JP2005122929A - 電子機器のスイッチ構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パネル1と一体に形成され、パネル1と連結した片持ち回動片12に突設された操作桿11と、この操作桿11の先端によって押圧されるスイッチ20が回路基板9に配設されるスイッチ構造で、この操作桿11の先端に弾性体16を設けたものである。
【選択図】 図1
Description
すなわち、ガイド部が、ケースの孔の周囲下面に一体に形成され、配線基板の上面に当接された立設部の内側に、突設するように設けられる構造である。このため、ケースの成形金型に入れ子構造のものを用いる必要があり構造が複雑となる。また、ケースの上面側にさらにスイッチ押圧部が一体に成形されたパネルを設けて2重構造とし、それぞれが樹脂成形で製作されるため、ケースとパネルの金型が別々に必要となる。このため、コスト的に不利になるとともに組立工数が多くなるという問題があった。
化粧板3には、スピーカーの音声用の略格子状の多数の小径孔3a、電源ランプ17を配する丸孔3c、電源スイッチ釦18を貫通する略四角孔3d、4つの操作釦10を貫通する略四角孔3bが設けられる。
パネル1は、射出成形法を用いてポリスチレンなどの樹脂を金型に注入・冷却して形成される。そして、パネル1に、CRT2の表示面を露呈させる略四角形の窓、スピーカーや電源ランプや電源スイッチ釦を取付けるための開口、操作釦10を構成する片持ち回動片12などが一体に形成される。
図5において、片持ち回動片12の左側(正面)に操作釦10を設け、操作釦10の右側(背面)の裏面に操作桿11が植立され、これらがパネル1と一体に成形される。
以下では、図5及び図5の要部拡大図の図1を参照して説明する。なお、図1で、図1Aは正面図、図1Bは側断面図、図1Cはパネル1の背面からの斜視図である。
そして、片持ち回動片12は、操作釦10を略水平方向に押圧するとこの連結部12aを支点として略回動し、押圧を解除するとほぼ元の位置に戻るような板厚に形成される。
また、この十字状リブのうちの下リブは、図1B,図2に示すように、リブの途中から下方へ片持ち回動片12の下端近くまで延設され、これによりストッパーリブ15が形成される。
図2に示す操作桿11の先端に、図1B及びCに示すように、この先端に弾性体16を冠着して設ける。
この弾性体16が接着剤などで操作桿11に固定される。
そして、弾性体16を冠着された操作桿11は、図1B及びCに示すように、先端の弾性体16が、スイッチ20の操作子20aと対向するようになされる。
そして、このスイッチ20の接続ピンが回路基板9の図示しないスルーホールに挿入され、はんだなどで電気的に接続される。このような、弾性体16が冠着された操作桿11とスイッチ20が、図1Bに示すように、所定の間隙をもつような配置とされて、本例のスイッチ構造が構成される。
こうすると、操作桿11が押圧されてスイッチ20の接点が作動し、同時にストッパーリブ15が回路基板9の端面9aに当接するのは、X=Y+Zとなるときであり、δ=0である。
このとき、操作子20aへのオーバーストローク(過押圧)がなく、スイッチ20への過荷重もないものとなる。
このため、本例においては、手直しなどの余分な作業を発生させずに確実にスイッチ20を作動させるために、マージンを加味しδ>0となるようにしている。
さらに押し込まれたオーバーストロークの範囲においては、ストッパーリブ15が回路基板9の端面9aに当接するまでは、弾性体16の弾性とクリックばねの付勢力により押圧の力が緩和され、当接してからは余分な荷重は回路基板9の端面9aで受けることになるので、スイッチ20やスイッチ20の回路基板9とのはんだ接続部に過荷重を与えないものとできる
このため、スイッチ20内のクリックばねが傾けられながら徐々に変形されることでクリック感を与えずにスイッチ20が作動する、ということがなくなり、スイッチ20内のクリックばねが瞬時に反転するものとできるため、明確なクリック感を操作者の指に感じさせることができる。
そして、この金型は、入れ子のない構造とし、図5に示す片持ち回動片12に設けられる操作釦10や操作桿11のように、パネル1に設けられる突起部品は、概ね金型の抜き方向に立設され、金型からの外すとき引っかからないように突起部分の先端に向ってすぼまるように形成される。
また、この金型での成形では、パネル1の図4の裏面方向に立設されるほかの突起部分、例えば図示しないCRT2を固定するためのステイや薄板構造であるパネル1の剛性を確保するための補強リブなども、操作桿11などと同様に一体に形成される。
これにより、パネル1上の必要な突起部分が1組の金型で一体に形成することができ、成形コストが抑制できる。
片持ち回動片12、弾性体16を、このような形状としても上述例と同様の作用効果が得られることは容易に理解できよう。
Claims (3)
- 電子機器の筐体パネルと一体に形成され、該筐体パネルと連結した片持ち回動片に突設して操作桿を設け、
該操作桿により押圧される操作子をもつスイッチが回路基板に配設される電子機器のスイッチ構造であって、 前記操作桿の先端に弾性体を設けた
ことを特徴とする電子機器のスイッチ構造。 - 請求項1記載の電子機器のスイッチ構造において、
前記筐体パネルより前記片持ち回動片を薄く形成し、前記筐体パネルと前記片持ち回動片の連結部の弾性力に抗して前記操作桿が所定ストロークを移動できるようにした
ことを特徴とする電子機器のスイッチ構造。 - 請求項1又は2記載の電子機器のスイッチ構造において、
前記スイッチが、タクティールスイッチである
ことを特徴とする電子機器のスイッチ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003353973A JP2005122929A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 電子機器のスイッチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003353973A JP2005122929A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 電子機器のスイッチ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005122929A true JP2005122929A (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=34612095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003353973A Pending JP2005122929A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 電子機器のスイッチ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005122929A (ja) |
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2003
- 2003-10-14 JP JP2003353973A patent/JP2005122929A/ja active Pending
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