JP2005128103A - 画像形成装置及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 除湿ヒータがOFFの状態で装置内の湿度が高くなった場合に、警告を表示する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 通電検知手段8が除湿ヒータHに電力が供給されているか否かを検知する(S04)。通電が検知されない場合(S05、No)は、通知手段9は、除湿ヒータHのヒータスイッチ2をONするようにユーザーに警告を発する(S06)。ユーザーはその警告により、ヒータスイッチ2をONすべきか否かの判断が可能となる(S07)。ヒータスイッチ2をONした場合は、除湿ヒータHに電力が供給され、給紙部等が除湿される。通電検知手段8により除湿ヒータHへの通電が検知され(S05、Yes)、湿度制御は終了する。ヒータスイッチ2をONしない場合は、警告が継続される(S06)。
【選択図】 図3
【解決手段】 通電検知手段8が除湿ヒータHに電力が供給されているか否かを検知する(S04)。通電が検知されない場合(S05、No)は、通知手段9は、除湿ヒータHのヒータスイッチ2をONするようにユーザーに警告を発する(S06)。ユーザーはその警告により、ヒータスイッチ2をONすべきか否かの判断が可能となる(S07)。ヒータスイッチ2をONした場合は、除湿ヒータHに電力が供給され、給紙部等が除湿される。通電検知手段8により除湿ヒータHへの通電が検知され(S05、Yes)、湿度制御は終了する。ヒータスイッチ2をONしない場合は、警告が継続される(S06)。
【選択図】 図3
Description
本発明は、複写機又はプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の湿度の制御に特徴を有する画像形成装置に関する。
従来から、複写機又はプリンタ等の画像形成装置には、給紙トレイ内にある用紙の吸湿防止、あるいは読み取り部にあるミラー等の部品の結露防止のために、ACヒータ(以下、除湿ヒータと称する。)が設置される場合がある(例えば、特許文献1)。
従来の除湿制御について図4を参照しつつ説明する。図4は、従来技術に係る画像形成装置に搭載されている制御回路のブロック図である。
同図に示すように、従来の制御回路は、画像形成装置の給紙部又は読み取り部等のプロセス部等の湿度を検知する湿度センサSと、給紙部等の除湿を行なう除湿ヒータHと、電源から除湿ヒータHへの電力の供給又は遮断をするヒータスイッチ2と、電源から除湿ヒータ3への電力の供給又は遮断をするリレー3と、制御回路(画像形成装置)に電力を供給する交流電源4と、リレー3を制御する制御部5(CPU)と、交流電源6からの電圧を直流電圧に変換する直流電源8と、メインスイッチ7とからなる。尚、制御部5は、画像形成装置全体を制御する。
そして、ユーザーが除湿ヒータHを使用しない場合には、画像装置設置時にヒータスイッチ2をOFFにしている。また、湿度センサSの出力結果によりヒータスイッチ2のON/OFF制御を行なっていた。尚、ヒータスイッチ2は、画像形成装置がオフィス等で使われるような場合は、湿度も安定しているため、省エネルギーの面から設けられている。
しかしながら、ヒータスイッチ2をOFFすることにより強制的に除湿ヒータHの通電を遮断した場合には、画像形成装置内の環境が変化して湿度が変化しても、ユーザーがヒータスイッチ2をONしない限り通電されることはない。
そして、当初は室内湿度も安定しており、節約の面からヒータスイッチ2をOFFしていたが、ヒータスイッチ2をOFFした後、画像形成装置内の湿度が高くなっても、ユーザーはヒータスイッチ2をONする必要があるか否かの判断ができなかった。その結果、画像形成装置を設置してヒータスイッチ2をOFFした後に、画像形成装置内の環境が変化して装置内の湿度が変化しても、ユーザーはその湿度の変化に気づかず、装置内の湿度を制御することができなかった。装置内の湿度を制御できないため、給紙部の吸湿防止が不可能となったり、プロセス部の結露防止が不可能となったりしていた。
