JP2005126826A - 製鋼原料用ブリケットの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 研削切粉を有効に再利用することができる製鋼原料用ブリケットの製造方法を提供する。
【解決手段】 鉄系金属の研削切粉と油分及び水分を含有する研削液とを含む綿状凝集体Bを圧縮成形して、繊維状の研削切粉が粗せん断され且つ余剰の水分及び油分が除去された脆性成形体Cを作製する。この脆性成形体Cに固形化補助剤Dを含浸させて固形した後、乾燥させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 鉄系金属の研削切粉と油分及び水分を含有する研削液とを含む綿状凝集体Bを圧縮成形して、繊維状の研削切粉が粗せん断され且つ余剰の水分及び油分が除去された脆性成形体Cを作製する。この脆性成形体Cに固形化補助剤Dを含浸させて固形した後、乾燥させる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、製鋼原料用ブリケットの製造方法に関し、特に、鉄系金属の研削切粉を有効利用する技術に関する。
軸受鋼や浸炭鋼等の鉄系金属を研削(以下研磨、超仕上げ研磨及びラッピング等も含む概念として使用する)した際に生じる切粉は、水分及び油分を含有する研削液や砥粒等を含む綿状(繊維状)凝集体として回収されている。この綿状凝集体は、多量の純鉄を含むことからこれを製鋼原料として再利用することが試みられている。しかし、この綿状凝集体は多量の水分を含有していることから、これを溶鉱炉にそのまま投入すると、当該水分によって突沸(水蒸気爆発)が生じるという問題を引き起こす。そこで、綿状凝集体中の水分を遠心分離等によって除去することが考えられるが、この場合には、綿状凝集体に含まれる油分も水分とともに除去されて、綿状凝集体の自然発熱により研削切粉の成分である純鉄が酸化鉄に変質する。このため、これを製鋼原料として再利用するには還元する必要があり、還元剤の使用等によりコスト高になる。
また、前記油分の付着した研削切粉は相互に密着し難いことから、綿状凝集体を圧縮成形しても所望の強度に固形化するのが困難である。さらに、炭素の含有量が0.2重量%以上の鉄系金属の研削切粉を多量に含む綿状凝集体については、圧縮時のスプリングバックが大きいので、これを圧縮成形しても所望の強度に固形化するのが困難である。したがって、圧縮成形した綿状凝集体を溶鉱炉に投入しても、飛散しながら舞い上がって、集塵機によって大半が回収されてしまうという問題を生じる。
さらに、前記綿状凝集体に含まれる繊維状の研削切粉は、ハンマーミル等で粉砕することが困難であるので、綿状凝集体を細かくせん断することができない。このため、綿状凝集体をブリケット等に加工することも困難である。
したがって、前記綿状凝集体は再利用することなく廃棄物処理業者に委託して埋め立て処分されているのが実状である。
さらに、前記綿状凝集体に含まれる繊維状の研削切粉は、ハンマーミル等で粉砕することが困難であるので、綿状凝集体を細かくせん断することができない。このため、綿状凝集体をブリケット等に加工することも困難である。
したがって、前記綿状凝集体は再利用することなく廃棄物処理業者に委託して埋め立て処分されているのが実状である。
しかし、このような綿状凝集体の埋め立て処分は、資源の有効利用という観点から好ましくない。また、環境悪化を引き起こすとともに、廃棄コストが高くつくという問題もある。
この発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、研削切粉を有効に再利用することができる製鋼原料用ブリケットの製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、研削切粉を有効に再利用することができる製鋼原料用ブリケットの製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためのこの発明の製鋼原料用ブリケットの製造方法は、鉄系金属の研削切粉と油分及び水分を含有する研削液とを含む綿状凝集体を圧縮成形して、繊維状の研削切粉が粗せん断され且つ余剰の水分及び油分が除去された脆性成形体を得る工程と、前記脆性成形体に固形化補助剤を含浸させる工程と、固形化補助剤を含浸させた前記脆性成形体を乾燥させる工程とをこの順に含むことを特徴としている(請求項1)。
