JP2005121475A - 物体検知装置及び物体の移動検出システム - Google Patents

物体検知装置及び物体の移動検出システム Download PDF

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Abstract


【課題】 マルチパスフェージング等の影響や不要波の混入による誤差を低減させることができる汎用用途の物体検知装置を提供する。
【解決手段】 送信系回路10の信号発振源として、入力電圧に応じて発振周波数が変化するVCO101を設け、定常時の受信検波電圧が最大レベルとなる周波数の高周波信号をVCO101から発振させるための電圧を制御信号生成回路30で生成し、これをVCO101に入力する。判定回路40は、受信系回路20における受信検波電圧の定常時からの変化を検知することで、送信アンテナAtと受信アンテナArとの間の無線伝送路に物体が入り込んだかどうかの判定を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロ波ないしミリ波のような直進性の高周波信号を使った物体検知装置及び移動する物体の移動検出システムに関する。
マイクロ波帯ないしミリ波帯のような高周波信号は、伝送空間上を直進する性質をもつ(以下、この性質を「空間伝送直進性」という)。このような空間伝送直進性を利用して、例えば、送信アンテナと受信アンテナとの間に存在する人間その他の物体を検知する防犯センサとして使用される物体検知装置が知られている。
従来のこの種の物体検知装置は、原理的には、図12に示されるように構成される。
すなわち、送信系回路17が接続された送信アンテナAtと、受信系回路27が接続された受信アンテナArとを対向させるとともに、受信系回路27の出力側に、受信電力の変化に基づいて物体が存在するかどうかを判定する判定回路47を接続して構成される。
送信系回路17は、発振器171と、この発振器171で発振される高周波信号を所定レベルまで増幅する高周波増幅器102と、この増幅信号の方向性を定めるアイソレータ103とを含んで構成される。一方、受信系回路27は、受信アンテナArで受信した高周波信号を所定レベルまで増幅する高周波増幅器201と、増幅信号を検波して信号成分を抽出する検波器202と、この検波器202の検波出力をインピーダンス調整して出力電圧Vdetを得るための検波器負荷インピーダンス203と、この出力電圧Vdetを判定回路47に供給するための出力端子204とを含んで構成される。
この物体検知装置を使用するときは、送信アンテナAtと受信アンテナAr同士を対向させ、各々の有効口(アンテナとして機能し得る開口部、以下同じ)同士の軸合わせを行った後、送信系回路17からの高周波信号を送信アンテナAtを通じて空間伝送させる。マイクロ波帯以上の高周波領域では、上述したように空間伝送の直進性が強いため、送信アンテナAtと受信アンテナArとの間の無線伝送路に物体が入り込むと空間伝送中の高周波信号がこの物体に遮られるので、受信アンテナArにおける受信電力が規定値以下に低下する。そのため、判定回路47において、送信アンテナAtと受信アンテナArとの間に物体が入り込んだことを検知することができる。
従来の物体検知装置では、実際には移動物体が存在しないにも拘わらず、受信系回路27の受信電力が極端に低下したり、あるいは、逆に、移動物体が入り込んだにも拘わらず、受信電力があまり変化せずに誤動作することがしばしばある。この原因としては種々のものが考えられるが、主なものとしては、マルチパスフェージングと外部からの不要電波が挙げられる。
マルチパスフェージングは、図7に示されるように、送信アンテナAtと受信アンテナArとの間の直接波t1に対して、地表反射波t2の逆位相成分が合成される現象であり、送信アンテナAtと受信アンテナArの指向性が必ずしもアンテナ有効口間を結ぶ同一軸線上に限られないこと、送信アンテナAtと受信アンテナArとの配置距離が地表反射波t2を拾い易い距離になっていること、地表面の凹凸が理論値どおりでないこと等に起因して発生する。このようなマルチパスフェージングの問題を解消する手段として、例えば、受信アンテナArを複数配備して空間ダイバーシティを行うことが考えられるが、空間ダイバーシティを行う場合には物体検知装置の構成が大型且つ複雑になり、汎用の用途には必ずしも適さないという問題がある。
