JP2005126140A - 紙製容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用価値が高く、製造が容易であると共に、環境のことを配慮した紙製包装用容器を提供すること。
【解決手段】 円筒状または逆円錐筒状に形成された紙製の側壁部と、前記円筒状の側壁部の一端を閉塞し、または前記逆円錐筒状の側壁部の小径端を閉塞する紙製の底部と、から構成される紙製カップと、前記円筒状の側壁部の他端の外径または前記逆円錐筒状の側壁部の大径端の外径と概略同一の内径を有する紙製の円筒部、および前記円筒部の一端を閉塞し前記円筒部の反対側に平坦面を有する紙製の閉塞部から構成され、前記円筒部が、前記円筒状の側壁部の他端、または前記逆円錐筒状の側壁部の大径端に嵌合する紙製の蓋部と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 円筒状または逆円錐筒状に形成された紙製の側壁部と、前記円筒状の側壁部の一端を閉塞し、または前記逆円錐筒状の側壁部の小径端を閉塞する紙製の底部と、から構成される紙製カップと、前記円筒状の側壁部の他端の外径または前記逆円錐筒状の側壁部の大径端の外径と概略同一の内径を有する紙製の円筒部、および前記円筒部の一端を閉塞し前記円筒部の反対側に平坦面を有する紙製の閉塞部から構成され、前記円筒部が、前記円筒状の側壁部の他端、または前記逆円錐筒状の側壁部の大径端に嵌合する紙製の蓋部と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、紙製カップと蓋部とから構成される紙製容器に関する。
従来から、紙製のカップが知られている。例えば、特開平9−113422号公報には、内容物をこぼすことなく、検査容器に容易に小分けすることができる紙製のカップが記載されている。また、特開2000−059638号公報には、電子レンジなどで加熱調理する時に、加熱による内容物の吹き零れを防止した紙カップが記載されている。
特開平9−113422号公報
特開2000−059638号公報
しかしながら、上記の特許文献1および特許文献2に記載されている紙カップには蓋が付いていないため、内容物を入れた状態での持ち運びに便利であるとは言い難い。特に、液体や粉状体を入れた場合は、揺れにより内容物が飛び出す心配がある。また、蓋が無いことによりゴミなどが入ることがあり、不衛生となることもある。
一方、紙カップの利便性を向上させるために、プラスチック製の蓋が付いた紙カップが提案されている。しかし、プラスチック製品は、投棄や焼却により環境汚染を起こす物質が発生するので、エコロジーの観点から望ましいものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、利用価値が高く、環境のことを配慮した紙製容器を提供することを目的とする。
(1)本発明の紙製容器は、円筒状または逆円錐筒状に形成された紙製の側壁部と、前記円筒状の側壁部の一端を閉塞し、または前記逆円錐筒状の側壁部の小径端を閉塞する紙製の底部と、前記円筒状の側壁部の他端の外周、または前記逆円錐筒状の側壁部の大径端の外周に設けられ、平坦面を有しリング状に形成された紙製のフランジ部と、から構成される紙製カップと、前記フランジ部の外径と概略同一の内径を有する紙製の円筒部、および前記円筒部の一端を閉塞し前記円筒部側および前記円筒部の反対側に平坦面を有する紙製の閉塞部から構成され、前記円筒部が、前記フランジ部に嵌合する紙製の蓋部と、を備え、前記蓋部を前記紙製カップに嵌合させたときに、前記フランジ部の平坦面と前記閉塞部の前記円筒部側の平坦面とが密着することを特徴としている。
このように、本発明の紙製容器は、すべての部分が紙製であり、可燃物で構成されているため、廃棄の際に可燃ごみとしてそのまま廃棄し焼却することができる。このため、蓋部がプラスチック製である場合のように焼却処分の際に有毒ガスなどを発生させて大気を汚染することがなくなる。また、紙を材料とするため、特に円筒形状や逆円錐筒形状の部材については大きさや厚さを容易に調節することが可能である。また、紙製カップにおいて、円筒状の側壁部の他端の外周、または逆円錐筒状の側壁部の大径端の外周に、リング状に形成された紙製のフランジ部が設けられているため、側壁部の端部を滑らかにすることができる。その結果、使用者が直接口をつけて内容物を飲む場合に飲みやすくすることができる。さらに、蓋部において、円筒部が、フランジ部に嵌合し、閉塞部とフランジ部との平坦面が密着するので、内容物が飛び出したり、ゴミなどの異物が容器内に入り込んだりすることを防止することができる。また、蓋部は平坦面を有するため、複数の紙製容器を積み重ねたり、平坦面に文字、図形、記号などの情報を表記したりすることが可能となる。
