JP4603027B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来の電子写真プリンタ等の画像形成装置は、ヒートローラ内部に備えられたヒータを発熱させてヒートローラを加熱し、この熱を用いて転写された現像剤画像を記録用紙等の媒体上に定着していた。このような定着装置を備えた画像形成装置においては、通常、ヒートローラの表面温度を所定の温度値に保つための温度制御手段を備える。このような温度制御手段は、サーミスタ等の適当な温度検出手段によるヒートローラの表面温度の検出結果に基づいてヒータを制御し、ヒートローラの表面温度を所定の温度値に保つ(例えば、特許文献1)。
特開平11−327350号公報
すなわち、温度制御手段は、ヒートローラの表面温度が定着可能温度以下になったことを温度検出手段が検出した場合、ヒータへの通電をオン状態とすることでヒータを発熱させる。一方、ヒートローラの表面温度が定着可能温度以上になったことを温度検出手段が検出した場合、温度制御手段は、ヒータへの通電をオフ状態とすることでヒータによる発熱を停止させる。
具体的に図17を用いて説明すると、従来の温度制御手段は、定着装置を構成するヒートローラの表面温度の低下を温度検出手段が検出した時点、つまり、B1、B3、又はB5のタイミングでヒータ1信号を入力するフィードバック制御である。
しかしながら、図17に示すように、従来の画像形成装置で連続印刷を実行する場合、記録用紙の(N−1)頁目が、ヒートローラとバックアップローラとの接触面で形成されるNIP部を通過した後、次の記録用紙のN頁目が同NIP部に達するするまでの間は、ヒータで加熱されたヒートローラとバックアップローラが直接接触し、ヒートローラが保持する熱がバックアップローラに伝達されるため、バックアップローラの表面温度は上昇する。しかし、記録用紙のN頁目の前半部分がNIP部を通過することにより、ヒートローラ及びバックアップローラが保持する熱は、記録用紙に奪われてしまうため、ヒートローラ及びバックアップローラの表面温度は低下する。
したがって、記録用紙のN頁目の前半部分における定着性は確保されるものの、同記録用紙のN頁目の後半部分にかかる定着性が低下する結果となる。
さらに、B1、B3、又はB5のタイミングにおいて、温度制御手段がヒータ1信号を出力したとしても、実際にヒートローラが加熱されるまでに時間差が生じるため、やはり記録用紙のN頁の後半部分にかかる定着性は担保されないことになる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、定着装置による定着工程において、記録用紙の後半部分にかかる現像剤画像の定着効率の低下を軽減することが可能な画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像形成装置は、搬送された媒体上に転写された現像剤画像を定着する定着手段と、定着手段の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段の検出結果に基づいて定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号の出力を制御する第1通電制御部と、搬送される媒体を検出する媒体検出手段と、媒体検出手段により検出された媒体の、定着手段への搬送タイミングに基づいて定着手段への通電を指示する第2の通電制御信号の出力を制御する第2通電制御部と、第1通電制御部から出力される第1の通電制御信号と第2通電制御部から出力される第2の通電制御信号との論理和に基づいて定着手段への通電動作を制御する通電動作制御部とを備え、第2通電制御部は、定着手段への通電を指示する直前に第1通電制御部から定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号が出力されている場合には、第2の通電制御信号の出力を行わず、定着手段への通電を指示する直前に第1通電制御部から定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号が出力されていない場合には、第2の通電制御信号の出力を行うことを特徴とする。








本発明にかかる画像形成装置は、温度検出手段による検出結果に基づいて定着手段に通電する第1通電制御部に加え、予め設定された値に基づいて定着手段に通電する第2通電制御部を備える。この第2通電制御部の制御は、媒体検出手段が検出した媒体の搬送位置に基づき通電動作制御部が制御する。
また、本発明にかかる画像形成装置は、搬送された媒体上に転写された現像剤画像を定着する定着手段と、定着手段の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段の検出結果に基づいて定着手段への通電を指示する通電制御信号の出力を制御する第1通電制御部と、搬送される媒体を検出する媒体検出手段と、媒体検出手段により検出された媒体の、定着手段への搬送タイミングに基づいて定着手段への通電を指示する通電制御信号の出力を制御する第2通電制御部と、第1通電制御部から出力される通電制御信号、又は第2通電制御部から出力される通電制御信号の何れかの通電制御信号に基づいて定着手段への通電動作を制御する通電動作制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる画像形成装置は、温度検出手段による検出結果に基づいて定着手段に通電する第1通電制御部に加え、予め設定された値に基づいて定着手段に通電する第2通電制御部を備える。通電動作制御部は、第1通電制御部から出力される通電制御信号、又は第2通電制御部から出力される通電制御信号の何れかの通電制御信号に基づいて定着手段への通電動作を制御する。
本発明にかかる画像形成装置によれば、温度検出手段による検出結果に基づいて定着手段に通電する第1通電制御部に加えて、媒体の搬送位置に基づいて定着手段に通電する第2通電制御部を備えることで、定着工程において記録用紙の後半部分にかかる現像剤画像の定着効率の低下を軽減することが可能となる。
(第1の実施例)
図1は、本実施例にかかる画像形成装置の要部構成を説明する構成図である。
画像形成装置としてのプリンタ1は、スタッカ3と、給紙ローラ5と、分離フレーム7と、給紙センサ9と、搬送ローラ11と、レジストローラ13と、媒体検出手段としての書き込みセンサ15と、現像装置17と、定着手段として定着部19と、排出センサ21と、排紙ローラ23と、レジストローラ25と、排出ローラ27と、レジストローラ29と、スタッカ31と、露光装置33と、媒体としての用紙Pとを備える。