外部からの不要波の混入は、対向するアンテナの軸合わせの困難性から上記のように指向性を多少ブロードにしているために生じる。
従来の物体検知装置は、また、上記のような誤動作が生じたときに、それが物体検知装置自身に設定される各種条件の変動によるものか、送信系回路あるいは受信系回路の異常動作によるものか、外部からの不要波等によるものかを識別することができない。そのため、検知精度が十分でなく、しかも装置故障等に対するバックアップ機能も不十分であるという問題があった。
本発明は、このような問題を解消することができる物体検知装置及びその応用システムの提供を主たる課題とするものである。
本発明が提供する第1構成に係る物体検知装置は、直進性の高周波信号を送信アンテナを通じて送信する送信系回路と、前記送信アンテナから送信された高周波信号を前記送信アンテナと対向して設けられた受信アンテナで受信して検波する受信系回路と、定常時の前記検波出力に基づいて前記送信アンテナから送信される高周波信号の周波数を制御するための制御信号を生成し、この制御信号を前記送信系回路に入力する制御信号生成回路と、前記受信系回路による検波出力の定常時からの変化を検知することにより前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の無線伝送路に物体が入り込んだかどうかの判定を行う判定回路と、を有することを特徴とする装置である。
前記送信系回路は、より具体的には、入力電圧に応じて発振周波数が変化するVCOを前記高周波信号の発振源として含むものである。この場合、前記制御信号生成回路は、定常時の検波出力が最大レベルとなる周波数の高周波信号を前記VCOから発振させるための電圧を前記制御信号として生成し、この制御信号を前記VCOに入力するように構成される。
物体検知の精度を高める観点からは、前記送信系回路を、前記送信アンテナから送信されるべき高周波信号を当該送信系回路に固有の情報で変調させる変調手段と、この変調手段で変調された高周波信号から前記固有の情報を検出する検出手段とを備えて構成する。そして、前記判定回路を、前記受信系回路による検波出力と前記検出手段で検出された固有の情報とに基づいて前記判定を行うように構成する。
上記の精度をさらに高める必要がある用途では、前記検出手段を、前記送信アンテナに向かう送信波成分から前記固有の情報を検出する第1の検波回路と、前記送信アンテナから反射された反射波成分から前記固有の情報を検出する第2の検波回路とを含んで構成する。そして、前記判定回路を、前記検波出力とこれらの検出結果との一致性に基づいて前記判定を行うように構成する。
前記変調手段は、例えば、前記高周波信号をパルス状に成形するとともに当該パルスの幅と間隔の少なくとも一方を変化させることにより前記固有の情報を形成するように構成することができる。
本発明の第2構成に係る物体検知装置は、それぞれ、相手側のものと対向して配設される送受信共用アンテナ、直進性の高周波信号を自己の送受信共用アンテナに導く送信系回路、自己の送受信共用アンテナで受信した高周波信号を検波する受信系回路、自己の送受信共用アンテナを前記送信系回路又は前記受信系回路に選択的に接続するスイッチ回路、及び、自己の受信系回路による定常時の検波出力に基づいて相手側の送受信共用アンテナから送信される高周波信号の周波数を制御するための制御信号を生成し、この制御信号を相手側の送信系回路に入力する制御信号生成回路を含んでなる一対の送受信ユニットと、いずれかの前記受信系回路による検波出力の定常時からの変化を検知することにより各送受信ユニットの送受信共用アンテナ間の無線伝送路に物体が入り込んだかどうかの判定を行う判定回路とを有することを特徴とする装置である。
第2構成に係る物体検知装置において、各送受信ユニットの前記送信系回路は、より具体的には、それぞれ、入力される制御信号の電圧値に応じて発振周波数が変化するVCOを前記高周波信号の発振源として含むものである。この場合、各送受信ユニットの前記制御信号生成回路は、それぞれ、定常時の検波出力が最大レベルとなる周波数の高周波信号を相手側の前記送信系回路に含まれる前記VCOから発振させるための電圧値の制御信号を生成し、この制御信号を当該VCOに入力するように構成する。
