JP2005125921A - 車両用動力伝達装置及びそれを用いた車両駆動用電機システム - Google Patents

車両用動力伝達装置及びそれを用いた車両駆動用電機システム Download PDF

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Abstract

【課題】
軸受及び軸受支持部に作用するラジアル荷重を小さくでき、コンパクトな車両用動力伝達装置及びそれを用いた車両駆動用電機システムを提供することにある。
【解決手段】
電動機10と、電動機10の回転を減速する減速機12と、減速機12で減速された動力を左右輪に配分する差動装置14とを有する。電動機10の出力軸の軸芯と減速機12の第1シャフト31の軸芯を結ぶ線に対し、電動機10の出力軸に設けられたギア33と減速機12の回転軸に設けられたギア34の噛合い点に発生する車両前進時の被動側のギアの接線力P1と同方向に、減速機12の第2シャフト32の軸芯を配置している。
【選択図】 図1


Description

本発明は、電動機を動力源とする車両用動力伝達装置及びそれを用いた車両駆動用電機システムに係り、特に、減速機と差動機構とを有する装置に好適な車両用動力伝達装置及びそれを用いた車両駆動用電機システムに関する。
従来の車両用動力伝達装置は、動力発生装置である電動機と、電動機の回転を減速する減速機と、減速機で減速された動力を左右輪に配分する差動装置とを備えている。そして、例えば、特開平9−300993号公報に記載されているように、電動機と減速機及び差動装置の各軸芯を側面視において三角配置している。
特開平9−300993号公報
しかしながら、従来の構造のものでは、次のような問題点を有している。電動機の出力を伝達する過程において、電動機出力軸と減速機回転軸のギアの噛合い点、及び減速機回転軸と差動装置回転軸のギアの噛合い点において、接線力・分離力・スラスト力が発生し、これらの力による合成力(ラジアル荷重、スラスト荷重)が各回転軸の軸受、軸受支持部に作用する。従って、減速機・減速機・差動装置の各回転軸芯の配置関係によって、接線力・分離力・スラスト力が足しあわせる方向になり、軸受及び軸受支持部に作用するラジアル荷重が大きくなる場合がある。この場合、軸受及び軸受支持部の強度確保の為に、軸受及び軸受支持部の大型化となり、部品の配置が困難となる。
本発明の目的は、軸受及び軸受支持部に作用するラジアル荷重を小さくでき、コンパクトな車両用動力伝達装置及びそれを用いた車両駆動用電機システムを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、電動機と、この電動機の出力を減速するとともに、電動機の軸心と平行な少なくとも2つのシャフトから構成される減速機と、この減速機で減速された動力を左右輪に配分する差動装置とを有する車両用動力伝達装置であって、前記電動機の出力軸の軸芯と前記減速機の第1シャフトの軸芯を結ぶ線をO’−W’とし、前記電動機の出力軸に設けられたギアと前記減速機の回転軸に設けられたギアの噛合い点に発生する車両前進時の被動側のギアの接線力の方向をP1としたとき、前記減速機の第2シャフトの軸芯(X)が、線O’−W’に対して、接線力P1のベクトルが向く方向の側に配置されたものである。
かかる構成により、軸受及び軸受支持部に作用するラジアル荷重を小さくでき、コンパクトにし得るものとなる。
(2)また、上記目的を達成するために、本発明は、車輪の車軸に回転出力を伝達し車両を駆動させる車両駆動用電機システムにおいて、車載用電力供給源を駆動源とし、前記回転出力を発生する電動機と、該電動機の出力を前記車軸に伝達する出力伝達装置とを有し、前記出力伝達装置は、電動機と、この電動機の出力を減速するとともに、電動機の軸心と平行な少なくとも2つのシャフトから構成される減速機と、この減速機で減速された動力を左右輪に配分する差動装置とを備えたものであって、前記電動機の出力軸の軸芯と前記減速機の第1シャフトの軸芯を結ぶ線をO’−W’とし、前記電動機の出力軸に設けられたギアと前記減速機の回転軸に設けられたギアの噛合い点に発生する車両前進時の被動側のギアの接線力の方向をP1としたとき、前記減速機の第2シャフトの軸芯(X)が、線O’−W’に対して、接線力P1のベクトルが向く方向の側に配置されたものである。