現像装置17は、像担持体である感光体ドラム35と、感光体ドラム35上に露光された静電潜像に現像剤を付着して現像剤画像を形成する現像ローラ37と、感光体ドラム35の表面を一様の電位に帯電させる帯電ローラ39と、感光体ドラム35に残存した現像剤を除去するクリーニングローラ41とを備える。
定着部19は、ヒートローラ45及びバックアップローラ47を備える。ヒートローラ45の内部には、図2に示すように後述する電源供給部から供給された電力に基づいて発熱するヒータ49が設けられており、このヒータ49が発熱することによりヒートローラ45の表面は加熱される。バックアップローラ47は、ヒートローラ45と共に用紙Pを挟持搬送することで用紙P上に形成された現像剤画像を用紙Pに定着させる。
さらに、定着部19は、ヒートローラ45に温度検出手段としてのサーミスタ51を備える。サーミスタ51は、ヒータ49によって加熱されたヒートローラ45の表面温度を検出し、該検出結果を後述するコントローラに供給する。また、サーミスタ51は、用紙Pに熱を吸収され難い、ヒートローラ45の端部近傍に設けられている。
露光装置33は、例えばLED(Light Emitting Diode)アレイを配列して構成されている。露光装置33は、図示せぬ情報処理装置としてのパーソナルコンピュータから受信した画像情報に基づいて露光し、現像装置17に設けられた感光体ドラム35表面に静電潜像を形成する。
次に、プリンタ1の制御系統について図3を用いて説明する。図3は、プリンタ1の制御系統構成を説明するブロック図である。
プリンタ1は、図示せぬ情報処理装置としてのPC(パーソナルコンピュータ)との通信を行うための通信I/F(Interface)部53と、所定の演算処理に基づいてプリンタ1を構成する各部の制御を行うコントローラ55と、ユーザがプリンタ1に直接指示を供給し、又はユーザに対して所定の情報を表示するオペレーションパネル57と、コントローラ55の制御の下で印刷プロセス時にプリンタ1を構成する各部の制御を行う印刷エンジン制御部59と、各種高圧電源系統を制御する駆動部61と、定着部19に供給される電力を制御する通電動作制御部69と、書き込みセンサ15等の各種センサから供給された検出結果等を印刷エンジン制御部59に供給するセンサ入力部75と、プリンタ1が駆動するための各種プログラムや、各種情報を記憶するROM(Read Only Memory)77と、通電動作制御部69の制御の下で定着部19に電力を供給する電源供給部79と、サーミスタ51を用いて検出したヒートローラ45の表面温度を通電動作制御部69に供給する温度検出部81とを備える。
駆動部61は、用紙Pを媒体搬送経路に沿って搬送する給紙ローラ5,搬送ローラ11,排紙ローラ23,及び排出ローラ27を駆動する搬送系駆動部63と、現像装置17,及び転写ローラ43の高圧電源を要する各部を駆動する高圧系駆動部65と、露光装置33を駆動する露光駆動部67とを備える。これらの搬送系駆動部63、高圧系駆動部65、及び露光駆動部67が、印刷エンジン制御部59の制御の下で各部を制御することで、プリンタ1は一連の印刷プロセスを実行する。
通電動作制御部69は、電源供給部79からヒータ49への通電を制御する。通電動作制御部69は、第1通電制御部71及び第2通電制御部73を備え、これらを動作させることにより電源供給部79からヒータ49に電力を供給させる。
第1通電制御部71は、温度検出部81による温度検出結果に基づいて電源供給部79からヒータ49への通電を制御する。
第2通電制御部73は、予め設定された値に基づいて電源供給部79からヒータ49への通電を制御する。
次に、プリンタ1の印刷動作について説明する。
図示せぬPCからの画像情報を通信I/F部53を介して受信したコントローラ55は、印刷プロセスを開始すべき旨の指示を印刷エンジン制御部59に供給する。指示を受けた印刷エンジン制御部59は、搬送系駆動部63に指示を供給し、給紙ローラ5を駆動させ、スタッカ3に堆積した用紙Pを所定の媒体搬送経路の方向に繰り出す。このとき、スタッカ3から繰り出される用紙Pは、分離フレーム7によって1枚毎に分離されて繰り出される。
給紙ローラ5によって繰り出された用紙Pの先端が、給紙センサ9に到達すると、給紙センサ9は、用紙Pの先端が給紙センサ9に到達した旨をセンサ入力部75を介して印刷エンジン制御部59に供給する。用紙検出結果を受けた印刷エンジン制御部59は、搬送系駆動部63に指示を供給し、搬送ローラ11及びレジストローラ13を駆動させる。搬送ローラ11及びレジストローラ13の媒体搬送経路の下流側には、媒体検出手段である書き込みセンサ15が設けられている。搬送ローラ11及びレジストローラ13によって繰り出された用紙Pの先端が書き込みセンサ15に到達すると、書き込みセンサ15は用紙Pの先端が書き込みセンサ15に到達した旨をセンサ入力部75を介して印刷エンジン制御部59に供給する。用紙検出結果を受けた印刷エンジン制御部59は、高圧系駆動部65に指示を供給し、現像装置17を駆動させ、現像プロセスが開始される。
現像プロセスが開始されると、帯電ローラ39は、感光体ドラム35の表面を帯電する。そして、感光体ドラム35の回転に合せて、露光装置33は、図示せぬPCから入力された画像情報に基づく静電潜像を感光体ドラム35の表面に露光する。感光体ドラム35上に露光された静電潜像には、現像ローラ37によって現像剤が付着され、感光体ドラム35上に現像剤画像が現像される。この様にして感光体ドラム35上に現像された現像剤画像は、転写ローラ43によって用紙P上に転写される。
現像装置17によって現像剤画像が転写された用紙Pは、現像装置17の媒体搬送経路の下流方向に設けられた定着部19まで搬送される。用紙P上に転写された現像剤画像は、定着部19によって定着され、さらに媒体搬送経路の下流方向に繰り出される。定着部19の媒体搬送経路の下流側には、排出センサ21が設けられている。定着部19から繰り出された用紙Pの先端が、排出センサ21に到達すると、排出センサ21は用紙Pの先端が排出センサ21に到達した旨をセンサ入力部75を介して印刷制御部59に供給する。用紙検出結果を受けた印刷エンジン制御部59は、搬送系駆動部63に指示を供給し、排紙ローラ23及びレジストローラ25を駆動させる。そして、用紙Pは排紙ローラ23及びレジストローラ25によってさらに媒体搬送経路の下流方向へ搬送され、最終的に排出ローラ27及びレジストローラ29によってプリンタ1の上面に設けられたスタッカ31上に排出される。
次に、プリンタ1の印刷プロセス時における動作について図4、図5、及び図6を用いて説明する。図4は、プリンタ1の通電制御にかかる一連の処理を説明するフローチャートである。図5又は図6は、それぞれ第1通電制御又は第2通電制御を説明するフローチャートである
