JP2005121505A - 遠心分離機 - Google Patents

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Kenichi Tetsu
謙一 鐵
Masaharu Aizawa
正春 相沢
Katsunori Akatsu
勝則 赤津
Yoshinori Hida
芳則 飛田
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Abstract

【課題】使用者が遠心分離機から離れた場所や居室で他の作業を行いながら遠心分離機の運転状態の把握や、遠心分離機の運転条件の設定や変更を行える遠心分離機を提供する
【解決手段】装置部30は、試料を分離するロータ31と、ロータ31を回転駆動する駆動部35とを備えている。制御部40は、装置部30の運転を制御する。操作パネル20は、少なくともロータ31の回転時間および回転速度を含む装置部30の運転条件の設定操作を行う操作部21と、装置部の運転条件と運転状態を表示する表示部22とを備えている。制御部40から離れた場所には、操作パネル20とは別に操作パネルと同様の機能を有する遠隔操作パネル50が備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転条件の設定操作を行う操作部と、運転条件と運転状態を表示する表示部を有する操作パネルを備えた遠心分離機に関する。
図3に従来の遠心分離機201を示す。遠心分離機201は、試料から被分離試料の分離を行う装置部230と、装置部230を制御する制御部240とを備えた筐体210と、装置部230の運転条件を設定する操作パネル220とを備えている。(例えば、特許文献1、2参照)
装置部230は、試料から被分離試料を分離するためのロータ231を備えており、ロータ231はロータ室232に配置されている。ロータ室232の上側には、ロータ室232を密閉し、筐体210の一部を構成するドア233が設けられている。また、装置部230には、回転軸234を介してロータ231を回転駆動するため駆動部235が設けられている。
ドア233の上側には、操作パネル220が配置されている。操作パネル220には、運転条件の設定操作を行う操作部221と、運転条件と運転状態を表示する表示部222が備えられている。また、操作パネル220は、装置部230の運転スタートスイッチ223と運転ストップスイッチ224とを有する。操作パネル220と制御部240とは操作信号配線225により接続されている。また、制御部240と駆動部235とは、制御信号配線241により接続される。
操作部221で設定された運転条件は、操作信号配線225を介して制御部240へ出力され、制御部240は、制御信号配線241を介して、操作部221で設定された運転条件に従って駆動部235を駆動させる。そして、駆動部235の駆動力によってロータ231は回転駆動し、ロータ231内において遠心分離が行われる。また、ロータ231等の運転状態は、制御信号配線241を介して制御部240に送られ、制御部240から操作信号配線225を介して操作パネル220に送られ、表示部222に表示される。
特開2003−126732号公報 特開平5−23618号公報
従来の遠心分離機201では、遠心分離機201の運転条件の設定や、運転状態やアラーム等の表示は、遠心分離機に備えられた操作パネル220のみによって行われてきた。
また、従来の遠心分離機201は、使用者が在室している居室から隔離された部屋に設置されることが多く、運転状態は遠心分離機201に設けられた操作パネル220を見ることによってのみ確認される。しかしながら、遠心分離機201から離れた場所で使用者が運転状態を把握したいという要望がある。また、設定変更をするためには遠心分離機201が設置された場所にいる必要がありとりわけ頻繁に設定変更を行う場合には遠心分離機201の側に居る必要があった。
