JPH05307340A - 熱定着制御装置 - Google Patents

熱定着制御装置

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JPH05307340A
JPH05307340A JP11148092A JP11148092A JPH05307340A JP H05307340 A JPH05307340 A JP H05307340A JP 11148092 A JP11148092 A JP 11148092A JP 11148092 A JP11148092 A JP 11148092A JP H05307340 A JPH05307340 A JP H05307340A
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JP
Japan
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relay
comparator
circuit
cpu
fixing roller
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JP11148092A
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Masahiro Yamamoto
雅洋 山本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真装置の定着装置において、定着ロー
ラの加熱用ヒーターが熱暴走を起こした時、ヒーターに
流れる電流を遮断し、装置を保護する。 【構成】 定着ローラ4の加熱用ヒーター2,定着ロー
ラ4の温度制御用スイッチング素子13及び異常時に回路
を開成するリレー9からなる直列回路を備え、定着ロー
ラ4が過熱したとき、その温度を検出した検温素子3の
出力信号を受けて、CPU8とコンパレータ6からそれ
ぞれリレー9の制御信号を出力し、ORゲート12により
その論理和を取ってリレー9の制御信号とする制御回路
において、コンパレータ6とORゲート12との間にラッ
チ回路14を設ける。CPU8の暴走により、ヒーター2
が熱暴走を起こした時、CPU8からの制御信号が出力
されなくても、コンパレータ6から出力される制御信号
によりリレー9はオフとなる。しかもその出力をラッチ
回路14が保持するので、定着ローラ4の温度低下でリレ
ー9が再びオンになるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ,複写
機等に使用する熱定着装置に係る。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ,複写機等に使用する熱
定着装置が何らかの故障により熱暴走した時、その熱暴
走を防止する制御装置が、熱定着装置内に具備されてい
る。
【0003】図4は従来の熱定着制御装置を示したもの
であり、1はAC商用電源、2は定着ローラ4を加熱す
るヒータ、3は定着ローラ4の温度を検出するサーミス
タである。サーミスタ3の出力端子は、抵抗5に接続し
接地される一方で、A/Dコンバータ7とコンパレータ
6に接続されている。A/Dコンバータ7の出力端子は
CPU8に接続されている。CPU8は、リレー9及び
フォトトライアック11のオン,オフを制御する信号を発
生する。フォトトライアック11は、トライアック13をオ
ン,オフさせ、定着ローラ4の温度を一定に保持させる
ためのスイッチング素子であり、リレー9は、熱暴走が
発生したとき、ヒーター2への電流を遮断するために開
くもので、通常は閉じている。
【0004】コンパレータ6は、CPU8と同様にリレ
ー9のオン,オフを制御する信号を発生する。コンパレ
ータ6の出力端子とCPU8の出力端子はORゲート12
の入力端子に接続しており、ORゲートの出力がハイの
場合、すなわち、コンパレータ6とCPU8の少なくと
もいずれか一方の出力がハイの場合に、リレー9はオフ
の状態に切り換わる。また、CPU8から発生するフォ
トトライアック11のオン,オフを制御する信号はバッフ
ァ10を経てフォトトライアック11に送られ、オン,オフ
動作をさせることでトライアック13にオン,オフ動作を
させ、定着ローラ4の温度を制御する。
【0005】このような制御回路を構成することで、ヒ
ーターが熱暴走を起こしたとき、CPU8またはコンパ
レータ6が異常を検知し、リレー9を開き、ヒータ2に
流れる電流を遮断することによりヒーターの異常発熱に
