JP2005126566A - 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグ、積層板および配線板 - Google Patents

変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグ、積層板および配線板 Download PDF

Info

Publication number
JP2005126566A
JP2005126566A JP2003363559A JP2003363559A JP2005126566A JP 2005126566 A JP2005126566 A JP 2005126566A JP 2003363559 A JP2003363559 A JP 2003363559A JP 2003363559 A JP2003363559 A JP 2003363559A JP 2005126566 A JP2005126566 A JP 2005126566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
prepreg
polyimide resin
modified polyimide
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003363559A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tsuzukiyama
浩二 續山
Kosuke Hirota
晃輔 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP2003363559A priority Critical patent/JP2005126566A/ja
Publication of JP2005126566A publication Critical patent/JP2005126566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】 不要電磁波の放射を抑制できる積層板用樹脂組成物、プリプレグ積層板及び配線板
【解決手段】(A)下記一般式[1]で示されるポリマレイミド化合物
【化1】
Figure 2005126566

(式中、R1はk価の有機基、Xa、Xbは水素原子、ハロゲン原子および有機基から選ばれた同一または異なる一価の原子または基、kは2以上の整数を表わす)
(B)硬化剤
(C)エポキシ化合物
(D)電波吸収材
を含有してなることを特徴とする変性ポリイミド樹脂組成物、および、上記樹脂組成物を溶剤に溶かしたワニスを基材に含浸乾燥させたプリプレグ、およびこのプリプレグを一枚または複数枚積層形成してなる積層板、および最外層の片面または両面に金属箔または金属板を積層一体化してなる積層板、および本積層板を電源層に用いた配線基板。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子・電気部品、プリント配線板、半導体基板、IC封止材等の電子材料分野に関し、特に高耐熱性と低電磁波放射が要求されるプリント配線板、半導体基板用として好適な樹脂組成物、これを用いたプリプレグ、積層板および配線板に関する。
従来、電子材料分野における耐熱材料としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられてきており、その用途ならびに要求特性により使い分けられている。
このなかでもエポキシ樹脂は、耐熱性の他、誘電特性、低吸湿性、接着性、靭性等の要求性能に対してバランス良く良好な性能を有しているため、幅広い用途で用いられている。またポリイミド樹脂は、特に耐熱性、誘電特性に優れていることから高耐熱用途に使用されると共に、エポキシ樹脂や芳香族ジアミン等との組み合わせにより性能改良がなされた変性樹脂も広く使用されている。
近年、半導体基板分野では、COB、PGA、BGA、MCM基板等、基板上へ半導体チップを直接実装する実装方法が普及してきているため、使用する材料として実装工程内の高温処理などに耐えうる高度の耐熱性および耐湿熱性(吸湿後の耐熱性)が要求されている。また最近の環境問題への意識の高まりに伴い、部品-部品間あるいは部品-基板間の接続時に使用するハンダを、環境に有害な重金属成分、特に鉛を含まない(鉛フリー)ハンダとする傾向にある。これら鉛フリーハンダを使用する場合、従来のハンダを使用する場合に比べてプロセス温度の上昇が見込まれており、これに伴って部品、基板材料に対してさらなる耐熱性向上の要求が強まっている。現在のプリント配線板用銅張積層板のハンダ耐熱性試験温度は260℃が一般的だが、鉛フリーハンダの場合、20℃〜60℃より高い温度が必要との見方がある。汎用的に使用されているエポキシ樹脂はこれら耐熱性・耐湿熱性向上への要求に対応するには限界があり、各種耐熱性樹脂材料が検討されている。
また、最近の電子機器の軽薄短小化に伴い、半導体基板の厚みは薄くなることが望まれ、500μm厚み以下の基板材料が使用されるようになってきている。その中で基板製造ライン内を問題なく搬送するためには基板材料の高剛性化が求められている。剛性の目安としては曲げ弾性率を指標とすることが一般的であるが、1.6mmの基材厚みで曲げ弾性率を測定した場合の弾性率が20GPaから30GPa程度の値を持つことが薄板基板材料として望まれる剛性である。
さらに、近年、電子機器で用いられる半導体素子の高周波数化に伴い電子機器における不要電磁波放射の問題、いわゆるEMI(Electro−magnetic Interference)問題が発生している。