プリンタ1のコントローラ55は、通信I/F部53を介してPCから画像情報を受信すると(図4 S1)、印刷エンジン制御部59に対し、印刷プロセスを開始するよう指示を供給する。印刷プロセス開始の指示を受けた印刷エンジン制御部59は、通電動作制御部69に対して、第1通電制御フラグをセットするよう指示を供給する。指示を受けた通電制御部69は、第1通電制御フラグを所定値(本実施例では、1)にセットする(図4 S2)。
ここで、第1通電制御とは、第1通電制御部71が、温度検出部81が検出したヒートローラ45の表面温度に基づき、電源供給部79からヒータ49に供給される電力を制御することである。第1通電制御部による制御の開始タイミングは、プリンタ1の電源が投入された後、又は図示せぬPCからの印刷起動の指示を受信した後等である。そして、第1通電制御部71による制御の終了タイミングは、印刷が終了した後、又は所定の時間内にPCからの印刷起動の指示を受信しなかった場合等である。
図5 S11において、第1通電制御フラグがセットされている場合、第1通電制御部71は、温度検出部81を介して入力されたヒートローラ45の表面温度と所定の温度閾値とを比較する。第1通電制御部71は、現在のヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも低い場合は、ヒータ1信号をONにし、現在のヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも高い場合はヒータ1信号をOFFにする(図5 S12〜S14)。一方、図5 S11において、第1通電制御フラグがセットされていない場合は、第1通電制御部71は、ヒータ1信号をOFFにする(図5 S15)。
図4 S3において、書き込みセンサ15に用紙Pの先端が到達すると、書き込みセンサ15は用紙Pの先端が書き込みセンサ15に到達した旨をセンサ入力部75を介して印刷エンジン制御部59に供給する。印刷エンジン制御部59を介して書き込みセンサ15への用紙到達を検出した通電動作制御部69は、タイマT1に所定の時間T1をセットしてスタートさせる(図4 S4)。そして、図4 S5〜S7において、タイマT1がタイムアウトとなると、通電動作制御部69は、タイマT1を停止し、第2通電制御フラグを所定値(本実施例では、1)にセットする。
第2通電制御フラグをセットした後、図4 S8において印刷終了であれば、通電動作制御部69は、第1通電制御フラグと第2通電制御フラグの両方をクリアする(図4 S9)。また、連続印刷の場合は、前述した図4 S3において、書き込みセンサ15での次の用紙到達の検出、すなわち、図4 S3〜S7、S8を繰り返す。
ここで、第2通電制御とは、ヒートローラ45の表面温度とは無関係に、第2通電制御部73が電源供給部79からヒータ49に所定時間T2だけ供給される電力を制御することである。図6 S21において、第2通電制御フラグがセットされている場合、第2通電制御部73は、タイマT2に所定の時間T2をセットしスタートし(図6 S22)、ヒータ2信号をONにする(図6 S23)。そして、図6 S24〜S27において、タイマT2がタイムアウトとなると、第2通電制御部73は、タイマT2をストップする。次いで、第2通電制御部73は、ヒータ2信号をOFFにし、第2通電制御フラグをクリアする。一方、図6 S21において、第2通電制御フラグがセットされていない場合は、第2通電制御部73は、ヒータ2信号をOFFにする(図6 S28)。
第1通電制御部71及び第2通電制御部73によるヒータ信号の入力タイミングを説明したのが、図7のタイミングチャートである。図7中、A0、A1、及びA2は、用紙Pの先端が書き込みセンサ15に到達したタイミングを示す。また、C1〜C12は、第1通電制御部71又は第2通電制御部73によるヒータ信号の入力又は停止タイミングを示す。本実施例における、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力タイミングは、C1、C6、及びC10であり、停止タイミングは、C4、C8、及びC12である。これらのヒータ1信号の入力及び停止タイミングは、ヒートローラの表面温度に依存している。
一方、第2通電制御部73によるヒータ2信号の入力タイミングは、C2、C5、及びC9であり、停止タイミングは、C3、C7、及びC11である。これらのヒータ2信号の入力及び停止タイミングは、書き込みセンサ15が用紙PのN、(N+1)、及び(N+2)頁目の先端到達を検出したタイミングに依存している。
具体的に説明すると、A0において、書き込みセンサ15によって用紙PのN頁目の先端到達を検出した通電制御部69は、タイマT1に所定の時間をセットしてスタートさせる。
一方、用紙Pの(N−1)頁目のNIP部通過により、ヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも低いと判断した第1通電制御部71は、C1のタイミングにおいて、ヒータ1信号をONにする。ヒータ1信号の入力により、電源供給部79からヒータ49への電力供給が開始される。
タイマT1がタイムアウトとなると同時に、第2通電制御部73はタイマT2に所定の時間をセットし、スタートさせ、ヒータ2信号をONにする(C2)。タイマT2がタイムアウトとなると、第2通電制御部73は、タイマT2をストップし、ヒータ信号2をOFFにする(C3)。一方、第1通電制御部71は、C4のタイミングまでヒータ1信号を入力する。
次に、A1において、書き込みセンサ15によって、用紙Pの(N+1)頁目の先端到達を検出した通電制御部69は、タイマT1に所定の時間をセットしてスタートする。
この時点では、ヒートローラ45の表面温度は低下していないので、第1通電制御部71は、ヒータ1信号を入力していない。
タイマT1がタイムアウトとなると同時に、第2通電制御部73はタイマT2に所定の時間をセットしてスタートし、ヒータ2信号をONにする(C5)。ヒータ2信号の入力により、電源供給部79からヒータ49への電力供給が開始される。
C6のタイミングで、ヒートローラ45の表面温度が所定の閾値よりも低いと判断した第1通電制御部71は、ヒータ1信号をONにする。タイマT2がタイムアウトとなると、第2通電制御部73は、タイマT2をストップし、ヒータ信号2をOFFにする(C7)。
しかしながら、ヒートローラ45の表面温度は所定の温度閾値よりも低い状態なので、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力は、C8のタイミングまで継続される。
