JP2021043137A - 物体検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 物体の有無の検出精度を向上させることができる物体検出システムを提供する。【解決手段】 物体検出システムは、複数の周波数のそれぞれで無線信号を送信する送信機と、前記無線信号を受信する受信機と、時間窓内において前記受信機が前記無線信号を受信した際のそれぞれの受信電力を取得する受信電力取得部と、前記複数の周波数から、閾値判定に用いる周波数を選択する選択部と、前記時間窓内であって前記選択部によって選択された周波数の前記受信電力の統計値を取得する統計値取得部と、前記統計値と閾値とを比較することで前記閾値判定を行う比較部と、を備える。【選択図】 図5

Description

本件は、物体検出システムに関する。
送信機および受信機を用いて、障害物や侵入者を検出する技術が開示されている(例えば、特許文献1,2参照)。
実開昭60−95691号公報 特開2005−308678号公報
送信機と受信機との距離が小さい場合には、直接波が支配的となるため、検出エリア内に物体が位置するとRSSI(Received Signal Strength Indication)が著しく小さくなる。したがって、閾値を用いた検出精度は高くなる。しかしながら、送信機と受信機との距離が大きくなると、反射波および回折波の影響が大きくなる(マルチパスフェージング)。マルチパスフェージングが生じると、検出エリア内に物体が位置しても、RSSIの低下度合が小さくなる。その結果、閾値を用いた検出精度が低くなる。
1つの側面では、本発明は、物体の有無の検出精度を向上させることができる物体検出システムを提供することを目的とする。
1つの態様では、物体検出システムは、複数の周波数のそれぞれで無線信号を送信する送信機と、前記無線信号を受信する受信機と、時間窓内において前記受信機が前記無線信号を受信した際のそれぞれの受信電力を取得する受信電力取得部と、前記複数の周波数から、閾値判定に用いる周波数を選択する選択部と、前記時間窓内であって前記選択部によって選択された周波数の前記受信電力の統計値を取得する統計値取得部と、前記統計値と閾値とを比較することで前記閾値判定を行う比較部と、を備える。
物体の有無の検出精度を向上させることができる。
送受信機を用いた物体検出を例示する図である。 (a)および(b)は物体検出を例示する図である。 (a)および(b)はマルチパスフェージングを例示する図である。 実施例1に係る物体検出システムの全体構成を例示する図である。 (a)および(b)は検出装置の動作を例示する図である。 (a)〜(c)は検出装置の動作の詳細を例示する図である。 (a)および(b)は検出装置の動作の詳細を例示する図である。 実施例2に係る物体検出システムの全体構成を例示する図である。 (a)および(b)は検出装置の動作の詳細を例示する図である。 実施例3に係る物体検出システムの全体構成を例示する図である。 (a)〜(c)は検出装置の動作の詳細を例示する図である。 実施例4に係る物体検出システムの全体構成を例示する図である。 (a)および(b)は検出装置の動作の詳細を例示する図である。 実施例5に係る物体検出システムの全体構成を例示する図である。 端末装置の動作を例示する図である。 検出装置の動作の詳細を例示する図である。 検出装置の動作の詳細を例示する図である。 (a)および(b)は装置構成を例示する図であり、(c)は他の物体検出システムを例示する図である。
実施例の説明に先立って、送受信機を用いた物体検出について説明する。
図1は、送受信機を用いた物体検出を例示する図である。図1で例示するように、送信機201と受信機202とを設置しておく。送信機201は、無線信号を送信する。受信機202は、送信機201が送信した無線信号を受信する。送信機201と受信機202との間に、ヒト、車などの物体が位置しなければ、無線信号が遮られないため、受信機202が送信機201の無線信号を受信する際のRSSIは大きくなる。一方、送信機201と受信機202との間に物体が位置すると、無線信号が物体によって遮られるため、RSSIが小さくなる。そこで、RSSIが閾値よりも小さくなることを検出することで、侵入者の検出、老人の見守り、通行量調査などが可能となる。
