JP2005127217A - エンジンの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
サーモスタット式切換え弁による切換え動作の応答遅れによるハンチングを防止し、エンジンの状態に応じて冷却水の切換えをより効果的に行ない得るようにしたエンジンの冷却装置を提供する。
【解決手段】
ラジエタ26の低温側とウォータポンプ28との間に接続されるサーモスタット式切換え弁27に対して並列になるように3つの電子制御弁29を接続し、これらの電子制御弁29を冷却水の温度を検出する温度センサ30の検出出力に応じて電子制御装置31によって開閉制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明はエンジンの冷却装置に係り、とくにエンシンの冷却用ジャケットの内部とラジエタとの間を冷媒を循環させるようにしたエンジンの冷却装置に関する。
一般に水冷式のエンジンは、ラジエタとウォータポンプとを有し、冷却用管路によって上記ラジエタとウォータポンプとをエンジンのウォータジャケットに接続している。そしてエンジンの運転によって加温された冷却水をラジエタに導き、ここで大気中に熱を放熱して冷却し、再びエンジンのウォータジャケットに戻すことによって、エンジンのオーバーヒートを防止している。
さらにサーモスタット式切換え弁を上記エンジンのウォータジャケットとラジエタとの間に接続し、冷却水の温度が低い場合には、エンジンからの冷却水をラジエタに導くことなくバイパス管路を通して直接エンジンのウォータジャケットに戻すようにしている。これによってエンジンの過冷却が防止されるとともに、暖機運転を可能にしている。
ところが上記のサーモスタット式切換え弁は、例えば感温ケース内に充填されたワックスによって冷却水の温度を検出し、上記ワックスの状態の変化に応じて弁の開閉を行なうようにしている。従って必ずしも応答性が良好でなく、エンジンの温度に応じて最適な動作を行なうとは限らない。
自動車のエンジンの場合には、走行中にエンジンの負荷、エンジンの回転数、車速、吸気温度、排気組成等のパラメータが時々刻々変化する。瞬時にエンジンの温度をその時の負荷状態等に対応したエンジン最適温度にすることが好ましいが、従来のサーモスタット式切換え弁を用いたエンジン冷却回路は、瞬時にワックスの感温動作によってエンジンの温度を制御することが非常に難しく、時間遅れを生ずる。その結果、エンジンの負荷状態の変動直後にエンジンの温度を瞬時に変えて最大機能と性能を引出すことができず、しかも燃費の向上や有害排気ガス排出抑制も時間遅れを伴い、当初の目的が発揮されない欠点がある。
本願発明の課題は、エンジンの状態に応じて冷却用媒体の循環管路を迅速に切換えることが可能なエンジンの冷却装置を提供することである。
本願発明の別の課題は、エンジンの状態の変化に迅速に応答して冷却用媒体の循環管路を切換えるエンジンの冷却装置を提供することである。
本願発明の別の課題は、エンジンを冷却する冷却用媒体の温度を時間遅れなくその時点のエンジンの状態に応じた適正温度に制御する応答性が良好な電子制御弁を備えるエンジンの冷却装置を提供することである。
本願発明の別の課題は、エンジンが持つ最大の性能と機能を発揮するとともに、燃料消費量を向上させ、エンジン温度を最適にし、これによって燃料消費量を減少させかつ有害排気ガスの排気量を低減させるようにしたエンジンの冷却装置を提供することである。
本願の主要な発明は、エンジンの冷却用ジャケットの内部とラジエタとの間を冷媒を循環させるようにしたエンジンの冷却装置において、
前記冷媒の循環管路にサーモスタット式切換え弁を設け、該切換え弁によって冷媒の温度に応じて前記ラジエタとバイパス通路とに切換えて冷媒を循環させ、
さらに前記サーモスタット式切換え弁と並列にそれぞれ電子制御弁を有する複数のバイパス通路を設け、前記電子制御弁によって前記ラジエタからの冷媒の一部を前記サーモスタット式切換え弁から迂回させることを特徴とするエンジンの冷却装置に関するものである。
ここで前記電子制御弁が前記サーモスタット式切換え弁のハウジングのフランジの部分に形成されたオリフィスを開閉する電磁弁であることが好ましい。また前記電子制御弁で開閉される冷媒の通路が該冷媒を前記エンジンのウォータジャケットに充填するポンプの吸引口またはその近傍に臨むことが好ましい。また前記電子制御弁によって開閉されるオリフィスの面積が総てのバイパス通路について互いに等しいことが好ましい。また前記電子制御弁によって開閉されるオリフィスの面積がバイパス通路毎に互いに異なり、開かれる制御弁の数と組合わせとによって冷媒の流量を変化させることが好ましい。
本願の主要な発明は、エンジンの冷却用ジャケットの内部とラジエタとの間を冷媒を循環させるようにしたエンジンの冷却装置において、冷媒の循環管路にサーモスタット式切換え弁を設け、該切換え弁によって冷媒の温度に応じてラジエタとバイパス通路とに切換えて冷媒を循環させ、さらにサーモスタット式切換え弁と並列にそれぞれ電子制御弁を有する複数のバイパス通路を設け、電子制御弁によってラジエタからの冷媒の一部をサーモスタット式切換え弁から迂回させるようにしたものである。
