサ、例えば電気二重層コンデンサなどを適用することも可能である。
この実施例では、負荷14から直流バックアップ電源15へのインターフェースライン17を設けているが、このラインの利用法については後述する。
図2は、本発明の第1の実施例における動作を説明するタイムチャートである。商用電源11の健全時に、AC/DCコンバータ12から負荷14全体に対して電力が供給される。すなわち、停電が生じる時刻t1までは、商用電源11からAC/DCコンバータ12の出力電圧V13による電力供給期間である。この期間において、直流バックアップ電源15は、停電に備え待機モードにあるか、バッテリ151の残量によっては充電モードにあり、その残存容量を所定値に制御している。
一方、商用電源11の健全/停電に関係なく、制御回路152は、バッテリ151から、第2の直流バックアップ出力162へ直流電圧V162を出力しており、特定負荷142に接続している。しかし、後述するような電力ライン13の出力を優先させる回路によって、特定負荷142も含めて、今は、商用電源11からAC/DCコンバータ12を介し、電力ライン13を通して電力の供給を行っている。
時刻t1で停電が発生すると、AC/DCコンバータ12の出力電圧V13は低下していく。制御回路152は、負荷が誤動作を起こさない電圧の下限値以上に設計された所定電圧Vdとなった時点t2で、停電と判断し、第1の直流バックアップ出力161への電力供給を開始する。これによって、すぐに、電力ライン13の電圧V13を商用電力供給期間と同レベルまで引上げる。この結果、停電検出時刻t2からは、負荷14全体への電力供給は、バッテリ151から、制御回路152、第1の直流バックアップ出力161及び電力ライン13を通して継続できることになる。この時刻t2以降においても、後述する電力ライン13の出力優先回路によって、特定負荷142を含む負荷14全体に対して、バッテリ151、制御回路152から、第1の直流バックアップ出力161及び電力ライン13を通して給電する。
さて、時刻t2から所定時間経過し、時刻t3になると、バックアップ電源15は、制御回路152によって第1の直流バックアップ出力161への電力供給を停止する。バックアップ電源15は、時刻t2から放電モードにあるが、時刻t3を境に、一般負荷141のバックアップを停止し、特に、電力の継続が重要な特定負荷142のみのバックアップへと切替わる。時刻t3からは、特定負荷142のバックアップだけとなるので、電力消費を小さく抑えることが可能となり、長時間に亘って特定負荷142のバックアップが可能となる。
この結果、図2に示すようなバックアップ動作となる。まず、商用電源11が健全であった時刻t1及び停電を検出した時刻t2までは、負荷14全体への電力供給は、当然ながら、すべてAC/DCコンバータ12から供給される。次に、停電発生後、時刻t3までは、バッテリ151から第1の直流バックアップ出力161経由で、通常の電力ライン13を通して、特定負荷142も含めた負荷14全体への電力供給が行われる。そして、所定時間が経過し、時刻t3になると、第1の直流バックアップ出力161の供給が絶たれ、電力ライン13からの電力供給は停止する。このとき、バッテリ151から第2の直流バックアップ出力162ラインを通しての特定負荷142に対する給電回路は、前述したように、商用電源11の健全/停電の如何を問わず構成されている。これにより、一般負荷141への電力供給は絶たれるが、特定負荷142に対しては、バッテリ151から第2の直流バックアップ出力162のラインに自動的に切替わり、電力供給が継続される。
したがって、このバックアップ回路内に停電発生に応じてオンオフするスイッチング手段及びその制御手段も必要がない。このため、第2の直流バックアップ出力162ラインの信頼性は高まる。
時刻t2以降、時刻t3よりも以前に、第2の直流バックアップ出力162ラインを通し特定負荷142へ電力供給を開始することも、必要に応じて可能である。
この実施例によれば、AC/DCコンバータ12の出力直流電圧を無停電化する直流バックアップ電源装置とすることができ、停電以外にAC/DCコンバータ12の故障時にも負荷14への電力供給が可能となる。このとき、特定負荷142への電力供給の接続切替えを行わないシンプルなバックアップ電源装置であるため、高い信頼性が得られる。
ところで、図1においては、前記したように、負荷14から、直流バックアップ電源15へのインタフェースライン17を設けている。このインタフェースライン17を通して、停電やAC/DCコンバータ12の故障時など、直流バックアップ電源15から負荷14への電力供給時に、第1の直流バックアップ出力161の停止を指示できる。また、負荷14の計画的な停止時に、直流バックアップ電源15への停止要求を出力することもできる。このような負荷14とのインタフェースによって、バックアップ電源15と負荷14を協調動作することにより、付加価値の高い電源装置を実現することが可能となる。