そこで、本発明は、使用者が遠心分離機から離れた場所や居室で他の作業を行いながら遠心分離機の運転状態の把握や、遠心分離機の運転条件の設定や変更を行える遠心分離機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、試料を分離するロータと、ロータを回転駆動する駆動部とを備えた装置部と、装置部の運転を制御する制御部と、少なくとも該ロータの回転時間および回転速度を含む装置部の運転条件の設定操作を行う操作部と、装置部の運転条件と運転状態を表示する表示部とを備え、制御部から離れた場所であって操作パネルとは別に、少なくともロータの回転時間および回転速度を含む装置部の運転条件の設定操作を行う遠隔操作部を有する遠隔操作パネルを備えた遠心分離機を提供している。
ここで、遠隔操作パネルは、遠隔表示部を有する。遠隔表示部は、操作部で設定された装置部の運転条件および/または装置部の運転状態を表示する。
また、操作パネルの操作部には、装置部の運転スタートスイッチと運転ストップスイッチが設けられ、遠隔操作パネルの遠隔操作部には、装置部の遠隔運転スタートスイッチと遠隔運転ストップスイッチが設けられている。
そして、操作パネルの操作部には、装置部の停止操作もしくは装置部への供給電源の遮断操作が可能な緊急停止スイッチが備えられ、遠隔操作パネルの遠隔操作部には、装置部の停止操作もしくは装置部への供給電源の遮断操作が可能な遠隔緊急停止スイッチが備えられている。
また、遠隔操作パネルは、制御部から離れた場所に設けられている。
また、装置部の運転条件は、少なくともロータの回転時間および回転速度を含んでいる。
そして、装置部と、制御部とが同一筐体内に配置されている。また、装置部は、第1筐体内に配置され、遠隔操作パネルは、第1筐体付近に設けられ、制御部は、第2筐体内に配置され、操作パネルは、第2筐体に設けられている。
請求項1記載の遠心分離機によれば、操作パネルとは別に、装置部の運転条件の設定操作を行う遠隔操作部を有する遠隔操作パネルを備えているので、運転条件の設定や変更を行う時に、操作パネルの側に行かなくても、別室等に設置された遠隔操作パネルから運転条件の設定や変更を行うことができる。従って、遠心分離作業を効率的に行うことができる。
請求項2または3記載の遠心分離機によれば、遠隔操作パネルは、操作部で設定された装置部の運転条件や装置部の運転状態を表示する遠隔表示部を有しているので、装置部の運転状態を把握する場合や装置部の運転条件の設定や変更を行う時に、操作パネルの側に行かなくても、別室等に設置された遠隔操作パネルによって、装置部の運転状態の把握や運転条件の設定や変更を行うことができる。従って、遠心分離作業を効率的に行うことができる。
請求項4記載の遠心分離機によれば、遠隔操作パネルは、装置部の運転状態を表示する遠隔表示部を有しているので、装置部の運転状態を把握する時に、操作パネルの側に行かなくても、別室等に設置された遠隔操作パネルによって、装置部の運転状態の把握を行うことができる。従って、遠心分離作業を効率的に行うことができる。
請求項5記載の遠心分離機によれば、操作パネルの操作部には、装置部の運転スタートスイッチと運転ストップスイッチが設けられ、遠隔操作パネルの遠隔操作部には、装置部の遠隔運転スタートスイッチと遠隔運転ストップスイッチが設けられているので、装置部の運転開始や停止をする時に、操作パネルの側に行かなくても、別室等に設置された遠隔操作パネルによって、装置部の運転開始や停止をすることができる。従って、遠心分離作業を効率的に行うことができる。
請求項6記載の遠心分離機によれば、操作パネルの操作部には、装置部の停止操作もしくは装置部への供給電源の遮断操作が可能な緊急停止スイッチが備えられ、遠隔操作パネルの遠隔操作部には、装置部の停止操作もしくは装置部への供給電源の遮断操作が可能な遠隔緊急停止スイッチが備えられているので、装置部に異常が生じた場合、装置部の電源を早急に遮断することができる。従って、遠心分離機の安全性の向上を図ることができる。
請求項7記載の遠心分離機によれば、遠隔操作パネルは、制御部から離れた場所に設けられているので、操作パネルの側に行かなくても、別室等に設置された遠隔操作パネルによって、装置部の運転開始や停止をすることができる。従って、遠心分離作業を効率的に行うことができる。
請求項8記載の遠心分離機によれば、装置部の運転条件は、少なくともロータの回転時間および回転速度を含んでいるので、所望の回転時間や回転速度で遠心分離することができる。従って、遠心分離機の使い勝手が向上する。