従来、電子機器における不要電磁波放射の問題、いわゆるEMI(Electro−magnetic Interference)問題対策としては、図1の様なコンデンサ1aとインダクタ1bとを使ったデカップリング回路1cが用いられてきた。しかしながら、コンデンサ1a及びインダクタ1bを使用できる周波数には制限があるという問題がある。さらに、電子機器において放射される不要電磁波は、回路基板における電気的共振が原因である。この電気的共振に対する従来の対策は、コンデンサを回路基板内に配置することで共振周波数や共振位置を変えるという方法が行われているが、共振ピーク強度を抑制する効果は少なかった。この様に、従来のコンデンサ1aやインダクタ1bを使った対策に限界が見えてきたため、新たなEMI対策手法が求められている。この問題を解決する手法として、従来基板表面に実装していたコンデンサの代わりにコンデンサ積層体を用いる方法が提案されている(特許文献1)。しかしながら、コンデンサ機能のプリント配線板内への内蔵化のみでは、不要電磁波放射の原因である回路基板での電気的共振を抑制することは難しかった。
特許第2738590号公報
本発明の目的は、耐湿熱性、耐湿性、剥離強度、高剛性を有し、更に不要電磁波放射の抑制機能を有する樹脂組成物、及びこれを、用いたプリプレグ及び積層板さらにはプリント配線板を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、ポリマレイミド化合物を、硬化剤、エポキシ化合物で変性し、さらに電磁波吸収材を加えることにより高い耐熱性、高度の耐湿性、接着性、高い剛性、と同時に不要電磁波放射の抑制機能を有する積層板用樹脂材料が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
(1)(A)下記一般式[1]で示されるポリマレイミド化合物
Figure 2005126566
(式中、R1はk価の有機基、Xa、Xbは水素原子、ハロゲン原子および有機基から選ばれた同一または異なる一価の原子または基、kは2以上の整数を表わす)
(B)硬化剤
(C)エポキシ化合物
(D)電磁波吸収材
を含有してなることを特徴とする変性ポリイミド樹脂組成物。
(2)(1)記載の変性ポリイミド樹脂樹脂組成物を溶剤に溶解させたことを特徴とする変性ポリイミド樹脂ワニス。
(3)(2)記載の変性ポリイミド樹脂ワニスを基材に塗布または含浸させ、さらに溶剤を乾燥除去して製造したプリプレグ。
(4)(3)記載のプリプレグを1枚または2枚以上を積層し、加熱硬化してなる複合材。
(5)(4)記載の複合材の最外層の片面または両面に金属箔または金属板を積層一体化してなる積層板。
(6)(4)記載の複合材を、グランドを集めたグランド層と電源供給ラインを集めた電源供給層とからなる電源層との間の絶縁基材として用いることを特徴とする多層プリント配線板に関するものである。
本発明による変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグおよび積層板は、高周波におけるノイズの伝達抑制機能を有する新しい積層板用樹脂材料である。さらに、本積層板を電源層用絶縁基材として用いたプリント配線基板は電源層とグランド層間の高周波におけるノイズ伝達を抑制できるので、不要電磁波の放射を抑制できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の変性ポリイミド樹脂組成物の使用原料について説明する。
本発明に係る変性ポリイミド樹脂組成物は、
(A)下記一般式[1]で示されるポリマレイミド化合物
Figure 2005126566
(式中、R1はk価の有機基、Xa、Xbは水素原子、ハロゲン原子および有機基から選ばれた同一または異なる一価の原子または基、kは2以上の整数を表わす)
(B)硬化剤
(C)エポキシ化合物
(D)電磁波吸収材
を含有してなることを特徴とする変性ポリイミド樹脂組成物である。
(A)のポリマレイミド化合物
本発明で用いられるポリマレイミド化合物(A)は、下記一般式[1]で示される1分子中に2個以上のマレイミド基を有する化合物である。
Figure 2005126566
式中、R1はk価の有機基、Xa、Xbは水素原子、ハロゲン原子および有機基から選ばれた同一または異なる一価の原子または基、kは2以上の整数であり、好ましくは2〜10である。好ましいポリマレイミド化合物としては、一般式[1]中のRが下記一般式[2]
Figure 2005126566
(式中、Zは―CY―、―CO―、―O―、―、―S―、―SO−を示し、Yは−CH、−CF、CHCH−、CHO―、―OH、−NH、Br−、F−または水素原子を示し、同一であっても異なってもよい。またrは1〜10の整数を表わす)からなる群より選ばれたものである。
Xa又はXbのハロゲン原子としては塩素原子などが例示でき、有機基としてはアルキル基が好ましく、中でもメチル基などがより好ましい。