なお、実際の通電動作は、通電動作制御部69において行われ、第1通電制御部71及び第2通電制御部73のヒータON信号の論理和、すなわち、ヒータ1信号及びヒータ2信号の論理和をとった結果が真“1”のときに電源供給部79からヒータ49への電力が供給される。ヒータ1信号及びヒータ2信号の論理和をとった結果が偽“0”のときは、電源供給部79からヒータ49への電力の供給は停止される。
以上のように、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力に関わらず、第2通電制御部73は、タイマT1にセットされた所定の時間の経過後、ヒータ2信号を所定の時間入力する。したがって、実際にヒータ49が電源供給部79から電力供給を受ける時間は、用紙PのN頁目においては、C1〜C4の間となり、用紙Pの(N+1)頁目においては、C5〜C8の区間となる。
なお、タイマT1は、用紙先端が書き込みセンサ15により検出されてからNIP部に到達するまでの時間を基準としており、ヒートローラ45内部での熱伝達の遅れを考慮して、実験結果を基にT1の値を決定する。また、ヒータ2信号の出力時間であるT2は、通常1枚の用紙を加熱するのに必要な熱量の1/2以上1/1未満となる時間となるようにする。
以上のように、第1の実施例によれば、従来のヒートローラの検出温度に従った温度制御である第1通電制御に加え、ヒータの熱がヒートローラ表面に伝わるまでの遅れ時間を考慮し、適切なタイミングで、かつ、適切な時間だけヒータを通電させる制御である第2通電制御を備えたことで、用紙後半部分にかかる現像剤画像の用紙への定着効率を確保することが可能となる。
(第2の実施例)
第2の実施例にかかる画像形成装置の要部構成は、第1の実施例にかかる画像形成装置の要部構成と略同一である。したがって、同一の構成を有する箇所については同一符号を付して説明を省略する。
また、通電制御部69が所定の時間をセットするタイマT1及び第2通電制御部73がヒータ2信号をONにする所定の時間T2は、第1の実施例で説明した通りである。
第2の実施例にかかる通電動作制御部69は、所定の時間をタイマT1にセットすると同時に、所定の時間をタイマT3にセットし、スタートする。タイマT3のタイムアップ後に、第1通電制御部71によるヒータ1信号が入力されている場合、第2通電制御部73は、ヒータ2信号を入力しない点が第1の実施例とは異なる。
図8は、画像形成装置としてのプリンタ1の通電制御にかかる一連の処理を説明するフローチャートである。
図8 S101〜S103にかかる処理は、第1の実施例で説明した処理と同一の処理である。また、S110〜S111にかかる処理及び、第2通電制御部73による処理も第1の実施例で説明した処理と同一であるため、ここでの説明は省略する。
通電動作制御部69は、タイマT1に所定の時間T1をセットしてスタートした後(図8 S104)、さらに、タイマT3に所定の時間をセットしてスタートさせる(図8 S105)。そして、図8 S106、S107において、タイマT3がタイムアウトとなると、通電動作制御部69は、タイマT3をストップする。タイマT3をストップした後、通電動作制御部69は、タイマT1がタイムアウトとなるまで、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力の監視を行う(図8 S108、S109)。第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力が無く、タイマT1がタイムアウトとなった場合、通電動作制御部69は、図8 S110においてタイマT1をストップし、第2通電制御フラグを所定値(本実施例では、1)にセットする(図8 S101)。
第2通電制御フラグをセットした後、図8 S112において印刷終了であれば、通電動作制御部69は、第1通電制御フラグと第2通電制御フラグの両方をクリアする(図8 S113)。また、連続印刷の場合は、前述した図8 S103において、書き込みセンサ15での次の用紙の検出、すなわち、図8 S103〜S111、S112を繰り返す。
一方、図8 S108、S109において、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力があった場合(ヒータ1信号ON)、通電動作制御部69は、タイマT1をストップする(図8 S114)。ここで、通電動作制御部69は、第2通電制御フラグはセットせず、図8 S112において印刷終了であれば、第1通電制御フラグと第2通電制御フラグをクリアする(図8 S113)。また、連続印刷の場合は、前述した図8 S103において、書き込みセンサ15での次の用紙の検出、すなわち、図8 S103〜S111、S112を繰り返す。
第1通電制御部71及び第2通電制御部73によるヒータ信号の入力タイミングを説明したのが、図9のタイミングチャートである。図7で説明したタイミングチャートと同様に、図9中、A0、A1、及びA2は、用紙Pの先端が書き込みセンサ15に到達したタイミングを示す。また、D1〜D12は、第1通電制御部71又は第2通電制御部73によるヒータ信号の入力又は停止タイミングを示す。本実施例における、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力タイミングは、D1、D6、及びD10であり、停止タイミングは、D3、D8、及びD12である。これらのヒータ1信号の入力及び停止タイミングは、ヒートローラの表面温度に依存している。
一方、第2通電制御部73によるヒータ2信号の入力タイミングは、D2、D5、及びD9であり、停止タイミングは、D4、D7、及びD11である。これらのヒータ2信号の入力及び停止タイミングは、書き込みセンサ15が用紙PのN、(N+1)、及び(N+2)頁目の先端到達を検出したタイミングに依存している。
具体的に説明すると、A0において、書き込みセンサ15によって用紙PのN頁目の先端到達を検出した通電制御部69は、タイマT1に所定の時間をセットしてスタートする。これと同時に、通電制御部69は、タイマT3に所定の時間をセットしてスタートする。
一方、用紙Pの(N−1)頁目のNIP部通過により、ヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも低いと判断した第1通電制御部71は、D1のタイミングにおいて、ヒータ1信号の入力をONにする。ヒータ1信号の入力により、電源供給部79からヒータ49への電力供給が開始される。
タイマT3のタイムアウトと同時に通電制御部69は、第1通電制御部71によるヒータ1信号が入力されているか否かをタイマT1がタイムアウト(区間Tx)になるまで監視する。