本発明の第1の実施の形態による遠心分離機について図1を参照しながら説明する。図1に示すように遠心分離機1は、本体をなす筐体10を有し、筐体10は、試料から被分離試料の分離を行う装置部30と装置部30を制御する制御部40とを収容している。遠心分離機1は、更に筐体10上に装置部30の運転条件を設定する操作パネル20と、操作パネル20や装置部30を有する筐体10から離れた場所に配置され、操作パネル20と同様に装置部30の運転条件の設定が可能な遠隔操作パネル50とを備えている。
装置部30は、試料から被分離試料を分離するためのロータ31を備えており、ロータ31はロータ室32に配置されている。ロータ室32の上側には、ロータ室32を密閉し、筐体10の一部を構成するドア33が設けられている。また、装置部30には、ロータ31を回転駆動するため駆動部34が設けられている。駆動部34の駆動力は、駆動軸35を介しロータ31に伝達される。
操作パネル20は、ドア33の上側に配置されている。操作パネル20には、ロータ31の回転時間や回転速度等の運転条件の設定操作を行う操作部21と、運転条件と装置部30の運転状態を表示する表示部22とが備えられている。操作部21には、ロータ31の回転時間や回転速度等の運転条件を入力するためのテンキー23と、運転スタートスイッチ24と、運転ストップスイッチ25とを有する。操作部21で運転条件を設定後、運転スタートスイッチ24を押すことにより、装置部30の運転を開始させることができ、運転ストップスイッチ25を押すことにより、装置部30の運転を停止させることができる。また、表示部22は、操作部21で設定された運転条件が表示可能であるとともに、運転開始後において装置部30の運転中におけるロータ31の回転速度、試料温度、運転経過時間、アラーム等の運転状態が表示可能である。また、操作パネル20は、遠心分離機1本体側の電源をOFFすることが可能な緊急停止スイッチ26を備えている。操作パネル20と制御部40とは操作信号配線27により接続されおり、制御部40と駆動部34とは、制御信号配線41により接続されている。
操作部21で設定された運転条件は、操作信号配線27を介して制御部40へ入力され、制御部40は、その運転条件に従って制御信号配線41を介して装置部30を運転する。また、制御部40は、装置部30が運転中の時は制御信号配線41を介して、ロータ31の回転速度や試料温度等の運転状態を定期的に取り込み、その運転状態を操作信号配線27を介して操作パネル20に送ることが可能である。そして、その運転状態は、表示部22に表示される
また、制御部40は、電源配線42と通信配線43とによって、操作パネル20と同様の機能を持つ遠隔操作パネル50に接続されている。遠隔操作パネル50は、遠隔操作部51と遠隔表示部52とを備えている。遠隔操作部51は、遠隔テンキー53と、遠隔運転スタートスイッチ54と、遠隔運転ストップスイッチ55とを有する。遠隔テンキー53はテンキー23と、遠隔運転スタートスイッチ54は運転スタートスイッチ24と、遠隔運転ストップスイッチ55は運転ストップスイッチ25と同様の機能を有する。また、遠隔表示部52は表示部22と同様の機能を有する。更に遠隔操作パネル50は、緊急停止スイッチ26と同様の機能を有する遠隔緊急停止スイッチ56を有する。尚遠隔操作パネル50は、電源配線42や通信配線43の長さを変更することによって遠心分離機1からの距離を調整し、筐体10や操作パネル20から離れた場所や別室などに設置することができる。
そして、遠隔操作部51で設定された運転条件は、通信配線43を介して制御部40に入力され、制御部40は、その運転条件に従って制御信号配線41を介して装置部30を運転する。また、制御部40は、装置部30が運転中の時は制御信号配線41を介して、ロータ31の回転速度や試料温度等の運転状態を定期的に取り込み、その運転状態を通信配線43を介して遠隔操作パネル50に送ることが可能である。そして、その運転状態は、遠隔表示部52に表示される。
また、操作部21で設定された運転条件は、表示部22に表示されるのと同時に、操作信号配線27、制御部40および通信配線43を介して、遠隔表示部52にも表示される。同様に遠隔操作部51で設定された運転条件は、遠隔表示部52に表示されると同時に、通信配線43、制御部40および操作信号配線27を介して、表示部22にも表示される。従って、操作パネル20の操作部21で運転条件を設定後、遠隔操作パネル50の遠隔運転スタートスイッチ54を押すことにより、装置部30を運転させることが可能であり、この逆も可能である。