次に、図2を用いて、インタフェースライン17を利用した実施例の動作を説明する。時刻t1において停電が発生し、時刻t2でその停電を制御回路152が検出して、負荷14全体への電力供給を開始するところまでは前記実施例で述べた動作と同じである。そして、時刻t3で、負荷14からのインタフェースライン17の信号がロウレベルからハイレベルへ変化すると、バックアップ電源15は、第1の直流バックアップ出力161への電力供給を停止する。これによって、時刻t2から放電モードにあったバックアップ電源15は、時刻t3を境に、負荷14からの指令によって負荷14全体のバックアップから特定負荷142のバックアップへと切替わる。
インタフェースライン17の信号変化は、例えば、負荷14が停電と判断し、内部で停止処理を行い、安全に停止できる状態になり、電力供給を停止しても良い状態になったとき発生させることができる。又は、停電が長引く場合、停電後も特定負荷142には、できるだけ長時間電力を供給し続けたい場合においても発生させることができる。なお、負荷14が停電と判断するための手段としては、バックアップ電源15から負荷14へ停電発生の通知をしてもよいし、AC/DCコンバータ12に停電検出回路を内蔵し負荷14に対して停電の通知をしても良い。
図3は、本発明の第1の実施例における特定負荷142内の具体構成例図である。特定負荷142は、AC/DCコンバータ12の出力電圧V13をさらに低い電圧に降圧し、キャッシュメモリ31などに直流電圧を出力するDC/DCコンバータ32、並びにダイオード33〜35から構成されている。
DC/DCコンバータ32は、例えば、30Vから60V程度の入力電圧を、5V、3.3V、1.5V、1.0V、あるいはそれ以下の低い電圧に降圧し出力するものである。DC/DCコンバータ32の後段には、キャッシュメモリ31のほか、マイコン・プロセッサなどの各種LSIや、ハードディスク、ファンなどが接続される場合もある。
さて、ダイオード33〜35の役目を説明する。まず、バックアップ電源15の第2のバックアップ出力162と、AC/DCコンバータ12の出力ライン13の双方への電流の回込みを防止する。また、双方の入力ラインでダイオードの直列数を変えることで、その順方向電圧降下(堰層電圧)の差を利用し、先に述べた電力ライン13からの電力供給の優先回路を構成している。すなわち、商用電源11の健全時には、必ず、AC/DCコンバータ12からDC/DCコンバータ32へ電力の供給を行うことができ、バックアップ電源15からの電力消費を無くすことができる。また、第1の直流バックアップ出力161を停止することで、自動的に第2の直流バックアップ出力162からの特定負荷142へのバックアップに切替えることができるのである。
図4は、本発明の第1の実施例における直流バックアップ電源15が持つ、異なる二つのバックアップ電力容量と時間の関係を表すグラフである。時刻t2から、第1の直流バックアップ出力161により負荷14全体のバックアップを開始し、所定時間(t3−t2)の経過又は負荷14からの指令が来た時刻t3からは、第2の直流バックアップ出力162により特定負荷142のみをバックアップする。第1の直流バックアップ出力161は、図4からも分かるように、短時間で高出力のバックアップである。例えば、t3−t2は、数秒から数十分であり、電力容量P1は数百から数千ワットである。一方、第2の直流バックアップ出力162は、長時間で低出力であり、例えば、t4−t3は、数十時間であり、電力容量P2は数十ワットである。このように、第1の直流バックアップ出力161の電力容量は、特定負荷142への第2の直流バックアップ出力162の電力容量の10倍以上であり、第1の直流バックアップ出力161の継続時間は、第2の直流バックアップ出力162の継続時間の1/10以下としている。
図5は、本発明の第1の実施例における直流電力蓄積手段151の構成例である。直流電力蓄積手段151は、ニッケル水素(NiMH)バッテリ群51と52により構成した例である。ここでは、各々のバッテリ群51と52に、電池の種類は同じであるが、放電レートとサイズの異なるバッテリを実装している。例えば、バッテリ群51は4C以上の放電電流を流すことが可能なバッテリを多数直列に接続している。一方、バッテリ群52には、4Cよりも小さい放電電流しか流すことができないバッテリを多数直列に接続し、これらは、それぞれ図4で説明した第1,第2の直流バックアップ出力161,162に応じたバッテリ容量としている。
このように、バックアップの性質に応じた、放電電流の異なるバッテリを棲み分けることで、直流電力蓄積手段151の低コスト化を図ることができる。
本実施例では、直流電力蓄積手段をNiMH電池で構成した例について述べたが、これはLi電池等の各種二次電池で構成しても良い。そして、例えば、バッテリ群51をNiMH電池、バッテリ群52をLi電池のように、各種二次電池の組み合わせで、バッテリ群を構成することも考えられる。さらに、本実施例ではバッテリ群を2つしか図示していないが、これは、3つ、4つとバッテリ群を増やすことも可能である。電池の直列セル数については、AC/DCコンバータ12の出力電圧、即ち、バックアップする直流電力ライン13の電圧V13にもよるが、あまり直列数が増えると、信頼性の面から好ましくなく、60セル程度までが適当である。図4の説明で例示したバックアップ容量及び時間のオーダーの場合、30〜50セル程度の直列数が適当である。