このようなポリマレイミド化合物としては、例えば、N,N’−エチレンビスマレイミド、N,N’−ヘキサメチレンビスマレイミド、N,N’−(1,3−フェニレン)ビスマレイミド、N,N’−[1,3−(2−メチルフェニレン)]ビスマレイミド、N,N’−(1,4−フェニレン)ビスマレイミド、ビス(4−マレイミドフェニル)メタン、ビス(3−メチル−4−マレイミドフェニル)メタン、ビス(4−マレイミドフェニル)エーテル、ビス(4−マレイミドフェニル)スルホン、ビス(4−マレイミドフェニル)スルフィド、ビス(4−マレイミドフェニル)ケトン、ビス(4−マレイミドシクロヘキシル)メタン、1,4−ビス(4−マレイミドフェニル)シクロヘキサン、1,4−ビス(4−マレイミドメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(マレイミドメチル)ベンゼン、1,3−ビス(3−マレイミドフェノキシ)ベンゼン、ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]メタン、1,1−ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]エタン、1,1−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]エタン、1,2−ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]エタン、1,2−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]エタン、2,2−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]ブタン、2,2−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]ブタン、2,2−ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]−1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]−1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン、4,4’−ビス(3−マレイミドフェノキシ)ビフェニル、4,4’−ビス(4−マレイミドフェノキシ)ビフェニル、ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]スルフィド、ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]スルフィド、ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]スルホキシド、ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]スルホキシド、ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル]エーテル、ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]エーテル、1,4−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)−α,α−ジメチルベンジル]ベンゼン、1,3−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)−α,α−ジメチルベンジル]ベンゼン、1,4−ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)−α,α−ジメチルベンジル]ベンゼン、1,3−ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)−α,α−ジメチルベンジル]ベンゼン、1,4−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)−3,5−ジメチル−α,α−ジメチルベンジル]ベンゼン、1,3−ビス[4−(4−マレイミドフェノキシ)−3,5−ジメチル−α,α−ジメチルベンジル]ベンゼン、1,4−ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)−3,5−ジメチル−α,α−ジメチルベンジル]ベンゼン、1,3−ビス[4−(3−マレイミドフェノキシ)−3,5−ジメチル−α,α−ジメチルベンジル]ベンゼン等があげられ、また一般式[3]
Figure 2005126566
(式中、sは平均値で0〜10である)
で表されるポリマレイミド化合物、および一般式[4]
Figure 2005126566
(式中、tは平均値で0〜10である)
で表されるポリマレイミド化合物、および一般式[5]
Figure 2005126566
(式中、uは平均値で0〜6である)
で表されるポリマレイミド化合物等も挙げられる。また、これらのポリマレイミド化合物は、単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。
(B)の硬化剤
本発明で用いられる硬化剤(B)は、特に限定されないが、分子中に少なくとも1つ以上のOH基を有し、少なくとも1つのナフタレン骨格を有する化合物が好ましい。これらについて例示すると、1−ナフトール、2−ナフトール、1,4−ジヒドロキシナフタレン、1,6−ジヒドロキシナフタレン、1,6−ジヒドロキシナフタレン、1,3−ジヒドロキシナフタレンなどのヒドロキシナフタレン類、これらのヒドロキシナフタレン類とフェノール、クレゾール、レゾルシノール等のフェノール類との混合物と、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒド、グリオキザール、アルカンジアール等のアルデヒド類との反応生成物であるノボラック樹脂、および上記ヒドロキシナフタレン類とアラルキルアルコール誘導体またはアラルキルハライド誘導体との反応生成物であるアラルキル樹脂等が挙げられる。また上記のアラルキルアルコール誘導体としては、p−キシリレングリコール、p−キシリレングリコールジメチルエーテル類等が、アラルキルハイドライド誘導体としてはp−キシリレンジクロライド等が好ましい。
これら化合物の中では1−ナフトール、2−ナフトールおよびそのアラルキル樹脂が特に好ましい。これら化合物は1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