かかる構成により、軸受及び軸受支持部に作用するラジアル荷重を小さくでき、コンパクトにし得るものとなる。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記車載用電力供給源はバッテリであり、前記電動機は、交流式のものであって、前記バッテリから直流電力の供給を受けてこれを交流電力に変換する電力変換装置の動作によって前記回転出力が制御されるものである。
(4)上記(3)において、好ましくは、前記電力変換装置は前記ハウジングに取り付けられており、前記電動機を冷却する媒体によって冷却されるものである。
(5)上記(3)において、好ましくは、前記電動機は、前記車両に搭載された内燃機関と共に前記車両の駆動源を構成するものである。
(6)上記(5)において、好ましくは、前記電動機は、前記車輪のうち、前記内燃機関によって回転駆動される車輪とは異なる車輪を駆動するものである。
本発明によれば、軸受及び軸受支持部に作用するラジアル荷重を小さくでき、コンパクトにすることができる。
以下、図1〜図7を用いて、本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置の構成について説明する。本実施形態では、電動機の軸芯と差動装置の出力軸の軸芯が平行な場合の例について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置の構成を示す正面図である。図2は、図1のV−O−W−X−Y断面の側面図である。図3は、図1のV−O−W−X−Y断面の骨子図である。図4は、本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置を用いた車両の駆動装置を示す正面図である。
図2及び図3において、電動機10は、正逆両方向へ回転駆動される。電動機10の回転駆動力は、減速機12において減速された後、差動装置14において左右の駆動系に分配される。
差動装置14から出力される動力の内に、一方の動力は中空状の電動機軸11を貫通してその電動機軸11と同芯に配設された中間軸16を介して、図4の右側ドライブシャフトDS2へと連結し、右側駆動輪WH2へ伝達される。他方の動力は、図4の左側ドライブシャフトDS1と連結し、左側駆動輪WH1へ伝達される。
電動機10,減速機12,差動装置14は、図2に示すように、円筒状ハウジング20,第1サイドハウジング21,第2サイドハウジング22,第1中間ハウジング23,第2中間ハウジング24の5部材で構成されたハウジング内に、互いに同芯にかつ直列に配置されている。減速機12の一部を形成している第2サイドハウジング22及び第2中間ハウジング24は、電動機の一部を形成している円筒状ハウジング20と同径か、若しくは円筒状ハウジング20より小径である。
電動機10は、永久磁石型ACモータ,誘導モータ,同期モータ,DCモータなどである。電動機10は、円筒状ハウジング20とその両端部に勘合された第1サイドハウジング21および第1中間ハウジング23とによって囲まれた空間内に一体的に組みつけられている。電動機10は、バッテリー等の電源からインバータを介して駆動電力が供給されることにより回転駆動される。インバータは、図示しないモータ制御用コンピュータによって駆動電力の周波数や電圧を変更することにより、電動機10のトルク制御を行う。また、インバータは、電動機10が強制回転させられることにより発生した電力をバッテリーに充電する。
減速機12および差動装置14は、第1中間ハウジング23と第2サイドハウジング22と第2中間ハウジング24で囲まれた空間内に配設されている。減速機12は、電動機10の出力軸11と平行な2本の第1ギアシャフト31、第2ギアシャフト32を備えている。電動機10の中空の出力軸11にはギアA33が取り付けられており、第1ギアシャフト31にはギアB34,ギアC35が取り付けられ、また第2ギアシャフト32にはギアD36,ギアE37が取り付けられている。すなわち、減速機12は、電動機10の出力軸11と平行な第1ギアシャフト31、第2ギアシャフト32で構成される平行軸方式である。なお、ギアはシャフトと一体ものであってもよいものである。
差動装置14は、リングギアF38と、リングギアF38とボルトで結合するデフケース39と、デフケース39に差動小歯車軸40で固定された差動小歯車41と、差動小歯車41にかみ合う差動大歯車42で構成されている。
電動機10の動力は、ギアA33と外接するギアB34で第1段減速し、ギアC35と外接するギアD36で第2段減速し、さらにギアE37と内接するリングギアF38で第3段減速する。その後、差動装置14で左右の駆動系に配分される。ここでリングギアF38を内歯とすることで、リングギアF38の外径を大きくせずにギアE37との組合せで大きな減速比(4〜6程度)が実現できる。