物体検知の精度を高める観点からは、各送受信ユニットに含まれる前記送信系回路は、それぞれ、自己の送受信共用アンテナから送信されるべき高周波信号を当該送信系回路に固有の情報で変調させる変調手段と、この変調手段で変調された高周波信号から前記固有の情報を検出する検出手段とを備えて構成する。そして、前記判定回路を、前記受信系回路による検波出力と前記検出手段で検出された固有の情報とに基づいて前記判定を行うように構成する。
前記第2構成に係る物体検知装置において、前記一対の送受信ユニットは、一方の送受信ユニットが前記高周波信号を送信しているときは他方の送受信ユニットが前記高周波信号を受信するものであり、一定時間経過する度に各々の送受信ユニットにおける前記高周波信号の送信と受信とが互いに切り替わり、これにより前記無線伝送路における前記高周波信号の伝送方向が一定時間間隔で逆転する時分割復信方式の空間伝送を行うものである。
本発明は、また、上述した第1又は第2構成の物体検知装置を応用した、物体の移動検出システムを提供する。
この移動検出システムは、少なくとも2つの前記物体検知装置と、各々の物体検知装置の判定回路による判定結果を収集する判定結果収集装置とを有するもので、各物体検知装置の一対の送受信共用アンテナは、それぞれ、対向するアンテナ有効面を結ぶ軸線同士がほぼ平行となる位置に一定間隔で配備されており、前記物体は前記軸線を遮る方向に移動するものであり、前記判定結果収集装置は、各物体検知装置の前記判定回路による判定結果の受け取りタイミングのずれに基づいて前記物体の移動方向及び/又は移動速度を検出することを特徴とするシステムである。
本発明の第1構成に係る物体検知装置は、定常時の検波出力に基づいて送信アンテナから送信される高周波信号の周波数を制御することができるので、例えば、定常時の校正時等においてマルチパスフェージングの悪影響を容易に除去することができ、装置構成を複雑にすることなく、また、コスト増を伴うことなく、装置の設置性と保守性を著しく向上させることができる。また、このような校正によって物体検知の精度を高めることができる。
また、送信系回路で変調された高周波信号から検出手段で検出した固有の情報と受信系回路による検波出力とに基づいて前記判定を行うようにすることにより、物体検知の精度をより高めることができ、しかも誤差等が生じたときに、それが送信系回路に起因するものか、受信系回路に起因するものか、あるいは外部からの不要波に起因するものかの識別が可能になる。特に、送信アンテナに向かう送信波成分から検出した固有の情報と送信アンテナから反射された反射波成分から検出した固有の情報との一致性を判定情報にすることで、上記識別の精度をより高めることができる。
本発明の第2構成に係る物体検知装置は、各送受信ユニットが、送信系回路、受信系回路及び制御信号生成回路を有し、スイッチ回路によって送信/受信の方向を切り替えることができるので、マルチフェージングの影響を緩和するとともに、装置故障等に対するバックアップ機能も万全となり、運用上の信頼性を高めることができる。
本発明の物体の移動検出システムでは、各物体検知装置の判定回路による判定結果の受け取りタイミングがずれるので、そのずれの方向によって物体の移動方向を検出することができ、またずれが生じる時間と各物体検知装置の送受信共用アンテナの配設間隔とによって移動速度を検出することができる。
次に、本発明を実施する際の好ましい形態例を図1〜図11を参照して説明する。
<第1実施例>
図1は、本発明を実施するうえで最も単純な構成となる物体検知装置の構成図である。説明の便宜上、図12に示した従来の物体検知装置と同じ機能の部品については同一符号を付してある。