従ってこのようなエンジンの冷却装置によれば、サーモスタット式切換え弁と並列に接続された複数のバイパス通路の電子制御弁の開閉を制御することによって、ラジエタを通る冷却水のエンジンに対する還流と遮断とをサーモスタット式切換え弁の動作に関係なく任意に制御することが可能になり、これによってエンジンの状態に応じて冷却水の切換えを瞬時にかつ最適な状態で行なうことが可能になる。
以下本願に含まれる発明を図示の実施の形態によって説明する。図1は本実施の形態のエンジンの冷却装置の全体の構成を示すものであって、この冷却装置はエンジン25とラジエタ26と、サーモスタット式切換え弁27と、ポンプ28と、3つの電子制御弁29と、温度センサ30と、電子制御装置31を備えている。
ここでとくに本願の特徴である3つの電子制御弁29は互いに並列であってしかも切換え弁27とも並列に接続されており、冷却水をラジエタ26を通して還流させる管路A、B、C、E、Fの内の切換え弁27の部分に対して並列に管路G、Hを形成するように接続される。そしてこの電子制御弁29を電子制御装置31によって電子制御するようにしており、しかも電子制御装置31にはエンジン25から排出された冷却水の温度を検出する温度センサ30が接続されるようになっている。
次にサーモスタット式切換え弁27の構造を説明すると、図5および図6に示すようにこの切換え弁27はハウジング34を備え、ハウジング34内にブリッジ状の支持フレーム35を介してサポートアーム48を支持している。そしてサポートアーム48はその下端部に感温ケース38を結合している。感温ケース38内にはワックス39が封入され、しかも感温ケース38内の弾性体スプール40がロッド37の先端部を受けている。ロッド37は感温ケース38の端部に結合されたガイドブロック36によって摺動自在に支持されている。
またガイドブロック36には主弁41が取付けられるとともに、主弁41はばね42によって支持フレーム35の一部で構成されるバルブシートに圧着される。また上記感温ケース38の下端部にはロッド46が固着され、このロッド46によってバイパス弁43が摺動自在に支持されるとともに、圧縮コイルばね47によって弾性的に押圧される。
このようなサーモスタット式切換え弁27のフランジ50上には3つの電子制御弁29が取付けられる。すなわち図3〜図6に示すように、サーモスタット式切換え弁27の支持フレーム35の外周側のフランジ50には図3および図4に示すように、その円周方向に沿って3つのオリフィス51が形成されている。これらのオリフィス51はその大きさが互いに等しくなっている。そして上記オリフィス51の中心に軸線が一致するようにプランジャソレノイド52がフランジ50上においてジャケット55に取付けられている。プランジャソレノイド52は取付け片53がビス54によってジャケット55に固定されている。そしてプランジャソレノイド52間にはラジエタ26の低温側と連通されるジャケット55が接続される。
上記プランジャソレノイド52のロッド58は戻しばね59によって押出される方向、すなわち図5および図6において下方に付勢されており、しかもロッド58の先端側に弁体60が取付けられている。この弁体60が上記オリフィス51を開閉動作するものである。
次に上記電子制御弁29の動作に先立って、サーモスタット式切換え弁27の動作について説明する。サーモスタット式切換え弁27はそれ自身が冷却水の温度を検知して冷却水の流路の切換えを行なうものであって、図7Aはエンジン25の暖機時の状態を示している。エンジン25が始動し暖機状態にある間は、エンジン25を早く暖める目的で、冷却水の温度がこの切換え弁27の感温ケース38内に封止されているワックス39の設定温度に達するまでこの切換え弁27の主弁41は閉じており、これに対してバイパス弁43の入口44が開いて、冷却水はバイパス管路A、D、E、Fを循環してウォータポンプ28によってエンジン25のウォータジャケットに還流される。なお図2における隔壁63の端部であって流路64が図1のバイパス管路Dに対応するバイパス通路を構成している。
図7Bはエンジン25の温度が上昇し、冷却水の温度がワックス39の設定温度に達し、主弁41が開いた複合冷却時のサーモスタット式切換え弁27の状態を示している。サーモスタット式切換え弁27の感温ケース38内に密封されているワックス39が溶解膨張し、感温ケース38内に装着されている弾性体スプール40が押潰されると、弾性体スプール40がロッド37を絞り上げて上方に押出す。するとロッド37の先端部が支持フレーム35に当接し、その反力によってばね42に抗してガイドブロック36を介して主弁41を押下げ、主冷却回路A、B、C、E、Fを開放し、これによってラジエタ26で冷却された冷却水がバイパス管路A、D、E、Fを還流する冷却水と切換え弁27のハウジング34内で混合され、ウォータポンプ28を介してエンジン25内に還流され、エンジン25の温度を低下させる。