よる機械のダメージや、更には火災の発生を防いでい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
CPU8が故障し、リレー9やフォトトライアック11へ
の出力信号がローのまま変わらないというCPU暴走が
原因で熱暴走が発生した時でも、コンパレータ6の出力
がハイになるため、リレー9をオフにすることができ
る。しかしながら、その場合、しばらく時間が過ぎると
定着ローラ4の温度が低下し、その温度を検知したサー
ミスタの出力信号を受けたコンパレータ6の出力信号は
反転し、ローとなるので、再びリレー9はオンになる。
リレー9がオンになると、再び定着ローラの温度が上昇
し熱暴走が発生する。そして、サーミスタ3の出力信号
により再度コンパレータ6の出力が反転し、ハイとなる
ので、リレー9はオフになる。従って、このような状態
が電源1をオフとしない限り繰り返されることになる。
リレー9のオン,オフが繰り返されると、オン,オフ時
にリレー9の接点間で生ずる放電により、接点が溶着
し、リレー9はオフのままになる危険性がある。すなわ
ちヒーター2がコンパレータ6からの信号の有無にかか
わらずオンの状態のままになり、その結果ヒーター3が
異常発熱し、機械にダメージを与えるばかりでなく、火
災が発生するおそれもある。
【0007】また、このような欠点を防ぐために接点溶
着が起こりにくいリレーの使用が考えられるが、そのよ
うなリレーは高価であるため装置自体のコスト高に繋が
る。
【0008】本発明は、上述のような課題を解決するた
めに、熱暴走による影響を抑制する低コストで安全性の
高い熱定着制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、静電写真方式により形成した未定着
画像を熱定着する定着ローラの加熱用ヒーターと、前記
定着ローラの温度制御用スイッチング素子と、異常時に
回路を遮断するためのリレーとからなる直列回路を備え
た熱定着装置の制御装置であって、 (1)前記定着ローラの温度を検出する検温素子と、該検
温素子の出力信号を入力して前記スイッチング素子及び
リレーをそれぞれ制御する制御信号を発生するCPU
と、前記検温素子の出力信号を入力して前記リレーを制
御する制御信号を発生するコンパレータと、該コンパレ
ータの出力信号をラッチするラッチ回路と、前記CPU
のリレー制御信号を一方の入力とし前記ラッチ回路の出
力信号を他方の入力としてその論理和を取り、その出力
信号により前記リレーを制御するORゲートとからなる
ものである。
【0010】(2)前記定着ローラの温度を検出する検温
素子と、該検温素子の出力信号を入力して前記スイッチ
ング素子及びリレーをそれぞれ制御する制御信号を発生
するCPUと、前記検温素子の出力信号を入力して前記
リレーを制御する制御信号を発生するコンパレータと、
前記CPUのリレー制御信号とコンパレータの制御信号
を入力してリレー制御の判断をする第1の判断回路と、
前記CPUのスイッチング素子制御信号とコンパレータ
の制御信号を入力してスイッチング素子制御の判断をす
る第2の判断回路と、前記第1及び第2の判断回路の各
出力信号をそれぞれ遅延させる第1及び第2の遅延回路
とを備え、前記リレーをオフにする前に前記スイッチン
グ素子をオフにするように制御し、更には、リレーをオ
ンにした後にスイッチング素子をオンにするように制御
するものである。
【0011】
【作用】(1)の構成では、コンパレータの出力信号をラ
ッチするラッチ回路を設けたため、CPU暴走が原因と
で熱暴走が生じ、コンパレータの出力がハイになり、リ
レーがオフになった後、定着ローラの温度が低下するこ
とにより、コンパレータの出力信号が反転し出力がロー
になっても、ラッチ回路でハイの出力信号を送り続ける
ため、リレーはオフの状態のままになる。
【0012】(2)の構成では、熱暴走が発生したとき、
スイッチング素子をオフにした後にリレーがオフにな
り、逆にリレーをオンにした後にスイッチング素子がオ
ンになるため、リレーの接点間に電圧がかかっていない
状態でリレーが開閉されるので、リレーの接点間で放電
が生じない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。なお、従来例と同一の部材には同一の
符号を付してある。図1は第1の実施例に係る熱定着制
御装置を示すもので、1は電源、2はヒータ、3はサー
ミスタ、4は定着ローラであり、電源1とヒーター2と
リレー9の接点とトライアック13が直列に接続されてい
