JP2005118764A - シリコーン灰と廃棄物によるリサイクル製品加工システ厶 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の廃棄物の処理では、大規模な施設や複雑かつ高価な処理方法が条件になっていて効率やコスト面での問題がある。また、最終処分場も逼迫しているため新たな最終処分場を建設するにも新たな用地を確保するとなると金銭的な問題は勿論,周辺住民の同意を得るのも困難な状況である。
【解決手段】廃棄物処理及び処分で問題のある物質同士(特に焼却灰・煤塵と灰プラスチック類)を混合し、大規模な施設や特殊な条件を必要としない設備で、耐久性・メンテナンス及び安全性についても問題のない一般的に使用されている既存装置を利用・応用した装置による加工によってリサイクル製品を製造するため、従来のリサイクル処理方法より安価で簡便な処理ができる加工システムを提供することができ、逼迫した最終処分場の延命化にも寄与することができる。
【選択図】図1
【解決手段】廃棄物処理及び処分で問題のある物質同士(特に焼却灰・煤塵と灰プラスチック類)を混合し、大規模な施設や特殊な条件を必要としない設備で、耐久性・メンテナンス及び安全性についても問題のない一般的に使用されている既存装置を利用・応用した装置による加工によってリサイクル製品を製造するため、従来のリサイクル処理方法より安価で簡便な処理ができる加工システムを提供することができ、逼迫した最終処分場の延命化にも寄与することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般廃棄物、または産業廃棄物を焼却して生じた焼却灰・煤塵を無害化処理した処理灰(以下、シリコーン灰という)を、廃棄物(廃プラスチック類、アスファルト、セメント、樹脂等)とを混合し、リサイクル製品を製造する有効な加工システムに関するものである。
焼却灰・煤塵の処分・処理方法は、大別して管理型処分場への埋め立て処分、エコセメントの製造処理、溶融スラグの製造処理がある。ただし、エコセメントと溶融スラグの製造処理にはエネルギー効率の観点から処理施設の規模を大きくしなければならないという条件がつくために、その多くは管理型処分場への埋め立て処分されているのが現状である。
また、廃プラスチック類のリサイクルには、プラスチックとして再利用するマテリアルリサイクル、高炉の還元剤として再利用するケミカルリサイクル、燃焼させて熱エネルギーを回収するサーマルリサイクル等、様々な廃プラスチック類のリサイクル処理が開発され実用化されている。しかし、廃プラスチック類の有効利用されている割合は総排出量の5割程度であり、残りの廃プラスチック類は単純焼却処理か埋立処理されているのが現状である。
近年、廃棄物処理の生命線とも言える最終処分場が満杯になると予想され、埋立対象物(焼却灰・煤塵、破砕不燃物等)の減容化の施策が積極的に進められ、ごみの発生抑制,ごみの資源化・減量化が推進されている。
解決しようとする問題は、以上に述べた現状の廃棄物の処理では、大規模な施設が必要であったり、複雑かつ高価な処理方法が条件になっていて効率やコスト面での問題がある。また、最終処分場も逼迫しているため新たな最終処分場を建設するにも新たな用地を確保するとなると金銭的な問題は勿論、周辺住民の同意を得るのも困難な状況である。
本発明は、このような従来の廃棄物リサイクル処理技術では効率やコスト面での抱えていた問題を解決しようとするものであり、廃棄物でも特に問題のある物質同士(焼却灰・煤塵と灰プラスチック類)をリサイクル製品(エコ製品)の材料として加工するシステムを実現することを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために焼却灰・煤塵を無害化処理(特願2001−374975、特願2002−195276、特願2002−188753、特願2002−195277、特願2003−57814を利用した技術)したシリコーン灰と廃棄物(廃プラスチック類、アスファルト、セメント、樹脂等)とを大規模で特殊な条件を必要としない設備で、耐久性・メンテナンス及び安全性についても問題のない一般的に使用されている既存装置を応用した装置による加工によってリサイクル製品を製造可能にしたシステムである。
本発明のリサイクル製品加工システムは、処理及び処分で問題のある廃棄物同士(特に焼却灰・煤塵と灰プラスチック類)を利用してリサイクル製品にするため、従来のリサイクル処理方法より安価で簡便な処理ができる有用な処理方法を提供することができ、逼迫した最終処分場の延命化にも寄与する。
以下、本発明の実施の形態を図1に基づいて説明する。
リサイクル製品(エコ製品)の材料となる廃プラスチック類等(以下、リサイクル素材と言う)を溶融釜に投入し、リサイクル素材の溶融温度雰囲気(100℃〜500℃)まで攪拌しながら加熱をし、溶融温度雰囲気を維持する。
リサイクル素材が粘性を持った液状に変化したところで、無害化処理されたシリコーン灰を溶融釜に投入し10分間程度混錬することにより、リサイクル製品の原料となる混合物になる。
溶融釜で混錬された混合物を取り出し、成型用金型に入れ圧縮加工または養生加工により、リサイクル製品(エコ製品)を製造する。
Claims (1)
- 焼却灰、煤塵を無害化処理したシリコーン灰と廃棄物(廃プラスチック、アスファルト、セメント、樹脂等)とを大規模で特殊な条件を必要としない設備で、耐久性・メンテナンス及び安全性についても問題のない一般的に使用されている既存装置を応用した装置による加工によってリサイクル製品を製造可能にしたシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003385926A JP2005118764A (ja) | 2003-10-12 | 2003-10-12 | シリコーン灰と廃棄物によるリサイクル製品加工システ厶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003385926A JP2005118764A (ja) | 2003-10-12 | 2003-10-12 | シリコーン灰と廃棄物によるリサイクル製品加工システ厶 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005118764A true JP2005118764A (ja) | 2005-05-12 |
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ID=34616121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003385926A Pending JP2005118764A (ja) | 2003-10-12 | 2003-10-12 | シリコーン灰と廃棄物によるリサイクル製品加工システ厶 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005118764A (ja) |
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2003
- 2003-10-12 JP JP2003385926A patent/JP2005118764A/ja active Pending
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