JP2005128666A - 実施投薬情報チェックシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 端末装置への通信ネットワークの構築を不要とし、この端末装置として携帯型端末装置を利用し、設備コストを抑えたシステムとして、各患者の詳細な実施投薬情報を簡単に且つ確実にまた手軽にチェックでき、その実施投薬情報を種々の作業、業務に有効に活用できる、実施投薬情報チェックシステムを提供する。
【解決手段】 帳票作成装置8において、実施プロトコールファイル7から受ける患者別の処方情報と、実施投薬情報をコード化した2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票が作成され、携帯型端末装置9において、帳票の2次元バーコードが読み取られ、その2次元バーコードから得られた実施投薬情報を表示させ、また、その実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報が照合され、その照合結果が報知される。
【選択図】 図1
【解決手段】 帳票作成装置8において、実施プロトコールファイル7から受ける患者別の処方情報と、実施投薬情報をコード化した2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票が作成され、携帯型端末装置9において、帳票の2次元バーコードが読み取られ、その2次元バーコードから得られた実施投薬情報を表示させ、また、その実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報が照合され、その照合結果が報知される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の患者の各々に処方された処方箋の処方情報に基づいて各回に投与予定の1又は複数の薬品の薬品特定情報を含む実施投薬情報をチェックするシステムに関するものである。
従来、病院において、医師が入院患者又は外来患者を診察した後、患者に薬品の投与が必要な場合には、患者氏名等と共に、投与予定の1又は複数の薬品(処方薬)の薬品名とその用量及び用法等の処方情報を記載した処方箋を作成する。その処方箋の処方情報に基づいて、薬剤師が複数種の薬品の中から1又は複数の処方薬を取り揃えて、また、処方薬の調剤が必要な場合には調剤して用意する。
例えば、患者に注射薬を投与する場合、特に、調製が必要な注射薬については、複数の処方薬を取り揃えてトレイに入れて準備し、調製室において、トレイに入れた処方薬を調製(計量、混合等)し、その調製済みの注射薬が、投薬対象の患者がいる病棟の病室等まで運ばれて患者に点滴、注射により投与される。
ところで、処方薬を間違えて取り揃えて準備し、調製し、患者に投与する、という医療事故を防止するために、従来より種々の対策が講じられているが、近年、医療機関において、バーコード技術を利用して、種々のチェックを行う技術が広く普及しつつある。特に、2次元バーコードには、例えば、1Kバイトもの情報を記録することができ、この2次元バーコード技術を利用して医療事故を防止する技術が有効とされる。
特許文献1の処方箋作成装置では、電子カルテデータベースの記憶情報に基づいて、処方内容、コメント、症状、薬剤用法をコード化し、これらの情報を含む2次元バーコードを作成し、この2次元バーコード付き処方箋を作成して出力する。
特許文献2の投薬管理システムでは、患者識別情報を患者に付け、薬剤識別情報を薬剤に付け、患者に薬剤を投与する際、その患者識別情報と薬剤識別情報とを携帯端末の読取装置で読み取り、これらの情報と携帯端末に記憶された投薬指示データとに基づいて、投薬チェックを行う。
特許文献3の注射薬準備確認システムでは、処方情報に基づいて薬剤を取り揃えてトレイに収容すると共に、その薬剤に照合情報としての患者IDの情報を含むバーコードを印字した照合ラベルを貼り付ける。混注前に、携帯端末において、薬剤の照合ラベルのバーコードを読み取り、読み取った情報を、ホストコンピュータから読み込んだ医師の注射処方情報と自動的に照合し、その照合結果に基づいて混注を行う。ここで、携帯端末には、読み取ったバーコードの患者IDに対応する処方情報(注射薬、処方内容)を表示させることもできる。照合情報として患者IDとしているが、その他、トレイ識別番号、日付や順番、物品IDを含めてよいこと、また、薬品に患者ID及び処方情報を2次元バーコードで印字した照合ラベルを貼り付けることも記載されている。
特許文献4の2次元バーコードシステムでは、患者氏名、読みがな、電話番号、生年月日、保険種別、番号、処方医師名、処方医療機関名、処方日、受付日、調整情報、等の情報をコード化した2次元バーコーを患者薬袋に添付する。
また、非特許文献1には、一度読み取った薬品のパッケージのバーコードと同じバーコードをスキャンすると照合完了の音声が発声され、異なると照合不可能の音声が発声される。購入した薬剤を、散剤瓶やSP棚の装置瓶等の充填容器に移しかえる際、薬のパッケージのバーコードと同じバーコードを作って充填容器に貼り付け、これら2つのバーコードを照合して移しかえ作業を行うようにした技術が開示されている。
ところで、本願発明者は、処方薬を間違えて取り揃えて準備し、調製し、患者に投与する、という医療事故を防止するために、また、注射薬を患者に適切な方法で投与可能にするために、2次元バーコードの技術を利用し、更に、通信ネットワークの構築を不必要とし、手軽さ、持運び、操作性等に優れた携帯型端末装置を利用した情報チェックシステムの開発を行った。
特許文献1の処方箋作成装置は、処方内容を患者に知られることなく、薬剤師に確実に知らせるために、2次元バーコード付きの処方箋を作成する技術であり、処方薬を間違えて取り揃え、調製し、患者に投与する、という医療事故を防止するためのものではなく、携帯型端末装置を利用した技術でもない。
特許文献2の投薬管理システムは、患者に薬剤を投与する際、携帯端末において、患者に付けた患者識別情報と薬剤に付けた薬剤識別情報を読取装置で読み取り、その薬剤がその患者に投与すべき薬剤であるか否チェックするものである。そのため、携帯端末には投薬指示データを記憶させておく必要があり、その投薬指示データを携帯端末に転送する通信ネットワークの構築が必要となると設備コスト的に不利になり、携帯端末への電波通信は医療機器に悪影響を及ぼす虞もあり望ましくない。
特許文献3の注射薬準備確認システムでは、薬剤混注前に、携帯端末において、薬剤の照合ラベルのバーコードを読み取り、読み取った情報を、ホストコンピュータから読み込んだ医師の注射処方情報と自動的に照合し、その照合結果に基づいて混注を行うが、ホストコンピュータから注射処方情報を携帯端末に転送する通信ネットワークの構築が必要となると前記同様の課題が生じる。
特許文献4の2次元バーコードシステムでは、患者氏名、読みがな、電話番号、生年月日、保険種別、番号、処方医師名、処方医療機関名、処方日、受付日、調整情報、等の情報をコード化した2次元バーコーを患者薬袋に印字するが、この特許文献2には、薬品をチェックする技術は開示も示唆もされていない。