このように構成された製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記綿状凝集体の圧縮成形によって、従来せん断が困難であった繊維状の研削切粉を容易に粗せん断することができる。また、脆性成形体に含浸させた固形化補助剤によって、当該脆性成形体を圧縮成形するだけで所望の強度に固形化することができる。さらに、前記した各工程は研削液に含まれている油分を保持した状態で行うので、研削切粉の成分である純鉄が酸化するのを防止することができる。
前記固形化補助剤としては、コロイダルシリカ、珪酸ソーダ、燐酸アルミニウムから選択される少なくとも1種を用いるのが好ましく(請求項2)、これにより、油分を含む脆性成形体を容易且つ強固に固形化することができる。
この場合において、前記固形化補助剤は、2〜30重量%混合するのが好ましく(請求項3)、これにより脆性成形体を一層強固に固形化することができる。
この場合において、前記固形化補助剤は、2〜30重量%混合するのが好ましく(請求項3)、これにより脆性成形体を一層強固に固形化することができる。
前記綿状凝集体としては、含水率が50重量%を超えない範囲に、含油率が10重量%を超えない範囲にそれぞれ調整したものを用いるのが好ましい(請求項4)。これにより、前記綿状凝集体の運搬等の取り扱いが容易となるとともに、圧縮成形のみによって脆性成形体の余剰の水分及び油分を容易かつ適正に除去することができる。
前記製鋼原料用ブリケットの製造方法においては、前記脆性成形体の含水率を2〜12重量%、含油率を1〜5重量%に調整するのが好ましい(請求項5)。この場合には、脆性成形体を適度の硬さに固形化することができるとともに、最小限の残留油分によって研削切粉が酸化するのを効果的に防止することができる。
前記製鋼原料用ブリケットの製造方法においては、前記脆性成形体の含水率を2〜12重量%、含油率を1〜5重量%に調整するのが好ましい(請求項5)。この場合には、脆性成形体を適度の硬さに固形化することができるとともに、最小限の残留油分によって研削切粉が酸化するのを効果的に防止することができる。
前記製鋼原料用ブリケットの製造方法においては、前記圧縮成形した直後のブリケットを急速冷却するのが好ましい(請求項6)。これにより、当該ブリケットを容易且つ安定的に固形化することができる。
前記ブリケットとしては、ほぼピロー形状のものを得るのが好ましく(請求項7)、この場合には、圧縮強度が強いとともに部分的な破損が生じ難い製鋼原料用ブリケットを得ることができる。
また、前記研削切粉としては、炭素を0.2重量%以上含むものを用いてもよく(請求項8)、このようなスプリングバックの大きい研削切粉を含む綿状凝集体についても、当該スプリングバックの影響を排除して強固に固形化することができる。
前記ブリケットとしては、ほぼピロー形状のものを得るのが好ましく(請求項7)、この場合には、圧縮強度が強いとともに部分的な破損が生じ難い製鋼原料用ブリケットを得ることができる。
また、前記研削切粉としては、炭素を0.2重量%以上含むものを用いてもよく(請求項8)、このようなスプリングバックの大きい研削切粉を含む綿状凝集体についても、当該スプリングバックの影響を排除して強固に固形化することができる。
以上のように、請求項1記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、綿状凝集体を圧縮成形することによって、従来せん断が困難であった繊維状の研削切粉を容易に粗せん断することができる。また、固形化補助剤によって脆性成形体を所望の強度に固形化することができるとともに、各工程を研削液に含まれている油分を保持した状態で行うので、研削切粉の成分である純鉄が酸化するのを防止することができる。したがって、研削切粉を含む綿状凝集体を、高品質の製鋼原料として再利用することが可能であり、環境保全に役立つとともに、研削切粉の廃棄コストを削減することができる。しかも、綿状凝集体を細かく粉砕することなく固形化することができるので、ブリケットを能率よく製造することができる。
請求項2記載の製鋼原料の製造方法によれば、前記固形化補助剤としてコロイダルシリカ、珪酸ソーダ、燐酸アルミニウムから選択される少なくとも1種を用いるので、脆性成形体が油分を含むにもかかわらず、これを強固に固形化することができる。このため、運搬、貯蔵等の取り扱が容易な製鋼原料を得ることができる。
請求項3記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記した無機質の固形化補助剤を2〜30重量%混合するので、脆性成形体をさらに強固に固形化することができる。このため、運搬、貯蔵等の取り扱いがさらに容易な製鋼原料用ブリケットを得ることができる。