例えば、図2(a)および図2(b)で例示するように、送信機201と受信機202との間の検出エリアα内に物体が位置する状態のRSSIの平均値Prefを取得しておく。検出エリアαは、物体としてヒトが通る可能性があるエリアである。検出エリアαにヒトが位置しない場合、RSSIが低下する特性を利用して、閾値Pth=Pref−dPthを用いて、ある時刻tに取得したRSSI値Pに対して、P<Pthであれば、検出エリアαにヒトが位置したと判定することができる。例えば、dPthは、物体の遮蔽と判断されるRSSIの低下量などとすることができる。
図3(a)で例示するように、送信機201と受信機202との距離が小さい場合、直接波が支配的となるため、検出エリア内にヒトが入るとRSSIが著しく小さくなる。したがって、閾値を用いた検出精度は高くなる。しかしながら、図3(b)で例示するように、送信機201と受信機220との距離が大きくなると、反射波および回折波の影響が大きくなる(マルチパスフェージング)。マルチパスフェージングが生じると、検出エリア内にヒトが入ってもRSSIの低下度合が小さくなる。その結果、閾値を用いた検出精度が低くなる。
そこで、以下の実施例では、周波数によって受信点でのマルチパス電波の合成(位相条件)が異なり、無線信号の受信強度や、直接経路が遮られたときのレベルの変動の仕方が異なることに着目する。そこで、閾値判定に適切な周波数を選択することで、マルチパスフェージングによる影響を緩和して、物体の有無の検出精度を向上させることができる物体検出システムについて説明する。
図4は、実施例1に係る物体検出システム100の全体構成を例示する図である。図4で例示するように、物体検出システム100は、送信機10、受信機20、検出装置30などを備える。検出装置30は、記憶部31、パラメータ推定部32、パラメータ選択部33、比較部34、出力部35などとして機能する。
送信機10は、複数の周波数の無線信号を一度に送信する機能を有する。または、送信機10は、複数の周波数の無線信号を周期的に切り替えて送信する機能を有していてもよい。受信機20は、複数の周波数の無線信号を一度に受信する機能を有する。または、受信機20は、複数の周波数の無線信号を周期的に切り替えて受信する機能を有する。ただし、周波数の識別はできなくてもよい。送信機10および受信機20は、物体が通過することが想定される物体検出エリアを挟んで対向するように設置されている。また、送信機10と受信機20との距離は、送信機10の無線信号の到達距離以下に設定されている。受信機20は、送信機10からの無線信号を受信するごとに、当該無線信号のRSSIを出力する。
記憶部31は、受信機20から送られてきたRSSIデータを取得して受信時刻に関連付けて記憶する。パラメータ推定部32は、記憶部31に記憶されている各時間窓期間内のRSSIデータの統計値を取得する。パラメータ選択部33は、閾値判定に適した周波数を選択する。比較部34は、RSSIデータの統計値と閾値とを比較することで閾値判定を行う。出力部35は、比較部で判定された検出結果を出力する。
続いて、検出装置30の動作について説明する。図5(a)は、検出装置30の動作を表すフローチャートを例示する図である。まず、記憶部31は、受信機20から、複数種類の周波数のRSSIデータを取得して受信時刻に関連付けて記憶しておく。例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の3つのアドバタイズチャネルを使用する場合、受信機20は、当該3チャネルの周波数のRSSIデータを取得する。本実施例においては、記憶部31は、各RSSIデータに周波数を関連付けていないものとする。
パラメータ推定部32は、特定の時間窓期間について、記憶部31からRSSIデータを取得する(ステップS1)。次に、パラメータ選択部33は、閾値判定に適した周波数Fselectを選択する(ステップS2)。たとえば、時間窓期間でヒトがいるときといないときとの差が顕著となる周波数が選択される。図5(b)の例では、一例として周波数Aが選択される。次に、パラメータ推定部32は、周波数FselectのRSSIデータに対して統計処理を行うことで、統計値Pselectを取得する(ステップS3)。次に、比較部34は、Pselectが閾値Pth未満であるか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4で「Yes」と判定された場合、出力部35は、「物体が有る」ことを示す情報を出力する(ステップS5)。ステップS4で「No」と判定された場合、出力部35は、「物体が無い」ことを示す情報を出力する(ステップS6)。その後、フローチャートの実行が終了する。
