JP2005127362A - 吊りボルト振止用ワイヤー連結金具及びこれを用いた振止装置 - Google Patents

吊りボルト振止用ワイヤー連結金具及びこれを用いた振止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005127362A
JP2005127362A JP2003360984A JP2003360984A JP2005127362A JP 2005127362 A JP2005127362 A JP 2005127362A JP 2003360984 A JP2003360984 A JP 2003360984A JP 2003360984 A JP2003360984 A JP 2003360984A JP 2005127362 A JP2005127362 A JP 2005127362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
wire
pair
suspension
opposing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003360984A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Yoneda
守 米田
Tomohiko Takanashi
知彦 高梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiei Intec Co Ltd
Original Assignee
Nichiei Intec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiei Intec Co Ltd filed Critical Nichiei Intec Co Ltd
Priority to JP2003360984A priority Critical patent/JP2005127362A/ja
Publication of JP2005127362A publication Critical patent/JP2005127362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な構造の連結金具によって吊りボルトに振止ワイヤーを連結できるようにして,吊りボルトの振れ止め作業を容易化する。
【解決手段】 厚肉の鋼板によってコ字状の連結金具Aを形成し,その垂直の厚肉基板10のナット孔11に蝶ボルト12を設置する一方,水平一対の対向突片13に横向き溝状のボルト遊嵌孔14を設置し,このボルト遊嵌孔14に吊りボルト4のボルト軸を受け入れて蝶ボルト12を手回し回転しその先端をボルト軸に圧接して,吊りボルト4に連結金具Aを後付け設置し,また一対の対向突片13のボルト遊嵌孔14の回りにそれぞれ4ヶ所設置した任意のワイヤー挿通孔16に振止ワイヤー17を挿通してループ状の固定を行い,吊りボルト4を斜め方向からの振止ワイヤー17によって振止支持する。
【選択図】 図2

Description

本発明は,建物のコンクリートスラブや屋根構造材等(以下「コンクリートスラブ」という)に,例えば照明器具,冷暖房機器,ダクト,ケーブルラック等各種の物体を吊りボルトによって吊り支持するについて,その振れ止めをなすように用いる吊りボルト振止用ワイヤー連結金具及びこれを用いた吊りボルトの振止装置に関する。
コンクリートスラブに吊りボルトを用いて吊り支持した,例えばケーブルラック,ダクト等を吊り支持した吊りボルトの揺動を防止するために,例えば吊りボルトを被嵌してこれに固定する吊りボルト側の金具と,この金具の締着片にボルトナットで締着固定することによって角度自在に連結する傾斜金具とによって連結金具を構成し,コンクリートスラブから吊りボルトに対して傾斜するように配置した振止用ボルトの下端部分を上記傾斜金具の連結片に形成した透孔に受け入れてその上下をナットで締着固定することによってコンクリートスラブと吊りボルト間を振止用ボルトで傾斜支持するようにした振止装置が知られている。
特開2002−339918号
この場合吊りボルトは振止用ボルトによって確実に支持されてその振れ止めがなされ,例えば地震によって吊り支持した物体が揺動するのを有効に防止することができるが,一方で,該振止装置にあっては,複数の部材によって連結金具を形成するために,これら相互の連結及びその傾斜金具と連結ボルトの連結が必要となって,振れ止めのための作業が煩雑となる傾向があり,また振れ止めはコンクリートスラブと吊りボルト間を傾斜して連結する連結ボルトによって行うから,これに用いる振止用ボルトが長尺のものとなり易く,従って振れ止めのコストが高くなる傾向がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,第1に,ワイヤーを用いて振れ止めを行なうようにするについて,可及的簡単な構造にして吊りボルトとワイヤーを簡易に連結することができ且つ吊りボルトの振れ止めを確実になし得るようにした吊りボルト振れ止め用ワイヤー連結金具を提供するにあり,第2に該ワイヤー連結金具を用いた振止装置を提供するにある。