このような構成であれば、従来のように装置部30の運転状態を把握する場合や運転条件の設定や変更を行う時に、操作パネル20の側に行かなくても、別室等に設置された遠隔操作パネル50によって、装置部30の運転状態の把握や運転条件の設定や変更を行うことができる。また、装置部30の運転開始や停止を行う時に、操作パネル20の側に行かなくても、別室等に設置された遠隔操作パネル50から装置部30の運転開始や停止を行うことができる。従って、遠心分離機作業を効率的に行うことができる。
また、操作パネル20に緊急停止スイッチ26を設け、遠隔操作パネル50にも遠隔緊急停止スイッチ56を設けているので、遠心分離機1本体側に異常が生じた場合、遠心分離機1本体側の電源を早急に遮断ることができる。また、遠隔操作パネル50に遠隔緊急停止スイッチ56を設けることで、安全な場所から遠心分離機1を停止することができ、遠心分離機1の安全性の向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態による遠心分離機101について、図2に基づき説明する。図2に示すように遠心分離機101は、試料から被分離試料の分離を行う装置部110と、装置部110を制御する制御部120と、装置部110の側に配置される遠隔操作パネル150とを備えている。装置部110と遠隔操作パネル150とは、周囲から隔離された装置室102に設置され、制御部120は、装置室102外の制御室103に設置され、装置室102と制御室103との境界である隔壁104によって、両室の通気は遮断されている。尚装置室102は、例えばクリーンルームである。また、制御部120に設けられた後述する減圧ポンプ142や図示せぬファンから発生する微粒子やミストを嫌う試料が装置部110において遠心分離される。従って、微粒子やミストを発生する制御部120を制御室103に設置し、試料の分離が行われる装置部110を装置室102に設置している。
装置部110は、試料から被分離試料を分離するためのロータ111を備えており、ロータ111はロータ室112に配置されている。ロータ室112の上側には、ロータ室112を密閉し、装置部110の一部を構成するドア113が設けられている。また、装置部110には、ロータ111を回転駆動するための駆動部114が設けられ、駆動部114の駆動力は、駆動軸115を介してロータ111に伝達される。
制御部120は、コントロールユニット140を有し、コントロールユニット140は、装置部110を制御するための制御装置141と、ロータ室112内を減圧するための減圧ポンプ142を備えている。更に制御部120は、コントロールユニット140の上側に装置部110の運転条件を設定する操作パネル130を有する。
操作パネル130は、ロータ111の回転時間、回転速度および減圧等の運転条件の設定操作を行う操作部131と、運転条件と装置部110の運転状態を表示する表示部132とが備えられている。操作部131には、ロータ111の回転時間や回転速度等の運転条件を入力するためのテンキー133と、運転スタートスイッチ134と、運転ストップスイッチ135と、減圧スイッチ136とを有する。操作部131で運転条件を設定後、運転スタートスイッチ134を押すことにより、装置部110の運転を開始させることができ、運転ストップスイッチ135を押すことにより、装置部110の運転を停止させることができる。減圧スイッチ136を押すと、減圧ポンプ142が作動する。また、表示部132は、操作部131で設定された運転条件が表示可能であるとともに、運転開始後において、装置部110の運転中におけるロータ111の回転速度、試料温度、運転経過時間、アラーム等の運転状態が表示可能である。また、操作パネル130は、コントロールユニット140の電源をOFFすることが可能な緊急停止スイッチ137を備えている。
また、操作パネル130と制御装置141とは、操作信号配線143により接続されており、制御装置141と、駆動部114および減圧ポンプ142とは、制御信号配線144により接続されている。そして、減圧ポンプ142とロータ室112とは減圧ホース145により接続されている。