通常は、タイマT1がタイムアップとなると同時に(D2のタイミング)、第2通電制御部73は、タイマT2に所定の時間をセットしてスタートし、ヒータ2信号をONにするが、区間Txにおいて、第1通電制御部71によるヒータ1信号が入力されているので、第2通電制御部73は、ヒータ2信号を入力しない(図9中 A部)。一方、第1通電制御部71は、タイミングD3までヒータ1信号を入力する。
次に、A1において、書き込みセンサ15によって、用紙Pの(N+1)頁目の先端到達を検出した通電制御部69は、タイマT1に所定の時間をセットしてスタートする。これと同時に、通電制御部69は、タイマT3に所定の時間をセットしてスタートする。
この時点では、ヒートローラ45の表面温度は低下していないので、第1通電制御部71は、ヒータ1信号を入力していない。
タイマT3のタイムアウトと同時に通電制御部69は、第1通電制御部71によるヒータ1信号が入力されているか否かをタイマT1がタイムアウト(区間Tx)になるまで監視する。
区間Txにおいて、第1通電制御部71によるヒータ1信号は入力されていないので、タイマT1がタイムアウトとなると同時に、第2通電制御部73はタイマT2に所定の時間をセットしてスタートし、ヒータ2信号をONにする(D5)。ヒータ2信号の入力により、電源供給部79からヒータ49への電力供給が開始される。
D6のタイミングで、ヒートローラ45の表面温度が所定の閾値よりも低いと判断した第1通電制御部71は、ヒータ1信号をONにする。タイマT2がタイムアウトとなると、第2通電制御部73は、タイマT2をストップし、ヒータ2信号をOFFにする(D7)。
しかしながら、ヒートローラ45の表面温度は所定の温度閾値よりも低い状態なので、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力は、D8のタイミングまで継続される。
なお、実際の通電動作は、通電動作制御部69において行われ、第1通電制御部71及び第2通電制御部73のヒータON信号の論理和、すなわち、ヒータ1信号及びヒータ2信号の論理和をとった結果が真“1”のときに電源供給部79からヒータ49への電力が供給される。ヒータ1信号及びヒータ2信号の論理和をとった結果が偽“0”のときは、電源供給部79からヒータ49への電力の供給は停止される。
以上のように、第2通電制御部73によるヒータ2信号の入力は、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力による制御される。一方、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力は、第2通通電制御部73によるヒータ2信号の入力に制御されない。したがって、実際にヒータ49が電源供給部79から電力供給を受ける時間は、用紙PのN頁目においては、D1〜D3の間となり、用紙Pの(N+1)頁目においては、D5〜D8の区間となる。
なお、タイマT3の設定値は、TxがT2の1/2以上1/1未満になる時間とし、T3=T1−Txの式から算出する。
以上のように、第2の実施例によれば、第1の実施例にかかる効果に加え、第2通電制御を実行する直前に第1通電制御によるヒータ1信号が“1”、すなわちヒータ1信号がON状態の場合、第2通電制御を行わないという制御にしたため、供給熱量過多による温度リップルを減少させ、安定した定着性を確保することが可能となる。
(第3の実施例)
第3の実施例にかかる画像形成装置の要部構成は、第2の実施例にかかる画像形成装置と略同一である。したがって、同一の構成を有する箇所については同一符号を付して説明を省略する。
また、通電制御部69が所定の時間をセットするタイマT1、T3及び第2通電制御部73がヒータ2信号をONにする所定の時間T2は、第2の実施例で説明した通りである。
第3の実施例にかかるヒートローラの表面温度の制御方法は、用紙の厚さ、サイズに応じてタイマにセットする所定の時間を変更する点が第1及び第2の実施例にかかる制御方法とは異なる。
図10は、画像形成装置としてのプリンタ1の通電制御にかかる一連の処理を説明するフローチャートである。また、図11は及び図12は、それぞれ第1通電制御及び第2通電制御を説明するフローチャートである。
プリンタ1のコントローラ55は、通信I/F部53を介してPCから画像情報を受信すると(図10 S201)、印刷エンジン制御部59に対し、印刷プロセスを開始するよう指示を供給する。印刷プロセスの開始指示を受けた印刷エンジン制御部59は、通電動作制御部69に対して、第1通電制御フラグをセットするよう指示を供給する。指示を受けた通電動作制御部69は、第1通電制御フラグを所定値(本実施例では、1)にセットする(図10 S202)。
図11 S231において、第1通電制御フラグがセットされている場合、第1通電制御部71は、温度検出部81を介して入力されたヒートローラ45の表面温度と所定の温度閾値とを比較する。第1通電制御部71は、現在のヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも低い場合は、ヒータ1信号をONにし、現在のヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも高い場合はヒータ1信号をOFFにする(図11 S232〜S234)。一方、図11 S231において、第1通電制フラグがセットされていない場合、第1通電制御部71は、ヒータ1信号をOFFにする(図11 S235)。
図10 S203において、書き込みセンサ15に用紙Pの先端が到達すると、書き込みセンサ15は用紙Pの先端が書き込みセンサ15に到達した旨をセンサ入力部75を介して印刷エンジン制御部59に供給する。印刷エンジン制御部59を介して書き込みセンサ15への用紙到達を検出した通電動作制御部69は、タイマT1に用紙Pの厚さ・サイズ情報を基にパラメータテーブルを参照して所定の時間T1をセットしてスタートし(図10 S204)、さらに、タイマT3に所定の時間をセットしてスタートする(図10 S205)。そして、図10 S206、S207において、タイマT3がタイムアウトとなると、通電動作制御部69は、タイマT3を停止する。タイマT3を停止した後、通電動作制御部69は、タイマT1がタイムアウトになるまで、第1通電制御部71によるヒータ1信号の監視を行う(図10 S208、S209)。第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力が無く、タイマT1がタイムアップとなった場合、通電動作制御部69は、図10 S210においてタイマT1をストップし、第2通電制御フラグを所定値(本実施例では、1)にセットする。
