JP2005124728A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 誘導加熱手段と、該誘導加熱手段による加熱調理状態を制御するマイコン制御ユニットと、加熱調理メニューを記憶した調理メニュー記憶手段と、所望の調理メニューを選択設定するメニュースイッチと、該メニュースイッチにより選択設定された調理メニューを表示する調理メニュー等表示部とを備えるとともに、上記調理メニュー記憶手段の調理メニューを追加又は変更できるようにしてなる誘導加熱調理器において、調理メニューが追加又は変更されると、上記調理メニュー表示部に追加又は変更された新しい調理メニューを表示し、追加又は変更前の調理メニューの操作メニューの選択設定に使用したメニュースイッチにより追加又は変更された新たな調理メニューを選択設定して、加熱調理を実行する。
【選択図】 図7
Description
この発明の第1の課題解決手段は、誘導加熱手段と、該誘導加熱手段による加熱調理状態を制御するマイコン制御ユニットと、加熱調理メニューを記憶した調理メニュー記憶手段と、所望の調理メニューを選択設定するメニュースイッチと、該メニュースイッチにより選択設定された調理メニューを表示する調理メニュー等表示部とを備えるとともに、上記調理メニュー記憶手段の調理メニューを追加又は変更できるようにしてなる誘導加熱調理器において、調理メニューが追加又は変更されると、上記調理メニュー表示部に追加又は変更された新しい調理メニューを表示し、追加又は変更前の調理メニューの選択設定に使用したメニュースイッチにより追加又は変更された新たな調理メニューを選択設定して、加熱調理を実行するようになっていることを特徴としている。
この発明の第2の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、加熱調理中に調理メニューが追加又は変更された場合には、新たにメニュースイッチによる調理メニューの選択設定操作を行っても、同追加又は変更された新たな調理メニューの加熱調理を実行することができないようになっていることを特徴としている。
この発明の第3の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、加熱調理中であっても、追加又は変更された新たな調理メニューが、現在加熱調理中の調理メニューの改良タイプである場合には、新たにメニュースイッチによる調理メニューの選択設定操作を行えば同追加又は変更された新たな調理メニューの加熱調理を実行することができるようになっていることを特徴としている。
この発明の第4の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、加熱調理中において、追加又は変更された新たな調理メニューが、現在加熱調理中の調理メニューの改良タイプである場合には、自動的に同追加又は変更された新たな調理メニューを選択設定して加熱調理を実行するようになっていることを特徴としている。
この発明の第5の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、加熱調理中において、追加又は変更された新たな調理メニューが、現在加熱調理中の調理メニューの改良タイプである場合には、現在の加熱調理が調理開始後所定の経過時間以内であることを条件として、新たにメニュースイッチにより当該追加又は変更された新たな調理メニューの選択設定操作を行えば、同追加又は変更された新たな調理メニューの加熱調理を実行することができるようになっていることを特徴としている。
この発明の第6の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、誘導加熱調理器が電気炊飯器であって、炊飯又は保温中の場合には、一旦その取消操作を行わないと、調理メニューの追加又は変更を行うことができないようになっていることを特徴としている。
次に図1〜図6は、本願発明の最良の実施の形態1に係る誘導加熱調理器(誘導加熱式電気炊飯器)の炊飯器本体および同炊飯器本体要部の構成をそれぞれ示している。
すなわち、先ず該電気炊飯器の炊飯器本体Aは、例えば図1に示すように、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な例えばステンレス鋼板等の磁性金属板よりなる内鍋(飯器)3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の内ケース(保護枠)4と、該内ケース4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース1と、該外ケース1と上記内ケース4とを一体化して形成された炊飯器本体(器体)Aの上部に開閉可能に設けられた蓋ユニット2とから構成されている。
次に、図5は上述のように構成された炊飯器本体A側の炊飯および保温制御用のマイコン制御ユニット23を中心とするワークコイルおよび保温ヒータ等制御回路部の構成を示す。
なお、もちろん保温メニューの場合にも低温保温と通常保温その他の保温メニューが考えられ、それらについても、略上述のような方法での追加又は変更が可能である。
また、上述のようなインターネットによる場合に限らず、例えば保温メニューの時に、フロッピーディスクやメモリカードその他の方法で、炊飯メニュー(例えばおこげ等)の追加又は変更があったような場合にも、上述と同様にして対応することが可能である。
次に図8のフローチャートは、上記のようにインターネット回線を通じて炊飯又は保温メニューをダウンロードするようにした場合の本願発明の最良の実施の形態2に係る誘導加熱調理器(誘導加熱式電気炊飯器)における炊飯又は保温メニューのメニューデータ記憶手段への入力、すなわち炊飯又は保温メニューの「追加又は変更」と「追加又は変更」後の炊飯又は保温制御プロセスとの関係を示すものである。