第2ギアシャフト32の回転は、電動機10の回転より、減速機12の減速ギア比分だけ、低回転になっている。電動機10の最大回転は1万回転を超えるため、第2ギアシャフト32で第1中間ハウジング23に配置される減速ギアや第1ギアシャフト31及び第2ギアシャフト32及び電動機軸11を支持する軸受け潤滑用のオイルポンプ51を駆動する。なお、電動機10の回転を第1減速した第1ギアシャフト31でオイルポンプ51を駆動する構成としてもよいものである。
また、ギアE37およびリングギアF38は、各部ギア・軸受け等の潤滑用に減速機12内の図示していないオイルを攪拌している。しかし攪拌するオイルが多いと攪拌抵抗が大きくなるため、第1ギアシャフト31および第2ギアシャフト32は、オイルの攪拌量と攪拌抵抗のバランスが最適になるよう上下方向に対しある角度をもって配置されている。
以上のように、本実施形態の減速機12は、電動機10の軸芯と平行な2本のシャフト31,32と、このシャフト31,32および差動装置14に設けられたギア38で構成されている。さらに、差動装置14の出力軸16の軸芯が、電動機10の出力軸11の軸芯と同芯としている。このような構成としているため、ギアかみ合いが少なく、軸受け数も少なくできるので、動力伝達効率を向上することができる。伝達効率が良くなるため、エネルギー損失が小さくなり、電動車両の一充電あたりの走行距離が長くなる。また、低コスト化できる。さらに、減速機12の一部を形成しているハウジング22,24は、電動機の一部を形成している円筒状ハウジング20と同径か、若しくは円筒状ハウジング20より小径とできるため、小型化することができる。
また、減速機12の内部に、オイルポンプ51を設けるとともに、このオイルポンプ51を電動機10の出力を減速したギアシャフト32で駆動することにより、オイルポンプの高速化を防止できる。オイルポンプの高速化が防止できるので、キャビテーションによるオイルポンプ破損を防止できる。
次に、図5を用いて、本実施形態による車両用動力伝達装置のギア配置について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置のギア配置を示す正面図である。
電動機10の出力軸11のギアA33は、減速機12のギアB34と係合している。ギアB34と同軸のギアC35は、ギアD36と係合している。ギアD36と同軸のギアE37は、差動装置14のリングギアF38と係合している。リングギアF38によって、デフサイドギア41が駆動される。なお、各ギア33,34,35,36,37,38,41の線は、ピッチ円直径を示している。
図5から明らかなように、本実施形態では、電動機10の外径の内側に、減速機12と、差動装置14の各ギア33,34,35,36,37,38,41が配置される構成となっている。すなわち、電動機10の軸方向端面と対向する領域(図5の電動機10の外径で示される領域)に、減速機12及び差動装置14が配置される構成としている。また、減速機12は、遊星機構のように回転軸を有する減速機構ではなく、ハウジングに対して回転可能に固定保持された固定軸であるシャフト31,32に取り付けられた複数のギアを有する減速機構である。
かかる特徴により、ギアかみ合いが少なく、軸受け数も少なくできるので、動力伝達効率を向上することができる。また、低コスト化できる。さらに、動力伝達装置を小型化することができる。
図5に示した構成の動力伝達装置では、リングギアF38が内歯車であるため、リングギアF38に噛み合うギアF37は外歯車となる。そして、第2シャフト32に組み付けられた軸受に対し、ギアF37はオーバーハングする。したがって、本実施形態における構成では、第2シャフト32に組み付けられ、かつ、ギアF37側の軸受に加わる力が最も大きく、条件が厳しくなる。そこで、この力を小さくするために、本実施形態では、次のような配置としている。ここで、図5に示すように、動力発生装置である電動機10の出力軸11の軸芯をOとし、減速機12の第1シャフト31の軸芯をWとすると、軸芯Oと軸芯Wを結ぶ線をO’−W’とする。また、動力発生装置である電動機10の出力軸11に設けられたギア33と減速機12の回転軸31に設けられたギア34の噛合い点に発生する車両前進時(ギア33が矢印R方向に回転する時)の接線力を、P1とする。このとき、減速機12の第2シャフト32の軸芯を、線O’−W’に対して、接線力P1と同方向に配置したことに特徴がある。かかる配置とすることによって、接線力・分離力・スラスト力による合成力を最小にすることができ、その結果、軸受及び軸受支持部の最適化(小型化)となり、部品配置が容易になり設計自由度が向上する。また、軸受及び軸受支持部の強度確保が容易になことで小型軽量化となり、コスト低減になる。また、車両走行の大部分を占める前進時に合成力を小さくすることができるので、軸受及び軸受支持部への負担を軽減できる。
