JP2005124508A - ペット用シャンプーブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】シャンプー液等の抽出量を安定させ、排出口がどのような向きにあってもシャンプー液等を確実に抽出させ得るペット用シャンプーブラシを提供すること。
【解決手段】下面にブラシ13が設置され、上部が本体カバー2で施蓋されてシャンプー液貯留容器14を構成する本体1内に、復帰ばね11を備えたピストン3とシリンダー4とからなるシャンプー液抽出ポンプ5を設け、前記シリンダー4には、本体1下面のシャンプー液抽出口20に通じる抽出口24と、シャンプー液貯留容器14内に通じる吸入口25とを備えており、しかも、これらの抽出口24及び吸入口25には、抽出口弁9及び吸入口弁10を備えており、前記ピストン3を前記本体カバー2の一部に設けたプッシュボタン6によりシリンダー4内で移動させて該シリンダー4内のシャンプー液を本体1の下面に設けたシャンプー液抽出口20から本体1外部に排出させるようになした。
【選択図】図1

Description

本発明は、犬、猫などの洗浄ブラッシングに使用するペット用シャンプーブラシ、特に内部に貯留したシャンプー液を適宜供給可能としたペット用シャンプーブラシに関するものである。
従来、ブラシを下面に設置した本体内にシャンプー液等を貯留可能とし、該下面に設けた抽出口にばねで閉じる弁体を設け、この弁体をキャップの一部に設けた操作ボタン部を押圧操作して開放させることにより、本体内に貯留したシャンプー液等を前記抽出口から適宜供給可能とした清掃具は、既に公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−198067号公報
従来公知の清掃具は、シャンプー液等の抽出時、キャップの一部に設けた操作ボタン部を押圧することにより弁体を開動作させて抽出口を開放させ、該弁体の開放中に本体内のシャンプー液等を抽出口から自重で流出させるものであるため、シャンプー液等の抽出量が操作ボタン部の押圧時間に依存するとはいうものの、シャンプー液の粘性変化や使用者の個人差によって抽出量が変化してシャンプー液等の抽出量に過不足が生じるなどの不安定さが伴い不便であった。また、抽出口を下向きにしなければシャンプー液等を抽出することができないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて開発されたもので、その目的とするところは、シャンプー液等の抽出量を安定させ、排出口がどのような向きにあってもシャンプー液等を確実に抽出させ得るペット用シャンプーブラシを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、下面にブラシが設置され、上部が本体カバーで施蓋されてシャンプー液貯留容器を構成する本体内に、復帰ばねを備えたピストンとシリンダーとからなるシャンプー液抽出ポンプを設け、前記シリンダーには、本体下面のシャンプー液抽出口に通じる抽出口と、シャンプー液貯留容器内に通じる吸入口とを備えており、しかも、これらの抽出口及び吸入口には、抽出口弁及び吸入口弁を備えており、前記ポンプのピストンを前記本体カバーの一部に設けたプッシュボタンによりシリンダー内で移動させて該シリンダー内のシャンプー液を本体の下面に設けたシャンプー液抽出口から本体外部に排出させるようになしたものである。
前記抽出口弁及び吸入口弁は、前記ピストンの前進動作によるシリンダー内圧力の増加で抽出口弁が開放し吸入口弁が閉じ、前記ピストンの後退動作によるシリンダー内圧力の減少で吸入口弁が開放し抽出口弁が閉じる如く前記ピストンの移動によるシリンダー内の圧力変化で自動的に逆関係で開閉する逆止弁構造をなしていることが好ましい。
前記抽出口弁は、常時、閉じ方向に付勢する弁ばねを備えていることが好ましい。
前記本体カバーには、シャンプー液注入口が形成されており、該シャンプー液注入口には前記プッシュボタンが着脱可能に嵌着されている。