本発明は上記の問題を解決するものであり、除湿ヒータの通電状態を検知する通電検知手段を備えることにより、ヒータスイッチの通電状態を判断し、ヒータスイッチがOFFの状態で装置内の湿度が高くなった場合に、警告を表示する画像形成装置を提供するものである。そして、その警告の有無に基づいて、ユーザーはヒータスイッチをONする必要があるか判断できる画像形成装置を提供するものである。
請求項1記載の発明は、画像の読み取りを行なう画像読み取り部と、該画像読み取り部で読み取られた画像に基づきトナー像を形成し、該トナー像を転写材に転写する画像形成部とを有するプロセス部と、前記画像形成部に転写材を供給する給紙部と、画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知手段と、通電駆動されて発熱することにより、前記プロセス部及び/又は前記給紙部の除湿を行なう除湿ヒータと、前記除湿ヒータに電力を供給する電源と前記除湿ヒータとの間にあって、該電源から前記除湿ヒータへの電力の供給/遮断をするヒータスイッチ及び該ヒータスイッチに直列に接続されるリレーと、前記湿度検知手段が検知した湿度に対応し、前記リレーのON/OFFを制御する制御部と、前記ヒータスイッチと前記除湿ヒータとの間にあって、前記除湿ヒータの通電状態を検知し、その検知結果を前記制御部に出力する通電検知手段と、前記制御部が前記リレーをONした場合であって、前記通電検知手段が遮断を検知した場合、前記ヒータスイッチをONするように警告を通知する通知手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
係る画像形成装置によると、湿度検知手段が検知した湿度に従って、制御部がリレーのON/OFFを制御する。制御部がリレーをONした場合、通電検知手段が除湿ヒータの通電状態を検知し、その検知結果を制御部に送る。通電が検知されていない場合、つまり、除湿ヒータに電力が供給されていない場合は、通知手段によりヒータスイッチをONするようにユーザーにその旨を通知する。
ユーザーは、その警告に従って、ヒータスイッチをONするか否かの判断をすることができる。ヒータスイッチをONした場合は、除湿ヒータに電力が供給され、画像形成装置内が除湿されることとなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記通知手段は、前記除湿ヒータの通電状態を通知することを特徴とするものである。
係る画像形成装置によると、通知手段は、除湿ヒータが通電状態にあるか否かを通知する。除湿ヒータに電力が供給されていない場合は、ヒータスイッチをONするように通知するとともに、電力が供給されていない旨も通知する。また、除湿ヒータに電力が供給されている場合は、電力が供給されている旨を通知する。
請求項3に記載の発明は、除湿ヒータと、該除湿ヒータに電力を供給する電源と、該電源と前記除湿ヒータとの間にあって、前記電源から前記除湿ヒータへの電力の供給/遮断をするヒータスイッチ及び該ヒータスイッチに直列に接続されるリレーとを有する画像形成装置の内部の湿度を検知する第1のステップと、前記第1のステップで検知した湿度に基づいて、前記リレーのON/OFFを制御する第2のステップと、前記第2のステップにて前記リレーをONした場合に、前記除湿ヒータの通電状態を検知する第3のステップと、前記除湿ヒータへの電力供給が遮断されている場合に、前記除湿ヒータのヒータスイッチをONするように警告を通知する第4のステップと、を含むことを特徴とする制御方法である。
請求項1及び請求項3に記載の発明によると、除湿ヒータの通電状態を検知する通電検知手段を備えることにより、ヒータスイッチのON/OFF状態を判断することが可能となる。そして、ヒータスイッチがOFFの状態で画像形成装置内の湿度が高くなった場合に、ヒータスイッチをONするように警告する通知手段を備えることにより、その警告の有無に基づいて、ユーザーはヒータスイッチをONする必要があるか否かの判断をすることが可能となる。そのことにより、ヒータスイッチをOFFした後に、画像形成装置内の環境が変わった場合でも、ユーザーはその環境の変化に気づくことが可能となり、画像形成装置内の湿度を制御することが可能となる。