さらに冷却水の温度が上昇すると、冷却水の温度の上昇に伴って、ロッド37がさらに押出されるためにバイパス弁43が入口44を狭め、ハウジング34内に流れ込む主冷却回路A、B、C、E、Fを循環する冷却水の流量が増し、エンジン25の温度をさらに下げる。
エンジン25の負荷が増大し、冷却水の温度が上昇して高温領域に達すると、完全冷却状態に移行する。このときには切換え弁27の主弁41がさらに開くとともにバイパス弁43が図7Cに示すように入口44を完全に塞ぐ。このためにラジエタ26で冷却された冷却水だけが主弁41を通ってウォータポンプ28によってエンジン25に還流される主冷却回路A、B、C、E、Fによって冷却水の循環が行なわれ、最大冷却能力が発揮される。
エンジン25の負荷が軽くなってエンジン25の温度が下がると、冷却水の温度が感温ケース38を通してワックス39に伝えられ、ワックス39が凝固収縮する。するとばね42の弾性復元力が勝るようになり、ばね42で主弁41を押上げ、この主弁41を図7Aに示すように閉じる。同時にバイパス弁43が入口44を開いて主冷却管路A、B、C、E、Fを循環する冷却水の流量が次第に減少し、バイパス管路A、D、E、Fを循環する冷却水の流量が増加し、エンジン25の温度が再び上昇し、エンジン25の負荷状態で左右されるエンジン25の温度をこのサーモスタット式切換え弁27で制御することになる。
サーモスタット式切換え弁27のフランジ50に取付けられているプランジャソレノイド52は、上記切換え弁27とは独立に図1に示す電子制御装置31の信号に応じてフランジ50のオリフィス51の開閉を制御する。プランジャソレノイド52が励磁されると、図7A、Bに示すように、ロッド58が上方に吸引され、これによって弁体60がオリフィス51から離間し、オリフィス51が開放される。従ってラジエタ26からの冷却水がフランジ50のオリフィス51を通って出口45側に流動する。なお出口45の奥部にはウォータポンプ28が設けられており、出口45はウォータポンプ28の吸込み側になっている。
次にプランジャソレノイド52を消磁すると、戻しばね59によってロッド58が押出され、このためにロッド58の先端に取付けられている弁体60がフランジ50のオリフィス51に圧接され、このオリフィス51を閉じる。従ってラジエタ26から出口45への冷却水の流動が遮断される。
図8はこのようなプランジャソレノイド52を備える電子制御弁29の開閉の制御動作を示すものであって、電子制御装置31はエンジン25の冷却水の温度を温度センサ30によって検出する。そしてこの温度センサ30の検出に応じて3つの制御弁29の開閉の制御を行なう。すなわち水温がT1以下の場合には制御弁29の開弁を行なわず、3つの総ての制御弁29を閉じておく。
これに対してエンジンの水温がT1よりも高い場合には、電子制御装置31が開口量の演算を行なう。そして開口量がA1以下の場合には、1つの制御弁のみを開弁する。これに対して開口量がA1とA2の間にある場合には一対の制御弁を開弁する。また開口量がA3以上の場合には、3つの制御弁の開弁を行なう。
このような3つの電子制御弁29を設けることによって、サーモスタット式切換え弁27をバイパスしてラジエタ26からポンプ28側にバイパス通路を経由して流れる冷却水の量を任意に制御することが可能になる。従ってサーモスタット式切換え弁27の応答の遅れやハンチング動作等を上記3つの電子制御弁29によって図8に示すフローチャートに基いて修正することが可能になり、これによってエンジン25の温度をより適正な範囲に維持することが可能になる。とくに冷却水が通るオリフィス51の数を変更することによって、選択的にエンジン状態に応じた冷却水量に対応するように切換えてエンジン25に供給できるために、温度ハンチングが起り難くなる。
またとくに図2に示すように、上記サーモスタット式切換え弁27のフランジ50に設けられているオリフィス51は図2に示すように、エンジン25に冷却水を送るウォータポンプ28の吸引側に向けて設置させるようになっており、サーモスタット式切換え弁27の初期および温度制御過渡時の何れにおいても、エンジン25からバイパスされる冷却水とラジエタ26を通過した冷却された冷却水のミックス流を安定的にウォータポンプ28に送込むことが可能になり、これによって安定的な温度制御が可能になる。
また図3〜図6に示すように、サーモスタット式切換え弁27に対して並列に冷却された冷却水をバイパスさせるための制御弁29のバルブシートをフランジ50上の取付け面に設けているために、従来のサーモスタット式切換え弁27の取付けスペースに収まることになる。従って従来の取付け状態の設計変更を伴わずに複数の制御弁29を取付けることが可能になる。