次に、図6及び図7を用いて、本実施形態による車両用動力伝達装置における接線力・分離力・スラスト力による合成力について、比較例と対比して説明する。
図6は、本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置における接線力・分離力・スラスト力による合成力の説明図である。図7は、比較例における接線力・分離力・スラスト力による合成力の説明図である。なお、図6,図7において、図5と同一符号は、同一部分を示している。
図6の各ギア33,34,35,36,37,38は、図5に示したものと同様である。図6は、電動機が正回転時(歯車33が矢印R方向に回転している時)、すなわち、車両が前進している時に、ギア37の側の軸受に加わる力の大きさと方向を示している。電動機からの出力は、ギアA33からギアB34に伝達され、第2シャフト32を介してギアC35へ伝えられる。ギア37の側の軸受には、ギアC35から伝達される力と、リングギアF38から受ける反力が加わり、その合成荷重はFrF23となる。以下、この合成荷重はFrF23について説明する。
最初に、ギア36,ギア37の接線力について説明する。ギア(GEAR-D)36の接線力P2(図中の(1))を、ギア36が固定されたシャフト32の両端を支持する軸受に垂直な力(ラジアル荷重)に変換すると、力PF2(図中の(1’))となる。この力PF2を、さらに、ギア36の歯直角平面の力に変換すると、力FF2(図中の(1”))となる。また、ギア(GEAR-E)37の接線力の反力P3(図中の(2))を、ギア37が固定されたシャフト32の両端を支持する軸受に垂直な力(ラジアル荷重)に変換すると、力PF3(図中の(2’))となる。この力PF3を、さらに、ギア37の歯直角平面の力に変換すると、力FF3(図中の(2”))となる。
次に、ギア36,ギア37のスラスト力について説明する。ギア(GEAR-D)36のスラスト力T2(図中の(3))を、ギア36が固定されたシャフト32の両端を支持する軸受に垂直な力(ラジアル荷重)に変換すると、力UF2(図中の(3’))となる。また、ギア(GEAR-E)37のスラスト力の反力T3(図中の(4))を、ギア37が固定されたシャフト32の両端を支持する軸受に垂直な力(ラジアル荷重)に変換すると、力UF3(図中の(4’))となる。
次に、ギア36,ギア37の分離力について説明する。ギア(GEAR-D)36の分離力の内、ギア36が固定されたシャフト32の両端を支持する軸受に垂直な力(ラジアル荷重)は、力SF2(図中の(5’))となる。また、ギア(GEAR-E)37の分離力の反力の内、ギア37が固定されたシャフト32の両端を支持する軸受に垂直な力(ラジアル荷重)は、力SF3(図中の(6’))となる。
次に、ギア36,ギア37における接線力とスラスト力と分離力の合成力について説明する。ギア36の合成力FsuF2(図中の(7))は、力FF2(図中の(1”))と、力UF2(図中の(3’))と、力SF2(図中の(5’))とをベクトル足し算したものである。また、ギア37の合成力FsuF3(図中の(8))は、力FF3(図中の(2”))と、力UF3(図中の(4’))と、力SF3(図中の(6’))とをベクトル足し算したものである。
そして、ギア36とギア37の合成力FsuF23(図中の(9))は、ギア36の合成力FsuF2(図中の(7))と、ギア37の合成力FsuF3(図中の(8))とをベクトル足し算したものとなる。ギア36とギア37の合成力FsuF23(図中の(9))を、sinとcosに分解すると、それぞれ、力FrF23a(図中の(10))と、力FrF23b(図中の(11))となる。ここで、力FrF23a(図中の(10))を、ギア36,37が固定されたシャフト32の両端を支持する軸受に垂直な力(ラジアル荷重)に変換すると、力PFF22a(図中の(10’))となる。
したがって、ギア36とギア37との合成力FrF23(図中の(12))は、力PFF22a(図中の(10’))と、力FrF23b(図中の(11))とをベクトル足し算したものとなる。