このように、閾値判定に適した周波数のRSSIデータの統計値を用いて閾値判定を行うことで、マルチパスフェージングによる影響を緩和し、物体の有無の判別精度を向上させることができる。
続いて、各部の詳細な動作の一例について説明する。
パラメータ推定部32は、各時間窓期間内のRSSIデータから、最適化手法を用いて、各周波数で送られてきたRSSIの確率密度分布のパラメータを求める。確率密度分布のパラメータは、例えば、平均値、分散などである。各時間窓期間は、互いに重複していてもよい。例えば、各時間窓期間は、所定時間ずつシフトしつつ互いに一部が重複していてもよい。
周波数によって受信点でのマルチパス電波の合成(位相条件)が異なるため、無線信号の受信強度や、直接経路が遮られたときのレベルの変動の仕方が異なる。そこで、パラメータ選択部33は、推定された各確率密度分布の平均値を大きい順に並べ、値の大きさが中央に位置するものを選択する。これは、最大のRSSIを持つ周波数では物体が位置する場合に誤判定の可能性があり、最小のRSSIを持つ周波数では物体が位置しない場合に誤判定の可能性があるからである。
比較部34は、選択された確率密度分布の平均値が、あらかじめ定めた閾値以下であるか否かを判定し、閾値以下で有ると判定された場合に検出エリアに物体(ヒト、車などの移動体、または静置体)が位置すると判定する。
続いて、検出装置30の動作の詳細について説明する。図6(a)は、検出装置30の動作を表すフローチャートを例示する図である。パラメータ推定部32は、図6(b)で例示するように、特定の時間窓期間について、記憶部31からRSSIデータを取得する(ステップS11)。次に、パラメータ推定部32は、特定の時間窓について、3種類の周波数のRSSIの確率密度分布を推定する(ステップS12)。図6(c)は、各周波数での正規分布を例示する図である。
次に、パラメータ選択部33は、分離したRSSIの平均値のうち、他の2つの平均値に挟まれた中央の平均値Pselectを選択する(ステップS13)。図6(c)の例では、実線で描かれた確率密度分布の平均値が選択される。次に、比較部34は、Pselectが閾値Pth未満であるか否かを判定する(ステップS14)。ステップS14で「Yes」と判定された場合、出力部35は、「物体が有る」ことを示す情報を出力する(ステップS15)。ステップS14で「No」と判定された場合、出力部35は、「物体が無い」ことを示す情報を出力する(ステップS16)。その後、フローチャートの実行が終了する。
ここで、RSSIの確率密度分布の推定の詳細について説明する。例えば、アドバタイズの3チャネルが同じ割合(使用頻度)で用いられるものとする。また、3種類の周波数のRSSIの確率密度分布が対数正規分布G(μ,σ)に従うものとする。パラメータ推定部32は、ある環境での全体のRSSIpの分布Hを下記式(1)のように対数正規分布の足し合わせで表すことで、モデルを作成する。次に、パラメータ推定部32は、一定時間内で得られたRSSIから求めた分布を下記式(2)で表した場合に、下記式(3)に従って、下記式(1)と下記式(2)との差分の二乗誤差を最小にする平均値および分散を推定する。以上の手順により、各周波数の確率密度分布を求めることができる。なお、BLEでは、推定結果と実測値の分布とがほぼ一致する。
Figure 2021043137
Figure 2021043137
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図6(a)で表した動作は、各時間窓期間について実行される。すなわち、図6(a)で表した動作は、所定の時間間隔で繰り返されることになる。図7(a)は、時刻t1を開始時間とする時間窓期間内に物体が検出エリア内に位置しない場合を例示する図である。図7(a)で例示するように、パラメータ推定部32は、時刻t1を開始時間とする時間窓期間において、周波数A〜周波数Cのそれぞれについて、RSSIの確率密度分布を推定する。図7(a)の例では、中央の平均値Pselectの周波数が互いに異なっている。次に、パラメータ選択部33は、分離したRSSIの平均値のうち、中央の平均値Pselectを選択する。次に、比較部34は、Pselectが閾値Pth未満であるか否かを判定する。図7(a)の例では、Pselectが閾値Pth未満ではないため、出力部35は、「物体無し」を示す情報を検出結果として出力する。