更に、請求項2に記載の発明によると、通知手段が、除湿ヒータが通電状態にあるか否かをユーザーに通知することにより、ユーザーは、除湿ヒータが通電状態にあるか否かの判断をすることが可能となる。
以下、本願発明の実施形態の1例について図1乃至図3を参照しつつ説明する。
本願発明の実施形態に係る画像形成装置について図1を参照しつつ説明する。図1は、本願発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。同図に示すように、本実施形態に係る画像形成装置は、画像読み取り部10と、レーザ書き込み部20と、画像形成部30と、給紙部40と、転写材反転部50とからなる。尚、画像読み取り部10、レーザ書き込み部20、画像形成部30、転写材反転部50が本願発明の「プロセス部」に相当する。
画像読み取り部10の上には、自動原稿搬送装置60が設置されている。この自動原稿搬送装置60は、原稿載置台600と、処理済み原稿の収納台610と、ドラム620とからなり、更に、その周辺に配設された複数のローラや通路切替部材等を含んで構成されている。尚、原稿を手動で原稿台に置く場合は、この自動原稿搬送装置60を使用しなくてもよい。
画像読み取り部10は、図の左右方向に往復移動可能な第1ミラーユニット11と、光路長を保つべく、第1ミラーユニット11の1/2の速度で平行移動可能な第2ミラーユニット12と、投影レンズ13と、撮像素子14とを含む光学系からなる。第1ミラーユニット11は、ガラスからなる原稿台100上に置かれる原稿Pを照明する照明ランプ110と、ミラー111を有している。第2ミラーユニット12は、V型に配置された一対のミラー120を有している。撮像素子14に結像した画像情報は、画像処理され、画像データとしてメモリに一旦格納される。
レーザ書き込み部20は、図示しない半導体レーザから発生するレーザビームを偏向するポリゴンミラー220と、fθレンズ230と、ミラー240とからなる。
画像形成部30は、画像読み取り部10で読み取った画像を転写材上に転写する装置であり、ドラム状の電荷保持体(以下、感光ドラムと称する。)300と、感光ドラム300の周辺に配置され、感光ドラム300の周辺を一様に帯電する帯電極310と、レーザ書き込み部20によりレーザビームを照射して感光ドラム300上に形成される静電潜像を可視像であるトナー像にする現像スリーブ333を含む現像器330と、トナー像を転写材上に転写する転写極340と、転写材を感光ドラム300の周辺から分離する分離極350と、転写後の感光ドラム300を清掃するクリーニング手段360とからなる。
レーザ書き込み部20のミラー240からの反射光は、帯電極310と現像器330との間を通り、感光ドラム300に照射される。
更に、画像形成部30は、搬送ベルト370と、搬送ベルト370と圧着して回転するように構成された一対のローラからなる定着装置380と、それぞれ一対のローラからなる排紙手段385及び390と、定着後の転写材の通路を切り替える切替部材395とを含んでいる。
給紙部40は、画像形成部30に転写材420を供給する装置であり、画像形成部30の下側に配置された給紙トレイ400と、給紙ローラ410とを主な構成要素とする。同図において、3つの給紙トレイ400が配置されているが、最上部の給紙トレイ400は画像形成装置に内蔵されており、下の2つの給紙トレイ400はオプション(後付け)である。
給紙トレイ400の下部空間には、給紙部40の他、画像読み取り部10、レーザ書き込み部20、画像形成部30、転写材反転部50の除湿を行なう除湿ヒータHが配置されている。この除湿ヒータHにはPTCヒータが使用されるが、その他のヒータを使用しても構わない。尚、除湿ヒータHは、画像形成装置内の別の場所に設置されていてもよく、複数設置してもよい。
更に、転写材420の供給通路425上に配置されている搬送ローラ430と、感光ドラム300上に形成されるトナー像と重畳するように転写材420を再送するレジストローラ440とを含んでいる。尚、転写材420には、紙、フィルム等の媒体が使用される。