尚、非特許文献1には、購入した薬剤を、散剤瓶やSP棚の装置瓶等の充填容器に移しかえる際、薬のパッケージのバーコードと同じバーコードを作って充填容器に貼り付け、これら2つのバーコードを照合して移しかえ作業を行うようにしているが、その照合は薬品の種類程度であると推定され、この技術を、情報量の多い投薬情報(薬品の名称、用量、用法)を照合する技術に適用することは難しい。
本発明の目的は、端末装置への通信ネットワークの構築を不要とし、この端末装置として携帯型端末装置を利用し、設備コストを抑えたシステムとして、各患者の詳細な実施投薬情報を簡単に且つ確実にまた手軽にチェックすることができ、その実施投薬情報を種々の作業、業務に有効に活用することができる、実施投薬情報チェックシステムを提供することである。
請求項1の実施投薬情報チェックシステムは、複数の患者の各々に処方された処方箋の処方情報に基づいて各回に投与予定の1又は複数の薬品の薬品特定情報を含む実施投薬情報をチェックするシステムにおいて、複数種の薬品の各々について薬品特定情報をコード化した2次元バーコードであって薬品を収容する容器に夫々表示された2次元バーコードと、複数の患者の為の処方情報と実施投薬情報を記憶した電子カルテ手段と、前記電子カルテ手段から受ける患者別の実施投薬情報をコード化した2次元バーコードを印字する印字情報を作成する2次元バーコード印字情報作成手段を有し且つ前記電子カルテ手段から受ける患者別の処方情報と前記2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票を作成する帳票作成装置と、2次元バーコード読取手段と、この2次元バーコード読取手段で帳票の2次元バーコードを読み取って得られた実施投薬情報を表示可能な表示手段と、その帳票から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報とを照合する薬品チェック手段と、その照合結果を報知する報知手段とを有する端末装置とを備えたことを特徴とするものである。
この実施投薬情報チェックシステムには、電子カルテ手段、帳票作成装置、端末装置が設けられている。電子カルテ手段には、複数の患者の為の処方情報と実施投薬情報が記憶されており、帳票作成装置において、2次元バーコード印字情報作成手段により、電子カルテ手段から受ける患者別の実施投薬情報をコード化した2次元バーコードを印字する印字情報が作成され、電子カルテ手段から受ける患者別の処方情報と前記印字情報に基づく2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票が作成される。
端末装置には、2次元バーコード読取手段、表示手段、薬品チェック手段、報知手段が設けられている。この端末装置において、2次元バーコード読取手段により、帳票の2次元バーコードが読み取られ、その2次元バーコードから得られた実施投薬情報を表示手段で表示させることができる。薬品チェック手段により、前記帳票(即ち、2次元バーコード)から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報が照合され、その照合結果が報知手段により報知される。
請求項2の実施投薬情報チェックシステムは、請求項1の発明において、前記端末装置が携帯型端末装置からなること特徴とするものである。手軽に持ち運ぶことができる携帯型端末装置を用いて、帳票の2次元バーコードの読み取り、その2次元バーコードから得られた実施投薬情報の表示、前記照合、その照合結果の報知を行うことができる。
請求項3の実施投薬情報チェックシステムは、請求項2の発明において、前記帳票作成装置は、各患者へ投与する注射薬についての実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付き注射箋を作成する注射箋作成手段を有することを特徴とするものである。
帳票作成装置において、注射箋作成手段により、各患者へ投与する注射薬についての実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した2次元バーコード付き注射箋が作成され、携帯型端末装置においては、2次元バーコード読取手段により、注射箋の2次元バーコードが読み取られ、薬品チェック手段により、注射箋から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報が照合される。
請求項4の実施投薬情報チェックシステムは、請求項2又は3の発明において、前記帳票作成装置は、各患者へ投与する薬品を入れる薬袋であって、前記薬品に関する実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付き薬袋を作成する薬袋作成手段を有することを特徴とするものである。
帳票作成装置において、薬袋作成手段により、各患者へ投与する薬品を入れる薬袋であって、その薬品に関する実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した2次元バーコード付き薬袋が作成され、携帯型端末装置においては、2次元バーコード読取手段により、薬袋の2次元バーコードが読み取られ、薬品チェック手段により、薬袋から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報が照合される。
請求項5の実施投薬情報チェックシステムは、請求項2又は3の発明において、前記帳票作成装置は、各患者に投与する輸液の容器に貼り付けるラベルであって、前記輸液に関する実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付きラベルを作成するラベル作成手段を有することを特徴とするものである。
帳票作成装置において、ラベル作成手段により、各患者に投与する輸液の容器に貼り付けるラベルであって、その輸液に関する実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した2次元バーコード付きラベルが作成され、携帯型端末装置においては、2次元バーコード読取手段により、ラベルの2次元バーコードが読み取られ、薬品チェック手段により、ラベルから得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報が照合される。
請求項6の実施投薬情報チェックシステムは、請求項2〜5の何れかの発明において、前記実施投薬情報は、投与する薬品の薬品情報以外に、投薬対象の患者の氏名、ID、年齢、性別の情報を含み、更に、その患者が入院患者の場合には入院病棟と病室の情報を含むことを特徴とするものである。実施投薬情報として、投与する薬品の薬品情報以外に、投薬対象の患者の氏名、ID、年齢、性別の情報、更に、その患者が入院患者の場合には入院病棟と病室の情報を、携帯型端末装置に取り込み、これらの実施投薬情報を表示手段で表示させチェックすることができる。
