JP7415669B2 - Rfタグラベルおよび円筒容器 - Google Patents

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Description

本発明は,無線による個体識別で用いるシール媒体であるRFタグラベル(RF: Radio Frequency)に関し,更に詳しくは,スピッツなど検体検査に用いる検体用検査容器に適したRFタグラベルに関する。
無線による個体識別で用いるUHF帯のRFタグラベルには,RFタグラベルの小型化を図るために線状の半波長ダイポールアンテナを利用することが多いが(例えば,特許文献1),線状の半波長ダイポールアンテナを実装したRFタグラベルを,水分の多い内容物を収容する容器に貼り付けると,水分の影響でRFタグラベルの通信特性が著しく悪化してしまう。
このため,水分の多い内容物を収容する容器に貼り付けるRFタグラベルでは,線状の半波長ダイポールアンテナではなく,周長を1波長に合わせたループアンテナを採用するケースがある。周長を1波長に合わせたループアンテナは,半波長ダイポールアンテナを並べた構造になるので,半波長ダイポールアンテナよりも高い利得が得られるからである。
特開2009-245238号公報
しなしながら,人体から採取した水分が多い検体を収容する検体用検査容器(例えば,スピッツや採血管)などの円筒容器の周面にRFタグラベルを貼付した場合,円筒容器の周面の曲率に沿ってRFタグラベルが変形することによって,RFタグラベルに貼付したRFタグラベルの通信性能が低下してしまうことがある。
そこで,本発明は,円筒容器に適したRFタグラベルなどを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1発明は,ループアンテナとこれに接続したICチップとから少なくとも構成されるRFタグと,前記RFタグと分離している面状アンテナを備え,前記面状アンテナは,貼付対象となる円筒容器に貼り付けたとき,前記RFタグと周方向で対向する位置にレイアウトされていることを特徴とするRFタグラベルである。
第2発明は,RFタグラベルを周面に巻き付けた円筒容器であって,前記RFタグラベルは,ループアンテナとこれに接続したICチップとから少なくとも構成されるRFタグと,前記RFタグと分離している面状アンテナを備え,前記面状アンテナは,貼付対象となる円筒容器に貼り付けたとき,前記RFタグと周方向で対向する位置にレイアウトされていることを特徴とする円筒容器である。なお,第2発明において,前記円筒容器を検体用検査容器とすることが好適である。
本発明では,貼付対象となる円筒容器に貼り付けたとき,面状アンテナをRFタグと周方向で対向させることで,面状アンテナをRFタグの反射板として機能させ,RFタグラベルの通信性能を向上させている。
本実施形態に係るRFタグラベルを表面方向から見た図。 本実施形態に係るRFタグラベルの積層構成を説明する図。 RFタグラベルに積層するインレイを説明する図。 RFタグラベルを貼付した円筒容器の一例を説明する図。 RFタグラベルの効果を説明する図。 RFタグラベルの変形例を説明する図。
ここから,本発明に係る実施形態について記載する。本実施形態は,本発明の理解を容易にするためのものであり,本発明は,本実施形態に限定されるものではない。また,特に断りのない限り,図面は,本発明の理解を容易にするために描かれた模式的な図である。
ここから,本実施形態に係るRFタグラベル1について説明する。図1は,本実施形態に係るRFタグラベル1を表面方向から見た図である。人体から採取した水分が多い検体を収容する検体用検査容器などの円筒容器に貼付することを前提として設計されたUHF帯のRFタグラベル1は,図1で示したごとく,ループアンテナ300とこれに接続したICチップ301とから少なくとも構成されるRFタグ30と,RFタグ30と分離している面状アンテナ31を備える。本実施形態に係るRFタグラベル1おいて,面状アンテナ31は,貼付対象となる円筒容器に貼り付けたとき,RFタグ30と周方向で対向する位置にレイアウトされている。
図2は,本実施形態に係るRFタグラベル1の積層構成を説明する図で,図1におけるA-A’断面図である。本実施形態に係るRFタグラベル1の積層構成は,表面シート2,RFタグ30と面状アンテナ31を少なくとも実装したインレイ3,および,粘着剤層4を少なくとも積層した構成になっている。本実施形態では,これらに加えて,粘着剤層4を保護する剥離紙5をRFタグラベル1に積層している。なお,図2では図示していないが,表面シート2とインレイ3の間に,表面シート2とインレイ3を接着する接着層を積層するのが一般的である。
RFタグラベル1に積層する表面シート2は,RFタグラベル1の表面になる層である。RFタグラベル1に積層する表面シート2の表面には,RFタグラベル1を貼付する円筒容器で必要になる絵柄が印刷される。ボールペンなどの筆記用具で手書きが行えるように,表面シート2には紙素材を用いることが好適である。
図3は,RFタグラベル1に積層するインレイ3を説明する図である。インレイ3は,導電性ペーストや金属箔などを用いて,RFタグ30と面状アンテナ31を基材シート32に形成したシートである。ボールペンなどの筆記用具で表面シート2に手書きが行われても,RFタグ30に実装したICチップ301などが筆圧で故障しないように,インレイ3は,RFタグ30等を実装していない面が表側で積層されている。