一方、図7は、ギア36’及びギア37’が取り付けられる第2シャフトの軸芯を、線O’−W’に対して、接線力P1に対して逆同方向に配置した場合を示している。このような配置において、図6において説明したのと同様にして、ギア36’とギア37’との合成力FrF23’を求めると、この合成力FrF23’は図6で示したギア36とギア37との合成力FrF23よりも大きくなる。
以上説明したように、動力発生装置の出力軸の軸芯と減速機第1シャフト軸芯を結ぶ線に対し、車両前進時において動力発生装置の回転方向と同方向に減速機の第2シャフトの軸芯を配置する構成としたことにより、接線力・分離力・スラスト力による合成力を最小にすることができ、その結果、軸受及び軸受支持部の最適化(小型化)となり、部品配置が容易になり設計自由度が向上する。また、軸受及び軸受支持部の強度確保が容易になことで小型軽量化となり、コスト低減になる。また、車両走行の大部分を占める前進時に合成力を小さくすることができるので、軸受及び軸受支持部への負担を軽減できる。
なお、図3に示したように、ギアE37とリングギアF38は外歯歯車と内歯歯車の組合せであるが、かさ歯車とかさ歯車の組合せとしてもよいものである。
次に、図8を用いて、本発明の各実施形態による車両用出力伝達装置を用いた電動車両の一つである電気自動車の電機駆動システムの構成について説明する。
図8は、本発明の各実施形態による車両用出力伝達装置を用いた電動車両の一つである電気自動車の電機駆動システムのを示すブロック図である。
図において、100は車両用出力伝達装置であり、前述したいずれかの実施例に記載のものであり、前述の電動機10,減速機12,60,差動装置14,61から構成される。車両用出力伝達装置100の差動装置の出力軸の端部には前輪WH−Fの前輪車軸DS−F1,DS−F2が機械的に接続されている。これにより、車両用出力伝達装置100の電動機の出力出力は前輪車軸DS−F1,DS−F2に伝達されて前輪車軸DS−F1,DS−F2を回転駆動する。そして、前輪車軸DS−F1,DS−F2の回転駆動によって前輪WH−Fが回転駆動させ、図示する構成の電気自動車が駆動される。尚、本実施形態では、車両用出力伝達装置100によって前輪車軸DS−F1,DS−F2を回転駆動して前輪WH−Fを回転駆動する場合について説明するが、車両用出力伝達装置100によって後輪車軸4を回転駆動して後輪2を回転駆動するようにしてもよい。車両用出力伝達装置100の電動機の固定子巻線にはインバータINVの交流側が電気的に接続されている。インバータINVは、直流電力を三相交流電力に変換する電力変換装置であり、車両用出力伝達装置100の電動機の駆動を制御するものである。インバータINVの直流側にはバッテリBAが電気的に接続されている。
電気自動車の力行時(始動時、走行時、加速時など)は、車両用出力伝達装置100の電動機によって前輪WH−Fを駆動する。このため、インバータINVにはバッテリBAから直流電力が供給される。供給された直流電力はインバータINVによって三相交流電力に変換される。これによって得られた三相交流電力は車両用出力伝達装置100の電動機の固定子巻線に供給される。これにより、車両用出力伝達装置100の電動機は駆動され、回転出力を発生する。この回転出力は車両用出力伝達装置100の減速機によって減速され、車両用出力伝達装置100の差動装置に入力される。入力された回転出力は車両用出力伝達装置100の差動装置によって左右に分配され、前輪WH−Fの一方における前輪車軸DS−F1,DS−F2と前輪WH−Fの他方における前輪車軸DS−F1,DS−F2にそれぞれ伝達される。これにより、前輪車軸DS−F1,DS−F2が回転駆動される。そして、前輪車軸DS−F1,DS−F2の回転駆動によって前輪WH−Fが回転駆動される。
電気自動車の回生時(ブレーキを踏み込み時,アクセルの踏み込みを緩めた時或いはアクセルの踏み込みを止めた時などの減速時)は、前輪WH−Fの回転出力を前輪車軸DS−F1,DS−F2,車両用出力伝達装置100の差動装置、車両用出力伝達装置100の減速機を介して車両用出力伝達装置100の電動機に伝達し、車両用出力伝達装置100の電動機を回転駆動する。これにより、車両用出力伝達装置100の電動機は発電機として動作する。この動作により、車両用出力伝達装置100の電動機の固定子巻線に三相交流電力が発生する。この発生した三相交流電力はインバータINVによって所定の直流電力に変換される。この変換によって得られた直流電力はバッテリBAに供給される。これにより、バッテリBAは充電される。