図7(b)は、時刻t2を開始時間とする時間窓期間内に物体が検出エリア内に位置する場合を例示する図である。図7(b)で例示するように、パラメータ推定部32は、時刻t2を開始時間とする時間窓期間において、周波数A〜周波数Cのそれぞれについて、RSSIの確率密度分布を推定する。図7(b)の例では、中央の平均値Pselectの周波数が互いに異なっている。次に、パラメータ選択部33は、分離したRSSIの平均値のうち、中央の平均値Pselectを選択する。次に、比較部34は、Pselectが閾値Pth未満であるか否かを判定する。図7(b)の例では、Pselectが閾値Pth未満であるため、出力部35は、「物体有り」を示す情報を検出結果として出力する。
本実施例においては、パラメータ推定部32が、複数の周波数が所定の比率で用いられていることを条件として、複数の周波数のそれぞれに対応する複数の確率密度分布を求める。この場合、RSSIデータに周波数が関連付けられていなくても、RSSIデータを複数の周波数のそれぞれに分類することができるようになる。複数の確率密度分布のうちいずれかを選択することで閾値判定に用いる周波数を選択することができる。例えば、分離したRSSIの平均値のうち最大の平均値を有するものと、分離したRSSIの平均値のうち最小の平均値を有するものを除外することで、誤判定を抑制することができる。
本実施例においては、送信機10が、複数の周波数のそれぞれで無線信号を送信する送信機の一例である。受信機20が、前記無線信号を受信する受信機の一例である。記憶部31が、時間窓内において前記受信機が前記無線信号を受信した際のそれぞれの受信電力を取得する受信電力取得部の一例である。パラメータ選択部33が、前記複数の周波数から、閾値判定に用いる周波数を選択する選択部の一例である。パラメータ推定部32が、前記時間窓内であって前記選択部によって選択された周波数の前記受信電力の統計値を取得する統計値取得部の一例である。比較部34が、前記統計値と閾値とを比較することで前記閾値判定を行う比較部の一例である。
図8は、実施例2に係る物体検出システム100aの全体構成を例示する図である。図8で例示するように、物体検出システム100aが実施例1の物体検出システム100と異なる点は、検出装置30の代わりに検出装置30aが設けられている点である。検出装置30aが検出装置30と異なる点は、パラメータ推定部32およびパラメータ選択部33が設けられておらず、除外部36および統計値算出部37が設けられている点である。
除外部36は、各時間窓期間のRSSIデータのうち、検出エリア内に物体が位置しない状態で取得したRSSIの平均値Prefを上回るものを除外する。当該RSSIの平均値Prefは、あらかじめ、検出エリア内に物体が位置しない状態で取得しておくことができる。統計値算出部37は、除外部36による除外処理後の残りのRSSIデータの統計値(平均値、中央値、最大値、最小値など)を算出する。
続いて、検出装置30aの動作の詳細について説明する。図9(a)は、検出装置30aの動作を表すフローチャートを例示する図である。まず、記憶部31は、受信機20から、3種類の周波数のRSSIデータを取得して受信時刻に関連付けて記憶しておく。例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の3つのアドバタイズチャネルを使用する場合、受信機20は、当該3チャネルのRSSIデータを取得する。本実施例においては、記憶部31は、各RSSIデータに周波数を関連付けていないものとする。
除外部36は、特定の時間窓期間について、記憶部31からRSSIデータを取得する(ステップS21)。次に、除外部36は、RSSIデータPが平均値Prefを上回っているか否かを判定する(ステップS22)。RSSIデータPは、ステップS21で取得されたRSSIデータのいずれかである。ステップS22で「No」と判定された場合、除外部36は、時間窓期間における他のRSSIデータについてステップS22を実行する。ステップS22で「Yes」と判定された場合、除外部36は、図9(b)で例示するように、当該RSSIデータPを除外する(ステップS23)。その後、除外部36は、時間窓期間における他のRSSIデータについてステップS22を実行する。