(2)また、本発明の紙製容器は、前記蓋部において、前記閉塞部は、前記円筒部の内径と同一の直径を有する第1の円板で構成されることを特徴としている。
このように、閉塞部が、円筒部の内径と同一の直径を有する第1の円板で構成されるので、第1の円板を円筒部の内側に押し込んで蓋部を作成することができる。これにより、蓋部の作成を容易に行なうことができるので、大量生産における生産効率を高め、コストを削減することが可能となる。
(3)また、本発明の紙製容器は、前記蓋部において、前記閉塞部は、前記円筒部の外径と概略同一の直径を有する第2の円板で構成されることを特徴としている。
このように、閉塞部が、円筒部の外径と概略同一の直径を有する第2の円板で構成されるので、円筒部の端面と第2の円板とを接合させて蓋部を作成することができる。これにより、蓋部の作成を容易に行なうことができるので、大量生産における生産効率を高め、コストを削減することが可能となる。
(4)また、本発明の紙製容器は、少なくとも、前記側壁部または前記閉塞部に受注広告を備えることを特徴としている。
このように、少なくとも、紙製カップの側壁部または閉塞部に受注広告を備えるので、受注広告が使用者の目に留まる確率が非常に高くなり、広告・宣伝効果を高めることができる。紙製カップは、年間膨大な数量が消費されているが、衛生面などを考慮すると、1つの紙製カップが使用される回数は1回のみであり、使用後は廃棄されることとなる。このように1回の使用で廃棄される資源の利用価値と製造作業の効率を高めるため、紙製カップおよび蓋部に受注広告を付することが好適である。紙製カップは、白色の紙で形成されることが多いので、紙製カップの側壁部と蓋部の閉塞部に受注広告を付することにより、より利用価値を高めた紙製容器を実現することが可能となる。なお、受注広告とは、一般的な広告情報のうち、他人である広告主から広告の依頼を受けて表示する広告のことである。
本発明の紙製容器によれば、すべての部分が紙製であり、可燃物で構成されているため、廃棄の際に可燃ごみとしてそのまま廃棄し焼却することができる。このため、蓋部がプラスチック製である場合のように焼却処分の際に有毒ガスなどを発生させて大気を汚染することがなくなる。また、紙を材料とするため、特に円筒形状や逆円錐筒形状の部材については大きさや厚さを容易に調節することが可能である。また、紙製カップにおいて、円筒状の側壁部の他端の外周、または逆円錐筒状の側壁部の大径端の外周に、リング状に形成された紙製のフランジ部が設けられているため、側壁部の端部を滑らかにすることができる。その結果、使用者が直接口をつけて内容物を飲む場合に飲みやすくすることができる。さらに、蓋部において、円筒部が、フランジ部に嵌合し、閉塞部とフランジ部との平坦面が密着するので、内容物が飛び出したり、ゴミなどの異物が容器内に入り込んだりすることを防止することができる。また、蓋部は平坦面を有するため、複数の紙製容器を積み重ねたり、平坦面に文字、図形、記号などの情報を表記したりすることが可能となる。
また、本発明の紙製容器によれば、閉塞部が、円筒部の内径と同一の直径を有する第1の円板で構成されるので、第1の円板を円筒部の内側に押し込んで蓋部を作成することができる。これにより、蓋部の作成を容易に行なうことができるので、大量生産における生産効率を高め、コストを削減することが可能となる。
また、本発明の製包装用容器によれば、閉塞部が、円筒部の外径と概略同一の直径を有する第2の円板で構成されるので、円筒部の端面と第2の円板とを接合させて蓋部を作成することができる。これにより、蓋部の作成を容易に行なうことができるので、大量生産における生産効率を高め、コストを削減することが可能となる。