図1に例示した物体検知装置は、送信系回路10における信号発振源として、図12に示した発振器171に代えて、入力される制御電圧Vtによってその発振周波数が変化する電圧制御発振器(Voltage Contorl Oscillator:以下「VCO」と略す)101を用いたものである。この制御電圧Vtは、受信系回路20の検波出力である受信検波電圧Vdetを分岐入力した制御信号生成回路30により生成され、VCO制御信号として、VCO101の制御入力端に入力される。この実施例では、定常時、すなわち物体が無線伝送路に入り込まない状態のときに、受信系回路20の受信検波電圧Vdetが最大になる周波数の高周波信号が発振されるように、VCO101を制御する(そのような値の制御電圧Vtを生成する)。
次に、この実施例による物体検知装置の動作原理を説明する。
まず、物体検知装置の校正時に考慮すべき点として、上述したマルチフェージングによる影響を、図7及び図8を参照して定量的に説明する。
図7において、送信アンテナAtから発射された送信波が直接波t1と地表面反射波t2に分離され、それぞれ受信アンテナArに入射される際に、直接波t1と地表面反射波t2とが互いに伝送路に応じた位相を有して合成され、これが判定回路40における精度に大きな誤差を与える場合があることは、上述したとおりである。
いま、直接波t1の伝送線路長をL1、地表面反射波t2の伝送線路長をL2とすると、受信アンテナArに到達したときの直接波t1の電界E1と地表面反射波t2の電界E2は、それぞれ式1、式2で表される。
E1=A1・exp(-jΦ1) … 式1
E2=A2・exp(-jΦ2) … 式2
A1は直接波t1の振幅、A2は地表面反射波t2の振幅、Φ1は直接波t1の位相角である。位相角Φ1は下記の式3で表される。Φ2は地表面反射波t2の位相角であり、下記の式4で表される。受信アンテナArで合成される際のこれらの波t1,t2の位相差ΔΦは、下記の式5で表される。
Φ1=2πL1/λ=2πfL1/C …… 式3
Φ2=2πL2/λ=2πfL2/C …… 式4
ΔΦ=Φ1−Φ2 …… 式5
fは送信周波数、λは伝送周波数の自由空間波長、Cは光速である。
電界E1、電界E2の直接波t1及び地表面反射波t2を受信系回路20で合成したときの総合の受信電力の周波数特性は、図8に示されるものとなる。図8において、受信電力の最大点(f1、f2、f3)は、位相差ΔΦが0又は2πラジアンの整数倍(同位相)になった場合であり、受信電力の最小点(f01、f02)は、位相差ΔΦが、πラジアンの奇数倍(逆位相)になった場合である。この実施例では、無線伝送路に入り込む物体の検知機能に特化しており、送信電力は極めて微弱である。そのため、電波法で許される範囲内で発振周波数を調整することができる。この点に着目して、定常時の信号発振源の発振周波数、すなわち無線伝送路を伝送する高周波信号の送信周波数を可変にすることで、受信検波電圧Vdetの最大点を得るようにしたものである。
制御信号生成回路30は、そのための制御電圧Vtを生成する回路である。そこで、次に、制御信号生成回路30の動作原理を図11を参照して説明する。
図11の上段は、制御電圧Vt(v)に対するVCO101の発振周波数(GHz)の関係を示した図(特性A)、下段は、制御電圧Vt(v)に対する受信系回路20における受信検波電圧(V)の関係を示した図(特性B)である。図11の上段における発振周波数f01、f2、f02は、図8に示した送信周波数f01、f2、f02とそれぞれ同じ値である。すなわち、発振周波数f01とf02は、マルチパスフェージングの影響を受けて、受信検波電圧が極端に低下するときの周波数(そのときの電圧がVt01、Vt02となる)であり、同じく図11の上段における発振周波数f2は、マルチパスフェージングの影響が最小限となる周波数(そのときの受信検波電圧がVdet maxとなる)である。
特性Aは、制御電圧Vtに対して発振周波数がほぼ線形に変化することを示している。特性Bは、特性Aにおける発振周波数において、図8の特性を示す場合の受信検波電圧の値の関係を示している。特性Bは、図8の特性と、ほぼ相似形となる。制御信号生成回路30の機能は、この特性Bにおける制御電圧Vt2を自動的に設定することにある。