(C)のエポキシ化合物
本発明で用いられるエポキシ化合物(C)は、特に限定されないが、分子中に少なくとも2個以上のグリシジル基を有するエポキシ化合物が好ましい。これらについて例示すると、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールFノボラック型エポキシ樹脂などが挙げられ、また下記一般式[6]で示されるジシクロペンタジエン型エポキシなども挙げられる。
Figure 2005126566
(式中、Gはグリシジル基を、lは平均値で0〜6である)
さらにジヒドロキシナフタレン、フェノールアラルキル樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、ナフタレン環を含むフェノールアラルキル樹脂、ナフタレン骨格を含むノボラック樹脂など2つ以上の硬化剤にエピクロルヒドリンを反応させグリシジル化させたエポキシ樹脂、または下記一般式[7]で示されるナフタレン環を含むエポキシ樹脂も挙げられる。
Figure 2005126566
(式中、Gはグリシジル基を、jは平均値で0〜10である)
これらエポキシ樹脂の中ではナフタレン環を含むエポキシ樹脂が好ましく、下記一般式[8]および[9]で表されるナフタレン環を含むエポキシ樹脂が特に好ましい。
Figure 2005126566
(式中Gはグリシジル基を、q、qは1以上の整数を表し、かつq+q≦8である)
Figure 2005126566
(式中、Gはグリシジル基を、pは1または2、nは1〜10の整数を表す)これらのエポキシ樹脂は1種単独でまたは2種以上組み合わせて用いることができる。
(D)電波吸収材
本発明で用いられる電波吸収材(D)は、誘電損失を有する材料または磁性損失を有する材料または導電性材料から選ぶことができるが、少量の添加で大きな電波吸収能が得られる磁性損失を有する材料が好ましい。磁性損失を有する材料とは、10MHz以上の高周波にて磁性損失を有すれば良く、例示すれば、少なくとも室温で磁性を呈する3d遷移金属元素である、Fe、Ni、Coのいずれかが含まれる磁性合金、磁性酸化鉄であるフェライト等が挙げられる。特に、絶縁性を十分に確保するために、電波吸収材としてフェライトを用いることが好ましい。フェライトの例としては、Mn−Znフェライト、Ni−Znフェライト等のソフトフェライトまたはBa系フェライト、Sr系フェライト等のハードフェライト等が具体的に例示される。
電磁波吸収材であれば特に限定はないが、粒径としては平均粒径が0.1μm〜20μmの範囲が好ましく、10μm以下がより好ましい。0.1μm以上の方が取り扱い時に二次凝集が起こることなく、均一に分散させるのが容易であり好ましい。また平均粒径が20μm以下の方が樹脂ワニスとなった場合に沈降などが生じにくく、安定性良いため好ましい。平均粒径が10μm以上であると沈降などは生じにくいが、積層用にガラスクロスに含浸した場合にクロス内に進入しにくいため、添加数量に制限が必要となる場合がある。尚、平均粒径とは、粒度分布測定を行った際の粒度加積曲線において加積通過率が50%となる粒径D50のことであり、レーザー回折・散乱法という方法を用いて測定することが一般的であり、市販のレーザー回折・散乱法による粒度分布測定装置により、測定可能である。
これらの電磁波吸収材はカップリング剤による表面処理を行うことが好ましい。表面処理に必要なカップリング剤の種類としてはシランカップリング剤、チタネートカップリング剤などがあるが、特にシランカップリング剤が好ましい。シランカップリング剤の種類としては3-グリシドキシプロピルトリエトキシシランなどのエポキシシラン、N-フェニル-3-アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノシラン、ビニルトリメトキシシランなどのビニルシランなどが挙げられるが、特に制限は受けない。
樹脂組成物
本発明に係る樹脂組成物は、
(A)下記一般式[1]で示されるポリマレイミド化合物
Figure 2005126566
(式中、R1はk価の有機基、Xa、Xbは水素原子、ハロゲン原子および有機基から選ばれた同一または異なる一価の原子または基、kは2以上の整数を表わす)
(B)硬化剤
(C)エポキシ化合物
(D)電波吸収材
とを含んでいる。
本発明に係る樹脂組成物は、本発明の目的を損なわない範囲内において、上記(A)、(B)および(C)以外のほかの樹脂成分(以下単に「他の樹脂成分」ともいう。)を含有してもよい。ポリマレイミド化合物(A)は、樹脂成分[(A)+(B)+(C)+他の樹脂成分]の質量の合計に対して、好ましくは20.0質量%以上90.0質量%以下、より好ましくは25.0質量%以上80.0質量%以下の量で含有することが望ましい。
樹脂組成物中のポリマレイミド(A)の含有量が上記範囲内にあると得られる樹脂組成物から得られる基板、積層板などは十分な耐熱性および耐湿熱性を有する。
硬化剤(B)とエポキシ化合物(C)の合計の含有量は、樹脂成分[(A)+(B)+(C)+他の樹脂成分]の質量の合計に対して、好ましくは10.0〜80.0質量%、より好ましくは20.0〜75.0質量%の範囲にあることが好ましい。
硬化剤(B)とエポキシ化合物(C)の合計の含有量が、樹脂成分[(A)+(B)+(C)+他の樹脂成分]の質量の合計に対して10.0質量%以下である場合、得られる樹脂組成物からなる積層板における金属箔や金属板との接着強度が著しく劣る場合があり、また80.0質量%を上回ると十分な耐熱性が得られない場合がある。