操作部131で設定された運転条件は、操作信号配線143を介して制御装置141へ入力され、制御装置141は、その運転条件に従って制御信号配線144を介して駆動部114や減圧ポンプ142を運転する。そして減圧ポンプ142は、減圧ホース145を介して、ロータ室112内の大気を吸引し減圧を行う。また、制御装置141は、装置部110が運転中の時は制御信号配線144を介して、ロータ111の回転速度や試料温度等の運転状態を定期的に取り込み、その運転状態を操作信号配線143を介して操作パネル130へ送ることが可能である。そして、その運転状態は、表示部132に表示される。
また、制御装置141は、電源配線146と通信配線147とによって、操作パネル130と同様の機能を持ち、装置室102に設置された遠隔操作パネル150に接続されている。遠隔操作パネル150は、遠隔操作部151と遠隔表示部152とを備えている。遠隔操作部151は、遠隔テンキー153と、遠隔運転スタートスイッチ154と、遠隔運転ストップスイッチ155と、遠隔減圧スイッチ156とを有する。遠隔テンキー153はテンキー133と、遠隔運転スタートスイッチ154は運転スタートスイッチ134と、遠隔運転ストップスイッチ155は運転ストップスイッチ135と、遠隔減圧スイッチ156は減圧スイッチ136と同様の機能を有する。また、遠隔表示部152は表示部132と同様の機能を有する。更に遠隔操作パネル150は、緊急停止スイッチ137と同様の機能を有する遠隔緊急停止スイッチ157を有する。
そして、遠隔操作部151で設定された運転条件は、通信配線147を介して制御装置141に入力され、制御装置141は、その運転条件に従って制御信号配線144を介して装置部110と減圧ポンプ142とを運転する。また、制御装置141は、装置部110が運転中の時は制御信号配線144を介して、ロータ111の回転速度や試料温度等の運転状態を定期的に取り込み、その運転状態を通信配線147を介して遠隔操作パネル150に送ることが可能である。そして、その運転状態は、遠隔表示部152に表示される。
また、操作部131で設定された運転条件は、表示部132に表示されるのと同時に、操作信号配線143、制御装置141および通信配線147を介して、遠隔表示部152にも表示される。同様に遠隔操作部151で設定された運転条件は、遠隔表示部152に表示されると同時に、通信配線147、制御装置141および操作信号配線143を介して、表示部132にも表示される。従って、操作パネル130の操作部131で運転条件を設定後、遠隔操作パネル150の遠隔運転スタートスイッチ154を押すことにより、装置部110を運転させることが可能であり、この逆も可能である。
また、制御信号配線144と、減圧ホース145と、電源配線146と、通信配線147とは、隔壁104に気密的に貫通されている。気密的に貫通させる方法としては、ハーメチックシールコネクタや配管用コネクタ等を有する板状の部材をゴム製パッキン等のシール部材を介して、ボルトなどの固定手段によって壁に取付ける等の方法がある。
このように、制御部120が配置された制御室103に操作パネル130を設け、装置部110が配置された装置室102に遠隔操作パネル150を設けているので、制御室103と装置室102との両方の部屋から、運転条件の設定や変更と運転状態の把握とを行うことができる。また、装置部110の運転開始や停止を行う時に、操作パネル130の側に行かなくても、装置室102の遠隔操作パネル150から装置部110の運転開始や停止を行うことができる。従って、制御室103と装置室102との往来を少なくすることができるので、遠心分離作業を効率的に行うことができる。
また、操作パネル130に緊急停止スイッチ137を設け、遠隔操作パネル150にも遠隔緊急停止スイッチ157を設けているので、装置部110に異常が生じた場合、コントロールユニット140の電源を早急に遮断ることができる。従って、遠心分離機101の安全性の向上を図ることができる。
本発明による遠心分離機は上述した形態に限定されず、特許請求に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、第1の実施の形態では、緊急停止スイッチ26および遠隔緊急停止スイッチ56を押すことによって、遠心分離機1本体側の電源がOFFされるが、遠心分離機1へ電力を供給している供給電源を遮断しても良い。同様に、第2の実施の形態では、緊急停止スイッチ137および遠隔緊急停止スイッチ157を押すことによって、コントロールユニット140の電源がOFFされるが、遠心分離機101へ電力を供給している供給電源を遮断しても良い。