制御電圧Vt2は、受信検波電圧Vdetが最大値(最大受信検波電圧Vdet max)になるときの電圧であり、このポイントを見つけるために、制御電圧Vtを図11下段のVt01、Vt2、Vt02を含む範囲で掃引し、この範囲に対応した受信検波電圧を受信系回路20から制御信号生成回路30に分岐入力する。受信検波電圧はアナログ電圧なので、制御信号生成回路30で、これをディジタル変換して比較判定することにより、最大受信検波電圧Vdet maxとなる制御電圧Vt2を容易に見つけるることができる。この制御電圧Vt2を定常時の発振周波数を定める電圧を表す制御信号としてVCO101の制御入力端に入力する。
判定回路40には、このときの受信検波電圧の値を設定しておく。空間伝送路に対して物体が存在しないときは、判定回路40には、この受信検波電圧が入力されることになるが、物体が無線伝送路に入り込んで送信アンテナAtから送信された高周波信号を遮断すると、受信検波電圧が低下する。この電圧変化により、判定回路40は、物体が無線伝送路に入り込んだと判定し、その旨を表す信号を図示しない監視機構へ出力する。
<第2実施例>
本発明の第2実施例による物体検知装置の構成例を図2に示す。
この実施例の物体検知装置は、第1実施例の物体検知装置の構成を一部変更したものである。そのため、図1に示したものと同じ機能の部品については、図2においても同一符号を付してある。
この実施例による物体検知装置が第1実施例のものと異なるのは、VCO101で発振された高周波信号に、変調機能付の高周波増幅器112の直前でパルス変調をかけるとともに、この変調された高周波信号を進行波モニタ114で検波し、モニタ出力端115から出力されるこの検波出力と受信検波電圧とを判定回路41に入力することにより、これらを判定回路41における判定情報、すなわち、送信アンテナAtと受信アンテナArとの間の無線伝送路に物体が入り込んだかどうかを判定するための判定情報として用いるようにした点である。判定回路41には、進行波モニタ114の検波出力の内容をデコードするための公知のパルスデコーダを備えておく。
パルス変調は、パルス幅及びパルス間隔の少なくとも一方によって送信系回路11に固有の情報を搬送波に重畳するために行う。例えば、所定幅のパルスを所定のパルス間隔でn個形成したものを送信系回路11の識別情報として、他の物体検知装置の送信系回路から送信されたもの、あるいはその他の外来波と区別できるようにする。
送信アンテナAtから送信された高周波信号を受信アンテナArで受信して検波すると、その振幅に関わらず、受信検波電圧の波形は、送信系回路11で生成され、進行波モニタ114で検波されたパルス波形と同じになる。そのため、判定回路41で、進行波モニタ114で検波された変調波の検波出力のデコードを行うとともに、この検波出力の波形と受信検波電圧の波形との一致性を見ることで、装置故障や外来不要波の影響など、誤動作の原因をも容易に識別できるようになる。受信検波電圧は、好ましくはアナログ/デジタル変換器等でディジタル変換する。これにより、進行波モニタ114一致性の判別がより容易になる効果がある。
図9及び図10に、パルス状送信波を生成するための回路の例を示す。
図9に示す回路の例では、送信アンプとなる高周波増幅器112を構成するFET(電界効果トランジスタ)のドレインDに対して増幅動作時のドレイン電圧Vdsを定常的に印加しつつ、ゲートGに対しては増幅動作時のゲート電圧とピンチオフ電圧の2種類の電圧をVgsとし、これをパルス的に印加して生成する。このとき、前者の電圧Vgsは、パルス−Highレベル、後者の電圧Vgsはパルス−Lowレベルに対応する。
図10に示す回路の例では、FETのゲートGに対して増幅動作時のゲート電圧Vgsを定常的に印加しつつ、ドレインDに対しては増幅動作時のドレイン電圧と0ボルトの2種類の電圧をVdsとし、これをパルス的に印加する。前者の電圧Vdsはパルス−Highレベル、後者の電圧Vdsはパルス−Lowレベルに対応する。
<第3実施例>
本発明の第3実施例に係る物体検知装置の構成例を図3に示す。
この実施例による物体検知装置は、第2実施例の物体検知装置に構成要素を一部追加したものである。そのため、図2に示したものと同じ機能の部品については、図3においても同一符号を付してある。