硬化剤(B)とエポキシ化合物(C)の配合比には特に制限はないが、硬化剤(B)がOH基を有するものの場合、(B)OH基に対する、エポキシ化合物(C)のグリシジル基のモル比が、好ましくは0.2〜5.0の範囲、より好ましくは0.3〜3.0の範囲である。硬化剤(B)のOH基に対する、エポキシ樹脂(C)のグリシジル基のモル比が、0.2より小さいか5.0より大きい場合は、樹脂組成物の硬化が不完全になるため硬化物の曲げ強度が著しく低下する場合がある。
硬化促進剤
本発明に係る樹脂組成物は、硬化促進剤を含有することが望ましい。硬化促進剤としては、例として2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール等のイミダゾール類;トリエタノールアミン、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリン等のアミン類、トリフェニルホスフィン、トリトリルホスフィン等の有機ホスフィン類;テトラフェニルホスホニウムテトラフェニルボレート、トリエチルアンモニウムテトラフェニルボレート等のテトラフェニルボロン塩類;1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7およびその誘導体;ナフテン酸鉛、ステアリン酸鉛、ナフテン酸亜鉛、オレイン酸錫、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸コバルト、オクチル酸コバルト等の有機金属塩等が挙げられる。これらの硬化促進剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよく、また必要に応じて有機過酸化物やアゾ化合物等を併用することもできる。
これら硬化促進剤の含有量は、後述するワニスまたはプリプレグの所望するゲル化時間が得られるように配合するのが望ましいが、一般的には、樹脂成分の合計に対し好ましくは0.005〜10質量%の範囲で用いられる。
反応性稀釈剤
本発明の樹脂組成物は、必要に応じて反応性稀釈剤を含むことが望ましい。反応性稀釈剤としては、グリシドール、メチルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテルなどのエポキシ樹脂に対して一般的に使用される反応性稀釈剤や、ジアリルフタレート、0,0’−ジアリルビスフェノールA、ビスフェノールAジアリルエーテル、ビスフェノールAジシアネート等のイミド樹脂に対して一般的に使用される反応性希釈剤が挙げられる。これらの反応性稀釈剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。これら反応性希釈剤の含有量は、樹脂成分に対して0.1〜30質量%の範囲で用いられることが望ましい。0.1質量%未満では反応性稀釈剤としての効果が小さい可能性があり、30質量%以上では樹脂組成物からなる樹脂ワニスの粘度が著しく低下するために作業性に劣る場合がある。
難燃剤
本発明の樹脂組成物は、必要に応じて難燃剤を含むことが望ましい。難燃剤としては、ブロム化エポキシ樹脂のようなブロム化合物および縮合リン酸エステルのようなリン化合物等の有機難燃剤、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、スズ化合物、アンチモン化合物等の無機難燃剤などが挙げられる。これらの難燃剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
これら難燃剤の含有量は、樹脂組成物の耐熱性、耐湿熱性を損なわずに十分な難燃性(例えばUL94規格におけるV−0条件合格)を持つために必要十分な量含有することが望ましいが、有機難燃剤の場合一般的には有機難燃剤を含めた樹脂成分の合計に対し、好ましくは1〜20質量%の範囲で、無機難燃剤の場合、樹脂成分に対して、好ましくは10〜300質量%の範囲で用いられることが望ましい。
その他の成分
本発明の樹脂組成物は、上記各主成分の他、必要に応じて各種シリコーンオイル;熱可塑性樹脂、その他適宜添加剤等を配合しても良い。配合量としては樹脂成分の合計に対し、その他添加剤0.1〜20質量%程度が好ましい。
また、弾性率向上の目的のためにシリカ、アルミナ、酸化チタン、タルク、マイカ、クレー、窒化アルミニウム等の無機充填材を添加しても良い。シリカ、アルミナ、酸化チタンがより好ましく、特に球状のシリカが好ましい。シリカ、アルミナ、酸化チタンは硬度が高いため少量の添加で弾性率向上に寄与することが可能である。形状については球状のものを用いた場合、樹脂ワニスとなった場合に粘度の極端な上昇がなく、その後の作業性に優れるため好ましい。
また弾性率向上の目的に併せて、難燃効果をもつ無機充填剤として水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等を添加してもよい。この中では水酸化アルミニウムが好ましく、特に水酸化アルミニウム中に不純物として含まれるNaO量が0.3%以下のものが特に好ましい。水酸化アルミニウムは比較的少量で難燃効果を発現することができる。不純物として含まれるNaO量が0.3%以上の場合は、樹脂中に残留するナトリウムイオンが硬化物の電気特性を悪化させる場合がある。
これらの無機充填剤はカップリング剤による表面処理を行うことが好ましい。表面処理に必要なカップリング剤の種類としてはシランカップリング剤、チタネートカップリング剤などがあるが、特にシランカップリング剤が好ましい。シランカップリング剤の種類としては3-グリシドキシプロピルトリエトキシシランなどのエポキシシラン、N-フェニル-3-アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノシラン、ビニルトリメトキシシランなどのビニルシランなどが挙げられるが、特に制限は受けない。
