JP2005128906A - 非接触型icタグ - Google Patents

非接触型icタグ Download PDF

Info

Publication number
JP2005128906A
JP2005128906A JP2003365468A JP2003365468A JP2005128906A JP 2005128906 A JP2005128906 A JP 2005128906A JP 2003365468 A JP2003365468 A JP 2003365468A JP 2003365468 A JP2003365468 A JP 2003365468A JP 2005128906 A JP2005128906 A JP 2005128906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
electromagnetic wave
antenna
curved
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003365468A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Sato
正和 佐藤
Tatsuya Ito
達也 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2003365468A priority Critical patent/JP2005128906A/ja
Publication of JP2005128906A publication Critical patent/JP2005128906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 通信距離を充分に伸ばし、送受信エラーを回避し、動作信頼性を高めること。
【解決手段】 アンテナ15の一方の側に、凹形に湾曲した電磁波反射面19を設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、非接触型ICタグに関し、特に、物品の個別情報管理等に用いられる近傍型の非接触型ICタグに関するものである。
ISO/IEC15693に準拠する類の非接触型ICタグは、ICチップと、そのICチップと接続されて電磁波の送受信を行うアンテナとを有し、無接触で、IDデータ等の書き込み、読み出しを行う。
この種の非接触型ICタグには、アンテナの一方の側に金属箔による反射手段を設け、反射手段により電磁波をアンテナに向って反射させることにより、通信距離を伸ばしたものがある(たとえば、特許文献1)。
しかし、上述の反射手段付きICタグは、反射手段の反射面が平面であるため、電磁波をアンテナに集中させる指向性に関して充分でなく、通信距離を充分に伸ばすことが難しい。
特開2002−298106号公報
この発明が解決しようとする課題は、非接触型ICタグにおいて、通信距離を充分に伸ばし、送受信エラーを回避し、動作信頼性を高めることである。
この発明による非接触型ICタグは、ICチップと、前記ICチップと接続されて電磁波の送受信を行うアンテナとを有する非接触型ICタグにおいて、前記アンテナの一方の側に、凹形に湾曲した電磁波反射面を有する。
この発明による非接触型ICタグは、前記電磁波反射面が、金属薄膜、あるいは電磁波反射物質を含む樹脂により構成されている。
この発明による非接触型ICタグにおける前記電磁波反射面は、弓形に湾曲した二次元的な曲面、あるいは三次元的な回転曲面であってよい。ここで、二次元的な曲面とは、ICタグの少なくとも主要部においては同じ断面(曲線)を有する曲線であり、三次元的な回転曲面とは、二次元曲線を回転させることにより形成される曲面である。
この発明による非接触型ICタグは、アンテナの一方の側に設けられた電磁波反射面が凹形に湾曲しているから、電磁波反射面で反射した電磁波がアンテナに集中する度合いが増し、指向性が高まる。このことにより、非接触型ICタグの通信可能距離が伸び、送受信エラーを生じ難くなり、動作信頼性が高まる。この効果は、電磁波反射面を、単に凹形に湾曲したものに変更するだけで得られる。
この発明による非接触型ICタグの一つの実施形態を、図1、図2を参照して説明する。
非接触型ICタグは、PE、PP、PPS、PI等のプラスチックス成形品による第1基材11と第2基材12とによる小さい長方体形状のタグ本体13を有する。
第2基材12により与えられるタグ本体13の一方の面部には、ICチップ14と、ICチップ14と接続されて電磁波の送受信を行うアンテナ15が配置されており、これらはタグ本体13の一方の面部に貼り付けられた封止樹脂シート16により気密に封止されている。第1基材11により与えられるタグ本体13の他方の面部(タグ取付面)には、ICタグを対象物に貼り付けるための剥離紙付き粘着テープ17が貼り合わされている。
アンテナ15は、2.45GHz帯の高周波用のパッチアンテナであり、小さい金属導体片により構成され、タグ本体13のほぼ中央位置に配置されている。