この実施例による物体検知装置は、送信系回路12に固有となる情報を表すパルス状の変調波形で変調した高周波信号を送信アンテナAtから送信する直前の部位に、送信アンテナAtからの反射波を検出するための反射波モニタ125を付加し、モニタ出力端126から出力されるモニタ出力をも判定回路42における判定情報として用いるようにした点が第2実施例の物体検知装置と異なる。判定回路42の構成は、基本的には第2実施例の物体検知装置の判定回路41と同じであり、判定情報が増えたことによってパルスデコーダが追加された点だけが異なる。
反射波モニタ125で検波される波形は、通常は送信アンテナAtと受信アンテナArとの間の無線伝送路に存する物体からの反射波であることから、これを判定回路42における判定情報に加えることで、第2実施例の物体検知装置よりも、物体検知の精度と誤動作による認識性能をより向上させることができる。
<第4実施例>
本発明の第4実施例に係る物体検知装置の構成例を図4に示す。
この実施例による物体検知装置は、それぞれ、第1実施例の送信系回路10と受信系回路20とをスイッチ回路の一例となるSPDT(single pole double throw:単極双投)スイッチS11、S22の分岐端に接続し、SPDTスイッチS11、S22の共通端に、送受信共用アンテナA1,A2を接続するとともに、各々の受信系回路20と他方の送信系回路10とを制御信号生成回路30−1、30−2を介して接続することで、送信系回路と受信系回路の両方の機能を保有する一対の送受信ユニットを構成し、さらに、いずれかの送受信ユニットの受信系回路20による受信検波電圧の定常時からの変化を検知することにより各送受信ユニットの送受信共用アンテナA1,A2間の無線伝送路に物体が入り込んだかどうかの判定を行う判定回路43を設けたものである。
SPDTスイッチS11とSPDTスイッチS22とは連動しており、一方が送信系回路10と送受信共用アンテナとを接続しているときは、他方が送受信共用アンテナと受信系回路とを接続する。
判定回路43は、第1実施例の物体検知装置の判定回路40と基本的には同じ構成要素を有し、さらに、SPDTスイッチS11,S22を一定間隔で周期的に切り替えるための制御信号を生成して、この制御信号をSPDTスイッチS11,S22に供給する機能が付加されている。
使用時は、これらの送受信ユニットの送受信共用アンテナA1,A2同士をその軸線をほぼ共通にして対向させ、判定回路43からの制御信号(図示の※1)によって、時分割複信動作のSPDT切り替えを行い、双方向の空間伝送を行う。
このように構成することで、方向性を有する外来不要波の悪影響が有効に避けられるほか、送受信ユニットの一系統が故障しても他の系統の検知機能が保存されるため、装置のバックアップ機能の向上を図ることができる。これは、いわゆる冗長機能を付加したものと等価になる。
<第5実施例>
本発明の第5実施例に係る物体検知装置の構成例を図5に示す。
この実施例による物体検知装置は、第4実施例の物体検知装置の送信系回路の構成に、第2実施例で述べた進行波モニタ114を付加したものである。そのため、図2及び図4に示したものと同じ機能の部品については、図5においても同一の符号を付してある。判定回路44の機能は、接続状況は異なるものの、実質的には、第2実施例で述べた判定回路41と同じとなる。
このような構成を採用することにより、検知精度を向上しつつ方向性を有する外来不要波の悪影響除去と装置のバックアップ機能の向上をも図ることができる。
なお、図5の送信系回路に、さらに、第3実施例で述べた反射波モニタ125を設けるようにしてもよい。このようにすれば、物体検知の精度をさらに高めることができる。
<物体の移動検出システム>
図6は、本発明の物体検知装置を応用した物体の移動検出システムの説明図であり、列車の踏み切り警報機に応用した場合の例を示している。
この例の移動検出システムは、第1〜第5実施例、好ましくは第3〜第5実施例で述べた物体検知装置を2台(送信系−1、受信系−1/送信系−2、受信系−2)備えている。線路を指向する各物体検知装置の一対のアンテナ(At1−Ar1、At2−Ar2)は、それぞれ、対向するアンテナ有効面を結ぶ軸線同士がほぼ平行となる位置に一定の間隔L(m)で配備されている。検出対象となる物体である列車は、各アンテナの軸線を遮る方向、すなわち、線路上を下り方向に走行するものとする。