樹脂組成物の調整方法
本発明に係る組成物は、例えばポリマレイミド化合物(A)と、硬化剤(B)とエポキシ化合物(C)とを同時に80〜200℃で、0.1〜10時間加熱混合することにより調整することができる。
樹脂ワニス
(A)上記一般式[1]で表されるポリマレイミド化合物と、
(B)硬化剤、
樹脂ワニスは、上記樹脂組成物を有機溶剤中に溶解させて得ることもできるし、有機溶剤中で上記(A)、(B)、(C)および(D)を加熱混合しての樹脂組成物を得ると同時に樹脂ワニスを得ることもできる。また(A)、(B)、(C)を加熱混合して得た樹脂ワニスに(D)の電波吸収材を添加することもできる。加熱混合をする場合、有機溶剤の沸点にもよるが、一般的には、約50〜200℃で、0.1〜20時間程度必要になる。
プリプレグ
本発明に係るプリプレグは、上記樹脂ワニスを基材に塗布または含浸させ、次いで乾燥して溶剤を除去することにより製造することができる。
基材としては、ガラス不織布、ガラスクロス、炭素繊維布、有機繊維布、紙などの従来プリプレグに用いられる公知の基材が全て使用可能である。上記樹脂ワニスを上記基材に塗布または含浸した後、乾燥工程を経てプリプレグを製造するが、塗布方法、含浸方法、乾燥方法は従来公知の方法が用いられ特に限定されるものではない。乾燥条件については、使用する溶剤の沸点により適宜決められるが、あまり高温は好ましくなく、またプリプレグ中の残存溶剤の量が3質量%以下となることが望ましい。
複合材
本発明に係る複合材は、プリプレグ1枚が熱プレスされ加熱硬化されてなるか、または複数枚積層されたプリプレグが熱プレスされ加熱硬化して一体化されてなる。複合材を製造する時の加熱加圧条件は特に限定されるものではないが、加熱温度は100〜300℃、好ましくは150〜250℃、圧力は10〜100Kg/cm、加熱加圧時間は10〜300分程度である。
積層板
本発明に係る積層板は、複合材の片面または両面に金属箔または金属板が積層一体化されてなる。本発明に係る積層板は、1枚のプリプレグの片面もしくは両面に金属箔もしくは金属板を積層し熱プレスするか、または複数枚積層されたプリプレグの最外層となる片面または両面に金属箔または金属板を積層し熱プレスすることにより、プリプレグを加熱硬化させ一体化させることにより製造することができる。金属箔または金属板としては銅、アルミニウム、鉄、ステンレス等が使用できる。加熱硬化させる際の条件は、複合材を製造する際の条件と同様の条件が好ましい。
プリント配線板
本発明に係わる複合材をプリント配線板で使用する場合には、図2に示す様にグランドを集めたグランド層2bと電源供給ラインを集めた電源供給層2cとを対向して配置する構成とし、本発明に係わる積層板2eを電源層用絶縁基材として挿入する。これは、不要電磁波放射は信号層2a、2dとグランド層2bの間よりも電源層2cとグランド層2bとを流れる電流に主に起因するからである。この様に電波吸収材を含む複合材を電源層用絶縁基材として使用することで、電源層に流れる高周波電流を抑制し、結果として、不要電磁波の放射を抑制することができる。この場合、信号層2a、2dに接する絶縁基材は高周波信号の伝達を良好に行うために、低誘電正接の絶縁材料を用いることが好ましい。
(実施例)
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。実施例では、以下の原料を使用した。
(A)ポリマレイミド化合物;
・BMI−S(三井化学(株)社製)
Figure 2005126566
(B)硬化剤;
・ナフトールアラルキル樹脂SN485(OH当量215、新日鐵化学(株)社製)
・ビスフェノールA型エポキシ樹脂エピコート828(エポキシ当量190、ジャパンエポキシレジン(株)社製)
・ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂エピクロンHP7200(エポキシ当量250、大日本インキ化学(株)社製)
・ナフタレン型エポキシ樹脂エピクロンHP4032(エポキシ当量150、大日本インキ化学(株)社製)
・ナフトールアラルキル型エポキシ樹脂ESN175(エポキシ当量260、新日鐵化学(株)社製)
(D)電波吸収材
・Mn−Znフェライト BSF−547(平均粒径D50=10.8μm、戸田工業(株)社製)
・Mn−Znフェライト KNS−415(平均粒径D50=4.4μm、戸田工業(株)社製)
その他原料
反応性稀釈剤;アリルグリシジルエーテル(エピオールA、日本油脂(株)社製)
難燃剤、リン酸エステルCR741(大八化学(株)社製)
表1に示す実施例1の組成(質量部)の配合物を、フラスコ内メチルエチルケトン溶媒中で80℃、5〜8時間溶解し、樹脂ワニスを得、沈降の有無を確認した。このようにして得られた樹脂ワニスを攪拌し、108g/m2(厚み約100μ)のガラスクロスに含浸し、150℃で5分間乾燥して、約200g/m2(厚み約100μ)のプリプレグを得た。このプリプレグを5枚重ね合わせ、さらにその上下の最外層に18μの銅箔を配して、40kg/cmの圧力で、180〜220℃、120分の加熱条件で成形し、0.5〜0.6mm厚みの銅張積層板を得た。
この様にして作製した両面銅張積層板を高さ15cm、幅20cmの大きさに切り出し、幅方向の片側端に片側の銅箔にグランドを接続し、さらに絶縁層を挟んで反対側の銅箔に信号ラインを接続する様に入力端子を取り付け、さらに、幅方向の他端に入力端子と同様の方法にて出力端子を取り付けることによって高周波ノイズ伝達評価用基板を作製した。この様に作製した高周波ノイズ伝達評価用基板の入力端子からネットワークアナライザ(ヒューレット・パッカード社製8753C)の信号をポート1から入力し、出力端子からの出力信号をポート2から取り出すことにより、作製した評価基板におけるノイズ伝達強度の大きさを測定した。測定は周波数3MHz〜6GHzの範囲で行った。