請求項3記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記した無機質の固形化補助剤を2〜30重量%混合するので、脆性成形体をさらに強固に固形化することができる。このため、運搬、貯蔵等の取り扱いがさらに容易な製鋼原料用ブリケットを得ることができる。
請求項4記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記綿状凝集体として、含水率が50重量%を超えない範囲に、含油率が10重量%を超えない範囲にそれぞれ調整したものを用いるので、前記綿状凝集体の運搬等の取り扱いが容易となるとともに、圧縮成形のみによって脆性成形体の余剰の水分及び油分を容易かつ適正に除去することができる。
請求項5記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記脆性成形体の含水率を2〜12重量%、含油率を1〜5重量%に調整するので、脆性成形体を適度の硬さに固形化することができるとともに、最小限の残留油分によって研削切粉が酸化するのを効果的に防止することができる。
請求項5記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記脆性成形体の含水率を2〜12重量%、含油率を1〜5重量%に調整するので、脆性成形体を適度の硬さに固形化することができるとともに、最小限の残留油分によって研削切粉が酸化するのを効果的に防止することができる。
請求項6記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記圧縮成形した直後のブリケットを急速冷却するので、当該ブリケットを容易且つ安定的に固形化することができる。
請求項7記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記ブリケットとして、ほぼピロー形状のものを得るので、圧縮強度が強く部分的な破損が生じ難いものになり、運搬、貯蔵等の取り扱いがさらに容易な製鋼原料用ブリケットを得ることができる。
請求項8記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、炭素を0.2重量%以上含むスプリングバックの大きい研削切粉についても、当該スプリングバックの影響を排除して強固に固形化することができる。
請求項7記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、前記ブリケットとして、ほぼピロー形状のものを得るので、圧縮強度が強く部分的な破損が生じ難いものになり、運搬、貯蔵等の取り扱いがさらに容易な製鋼原料用ブリケットを得ることができる。
請求項8記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法によれば、炭素を0.2重量%以上含むスプリングバックの大きい研削切粉についても、当該スプリングバックの影響を排除して強固に固形化することができる。
以下、この発明の実施の形態について添付図面を参照しながら詳述する。
図1はこの発明の一実施形態に係る製鋼原料用ブリケットの製造方法を示す工程図である。このブリケットAの製造においては、まず鉄系金属を研削加工する際に発生する研削切粉の綿状凝集体B(図1(a)参照)を加圧圧縮して、当該綿状凝集体Bに含まれる研削液の成分である水分及び油分の含有量を予備的に調整する。この綿状凝集体Bの加圧圧縮は、例えばベルトコンベア1にて搬送しながら一対のロール2間に挟み込むことにより行う(図1(b)参照)。この際、綿状凝集体Bは、含水率が50重量%を超えない範囲に、含油率が10重量%を超えない範囲にそれぞれ調整するのが好ましく、これにより、綿状凝集体Bの搬送、貯蔵等の取り扱いが容易となる。
図1はこの発明の一実施形態に係る製鋼原料用ブリケットの製造方法を示す工程図である。このブリケットAの製造においては、まず鉄系金属を研削加工する際に発生する研削切粉の綿状凝集体B(図1(a)参照)を加圧圧縮して、当該綿状凝集体Bに含まれる研削液の成分である水分及び油分の含有量を予備的に調整する。この綿状凝集体Bの加圧圧縮は、例えばベルトコンベア1にて搬送しながら一対のロール2間に挟み込むことにより行う(図1(b)参照)。この際、綿状凝集体Bは、含水率が50重量%を超えない範囲に、含油率が10重量%を超えない範囲にそれぞれ調整するのが好ましく、これにより、綿状凝集体Bの搬送、貯蔵等の取り扱いが容易となる。