インレイ3に実装するRFタグ30は,外部のリーダライタと無線通信する媒体になる。RFタグ30を構成するループアンテナ300の役割は,外部のリーダライタが発信する電波を受信してICチップ301の動作電力を励起すること,外部のリーダライタが送信した信号を受信すること,そして,RFタグ30が送信する信号を発信することになる。本実施形態では,RFタグ30を構成するループアンテナ300の利得を高めるために,RFタグ30が利用するUHF帯の周波数の波長にループアンテナ300の周長を合わせている。
インレイ3に実装する面状アンテナ31の役割は,外部のリーダライタが発信した電波をRFタグ30の方向に反射することになる。この役割を実現するために,本実施形態に係るRFタグラベル1おいて,面状アンテナ31は,貼付対象となる円筒容器に貼り付けたとき,RFタグ30と周方向で対向する位置にレイアウトされている。具体的に,本実施形態では,幅方向におけるRFタグ30の中心線と幅方向における面状アンテナ31の中心線の間隔Lを,RFタグラベル1を貼り付ける円筒容器の円周の半分にすることで,円筒容器に貼り付けたとき,面状アンテナ31が円筒容器を介してRFタグ30と対向するようにしている。なお,本実施形態では,面状アンテナ31の形状を長方形とし,そのサイズをループアンテナ300と同じにしているが,本発明の効果が得られる限り,面状アンテナ31の形状・サイズは任意でよい。
RFタグ30等を実装する基材シート32には,ポリエチレン,ポリプロピレンやポリエチレンテフタレートなどのプラスチック素材を利用できる。なお,基材シート32の厚みは,RFタグ30に実装したICチップ301が筆圧で故障しない厚みにすることが好適である。
粘着剤層4は,RFタグラベル1を円筒容器に貼り付けるための層になる。粘着剤層4の形成に用いる粘着剤としては,アクリル系粘着剤やエマルジョン系粘着剤を利用できる。また,粘着剤層4を保護する剥離紙5には,ケイ素樹脂などを片面または両面に塗った紙を利用できる。
これまで説明したRFタグラベル1を貼付した円筒容器の一例を説明する。図4は,RFタグラベル1を貼付した円筒容器の一例を説明する図である。なお,図4では,円筒容器を検体用検査容器6としている。
図4において,RFタグラベル1は,筒状になっている検体用検査容器6の胴体60に巻かれた状態で貼付されている。図4で図示したように,筒状になっている検体用検査容器6の胴体60に巻かれた状態で貼付されたRFタグラベル1において,図4において裏側になる面状アンテナ31は,検体用検査容器6の胴体60を介して,図4において表側になるRFタグ30と対向する。
図5は,RFタグラベル1の効果を説明する図で,図4におけるB-B’断面図を図示している。RFタグラベル1を検体用検査容器6の胴体60の周面に貼付すると,RFタグラベル1が備えるRFタグ30と面状アンテナ31それぞれは,検体用検査容器6の胴体60の曲率に沿って湾曲する。RFタグ30に向けて外部のリーダライタが発射した電波が,検体用検査容器6の胴体60を通過して面状アンテナ31にあたると,湾曲している面状アンテナ31で反射して,検体用検査容器6の胴体60を通過してRFタグ30にあたるため,結果として,検体用検査容器6の胴体60に貼付したRFタグラベル1が備えるRFタグ30の通信性能は向上する。
以上,本発明のRFタグラベル1についての実施形態を説明したが、本発明に係るRFタグ30は,上述した実施形態にのみ限定されるものではない。例えば,上述した実施形態では,面状アンテナ31の形状を長方形とし,そのサイズをループアンテナ300と同じにしているが,本発明の効果が得られる限り,面状アンテナ31のサイズや形状は,上述した実施形態に限定されない。
図6は,RFタグラベル1の変形例を説明する図である。図6(a)で図示したRFタグラベル1aでは,面状アンテナ31aのサイズはループアンテナ300のサイズより小さくなっている。図6(b)で図示したRFタグラベル1bでは,面状アンテナ31bのサイズはループアンテナ300のサイズより大きくなっている。また,図6(c)で図示したRFタグラベル1cでは,面状アンテナ31cのサイズはループアンテナ300のサイズと同じであるが,面状アンテナ31cの中心にスリットが設けられている。
また,図4では,円筒容器を検体用検査容器6としているが,RFタグラベル1を貼付した円筒容器は検体用検査容器6に限定されない。例えば,RFタグラベル1を貼付する円筒容器は,食品の保存に用いられる広口容器であってもよい。
1 RFタグラベル
30 RFタグ
300 ループアンテナ
301 ICチップ
31 面状アンテナ
6 検体用検査容器

Claims (3)

  1. ループアンテナとこれに接続したICチップとから少なくとも構成されるRFタグと,前記RFタグと分離している面状アンテナを備え,前記面状アンテナは,貼付対象となる円筒容器に貼り付けたとき,前記RFタグと周方向で対向する位置にレイアウトされていることを特徴とするRFタグラベル。
  2. RFタグラベルを周面に巻き付けた円筒容器であって,前記RFタグラベルは,ループアンテナとこれに接続したICチップとから少なくとも構成されるRFタグと,前記RFタグと分離している面状アンテナを備え,前記面状アンテナは,貼付対象となる円筒容器に貼り付けたとき,前記RFタグと周方向で対向する位置にレイアウトされていることを特徴とする円筒容器。
  3. 前記円筒容器は検体用検査容器であることを特徴とする,請求項2に記載した円筒容器。
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