第2通電制御フラグをセットした後、図10 S212において印刷終了であれば、通電動作制御部69は、第1通電制御フラグと第2通電制御フラグの両方をクリアする(図10 S213)。また、連続印刷の場合は、前述した図10 S203において、書き込みセンサ15での次の用紙の検出、すなわち、図10 S203〜S211、S212を繰り返す。
一方、図10 S208、S209において、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力があった場合(ヒータ1信号ON)、通電動作制御部69は、タイマT1を停止する(図10 S214)。ここで、通電動作制御部69は、第2通電制御フラグはセットせず、図10 S212において印刷終了であれば、第1通電制御フラグと第2通電制御フラグをクリアする(図11 S213)。また、連続印刷の場合は、前述した図10 S203において、書き込みセンサ15での次の用紙の検出、すなわち、図10 S203〜S211、S212を繰り返す。
ここで、図12 S251において、第2通電制御フラグがセットされている場合、第2通電制御部73は、タイマT2に用紙Pの厚さ・サイズ情報を基にパラメータテーブルを参照して所定の時間T2をセットしてスタートし(図12 S252)、ヒータ2信号をONにする(図12 S253)。そして、図12 S254〜S257において、タイマT2がタイムアウトとなると、第2通電制御部73は、タイマT2をストップする。次いで、第2通電制御部73は、ヒータ2信号をOFFにし、第2通電制御フラグをクリアする。一方、図12 S251において、第2通電制御フラグがセットされていない場合は、第2通電制御部73は、ヒータ2信号をOFFにする(図12 S258)。
本実施例にかかる用紙Pの厚さ・サイズ情報を基にしたパラメータテーブルの一例を表1に示す。第1通電制御部71によるヒータ1信号のON時間であるT1は、用紙サイズ長の長さが長い方の用紙を長い時間設定とし、第2通電制御部73によるヒータ2信号のON時間であるT2は、用紙厚さが厚い方が用紙に奪われる熱量が多くなるため、用紙厚さが薄い用紙よりも長い時間設定とする。
T1及びT2は、
T1a<T1b
T2a<T2b<T2c、T2d<T2e<T2f
T2a<T2d,T2b<T2e,T2c<T2f
の関係とする。
以上のように、第3の実施例によれば、第1の実施例及び第2の実施例にかかる効果に加え、用紙サイズ長の長さが長い程、第1通電制御によるヒータ1信号のON時間を長く設定し、用紙厚さが厚い程、第2通電制御によるヒータ2信号のON時間を長く設定するため、用紙サイズ及び用紙厚さが異なった用紙を使用しても、適切な定着性を確保することが可能となる。
(第4の実施例)
第4の実施例にかかる画像形成装置の要部構成は、第3の実施例にかかる画像形成装置と略同一である。したがって、同一の構成を有する箇所については同一符号を付して説明を省略する。
また、通電制御部69が所定の時間をセットするタイマT1、T3及び第2通電制御部73がヒータ2信号をONにする所定の時間T2は、第3の実施例で説明した通りである。
第4の実施例にかかる画像形成装置の定着ローラの表面温度の制御方法は、第1通電制御部による制御と第2通電制御部による制御とを切替え、どちらか一方の制御部による制御のみを所定のタイミングで選択的に実行する点が第1の実施例から第3の実施例にかかる制御方法とは異なる。
図13は、画像形成装置としてのプリンタ1の通電制御にかかる一連の処理を説明するフローチャートである。また、図14及び図15は、それぞれ第1通電制御及び第2通電制御を説明するフローチャートである。
プリンタ1のコントローラ55は、通信I/F部53を介してPCから画像情報を受信すると(図14 S301)、印刷エンジン制御部59に対し、印刷プロセスを開始するよう指示を供給する。印刷プロセスの開始指示を受けた印刷エンジン制御部59は、通電動作制御部69に対して、第1通電制御フラグをセットするよう指示を供給する。指示を受けた通電動作制御部69は、第1通電制御フラグをセットする(本実施例では、1)にセットする(図14 S302)。
図15 S331において、第1通電制御フラグがセットされている場合、第1通電制御部71は、温度検出部81を介して入力されたヒートローラ45の表面温度と所定の温度閾値とを比較する。第1通電制御部71は、現在のヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも低い場合は、ヒータ1信号をONにし、現在のヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも高い場合はヒータ1信号をOFFにする(図15 S332〜S334)。一方、図15 S331において、第1通電制御フラグがセットされていない場合、第1通電制御部71は、ヒータ1信号をOFFにする(図15 S335)。
図14 S303において、書き込みセンサ15に用紙Pの先端が到達すると、書き込みセンサ15は用紙Pの先端が書き込みセンサ15に到達した旨をセンサ入力部75を介して印刷エンジン制御部59に供給する。印刷エンジン制御部59を介して書き込みセンサ15への用紙到達を検出した通電動作制御部69は、タイマT1に用紙Pの厚さ・サイズ情報を基にパラメータテーブルを参照して所定の時間T1をセットしてスタートし、(図14 S304)。さらに、タイマT3に所定の時間をセットしてスタートする(図14 S305)。そして、図14 S306、S307において、タイマT3がタイムアウトとなると、通電動作制御部69は、タイマT3を停止する。タイマT3を停止させた後、通電動作制御部69は、タイマT1がタイムアウトになるまで、第1通電制御部71によるヒータ1信号の監視を行う(図14 S308、S309)。第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力が無く、タイマT1がタイムアップとなった場合、通電動作制御部69は、図14 S310においてタイマT1をストップし、第2通電制御フラグを所定の値(本実施例では、1)にセットし(図14 S311)、第1通電制御フラグをクリアする(図14 S315)。第1通電制御フラグがクリアされることにより、第1通電制御部71は、ヒータ1信号をOFFにする。