次に、水分及び油分の含有量が調整された前記綿状凝集体Bを、成形型3を用いてプレスにより圧縮成形して脆性成形体Cを得る(図1(c)参照)。この圧縮成形によって、綿状凝集体Bに含まれるスパイラル繊維状の研削切粉が粗せん断される。また、余剰の水分及び油分が除去されて、前記脆性成形体Cの含水率が2〜12重量%に、含油率が1〜5重量%に調整される。これにより、最小限の残留油分によって研削切粉が酸化するのを効果的に防止することができる。また、前工程において綿状凝集体Bの含水率が50重量%、含油率が10重量%をそれぞれ超えない範囲に予め調整されているので、前記脆性成形体Cの水分及び油分の含有割合を圧縮成形のみによって容易かつ適正に調整することができる。
前記脆性成形体Cは、円柱形、球形、角柱形等の取り扱いの容易な形状に形成されているとともに、次工程への搬送時等に崩壊しない程度の強度に固められている。
次いで、前記脆性成形体Cに、液状の固形化補助剤Dを含浸させる。この固形化補助剤Dの含浸は、例えば脆性成形体Cをベルトコンベア7にて搬送しながら、タンク8に注入した前記固形化補助剤Dに浸漬させることにより行う(図1(d)参照)。この実施の形態に用いる固形化補助剤Dとしては、コロイダルシリカ、珪酸ソーダ、燐酸アルミニウムから選択される少なくとも1種を用いるのが好ましく、これら固形化補助剤Dは2〜30重量%含浸させるのが好ましい。これにより、脆性成形体Cを容易且つ強固に固形化することができる。
次いで、前記脆性成形体Cに、液状の固形化補助剤Dを含浸させる。この固形化補助剤Dの含浸は、例えば脆性成形体Cをベルトコンベア7にて搬送しながら、タンク8に注入した前記固形化補助剤Dに浸漬させることにより行う(図1(d)参照)。この実施の形態に用いる固形化補助剤Dとしては、コロイダルシリカ、珪酸ソーダ、燐酸アルミニウムから選択される少なくとも1種を用いるのが好ましく、これら固形化補助剤Dは2〜30重量%含浸させるのが好ましい。これにより、脆性成形体Cを容易且つ強固に固形化することができる。
次に、前記固形化補助剤Dを含浸させた脆性成形体Cを(図1(e)参照)養生(乾燥)してその含有水分を除去することにより(図1(f)参照)、製鋼原料用のブリケットAを得ることができる(図1(g)参照)。この養生は2日間程度行うのが含有水分を確実に除去することができるので好ましい。前記養生に際しては、常温又は冷却されたエアーを吹き付けてこれを急速冷却してもよい。
なお、前記ブリケットAの形状としては、上述の円柱形状等のほか、卵形、アーモンド形、ラグビーボール形等のような、周縁部に丸みを有し、周縁部から中央部に向かって肉厚が漸次厚くなるほぼピロー形状であってもよい(図2参照)。このような形状に成形することにより、圧縮荷重に強く崩壊し難いとともに、角部等における部分的な破損が生じ難いブリケットAを得ることができる。
なお、前記ブリケットAの形状としては、上述の円柱形状等のほか、卵形、アーモンド形、ラグビーボール形等のような、周縁部に丸みを有し、周縁部から中央部に向かって肉厚が漸次厚くなるほぼピロー形状であってもよい(図2参照)。このような形状に成形することにより、圧縮荷重に強く崩壊し難いとともに、角部等における部分的な破損が生じ難いブリケットAを得ることができる。
以上により得られたブリケットAは、脆性成形体Cを固形化した多孔質のものであるので、養生によって含有水分を容易且つ確実に除去することができる。このため、そのまま溶鉱炉に投入しても突沸が生じたり舞い上がって排出されたりするおそれがない。また、研削液の油分の一部を常に保持した状態で加工しているので、純鉄の酸化が効果的に防止されている。例えば軸受鋼(SUJ−2)の研削切粉を含む綿状凝集体Bを用いて製造されたブリケットAについては、84〜85重量%の純鉄を含むことが確認されている。したがって、溶解歩留まりが90%以上と非常に高く、高品質の製鋼原料として製鋼メーカに有償で提供することができる。しかも、固形にて運搬その他の取り扱いが容易である。
また、前記ブリケットAの製造方法は、綿状凝集体Bを粉砕して微細化する工程を要することなく当該綿状凝集体Bを固形化することができるので、ブリケットAを能率よく製造することができる。
また、前記ブリケットAの製造方法は、綿状凝集体Bを粉砕して微細化する工程を要することなく当該綿状凝集体Bを固形化することができるので、ブリケットAを能率よく製造することができる。
