JP2001106565A - ダイオキシン含有焼却灰高温熱処理リサイクル焼成体 - Google Patents
ダイオキシン含有焼却灰高温熱処理リサイクル焼成体Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/60—Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes
Landscapes
- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
道汚泥焼却灰を再び粘土と混合、練合して成形、乾燥
後、高温焼成を行うことでダイオキシン(毒物等)の高
熱処理と同時に焼成体を製造することができ再び産業資
源として活用することができ、強度、硬度に優れ型くず
れのない焼成体を提供する。 【解決手段】 ダイオキシンその他の毒物を含有する焼
却灰と下水道汚泥焼却灰に粘土を混合、練合して生地粘
土となし所望形状に成形し、その成形体を乾燥し加熱焼
成して含有ダイオキシン(毒物等)の高熱処理を可能と
してなることを特徴とするリサイクル焼成体。
Description
発生する含有ダイオキシン(毒物等)焼却灰と公共下水
道汚泥から発生する汚泥焼却灰の廃棄物を再利用してな
るリサイクル焼成体に関するもので、たとえば焼却灰中
にダイオキシン(毒物等)が含まれるとしても高温焼成
にてダイオキシン(毒物等)を高熱分解すると同時に所
望形状焼成体を同時に得る高熱処理製造技術に関するも
のである。
する焼却灰は埋立により処分されているが、この現在の
方法ではダイオキシン(毒物等)が焼却灰に含まれてい
るため埋立場の確保が環境問題による住民の反対運動な
どで困難であり、抜本的な解決策が急務である。本発明
は、埋立処分、近年においては焼却灰をガス溶融炉で溶
融処理の方法が提案されているが、この方法では建設コ
ストが高く高エネルギーを使用しても本発明の副産物と
してのリサイクル焼成体が得られず高エネルギーが無駄
になる。また、溶融炉の炉中の温度を平均して摂氏12
00度前後に保つことが非常に難しい技術的問題であ
る。埋立処分では焼却灰中にダイオキシン(毒物等)が
含まれて処分されたときは地中に入りやがては地下水に
入る込む危険な処分として認識すべき問題で今現在行わ
れている最中である。
には近年公共焼却施設から発生するダイオキシン(毒物
等)を含有する焼却灰をガス化溶融炉で溶融処理の方法
が提案されているが、この方法では高エネルギーを消費
しても焼成体を得ることも出来ず高エネルギーの無駄に
なる。また埋立処分においては含有ダイオキシン(毒物
等)の焼却灰であるため処分されたときには地中に入り
やがては地下水に入り込む危険な処分として認識すべき
問題である。しかしながら本発明は、公共焼却施設から
発生する焼却灰または公共下水道汚泥焼却灰はダイオキ
シン(毒物等)を含んでいる焼却灰の埋立処分では環境
に関する問題があり、一方ガス化溶融では高エネルギー
の無駄になるほか建設コストが極めて高くつき、本発明
のように焼成体を同時に得ることが出来ない手法であ
る。ダイオキシン(毒物等)の高熱処理が可能であれば
公共焼却灰または下水道汚泥焼却灰を窯業原料として粘
土と混合、練合して用いることが出来ることに着目、各
種の考察、実験を行い焼成体製造を成すことでダイオキ
シン(毒物等)の高熱処理と焼成体製造を同時に成す技
術の発明を成すに至った。この作業については現在陶業
で行われている通常の焼成体製造の陶業炉で行うことが
可能であるため高能率で処理コストが安くできる。
(毒物等)を含む焼却灰重量パーセントと公共下水道汚
泥焼却灰重量パーセントとに粘土重量パーセントを混
合、練合して生地粘土と成し、当該生地粘土を所望形状
に成形しその成形体を乾燥後、加熱焼成する。本発明
は、以上のような構成よりなるリサイクル焼成体であ
る。
囲に混合、練合して生地粘土となし、当該生地粘土を所
望形状に成形し乾燥後、加熱焼成して成る。そのため焼
却灰と下水道汚泥焼却灰が粘土に互いに十分に焼成し合
い強度、硬度に優れた焼成体を得ることが出来る。また
ダイオキシン(毒物等)を含む焼却灰であっても摂氏1
000ないし1300度前後で焼成するためダイオキシ
ン(毒物等)の高熱処理と所望形状の焼成体が同時に得
られリサイクル化資源エネルギーを考えた高能率な製造
技術である。以下、本発明の実施例について説明する。
焼却灰25重量パーセント、公共下水道汚泥焼却灰25
重量パーセント、粘土50重量パーセントの比率に水を
加え調整して混合、練合して生地粘土とし所望形状に成
形後、乾燥し1000ないし1300度前後で酸化焼成
した。なお、焼成体に着色を希望した場合には金属細片
チップを混合・練合して焼成する。
水道汚泥焼却灰と粘土が表面定着しさらに図4におい
て、白色の粒子状部分は金属細片チップが発色している
部分である。
行ったところ同様の効果が得られた。
する焼却灰と公共下水道汚泥から成る焼却灰を高温焼成
することによりダイオキシン(毒物等)が分解され同時
にリサイクル焼成体を得ることができるため、現在の環
境問題に貢献することができる。
示す説明図である。
る。
用顕微鏡写真(倍率200倍)である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ダイオキシンその他の毒物を含有する焼
却灰と下水道汚泥焼却灰に粘土を混合、練合して生地粘
土となし所望形状に成形し、その成形体を乾燥し加熱焼
成して含有ダイオキシン(毒物等)の高熱処理を可能と
してなることを特徴とするリサイクル焼成体。 - 【請求項2】 請求項1において、上記リサイクル焼成
体はレンガ、タイル、陶器、瓦、人工石のいずれかであ
ることを特徴とするリサイクル焼成体。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2においてのリサ
イクル焼成体は焼却施設から発生する焼却灰と下水道汚
泥から発生する焼却灰で、中にはダイオキシンを含有す
る焼却灰もあり高温熱処理を行うことでダイオキシン
(毒物等)を分解すると同時に所望形状焼成体を同時に
得ることを特徴とするリサイクル焼成体。 - 【請求項4】 ダイオキシン(毒物等)を含む焼却施設
から発生する焼却灰重量パーセントと下水道汚泥焼却灰
重量パーセントに粘土重量パーセントを混合、練合して
なる窯業用の生地粘土。 - 【請求項5】 請求項4において不定型乱面を有する特
有金属細片チップ(ステンレス鋼、鉄、黄銅、銅、ニッ
ケル、クローム等)を混合、練合した生地粘土。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28394699A JP2001106565A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | ダイオキシン含有焼却灰高温熱処理リサイクル焼成体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28394699A JP2001106565A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | ダイオキシン含有焼却灰高温熱処理リサイクル焼成体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001106565A true JP2001106565A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17672281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28394699A Pending JP2001106565A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | ダイオキシン含有焼却灰高温熱処理リサイクル焼成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001106565A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008506614A (ja) * | 2004-03-12 | 2008-03-06 | ジュート−ヒェミー アクチェンゲゼルシャフト | 漂白土のダイオキシン濃度の低減方法 |
-
1999
- 1999-10-05 JP JP28394699A patent/JP2001106565A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008506614A (ja) * | 2004-03-12 | 2008-03-06 | ジュート−ヒェミー アクチェンゲゼルシャフト | 漂白土のダイオキシン濃度の低減方法 |
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