JP2005122559A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 割れを検出可能な板ガラスであって、
   ガラスからなる基板と、
   前記基板の少なくとも一のガラス面に形成された導電薄膜と、
   前記導電薄膜上に配置され、前記基板の割れによる導電薄膜の抵抗の変化を検出するための対の検出部と、
   前記基板の木口に配置され前記検出部と電気的に導通する対の接続部と、
   を有することを特徴とする板ガラス。
2. 前記基板の前記導電薄膜と前記検出部とを覆うように貼り付けられたフィルム材を備えていることを特徴とする請求項１に記載の板ガラス。
3. 複数枚の前記基板間に中間膜が挟まれて合わせガラスとして構成された板ガラスであって、
   前記導電薄膜が前記基板の前記中間膜側に形成され、前記検出部が前記中間膜と前記導電薄膜との間に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の板ガラス。
4. 複数枚の前記基板間に内部空間を有しペアガラスとして構成された板ガラスであって、
   前記導電薄膜が前記基板の前記内部空間側に形成され、前記検出部が前記内部空間側に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の板ガラス。
5. 前記検出部は、その厚みが１０μｍ〜１００μｍであることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の板ガラス。
6. 前記検出部及び前記接続部は、導電性ペーストよりなることを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の板ガラス。
7. 前記導電薄膜は、膜厚が０．０５μｍ〜５μｍであることを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載の板ガラス。
8. 前記基板は、強化ガラスからなり、
   前記対の検出部は、３〜３０ｃｍ程度の間隔をもって配置されていることを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の板ガラス。
9. 前記対の接続部は、いずれも同一の木口面内に配置されていることを特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載の板ガラス。
10. 前記対の接続部に対の端子が接続されているとともに、
    前記接続部または前記端子を木口上で延設することにより、前記対の端子における配線接続位置の間隔を前記対の検出部の配置間隔よりも小さくしたことを特徴とする請求項１〜９のいずれかに記載の板ガラス。
11. 前記対の接続部に対の端子が接続されているとともに、
    前記接続部が前記基板の木口面に融着した状態で当該木口面の長手方向に沿って延設され、前記対の端子における配線接続位置の間隔を前記対の検出部の配置間隔よりも小さくしたことを特徴とする請求項１〜９のいずれかに記載の板ガラス。
12. 請求項１〜１１のいずれかに記載の板ガラスと、
    前記対の検出部間の抵抗値を検出する抵抗検出器と、
    を備えていることを特徴とする板ガラスの割れ検出システム。
13. 前記板ガラスは複数備わり、
    これら複数の板ガラスにおける対の検出部が直列接続されて単一の抵抗検出器に接続されていることを特徴とする請求項１２の板ガラスの割れ検出システム。