る。サーミスタ3は定着ローラ4の温度を測定するため
のものである。5は抵抗、6はコンパレータ、14はラッ
チ回路、7はA/Dコンバータ、8はCPU、12はOR
ゲートである。サーミスタ3の出力端子は、抵抗5に接
続され接地される。また、サーミスタ3の出力端子は、
抵抗5で分岐し、コンパレータ6とA/Dコンバータ7
に接続される。A/Dコンバータ7でA/D変換された
サーミスタ3の出力信号はCPU8に入力される。CP
U8は、定着ローラ4の温度を制御する信号、及び、定
着ローラ4が熱暴走を起こしたとき強制的にリレー9を
オフにしてヒーター2に流れる電流を遮断するための信
号を発生する回路である。CPU8のリレー9を制御す
る出力信号は、2入力1出力のORゲート12の一方の端
子に入力される。コンパレータ6は、定着ローラ4の熱
暴走を防ぐためにリレー9をオン,オフさせるための制
御信号を発生するものでその出力信号はラッチ回路14に
入力され、ラッチ回路14からの出力信号はORゲート12
の他方の端子に入力される。ORゲート12の出力信号は
バッファ15を経てリレー9に伝達される。また、CPU
8のトライアック13を制御する出力信号は、バッファ10
に入力され、その出力信号はフォトトライアック11に入
力される。トライアック13は、フォトトライアック11の
オン,オフ動作に応じてオン,オフする。
【0014】次に第1の実施例の動作を説明する。熱定
着装置(図示せず)が正常に動作している場合は、サーミ
スタ3からの出力信号によりCPU8で温度を検知し、
CPU8はサーミスタからの情報に従って定着ローラ4
の温度を一定に保たせるように出力信号を発生する。す
なわち、トライアック13はCPU8からの出力がローの
場合はオンの状態であり、出力がハイの場合はオフにな
る。そしてトライアック13のオン,オフによりヒーター
2に流れる電流が導通、または遮断され、ヒーター2の
加熱が制御されることによって、定着ローラ4の温度は
一定に保たれる。
【0015】また、トライアックショート等の原因でヒ
ーター2が加熱を続け定着ローラ4が異常に上昇すると
いう熱暴走が起きた場合、サーミスタ3の出力信号によ
りCPU8は熱暴走か否かを判断し、熱暴走と判断した
時はハイの出力信号を出力する。または、コンパレータ
6の出力信号もハイになり、そして、CPU8かコンパ
レータ6かいずれか一方の出力がハイになればORゲー
ト12の出力がハイになるので、リレー9はオフとなりヒ
ーター2への電流の供給が遮断される。
【0016】更に、熱暴走の原因がCPU8にある場
合、すなわち、定着ローラ4の温度が異常に上昇しても
ヒーター2をオフにする出力信号をCPU8が発生しな
いというCPU暴走が熱暴走の原因である場合は、コン
パレータ6がハイの出力信号を発生しリレー9をオフに
する一方で、その出力信号はラッチ回路14が保持するた
め、この後、コンパレータ6からの信号の有無にかかわ
らずラッチ回路14からハイの出力信号を発生し続けるた
めリレー9はオフの状態を保つ。
【0017】このように構成した第1の実施例では、コ
ンパレータ6の出力信号をラッチ回路14で保持すること
により、CPU暴走が原因で熱暴走が起こった場合、コ
ンパレータ6のハイの出力信号でリレー9がオフにな
り、定着ローラ4の温度が低下する。そして、その温度
がサーミスタ3で検知され、その出力信号がコンパレー
タ6に入力され出力信号が再び反転し、ローに変化して
も、ラッチ回路14の出力はハイのまま保持されているの
でリレー9はオフの状態を保つ。このようにコンパレー
タ6の出力信号がサーミスタ3からの信号により反転し
てもリレー9は、開いた状態を保つことにより、リレー
9のオン,オフが繰り返されることがなくなり接点間の
放電によるリレー9の接点不良や溶着が生ずることがな
くなる。
【0018】次に第2の実施例を図2,図3を参照しな
がら説明する。図2で示す回路図において、16は2入力
1出力のNORゲートでありリレー9の制御を判断する
回路である。17は2入力1出力のORゲートでありトラ
イアック13の制御を判断する回路である。18,19は遅延
回路、20はNOT回路を示す。NORゲート16の一方の
端子にはCPU8のリレー9を制御する出力信号が入力
され、他方の端子にはコンパレータ6の出力信号が入力
される。またORゲート17の一方の端子にはCPU8の
トライアック13を制御する出力信号が入力され、他方の
端子にはコンパレータ6の出力信号が入力される。更に
NORゲート16及びORゲート17の出力信号は、それぞ