前記プッシュボタンは、弾性材料でほぼ半球ドーム状に構成され、該半球ドーム状のプッシュボタンの下端開口部は本体カバーのシャンプー液注入口と略同径とされ、この下端開口部の内周面に環状溝が形成され、該環状溝にボタンガイドの環状フランジ部が嵌合され、該ボタンガイドは本体カバーのシャンプー液注入口に嵌合可能とされ、該シャンプー液注入口の周縁の周方向等間隔位置には切欠き部が形成され、該切欠き部に対応させて前記ボタンガイドの外周面の周方向等間隔位置には係止突起が形成され、該係止突起と前記切欠き部とが位置合わせされた状態で前記ボタンガイドが本体カバーのシャンプー液注入口に嵌合離脱可能とされ、前記係止突起と切欠き部とが位置合わせされた状態で該ボタンガイドがプッシュボタンと一体的にシャンプー液注入口の周方向一方に回動されることにより、前記係止突起をシャンプー液注入口の周縁下面の締付カム面に当接係止させて前記プッシュボタンを本体カバーのシャンプー液注入口に前記半球ドーム状の下端開口部周縁を締付状態で嵌着係止させ、前記ボタンガイドがプッシュボタンと一体的に前記シャンプー液注入口の周方向他方に回動されることにより、前記係止突起を前記切欠き部に位置合わせしてボタンガイドと一体的にプッシュボタンを本体カバーのシャンプー液注入口から離脱可能としてあることが好ましい。
前記プッシュボタンは、プッシュロッドを介して前記ポンプのピストンを前進動作させる構成とされ、該プッシュロッドは、半球ドーム状のプッシュボタン内に収容され、かつボタンガイドの中心部に形成された貫通穴に摺動可能に挿通支持されていることが好ましい。
前記プッシュボタンは、本体カバーの中心から上辺縁部に偏在配置してあり、前記ポンプのピストンとシリンダーの作動軸線を前記プッシュボタンの中心位置から本体の中心側に傾斜して配置してあることが好ましい。
前記ポンプのピストン及びシリンダーは、作動軸線方向から見て楕円形、長円形、隅丸長方形等の本体の左右方向に長い形状とされていることが好ましい。
前記本体及び本体カバーの平面形状が、左右方向よりも上下方向に長い楕円形、長円形、隅丸長方形、これらに近似した形状のいずれかとされていることが好ましい。
本発明によれば、抽出口の向きがどのような向きであっても本体内のシャンプー液をポンプによって、毎回、定量ずつ加圧して強制的に押し出すことができ、シャンプー液の抽出を確実に行うことができる。しかも、シャンプー液の粘性変化や使用者の個人差に無関係となり、1回の抽出量で不足する場合にはプッシュボタンの押圧操作を必要回数反復すればよく、シャンプー液の抽出を瞬間的に短時間で効率良く行わせることができる。また、ポンプを構成するシリンダーの抽出口弁及び吸入口弁をピストンの移動によるシリンダー内の圧力変化で自動的に逆関係で開閉する逆止弁構造とすることによって、弁構造を簡素化できると共にシャンプー液の抽出動作を確実かつ円滑に行うことができる。さらに、抽出口弁には、常時、閉じ方向に付勢する弁ばねを設けることによって、不使用時、抽出口からシャンプー液が漏れ出すことを確実に防止することができる。また、本体内へのシャンプー液の注入は、プッシュボタンを外すことによって行うことができ、本体カバーを本体とともにシャンプー液の貯留容器とすることができる。しかも、プッシュボタンと本体カバーのシャンプー液注入口とは、係止突起をシャンプー液注入口の周縁下面の締付カム面に当接係止させて前記プッシュボタンを本体カバーのシャンプー液注入口に弾性材料からなる半球ドーム状の下端開口部周縁を締付状態で嵌着係止させて嵌合したことによって、プッシュボタンと本体カバーの前記注入口との嵌合部におけるシールを確実に行わせることができる。また、プッシュボタンを押圧操作することによりプッシュロッドを介してポンプのピストンを前進動作させたことによって、ピストンをシリンダー内に残したままでプッシュボタンを着脱することができる。更に、プッシュボタンは、本体カバーの中心から上辺縁部に偏在配置し、前記ポンプのピストンとシリンダーの作動軸線を前記プッシュボタンの中心位置から本体の中心側に傾斜して配置したことによって、本体と本体カバーとが扁平とされていてもピストンストロークを長くとることができ、しかも、本体と一体の本体カバーの中央部を片方の手で把持した状態でその手の指(人差し指、中指等)でプッシュボタンを押圧操作することができ、操作性が向上する。しかも、シャンプー液は、本体下面の中央に近い位置から抽出させることができる。