請求項7の実施投薬情報チェックシステムは、請求項6の発明において、前記実施投薬情報は、更に、投薬作業者、点滴速度、投与時間、投与ルートの情報を含むことを特徴とするものである。実施投薬情報として、更に、投薬作業者、点滴速度、投与時間、投与ルートの情報を、携帯型端末装置に取り込み、これらの実施投薬情報を表示手段で表示させチェックし、その薬品を患者に投与する際に利用することができる。
請求項8の実施投薬情報チェックシステムは、請求項2〜7の何れかの発明において、前記携帯型端末装置は、前記バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた情報を記憶する読み取り情報記憶手段を有することを特徴とするものである。読み取り情報記憶手段に記憶させた実施投薬情報を表示手段で確実に表示させ、前記照合を確実に行うことができる。
請求項1の実施投薬情報チェックシステムによれば、帳票作成装置において、2次元バーコード印字情報作成手段により、電子カルテ手段から受ける患者別の実施投薬情報をコード化した2次元バーコードを印字する印字情報を作成し、電子カルテ手段から受ける患者別の処方情報と前記印字情報に基づく2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票を作成することができる。また、端末装置において、2次元バーコード読取手段により、帳票の2次元バーコードを読み取り、その2次元バーコードから得られた実施投薬情報を表示手段で表示させることができ、薬品チェック手段により、前記帳票(即ち、2次元バーコード)から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報を照合し、その照合結果を報知手段により報知することができる。
このように、端末装置の2次元バーコード読取手段により、帳票の2次元バーコードを読み取り、また、投与対象の1又は複数の薬品の2次元バーコードを読み取ることにより、帳票に記録された薬品と投与対象の薬品とが一致しているか否か自動的に照合しチェックでき、その照合結果も報知されて容易に確認することができ、また、帳票の2次元バーコードから得られた実施投薬情報を表示手段で表示させて、実施投薬情報をチェックすることができる。即ち、端末装置への通信ネットワークの構築を不要とし、電波通信による医療機器の誤作動の誘発を防止できると共に、設備コストを抑えたシステムとして、各患者の詳細な実施投薬情報を簡単に且つ確実にチェックすることができ、その実施投薬情報を、薬品の取り揃え、薬品の調製、薬品の投与、等の種々の作業、業務に有効に活用することができるシステムとなる。
請求項2の実施投薬情報チェックシステムによれば、前記端末装置が携帯型端末装置からなるので、手軽に持ち運ぶことができる携帯型端末装置を用いて、帳票の2次元バーコードの読み取り、その2次元バーコードから得られた実施投薬情報の表示、前記照合、その照合結果の報知を行い、各患者の詳細な実施投薬情報を簡単に且つ確実にまた手軽にチェックすることができる。
請求項3の実施投薬情報チェックシステムによれば、帳票作成装置は、各患者へ投与する注射薬についての実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付き注射箋を作成する注射箋作成手段を有するので、帳票作成装置において、2次元バーコード付き注射箋を確実に作成することができ、携帯型端末装置において、注射箋の2次元バーコードを読み取り、注射箋から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報とを照合し、注射箋に基づいて取り揃えた薬品とその注射箋に記録された薬品が一致しているか否か確実にチェックして報知することができる。
請求項4の実施投薬情報チェックシステムによれば、各患者へ投与する薬品を入れる薬袋であって、その薬品に関する実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付き薬袋を作成する薬袋作成手段を有するので、帳票作成装置において、2次元バーコード付き薬袋を確実に作成することができ、携帯型端末装置において、薬袋の2次元バーコードを読み取り、薬袋から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報とを照合し、薬袋に記録された薬品とその薬袋に入れる薬品が一致しているか否か確実にチェックして報知することができる。
請求項5の実施投薬情報チェックシステムによれば、各患者に投与する輸液の容器に貼り付けるラベルであって、その輸液に関する実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付きラベルを作成するラベル作成手段を有するので、帳票作成装置において、2次元バーコード付きラベルを確実に作成することができ、携帯型端末装置において、ラベルの2次元バーコードを読み取り、ラベルから得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報とを照合し、輸液の容器に貼り付けられるラベルに記録された薬品と、その輸液に含まれる薬品とが一致しているか否か確実にチェックして報知することができる。
請求項6の実施投薬情報チェックシステムによれば、実施投薬情報は、投与する薬品の薬品情報以外に、投薬対象の患者の氏名、ID、年齢、性別の情報を含み、更に、その患者が入院患者の場合には入院病棟と病室の情報を含むので、これらの情報を、携帯型端末装置に取り込み、表示手段で表示させチェックすることができる。
請求項7の実施投薬情報チェックシステムによれば、実施投薬情報は、更に、投薬作業者、点滴速度、投与時間、投与ルートの情報を含むので、これらの情報を、携帯型端末装置に取り込み、表示手段で表示させチェックし、その薬品を患者に投与する際に利用することができる。
請求項8の実施投薬情報チェックシステムによれば、携帯型端末装置は、バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた情報を記憶する読み取り情報記憶手段を有するので、読み取り情報記憶手段に記憶させた実施投薬情報を表示手段で確実に表示させ、前記照合を確実に行うことができる。
本発明の実施投薬情報チェックシステムは、複数の患者の各々に処方された処方箋の処方情報に基づいて各回に投与予定の1又は複数の薬品の薬品特定情報を含む実施投薬情報をチェックするシステムであり、特に、ガン患者についての実施投薬情報をチェックし、処方薬を間違えて取り揃えて準備し、調製し、患者に投与する、という医療事故を防止できる実施投薬情報チェックシステムである。
図1に示すように、実施投薬情報チェックシステム1は、複数種の薬品の各々について薬品特定情報をコード化した2次元バーコードであって薬品を収容する容器2,3に夫々表示された2次元バーコード2a,2bと、患者データファイル4と、薬品マスタファイル5と、プロトコールマスタファイル6と、実施プロトコールファイル7と、帳票作成装置8と、携帯型端末装置9とを備えている。
帳票作成装置8により2次元バーコード付き帳票10を作成することができ、携帯型端末装置9において、帳票10に表示された2次元バーコード10aと、薬品を収容する容器2,3に表示された2次元バーコード2a,2bとを読み取って得られた実施投薬情報を、適宜表示させ、チェックすることができる。尚、薬品を収容する容器として種々の形状、サイズの容器があるが、本実施例では、容器2,3としてアンプル瓶2とバイアル瓶3を例示する。