また、本発明の紙製容器によれば、少なくとも、紙製カップの側壁部または閉塞部に受注広告を備えるので、受注広告が使用者の目に留まる確率が非常に高くなり、広告・宣伝効果を高めることができる。紙製カップは、年間膨大な数量が消費されているが、衛生面などを考慮すると、1つの紙製カップが使用される回数は1回のみであり、使用後は廃棄されることとなる。このように1回の使用で廃棄される資源の利用価値と製造作業の効率を高めるため、紙製カップおよび蓋部に受注広告を付することが好適である。紙製カップは、白色の紙で形成されることが多いので、紙製カップの側壁部と蓋部の閉塞部に受注広告を付することにより、より利用価値を高めた紙製容器を実現することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、本実施例に係る紙製容器の断面図である。紙製容器1は、紙製カップ2と、蓋部3と、から構成されており、図1では紙製カップ2に蓋部3が嵌合した状態を示し、図2では、紙製カップ2と蓋部3とが嵌合する前の状態示す。紙製カップ2は、逆円錐筒状に形成された紙製の側壁部2a、および側壁部2aの小径端、すなわち、紙面に向かって側壁部2aの下側の端部を閉塞する紙製の底部2bを備えている。また、側壁部2aの大径端、すなわち、紙面に向かって側壁部2aの上側の端部の外周には、リング状に形成されたフランジ部2cが設けられている。本実施例では、フランジ部2cは、側壁部2aと一体であり、側壁部2aの大径端を径の外側に折り返すように設けられている。図2に示すように、フランジ部2cは、側壁部2aの反対側に平坦面を有している。
一方、蓋部3は、フランジ部2cの外径と概略同一の内径を有する紙製の円筒部3a、および円筒部3aの一端、すなわち、紙面に向かって円筒部3aの上側を閉塞し、円筒部3aの反対側に平坦面を有する紙製の円板3bから構成される。そして、円筒部3aは、図1および図2に示すように、フランジ部2cに嵌合する。ここで、図1に示すように、蓋部3を紙製カップ2に嵌合させると、円筒部3aとフランジ部2cとは、接触抵抗が生じ、円板3bとフランジ部2cとの平坦面において密着するため、蓋部3が紙製カップ2に固定されることとなる。なお、円板3bの一部に数条の交差する切りこみ、または孔を設けてストローなどの吸引用具を差し込めるようにしても良い。
このように、本実施例に係る紙製容器1は、すべての部分が紙製であり、可燃物で構成されているため、廃棄の際に可燃ごみとしてそのまま廃棄し焼却することができる。このため、蓋部3がプラスチック製である場合のように焼却処分の際に有毒ガスなどを発生させて大気を汚染することがなくなる。また、紙を材料とするため、特に円筒形状や逆円錐筒形状の部材については大きさや厚さを容易に調節することが可能である。また、紙製カップ2において、逆円錐筒状の側壁部2aの大径端の外周に、リング状に形成された紙製のフランジ部2cが設けられているため、側壁部2aの端部を滑らかにすることができる。その結果、使用者が直接口をつけて内容物を飲む場合に飲みやすくすることができる。さらに、蓋部3において、円筒部3aが、フランジ部2cに嵌合し、円板3bとフランジ部と2cの平坦面が密着するので、内容物が飛び出したり、ゴミなどの異物が容器内に入り込んだりすることを防止することができる。また、蓋部3は円板3bにおいて平坦面を有するため、複数の紙製容器を積み重ねたり、平坦面に文字、図形、記号などの情報を表記したりすることが可能となる。
なお、側壁部2aは、逆円錐筒状のほか、円筒状に形成することも可能である。この場合、紙製容器1において、紙製カップ2は、円筒状に形成された紙製の側壁部2aと、側壁部2aの一端を閉塞する紙製の底部2bと、側壁部2aの他端の外周に設けられ、リング状に形成された紙製のフランジ部2cと、から構成される。また、蓋部3は、フランジ部2cの外径と概略同一の内径を有する紙製の円筒部3a、および円筒部3aの一端を閉塞し円筒部3aの反対側に平坦面を有する紙製の円板3bから構成される。そして、円筒部3aが、フランジ部2cに嵌合することとなる。
図3は、蓋部3における円筒部3aを作成する状態を示す図である。円筒部3aは、紙製のパイプ3cを、パイプの高さ方向に適当な長さを取って切断することにより作成することができる。パイプ3cの直径は、紙製カップ2のフランジ部2cの外径に適合したものを選択すればよい。紙製のパイプは手軽に入手可能であるため、円筒部3aを他の方法で作成する場合と比べて製造コストを低く抑えることが可能となる。
図4は、本実施例における蓋部3の分解図である。本実施例では、円板3bの直径d1は、円筒部3aの内径d2と同一となっている。従って、円板3bを円筒部3aに押し込んで、両者の接合面を接着することにより、蓋部3を作成することができる。この場合、円板3bは、第1の円板に該当する。