れトランジスタとコンデンサと抵抗からなる遅延回路1
8,19に入力される。遅延回路18からの出力信号により
バッファ15を経てリレー9を制御する。一方の遅延回路
19からの出力信号はNOT回路20で反転された出力信号
によりフォトトライアック11を動作させる。
【0019】次に図3を参照しながら第2の実施例の動
作について説明する。Aはコンパレータ6の出力信号、
BはCPU8のリレー9を制御する出力信号、CはCP
U8のトライアック13を制御する出力信号、Dは遅延回
路18の出力信号、Eはリレー9の制御信号、Fは遅延回
路19の出力信号、Gはトライアック13の制御信号であ
る。なお、図3において、制御信号E,Gの出力がロー
のときはリレー9又はトライアック13がオンの状態、同
様にハイのときはオフの状態をそれぞれを示す。
【0020】図3で示すように、正常動作中は、出力信
号Cのハイ,ローによりトライアック13がオン,オフさ
れ定着ローラ4が一定温度に制御される。またCPU暴
走により熱暴走が生じた時は、コンパレータ6が異常を
検知し(図中X点)ハイの出力信号Aを発生する。またC
PU8は暴走しているので出力信号B,Cはローであ
る。出力信号AがハイになるとNORゲート16の出力は
ローになる。よって遅延回路18のトランジスタがオフに
なり、抵抗によりコンデンサが徐々に充電をはじめ、コ
ンパレータ6の出力がハイに変化した時点より若干遅れ
て出力信号Dはハイなる。ハイの出力信号Dはバッファ
15を経てリレー9に送られ、リレー9はオフになる。
【0021】一方ORゲート17は、コンパレータ6のハ
イの出力信号Aを入力するので、出力がハイである。O
Rゲート17のハイの出力信号を受けた遅延回路19は、ト
ランジスタがオンになるのでコンデンサが放電を行い、
直ちに遅延回路19の出力はローになる。遅延回路19から
のローの出力信号を受けたNOT回路20はローの出力信
号を反転させるため出力がハイになる。ハイの出力信号
を受けた、フォトトライアック11はオフになり、それに
よってトライアック13をオフにする。
【0022】リレー9がオフになりヒーター2が加熱を
行わなくなると定着ローラ4の温度が低下する。ある程
度まで低下すると、サーミスタ3の出力信号によりコン
パレータ6のハイの出力信号が反転し、出力がローにな
る(図中Y)。この出力信号Aを受けたNORゲート16の
出力はハイになり、それによって、遅延回路18ではトラ
ンジスタがオンになるためコンデンサが放電を行うこと
により遅延回路18の出力がローになり、直ちにリレー9
が再びオンに戻る。一方ORゲート17は出力がオフにな
り、遅延回路19では抵抗によってコンデンサが充電を行
うため、コンパレータ6の出力がローになった時に対し
若干遅れて遅延回路19の出力がハイとなる。そしてNO
T回路20で出力信号が反転されローになるため、トライ
アック13はオンになる。
【0023】リレー9およびトライアック13がオンにな
ると再度ヒーター2が加熱され、定着ローラ4の温度が
上昇する。そして熱暴走が発生するとその状態を検知し
たコンパレータ6の出力がハイになる(図中Z)。このよ
うに、電源1を遮断するまで、コンパレータ6のハイの
出力とローの出力が交互に繰り返されることになる。
【0024】しかしながら、以上のように構成した第2
の実施例では、遅延回路18,19を設けることにより、熱
暴走が発生した場合、まずヒーター2への電流を遮断す
る時は、トライアック13がオフになった後にリレー9が
オフになる。逆にヒーター2へ電流を流す時は、リレー
9がオンになった後にトライアック13がオンになる。従
ってリレー9の接点間に電圧がかかっていない状態でリ
レー9が開閉されるために、接点間に放電が生ずること
がなくなり、接点溶着のためにリレー9が開かなくなる
ことが防止される。よって、コンパレータ6のハイの出
力とローの出力が交互に繰り返されることによりリレー
9のオン,オフの動作が繰り返されても安全である。ま
た、ラッチ回路14を使用せずに、トランジスタ,抵抗,
コンデンサの少数の部品で遅延回路18,19を構成してい
るのでより低コストの熱定着制御装置が実現できる。
【0025】
【発明の効果】以上述べた様に、熱定着装置がCPUの
暴走により熱暴走を起こしたときにリレーの開閉を制御
するコンパレータの信号を保持するラッチ回路を設ける
ことにより、リレーが開いてヒーターが加熱を中断し、
定着ローラの温度が低下して、コンパレータの出力信号
が反転しても、ラッチ回路で保持された出力信号により
リレーは開いたままになる。よって、定着ローラの温度