図2、図3に示すように、各容器2,3には、薬品名や規格量や成分や使用期限等が記載された薬品ラベル2b,3bが貼り付けられており、その薬品ラベル2b,3bに2次元バーコード2a,3aが印字されている。図4に示すように、2次元バーコード2a,3aにコード化された薬品特定情報は、薬品名、薬品コード、規格量、単位、製造年月日、使用期限、ロット番号、の情報を含んでいる。但し、薬品特定情報を、薬品コード、製造年月日、使用期限、ロット番号等の必要最小限の情報としてもよい。
ここで、各薬品を収容した容器2,3に表示された2次元バーコード2a,3aは、薬品メーカー側が容器2,3に貼り付ける薬品ラベル2b,3bに印字して構成されるものとする。但し、この実施投薬情報チェックシステム1に薬品ラベル作成装置又は2次元バーコードラベル作成装置を設け、その作成装置で作成された2次元バーコード付き薬品ラベル又は2次元バーコードラベルを、容器2,3に貼り付けるようにしてもよい。
次に、ファイル4〜7について説明する。
図5に示すように、患者データファイル4には、複数のガン患者を含む患者の患者データが記憶されており、各患者データとして、患者ID、氏名、年齢、性別、生年月日、住所、電話番号・・・、身長、体重、血液型・・・等のデータが記憶され、患者がガン患者の場合には、更に病名(ガンの名称)のデータが記憶されている。
図5に示すように、患者データファイル4には、複数のガン患者を含む患者の患者データが記憶されており、各患者データとして、患者ID、氏名、年齢、性別、生年月日、住所、電話番号・・・、身長、体重、血液型・・・等のデータが記憶され、患者がガン患者の場合には、更に病名(ガンの名称)のデータが記憶されている。
図6に示すように、薬品マスタファイル5には、複数種の抗ガン剤を含む薬品の薬品マスタデータが記憶されており、各薬品マスタデータとして、薬品コード、薬品名、略称、規格量、入力単位、薬品区分、保存区分・・・、成分量、pHのデータが記憶されている。尚、薬品が抗ガン剤の場合には、更にマスタ係数のデータを記憶させてもよい。
図7に示すように、プロトコールマスタファイル6には、複数種のプロトコールマスタデータが記憶されており、各プロトコールマスタデータとして、プロトコールコード、病名略称コード、病名、化学療法名、使用する1又は複数種の抗ガン剤を含む薬品の薬品コード及び薬品名、各抗ガン剤の目標値(マスタ係数)、各抗ガン剤の施用日程が記憶されている。これらのファイル4〜6の記憶情報に基づいて、各ガン患者の実施プロトコールデータを作成することができる。
図8に示すように、実施プロトコールファイル7には、複数のガン患者に対して作成された複数の実施プロトコールデータが記憶され、各実施プロトコールデータとして、患者ID、登録日、区分、患者の氏名と性別と生年月日と年齢、区分が入院の場合は患者の病棟と病室、診療科、担当の医師、種別、患者の身長と体重と体表面積とCCR、病名とガン化学療法名・・・、施用する薬品の薬品名、各薬品の施用日、各薬品の各回の投与量・・・、看護チーム区分、手技、点滴速度、点滴タイミング、投与時間、投与番号(順番)、トータル投与時間、投与ルート、ライン、投与器具の情報が記憶されている。
尚、実施プロトコールファイル7に記憶された、薬品名等が薬品特定情報に相当し、患者氏名、ID、年齢、性別、病棟、病室、薬品名(規格量)、数量、単位、看護チーム区分、手技、点滴速度、点滴タイミング、投与時間、投与番号、トータル投与時間、投与ルート、ライン、投与器具の情報が実施投薬情報に相当する。また、実施プロトコールファイル7には、処方箋の処方情報(薬品名、施用日、各回の投与量等)が含まれており、この実施プロトコールファイル5が電子カルテ手段に相当するものである。
次に、帳票作成装置8について説明する。
図1に示すように、帳票作成装置8は、コンピュータ本体15、ディスプレイ16、キーボード17、マウス18を備え、コンピュータ本体15に、ディスプレイ16、キーボード17、マウス18、プリンタ19が接続されている。前記ファイル4〜7は、コンピュータ本体15がアクセス可能な、例えばホストコンピュータの記憶部に記憶されている。但し、これらのファイル4〜7の全部又は一部を、コンピュータ本体15のハードディスク等の記憶部に記憶させてもよい。
図1に示すように、帳票作成装置8は、コンピュータ本体15、ディスプレイ16、キーボード17、マウス18を備え、コンピュータ本体15に、ディスプレイ16、キーボード17、マウス18、プリンタ19が接続されている。前記ファイル4〜7は、コンピュータ本体15がアクセス可能な、例えばホストコンピュータの記憶部に記憶されている。但し、これらのファイル4〜7の全部又は一部を、コンピュータ本体15のハードディスク等の記憶部に記憶させてもよい。
図9に示すように、帳票作成装置8は、注射箋印字情報作成手段20、薬袋印字情報作成手段21、ラベル印字情報作成手段22、2次元バーコード印字情報作成手段23、実施プロトコール作成手段24、プリンタ制御手段25を有し、これらの手段20〜25は、コンピュータ本体15に格納されたソフトウェア等で構成されるものである。
2次元バーコード印字情報作成手段23は、実施プロトコールファイル7から受ける患者別の実施投薬情報をコード化した2次元バーコードを印字する印字情報を作成するものであり、帳票作成装置8は、実施プロトコールファイル7から受ける患者別の処方情報と前記2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票を作成する。図10は、帳票に印字された2次元バーコードに含まれる実施投薬情報を示し、図11は、実施投薬情報の薬品名(規格量)と数量と単位の情報を詳細に示した図である。
帳票作成装置8は、各患者へ投与する注射薬についての実施投薬情報とその2次元バーコード30aを印字した帳票としての2次元バーコード付き注射箋30(図12参照)を作成する注射箋作成手段として、注射箋印字情報作成手段20、2次元バーコード印字情報作成手段23、プリンタ制御手段25、プリンタ19が設けられている。
図12に示すように、注射箋30には、2次元バーコード30aとは別に、患者ID、氏名、生年月日、年齢、性別、診療科、病棟、病室、医師、登録日、出力日、実施日、処方薬の名称とその用量及び用法が印字されている。これらの文字情報を印字する為の注射箋印字情報が、注射箋印字情報作成手段20により、実施プロトコールファイル7の記憶情報に基づいて作成される。そして、印字情報作成手段20,23で作成された印字情報に基づいて、プリンタ制御手段25でプリンタ19が制御され注射箋30が作成される。
帳票作成装置8は、各患者へ投与する薬品を入れる薬袋31であって、その薬品に関する実施投薬情報とその2次元バーコード31aを印字した帳票としての2次元バーコード付き薬袋31(図13参照)を作成する薬袋作成手段として、薬袋印字情報作成手段21、2次元バーコード印字情報作成手段23、プリンタ制御手段25、プリンタ19が設けられている。