本実施形態の電機駆動システムによれば、前述したいずれかの実施形態に記載の車両用出力伝達装置、すなわち減速機のトルクの伝達効率が高い車両用出力伝達装置を備えているので、電気自動車を効率よく駆動させることができ、一充電当りの走行距離を向上させることができる。また、本実施形態の電機駆動システムによれば、コンパクトな車両用出力伝達装置を備えているので、車両への搭載省スペース化を図ることができるので、車両の小型化,軽量化及び低コスト化に寄与することができる。
次に、図9を用いて、本発明の各実施形態による車両用出力伝達装置を用いた電動車両の一つであるハイブリッド電気自動車の電機駆動システムの構成について説明する。
図9は、本発明の各実施形態による車両用出力伝達装置を用いた電動車両の一つであるハイブリッド電気自動車の電機駆動システムのを示すブロック図である。
本実施形態のハイブリッド電気自動車は、内燃機関であるエンジンENとモータ・ジェネレータMGによって前輪WH−Fを、車両用出力伝達装置100の電動機によって後輪WH−Rをそれぞれ駆動するように構成された四輪駆動式のものである。尚、本実施形態では、エンジンENとモータ・ジェネレータMGによって前輪WH−Fを、車両用出力伝達装置100の電動機によって後輪WH−Rをそれぞれ駆動する場合について説明するが、エンジンENとモータ・ジェネレータMGによって後輪WH−Rを、車両用出力伝達装置100の電動機によって前輪WH−Fをそれぞれ駆動するようにしてもよい。
前輪WH−Fの前輪車軸DS−Fには差動装置(図示省略)を介して変速機TMが機械的に接続されている。変速機TMには出力制御機構(図示省略)を介してエンジンENとモータ・ジェネレータMGが機械的に接続されている。出力制御機構(図示省略)は、回転出力の合成や分配を司る機構である。モータ・ジェネレータMGの固定子巻線にはインバータINVの交流側が電気的に接続されている。インバータINVは、直流電力を三相交流電力に変換する電力変換装置であり、モータ・ジェネレータMGの駆動を制御するものである。インバータINVの直流側にはバッテリBAが電気的に接続されている。
後輪WH−Rの後輪車軸DS−R1,DS−R2には車両用出力伝達装置100の差動装置の出力軸の端部が機械的に接続されている。車両用出力伝達装置100の電動機の固定子巻線にはインバータINVの交流側が電気的に接続されている。ここで、インバータINVはモータ・ジェネレータMGと車両用出力伝達装置100の電動機に対して共用のものであり、モータ・ジェネレータMG用の変換回路部と、車両用出力伝達装置100の電動機の変換回路部と、それらを駆動するための駆動制御部とを有する。
ハイブリッド電気自動車の始動時及び低速走行時(エンジンENの運転効率(燃費)が低下する走行領域)は、モータ・ジェネレータMGによって前輪WH−Fを駆動する。尚、本実施形態では、ハイブリッド電気自動車5の始動時及び低速走行時、モータ・ジェネレータMGによって前輪WH−Fを駆動する場合について説明するが、モータ・ジェネレータMGによって前輪WH−Fを駆動し、車両用出力伝達装置100の電動機によって後輪WH−Rを駆動するようにしてもよい(四輪駆動走行をしてもよい)。インバータINVにはバッテリBAから直流電力が供給される。供給された直流電力はインバータINVによって三相交流電力に変換される。これによって得られた三相交流電力はモータ・ジェネレータMGの固定子巻線に供給される。これにより、モータ・ジェネレータMGは駆動され、回転出力を発生する。この回転出力は出力制御機構(図示省略)を介して変速機TMに入力される。入力された回転出力は変速機TMによって変速され、差動装置(図示省略)に入力される。入力された回転出力は差動装置(図示省略)によって左右に分配され、前輪WH−Fの一方における前輪車軸DS−Fと前輪WH−Fの他方における前輪車軸DS−Fにそれぞれ伝達される。これにより、前輪車軸DS−Fが回転駆動される。そして、前輪車軸DS−Fの回転駆動によって前輪WH−Fが回転駆動される。