次に図9のフローチャートは、上記のようにインターネット回線を通じて炊飯又は保温メニューをダウンロードするようにした場合における本願発明の最良の実施の形態2に係る誘導加熱調理器(誘導加熱式電気炊飯器)における炊飯又は保温メニューのメニューデータ記憶手段への入力、すなわち炊飯又は保温メニューの「追加又は変更」と「追加又は変更」後の炊飯又は保温制御プロセスとの関係を示すものである。
次に図10のフローチャートは、上記のようにインターネット回線を通じて炊飯又は保温メニューをダウンロードするようにした場合における本願発明の最良の実施の形態4に係る誘導加熱調理器(誘導加熱式電気炊飯器)における炊飯又は保温メニューのメニューデータ記憶手段への入力、すなわち炊飯又は保温メニューの「追加又は変更」と「追加又は変更」後の炊飯又は保温制御プロセスとの関係を示すものである。
次に図11のフローチャートは、上記のようにインターネット回線を通じて炊飯又は保温メニューをダウンロードするようにした場合における本願発明の最良の実施の形態5に係る誘導加熱調理器(誘導加熱式電気炊飯器)における炊飯又は保温メニューのメニューデータ記憶手段への入力、すなわち炊飯又は保温メニューの「追加又は変更」と「追加又は変更」後の炊飯又は保温制御プロセスとの関係を示すものである。
次に図12〜図14は、本願発明の最良の実施の形態6に係る誘導加熱調理器の構成を示している。
すなわち、同電気圧力鍋は、例えば図12および図13に示すように、全体を大きく分けて、掛け替えおよび持ち運び可能な圧力鍋110と、該圧力鍋110を載置し、同載置状態において鍋本体111部分を電磁誘導加熱する加熱台120とから構成されている。そして、圧力鍋110は、その鍋本体111部分が、電磁誘導加熱可能な磁性金属材料(一例としてステンレス)により形成されている一方、加熱台120は、それに対応して電磁誘導加熱手段としてのワークコイル121を備えて構成されている。
次に図15のフローチャートは、本願発明の最良の実施の形態7に係る誘導加熱調理器の調理メニュー書き換え制御の内容を示している。
以上の各形態では、例えばインターネット等を利用してメーカー側のホームページから提供される新たな調理メニューをメニューデータ記憶手段にダウンロードする場合について述べたが、これは例えばメニューデータ記憶手段を、フロッピーディスクやCDROM、メモリカード、ICタグ等の交換可能なパッケージング型データメモリにして交換するようにすることにより、各種調理メニューを追加又は変更できるようにした場合にも全く同様に適用することができる。
2:蓋ユニット
3:内鍋
4:内ケース
15:放熱板
23:マイコン制御ユニット
110:圧力鍋
120:加熱台
111:鍋本体
112:パッキン
113:把手部
114:蓋
115:把手部
116:圧力調整機構
117:圧力表示機構
121:ワークコイル
122:本体ケース
129:電源基板および制御基板
130:操作パネル
C1:ワークコイル
C2:ワークコイル
Claims (6)
- 誘導加熱手段と、該誘導加熱手段による加熱調理状態を制御するマイコン制御ユニットと、加熱調理メニューを記憶した調理メニュー記憶手段と、所望の調理メニューを選択設定するメニュースイッチと、該メニュースイッチにより選択設定された調理メニューを表示する調理メニュー等表示部とを備えるとともに、上記調理メニュー記憶手段の調理メニューを追加又は変更できるようにしてなる誘導加熱調理器において、調理メニューが追加又は変更されると、上記調理メニュー表示部に追加又は変更された新しい調理メニューを表示し、追加又は変更前の調理メニューの選択設定に使用したメニュースイッチにより追加又は変更された新たな調理メニューを選択設定して、加熱調理を実行するようになっていることを特徴とする誘導加熱調理器。
- 加熱調理中に調理メニューが追加又は変更された場合には、新たにメニュースイッチによる調理メニューの選択設定操作を行っても、同追加又は変更された新たな調理メニューの加熱調理を実行することができないようになっていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 加熱調理中であっても、追加又は変更された新たな調理メニューが、現在加熱調理中の調理メニューの改良タイプである場合には、新たにメニュースイッチによる調理メニューの選択設定操作を行えば同追加又は変更された新たな調理メニューの加熱調理を実行することができるようになっていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 加熱調理中において、追加又は変更された新たな調理メニューが、現在加熱調理中の調理メニューの改良タイプである場合には、自動的に同追加又は変更された新たな調理メニューを選択設定して加熱調理を実行するようになっていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 加熱調理中において、追加又は変更された新たな調理メニューが、現在加熱調理中の調理メニューの改良タイプである場合には、現在の加熱調理が調理開始後所定の経過時間以内であることを条件として、新たにメニュースイッチにより当該追加又は変更された新たな調理メニューの選択設定操作を行えば、同追加又は変更された新たな調理メニューの加熱調理を実行することができるようになっていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 誘導加熱調理器が電気炊飯器であって、炊飯又は保温中の場合には、一旦その取消操作を行わないと、調理メニューの追加又は変更を行うことができないようになっていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
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