前記したブリケットAの製造方法は、炭素を0.2重量%以上含む研削切粉を再利用するのに特に好適に適用される。このような研削切粉は、スプリングバックが大きく、固形化が困難であるが、この発明の製造方法を適用することにより、当該スプリングバックの影響を排除して強固に固形化されたブリケットAを容易に得ることができる。なお、炭素を0.2重量%以上含む研削切粉の代表例としては、軸受鋼の研削切粉を挙げることができる。
A ブリケット
B 綿状凝集体
C 脆性成形体
D 固形化補助剤
B 綿状凝集体
C 脆性成形体
D 固形化補助剤
Claims (8)
- 鉄系金属の研削切粉と油分及び水分を含有する研削液とを含む綿状凝集体を圧縮成形して、繊維状の研削切粉が粗せん断され且つ余剰の水分及び油分が除去された脆性成形体を得る工程と、
前記脆性成形体に固形化補助剤を含浸させる工程と、
固形化補助剤を含浸させた前記脆性成形体を乾燥させる工程と
をこの順に含むことを特徴とする製鋼原料用ブリケットの製造方法。 - 前記固形化補助剤としてコロイダルシリカ、珪酸ソーダ、燐酸アルミニウムから選択される少なくとも1種を用いる請求項1記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法。
- 前記固形化補助剤を2〜30重量%含浸させる請求項2記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法。
- 前記綿状凝集体として、含水率が50重量%を超えない範囲に、含油率が10重量%を超えない範囲にそれぞれ調整したものを用いる請求項1記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法。
- 前記脆性成形体の含水率を2〜12重量%、含油率を1〜5重量%に調整する請求項1記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法。
- 前記圧縮成形した直後のブリケットを急速冷却する請求項1記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法。
- 前記ブリケットとして、ほぼピロー形状のものを得る請求項1記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法。
- 前記研削切粉として、炭素を0.2重量%以上含むものを用いる請求項1記載の製鋼原料用ブリケットの製造方法。
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Cited By (2)
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WO2009037943A1 (ja) * | 2007-09-18 | 2009-03-26 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 油分含有製鉄所ダストを用いた炭材内装ブリケットの製造方法 |
WO2022215805A1 (ko) * | 2021-04-08 | 2022-10-13 | 장일산업(주) | 분철스크랩을 이용한 압축 제강원료 제조방법 |
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2005
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WO2009037943A1 (ja) * | 2007-09-18 | 2009-03-26 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 油分含有製鉄所ダストを用いた炭材内装ブリケットの製造方法 |
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AU2008301824B2 (en) * | 2007-09-18 | 2011-03-03 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Method for producing briquette with carbonaceous material incorporated therein by use of oil-containing iron-making plant dust |
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