上記課題に添って本発明は,第1の課題に添って,略コ字状をなす連結金具における厚肉一対の対向突片の側部に開口したボルト遊嵌孔に吊りボルトのボルト軸を受け入れ,厚肉基板に螺装した蝶ボルトを回転してこれを吊りボルトに圧接することによって,吊りボルトの所定位置に連結金具を手作業で後付け設置し得るようにするとともに少なくとも一方に対向突片に,ワイヤー連結の無方向性を確保するようにボルト遊嵌孔を囲んで配置したワイヤー挿通孔にワイヤーを挿通し,アルミスリーブ等ワイヤー止め金具でワイヤーをループ状に固定することによって,吊りボルトとワイヤーの連結をなし得るようにしたものであって,即ち,請求項1に記載の発明を,厚肉基板と該厚肉基板の対向端部から交差方向に突出した厚肉一対の対向突片とによって略コ字状をなし,上記厚肉基板がその面内に配置したナット孔に螺装した蝶ボルトを備え且つ上記一対の対向突片がその一側開口から面内中間位置に向けて連通するように配置してボルト軸を側方受入自在にして共通形状のボルト遊嵌孔を備えるとともに少なくとも一対のうち一方の対向突片が該ボルト遊嵌孔を囲むようにその外側の面内位置に配置した多数のワイヤー挿通孔とを備えてなることを特徴とする吊りボルト振止用ワイヤー連結金具としたものである。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,上記蝶ナットの圧接によって吊りボルトのボルト軸を上記ボルト遊嵌孔が確実に受け入れ保持し,吊りボルトに対して連結金具が揺動したりすることなくその安定した固定を確保し得るものとするように,これを,上記ボルト遊嵌孔を,対向突片の一側開口から該対向突片の突出方向の面内中間位置に向けて傾斜又は湾曲して連通するように配置してなることを特徴とする請求項1に記載の吊りボルト振止用ワイヤー連結金具としたものである。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,連結金具の吊りボルトに対する向きをなくして,その上下反転使用を可能とし,任意の対向突片にワイヤーを連結し得るようにするとともに連結の無方向性を確保し,いずれの方向からのワイヤー連結をも可及的自由になし得るものとするように,これを,上記ワイヤー挿通孔を,一対の対向突片の双方にそれぞれ対角線状の4ヶ所に位置するように配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の吊りボルト振止用ワイヤー連結金具としたものである。
請求項4に記載の発明は,第2の課題に添って,上記ワイヤー連結金具を用いて,コンクリートスラブと吊りボルト間をワイヤーで傾斜支持し得るようにした振止装置を提供するように,これを,厚肉基板と該厚肉基板の対向端部から交差方向に突出した厚肉一対の対向突片とによって略コ字状をなし,上記厚肉基板がその面内に配置したナット孔に螺装した蝶ボルトを備え且つ上記一対の対向突片がそれぞれその一側開口から面内中間位置に向けて連通するように配置してボルト軸を側方受入自在にして共通形状のボルト遊嵌孔と該ボルト遊嵌孔を囲むようにその外側面内位置に配置した複数のワイヤー挿通孔とを備えたワイヤー連結金具を用い,上記一対の対向突片におけるボルト遊嵌孔にボルト軸を受け入れるとともに上記厚肉基板における蝶ボルトの回転操作によってその先端をボルト軸に圧接して該ワイヤー連結金具を物体を吊り支持した吊りボルトに固定し且つ一対の対向突片における任意のワイヤー挿通孔に上記吊りボルトに傾斜配置した振止ワイヤーを挿通しその折返し端部を該振止ワイヤーに固定してなることを特徴とするワイヤー連結金具を用いた吊りボルトの振止装置としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,略コ字状をなす連結金具における厚肉一対の対向突片の側部に開口したボルト遊嵌孔に吊りボルトのボルト軸を受け入れ,厚肉基板に螺装した蝶ボルトを回転してこれを吊りボルトに圧接することによって,吊りボルトの所定位置に連結金具を手作業で後付け設置し得るようにするとともに少なくとも一方に対向突片に,ワイヤー連結の無方向性を確保するようにボルト遊嵌孔を囲んで配置したワイヤー挿通孔にワイヤーを挿通し,アルミスリーブ等ワイヤー止め金具でワイヤーをループ状に固定することによって,可及的簡単な構造にして吊りボルトとワイヤーを簡易に連結することができ且つ吊りボルトの振れ止めを確実になし得るようにした吊りボルト振れ止め用ワイヤー連結金具を提供することができる。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,上記蝶ナットの圧接によって吊りボルトのボルト軸を上記ボルト遊嵌孔が確実に受け入れ保持し,吊りボルトに対して連結金具が揺動したりすることなくその安定した固定を確保し得るものとすることができる。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,連結金具の吊りボルトに対する向きをなくして,その上下反転使用を可能とし,任意の対向突片にワイヤーを連結し得るようにするとともに連結の無方向性を確保し,いずれの方向からのワイヤー連結をも可及的自由になし得るものとすることができる。