測定結果を図3の(a)に示す。高周波のノイズ強度が低く、基板内における電気的共振が高周波領域にて抑制されていることが確認できた。
表1に示す実施例2の組成の配合物を用いて実施例1と同様に高周波ノイズ伝達評価用基板を作製し、作製した評価基板におけるノイズ伝達強度の大きさを実施例1と同様に測定した。測定結果を図3の(b)に示す。高周波のノイズ伝達強度が低く、基板内における電気的共振が高周波領域にて抑制されていることが確認できた。
比較例
市販の両面銅箔付ガラスエポキシ基材CR−1705(松下電工(株)製)を用いて、実施例1と同様に高周波ノイズ伝達評価用基板を作製し、作製した評価基板におけるノイズ伝達強度の大きさを実施例1と同様に測定した。測定結果を図3の(c)に示す。高周波のノイズ伝達強度が高く、基板内における電気的共振が高周波領域にて抑制されていないことが確認できた。
Figure 2005126566
高い耐熱性、高度の耐湿性、接着性、高い剛性、と同時に不要電磁波放射の抑制機能を有する積層板用樹脂材料が得られ、高耐熱性と低電磁波放射が要求されるプリント配線板、半導体基板の製造に利用できる。
従来実施されていたEMI対策回路 本発明に係わる多層プリント配線板の一例の概略断面図 本発明の実施例及び比較例における高周波ノイズ伝達評価の結果
符号の説明
1a・・・コンデンサ
1b・・・インダクタ
1c・・・デカップリング回路
1d・・・LSI
1e・・・DC電源
1f・・・VDD端子
1g・・・GND端子
2a・・・信号ライン層
2b・・・グランド層
2c・・・電源供給層
2d・・・信号ライン層
2e・・・本発明に係わる積層板
2f・・・基板材料
2g・・・基板材料
(a)・・・実施例1の結果
(b)・・・実施例2の結果
(c)・・・比較例の結果

Claims (6)

  1. (A)下記一般式[1]で示されるポリマレイミド化合物
    Figure 2005126566
    (式中、R1はk価の有機基、Xa、Xbは水素原子、ハロゲン原子および有機基から選ばれた同一または異なる一価の原子または基、kは2以上の整数を表わす)
    (B)硬化剤
    (C)エポキシ化合物
    (D)電磁波吸収材
    を含有してなることを特徴とする変性ポリイミド樹脂組成物。
  2. 請求項1記載の変性ポリイミド樹脂組成物を溶剤に溶解させたことを特徴とする変性ポリイミド樹脂ワニス。
  3. 請求項2記載の変性ポリイミド樹脂ワニスを基材に塗布または含浸させ、さらに溶剤を乾燥除去して製造したプリプレグ。
  4. 請求項3記載のプリプレグを1枚または2枚以上を積層し、加熱硬化してなる複合材。
  5. 請求項4記載の複合材の最外層の片面または両面に金属箔または金属板を積層一体化してなる積層板。
  6. 請求項4記載の複合材を、グランドを集めたグランド層と電源供給ラインを集めた電源供給層とからなる電源層との間の絶縁基材として用いることを特徴とする多層プリント配線板。
JP2003363559A 2003-10-23 2003-10-23 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグ、積層板および配線板 Pending JP2005126566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003363559A JP2005126566A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグ、積層板および配線板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003363559A JP2005126566A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグ、積層板および配線板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005126566A true JP2005126566A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34642845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003363559A Pending JP2005126566A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグ、積層板および配線板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005126566A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011068779A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Electric Works Co Ltd 液状熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、及びプリント配線板
JP2011241343A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Sumitomo Bakelite Co Ltd 樹脂組成物及び樹脂組成物を使用して作製した半導体装置