次に別の実施の形態を図9によって説明する。この実施の形態は制御弁29のシート面を構成するフランジ50上の3つのオリフィス51の寸法を互いに異なるようにし、その面積を1:2:3の割合にしたものである。このような構成によれば、1番小さなオリフィスを開いた場合と、2番目のオリフィスを開いた場合と、3番目のオリフィスを開いた場合と、1番目と3番目のオリフィスを同時に開いた場合と、2番目と3番目のオリフィスを同時に開いた場合とで、開口量の面積比を1:2:3:4:5の割合にすることが可能になり、開口量を段階的に5段階に設定できるようになる。従ってサーモスタット式切換え弁27をバイパスする冷却水の温度のよりきめ細かな制御が可能になる。
図10はプランジャソレノイド52の数を2つにし、フランジ50上に一対のオリフィス51を形成するようにした例を示している。この例において、一対のオリフィス51の面積の比が1:2の割合になっている。従って小さい方のオリフィスを開いた場合と、大きい方のオリフィスを開いた場合と、両方のオリフィスを開いた場合とで、開口量の割合を1:2:3の割合に変更することが可能になり、3段階の開口量の調整を一対のプランジャソレノイド52によって達成できるようになる。
以上本願発明を図示の実施の形態によって説明したが、本願発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本願発明の技術的思想の範囲内で各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態は、冷媒として冷却水を用いた冷却装置を示しているが、その他の冷媒を用いたエンジンの冷却装置にも適用可能である。また電子制御弁29の取付けや配置、あるいはその個数については任意に設計変更が可能である。
本願発明は、自動車用エンジンや汎用エンジンの冷却装置として広く適用可能である。
エンジンの冷却装置の全体の構成を示す配管図である。
同冷却装置の一部を破断した概略平面図である。
サーモスタット式切換え弁のハウジングのフランジの平面図である。
切換え弁上に電子制御弁を取付けた状態の平面図である。
図4におけるA〜A線断面図である。
図5におけるB〜B線断面図である。
サーモスタット式切換え弁および電子制御弁の開閉の動作を示す縦断面図である。
電子制御弁の開閉の制御動作を示すフローチャートである。
変形例の電子制御弁のフランジの平面図である。
さらに別の変形例の電子制御弁の配列を示す要部平面図である。
符号の説明
24 冷却ファン
25 エンジン
26 ラジエタ
27 サーモスタット式切換え弁
28 ウォータポンプ
29 電子制御弁
30 温度センサ
31 電子制御装置
32 出口
34 ハウジング
35 支持フレーム
36 ガイドブロック
37 ロッド
38 感温ケース
39 ワックス
40 弾性体スプール
41 主弁
42 ばね
43 バイパス弁
44 入口
45 出口
46 ロッド
47 圧縮コイルばね
48 サポートアーム
50 フランジ
51 オリフィス
52 プランジャソレノイド
53 取付け片
54 ビス
55 ジャケット
58 ロッド
59 戻しばね
60 弁体
63 隔壁
64 流路

Claims (5)

  1. エンジンの冷却用ジャケットの内部とラジエタとの間を冷媒を循環させるようにしたエンジンの冷却装置において、
    前記冷媒の循環管路にサーモスタット式切換え弁を設け、該切換え弁によって冷媒の温度に応じて前記ラジエタとバイパス通路とに切換えて冷媒を循環させ、
    さらに前記サーモスタット式切換え弁と並列にそれぞれ電子制御弁を有する複数のバイパス通路を設け、前記電子制御弁によって前記ラジエタからの冷媒の一部を前記サーモスタット式切換え弁から迂回させることを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 前記電子制御弁が前記サーモスタット式切換え弁のハウジングのフランジの部分に形成されたオリフィスを開閉する電磁弁であることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの冷却装置。
  3. 前記電子制御弁で開閉される冷媒の通路が該冷媒を前記エンジンのウォータジャケットに充填するポンプの吸引口またはその近傍に臨むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンの冷却装置。
  4. 前記電子制御弁によって開閉されるオリフィスの面積が総てのバイパス通路について互いに等しいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンの冷却装置。
  5. 前記電子制御弁によって開閉されるオリフィスの面積がバイパス通路毎に互いに異なり、開かれる制御弁の数と組合わせとによって冷媒の流量を変化させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンの冷却装置。
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