時間窓期間内における全てのRSSIデータについてステップS22が実行された後に、統計値算出部37は、除外部36による除外処理後のRSSIデータについて、統計値Pselectを算出する(ステップS24)。例えば、統計値Pselectは、平均値、中央値、最大値および最小値のいずれかである。次に、比較部34は、Pselectが閾値Pth未満であるか否かを判定する(ステップS25)。ステップS25で「Yes」と判定された場合、出力部35は、「物体有り」を示す情報検出結果として出力する(ステップS26)。ステップS25で「No」と判定された場合、出力部35は、「物体無し」を示す情報を検出結果として出力する(ステップS27)。その後、フローチャートの実行が終了する。図9(a)で表した動作は、各時間窓期間について実行される。すなわち、図9(a)で表した動作は、所定の時間間隔で繰り返されることになる。
本実施例においては、RSSIデータのうち、所定の閾値を上回る受信電力が除外される。このようにすることで、特定の周波数のRSSIデータを除外することができるようになる。したがって、RSSIデータに周波数が関連付けられていなくても、閾値判定に用いる適切な周波数を選択することができる。
本実施例においては、除外部36が、複数の周波数から、閾値判定に用いる周波数を選択する選択部の一例である。統計値算出部37が、時間窓内であって前記選択部によって選択された周波数の受信電力の統計値を取得する統計値取得部の一例である。
図10は、実施例3に係る物体検出システム100bの全体構成を例示する図である。物体検出システム100bが実施例2の物体検出システム100aと異なる点は、検出装置30aの代わりに検出装置30bが設けられている点である。検出装置30bが検出装置30aと異なる点は、除外部36が設けられていない点である。なお、本実施例においては、除外部36が設けられていないため、統計値算出部37は、時間窓期間の全てのRSSIデータについての統計値(平均値、中央値など)を算出する。
続いて、検出装置30bの動作の詳細について説明する。図11(a)は、検出装置30bの動作を表すフローチャートを例示する図である。まず、記憶部31は、受信機20から、3種類の周波数のRSSIデータを取得して受信時刻に関連付けて記憶しておく。例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の3つのアドバタイズチャネルを使用する場合、受信機20は、当該3チャネルのRSSIデータを取得する。本実施例においては、記憶部31は、各RSSIデータに周波数を関連付けていないものとする。
除外部36は、特定の時間窓期間について、記憶部31からRSSIデータを取得する(ステップS31)。次に、図11(b)および図11(c)で例示するように、統計値算出部37は、当該時間窓期間の全てのRSSIデータについて、平均値または中央値を統計値Pselectとして算出する(ステップS32)。次に、比較部34は、Pselectが閾値Pth未満であるか否かを判定する(ステップS33)。ステップS33で「Yes」と判定された場合、出力部35は、「物体有り」を示す情報を検出結果として出力する(ステップS34)。ステップS33で「No」と判定された場合、出力部35は、「物体無し」を示す情報を検出結果として出力する(ステップS35)。その後、フローチャートの実行が終了する。図11(a)で表した動作は、各時間窓期間について実行される。すなわち、図11(a)で表した動作は、所定の時間間隔で繰り返されることになる。
本実施例においては、時間窓期間内のRSSIデータのうちの平均値または中央値を取得することで、検出エリアに物体が位置する場合の誤検出および検出エリアに物体が位置しない場合の誤検出を抑制することができる。また、RSSIデータに周波数が関連付けられていなくても、閾値判定に用いる周波数を選択することができる。また、当該平均値または中央値を統計値として取得することで閾値判定を行うことができる。
本実施例においては、統計値算出部37が、複数の周波数から閾値判定に用いる周波数を選択する選択部、および時間窓内であって選択部によって選択された周波数の受信電力の統計値を取得する統計値取得部の一例である。
図12は、実施例4に係る物体検出システム100cの全体構成を例示する図である。物体検出システム100cが実施例2の物体検出システム100aと異なる点は、検出装置30aの代わりに検出装置30cが設けられている点である。検出装置30cが検出装置30aと異なる点は、除外部36の代わりに周波数選択部38が設けられている点である。