また、第1の実施の形態では、制御部40と遠隔操作パネル50との間の配線を、第2の実施の形態では、制御装置141と、遠隔操作パネル150および装置部110との間の配線を有線で行ったが、無線であっても良い。
また、第1の実施の形態において、第2の実施の形態における減圧ポンプ142と同様の機能を持つ減圧ポンプを筐体10内に設け、制御信号配線41を介して制御部40と減圧ポンプを接続し、減圧ホース145と同様の機能を持つ減圧ホースを介して減圧ポンプとロータ室32とを接続し、操作部21および遠隔操作パネル50に、減圧スイッチ136および遠隔減圧スイッチ156と同様の機能を持つ減圧スイッチおよび遠隔減圧スイッチを設けて、ロータ室32内を減圧させ遠心分離を行っても良い。
本発明の第1の実施の形態にかかる遠心分離機の構成図。 本発明の第2の実施の形態にかかる遠心分離機の構成図。 従来の遠心分離機の構成図。
符号の説明
1、101 遠心分離機、 20、130 操作パネル、 21、131 操作部、 22、132 表示部、 30、110 装置部、 31、111 ロータ、 34、114 駆動部、 40、120 制御部、 50、150 遠隔操作パネル、 51、151 遠隔操作部、 52、152 遠隔表示部

Claims (10)

  1. 試料を分離するロータと、該ロータを回転駆動する駆動部とを備えた装置部と、
    該装置部の運転を制御する制御部と、
    該装置部の運転条件の設定操作を行う操作部と、該装置部の運転条件と運転状態を表示する表示部とを備え、該制御部に接続された操作パネルとを備えた遠心分離機において、
    該操作パネルとは別に、該装置部の運転条件の設定操作を行う遠隔操作部を有する遠隔操作パネルを備えたことを特徴とする遠心分離機。
  2. 該遠隔操作パネルは、該操作部で設定された該装置部の運転条件を表示する遠隔表示部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
  3. 該遠隔表示部は、該装置部の運転状態を表示することを特徴とする請求項2に記載の遠心分離機。
  4. 該遠隔操作パネルは、該装置部の運転状態を表示する遠隔表示部を有することを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
  5. 該操作パネルの該操作部には、該装置部の運転スタートスイッチと運転ストップスイッチが設けられ、該遠隔操作パネルの該遠隔操作部には、該装置部の遠隔運転スタートスイッチと遠隔運転ストップスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
  6. 該操作パネルの該操作部には、該装置部の停止操作もしくは該装置部への供給電源の遮断操作が可能な緊急停止スイッチが備えられ、該遠隔操作パネルの該遠隔操作部には、該装置部の停止操作もしくは該装置部への供給電源の遮断操作が可能な遠隔緊急停止スイッチが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
  7. 該遠隔操作パネルは、該制御部から離れた場所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
  8. 該装置部の運転条件は、少なくとも該ロータの回転時間および回転速度を含むことを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
  9. 該装置部と、該制御部とが同一筐体内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
  10. 該装置部は、第1筐体内に配置され、該遠隔操作パネルは、該第1筐体付近に設けられ、該制御部は、第2筐体内に配置され、該操作パネルは、該第2筐体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
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