請求項4に記載の発明は,上記ワイヤー連結金具を用いて,コンクリートスラブと吊りボルト間を,簡易,確実且つ安定してワイヤーで傾斜支持し得るようにした振止装置を提供することができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aはワイヤー連結金具であり,該連結金具Aは,厚肉基板10と該厚肉基板10の対向端部から交差方向に突出した厚肉一対の対向突片13とによって略コ字状をなす,例えば厚肉鋼板に所定のプレス加工等を施すことによって構成したものとしてあり,該連結金具Aは,上記厚肉基板10がその面内に配置したナット孔11に螺装した蝶ボルト12を備え且つ上記一対の対向突片13がその一側開口から面内中間位置に向けて連通するように配置してボルト軸を側方受入自在にして共通形状のボルト遊嵌孔14を備えるとともに少なくとも一対のうち一方の対向突片13が該ボルト遊嵌孔14を囲むようにその外側の面内位置に配置した多数のワイヤー挿通孔16を備えたものとしてある。
本例にあって厚肉基板10及び対向突片13は,それぞれ方形乃至矩形をなし,1.5〜2,3mm程度の厚さを持つ比較的厚肉の金属,例えば鋼板を加工することによって垂直板状とした厚肉基板10の対向する上下の端部にこれと直交して一対の対向突片13を水平にして同長に突出することによって,側面において上記略コ字状をなすものとしてある。
厚肉基板10はその面内中間位置,本例にあっては上記方形乃至矩形の厚肉基板10の中央位置に,タップ切りすることによって雌ネジを形成したナット孔11を透設し,該中央位置のナット孔11に上記蝶ボルト12を螺装し,該蝶ボルト12を手回し回転することによって,対向突片13間においてそのボルト先端を自在に進退し得るようにしてある。
ボルト遊嵌孔14は,一対の対向突片13に共通形状をなして一側開口,即ちコ字状の連結金具Aの対向突片13突出方向の側部一側から面内中間位置,本例にあっては対向突片の幅方向中央線と蝶ボルト12の延長線との交差する位置に向けて吊りボルト4のボルト軸径よりやや幅広一連に切欠いて連通するように配置した,それぞれ対向突片13において対向状態で同一形状にして太溝の溝状をなすものとしてあり,このとき本例の上記ボルト遊嵌孔14は,これを,対向突片13の一側開口から該対向突片13の突出方向の面内中間位置に向けて傾斜又は湾曲して連通するように配置したものとしてあり,本例にあって該ボルト遊嵌孔14は,これを対向突片13の一側中央位置から突出方向に向けて,例えば2〜3cm程度の半径をなすように湾曲して連通するように配置した湾曲溝としてあり,また本例のボルト遊嵌孔14は,これを,その奥行方向先端を,上記吊りボルト4のボルト軸の外径に添うように上記蝶ボルト12の延長線上にボルト軸と略同径の円弧をなすように,ボルト軸の中心と同心円をなす,例えば半径5mm程度の円弧を形成し,該円弧部分をボルト受止部15としてボルト軸を受止自在とするようにしてある。
ボルト遊嵌孔14を共通に有する厚肉一対の対向突片13は,本例にあってそれぞれ多数のワイヤー挿通孔16を備え,該ワイヤー挿通孔16は,これを上記ボルト遊嵌孔14をその外周側で囲むように該ボルト遊嵌孔14の外側の対向突片13面内位置に形成してあり,本例にあって該ワイヤー挿通孔16は,これを,一対の対向突片13の双方にそれぞれ対角線状の4ヶ所に位置するように配置し,また一対の対向突片13の共通にして同一位置に配置した,例えば振止ワイヤー17を容易に挿通可能な数mm程度の径を有して透設した円形孔としてあり,これによって方形乃至矩形の対向突片13の双方においてそのコーナー近傍に,上記ボルト受止部15を基準として4方向に位置するように配置したものとしてある。
このように構成した連結金具Aは,上記一対の対向突片13におけるボルト遊嵌孔14にボルト軸を受け入れるとともに上記厚肉基板10における蝶ボルト12の回転操作によってその先端をボルト軸に圧接して該ワイヤー連結金具Aを物体2を吊り支持した吊りボルト4に固定し且つ一対の対向突片13における任意のワイヤー挿通孔16に上記吊りボルト4に傾斜配置した振止ワイヤー16を挿通しその折返し端部を該振止ワイヤー17に固定するように用いて,振止装置として吊りボルト4の振止ワイヤー17による振止支持を行うものとしてある。
即ち該連結金具Aは,例えば吊りボルト4毎に1個を用い,その一対の対向突片13のボルト遊嵌孔14に,物体2をコンクリートスラブ1に吊り支持した,本例にあって4本の各吊りボルト4のボルト軸をそれぞれ挿入するように該ボルト軸を受け入れ,ボルト軸がボルト遊嵌孔14の奥行方向先端,本例にあって同心円のボルト受止部15にボルト軸が受止めされるように,吊りボルト4の長手方向中間位置,特に下方位置に後付状に手支えによって配置し,一対の対向突片13間にボルト先端を進行するように蝶ボルト12を他の手回しによって回転することによって該ボルト先端をボルト軸のネジ山に突き当てるように圧接して,その吊りボルト4への各装着固定を行なうものとしてあり,また該吊りボルト4に装着固定した連結金具Aの,本例において一対の対向突片13の上記多数,本例にあって各対角線上4ヶ所,合計8ヶ所のいずれかの,振止ワイヤー17の方向に最も適した任意のワイヤー挿通孔16に,振止ワイヤー17の先端を挿通して該振止ワイヤー17をループ状に固定,即ちその先端を振止ワイヤー17のループ近傍位置で,例えばアルミスリーブを用いてこれを圧潰する等適宜の止め金具18によって固定することによって,振止ワイヤー17の連結金具Aへの連結固定を行なうものとしてある。