本実施例においては、受信機20は、いずれの周波数で無線信号を受信したかが把握できる構成とする。周波数によって受信点でのマルチパス電波の合成(位相条件)が異なるため、無線信号の受信強度や、直接経路が遮られたときのレベルの変動の仕方が異なる。そこで、周波数選択部38は、時間窓期間内で、中央の大きさのRSSIを持つ周波数を選択する。これは、最大のRSSIを持つ周波数では物体が位置する場合に誤判定の可能性があり、最小のRSSIを持つ周波数では物体が位置しない場合に誤判定の可能性があるからである。複数の周波数を同時に受信できない場合、一定時間計測時間を設けることにする。
続いて、物体検出システム100の動作の詳細について説明する。図13(a)は、物体検出システム100cの動作を表すフローチャートを例示する図である。まず、記憶部31は、受信機20から、3種類の周波数(周波数A〜周波数C)のRSSIデータを取得し、受信時刻および周波数と関連付けて記憶しておく。例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の3つのアドバタイズチャネルを使用する場合、受信機20は、当該3チャネルのRSSIデータを取得する。
周波数選択部38は、特定の時間窓期間について、記憶部31からRSSIデータを取得する(ステップS41)。次に、周波数選択部38は、時間窓期間においてRSSIデータをソートして、RSSIの値が中央である周波数Fselectを選択する(ステップS42)。図13(b)の例では、周波数Aが選択される。次に、統計値算出部37は、選択した周波数のRSSIデータに対して統計処理を行い、平均値、中央値、最大値、最小値などの統計値Pselectを算出する(ステップS43)。
次に、比較部34は、Pselectが閾値Pth未満であるか否かを判定する(ステップS44)。ステップS44で「Yes」と判定された場合、出力部35は、「物体有り」を示す情報を検出結果として出力する(ステップS45)。ステップS44で「No」と判定された場合、出力部35は、「物体無し」を示す情報を検出結果として出力する(ステップS46)。その後、フローチャートの実行が終了する。図13(a)で表した動作は、各時間窓期間について実行される。すなわち、図13(a)で表した動作は、所定の時間間隔で繰り返されることになる。
本実施例においては、時間窓期間において、RSSIデータをソートした場合の中央のRSSIデータの周波数が選択される。この場合、検出エリアに物体が位置する場合の誤検出および検出エリアに物体が位置しない場合の誤検出を抑制することができる。
本実施例においては、周波数選択部38が、複数の周波数から閾値判定に用いる周波数を選択する選択部の一例である。統計値算出部37が、時間窓内であって選択部によって選択された周波数の受信電力の統計値を取得する統計値取得部の一例である。
図14は、実施例5に係る物体検出システム100dの全体構成を例示する図である。物体検出システム100dが実施例1の物体検出システム100と異なる点は、検出装置30の代わりに検出装置30dが設けられており、端末装置40がさらに備わっている点である。検出装置30dが検出装置30と異なる点は、識別部39がさらに備わっている点である。
本実施例においては、送信機10は、MACアドレスに加え、無線信号を送信するごとにペイロードにインクリメントする8ビットのシーケンス番号を含むパケットを無線信号として定期的に送信する。受信機20は、パケットを常時受信し、受信されたパケットのMACアドレス、シーケンス番号、受信時刻、RSSIを検出装置30dに送信する。本実施例においては、出力部35は、時間窓期間で「物体有り」を検出した場合に、「物体有り」を示す情報を検出結果として出力するとともに、当該時間窓期間の各RSSIデータの受信時刻、RSSI、およびシーケンス番号を識別部39に送る。
端末装置40は、図15で例示するように、パケットを常時受信し、パケットを受信したか否かを判定する(ステップS51)。ステップS51で「No」と判定された場合、ステップS51が再度実行される。ステップS51で「Yes」と判定された場合、端末装置40は、当該パケットのMACアドレス、シーケンス番号、RSSIを自身のIDと共に検出装置30dに無線で送信する(ステップS52)。なお、例えば、パケットのRSSIが一定以上のときのみ、ステップS52に進むようにしてもよい。