図6は、本発明の第1の実施例における制御回路152の具体的構成図である。制御回路152は、直流電力蓄積手段151への充電を行う充電器61、停電時に負荷14全体に対して直流電力蓄積手段151の直流電力を出力する出力回路62、同様に特定負荷142に対して直流電力を出力する出力回路63を備えている。ダイオード64は、電力ライン13から充電器61へ充電電力を取り込む回路を構成している。ラッチ回路65は、補助電源66から給電され、後述する保護等の必要性に応じて出力回路63を遮断する。CPU67は、充電器61以下の各回路を制御する。
制御回路152の動作の一例について説明する。充電時、CPU67からの充電指令により充電器61が動作を開始する。充電器61は、AC/DCコンバータ12の出力ライン13からダイオード64を介して、直流電力蓄積手段151への電力供給を行う。充電器61の一例としては、定電流制御回路で構成し、直流電力蓄積手段151への定電流充電を行うことが考えられる。CPU67は、前述制御の他、直流電力蓄積手段151の電圧・温度等の状態を監視するための回路や、停電検出回路、保護回路等の制御も行う。
停電時、CPU67からの放電指令により出力回路62がオンし、負荷14全体へのバックアップを開始する。次に、インタフェースライン17を通して、負荷14からのバックアップ切替え要求が来ると、CPU67は、出力回路62をオフする。出力回路63は通常オンである。その後、CPU67は、ラッチ回路65の電源を供給するための補助電源66だけを活かし、CPUを含む各回路への電源をオフし、直流電力蓄積手段151の消費電力を最小に抑える。こうすることで、特定負荷142の長時間バックアップが可能となる。
通常オン、すなわちノーマリオンの出力回路63は、保護等のために設けられており、それ以外では、直流電力蓄積手段151の出力ライン68を常に第2の直流バックアップ出力ライン162を通して、特定負荷142に接続したままである。これにより、第1の直流バックアップ出力161の停止によって自動的に第2の直流バックアップ出力162による特定負荷142への電力供給に移行しており、次のような遮断の必要性が無い場合には、出力回路63は不要である。すなわち、出力回路63を遮断する必要性としては、例えば以下の3つのケースが考えられる。まず、(1)直流バックアップ電源15の内部故障時に出力を停止すること。次に、(2)特定負荷142のバックアップをオプションとして扱い、運用によっては、特定負荷142のバックアップを行わない場合に対処すること。最後に、(3)特定負荷142を長時間バックアップすれば、いずれは直流電力蓄積手段151が空になるので、バックアップを終了させる。この終了時の保護のためにスイッチを設けることである。
なお、インタフェースライン17を通して、負荷14から、何らかの理由で停止要求が来た場合には、CPU67は、補助電源66を含む全ての電源をオフし、制御回路152を停止させることが可能である。
以上の実施例を要約すると次の通りである。まず、商用電源11から交流を受電し複数の負荷141,142へ直流電力を供給するAC/DCコンバータ12と、商用電源の停電時に複数の負荷へ直流電力を供給する直流電力蓄積手段151を備えた直流バックアップ電源装置を対象としている。ここで、商用電源の停電時に、直流電力蓄積手段151からキャッシュメモリ等の特定負荷142を含む複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力161を供給する。その後、予定時間の経過及び/又は予定(17の)信号に応答し、第1の直流バックアップ出力を停止し、商用電源の停電/健全に関係なく、直流電力蓄積手段151から特定負荷142への第2の直流バックアップ出力162を接続する制御回路152を備えている。そして、複数の負荷への第1の直流バックアップ出力は、直流電力蓄積手段への充放電が可能な双方向出力である。また、複数の負荷への第1の直流バックアップ出力の電力容量は、前記特定負荷への第2の直流バックアップ出力の電力容量の10倍以上でかつ前記第1の直流バックアップ出力時間は、前記第2の直流バックアップ出力時間の1/10以下(図4)である。
このような構成によって、特定の負荷142に対する無停電機能の信頼性をより高めた直流バックアップ電源装置を提供することができる。