転写材反転部50は、切替部材395から下方に向けて形成された搬送路500と、搬送路500上に設けられた対の搬送ローラ510と、搬送路500の途中から搬送路500と直交する方向に延び、供給通路425と繋がっている搬送路525と、搬送路525上に配設された対の搬送ローラ520とからなる。
また、感光ドラム300の近くには、画像形成装置内の湿度を検知する湿度センサS(本願発明の除湿検知手段)が配置されている。湿度センサSからの信号は、除湿ヒータHのON/OFF制御に用いられる。尚、この湿度センサSは、画像形成装置内の別の場所に設置されていても構わない。例えば、給紙部40に設置されていてもよい。また、複数設置してもよい
次に、本願発明の実施形態に係る画像形成装置内の湿度制御を行なう制御回路について、図2を参照しつつ説明する。図2は、本願発明の実施形態に係る画像形成装置に搭載されている制御回路のブロック図である。
本実施形態に係る制御回路1は、除湿センサSと、除湿ヒータHと、ヒータスイッチ2と、リレー3と、交流電源4と、制御部5と、直流電源6と、メインスイッチ7とを有し、更に、通電検知手段8と、通知手段9とを有している。通電検知手段8と通知手段9とが設けられていることが本願発明の特徴である。
除湿センサSは、画像形成装置内の給紙部40及び読み取り部10等のプロセス部の湿度を検知し、その湿度に関する信号を制御部5に送信する。除湿ヒータHは、通電駆動されて発熱することにより、給紙部40及び読み取り部10等のプロセス部の除湿を行なう。
交流電源4は、制御回路1及び画像形成装置に電力を供給する。ヒータスイッチ2は、交流電源4と除湿ヒータHとの間にあって、OFFされることにより、交流電源4から除湿ヒータHへの電力の供給を強制的に遮断する。リレー3は、ヒータスイッチ2と除湿ヒータHとの間にあって、制御部5の判断により、交流電源4から除湿ヒータHへの電力の供給又は遮断をする。制御部5はCPUからなり、リレー3と湿度センサSとの間にあって、リレー3のON/OFFと通知手段9を制御する。直流電源6は、交流電源4と制御部5との間にあって、交流電源4からの交流電圧を直流電圧に変換する。メインスイッチ7は、交流電源4と直流電源6との間にあって、OFFされることにより、制御部5及び画像形成装置への電力の供給を遮断する。
通電検知手段8は、ヒータスイッチ2と除湿ヒータHとの間に設置され、除湿ヒータHが通電されているか否かを検知する。更に、通電検知手段8は、制御部5に接続されており、検知結果を制御部5に送信する。
通知手段9は、制御部5によって制御され、ヒータスイッチ2をONするようにユーザーにその旨を通知する。更に、通知手段9は、除湿ヒータHの通電状態もユーザーに通知することができる。この通知手段9は、画像形成装置に設けられている操作画面からなるが、その他、音声を発生するスピーカや点灯又は点滅するランプであっても構わない。
湿度センサSが検知した湿度に関する信号は、制御部5に取り込まれ、除湿ヒータHに対する電力供給制御が行なわれる。つまり、湿度センサSからの信号が所定の条件になった場合に、制御部5がリレー3のON/OFF制御を行なうことで、除湿ヒータHへの電力を供給又は遮断を行なう。例えば、湿度センサSが検知した湿度が、設定値よりも高い場合に、制御部5がリレー3をONする。尚、この所定の条件は、画像形成装置を使用する環境や用途等の様々な要因により決定される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置における除湿ヒータHの制御方法について、図3を参照しつつ説明する。図3は、本発明の実施形態における湿度制御の流れを示すフローチャートである。
まず、湿度センサSが給紙部40又は読み取り部10等のプロセス部の湿度を検知し、湿度センサSからの信号は制御部5に取り込まれる(ステップS01)。そして、制御部5により、設定した湿度よりも検知した湿度が高いか否かが判断される(ステップS02)。設定値よりも検知した湿度が低い場合(Noの場合)は、そのまま状態が維持される。一方、設定値よりも検知した湿度が高い場合(Yesの場合)は、制御部5の制御によりリレー3がONされる(ステップS03)。このようにして、リレー3は湿度センサSの検出結果に基づいてON/OFFの制御がなされる。