続いて、検出装置30dの動作の詳細について説明する。図16は、検出装置30dの動作を表すフローチャートを例示する図である。記憶部31は、受信機20から、各受信信号のMACアドレスおよびRSSIデータを取得し、受信時刻に関連付けて記憶しておく。また、記憶部31は、端末装置40から、各受信信号のMACアドレス、RSSIデータ、および受信時刻を取得し、互いに関連付けて端末データとして記憶しておく。
識別部39は、記憶部31に記憶されている端末データのうち、MACアドレスが送信機10のMACアドレスに一致してRSSIが閾値以上となる端末データを取得する(ステップS61)。例えば、MACアドレスフィルタリングを行うことで、MACアドレスの一致・不一致を判定することができる。次に、識別部39は、出力部35が「物体有り」を示す検出結果を出力したか否かを判定する(ステップS62)。ステップS62で「No」と判定された場合、フローチャートの実行が終了する。
ステップS62で「Yes」と判定された場合、識別部39は、記憶部31から取得した端末データから、「物体有り」を示す検出結果が出力された場合のシーケンス番号と一致するかシーケンス番号が近いものを検索する(ステップS63)。例えば、「物体有り」を示す検出結果が出力された場合のシーケンス番号をNとし、探索対象のシーケンス番号をNobjとした場合に、|N−Nobj|が閾値δnum以下となるNobjがあるか否かが判定される。ステップS63で「Yes」と判定された場合、識別部39は、物体有りと判定された物体が当該端末装置40であることを示す情報を識別結果として出力する(ステップS64)。ステップS63で「No」と判定された場合、フローチャートの実行が終了する。
本実施例においては、端末装置40が送信する無線信号に応じて、端末装置40を特定することができる。例えば、無線信号を送信するごとにペイロードにインクリメントするシーケンス番号を用いることで、物体が有りと検出された時刻に一致するまたは近い時刻に、端末装置40が検出エリア内に位置したと推定することができる。
本実施例においては、端末装置40が、送信機からの無線信号を受信した場合に無線信号を送信する端末装置の一例である。識別部39が、端末装置が送信する無線信号に応じて端末装置を識別する識別部の一例である。
なお、本実施例においては、検出装置30に識別部39を備える構成を有する検出装置30dを用いたがそれに限られない。例えば、検出装置30a〜検出装置30cのいずれかに識別部39を備える構成を有する検出装置を用いてもよい。
(変形例)
変形例においては、送信機10および端末装置40は、それぞれ自身のMACアドレスを含むパケットを無線信号として所定の送信周期で送信する。受信機20は、送信機10が送信した無線信号および端末装置40が送信した無線信号を受信する。記憶部31は、受信機20が受信した信号のデータを受信時刻に関連付けて記憶する。
続いて、検出装置30dの動作の詳細について説明する。図17は、検出装置30dの動作を表すフローチャートを例示する図である。記憶部31は、受信機20から、各受信信号のMACアドレスおよびRSSIデータを取得し、受信時刻に関連付けて記憶しておく。
識別部39は、記憶部31に記憶されているデータのうち、予め設定された端末アドレスリストに一致するものを抽出する(ステップS71)。識別部39は、ステップS51で抽出したデータのうち、RSSIが閾値以上のデータを選択する(ステップS72)。次に、識別部39は、出力部35が「物体有り」を示す検出結果を出力したか否かを判定する(ステップS73)。ステップS73で「No」と判定された場合、フローチャートの実行が終了する。
次に、識別部39は、ステップS72で選択したデータから、「物体有り」を示す検出結果が出力された時刻Tnから一定時刻以内にある端末装置40を検索する(ステップS74)。例えば、探索対象の受信時刻をTtermとし、閾値をδtimeとした場合に、|T−Tterm|がδtime以下となるTtermがあるか否かが判定される。ステップS74で「Yes」と判定された場合、識別部39は、物体有りと判定された物体が当該端末装置40であることを示す情報を識別結果として出力する(ステップS75)。ステップS74で「No」と判定された場合、フローチャートの実行が終了する。