図7は、本発明の第2の実施例による直流バックアップ電源装置の概略構成図である。本実施例の直流バックアップ電源装置は、直流電力蓄積手段151として、多数の単位バッテリ701〜70nをマトリックス状に配置し、直列方向に並んだ各々の単位バッテリの接続切替え手段72を備えている。直流電力蓄積手段151は、バックアップに必要な容量分だけ、単位バッテリ701〜70nをAC/DCコンバータ12の出力ライン13へ並列接続して構成する。制御回路152は、各々の単位バッテリ701〜70nへの充電制御、或いは直流電力蓄積手段151から負荷14への放電制御などを行う。例えば、マトリックス状に配置された単位バッテリは、各々が単セル、あるいは複数の電池セルを直列接続し構成されており、一行目に配置された単位バッテリ(即ち、701、703、・・・)にのみ、単位バッテリの電力をAC/DCコンバータ12の出力ライン13へ出力するための出力回路を内蔵しているものとする。バッテリの充電は、出力ライン13から制御回路152内部の充電器を介して、接続切替え手段72によって直列接続された単位バッテリ群(701、702、・・・や703、70n、・・・)へ、一行目単位バッテリの出力回路入力部(即ち、出力回路を介さない単位バッテリの入力部)より充電を行う。バッテリからの放電は、接続切替え手段72によって直列接続された単位バッテリ群(701、702、・・・や703、70n、・・・)の、一行目単位バッテリの出力回路を介して、単位バッテリ群より負荷への放電を行う。なお、出力回路は、アノードを単位バッテリ、カソードを出力ラインへ接続したダイオードで構成しても良いし、MOSスイッチで構成しても良い。あるいは、ダイオードとMOSスイッチを直列接続した構成としても良い。MOSスイッチを用いた場合は、制御回路から放電オン/オフをコントロールする信号がMOSスイッチのゲートへ入力される。
AC/DCコンバータ出力の電力ライン13への単位バッテリの直列/並列接続は、例えば、電力ライン13、即ちバックアップ電圧ラインの直流電圧に応じて直列方向の単位バッテリ(701、702、・・・)を切替え手段72によって必要な分だけ直列接続し、負荷14に要求されるバックアップ容量に応じて、並列方向の単位バッテリ(701、703、・・・)を必要な分だけ並列接続するようにすれば良い。バックアップ電圧ラインが予め決まっている場合は、直列方向には単位バッテリを一つだけ設けるようにして、負荷に要求されるバックアップ容量に応じて、並列方向の単位バッテリを必要な分だけ並列接続していけば良い。この場合、単位バッテリには上記のように単セル、あるいは直列接続した複数の電池セルのほか、電池の電力を電力ライン13へ出力するためのスイッチが必要であり、このスイッチのオン/オフは制御回路によってコントロールされる。このように、バックアップ電圧ラインやバックアップ容量をきめ細かく可変できるようにすることで、様々な負荷構成や電源システムへ直流バックアップ電源を適用でき、汎用性を向上することができる。また、制御回路は、単位バッテリの直列/並列接続数に関係なく共通化を図っており、直流バックアップ電源装置の低コスト化が可能となる。
図8は、本発明の第3の実施例による直流バックアップ電源を備えたディスクアレイ装置の概略構成図である。本実施例は、AC/DCコンバータ12と、直流バックアップ電源15などから構成する電源装置を、ディスクアレイ装置へ適用したものである。負荷14は、ディスクアレイ装置であり、主として、ディスクアレイコントロールユニット83と、ディスクアレイユニット85から構成されている。ディスクアレイコントロールユニット83は、キャッシュメモリ81やCPU82などを備えている。ディスクアレイユニット85は、ハードディスク84を複数配置してなる。また、ディスクアレイ装置14には、装置内の個々の負荷へ直流電力を供給するDC/DCコンバータ86〜88等を備えている。直流バックアップ電源15は、図6で説明した実施例と基本的に同じであり、同一符号を付けて重複説明は避ける。また、充電時の動作についても同様に、図6で説明したので省略する。
図8のバックアップ動作について説明する。商用電源11の停電時や、AC/DCコンバータ12の異常時など、AC/DCコンバータ12の出力電圧V13の低下を制御回路152で検出すると、CPU67からの放電指令により出力回路62がオンする。したがって、直流電力蓄積手段151から、ディスクアレイ装置14全体への電力供給が行われる。この時、CPU67から負荷14へ、停電が発生したことを通知する信号を、インタフェースライン17を介して伝達する。ディスクアレイコントロールユニット83は、上記通知を受け、現在、キャッシュメモリ81に蓄積したデータをハードディスク84へ退避する処理や、停止処理などを実行する。同様に、ディスクアレイユニット85も停止処理などを実行する。全ての停止処理が終了すると、負荷14は、インタフェースライン17を介して、直流バックアップ電源15へ、バックアップ出力切替え要求を出す。CPU67は、この切替え通知を受け、出力回路62を遮断する。ノーマリオンである出力回路63は、オンしたままであり、直流バックアップ電源15内のその他の回路の電源をオフし、その動作を停止する。この結果、電力ライン13を通しての負荷14へのメイン電源の供給がなくなり、ディスクアレイ装置14はオフする。しかし、キャッシュメモリ81だけは、出力回路63及び第2の直流バックアップ出力162を介し、直流電力蓄積手段151からの電力供給を受けて、動作を継続する。