第1基材11と第2基材12との間には、アルミニウム箔等による電磁波反射用の金属薄膜18が挟み込み固着されている。金属薄膜18は、挟み込み以外に、スパッタリング、真空蒸着によって形成することもできる。
金属薄膜18は、弓形に二次元的に湾曲しており、一方の表面がアンテナ15の一方の側(タグ取付面の側)において凹形に湾曲した電磁波反射面19をなしている。電磁波反射面19は、金属薄膜18の湾曲形状により、円弧面、楕円面等、弓形に湾曲した二次元的な曲面になっている。すなわち、電磁波反射面19は、タグ本体13の少なくとも主要部においては同じ断面(曲線)を有する曲面になっている。
上述の構成による非接触型ICタグは、剥離紙付き粘着テープ17によって物品に表面に貼り付けられて使用され、アンテナ15の一方の側(貼り付け面側)に設けられた電磁波反射面19が凹形に湾曲しているから、電磁波反射面19で反射した電磁波がアンテナ15に集中し、指向性が高まる。このことにより、非接触型ICタグの通信可能距離が伸び、送受信エラーを生じ難くなり、動作信頼性がよくなる。
なお、非接触型ICタグの封止樹脂シート16と第2基材12は、高周波透過性に優れた樹脂材料により構成されていることが好ましい。
つぎに、上述の構成による非接触型ICタグの製造工程の一例を、図3(a)〜(e)を参照して説明する。
図3(a)に示されているように、上面11Aが凹形に湾曲した第1基材11をポリイミド等の樹脂によって成形する。
つぎに、図3(b)に示されているように、第1基材11の上面11Aにアルミニウム箔等による金属薄膜18を貼り付ける。この金属薄膜18の貼り付けは、基材11の上面11Aの凹形湾曲形状に倣って行われ、金属薄膜18の上面が基材11の上面11Aの凹形湾曲形状と同様に凹形に湾曲した電磁波反射面19となる。
つぎに、図3(c)に示されているように、金属薄膜18上にポリイミド等の樹脂をモールディングして第2基材12を形成し、上側を平滑化する。なお、第2基材12の上面12Aには、ICチップ14やアンテナ15を配置するためのポケット12Bが形成されていることが好ましい。
つぎに、図3(d)に示されているように、第2基材12のポケット12BにICチップ14、アンテナ15を配置する。
つぎに、図3(e)に示されているように、第2基材12の上面12AにPETフィルム等による封止樹脂シート16を接着剤(図示省略)により貼り付け、ICチップ14、アンテナ15を気密封止する。また、第1基材11の下底面11Bに剥離紙付き粘着テープ17を貼り合わせる。これにより、非接触型ICタグが完成する。
図4は、この発明による非接触型ICタグの他の実施形態を示している。なお、図4において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、第2基材22が、金属粉等、電磁波反射物質を含む樹脂により構成されており、第2基材22の上面自体が、凹形に湾曲した電磁波反射面19になっている。
この実施形態でも、アンテナ15の一方の側に電磁波反射面19が設けられ、電磁波反射面19が凹形に湾曲しているから、電磁波反射面19で反射した電磁波がアンテナ15に集中し、指向性が高まる。このことにより、非接触型ICタグの通信可能距離が伸び、送受信エラーを生じ難くなり、動作信頼性がよくなる。
この実施形態では、第2基材22自体が電磁波反射面19を構成するから、金属薄膜18等の組み込みを必要としない。第2基材22自体による電磁波反射性能は、電磁波反射物質の種類、大きさ、分布密度等によって決まり、これらの選定によって最適性能を得ることができる。
図5は、この発明による非接触型ICタグのもう一つの実施形態を示している。なお、図5においても、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、電磁波反射面29が二次元的な曲面(曲線)を回転させることにより形成される三次元的な回転曲面になっている。三次元的な回転曲面としては、球面、回転楕円面、回転放物面等がある。
電磁波反射面29が三次元的な回転曲面であることにより、電磁波反射面29で反射した電磁波がアンテナ15に集中する度合いが、より高まり、指向性がより一層向上する。このことにより、非接触型ICタグの通信可能距離が更に伸び、送受信エラーを生じ難くなり、動作信頼性がよくなる。
この発明による非接触型ICタグの一つの実施形態を示す縦断面図である。 この発明による非接触型ICタグの一つの実施形態を示す斜視図である。 (a)〜(e)はこの発明による非接触型ICタグの製造工程の一例を示す工程図である。 この発明による非接触型ICタグの他の実施形態を示す縦断面図である。 この発明による非接触型ICタグのもう一つの実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
11 第1基材
12、22 第2基材
13 タグ本体
14 ICチップ
15 アンテナ
16 封止樹脂シート
17 剥離紙付き粘着テープ
18 金属薄膜
19、29 電磁波反射面