ハイブリッド電気自動車の通常走行時(乾いた路面を走行する場合であって、エンジンENの運転効率(燃費)が良い走行領域)は、エンジンENによって前輪WH−Fを駆動する。このため、エンジンENの回転出力は出力制御機構(図示省略)を介して変速機TMに入力される。入力された回転出力は変速機TMによって変速される。変速された回転出力は差動装置(図示省略)を介して前輪車軸DS−Fに伝達される。これにより、前輪WH−Fが回転駆動される。また、バッテリBAの充電状態を検出し、バッテリBAを充電する必要がある場合は、エンジンENの回転出力を、出力制御機構(図示省略)を介してモータ・ジェネレータMGに分配し、モータ・ジェネレータMGを回転駆動する。これにより、モータ・ジェネレータMGは発電機として動作する。この動作により、モータ・ジェネレータMGの固定子巻線に三相交流電力が発生する。この発生した三相交流電力はインバータINVによって所定の直流電力に変換される。この変換によって得られた直流電力はバッテリBAに供給される。これにより、バッテリBAは充電される。
ハイブリッド電気自動車の四輪駆動走行時(雪道などの低μ路を走行する場合であって、エンジンENの運転効率(燃費)が良い走行領域)は、車両用出力伝達装置100の電動機によって後輪WH−Rを駆動する。また、上記通常走行と同様に、エンジン1によって前輪WH−Fを駆動する。さらに、車両用出力伝達装置100の電動機の駆動によってバッテリBAの蓄電量が減少するので、上記通常走行と同様に、エンジンENの回転出力によってモータ・ジェネレータMGを回転駆動してバッテリBAを充電する。車両用出力伝達装置100の電動機によって後輪WH−Rを駆動するめに、インバータINVにはバッテリBAから直流電力が供給される。供給された直流電力はインバータINVによって三相交流電力に変換され、この変換によって得られた交流電力が車両用出力伝達装置100の固定子巻線に供給される。これにより、車両用出力伝達装置100の電動機は駆動され、回転出力を発生する。発生した回転出力は、車両用出力伝達装置100の減速機によって減速され、車両用出力伝達装置100の差動装置の入力される。入力された回転出力は車両用出力伝達装置100の差動装置によって左右に分配され、後輪WH−Rの一方における後輪車軸DS−R1,DS−R2と後輪WH−Rの他方における後輪車軸DS−R1,DS−R2にそれぞれ伝達される。これにより、後輪車軸DS−F4回転駆動される。そして、後輪車軸DS−R1,DS−R2の回転駆動によって後輪WH−Rが回転駆動される。
ハイブリッド電気自動車の加速時は、エンジンENとモータ・ジェネレータMGによって前輪WH−Fを駆動する。尚、本実施形態では、ハイブリッド電気自動車の加速時、エンジンENとモータ・ジェネレータMGによって前輪WH−Fを駆動する場合について説明するが、エンジンENとモータ・ジェネレータMGによって前輪WH−Fを駆動し、車両用出力伝達装置100の電動機によって後輪WH−Rを駆動するようにしてもよい(四輪駆動走行をしてもよい)。エンジンENとモータ・ジェネレータの回転出力は出力制御機構(図示省略)を介して変速機TMに入力される。入力された回転出力は変速機TMによって変速される。変速された回転出力は差動装置(図示省略)を介して前輪車軸DS−Fに伝達される。これにより、前輪WH−Fが回転駆動される。
ハイブリッド電気自動車の回生時(ブレーキを踏み込み時,アクセルの踏み込みを緩めた時或いはアクセルの踏み込みを止めた時などの減速時)は、前輪WH−Fの回転出力を前輪車軸DS−F,差動装置(図示省略)、変速機TM、出力制御機構(図示省略)を介してモータ・ジェネレータMGに伝達し、モータジェネレータMGを回転駆動する。これにより、モータ・ジェネレータMGは発電機として動作する。この動作により、モータ・ジェネレータMGの固定子巻線に三相交流電力が発生する。この発生した三相交流電力はインバータINVによって所定の直流電力に変換される。この変換によって得られた直流電力はバッテリBAに供給される。これにより、バッテリBAは充電される。一方、後輪WH−Rの回転出力を後輪車軸DS−R1,DS−R2,車両用出力伝達装置100の差動装置、車両用出力伝達装置100の減速機を介して車両用出力伝達装置100の電動機に伝達し、車両用出力伝達装置100の電動機を回転駆動する。これにより、車両用出力伝達装置100の電動機は発電機として動作する。この動作により、車両用出力伝達装置100の電動機の固定子巻線に三相交流電力が発生する。この発生した三相交流電力はインバータINVによって所定の直流電力に変換される。この変換によって得られた直流電力はバッテリBAに供給される。これにより、バッテリBAは充電される。