また、ポンプのピストン及びシリンダーは、作動軸線方向から見て楕円形、長円形、隅丸長方形等の本体の左右方向に長い形状とすることによって、ポンプによるシャンプー液の1回分の抽出量を増加させることができる。さらに、本体及び本体カバーの平面形状を、左右方向よりも上下方向に長い楕円形、長円形、隅丸長方形、これらに近似した形状のいずれかとすることによって、本体と一体の本体カバーを片方の手で把持し易くし、ペット動物の洗浄ブラッシングを容易化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1において、本発明のペット用シャンプーブラシは、本体1と、本体カバー2と、ピストン3及びシリンダー4からなるポンプ5と、プッシュボタン6と、ボタンガイド7と、プッシュロッド8と、抽出口弁9と、吸入口弁10と、ピストン復帰ばね11と、抽出口弁9の弁ばね12と、本体1の下面に設置されたブラシ13とを主たる構成部材としている。
本体1は、図2、図4、図5、図7に示すように、下面に毛束状又はピン状のブラシ13が多重楕円輪郭その他適宜のパターンで植設固定され、上部が本体カバー2で施蓋されてシャンプー液貯留容器14を構成している。本体1と本体カバー2は、ABS樹脂等の樹脂材料で構成され、同一色又は異色に着色されている。本体1の下面のブラシ13の植設領域は、平坦面乃至緩い凸円弧曲面とされている。本体1の側面周囲とこれに続く上下面一部には、TPR樹脂等のエラストマー樹脂材料からなるグリップ15が囲繞装着されている。このグリップ15は、本ペット用シャンプーブラシの使用時、使用者が片方の手、通常、右手の親指と薬指および小指とで本体1の左右両側面を挟んで把持する際の把持部となる。このグリップ15は、本体1と異なる色彩に着色され、デザイン上のアクセントが付与されている。
本体1の上面には、図7に示すように、平面視で略楕円形の凹部16が形成され、この凹部16は、シャンプー液貯留容器14の下半分を形成する。この凹部16の底面は略平坦面とされており、該底面の周囲には、図1に示すように、パッキング17を介して本体カバー2の周縁下端面を圧接させるための係止凹部18が凹部16の周方向に適宜間隔で複数個所(4〜6個所)に形成されている。該係止凹部18に対応して、本体カバー2の周縁下端部外周面の周方向適宜間隔位置には、係止凸部19が形成されている。本体カバー2の係止凸部19を係止凹部18に係止させることにより、本体1と本体カバー2とはパッキング17を挟んで液密状態に嵌合保持せしめられる。
本体1の凹部16の底面には、図6及び図7に示すように、1つのシャンプー液抽出口20が下面に向けて貫通孔として形成されている。この抽出口20の形成位置は、本体1の中央部に近い位置とされるもので、本実施形態においては、本体1の中央部より若干上方に偏位した位置に形成している。この抽出口20の中央部には、ばね座21が形成されている。このばね座21は、図6に示すように、十字形状のリブ部21aによって抽出口20の途中の内周壁面に一体に支持されており、各リブ部21a間の隙間からシャンプー液を抽出するように形成されている。
本体1の凹部16の底面側において、シャンプー液抽出口20の周囲には、図6及び図7に示すように、ポンプ5のシリンダー4の下端を位置決め支持する位置決め凹部22と支持突起23が形成されている。
ポンプ5は、図1、図10及び図11に示すように、下端が閉じた筒状のシリンダー4と、このシリンダー4内に摺動可能に嵌合されるピストン3と、シリンダー4内に設置されたピストン復帰ばね11とを有し、シリンダー4の底部には、抽出口24と、吸入口25とが形成されている。シリンダー4の抽出口24の周囲には、本体1の凹部16の底面の抽出口20の周囲に形成されている位置決め凹部22に嵌合する位置決め凸部26が形成され、この位置決め凸部26を位置決め凹部22に嵌合することにより、シリンダー4を位置決めし、同時にシリンダー4の抽出口24と本体1の抽出口20とを連通させると共に本体1の抽出口20をシリンダー4の位置決め凸部26で液密状態に閉鎖するように構成している。上記位置決め凸部26は、シリンダー4の中心軸線に対して傾斜してシリンダー4の底面に突出させて形成され、しかも、本体1の位置決め凹部22に嵌合させたときに本体1の抽出口20とシリンダー4の抽出口24とが同心上に対応するように形成されている。