図13に示すように、薬袋31には、2次元バーコード31aとは別に、患者ID、氏名、生年月日、年齢、性別、病室、診療科、医師、登録日、実施日、処方薬の名称とその用量及び用法が印字され、更には、調製の際の配合変化予測等の注意事項も印字されている。これらの文字情報を印字する為の注射箋印字情報が、薬袋印字情報作成手段21により、実施プロトコールファイル7の記憶情報、更には、配合禁忌マスタファイル(図示略)等の記憶情報に基づいて作成される。
尚、薬袋31の裏面には、調製手順やその注意事項等が印字され、これらの文字情報を印字する為の注射箋印字情報が、薬袋印字情報作成手段21により、調製手順マスタファイル(図示略)等の記憶情報に基づいて作成される。そして、印字情報作成手段21,23で作成された印字情報に基づいて、プリンタ制御手段25によりプリンタ19が制御され薬袋31が作成される。
帳票作成装置8は、各患者へ投与する輸液の容器に貼り付けるラベル32であって、その輸液に関する実施投薬情報とその2次元バーコード32aを印字した帳票としての2次元バーコード付きラベル32(図14参照)を作成するラベル作成手段として、ラベル印字情報作成手段22、2次元バーコード印字情報作成手段23、プリンタ制御手段25、プリンタ19が設けられている。
図14に示すように、ラベル32には、2次元バーコード32aとは別に、病棟、病室、診療科、患者ID、氏名、生年月日、年齢、性別、医師名、実施日、処方薬の名称とその用量及び用法が印字されている。これらの文字情報を印字する為のラベル印字情報が、ラベル印字情報作成手段22により、実施プロトコールファイル7の記憶情報に基づいて作成される。そして、印字情報作成手段22,23で作成された印字情報に基づいて、プリンタ制御手段25によりプリンタ19が制御されラベル32が作成される。
次に、携帯型端末装置9について説明する。
図15、図16に示すように、携帯型端末装置9は、2次元バーコードリーダ40(2次元バーコード読取手段)、スピーカ41、情報処理部42、情報記憶部43、ディスプレイからなる表示部44、入力操作部45を備え、これらはバス等で接続されている。
図15、図16に示すように、携帯型端末装置9は、2次元バーコードリーダ40(2次元バーコード読取手段)、スピーカ41、情報処理部42、情報記憶部43、ディスプレイからなる表示部44、入力操作部45を備え、これらはバス等で接続されている。
情報処理部42と情報記憶部43の構成については、図17に示すように、情報処理部42に、薬品チェック手段50、表示情報作成手段51、表示制御手段52、音声制御手段53が設けられ、情報記憶部43に、読み取り情報記憶手段54、薬品マスタ情報記憶手段55が設けられている。
2次元バーコードリーダ40により、薬品の容器に表示された2次元バーコード、帳票に表示された2次元バーコードが読み取られ、その2次元バーコードから得られた情報が読み取り情報記憶手段54に記憶される。読み取り情報記憶手段54の記憶情報に基づいて、表示情報作成手段51により表示情報が作成され、その表示情報に基づいて表示制御手段52により表示部44が制御されて、表示部44に種々の情報が表示される。
例えば、2次元バーコードリーダ40により、図2、図3のような薬品の容器2,3に表示された2次元バーコード2a,3aが読み取られると、その2次元バーコード2a,3aから得られた図4の薬品特定情報が読み取り情報記憶手段54に記憶されて、表示部44に図18の画面が表示され、この画面を見て、その薬品の薬品名、規格量、製造年月日、使用期限、ロット番号等をチェックすることができる。
ここで、薬品マスタ情報記憶手段55には、図6と同等の情報、即ち、複数種の抗ガン剤を含む薬品の薬品マスタデータが記憶されており、各薬品マスタデータとして、薬品コード、薬品名、略称、規格量、入力単位、薬品区分、保存区分・・・、成分量、pHのデータが記憶されている。尚、略称、薬品区分、保存区分等の情報は省略可能である。この薬品マスタ情報記憶手段55に薬品マスタデータを登録する場合、2次元バーコードリーダ40薬品の2次元バーコードを読み取り、その情報の少なくとも一部を薬品マスタデータとして登録することもできる。
ところで、前述のように、薬品の容器2,3に表示された2次元バーコード2a,3aにコード化された薬品特定情報を、薬品コード、製造年月日、使用期限、ロット番号等の必要最小限の情報とした場合、その薬品コードが含まれる薬品マスタデータを薬品マスタ情報記憶手段55から読み出し、その情報に基づいて、規格量を含む例えば図18に示す情報を表示部44に表示させるようにしてもよい。
例えば、2次元バーコードリーダ40により、図12のような注射箋30に表示された2次元バーコード30a、図13のような薬袋31に表示された2次元バーコード31a、図14のようなラベル32に表示された2次元バーコード32aが読み取られると、その2次元バーコードから得られた図10の実施投薬情報が読み取り情報記憶手段54に記憶され、その実施投薬情報の一部又は全部が表示部44に表示される。
ここで、実施投薬情報の表示形態については、注射箋30、薬袋31、ラベル32の何れの2次元バーコード30a,31a,32aを2次元バーコードリーダ40で読み取った場合も同一の表示形態となるようにしてもよいし、注射箋30、薬袋31、ラベル32に応じて異なる表示形態となるようにしてもよい。
例えば、図12の注射箋30の2次元バーコード30aが読み取られた場合、先ず、表示部44に図19の画面が表示され、その画面を見て、患者の氏名、年齢、性別、診療科、病棟、病室、実施日をチェックすることができる。また、表示部44に処方数(例えば、処方1、処方2、処方3)が表示され、その何れかを指示すると処方画面が表示される。例えば、「処方1」を指示すると、表示部44に図20の画面が表示され、その画面を見て、処方1の複数の処方薬とその用量法及び用法をチェックすることができる。尚、「戻る」を指示すると前の画面に戻ることができる。
例えば、図13の薬袋31の2次元バーコード31aが読み取られた場合、表示部44には、注射箋30の2次元バーコード30aが読み取られた場合と同様の画面と、更に、調製手順の情報の(図示略)を表示させるようにしてもよい。つまり、調製手順の情報を表示部44に表示させてチェックすることができる。この場合、調製手順情報は、例えば、帳票作成装置8において、調製手順マスタファイルの記憶情報に基づいて作成され、薬袋31の2次元バーコード31aは、その調製手順情報もコード化したものとなる。
例えば、図14のラベル32の2次元バーコード32aが読み取られた場合、表示部44には、注射箋30の2次元バーコード30aが読み取られた場合と同様の画面と、更に、図21の画面を表示させることができる。ラベル32は調製済みの注射薬を収容した容器(輸液バッグ等)に貼り付けられるものであり、看護師等がその注射薬を患者に投与する場合、図21の画面を表示させそれを見て、看護チーム区分、手技、点滴速度、点滴タイミング、投与時間、投与番号(順番)、トータル投与時間、投与ルート、ライン、投与器具等をチェックすることができる。
