JP2005118392A - 清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊星歯車列からなる増速手段を内部に設けた支持部材にタイヤと掻き上げ部材を支持してなる清掃具において、掻き上げ部材と塵取部の相対位置関係を適正にし、掻き上げ部材による掻き上げ性能を向上すること。
【解決手段】 フレーム15に設けた支持部材62にタイヤ17と掻き上げ部材16Bを支持し、タイヤ17の回転を増速して掻き上げ部材16Bに伝える、遊星歯車列からなる増速手段60を支持部材62の内部に設け、フレーム15における掻き上げ部材16Bの後部に塵取部23を支持してなる清掃具10であって、支持部材62をフレーム15に対し回り止め状態で、前後方向に変位自在に支持したもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は清掃具に関する。
清掃具として、特許文献1に記載の如く、フレームにタイヤを支持し、タイヤの回転に連動して回転する掻き上げ部材を有し、フレームにおける掻き上げ部材の後部に塵取部を設け、掻き上げ部材が掻き上げたゴミを塵取部にて捕集するものがある。
特開2002-233486
特許文献1の清掃具は、タイヤに支持した掻き上げ部材の回転軸をフレームに直に枢支するものであり、以下の問題点がある。掻き上げ部材はブラシ等からなるものであり、その外径サイズに加工上のバラツキを伴ない易い。掻き上げ部材の外径が小さすぎると、掻き上げ部材が塵取部から必要以上に離隔して塵取部との間に大きな隙間を生じ、清掃具の前進時に掻き上げたゴミが上記隙間に滞留する。掻き上げ部材の外径が大きすぎると、清掃具の後進時に、掻き上げ部材が塵取部に無用に強く接し、清掃具を移動する操作力を軽減できない。
本出願人は、特許文献1に用いて好適なタイヤとして、特願2002-215850に記載の増速タイヤを提案している。この増速タイヤを採用する清掃具は、フレームに設けた支持部材にタイヤと、該タイヤの回転に連動して回転する掻き上げ部材を支持し、タイヤの回転を増速して掻き上げ部材に伝える遊星歯車列からなる増速手段を支持部材の内部に設け、掻き上げ部材によるゴミの掻き上げ性能の向上を図るものである。
本発明は、遊星歯車列からなる増速手段を内部に設けた支持部材にタイヤと掻き上げ部材を支持してなる清掃具において、掻き上げ部材と塵取部の相対位置関係を適正にし、掻き上げ部材による掻き上げ性能を向上することにある。
請求項1の発明は、フレームに設けた支持部材にタイヤと、該タイヤの回転に連動して回転する掻き上げ部材を支持し、タイヤの回転を増速して掻き上げ部材に伝える増速手段を支持部材の内部に設け、フレームにおける掻き上げ部材の後部に塵取部を支持してなる清掃具であって、増速手段が、掻き上げ部材の回転軸に設けた太陽歯車と、タイヤの側に枢着支持されて太陽歯車に噛合い、該太陽歯車の周囲を公転する複数の遊星歯車と、支持部材の側に設けられて各遊星歯車に噛合う内歯歯車とからなる遊星歯車列からなり、支持部材をフレームに対し回り止め状態で、前後方向に変位自在に支持したものである。
清掃具10は、床面1上のゴミ、例えばカーペット等の繊維に絡み付いた髪の毛等のゴミを捕集するものであり、図1〜図3に示す如く、柄11の先端部に継手部12を介して支持アーム13を結合し、支持アーム13の両側アーム部13Aに支軸部14を介してフレーム15を前後方向に揺動自在に支持している。
フレーム15の前部には可撓掻き上げ体16が回動自在に支持され、フレーム15の後部には回転体18が回動自在に支持され、掻き上げ体16と回転体18は平行に並べられて配置される。
掻き上げ体16は、支軸16Aと、支軸16Aの軸方向の全長に渡って植設されたブラシからなる掻き上げ部材16Bと、支軸16Aの両端部に結合された両側の増速タイヤ17からなる。掻き上げ部材16Bは粘着ロール21に接触しても、接触しなくても良い。両側のタイヤ17は該タイヤ17にゴミがかみ込まないようにフレーム15の両外側に配置されるが、フレーム15の内側に設けても良い。
回転体18は、粘着ロール21のための駆動手段であり、支軸18Aと、支軸18Aの軸方向の両端側2位置(軸方向3位置等の複数位置でも可)に固定される円盤状の回転子18Bと、支軸18Aの両端部に結合された両側の増速タイヤ19からなる。回転子18Bは粘着ロール21に接触する。両側のタイヤ19はフレーム15の両外側に配置される。
掻き上げ体16の掻き上げ部材16Bと回転体18の回転子18Bの上には、それらに跨がる粘着ロール21(ゴミ捕集手段)が乗せられ、粘着ロール21は掻き上げ体16と回転体18の回転に連れ回る。フレーム15の上部は粘着ロール21の出し入れ口とされ、取外し可能な透明カバー15Aにより被覆される。粘着ロール21は、粘着シートの巻取りロールの構成、又は表面が粘着性のエラストマーからなり、その表面を洗浄して再使用可能とする構成等を含む。本実施例の粘着ロール21は、粘着シート21Aをコア21Bに巻き回し、粘着シート21Aの粘着面を外側に向けて巻出し可能かつ切断可能にした巻取りロールにて構成される。