シリンダー4の底部に形成されている抽出口24と吸入口25には、図1に示すように、抽出口弁9と吸入口弁10とが装着されている。抽出口弁9及び吸入口弁10は、復帰ばね11に抗するピストン3の下方への前進動作によるシリンダー4内圧力の増加で抽出口弁9が開放し吸入口弁10が閉じ、前記復帰ばね11によるピストン3の上方への後退動作によるシリンダー4内圧力の減少で吸入口弁10が開放し抽出口弁9が閉じる如くピストン3の移動によるシリンダー4内の圧力変化で自動的に逆関係で開閉する逆止弁構造をなしている。
上記抽出口弁9は、図11の(C)に示すように、軸部9aの先端側に三角形突起状のストッパー9bを有し後端側に円錐状拡開部9cを有するもので、軸部9aの先端側を前にしてシリンダー4の外側下方から抽出口24に押込み、該抽出口24をストッパー9bで弾性変形させながら該ストッパー9bを抽出口24を越えてシリンダー4内に挿入させ、円錐状拡開部9cで抽出口24をシリンダー4の外側から閉鎖させるように構成されている。抽出口24は、抽出口弁9の円錐状拡開部9cと対応させてシリンダー4の外側下方に向けて拡径する円錐状とされている。抽出口弁9のストッパー9bと円錐状拡開部9cとは、開弁ストローク分だけ軸部9aの軸線方向に離隔形成されている。
吸入口弁10は、上記抽出口弁9と同一形状及び同一構成とされており、軸部10aの先端側を前にしてシリンダー4の内側上方から吸入口25に押込み、該吸入口25をストッパー10bで弾性変形させながら該ストッパー10bを吸入口25を越えてシリンダー4外に突出させ、円錐状拡開部10cで吸入口25をシリンダー4の内側から閉鎖させるように構成されている。吸入口25は、吸入口弁10の円錐状拡開部10cと対応させて外側下方に向けて縮径する円錐状とされている。吸入口弁10のストッパー10bと円錐状拡開部10cとは、開弁ストローク分だけ軸部10aの軸線方向に離隔形成されている。
前記抽出口弁9の下面と本体1の抽出口20内に設けたばね座21との間に弁ばね12が装着してあり、この弁ばね12によって、抽出口弁9を常時、閉鎖方向に付勢し、シリンダー4の抽出口24を閉鎖させ、本ペット用シャンプーブラシの不使用時におけるシャンプー液の漏れ出しを確実に防止するようにしている。この弁ばね12は、ピストン3の下方への前進動作によるシリンダー4内のシャンプー液の圧力増加で抽出口弁9が開放するように小さなばね定数のものが使用されている。
吸入口弁10に対しては、閉鎖用の弁ばねの設置が不要であるため省略しているが、開放用として、小さなばね定数の弁ばねを設置してもよい。吸入口弁10が設置してあるシリンダー4の下面と本体1の凹部16の上面との間には、吸入口弁10の動作空間を形成するためと、シリンダー4の吸入口25をシャンプー液貯留容器14内へ連通させておくために本体1側から支持突起23が上向きに突設してある。
前記抽出口弁9及び吸入口弁10は、ポリアセタール樹脂等の樹脂材料で構成されている。
ポンプ5のピストン3及びシリンダー4は、図10の(A)及び図11の(A)に示すように、作動軸線方向から見て長円形としてあり、これによって、ポンプ5によるシャンプー液の1回分の抽出量を増加させるようにしている。なお、上記長円形以外の形状として、例えば、楕円形や隅丸長方形等の本体1の左右方向に長い形状としてもよい。ピストン3の下面周囲には、図11の(B)に示すように、次第に薄肉化したシールリップ部3aが形成してあり、ピストン3の前進動作時、シールリップ部3aがシリンダー4内の空気乃至シャンプー液の抵抗によって外側に拡開してシリンダー4の内周面に密着し、気密性を高めてシャンプー液を効率良く抽出させることができる。また、ピストン3が後退動作するときには、シリンダー4内の減圧作用によって、シールリップ3aが内側に縮少され、シリンダー4の内周面に対する摩擦抵抗を少なくしてスムーズに復帰させることができる。
上記ピストン3は、ポリアセタール樹脂等の樹脂材料で構成され、また、シリンダー4は、ABS樹脂等の樹脂材料で構成されている。
本体カバー2は、図8及び図9に示すように、本体1の凹部16に嵌合させるために平面視で略楕円形の周壁部2aと、この周壁部2aに連続して上方に膨隆する凸曲面状の頂部2bとを備えている。この頂部2bには、ポンプ5の作動軸線に対応させて環状のシャンプー液注入口27が形成されており、該シャンプー液注入口27にはプッシュボタン6が着脱可能に嵌着されている。