JP2016210927A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 京セラ株式会社 封止用成形材料及び電子部品装置
CN110181887A (zh) * 2019-06-26 2019-08-30 江苏科技大学 一种电磁波吸收覆铜板
CN112126197A (zh) * 2020-09-30 2020-12-25 贵州凯科特材料有限公司 一种交替多层环氧树脂基导电复合微孔发泡材料的制备方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011068779A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Electric Works Co Ltd 液状熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、及びプリント配線板
JP2011241343A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Sumitomo Bakelite Co Ltd 樹脂組成物及び樹脂組成物を使用して作製した半導体装置
JP2016210927A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 京セラ株式会社 封止用成形材料及び電子部品装置
CN110181887A (zh) * 2019-06-26 2019-08-30 江苏科技大学 一种电磁波吸收覆铜板
CN112126197A (zh) * 2020-09-30 2020-12-25 贵州凯科特材料有限公司 一种交替多层环氧树脂基导电复合微孔发泡材料的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6216179B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、及び硬化物
JP6307236B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、硬化物、電気・電子部品及び回路基板材料
KR20150047880A (ko) 인쇄회로기판용 절연 수지 조성물 및 이를 이용한 제품
JP2017101152A (ja) 変性ポリイミド樹脂組成物およびその製造方法、並びにそれを用いたプリプレグおよび積層板
JP6662098B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、銅張積層板及びプリント配線板
JP4317380B2 (ja) 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグおよび積層板
JP4672930B2 (ja) 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグおよび積層板
JP2005105061A (ja) 樹脂組成物、樹脂付導体箔、プリプレグ、シート、導体箔付シート、積層板およびプリント配線基板
JP6866575B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、並びにこれを用いたプリプレグ、銅張積層板及びプリント配線板
JP2005112981A (ja) 低誘電率樹脂組成物およびそれを用いたプリプレグ、金属張積層板、印刷配線板
JP2005126566A (ja) 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグ、積層板および配線板
JP2007182544A (ja) ハロゲンフリー樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ並びにプリント配線板
JP2017155122A (ja) 熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、積層板及びプリント配線板
JP4676739B2 (ja) 樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグおよび積層板
JP2015063611A (ja) プリプレグ及びそれを用いた積層板、プリント配線板
JP6203303B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、その製造方法および用途
JP6221203B2 (ja) 樹脂組成物、これを用いたプリプレグ及び積層板
JP2005154739A (ja) 樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグおよび積層板
JP4198508B2 (ja) 変性ポリイミド樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグおよび積層板
JP2020117607A (ja) エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP2003147170A (ja) 樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグおよび積層板
JP7061944B2 (ja) ワニスおよびその製造方法
KR101513350B1 (ko) 인쇄회로기판용 절연필름 및 이를 이용한 제품
JP2004168930A (ja) 変性ポリイミド樹脂組成物およびその用途
JP2014012762A (ja) 有機繊維基材を用いたプリプレグ及びその製造方法、並びにそれを用いた積層板、金属箔張積層板及び配線板