本実施形態の電機駆動システムによれば、前述したいずれかの実施形態に記載の車両用出力伝達装置、すなわち減速機のトルクの伝達効率が高い車両用出力伝達装置を備えているので、機械式の四輪駆動方式の自動車に対して遜色のないトルクアシストを行うことができる。また、本実施形態の電機駆動システムによれば、コンパクトな車両用出力伝達装置を備えているので、車両への搭載省スペース化を図ることができるので、車両の小型化,軽量化及び低コスト化に寄与することができる。
本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置の構成を示す正面図である。 図1のV−O−W−X−Y断面の側面図である。 図1のV−O−W−X−Y断面の骨子図である。 本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置を用いた車両の駆動装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置のギア配置を示す正面図である。 本発明の一実施形態による車両用動力伝達装置における接線力・分離力・スラスト力による合成力の説明図である。 比較例における接線力・分離力・スラスト力による合成力の説明図である。 本発明の各実施形態による車両用出力伝達装置を用いた電動車両の一つである電気自動車の電機駆動システムのを示すブロック図である。 本発明の各実施形態による車両用出力伝達装置を用いた電動車両の一つであるハイブリッド電気自動車の電機駆動システムのを示すブロック図である。
符号の説明
10…電動機
12,60…減速機
14,61…差動装置
31,32…ギアシャフト
33,34,35,36,37…ギア
38…リングギア

Claims (6)

  1. 電動機と、この電動機の出力を減速するとともに、電動機の軸心と平行な少なくとも2つのシャフトから構成される減速機と、この減速機で減速された動力を左右輪に配分する差動装置とを有する車両用動力伝達装置であって、
    前記電動機の出力軸の軸芯と前記減速機の第1シャフトの軸芯を結ぶ線をO’−W’とし、
    前記電動機の出力軸に設けられたギアと前記減速機の回転軸に設けられたギアの噛合い点に発生する車両前進時の被動側のギアの接線力の方向をP1としたとき、
    前記減速機の第2シャフトの軸芯(X)が、線O’−W’に対して、接線力P1のベクトルが向く方向の側に配置されたことを特徴とする車両の動力伝達装置。
  2. 車輪の車軸に回転出力を伝達し車両を駆動させる車両駆動用電機システムにおいて、
    車載用電力供給源を駆動源とし、前記回転出力を発生する電動機と、
    該電動機の出力を前記車軸に伝達する出力伝達装置と
    を有し、
    前記出力伝達装置は、
    電動機と、
    この電動機の出力を減速するとともに、電動機の軸心と平行な少なくとも2つのシャフトから構成される減速機と、
    この減速機で減速された動力を左右輪に配分する差動装置とを
    を備えたものであって、
    前記電動機の出力軸の軸芯と前記減速機の第1シャフトの軸芯を結ぶ線をO’−W’とし、
    前記電動機の出力軸に設けられたギアと前記減速機の回転軸に設けられたギアの噛合い点に発生する車両前進時の被動側のギアの接線力の方向をP1としたとき、
    前記減速機の第2シャフトの軸芯(X)が、線O’−W’に対して、接線力P1のベクトルが向く方向の側に配置された
    ことを特徴とする車両駆動用電機システム。
  3. 請求項2記載の車両駆動用電機システムにおいて、
    前記車載用電力供給源はバッテリであり、
    前記電動機は、
    交流式のものであって、
    前記バッテリから直流電力の供給を受けてこれを交流電力に変換する電力変換装置の動作によって前記回転出力が制御されるものである
    ことを特徴とする車両駆動用電機システム。
  4. 請求項3記載の車両駆動用電機システムにおいて、
    前記電力変換装置は前記ハウジングに取り付けられており、
    前記電動機を冷却する媒体によって冷却される
    ことを特徴とする車両駆動用電機システム。
  5. 請求項3記載の車両駆動用電機システムにおいて、
    前記電動機は、前記車両に搭載された内燃機関と共に前記車両の駆動源を構成する
    ことを特徴とする車両用駆動用電機システム。
  6. 請求項5記載の車両駆動用電機システムにおいて、
    前記電動機は、前記車輪のうち、前記内燃機関によって回転駆動される車輪とは異なる車輪を駆動する
    ことを特徴とする車両用駆動用電機システム。
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