プッシュボタン6は、図1及び図12に示すように、ゴム等の弾性材料でほぼ半球ドーム状に構成され、この半球ドーム状のプッシュボタン6の下端開口部6aは本体カバー2のシャンプー液注入口27と略同径とされ、この下端開口部6aの内周面に環状溝6bが形成され、この環状溝6bにボタンガイド7の環状フランジ部7aが嵌合されている。ボタンガイド7は、ABS樹脂等の樹脂材料で構成されている。環状溝6b内には位置決め凸部6b’が形成され、これに対応して、図13に示すように、環状フランジ部7aに位置決め凹部7a’が形成され、これらを係合させることによってプッシュボタン6とボタンガイド7とを一体的に回動させ得るように構成している。ボタンガイド7は、環状フランジ部7aに続いて本体カバー2のシャンプー液注入口27より若干小径の嵌合胴部7bを有し、この嵌合胴部7bには、外周面の周方向等間隔位置2箇所に係止突起7cが形成されている。この係止突起7cに対応して、本体カバー2のシャンプー液注入口27の周縁の周方向等間隔位置2箇所には、図8に示すように、切欠き部27aが形成されている。
上記係止突起7cと切欠き部27aとを位置合わせされた状態では、ボタンガイド7を本体カバー2のシャンプー液注入口27に対して嵌合離脱可能とされている。また、係止突起7cと切欠き部27aとを位置合わせした状態でボタンガイド7の嵌合胴部7bを本体カバー2のシャンプー液注入口27内に押込んでボタンガイド7をプッシュボタン6と一体的にシャンプー液注入口27の周方向一方に回動させることにより、係止突起7cをシャンプー液注入口27の周縁下面の締付カム面27b(図9参照)に当接係止させてプッシュボタン6の半球ドーム状の下端開口部6a周縁を本体カバー2のシャンプー液注入口27に締付状態で嵌着係止させてプッシュボタン6を本体カバー2に固着すると共に、シャンプー液注入口27を液密状態にシールさせてシャンプー液が漏れ出さないようにしている。
シャンプー液の注入時には、ボタンガイド7をプッシュボタン6と一体的に前記シャンプー液注入口27の周方向他方に回動されることにより、係止突起7cを切欠き部27aに位置合わせしてボタンガイド7と一体的にプッシュボタン6を本体カバー2のシャンプー液注入口27から離脱させるものである。
ボタンガイド7の中心部には、貫通穴7dが形成されており、この貫通穴7dにプッシュロッド8が摺動可能に挿通支持されている。このプッシュロッド8は半球ドーム状のプッシュボタン6内に収容され、プッシュボタン6を押圧操作することによりプッシュロッド8を介してポンプ5のピストン3を下方に前進動作させる構成とされている。プッシュロッド8は、ABS樹脂等の樹脂材料で構成され、ピストン3と分離されており、プッシュボタン6を取り外した際、ボタンガイド7と共に本体カバー2から取り除かれる。これによって、シャンプー液注入口27からシャンプー液貯留容器14内にシャンプー液を容易に注入することができるように構成されている。なお、ポンプ5のピストン3及びシリンダー4は、本体カバー2の内面に設けた押えリブ2c(図1及び図9参照)によって上方から押圧保持されている。押えリブ2cは、シャンプー液注入口27の左右両側に配置されており、この位置は、長円形としたピストン3及びシリンダー4の左右両側の上面に対応した位置とされている。
プッシュボタン6は、図1及び図3に示すように、本体カバー2の中心から上辺縁部に偏在配置し、これに付随して、ポンプ5のピストン3とシリンダー4の作動軸線をプッシュボタン6の中心位置から本体1の中心側に傾斜して配置している。これによって、本体1と一体の本体カバー2の中央部を片方の手(例えば、右手)で把持した状態でその手の指(人差し指、中指等)でプッシュボタン6を押圧操作することができ、操作性が向上する。しかも、シャンプー液は、本体1の下面の中央に近い位置から抽出させることができる。
本体1及び本体カバー2の平面形状は、左右方向よりも上下方向に長い楕円形としているが、これ以外に例えば、長円形、隅丸長方形、これらに近似した形状のいずれかとすることによって、本体1と一体の本体カバー2を片方の手で把持し易くし、ペット動物の洗浄ブラッシングを容易化することができる。