この実施例を要約すると次の通りである。まず、商用電源11から交流を受電し直流に変換するAC/DCコンバータ12と、このコンバータの直流出力を供給されるCPU82,ハードディスク84,及びキャッシュメモリ81を備えたディスクアレイ装置を対象としている。ここで、商用電源の停電時に、予定時間又は予定の(17の)信号を受信するまで、直流電力蓄積手段151からキャッシュメモリ81を含む複数の負荷14へ第1の直流バックアップ出力161を供給する。そして、商用電源の停電/健全に関係なく、直流電力蓄積手段151からキャッシュメモリへ第2の直流バックアップ出力162を接続する制御回路152を備えている。また、第1及び/又は第2の直流バックアップ出力を降圧してCPU82,ハードディスク84,及び/又はキャッシュメモリ81にそれぞれ供給する複数のDC/DCコンバータ86〜88を備えている。
このような構成によって、ディスクアレイ装置は、切替え通知を受け、出力回路62を遮断し、電力ライン13を通してのディスクアレイ装置14へのメイン電源の供給がなくなり、ディスクアレイ装置14はオフする。しかし、ノーマリオンである出力回路63は、オンしたままであり、キャッシュメモリ81だけは、出力回路63及び第2の直流バックアップ出力162を介し、直流電力蓄積手段151からの電力供給を受け続け動作を継続できる。したがって、ディスクアレイ装置14は高い信頼性を持つことができる。
図9は、本発明の第4の実施例による直流バックアップ電源装置の概略構成図である。上述した図7と重複する部分の説明については省略する。図9では、図7で示したような特定負荷へのバックアップ出力は設けていないが、図9でも必要に応じて図7同様に、特定負荷専用のバックアップ出力を設けることが可能である。これは、例えば、出力回路92より特定負荷専用のバックアップ出力を新たに設け、負荷14内の特定負荷へ入力するように構成すれば良い。図9は、制御回路152内へ充電器91、出力回路92、および接続切替え手段72を取り込んだ例である。なお、出力回路92は、図7の説明で述べたように、ダイオードやMOSスイッチ等により構成可能である。本実施例では、直流電力蓄積手段151の電力の出し入れを、充電器91、出力回路92により実現しているが、これを一つにまとめ、例えば双方向DC−DCコンバータにより構成することも可能である。接続切替え手段72は、半導体リレーや機械式リレーなど各種リレーにより構成可能である。直流電力蓄積手段151は、単セル、あるいは複数の電池セルを直列接続してなる単位バッテリ93、94、95、・・・を縦に並べた単位バッテリ群901より構成する。単位バッテリ群内の単位バッテリは接続切替え手段により直列接続される。例えば、単位バッテリ93と94を接続する場合は、図面向かって上段の接続切替え手段のスイッチを右側に倒して単位バッテリ93のマイナス電極と94のプラス電極を接続し、中段のスイッチを左側に倒して単位バッテリ94のマイナス電極をグランドに接続すれば良い。単位バッテリ群は、要求されるバックアップ容量に応じて、バックアップ電源内電力ライン902へ並列接続される。この場合、各単位バッテリ群内の単位バッテリの直列接続は、各行方向に設けられた単一の接続切替え手段により実現できるように共通化を図っても良いし、並列接続数に応じて各行方向に複数の接続切替え手段を設けて実現しても良い。
充電は、出力ライン13から制御回路152内部の充電器91を介して、バックアップ電源内電力ライン902から各単位バッテリ群901に対して実施される。放電は、各単位バッテリ群より電力ライン902、出力回路92を介して負荷に対し実施される。これら充電器や出力回路、接続切替え手段の動作は、制御回路152内のCPUによってコントロールされる。
各単位バッテリの電圧や温度を監視し、異常時の保護や単位バッテリ群の残容量を検出するため、センシングライン903、904、905を設け、制御回路152へ取り込み内部処理を行う。
以上のように、本実施例においては、図7同様にバックアップ電圧ラインやバックアップ容量を、バッテリのユニット構成方法とその接続切替え手段等により、きめ細かく可変できるようにしている。よって、様々な負荷構成や電源システムへ直流バックアップ電源を適用でき、汎用性を向上することができる。また、充電器や出力回路を制御回路内に搭載し、上記バッテリユニットを一元管理できるよう構成することで、直流バックアップ電源装置の低コスト化が可能となる。
図10は、本発明の直流バックアップ電源装置を搭載した情報処理装置の一例として、ディスクアレイ装置に適用した概略構成を示す斜視図である。図中、これまでの図と同じ符号のものは同一の構成部材を示している。