図18(a)は、検出装置30〜30dのハードウェア構成を例示するブロック図である。図18(a)を参照して、検出装置30〜30dは、CPU101、RAM102、記憶装置103、通信装置104等を備える。
CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置103は、プログラムなどを記憶している。通信装置104は、受信機20などとの間で通信を行うための装置である。なお、本実施例においては検出装置30〜30dの各部は、プログラムの実行によって実現されているが、専用の回路などのハードウェアを用いてもよい。
図18(b)は、端末装置40のハードウェア構成を例示するブロック図である。図18(b)を参照して、端末装置40は、CPU301、RAM302、記憶装置303、通信装置304等を備える。
CPU301は、中央演算処理装置である。CPU301は、1以上のコアを含む。RAM302は、CPU301が実行するプログラム、CPU301が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置303は、不揮発性記憶装置である。記憶装置203として、例えば、ROM、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置303は、プログラムなどを記憶している。通信装置304は、検出装置30〜30dなどとの間で通信を行うための装置である。
図18(c)は、ネットワークなどの電気通信回線作業を用いた物体検出システムについて例示する図である。上記各例においては、検出装置30〜30dは、受信機20からRSSIデータを取得している。これに対して、検出装置30〜30dの機能を有するサーバ402が、インターネットなどの電気通信回線401を通じて受信機20からRSSIデータを取得してもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 送信機
20 受信機
30 検出装置
31 記憶部
32 パラメータ推定部
33 パラメータ選択部
34 比較部
35 出力部
36 除外部
37 統計値算出部
38 周波数選択部
39 識別部
40 端末装置
100 物体検出システム

Claims (6)

  1. 複数の周波数のそれぞれで無線信号を送信する送信機と、
    前記無線信号を受信する受信機と、
    時間窓内において前記受信機が前記無線信号を受信した際のそれぞれの受信電力を取得する受信電力取得部と、
    前記複数の周波数から、閾値判定に用いる周波数を選択する選択部と、
    前記時間窓内であって前記選択部によって選択された周波数の前記受信電力の統計値を取得する統計値取得部と、
    前記統計値と閾値とを比較することで前記閾値判定を行う比較部と、を備えることを特徴とする物体検出システム。
  2. 前記選択部は、前記受信電力取得部が取得した前記受信電力に対し、前記複数の周波数が所定の比率で用いられていることを条件として、前記複数の周波数のそれぞれに対応する複数の確率密度分布を求め、前記複数の確率密度分布のうちいずれかを選択することで前記閾値判定に用いる周波数を選択することを特徴とする請求項1記載の物体検出システム。
  3. 前記選択部は、前記受信電力取得部が取得した前記受信電力のうち、所定の閾値を上回る受信電力を除外することで、前記閾値判定に用いる周波数を選択することを特徴とする請求項1記載の物体検出システム。
  4. 前記選択部は、前記時間窓内の前記受信電力のうちの平均値または中央値を取得することで、前記閾値判定に用いる周波数を選択し、
    前記比較部は、前記平均値または前記中央値を前記閾値と比較することを特徴とする請求項1記載の物体検出システム。
  5. 前記受信電力取得部は、前記複数の周波数と関連付けて前記受信電力を取得し、
    前記選択部は、前記複数の周波数のうち、前記受信電力取得部が取得した前記受信電力をソートした場合の中央の受信電力の周波数を選択することを特徴とする請求項1記載の物体検出システム。
  6. 前記送信機からの前記無線信号を受信した場合に無線信号を送信する端末装置と、
    前記端末装置が送信する前記無線信号に応じて、前記端末装置を識別する識別部と、を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の物体検出システム。
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