ここで、看護チーム区分とは、患者に投薬を実施する看護師の看護チームの区分、手技とは、患者に投薬を行う際に患者のどの部位に注射針を刺すか等の手法、点滴速度とは、患者に注射薬を点滴により投与する際の点滴速度(例えば、数分、数秒あたりの点滴数)、点滴タイミングとは、朝、昼、夕等、患者に注射薬を投与する時期、投与時間とは、患者に注射薬を投与する時間(例えば、8時等)、投与番号(順番)とは、患者に1日に投与すべき複数の注射薬がある場合、これら注射薬を投与する順番、トータル投与時間とは、患者に1日に投与すべき複数の注射薬がある場合、これら全ての注射薬を点滴により投与する時間、投与ルートとは、例えば、腕の静脈等、患者に注射薬を投与する際の注射部位を含むルート、ラインとは、1又は複数ルートで注射薬を投与する際に必要なチューブ等のラインの情報、投与器具等とは、患者に注射薬を投与する際に使用する器具(例えば、輸液ポンプ、三方活栓等)、である。
尚、表示情報作成手段51、表示制御手段52、表示部44が、2次元バーコードリーダ40で帳票の2次元バーコードを読み取って得られた実施投薬情報を表示可能な表示手段に相当するものである。
さて、図17に示すように、携帯型端末装置9において、薬品チェック手段50は、2次元バーコードリーダ40で、帳票としての注射箋30、薬袋31、ラベル32の2次元バーコード30a,31a,32aを読み取り、その注射箋30、薬袋31、ラベル32から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と投与対象の薬品の容器2,3から2次元バーコードリーダ40で読み取った2次元バーコード2a,3aから得られた薬品特定情報とを照合するものである。
前記注射箋30、薬袋31、ラベル32から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報とは、図10の実施投薬情報の中の、1又は複数の薬品名(規格量)、各薬品の単位、各薬品の数量の情報である。つまり、薬品チェック手段50は、各帳票(注射箋30、薬袋31、ラベル32)の2次元バーコードから得られた薬品名、規格量、単位、数量と、薬品の容器の2次元バーコードから得られた薬品の薬品名、規格量、単位、数量とを照合し、これらが完全に一致しているか否か判定してチェックする。
尚、薬品の容器2,3に表示された2次元バーコード2a,3aにコード化された薬品特定情報を、薬品コード、製造年月日、使用期限、ロット番号等の必要最小限の情報とした場合、その薬品コードが含まれる薬品マスタデータを薬品マスタ情報記憶手段55から読み出し、その情報を薬品チェックの際に適用する。この場合、薬品コードが同じでも、規格量が異なる複数の薬品情報が薬品マスタ情報記憶手段55に記憶されている場合、これら複数の薬品情報(規格量を含む)を表示部44に表示させ、そのうちの何れがチェックしたい(また取り揃えた)薬品であるか否か選択できるようにする、薬品ダブリチェック機能を備えることが望ましい。
ここで、処方された複数の薬品の中に同一の薬品が複数含まれる場合がある。この場合、複数の同一薬品(規格量)の2次元バーコードを読み取ると、情報記憶手段54に、同一薬品のデータを重複する形で記憶させてもよいし、重複するデータについては記憶せず、同一の薬品の数量を計数して記憶させてもよい。
前記のように薬品チェック手段50により照合を行った後、その照合結果が報知される。具体的には、表示制御手段52により表示部44が制御され、前記薬品名、規格量、単位、数量が一致している場合には、例えば、図22に示すように、表示部44に「薬品一致 OK!」の文字が表示されて報知され、一致していない場合には、例えば、図23に示すように、表示部44に「薬品不一致 NG」が表示されて報知され、このとき、不足している薬品、異なった薬品を求めて表示させるようにしてもよい。
尚、表示制御手段54と表示部44が報知手段に相当するものである。また、音声制御手段53によりスピーカ41が制御され、例えば、一致音と不一致音を予め設定しておいて、その何れかを鳴らして報知するようにしてもよい。この場合、音声制御手段53とスピーカ41が報知手段に相当する。また、報知手段として、携帯型端末装置9にバイブレータを内蔵しておいて、例えば、一致しない場合にはバイブレータを作動させて報知し、大いに注意を促すようにしてもよい。
次に、前記薬品チェックと報知を含む処理の具体例について、情報処理部42が実行する図24〜図26のフローチャート(フローチャート中のSi(i=1、2、3・・・)は各ステップを示す)に基づいて説明する。
図24の薬品チェック処理は、薬剤師が注射箋30に基づいて取り揃えた1又は複数の薬品をチェックする場合に適用する処理である。この処理は、例えば、入力操作部45により所定のチェック開始操作が行われたこと、或いは、2次元バーコードリーダ40により所定のチェック開始バーコードが読み取られたことにより開始される。
図24に示すように、この薬品チェック処理が開始されると、先ず、注射箋30の2次元バーコード30aが2次元バーコードリーダ40により読み取られ(S1)、その2次元バーコード30aから得られた実施投薬情報が読み取り情報記憶手段54に記憶される(S2)。次に、薬剤師によって取り揃えられた投与対象の1又は複数の薬品の中の1つ薬品の2次元バーコード2a,2bが2次元バーコードリーダ40により読み取られ(S3)、その2次元バーコードリーダ40から得られた薬品特定情報が読み取り情報記憶手段54に記憶される(S4)。
次に、2次元バーコードの読み取りが終了していない場合(S5;No)、つまり、取り揃えた薬品の中にその2次元バーコードを2次元バーコードリーダ40で読み取っていない薬品がある場合には、S3へリターンし、S3とS4が実行される。こうして、取り揃えた全ての薬品の2次元バーコードが2次元バーコードリーダ40で読み取られ、その後、例えば、入力操作部45により所定の読み取り終了操作が行われたこと、或いは、2次元バーコードリーダ40により所定の読み取り終了バーコードが読み取られたことにより、取り揃え薬品チェック処理(S6)が実行される。
S6の取り揃え薬品チェック処理では、読み取り情報記憶手段54に記憶された、注射箋の実施投薬情報の薬品名、規格量、単位、数量の情報と、薬品特定情報の薬品の薬品名、規格量、単位、数量とが照合され、これらが完全に一致しているか否か判定されチェックされる。その照合の結果、取り揃えた薬品と注射箋30に記録された薬品が一致している場合には(S7;Yes )、一致している旨が、表示部44に図22の画面を表示させる等して報知され(S8)、終了する。
一方、取り揃えた薬品と注射箋30に記録された薬品が一致していない場合には(S7;No)、一致していない旨が、表示部44に図23の画面を表示させる等して報知され(S9)、その後、エラー処理(S10)が行われ、処理を継続する場合には(S11;Yes )、読み取り記憶手段54に記憶された薬品特定情報がクリアーされて、S3へリターンし、処理を継続しない場合には(S11;No)、終了する。