次に、通電動作制御部69は、図14 S316において第2通電制御の終了を待ち、第2通電制御が終了すると、第1通電制御フラグをセットする(図14 S317)。第1通電制御フラグをセットした後、図14 S312において印刷終了であれば、通電動作制御部69は、第1通電制御フラグと第2通電制御フラグの両方をクリアする(図14 S313)。また、連続印刷の場合は、前述した図14 S303において、書き込みセンサ15での次の用紙の検出、すなわち図14 S303〜S311、S312、S315〜S317を繰り返す。
一方、図14 S308、S309において、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力があった場合(ヒータ1信号ON)、通電動作制御部69は、タイマT1を停止する(図14 S314)。ここで、通電動作制御部69は、第2通電制御フラグはセットせず、図14 S312において印刷終了であれば、第1通電制御フラグと第2通電制御フラグの両方をクリアする(図14 S313)。また、連続印刷の場合は、前述した図14 303において、書き込みセンサ15での次の用紙の検出、すなわち、図14 S303〜S311、S312、S315〜S317を繰り返す。
ここで、図16 S351において、第2通電制御フラグがセットされている場合、第2通電制御部73は、タイマT2に用紙Pの厚さ・サイズ情報を基にパラメータテーブルを参照して所定の時間T2をセットしてスタートし(図16 S352)、ヒータ2信号をONにする(図16 S353)。そして図16 S354〜S356において、タイマT2がタイムアウトとなると、第2通電制御部73は、タイマT2をストップし、ヒータ2信号をOFFとする。次に、第2通電制御部は、タイマT4に所定の時間をセットしてスタートする(図16 357)。タイマT4がタイムアウトになると、第2通電制御部73は、タイマT4をストップし、第2通電制御フラグをクリアする。一方、図16 S351において、第2通電制御フラグがセットされていない場合は、第2通電制御部73は、ヒータ2信号をOFFにする(図16 S361)。
第1通電制御部71及び第2通電制御部73によるヒータ信号の入力タイミングを説明したのが、図16のタイミングチャートである。図7及び図9で説明したタイミングチャートと同様に、図16中、A0、A1、及びA2は、用紙Pの先端が書き込みセンサ15に到達したタイミングを示す。また、E1〜E12は、第1通電制御部71又は第2通電制御部73によるヒータ信号の入力又は停止タイミングを示す。本実施例における、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力タイミングは、E1、E6、及びE10であり、停止タイミングは、E3、E8、及びE11である。これらのヒータ1信号の入力及び停止タイミングは、ヒートローラの表面温度に依存している。
一方、第2通電制御部73によるヒータ2信号の入力タイミングは、E2、E5、及びE9であり、停止タイミングは、E4、E7、及びE12である。これらのヒータ2信号の入力及び停止タイミングは、書き込みセンサ15が用紙PのN、(N+1)、及び(N+2)頁目の先端到達を検出したタイミングに依存している。
具体的に説明すると、A0において、書き込みセンサ15によって用紙PのN頁目の先端到達を検出した通電制御部69は、タイマT1に所定の時間をセットしてスタートする。これと同時に、通電制御部69は、タイマT3に所定の時間をセットしてスタートする。
一方、用紙Pの(N−1)頁目のNIP部通過により、ヒートローラ45の表面温度が所定の温度閾値よりも低いと判断した第1通電制御部71は、E1のタイミングにおいて、ヒータ1信号の入力をONにする。ヒータ1信号の入力により、電源供給部79からヒータ49への電力供給が開始される。
タイマT3のタイムアウトと同時に通電制御部69は、第1通電制御部71によるヒータ1信号が入力されているか否かをタイマT1がタイムアウト(区間Tx)になるまで監視する。
通常は、タイマT1がタイムアップとなると同時に(E2のタイミング)、第2通電制御部73は、タイマT2に所定の時間をセットしてスタートし、ヒータ2信号をONにするが、区間Txにおいて、第1通電制御部71によるヒータ1信号が入力されているので、第2通電制御部73は、ヒータ2信号を入力しない(図16中 A部)。一方、第1通電制御部71は、タイミングE3までヒータ1信号を入力する。
次に、A1において、書き込みセンサ15によって、用紙Pの(N+1)頁目の先端到達を検出した通電制御部69は、タイマT1に所定の時間をセットしてスタートする。これと同時に、通電制御部69は、タイマT3に所定の時間をセットしてスタートする。
この時点では、ヒートローラ45の表面温度は低下していないので、第1通電制御部71は、ヒータ1信号を入力していない。
タイマT3のタイムアウトと同時に通電制御部69は、第1通電制御部71によるヒータ1信号が入力されているか否かをタイマT1がタイムアウト(区間Tx)になるまで監視する。
区間Txにおいて、第1通電制御部71によるヒータ1信号は入力されていないので、タイマT1がタイムアウトとなると同時に、第2通電制御部73はタイマT2に所定の時間をセットし、スタートさせ、ヒータ2信号をONにする(E5)。ヒータ2信号の入力により、電源供給部79からヒータ49への電力供給が開始される。
通常、E6のタイミングで、ヒートローラ45の表面温度が所定の閾値よりも低いと判断した第1通電制御部71は、ヒータ1信号をONにするが、第2通電制御部73による通電制御が終了していないため、ヒータ1信号を入力しない。タイマT2がタイムアウトとなると、第2通電制御部73は、タイマT2をストップし、ヒータ2信号をOFFにする(E7)。これと同時に、第2通電制御部73は、タイマT4に所定の時間をセットしスタートする。タイマT4がタイムアウトとなると、第2通電制御部73は、タイマT4をストップし、第2通電制御部73による通電制御が終了する。
以上のように、第2通電制御部73によるヒータ2信号の入力は、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力による制御される。一方、第1通電制御部71によるヒータ1信号の入力も、第2通通電制御部73によるヒータ2信号の入力に制御される。したがって、実際にヒータ49が電源供給部79から電力供給を受ける時間は、用紙PのN頁目においては、E1〜E3の間となり、用紙Pの(N+1)頁目においては、E5〜E7の区間となる。
なお、タイマT4は、第2通電制御部73によるヒータ2信号の停止を継続する時間であり、第1通電制御部71による過剰熱量供給を防止するために必要な時間とする。