このように、円板3bが、円筒部3aの内径と同一の直径を有するので、円板3bを円筒部3aの内側に押し込んで蓋部3を作成することができる。これにより、蓋部3の作成を容易に行なうことができるので、大量生産における生産効率を高め、コストを削減することが可能となる。
なお、図5に示すように、蓋部3において、円板3bが、円筒部3aの外径d4と概略同一の直径d3を有するように構成しても良い。このように、円板3bが、円筒部3aの外径d4と概略同一の直径d3を有することにより、円筒部3aと円板3bとの接合面を接着させて蓋部3を作成することができる。これにより、蓋部3の作成を容易に行なうことができるので、大量生産における生産効率を高め、コストを削減することが可能となる。
また、紙製カップ2は1回の使用が通常であるため、カップや円板の資材となる白紙は、強大な耐久力を必要とせず、1回の使用に耐えられる程度の耐久力を有するものを使用すればよい。これにより、製造コストを低く抑えることが可能となる。
図6は、紙製容器1の円板3bに第1の受注広告60を付し、側壁部2aに第2の受注広告61を付した状態を示す図である。紙製カップ2を使って、コーヒーやジュースを販売する飲食店または医療機関は優良な品質の紙製カップの提供があるならば、販売品や取り扱い品の妨げとならない宣伝広告であって経済的に安価であれば、紙製カップに表示される広告の有無は問題としないと考えられる。自己の店舗で使用する紙製カップに、自己の宣伝広告を印刷するためには白地の紙製カップの購入価格と同等以上の印刷費用が必要とされ、単価は高くなり不経済となるので、単独受注広告またはタイアップ広告を受け入れる要素は十分にあると考えられる。
近年、野球やサッカー場に大人数が集まり、紙製カップ入り飲料が販売され、職場には給水機が設置され、コーヒーチェーン店が普及し紙製カップは頻繁に使用されている。広告媒体として最適でありながら、一方で良い媒体を求めている広告発注希望企業も多く存在するが、互いに接点が無く、利用されていない。本発明の実施は、紙製カップ製造者と購入使用者(飲料販売店、すなわち広告受注者)・広告発注者と受注者、発注者と受注者の広告品および広告表示のセレクト、紙製カップ製造者と広告印刷の交渉などを行なう。すなわち、従来から知られているように紙製カップを用いて飲料等を提供する事業者の広告情報ではなく、第三者としての他企業の受注広告を紙製容器1に付するのである。これにより、(1)紙製カップ製造業者に対して、広告主となる企業の受注広告を付した紙製容器の製造を依頼し、(2)その受注広告が付された紙製容器を用いて飲料等を販売し、(3)その広告主となった企業から広告料を受領するというビジネスモデルが成立する。
このように、紙製カップ2の側壁部2aまたは円板3bに受注広告を備えるので、受注広告が使用者の目に留まる確率が非常に高くなり、広告・宣伝効果を高めることができる。一般に、紙製カップは、年間膨大な数量が消費されているが、衛生面などを考慮すると、1つの紙製カップが使用される回数は1回のみであり、使用後は廃棄されることとなる。このように1回の使用で廃棄される資源の利用価値と製造作業の効率を高めるため、紙製カップ2および蓋部3に受注広告を付することが好適である。紙製カップは、白色の紙で形成されることが多いので、紙製カップの側壁部と蓋部の閉塞部に受注広告を付することにより、より利用価値を高めた紙製容器を実現することが可能となる。
なお、受注広告は、側壁部2aおよび円板3bのみならず、どの場所に付しても良い。また、受注広告を付す際には、資材となる原紙に、紙製カップ2、および円板3bのサイズに適合した大きさの受注広告を印刷した上で切断し、紙製カップ2、および円板3bを成形する。また、円筒部3aにも受注広告を付す場合は、紙製のパイプ3cを成形する際にパイプ3cの外周面に相当する部分に受注広告の印刷を施せばよい。これにより、コストの低い宣伝広告を行なうことが可能となる。
なお、蓋部3は、適当な厚さを有するシート状の1枚の紙を、蓋型の金型を用いてプレス機で打ち抜き圧迫して成形しても良い。受注広告を蓋部3に付する場合は、上記シート状の紙に印刷紙をプレスすればよい。
1 紙製容器
2 紙製カップ
2a 側壁部
2b 底部
2c フランジ部
3 蓋部
3a 円筒部
3b 円板
3c パイプ
60 受注広告
61 受注広告
d1 円板の直径
d2 円筒部の内径
d3 円板の直径
d4 円筒部の外径