このとき本例にあっては一対の対向突片13にそれぞれ4ヶ所のワイヤー挿通孔16を配置したから,現場において異なる任意の方向からの振止ワイヤー17に対応してその連結を無方向的に行うことが可能であり,また現場の必要に応じて単一の連結金具Aに対して,複数の斜め方向からの振止ワイヤー17を,一対の対向突片13とそのそれぞれのワイヤー挿通孔16を任意に用いてその複数の連結を行って振れ止めの効果を向上することもできる。
このように本例のワイヤー連結金具Aを用いることによってコンクリートスラブ1に,垂直に垂下するように設置して物体2を,例えばブラケット3を介して吊り支持した吊りボルト4は,その物体2の,例えばブラケット3近傍の上方乃至下方位置の適宜位置でコンクリートスラブ1から傾斜して設置した振止ワイヤー17によって振止支持されるに至り,例えば長尺の振止用ボルトによる振止支持に比して,その作業を大きく簡易化し,確実な振れ止めを低コストで行なうこと可能となる。
図示した例は以上のとおりとしたが,厚肉基板,対向突片を垂直,水平以外のそれぞれ湾曲,傾斜した略コ字状のものとし,またその形状を,例えば対向突片においてU字舌片状とする如くにそれぞれ適宜のものとすること,ボルト遊嵌孔を一側開口から直線状とし,また上記湾曲に代えて傾斜配置したものとすること,これらの場合にも先端に上記ボルト受止部を配置するようにすること,ワイヤー挿通孔を対向突片の一方に,例えば3以上の多数配置し,またその位置乃至数を一対の対向突片間で変化したものとすること等を含めて,本発明の実施に当って,連結金具,その厚肉基板,対向突片,ナット孔,蝶ボルト,ボルト遊嵌孔,ワイヤー挿通孔,吊りボルト,振止ワイヤーの各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加,連結金具を用いた振れ止めの具体的方法,その構造等は,上記発明の要旨に反しない限り様々な形態とすることができる。
連結金具による吊りボルトの振れ止めの形態を示す斜視図である。 要部を示す拡大斜視図である。 連結金具の斜視図である。 対向突片のボルト遊嵌孔とワイヤー挿通孔の配置状態を示す平面図である。
符号の説明
A ワイヤー連結金具
1 コンクリートスラブ
2 物体
3 ブラケット
4 吊りボルト
10 厚肉基板
11 ナット孔
12 蝶ボルト
13 対向突片
14 ボルト遊嵌孔
15 ボルト受止部
16 ワイヤー挿通孔
17 振止ワイヤー
18 アルミスリーブ

Claims (4)

  1. 厚肉基板と該厚肉基板の対向端部から交差方向に突出した厚肉一対の対向突片とによって略コ字状をなし,上記厚肉基板がその面内に配置したナット孔に螺装した蝶ボルトを備え且つ上記一対の対向突片がその一側開口から面内中間位置に向けて連通するように配置してボルト軸を側方受入自在にして共通形状のボルト遊嵌孔を備えるとともに少なくとも一対のうち一方の対向突片が該ボルト遊嵌孔を囲むようにその外側の面内位置に配置した多数のワイヤー挿通孔を備えてなることを特徴とする吊りボルト振止用ワイヤー連結金具。
  2. 上記ボルト遊嵌孔を,対向突片の一側開口から該対向突片の突出方向の面内中間位置に向けて傾斜又は湾曲して連通するように配置してなることを特徴とする請求項1に記載の吊りボルト振止用ワイヤー連結金具。
  3. 上記ワイヤー挿通孔を,一対の対向突片の双方にそれぞれ対角線状の4ヶ所に位置するように配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の吊りボルト振止用ワイヤー連結金具。
  4. 厚肉基板と該厚肉基板の対向端部から交差方向に突出した厚肉一対の対向突片とによって略コ字状をなし,上記厚肉基板がその面内に配置したナット孔に螺装した蝶ボルトを備え且つ上記一対の対向突片がそれぞれその一側開口から面内中間位置に向けて連通するように配置してボルト軸を側方受入自在にして共通形状のボルト遊嵌孔と該ボルト遊嵌孔を囲むようにその外側面内位置に配置した複数のワイヤー挿通孔とを備えたワイヤー連結金具を用い,上記一対の対向突片におけるボルト遊嵌孔にボルト軸を受け入れるとともに上記厚肉基板における蝶ボルトの回転操作によってその先端をボルト軸に圧接して該ワイヤー連結金具を物体を吊り支持した吊りボルトに固定し且つ一対の対向突片における任意のワイヤー挿通孔に上記吊りボルトに傾斜配置した振止ワイヤーを挿通しその折返し端部を該振止ワイヤーに結束固定してなることを特徴とするワイヤー連結金具を用いた吊りボルトの振止装置。