変化によってリレーのオン,オフを繰り返すことがなく
なり、ヒーターの熱暴走により機械にダメージを与える
ことがなくなる。
【0026】また、遅延回路を設け、トライアックがオ
フにされた後にリレーを開き、逆にリレーを閉じた後に
トライアックをオンにさせるように制御することで、リ
レーの接点間に電圧がかからなくなり、リレーが開閉さ
れても、接点間で放電を起こすことがない。従ってリレ
ーの接点が放電により溶着や接点不良を起こすことがな
くなるため、定着ローラの温度変化によりリレーが交互
にオン,オフとなり、ヒータのオン,オフが繰り返され
ても安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る熱定着制御装置の
回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る回路図である。
【図3】第2の実施例に係る熱定着制御装置の動作を示
すタイムチャートである。
【図4】従来例に係る熱定着制御装置の回路図である。
【符号の説明】
1…電源、 2…ヒーター、 3…サーミスタ、 4…
定着ローラ、 6…コンパレータ、 8…CPU、 9
…リレー、 11…フォトトライアック、 12…ORゲー
ト、 13…トライアック、 14…ラッチ回路、 16…N
ORゲート、 17…ORゲート、 18,19…遅延回路、
20…NOT回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電写真方式により形成した未定着画像
    を熱定着する定着ローラの加熱用ヒーターと、前記定着
    ローラの温度制御用スイッチング素子と、異常時に回路
    を遮断するためのリレーとからなる直列回路を備えた熱
    定着装置の制御装置であって、 前記定着ローラの温度を検出する検温素子と、該検温素
    子の出力信号を入力して前記スイッチング素子及びリレ
    ーをそれぞれ制御する制御信号を発生するCPUと、前
    記検温素子の出力信号を入力して前記リレーを制御する
    制御信号を発生するコンパレータと、該コンパレータの
    出力信号をラッチするラッチ回路と、前記CPUのリレ
    ー制御信号を一方の入力とし前記ラッチ回路の出力信号
    を他方の入力としてその論理和を取り、その出力信号に
    より前記リレーを制御するORゲートとからなることを
    特徴とする熱定着制御装置。
  2. 【請求項2】 静電写真方式により形成した未定着画像
    を熱定着する定着ローラの加熱用ヒーターと、前記定着
    ローラの温度制御用スイッチング素子と、異常時に回路
    を遮断するためのリレーとからなる直列回路を備えた熱
    定着装置の制御装置であって、 前記定着ローラの温度を検出する検温素子と、該検温素
    子の出力信号を入力して前記スイッチング素子及びリレ
    ーをそれぞれ制御する制御信号を発生するCPUと、前
    記検温素子の出力信号を入力して前記リレーを制御する
    制御信号を発生するコンパレータと、前記CPUのリレ
    ー制御信号とコンパレータの制御信号を入力してリレー
    制御の判断をする第1の判断回路と、前記CPUのスイ
    ッチング素子制御信号とコンパレータの制御信号を入力
    してスイッチング素子制御の判断をする第2の判断回路
    と、前記第1及び第2の判断回路の各出力信号をそれぞ
    れ遅延させる第1及び第2の遅延回路とを備え、前記リ
    レーをオフにする前に前記スイッチング素子をオフにす
    るように制御することを特徴とする熱定着制御装置。
  3. 【請求項3】 リレーをオンにした後にスイッチング素
    子をオンにするように制御することを特徴とする請求項
    2記載の熱定着制御装置。
JP11148092A 1992-04-30 1992-04-30 熱定着制御装置 Pending JPH05307340A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7197253B2 (en) * 2004-09-01 2007-03-27 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus including two CPUs to control a fixing device
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