Claims (5)

  1. ICチップと、前記ICチップと接続されて電磁波の送受信を行うアンテナとを有する非接触型ICタグにおいて、
    前記アンテナの一方の側に、凹形に湾曲した電磁波反射面を有することを特徴とする非接触型ICタグ。
  2. 前記電磁波反射面は金属薄膜により構成されていることを特徴とする請求項1記載の非接触型ICタグ。
  3. 前記電磁波反射面は電磁波反射物質を含む樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1記載の非接触型ICタグ。
  4. 前記電磁波反射面は弓形に湾曲した二次元的な曲面であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の非接触型ICタグ。
  5. 前記電磁波反射面は三次元的な回転曲面であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の非接触型ICタグ。
JP2003365468A 2003-10-27 2003-10-27 非接触型icタグ Pending JP2005128906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365468A JP2005128906A (ja) 2003-10-27 2003-10-27 非接触型icタグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365468A JP2005128906A (ja) 2003-10-27 2003-10-27 非接触型icタグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005128906A true JP2005128906A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34644125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003365468A Pending JP2005128906A (ja) 2003-10-27 2003-10-27 非接触型icタグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005128906A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146472A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Hitachi Plant Mechanics Co Ltd Rfidタグホルダ及びrfidタグ読取距離制限方法
JP2013206045A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Tokai Rubber Ind Ltd Rfidタグ
JP7304166B2 (ja) 2019-02-13 2023-07-06 パナソニックホールディングス株式会社 アンテナ装置
JP7393897B2 (ja) 2019-09-02 2023-12-07 ローム株式会社 テラヘルツ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146472A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Hitachi Plant Mechanics Co Ltd Rfidタグホルダ及びrfidタグ読取距離制限方法
JP2013206045A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Tokai Rubber Ind Ltd Rfidタグ
JP7304166B2 (ja) 2019-02-13 2023-07-06 パナソニックホールディングス株式会社 アンテナ装置
JP7393897B2 (ja) 2019-09-02 2023-12-07 ローム株式会社 テラヘルツ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4560480B2 (ja) 無線タグ
US11645491B2 (en) Methods of operation of an RFID tag assembly for use in a timed event
EP1269395B1 (en) A device for identifying a container
EP1758050B1 (en) Radio frequency identification tag and manufacturing method thereof
KR101986376B1 (ko) 무선 주파수 식별 태그
JP2004336240A (ja) Rfidタグ
JP2009111950A (ja) 非接触型icタグ及び非接触型icタグの製造方法
WO2013145312A1 (ja) Rfidタグ
KR101145077B1 (ko) 무선 태그
JP5350069B2 (ja) 無線通信改善シート体、これを備える無線通信用icタグおよびボンベ管理方法
JP2003283365A (ja) 無線通信システム
JP2005128906A (ja) 非接触型icタグ
JP7415669B2 (ja) Rfタグラベルおよび円筒容器
JP5465312B2 (ja) 包装材
JP3902192B2 (ja) 電波偏波変換共振反射器、電波偏波変換共振反射装置、無線通信システム、金属対応無線icタグ装置、物品及びrfidシステム
JP6872266B2 (ja) Rfタグ用アンテナ、rfタグおよびrfタグ用アンテナの製造方法
JP2010211797A (ja) 金属付着用rfidタグ
JP3962273B2 (ja) 無線通信装置
KR101605191B1 (ko) 이중 루프를 가지는 uhf 대역 다중 부착 알에프아이디 태그
JP2015225579A (ja) 無線icデバイス、その製造方法、及び、無線icデバイス付き物品
JP6942954B2 (ja) Rfタグ
JP2002230507A (ja) データキャリアシステム
JP2020030703A (ja) Rfタグラベル
JP2016170576A (ja) Rfidラベル
WO2007017944A1 (ja) アンテナ