図示を省略しているが、各物体検知装置(送信系−1、受信系−1/送信系−2、受信系−2)からは、各々が有する判定回路から判定結果が判定結果収集装置に収集される。判定結果収集装置は、これらの物体検知装置とのインタフェース機構及びプロセッサを有する一種のコンピュータであり、その内部記憶装置に、速度検出用のプログラム、各物体検知装置のアンテナの配置情報(アンテナ特性、取付位置、取付間隔L(m)等)、列車の移動速度を求めるためのパラメータ(時間、距離、速度の対応表)等が記録されている。また、各物体検知装置から通知された時刻データを一時的に記録するための領域が用意されている。
運用時には、プロセッサが速度検出用のプログラムを読み出して実行することにより、移動方向検出機能、移動速度演算機能、検出履歴蓄積機能等を形成する。
物体検知装置が設けられた踏み切りに列車が接近した場合、まず、一方の物体検知装置(送信系−1、受信系−1)が、列車が入り込んだと判定した時刻を判定結果として、判定結果収集装置に通知する。その後、一定時間遅れで、他方の物体検知装置(送信系−2、受信系−2)が、列車が入り込んだと判定した時刻を判定結果として、判定結果収集装置に通知する。判定結果収集装置では、これらの判定結果の受け取りタイミングのずれに基づいて列車の進行方向を識別する。また、アンテナの取付間隔L(m)及び上記のパラメータと、上記のタイミングの時刻差とから、列車の移動速度を算出する。
なお、2台の物体検知装置が、それぞれ高周波信号を固有の情報でパルス変調して送信することにより、高周波信号の干渉による誤差を低減することができる。
本発明の第1実施例による物体検知装置の構成図。 本発明の第2実施例による物体検知装置の構成図。 本発明の第3実施例による物体検知装置の構成図。 本発明の第4実施例による物体検知装置の構成図。 本発明の第5実施例による物体検知装置の構成図。 物体の移動検出システムの実施例を表す説明図。 マルチパスフェージングの原理説明図。 マルチパスフェージングの影響を受けた受信電力特性を説明するための図。 送信波をパルス状に変調する第一の方法を示す回路図。 送信波をパルス状に変調する第二の方法を示す回路図。 VCOに対する制御信号生成回路の動作原理を説明するための図。 従来の物体検知装置の構成図。
符号の説明
Ar,Ar1,Ar2 受信アンテナ
At,At1,At2 送信アンテナ
A1,A2 送受信共用アンテナ
S11,S22 スイッチ
10,11,12,17 送信系回路
20,27 受信系回路
30,30−1,30−2 制御信号生成回路
40〜44,47 判定回路
101 VCO
102,201 高周波増幅器
103 アイソレータ
112 変調機能付高周波増幅器
114 進行波モニタ
115,126 モニタ出力端
125 反射波モニタ
171 発振器
202 検波器
203 検波器負荷インピーダンス
204 出力端子

Claims (10)

  1. 直進性の高周波信号を送信アンテナを通じて送信する送信系回路と、
    前記送信アンテナから送信された高周波信号を前記送信アンテナと対向して設けられた受信アンテナで受信して検波する受信系回路と、
    定常時の前記検波出力に基づいて前記送信アンテナから送信される高周波信号の周波数を制御するための制御信号を生成し、この制御信号を前記送信系回路に入力する制御信号生成回路と、
    前記受信系回路による検波出力の定常時からの変化を検知することにより前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の無線伝送路に物体が入り込んだかどうかの判定を行う判定回路と、を有することを特徴とする、
    物体検知装置。
  2. 前記送信系回路は、入力電圧に応じて発振周波数が変化するVCOを前記高周波信号の発振源として含むものであり、
    前記制御信号生成回路は、定常時の検波出力が最大レベルとなる周波数の高周波信号を前記VCOから発振させるための電圧を前記制御信号として生成し、この制御信号を前記VCOに入力するように構成されていることを特徴とする、
    請求項1記載の物体検知装置。
  3. 前記送信系回路は、前記送信アンテナから送信されるべき高周波信号を当該送信系回路に固有の情報で変調させる変調手段と、