本発明の実施形態は以上の構成からなるもので、次に、使用時の動作を説明する。
ポンプ5のピストン3は、復帰ばね11によってシリンダー4内の上端位置に保持されている(図1参照)。また、本体1の抽出口20は、シリンダー4の上端面が本体カバー2の押えリブ2cによって本体1の下方に向けて押えられ、シリンダー4の下端の位置決め凸部26が位置決め凹部22に嵌合していることによって常時、閉鎖されている。さらに、この抽出口20に通じるシリンダー4の抽出口24は、弁ばね12で閉鎖方向に押圧されている抽出口弁9によって閉鎖されている。これによって、本体1と本体カバー2とで構成されたシャンプー液貯留容器14内のシャンプー液が漏れ出すことはない。使用者がプッシュボタン6を押圧すると、プッシュロッド8を介してピストン3が復帰ばね11に抗してシリンダー4内で下方に前進動作し、これによって、シリンダー4内の圧力が増加するため、図14に示すように、抽出口弁9が弁ばね12に抗して抽出口24を開口させる。初回には、シリンダー4内が空となっているためシャンプー液が抽出されないが、2回目以降は、復帰ばね11によってピストン3が上方へ後退動作するとき、シリンダー4内が減圧されることによって抽出口弁9が閉じ、吸入口弁10が開放してシャンプー液貯留容器14内のシャンプー液をシリンダー4内に吸入する。この吸入量は、シャンプー液貯留容器14内の空気圧とシリンダー4内の減圧された内圧との圧力差に比例する。このようにして、シリンダー4内にシャンプー液が吸入されると、次にプッシュボタン6が押圧されたとき、シリンダー4内のシャンプー液がシリンダー4の抽出口24から本体1の抽出口20を経て本体1の下面に抽出され、ブラシ13による洗浄に供される。プッシュボタン6の押圧を解除すれば、復帰ばね11によってピストン3が上方に後退動作し、シリンダー4内が減圧されるため、および、弁ばね12の復元力により、抽出口弁9が閉じるため、抽出口24および抽出口20からのシャンプー液の漏れ出しが確実に防止され、一方、吸入口弁10が開放してシャンプー液貯留容器14内のシャンプー液をシリンダー4内に吸入し、次回に備える。
さて、本発明の実施形態は以上からなるものであるが、本発明は、上記実施形態にのみ制約されるものではなく、特許請求の範囲で定義された意味と同等の範囲内において種々の変形態様で実施することができるものである。例えば、ピストン3及びシリンダー4からなるポンプ5は、その作動軸線を垂直或いは水平にしてもよく、その形状を円形としてもよいものである。また、本体1、本体カバー2、ピストン3、シリンダー4、ボタンガイド7、プッシュロッド8、抽出口弁9、吸入口弁10の材質は、上述した樹脂以外の樹脂や金属を使用してもよく、本体カバー2は、透明樹脂または半透明樹脂で構成してもよい。
本発明のペット用シャンプーブラシの実施形態の縦断側面図である。 本発明のペット用シャンプーブラシの側面図である。 その平面図である。 その底面図である。 その正面図である。 本体の平面図である。 本体の縦断側面図である。 本体カバーの平面図である。 本体カバーの縦断側面図である。 (A)はシリンダーの平面図、(B)はその側面図、(C)はその縦断側面図である。 (A)はピストンの底面図、(B)はその縦断側面図、(C)は抽出口弁の側面図である。 (A)はプッシュボタンの縦断側面図、(B)はその環状溝部分における横断平面図である。 (A)はボタンガイドの平面図、(B)はその側面図である。 プッシュボタンの押圧操作時の状態を示す全体の縦断側面図である。
符号の説明
1 本体
2 本体カバー
3 ピストン
4 シリンダー
5 ポンプ
6 プッシュボタン
7 ボタンガイド
8 プッシュロッド
9 抽出口弁
10 吸入口弁
11 復帰ばね
12 弁ばね
13 ブラシ
14 シャンプー液貯留容器
20 抽出口
24 抽出口
25 吸入口
27 シャンプー液注入口

Claims (9)

  1. 下面にブラシが設置され、上部が本体カバーで施蓋されてシャンプー液貯留容器を構成する本体内に、復帰ばねを備えたピストンとシリンダーとからなるシャンプー液抽出ポンプを設け、前記シリンダーには、本体下面のシャンプー液抽出口に通じる抽出口と、シャンプー液貯留容器内に通じる吸入口とを備えており、しかも、これらの抽出口及び吸入口には、抽出口弁及び吸入口弁を備えており、前記ポンプのピストンを前記本体カバーの一部に設けたプッシュボタンによりシリンダー内で移動させて該シリンダー内のシャンプー液を本体の下面に設けたシャンプー液抽出口から本体外部に排出させるようになしてあることを特徴とするペット用シャンプーブラシ。