次に、通電検知手段8が、除湿ヒータHに電力が供給されているか否かを検知し(ステップS04)、検知結果は制御部5に取り込まれる。ここで、ヒータスイッチ2がONされていれば、除湿ヒータHに電力が供給されているため、通電検知手段8により通電が検知されることとなる。通電が検知された場合(ステップS05、Yesの場合)は除湿ヒータHが作動しているため、その状態が維持される。
一方、ヒータスイッチ2がOFFされていれば、除湿ヒータHに電力が供給されていないため、通電検知手段8により通電が検知されないこととなる。通電が検知されない場合(ステップS05、Noの場合)は除湿ヒータHが作動していないため、通知手段9は、除湿ヒータHのヒータスイッチ2をONするようにユーザーに警告を発する(ステップS06)。
例えば、画像形成装置に設置されている操作画面を通知手段9として使用し、その操作画面にヒータスイッチ2をONするように、警告を表示する。また、通知手段9は、音声を発するスピーカや点灯又は点滅するライト等であってもよく、スピーカにより音声を発生させたり、ライトを点灯又は点滅させたりして、ユーザーに警告をしてもよい。このように警告を発することにより、ユーザーは、画像形成装置内の環境の変化に気づくことが可能となる。
更に、通知手段9は除湿ヒータHが通電状態(駆動状態)にあるか否かをユーザーに通知することもできる。換言すれば、除湿ヒータHに電力が供給されて駆動している状態であるのか、又は、電力が遮断されて駆動が停止している状態であるのか、そのステータスをも通知することができる。
例えば、除湿ヒータHに電力が供給されている場合は、電力が供給されている旨を操作画面に表示をしてユーザーに通知する。つまり、除湿ヒータHが駆動状態である旨が表示される。一方、除湿ヒータHに電力が供給されていない場合は、ユーザーにヒータスイッチ2をONするように警告を表示するとともに、電力が供給されていない旨も表示する。つまり、警告が表示されるとともに、除湿ヒータHの駆動が停止状態である旨が表示される。尚、別途ライト等を設け、ライトを点灯又は点滅さてユーザーに通知してもよい。
このように、除湿ヒータHの通電状態(駆動状態)を通知することにより、ユーザーは、除湿ヒータHが通電状態(駆動状態)にあるか否かの判断をすることができる。そのことにより、例えば、ヒータスイッチ2がONされている状態で湿度が低いときに、省エネルギー等の観点から、ユーザーは強制的にヒータスイッチ2をOFFすることができる。
ユーザーはステップS06で発せられる警告により、画像形成装置内の湿度が高くなったことに気づき、ヒータスイッチ2をONすべきか否かの判断をすることが可能となる(ステップS07)。そして、ユーザーの判断により、ヒータスイッチ2をONした場合は、除湿ヒータHに電力が供給され、給紙部40等が除湿される。その後、通電検知手段8が、除湿ヒータHに電力が供給されているか否かを検知する(ステップS04)。この場合、除湿ヒータHに電力が供給されているため(ステップS05、Yesの場合)、湿度制御は終了する。尚、ヒータスイッチ2をONして、除湿ヒータHへの通電が検知された場合は、警告の表示は消滅し、通電状態(駆動状態)である旨が表示される。
一方、ユーザーの判断により、ヒータスイッチ2をONしない場合は、除湿ヒータHには電力は供給されず、給紙部40等が除湿されることはない。ヒータスイッチ2をONしない場合は、その後、通電検知手段8により除湿ヒータHが通電されているか否かが検知され(ステップS04)、この場合、ヒータスイッチ2をONしていないため、通電していないこととなる(ステップS05、Noの場合)。その結果、警告が継続される(ステップS06)。そして、ヒータスイッチ2をONした場合(ステップS07)、通電が検知され(ステップS05、Yesの場合)、湿度制御は終了する。そして、警告の表示は消滅し、通電状態(駆動状態)である旨が表示される。