2 紙製カップ
2a 側壁部
2b 底部
2c フランジ部
3 蓋部
3a 円筒部
3b 円板
3c パイプ
60 受注広告
61 受注広告
d1 円板の直径
d2 円筒部の内径
d3 円板の直径
d4 円筒部の外径
Claims (5)
- 円筒状または逆円錐筒状に形成された紙製の側壁部と、前記円筒状の側壁部の一端を閉塞し、または前記逆円錐筒状の側壁部の小径端を閉塞する紙製の底部と、から構成される紙製カップと、
前記円筒状の側壁部の他端の外径または前記逆円錐筒状の側壁部の大径端の外径と概略同一の内径を有する紙製の円筒部、および前記円筒部の一端を閉塞し前記円筒部の反対側に平坦面を有する紙製の閉塞部から構成され、前記円筒部が、前記円筒状の側壁部の他端、または前記逆円錐筒状の側壁部の大径端に嵌合する紙製の蓋部と、を備えることを特徴とする紙製包装用容器。 - 円筒状または逆円錐筒状に形成された紙製の側壁部と、前記円筒状の側壁部の一端を閉塞し、または前記逆円錐筒状の側壁部の小径端を閉塞する紙製の底部と、前記円筒状の側壁部の他端の外周、または前記逆円錐筒状の側壁部の大径端の外周に設けられ、リング状に形成された紙製のフランジ部と、から構成される紙製カップと、
前記フランジ部の外径と概略同一の内径を有する紙製の円筒部、および前記円筒部の一端を閉塞し前記円筒部の反対側に平坦面を有する紙製の閉塞部から構成され、前記円筒部が、前記フランジ部に嵌合する紙製の蓋部と、を備えることを特徴とする紙製包装用容器。 - 前記蓋部において、前記閉塞部は、前記円筒部の内径と同一の直径を有する第1の円板で構成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の紙製包装用容器。
- 前記蓋部において、前記閉塞部は、前記円筒部の外径と概略同一の直径を有する第2の円板で構成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の紙製包装用容器。
- 少なくとも、前記側壁部または前記閉塞部に受注広告を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の紙製包装用容器。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007110897A1 (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Pic Co., Ltd. | 紙製容器用の紙製蓋 |
JP2011510873A (ja) * | 2008-02-01 | 2011-04-07 | グローニング,キャロル,アン | 広告用ディスクおよび広告用ディスクを受けるフタ |
US10582787B2 (en) | 2012-08-22 | 2020-03-10 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Paper-based container lids and methods for making the same |
-
2003
- 2003-12-22 JP JP2003424976A patent/JP2005126140A/ja active Pending
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US8732996B2 (en) | 2008-02-01 | 2014-05-27 | Dean Groening | Advertising discs and lids to receive advertising discs |
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US11497330B2 (en) | 2012-08-22 | 2022-11-15 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Paper-based container lids and methods for making the same |
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Legal Events
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