図25の薬品チェック処理は、薬剤師が取り揃えた1又は複数の薬品と、それを入れる薬袋31をチェックする場合に適用する処理であり、薬剤師が取り揃えた1又は複数の薬品を薬袋31に入れる際、或いは、薬剤師が薬袋31に入れた1又は複数の薬品を取り出して調製する際に利用することができる。
図25に示すように、この処理は、図24の処理と同様の操作により開始され、先ず、薬袋31の2次元バーコード31aが2次元バーコードリーダ40により読み取られ(S21)、その2次元バーコード31aから得られた実施投薬情報が読み取り情報記憶手段54に記憶される(S22)。次に、S23〜S25は、図24のS3〜S5と同様であり、その後、薬品・薬袋チェック処理(S26)が行われる。
S26の薬品・薬袋チェック処理では、薬袋の実施投薬情報の薬品名、規格量、単位、数量の情報と、薬品特定情報の薬品の薬品名、規格量、単位、数量とが照合され、これらが完全に一致しているか否か判定されチェックされる。その照合の結果、取り揃えた薬品と薬袋31に記録された薬品が一致している場合には(S27;Yes )、一致している旨が、表示部44に図22の画面を表示させる等して報知され(S8)、終了し、一致していない場合には(S27;No)、一致していない旨が、表示部44に図23の画面を表示させる等して報知される(S29)。S30とS31は、図24のS10とS11と同様である。
図26の薬品チェック処理は、薬剤師が取り揃えた1又は複数の薬品と、その薬品を調製した注射薬を入れる輸液の容器に貼り付けるラベル32をチェックする場合に適用する処理であり、図25の処理後、引き続き行うこともできる。
図26に示すように、この処理は、図24の処理と同様の操作により開始され、先ず、ラベル32の2次元バーコード32aが2次元バーコードリーダ40により読み取られ(S41)、その2次元バーコード32aから得られた実施投薬情報が読み取り情報記憶手段54に記憶される(S42)。次に、S43〜S45は、図24のS3〜S5と同様であり、その後、薬品・ラベルチェック処理(S26)が行われる。
ここで、図25の処理後にこの処理を引き続き行う場合、図24の処理において、S25で読み取られた薬品の2次元バーコード2a,3aから得られた薬品特定情報が適用され、それ故、S43〜S45を省略することができる。この場合、図25の処理後、或いはS26において何らかの操作を行うことにより達成することができる。
S46の薬品・ラベルチェック処理では、ラベルの実施投薬情報の薬品名、規格量、単位、数量の情報と、薬品特定情報の薬品の薬品名、規格量、単位、数量とが照合され、これらが完全に一致しているか否か判定されチェックされる。その照合の結果、取り揃えた薬品とラベル32に記録された薬品が一致している場合には(S47;Yes )、一致している旨が、表示部44に図22の画面を表示させる等して報知され(S8)、終了し、一致していない場合には(S47;No)、一致していない旨が、表示部44に図23の画面を表示させる等して報知される(S49)。S40とS41は、図24のS10とS11と同様である。
以上説明した実施投薬情報チェックシステム1の作用・効果について説明する。
この実施投薬情報チェックシステム1によれば、帳票作成装置8において、2次元バーコード印字情報作成手段23により、電子カルテ手段に相当する実施プロトコールファイル7から受ける患者別の実施投薬情報をコード化した2次元バーコードを印字する印字情報を作成し、実施プロトコールファイル7から受ける患者別の処方情報と前記印字情報に基づく2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票を作成ができる。
この実施投薬情報チェックシステム1によれば、帳票作成装置8において、2次元バーコード印字情報作成手段23により、電子カルテ手段に相当する実施プロトコールファイル7から受ける患者別の実施投薬情報をコード化した2次元バーコードを印字する印字情報を作成し、実施プロトコールファイル7から受ける患者別の処方情報と前記印字情報に基づく2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票を作成ができる。
また、携帯型端末装置9において、2次元バーコードリーダ40により、帳票(注射箋30、薬袋31、ラベル32)の2次元バーコード30a,31a,32aを読み取り、その2次元バーコード30a,31a,32aから得られた実施投薬情報を表示部44に表示させることができ、薬品チェック手段50により、前記帳票(即ち、2次元バーコード)から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコードリーダ40で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報を照合し、その照合結果を表示部44等に表示して報知することができる。
このように、携帯型端末装置9の2次元バーコードリーダ40により、帳票の2次元バーコードを読み取り、また、投与対象の1又は複数の薬品の2次元バーコードを読み取ることにより、帳票に記録された薬品と投与対象の薬品とが一致しているか否か自動的に照合しチェックでき、その照合結果も報知されて容易に確認することができ、また、帳票の2次元バーコードから得られた実施投薬情報を表示手部44に表示させて、実施投薬情報をチェックすることができる。
即ち、携帯型端末装置9への通信ネットワークの構築を不要とし、設備コストを抑えたシステムとして、電波通信による医療機器の誤作動の誘発を防止できると共に、各患者の詳細な実施投薬情報を簡単に且つ確実にまた手軽にチェックでき、その実施投薬情報を、薬品の取り揃え、薬品の調製、薬品の投与、等の種々の作業、業務に有効に活用することができるシステムとなる。
帳票作成装置8に注射箋作成手段としての注射箋情報作成手段20等を設けたので、帳票作成装置8において、2次元バーコード付き注射箋を確実に作成することができ、携帯型端末装置9において、注射箋の2次元バーコードを読み取り、注射箋から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコードリーダ40で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報とを照合し、注射箋に基づいて取り揃えた薬品とその注射箋に記録された薬品が一致しているか否か確実にチェックして報知できる。
帳票作成装置8に薬袋作成手段としての薬袋印字情報作成手段21等を設けたので、帳票作成装置8において、2次元バーコード付き薬袋を確実に作成することができ、携帯型端末装置9において、薬袋の2次元バーコードを読み取り、薬袋から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコードリーダ40で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報とを照合し、薬袋に記録された薬品とその薬袋に入れる(入れた)薬品が一致しているか否か確実にチェックして報知できる。