JP2003360984A 2003-10-21 2003-10-21 吊りボルト振止用ワイヤー連結金具及びこれを用いた振止装置 Pending JP2005127362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003360984A JP2005127362A (ja) 2003-10-21 2003-10-21 吊りボルト振止用ワイヤー連結金具及びこれを用いた振止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003360984A JP2005127362A (ja) 2003-10-21 2003-10-21 吊りボルト振止用ワイヤー連結金具及びこれを用いた振止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005127362A true JP2005127362A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34641128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003360984A Pending JP2005127362A (ja) 2003-10-21 2003-10-21 吊りボルト振止用ワイヤー連結金具及びこれを用いた振止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005127362A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261456A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 振れ止めワイヤー連結部材
JP5342057B1 (ja) * 2012-11-05 2013-11-13 因幡電機産業株式会社 吊設機器の振れ止め措置構造
JP2014092026A (ja) * 2013-08-07 2014-05-19 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 吊設機器の振れ止め措置構造
JP2018059580A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 株式会社大林組 吊り下げ対象機器の吊り下げ構造
JP2021148149A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 未来工業株式会社 フック体及び配線・配管材の配設構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261456A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 振れ止めワイヤー連結部材
JP5342057B1 (ja) * 2012-11-05 2013-11-13 因幡電機産業株式会社 吊設機器の振れ止め措置構造
JP2014092026A (ja) * 2013-08-07 2014-05-19 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 吊設機器の振れ止め措置構造
JP2018059580A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 株式会社大林組 吊り下げ対象機器の吊り下げ構造
JP2021148149A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 未来工業株式会社 フック体及び配線・配管材の配設構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5876000A (en) Universal pipe bracket
US5295646A (en) Longitudinal U-clip
US3355132A (en) Stud welding
RU2274771C2 (ru) Узловой соединитель для закрепления монтажных шин
JP2007205045A (ja) 吊りボルト振れ止め装置
CA2648315A1 (en) Anchor assembly with large range of motion suspension members, and restraint systems for suspended components
JP2005127362A (ja) 吊りボルト振止用ワイヤー連結金具及びこれを用いた振止装置
KR101931809B1 (ko) 레이스 웨이 지지장치
JP2002310127A (ja) 吊りボルト支持具
JP2014001504A (ja) 天井下地構造
JP2021011707A (ja) 天井設置金具
JP2002349764A (ja) 水道管等の垂直配管スラブ固定用配管バンド
JP6489613B2 (ja) 吊天井の落下防止構造
JPH10231825A (ja) 懸吊支持金具
JP2005127364A (ja) 吊りボルトのワイヤー振止装置
JPS62215185A (ja) 壁に管を固着する装置
JP3148708U (ja) 配管支持具用振止め吊下具
JPH0416569Y2 (ja)
JP3239734U (ja) 天井取り付け金具
JP3330136B2 (ja) ケーブルラック支持用のフラットバーの吊りボルトへの取付け構造及びケーブルラック支持用のフラットバーの保持部材
JPH0673833A (ja) 天井設備用固定金具
CN214590366U (zh) 一种用于安装电缆桥架折角的抗震支架
JP2001049813A (ja) 折板屋根の雨樋吊金具
JP6720469B2 (ja) 垂設部材用金具及び当該金具を用いた天井落下防止構造
JPS644273Y2 (ja)