以上のように、第4の実施例によれば、第1通電制御による制御と第2通電制御部による制御とを切替え可能とし、どちらか一方の制御のみを動作させるようにしたため、供給熱量過多による温度リップルを減少させ、安定した定着性を確保することが可能となる。
本実施例においては、用紙がヒートローラとバックアップローラとから形成されるNIP部にあるときに第2通電制御を実行する形態としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、用紙先端がNIP部に到達する以前に第2通電制御を実行することも可能である。また、第3の実施例及び第4の実施例において、用紙の厚さ・サイズ情報に基づいてタイマにセットする所定の時間を決定したが、これ以外にも温度、湿度等を測定する環境センサ等を用いることも可能である。
また、本実施例では、通電制御を時間に基づいて制御するとしたが、これに限定されるものではなく、他の値や条件に基づいて通電制御することも可能である。
第1の実施例にかかるプリンタの要部構成を説明する図である。 定着部の構成を説明する図である。 プリンタの制御系統構成を説明するブロック図である。 プリンタの通電制御にかかる一連の処理を説明するフローチャートである。 第1通電制御を説明するフローチャートである。 第2通電制御を説明するフローチャートである。 第1の実施例にかかる制御方法で制御した場合のタイムチャートである。 第2の実施例にかかるプリンタの通電制御にかかる一連の処理を説明するフローチャートである。 第2の実施例にかかる制御方法で制御した場合のタイムチャートである。 第3の実施例にかかるプリンタの通電制御にかかる一連の処理を説明するフローチャートである。 第1通電制御を説明するフローチャートである。 第2通電制御を説明するフローチャートである。 第4の実施例にかかるプリンタの通電制御にかかる一連の処理を説明するフローチャートである。 第1通電制御を説明するフローチャートである。 第2通電制御を説明するフローチャートである。 第4の実施例にかかる制御方法で制御した場合のタイムチャートである。 従来の通電制御のみで制御した場合のタイムチャートである。
符号の説明
1 プリンタ
3 スタッカ
5 給紙ローラ
7 分離フレーム
9 給紙センサ
11 搬送ローラ
13 レジストローラ
15 書き込みセンサ
17 現像装置
19 定着部
21 排出センサ
23 排紙ローラ
25 レジストローラ
27 排出ローラ
29 レジストローラ
31 スタッカ
33 露光装置
35 感光体ドラム
37 現像ローラ
39 帯電ローラ
41 クリーニングローラ
45 ヒートローラ
47 バックアップローラ
49 ヒータ
51 サーミスタ
52 手差し給紙機構
53 通信I/F部
55 コントローラ
57 オペレーションパネル
59 印刷エンジン制御部
61 駆動部
63 搬送系駆動部
65 高圧系駆動部
67 露光駆動部
69 通電動作制御部
71 第1通電制御部
73 第2通電制御部
75 センサ入力部
77 ROM
79 電源供給部
81 温度検出部

Claims (4)

  1. 搬送された媒体上に転写された現像剤画像を定着する定着手段と、
    前記定着手段の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号の出力を制御する第1通電制御部と、
    搬送される媒体を検出する媒体検出手段と、
    前記媒体検出手段により検出された前記媒体の、前記定着手段への搬送タイミングに基づいて前記定着手段への通電を指示する第2の通電制御信号の出力を制御する第2通電制御部と、
    前記第1通電制御部から出力される第1の通電制御信号と前記第2通電制御部から出力される第2の通電制御信号との論理和に基づいて前記定着手段への通電動作を制御する通電動作制御部とを備え、
    前記第2通電制御部は、前記定着手段への通電を指示する直前に前記第1通電制御部から前記定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号が出力されている場合には、第2の通電制御信号の出力を行わず、前記定着手段への通電を指示する直前に前記第1通電制御部から前記定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号が出力されていない場合には、第2の通電制御信号の出力を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記通電動作制御部は媒体のサイズ又は媒体の厚さに応じて前記第2通電制御部から出力される第2の通電制御信号の出力開始時間と出力時間との設定を変更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 搬送された媒体上に転写された現像剤画像を定着する定着手段と、
    前記定着手段の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号の出力を制御する第1通電制御部と、
    搬送される媒体を検出する媒体検出部と、
    前記媒体検出手段により検出された前記媒体の、前記定着手段への搬送タイミングに基づいて前記定着手段への通電を指示する第2の通電制御信号の出力を制御する第2通電制御部と、
    前記第1通電制御部から出力される第1の通電制御信号と前記第2通電制御部から出力される第2の通電制御信号とのうち、最初に出力される通電制御信号に従い前記定着手段への通電動作を開始させるとともに、前記第2通電制御部からの第2の通電制御信号の出力が停止となったときには、前記第1通電制御部からの第1の通電制御信号の出力が停止となるまで前記定着手段への通電動作を継続する通電制御部とを備え、
    前記第2通電制御部は、前記定着手段への通電を指示する直前に前記第1通電制御部から前記定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号が出力されている場合には、第2の通電制御信号の出力を行わず、前記定着手段への通電を指示する直前に前記第1通電制御部から前記定着手段への通電を指示する第1の通電制御信号が出力されていない場合には、第2の通電制御信号の出力を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記通電動作制御部は媒体のサイズ又は媒体の厚さに応じて前記第2通電制御部から出力される第2の通電制御信号の出力開始時間と出力時間との設定を変更することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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