ディスクアレイ装置100は、ラック構造を備えており、そのラックを複数の仕切り301,302,303により、上下方向に複数段の収納スペースに分割している。この実施例では、これらの収納スペースは4段であり、下から順に、バッテリユニット310、電源ユニット320、ディスクユニット330、並びにファンユニット340を形成している。底部のバッテリユニット310には、n個の直流バックアップ電源15a.15b,…,15nが配置されている。その直ぐ上の収納スペースの電源ユニット320には、2つのAC/DCインバータ12a,12bが配置されている。そして、その上のディスクユユニット330に、複数のハードディスクドライブ(以下、HDDと称す)やコントローラなどからなる負荷14が配置されている。最上部の収納スペースのファンユニット340には、4つのファン341〜344が搭載されている。このディスクアレイ(情報処理)装置100は、ディスクユニット330に実装されるHDDやコントローラ等の負荷14、あるいは、ファンユニット340内のファン341〜344等は、ラック内収納スベースの枠内で、必要に応じて増設できる。
バックァップ電源15a〜15nは、この電源の負荷となるディスクユニット330とファンユニット340内の被バックアップ電気機器の必要容量に応じて台数を増減できる。パックアップ電源15a〜15nの1台当たりの容量は、望ましくは、装置最小構成時の負荷容量、すなわち、負荷容量が最小となるような装置構成時にパックアップ可能なように設計する。そして、負荷容量の増加に応じて、バックアップ電源の台数nを増やすように構成する。バッテリユニット310のスペースは、装置の最大構成時の負荷容量、すなわち、負荷容量が最大となるような装置構成時にバックアップできるような台数のバックアップ電源15a〜15nを収納可能なように設計している。電源ユニット320については、2台のAC/DCコンバータ12a,12bを実装されている状態を図示したが、必ずしも2台である必要はない。信頼性向上のために、AC/DCコンバータの二重化を行ったり、負荷容量の増加に伴ってコンバータの容量を増やしたい場合など、必要に応じた台数のコンバータが電源ユニット320内に実装される。ファンユニット340に配置される複数のファン341〜344は、上述した各ユニット内ヘ実装される部品で発生する熱を、下方より吸い上げ装置上面へ排気し、各部品の温度上昇を抑制している。本実施例では、ラックの最上部にファンユニット340を配置しているが、ファンユニットは、ディスクアレイ装置内の複数個所に配置することもできる。例えば、電源ユニット320とディスクユニット330との間や、ディスクユニット330の中間部位など、いろいろな位置に設けて各部品の冷却効果を上げることが望ましい。ここで、ラックの上下方向を分割する仕切り301〜303には、それぞれ通気孔1011〜1031を設けている。
このような実装構成において、前述した実施例に示した回路構成を備えることで、商用交流電源11からの交流電力を、AC/DCコンバータ12で直流に変換し、情報処理装置100内のディスクユニット330やファンユニット340に収められた負荷14ヘ電力ライン13を通して供給している。
そして、本発明の実施例では、負荷14中に収められた特定の重要負荷を長時間バックアップすることを実現するために、負荷全体14への電力を供給する電力ライン13以外に、特定負荷142に第2のバックアップの電力の直流バックアップ出力162とインターフェースライン17を設けている。一般の負荷141は、HDDやファン、その他であり、一方、特定の負荷142は、例えばキャッシュメモリを対象としている。
停電時、制御回路152は、初めに電力ライン13から負荷全体14へ電力を供給し、所定時間経過の後、電力ライン13への出カを停止し、特定負荷専用の直流バックアップ出力162からキャッシュメモリだけに対して電力の供給を行う。キャッシュメモリのバッククアップ時間は、特定負荷141のバックアップ時間よりも長時間であり、例えば、10〜40時間といったバックアップ時問を確保できるように二次電池の容量を確保する。
また、この電力ライン13、直流バックアップ出力162とインターフェースライン17は、ラック構造のディスクアレイ装置100において、バス構造の配線として設けられているので、前述したように直流バックアップ電源15、AC/DCインバータ12、一般の負荷141そして、特定の負荷142を容易に増設することができる。
以上説明したように、本発明の直流バックアップ電源装置を前述のディスクアレイ装置に適用した場合、装置のバックアップ電源のメンテナンスを行う際には、電力ライン13と直流バックアップ出力162を切替える能動的なスイッチが電源ユニット320、ディスクユニット330が入っているラック部分には存在しない。このため、バッテリユニット310のラック部分に入っている直流バックアップ電源15のみを点検することで、バックアップ電源のメンテナンスを行うことができ、活栓挿抜の容易化を図ることが可能になる。
本発明の第1の実施例による直流バックアップ電源装置の概略構成図。 本発明の第1の実施例における動作を説明するタイムチャート。 本発明の第1の実施例における特定負荷142の具体構成例図。 本発明の第1の実施例における直流バックアップ電源の異なる二つのバックアップ容量と時間の関係を表すグラフ。 本発明の第1の実施例における直流電力蓄積手段151の構成例。 本発明の第1の実施例における制御回路152の具体的構成図。 本発明の第2の実施例による直流バックアップ電源装置の概略構成図。 本発明の第3の実施例による直流バックアップ電源を備えたディスクアレイ装置の概略構成図。 本発明の第4の実施例による直流バックアップ電源装置の概略構成図。 本発明の実施例による直流バックアップ電源装置を備えたディスクアレイ装置の概略構成を示す斜視図。