  2. 前記抽出口弁及び吸入口弁は、前記ピストンの前進動作によるシリンダー内圧力の増加で抽出口弁が開放し吸入口弁が閉じ、前記ピストンの後退動作によるシリンダー内圧力の減少で吸入口弁が開放し抽出口弁が閉じる如く前記ピストンの移動によるシリンダー内の圧力変化で自動的に逆関係で開閉する逆止弁構造をなしていることを特徴とする請求項1に記載のペット用シャンプーブラシ。
  3. 前記抽出口弁は、常時、閉じ方向に付勢する弁ばねを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のペット用シャンプーブラシ。
  4. 前記本体カバーには、シャンプー液注入口が形成されており、該シャンプー液注入口には前記プッシュボタンが着脱可能に嵌着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のペット用シャンプーブラシ。
  5. 前記プッシュボタンは、弾性材料でほぼ半球ドーム状に構成され、該半球ドーム状のプッシュボタンの下端開口部は本体カバーのシャンプー液注入口と略同径とされ、この下端開口部の内周面に環状溝が形成され、該環状溝にボタンガイドの環状フランジ部が嵌合され、該ボタンガイドは本体カバーのシャンプー液注入口に嵌合可能とされ、該シャンプー液注入口の周縁の周方向等間隔位置には切欠き部が形成され、該切欠き部に対応させて前記ボタンガイドの外周面の周方向等間隔位置には係止突起が形成され、該係止突起と前記切欠き部とが位置合わせされた状態で前記ボタンガイドが本体カバーのシャンプー液注入口に嵌合離脱可能とされ、前記係止突起と切欠き部とが位置合わせされた状態で該ボタンガイドがプッシュボタンと一体的にシャンプー液注入口の周方向一方に回動されることにより、前記係止突起をシャンプー液注入口の周縁下面の締付カム面に当接係止させて前記プッシュボタンを本体カバーのシャンプー液注入口に前記半球ドーム状の下端開口部周縁を締付状態で嵌着係止させ、前記ボタンガイドがプッシュボタンと一体的に前記シャンプー液注入口の周方向他方に回動されることにより、前記係止突起を前記切欠き部に位置合わせしてボタンガイドと一体的にプッシュボタンを本体カバーのシャンプー液注入口から離脱可能としてあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のペット用シャンプーブラシ。
  6. 前記プッシュボタンは、プッシュロッドを介して前記ポンプのピストンを前進動作させる構成とされ、該プッシュロッドは、半球ドーム状のプッシュボタン内に収容され、かつボタンガイドの中心部に形成された貫通穴に摺動可能に挿通支持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のペット用シャンプーブラシ。
  7. 前記プッシュボタンは、本体カバーの中心から上辺縁部に偏在配置してあり、前記ポンプのピストンとシリンダーの作動軸線を前記プッシュボタンの中心位置から本体の中心側に傾斜して配置してあることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のペット用シャンプーブラシ。
  8. 前記ポンプのピストン及びシリンダーは、作動軸線方向から見て楕円形、長円形、隅丸長方形等の本体の左右方向に長い形状とされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のペット用シャンプーブラシ。
  9. 前記本体及び本体カバーの平面形状が、左右方向よりも上下方向に長い楕円形、長円形、隅丸長方形、これらに近似した形状のいずれかとされていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のペット用シャンプーブラシ。
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