    この変調手段で変調された高周波信号から前記固有の情報を検出する検出手段とを備えており、
    前記判定回路は、前記受信系回路による検波出力と前記検出手段で検出された固有の情報とに基づいて前記判定を行うことを特徴とする、
    請求項1記載の物体検知装置。
  4. 前記検出手段は、前記送信アンテナに向かう送信波成分から前記固有の情報を検出する第1の検波回路と、前記送信アンテナから反射された反射波成分から前記固有の情報を検出する第2の検波回路とを含んで構成されるものであり、
    前記判定回路は、前記検波出力とこれらの検出結果との一致性に基づいて前記判定を行うことを特徴とする、
    請求項3記載の物体検知装置。
  5. 前記変調手段は、前記高周波信号をパルス状に成形するとともに当該パルスの幅と間隔の少なくとも一方を変化させることにより前記固有の情報を形成することを特徴とする、
    請求項3記載の物体検知装置。
  6. それぞれ、相手側のものと対向して配設される送受信共用アンテナ、直進性の高周波信号を自己の送受信共用アンテナに導く送信系回路、自己の送受信共用アンテナで受信した高周波信号を検波する受信系回路、自己の送受信共用アンテナを前記送信系回路又は前記受信系回路に選択的に接続するスイッチ回路、及び、自己の受信系回路による定常時の検波出力に基づいて相手側の送受信共用アンテナから送信される高周波信号の周波数を制御するための制御信号を生成し、この制御信号を相手側の送信系回路に入力する制御信号生成回路を含んでなる一対の送受信ユニットと、
    いずれかの前記受信系回路による検波出力の定常時からの変化を検知することにより各送受信ユニットの送受信共用アンテナ間の無線伝送路に物体が入り込んだかどうかの判定を行う判定回路とを有することを特徴とする、
    物体検知装置。
  7. 各送受信ユニットの前記送信系回路は、それぞれ、入力される制御信号の電圧値に応じて発振周波数が変化するVCOを前記高周波信号の発振源として含むものであり、
    各送受信ユニットの前記制御信号生成回路は、それぞれ、定常時の検波出力が最大レベルとなる周波数の高周波信号を相手側の前記送信系回路に含まれる前記VCOから発振させるための電圧値の制御信号を生成し、この制御信号を当該VCOに入力するように構成されていることを特徴とする、
    請求項6記載の物体検知装置。
  8. 各送受信ユニットに含まれる前記送信系回路は、それぞれ、自己の送受信共用アンテナから送信されるべき高周波信号を当該送信系回路に固有の情報で変調させる変調手段と、この変調手段で変調された高周波信号から前記固有の情報を検出する検出手段とを備えており、
    前記判定回路は、前記受信系回路による検波出力と前記検出手段で検出された固有の情報に基づいて前記判定を行うことを特徴とする、
    請求項6記載の物体検知装置。
  9. 前記一対の送受信ユニットは、一方の送受信ユニットが前記高周波信号を送信しているときは他方の送受信ユニットが前記高周波信号を受信するものであり、一定時間経過する度に各々の送受信ユニットにおける前記高周波信号の送信と受信とが互いに切り替わり、これにより前記無線伝送路における前記高周波信号の伝送方向が一定時間間隔で逆転する時分割復信方式の空間伝送を行うものであることを特徴とする、
    請求項6記載の物体検知装置。
  10. 少なくとも2つの請求項1ないし9のいずれかの項記載の物体検知装置と、
    各物体検知装置の判定回路による判定結果を収集する判定結果収集装置とを有し、
    各物体検知装置の一対の送受信共用アンテナは、それぞれ、対向するアンテナ有効面を結ぶ軸線同士がほぼ平行となる位置に一定間隔で配備されており、
    前記物体は前記軸線を遮る方向に移動するものであり、
    前記判定結果収集装置は、各物体検知装置の前記判定回路による判定結果の受け取りタイミングのずれに基づいて前記物体の移動方向及び/又は移動速度を検出することを特徴とする、
    物体の移動検出システム。
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