符号の説明
11…商用交流電源、12…AC/DCコンバータ、13…AC/DCコンバータ出力電力ライン、14…負荷(全体)、141…一般負荷、142…特定負荷(キャッシュメモリ)、15…直流バックアップ電源、151…直流電力蓄積手段(二次電池)、152…制御回路、161…第1の直流バックアップ出力、162…第2の直流バックアップ出力、17…インタフェースライン、31…キャッシュメモリ、32…DC/DCコンバータ、33〜35…ダイオード(電力ライン13優先回路)、61…充電器、62,63…出力回路、65…ラッチ回路、66…補助電源、67…CPU、81…キャッシュメモリ、82…CPU、83…ディスクアレイコントロールユニット、84…ハードディスク、85…ディスクアレイユニット。

Claims (23)

  1. 商用電源から直流電力を供給される複数の負荷と、前記商用電源の停電時にこれら複数の負荷へ直流電力を供給する直流電力蓄積手段を備えた直流バックアップ電源装置において、前記商用電源の停電時に、前記直流電力蓄積手段から特定負荷を含む複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力を供給し、前記商用電源の停電/健全に関係なく、前記直流電力蓄積手段から前記特定負荷へ第2の直流バックアップ出力を接続する制御回路を備えたことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  2. 請求項1において、前記複数の負荷への第1の直流バックアップ出力は、前記直流電力蓄積手段への充放電が可能な双方向出力であることを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  3. 請求項1において、前記制御回路は、前記商用電源の停電に応答して、前記複数の負荷への第1の直流バックアップ出力を供給し、所定時間後に、この第1の直流バックアップ出力を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  4. 請求項1において、前記複数の負荷への第1の直流バックアップ出力の電力容量は、前記特定負荷への第2の直流バックアップ出力の電力容量の10倍以上であることを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  5. 請求項1において、前記第1の直流バックアップ出力の継続時間は、前記第2の直流バックアップ出力の継続時間の1/10以下であることを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  6. 請求項1において、前記制御回路は、前記商用電源の停電に応答して、前記複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力を供給し、前記負荷からの信号に応答して、この第1の直流バックアップ出力を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  7. 請求項1において、前記特定負荷は、キャッシュメモリ又は不揮発性メモリ及び/又はこのメモリに直流電力を供給するDC/DCコンバータを備えたことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  8. 商用電源から交流を受電し複数の負荷へ直流電力を供給するAC/DCコンバータと、前記商用電源の停電時に前記複数の負荷へ直流電力を供給する直流電力蓄積手段を備えた直流バックアップ電源装置において、前記商用電源の停電時に、前記直流電力蓄積手段から特定負荷を含む複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力を供給し、その後、予定時間の経過及び/又は予定信号に応答し、前記第1の直流バックアップ出力を停止し、前記商用電源の停電/健全に関係なく、前記直流電力蓄積手段から前記特定負荷への第2の直流バックアップ出力を接続する制御回路を備えたことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  9. 請求項8において、前記複数の負荷への第1の直流バックアップ出力は、前記直流電力蓄積手段への充放電が可能な双方向出力であることを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  10. 請求項8において、前記複数の負荷への第1の直流バックアップ出力の電力容量は、前記特定負荷への第2の直流バックアップ出力の電力容量の10倍以上であることを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  11. 