以上のように、除湿ヒータHの通電状態を検知する通電検知手段8を設けたことにより、ヒータスイッチ2がONされているか否かの判断が可能となる。そして、ヒータスイッチ2がOFFの状態で画像形成装置内の湿度が高くなった場合に、ヒータスイッチ2をONするように警告する通知手段を備えることにより、その警告の有無に基づいて、ユーザーはヒータスイッチ2をONする必要があるか否かの判断をすることが可能となる。そのことにより、ヒータスイッチ2をOFFした後に、画像形成装置内の環境が変わった場合でも、ユーザーは画像形成装置内の環境の変化に気づくことが可能となり、装置内の湿度を制御することができる。
1 制御回路
2 ヒータスイッチ
3 リレー
4 交流電源
5 制御部
6 直流電源
7 メインスイッチ
8 通電検知手段
9 通知手段
2 ヒータスイッチ
3 リレー
4 交流電源
5 制御部
6 直流電源
7 メインスイッチ
8 通電検知手段
9 通知手段
Claims (3)
- 画像の読み取りを行なう画像読み取り部と、該画像読み取り部で読み取られた画像に基づきトナー像を形成し、該トナー像を転写材に転写する画像形成部とを有するプロセス部と、
前記画像形成部に転写材を供給する給紙部と、
画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知手段と、
通電駆動されて発熱することにより、前記プロセス部及び/又は前記給紙部の除湿を行なう除湿ヒータと、
前記除湿ヒータに電力を供給する電源と前記除湿ヒータとの間にあって、該電源から前記除湿ヒータへの電力の供給/遮断をするヒータスイッチ及び該ヒータスイッチに直列に接続されるリレーと、
前記湿度検知手段が検知した湿度に対応し、前記リレーのON/OFFを制御する制御部と、
前記ヒータスイッチと前記除湿ヒータとの間にあって、前記除湿ヒータの通電状態を検知し、その検知結果を前記制御部に出力する通電検知手段と、
前記制御部が前記リレーをONした場合であって、前記通電検知手段が遮断を検知した場合、前記ヒータスイッチをONするように警告を通知する通知手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記通知手段は、前記除湿ヒータの通電状態を通知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 除湿ヒータと、該除湿ヒータに電力を供給する電源と、該電源と前記除湿ヒータとの間にあって、前記電源から前記除湿ヒータへの電力の供給/遮断をするヒータスイッチ及び該ヒータスイッチに直列に接続されるリレーとを有する画像形成装置の内部の湿度を検知する第1のステップと、
前記第1のステップで検知した湿度に基づいて、前記リレーのON/OFFを制御する第2のステップと、
前記第2のステップにて前記リレーをONした場合に、前記除湿ヒータの通電状態を検知する第3のステップと、
前記除湿ヒータへの電力供給が遮断されている場合に、前記除湿ヒータのヒータスイッチをONするように警告を通知する第4のステップと、
を含むことを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003361145A JP2005128103A (ja) | 2003-10-21 | 2003-10-21 | 画像形成装置及び制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232962A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
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- 2003-10-21 JP JP2003361145A patent/JP2005128103A/ja active Pending
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