帳票作成装置8にラベル作成手段としてのラベル印字情報作成手段23等を設けたので、帳票作成装置8において、2次元バーコード付きラベルを作成することができ、携帯型端末装置9において、ラベルの2次元バーコードを読み取り、ラベルから得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と、投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報とを照合し、輸液の容器に貼り付けられるラベルに記録された薬品と、輸液に含まれる薬品とが一致しているか否か確実にチェックして報知できる。
前記実施投薬情報は、投与する薬品の薬品情報以外に、投薬対象の患者の氏名、ID、年齢、性別の情報を含み、更に、その患者が入院患者の場合には入院病棟と病室の情報を含むので、これらの情報を、携帯型端末装置に取り込み、表示手段で表示させチェックすることができ、更に、投薬作業者、点滴速度、投与時間、投与ルートの情報を含むので、これらの情報を、携帯型端末装置に取り込み、表示手段で表示させチェックし、その薬品を患者に投与する際に利用することができる。
尚、前記実施例を次のように変更してもよい。
1]この実施投薬情報チェックシステム1は、ガン患者以外の、複数の患者の各々に処方された処方箋の処方情報に基づいて各回に投与予定の1又は複数の薬品の薬品特定情報を含む実施投薬情報をチェックするシステムとして適用することができる。
1]この実施投薬情報チェックシステム1は、ガン患者以外の、複数の患者の各々に処方された処方箋の処方情報に基づいて各回に投与予定の1又は複数の薬品の薬品特定情報を含む実施投薬情報をチェックするシステムとして適用することができる。
2]複数の患者の為の処方情報と実施投薬情報を記憶した電子カルテ手段として、実施プロトコールファイル以外に、ガン患者以外の患者の為の処方情報と実施投薬情報も記憶可能とする、カルテ情報ファイルを設けてもよい。また、処方情報と実施投薬情報を処方情報ファイルと実施投薬情報ファイルに別々に記憶させてもよい。
3]前記実施例において、携帯型端末装置の代わりにパソコン等の端未装置を適用することができる。
4]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施することができる。
4]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施することができる。
1 実施投薬情報チェックシステム
2a,3a,30a,31a,32a 2次元バーコード
2 アンプル
3 バイアル
7 実施プロトコールファイル
8 帳票作成装置
10 帳票
20 注射箋印字情報作成手段
21 薬袋印字情報作成手段
22 ラベル印字情報作成手段
23 2次元バーコード印字情報作成手段
40 2次元バーコードリーダ
41 スピーカ
44 表示部
50 薬品チェック手段
51 表示情報作成手段
52 表示制御手段
53 音声制御手段
54 読み取り情報記憶手段
2a,3a,30a,31a,32a 2次元バーコード
2 アンプル
3 バイアル
7 実施プロトコールファイル
8 帳票作成装置
10 帳票
20 注射箋印字情報作成手段
21 薬袋印字情報作成手段
22 ラベル印字情報作成手段
23 2次元バーコード印字情報作成手段
40 2次元バーコードリーダ
41 スピーカ
44 表示部
50 薬品チェック手段
51 表示情報作成手段
52 表示制御手段
53 音声制御手段
54 読み取り情報記憶手段
Claims (8)
- 複数の患者の各々に処方された処方箋の処方情報に基づいて各回に投与予定の1又は複数の薬品の薬品特定情報を含む実施投薬情報をチェックするシステムにおいて、
複数種の薬品の各々について薬品特定情報をコード化した2次元バーコードであって薬品を収容する容器に夫々表示された2次元バーコードと、
複数の患者の為の処方情報と実施投薬情報を記憶した電子カルテ手段と、
前記電子カルテ手段から受ける患者別の実施投薬情報をコード化した2次元バーコードを印字する印字情報を作成する2次元バーコード印字情報作成手段を有し且つ前記電子カルテ手段から受ける患者別の処方情報と前記2次元バーコードとを印字した2次元バーコード付き帳票を作成する帳票作成装置と、
2次元バーコード読取手段と、この2次元バーコード読取手段で帳票の2次元バーコードを読み取って得られた実施投薬情報を表示可能な表示手段と、その帳票から得られた実施投薬情報に含まれる薬品情報と投与対象の薬品の容器から2次元バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた薬品特定情報とを照合する薬品チェック手段と、その照合結果を報知する報知手段とを有する端末装置と、
を備えたことを特徴とする実施投薬情報チェックシステム。 - 前記端末装置が携帯型端末装置からなること特徴とする請求項1に記載の実施投薬情報チェックシステム。
- 前記帳票作成装置は、各患者へ投与する注射薬についての実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付き注射箋を作成する注射箋作成手段を有することを特徴とする請求項2に記載の実施投薬情報チェックシステム。
- 前記帳票作成装置は、各患者へ投与する薬品を入れる薬袋であって、前記薬品に関する実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付き薬袋を作成する薬袋作成手段を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の実施投薬情報チェックシステム。
- 前記帳票作成装置は、各患者に投与する輸液の容器に貼り付けるラベルであって、前記輸液に関する実施投薬情報とその2次元バーコードを印字した帳票としての2次元バーコード付きラベルを作成するラベル作成手段を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の実施投薬情報チェックシステム。
- 前記実施投薬情報は、投与する薬品の薬品情報以外に、投薬対象の患者の氏名、ID、年齢、性別の情報を含み、更に、その患者が入院患者の場合には入院病棟と病室の情報を含むことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の実施投薬情報チェックシステム。
- 前記実施投薬情報は、更に、投薬作業者、点滴速度、投与時間、投与ルートの情報を含むことを特徴とする請求項6に記載の実施投薬情報チェックシステム。
- 前記携帯型端末装置は、前記バーコード読取手段で読み取った2次元バーコードから得られた情報を記憶する読み取り情報記憶手段を有することを特徴とする請求項2〜7の何れかに記載の実施投薬情報チェックシステム。
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- 2003-10-22 JP JP2003361456A patent/JP2005128666A/ja active Pending
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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