請求項8において、前記第1の直流バックアップ出力の継続時間は、前記第2の直流バックアップ出力の継続時間の1/10以下であることを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  12. 請求項8において、前記制御回路は、前記商用電源の停電に応答して、複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力を供給し、前記負荷からの信号に応答して、この第1の直流バックアップ出力を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  13. 請求項8において、前記特定負荷は、キャッシュメモリ又は不揮発性メモリ及び/又はこのメモリに直流電力を供給するDC/DCコンバータを備えたことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  14. 請求項8において、前記特定の負荷は、前記第1の直流バックアップ出力をダイオードを介して入力し、前記第2の直流バックアップ出力を複数のダイオードを介して入力することを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  15. 請求項8において、前記直流電力蓄積手段は、複数の二次電池を直列接続した複数の二次電池群を並列接続し、他の群とは異なる種類の二次電池群を含むことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  16. 請求項15において、他の群と放電レートが異なる二次電池群を備えたことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  17. 請求項8において、前記制御回路は、前記直流電力蓄積手段への電力供給を行う充電器と、前記直流電力蓄積手段から前記第1及び第2の直流バックアップ出力を通す第1及び第2の出力回路と、前記第2の出力回路を制御するラッチ回路と、このラッチ回路の電源である補助電源と、前記充電器,出力回路,ラッチ回路,及び補助電源の制御を行うCPUを備えたことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  18. 請求項17において、前記商用電源の停電時に前記特定負荷へ第2の直流バックアップ出力を供給中に、前記補助電源から前記ラッチ回路に電源を供給し、前記制御回路内のその他の回路への電源の供給を停止するとともに、予定の指令に応じて前記ラッチ回路が前記第2の出力回路を遮断するように構成したことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  19. 商用電源から交流を受電し直流に変換するAC/DCコンバータと、このコンバータの直流出力を供給されるCPU,ハードディスク,及びキャッシュメモリを含む複数の負荷と、前記商用電源の停電時に前記複数の負荷へ直流電力を供給する直流電力蓄積手段を備えたディスクアレイ装置において、前記商用電源の停電時に、予定時間又は予定の信号を受信するまで、前記直流電力蓄積手段から前記キャッシュメモリを含む複数の負荷へ第1の直流バックアップ出力を供給し、前記商用電源の停電/健全に関係なく、前記直流電力蓄積手段から前記キャッシュメモリへ第2の直流バックアップ出力を接続する制御回路を備えたことを特徴とするディスクアレイ装置。
  20. 請求項19において、前記第1及び/又は第2の直流バックアップ出力を降圧して前記CPU,ハードディスク,及び/又はキャッシュメモリにそれぞれ供給する複数のDC/DCコンバータを備えたことを特徴とするディスクアレイ装置。
  21. 単一もしくは複数の二次電池を直列接続してなる単位バッテリと、該単位バッテリを複数直列接続してなる単位バッテリ群を複数並列接続してなる直流電力蓄積手段を有する直流バックアップ電源装置において、前記単位バッテリ群は、負荷のバックアップ容量に応じてその並列接続数を任意に可変でき、前記単位バッテリ群内の単位バッテリの直列接続を実現するための接続切替え手段と、前記単位バッテリ群へ直流電力を充電するための充電器と、前記バッテリ群から負荷へ直流電力を放電するための出力回路を有する制御回路を備えたことを特徴とする請求項1〜20何れかに記載の直流バックアップ電源装置。
  22. 請求項21において、前記充電器と出力回路を双方向DC―DCコンバータにより構成したことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  23. 請求項21において、前記接続切替え手段は各種リレーにより構成し、該リレーにより前記単位バッテリを直列接続するか否かの制御を行うことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
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