フレーム15における掻き上げ体16の後部には塵取部23(ゴミ捕集手段)が支持されている。塵取部23は、床面に接する底面部23Aと、掻き上げ体16の掻き上げ部材16Bに隙間なく(又は隙間を介して)相対する曲面状(又は平面状)のすくい面部23Bと、回転体18の回転子18Bの下方の前後に渡る範囲に延在される凹状のゴミ受け部23Cを有する。塵取部23は、フレーム15に後述する如くに上下に揺動可能に支持され、自重により底面部23Aとすくい面部23Bの最下端部を床面に隙間なく接し、掻き上げ体16の掻き上げ部材16Bが掻き上げるゴミを床面に沿う後方に逃がすことなく、その全てのゴミをすくい面部23Bにより粘着ロール21の側にガイドし、大きなゴミはすくい面部23Bに後続するゴミ受け部23Cに送り込む。
清掃具10では、塵取部23をフレーム15に対し、掻き上げ体16とは独立に上下に揺動可能に支持するとともに、塵取部23のゴミ受け部23Cをフレーム15から開放可能に支持した。
具体的には、塵取部23における掻き上げ体16に近い側の前側端を揺動部40(塵取部23の前端側両側面に設けたピン41を、フレーム15の両側壁に設けた長孔42の中で上下動可能に係入したもの)によりフレーム15に揺動可能に支持する。また、塵取部23における掻き上げ体16から遠い側の後側端に設けた係脱部50の孔51を、フレーム15に設けた係脱可能ピン52に係脱可能にし、孔51を係脱可能ピン52から外して塵取部23の後側端をフレーム15から開放可能に支持する。塵取部23の孔51をフレーム15の係脱可能ピン52に係入した状態で、係脱可能ピン52を塵取部23の揺動の中心軸とし、塵取部23の孔51をフレーム15の係脱可能ピン52から外した状態で、揺動部40を塵取部23の開放の中心軸とする。
清掃具10による清掃動作は以下の通りなされる。
(1)柄11の軸方向に加える操作力によりフレーム15を介して掻き上げ体16のタイヤ17及び回転体18のタイヤ19を床面に加圧しながら清掃具10を前進させ、掻き上げ体16及び回転体18を回動させ、同時に粘着ロール21を連れ回り回転させる。
(2)掻き上げ体16の掻き上げ部材16Bが床面上のゴミを掻き上げると、このゴミは塵取部23のすくい面部23Bにガイドされて粘着ロール21の側に送り出され、粘着ロール21の粘着面に吸着捕捉される。大きなゴミはすくい面部23Bからゴミ受け部23Cに送り込まれて捕捉される。
(3)透明カバー15Aを通して粘着ロール21の粘着面の全周に多量のゴミが捕捉されたことが視認されたら、カバー15Aを開いて粘着シート21Aの1周分を剥離切断除去し、新規粘着面を露出せしめた後、カバー15Aを閉じる。
(4)透明なフレーム15や塵取部23を通して、塵取部23のゴミ受け部23Cに多量のゴミがたまったことを視認したら、塵取部23の係脱部50を外し、該塵取部23を揺動部40を中心として開放し、ゴミ受け部23Cのゴミを廃棄する。
尚、清掃具10は前進だけでなく、後進もできる。塵取部23は、底面部23Aの尾端部をアール状に跳ね上げ、後進時にこの尾端部が床面に引掛かるのを防止する。
清掃具10にあっては、前述した如く、回転体18が支軸18Aと回転子18Bとからなるものにしたから、下記(a)、(b)の構成を具備することになる。尚、回転体18の支軸18A及び回転子18Bは、フレーム15と塵取部23に挟まれる空間に配置される。
(a)回転体18の支軸18Aは、回転子18Bが固定されていない部分で、粘着ロール21と大きな隙間を介して離隔する(図3)。
(b)回転体18の支軸18Aは、回転子18Bが固定されていない部分で、塵取部23(ゴミ受け部23Cの底面23D)と、大きな隙間を介して離隔する(図2)。尚、ゴミ受け部23Cの底面23Dのうち、回転子18Bに相対する部分は円弧状くぼみ部23Eとされる。
ここで、回転体18の回転子18Bは、シリコンゴム製Oリング等の環状リング18Cを外周に備える。環状リング18Cは回転子18Bに設けた環状溝に装填される。
尚、清掃具10は、柄11及び支持アーム13によりフレーム15を持ち上げた状態で、掻き上げ体16の方が回転体18より前方かつ上方に位置付けられる傾斜状態となるように、フレーム15及びその取付部品の重心を支持アーム13の支軸部14まわりに位置設定している。清掃具10における粘着ロール21の交換等に際し、フレーム15を持ち上げた上述の傾斜状態で、塵取部23のゴミ受け部23Cの中の前側(掻き上げ体16の側)にあったゴミAは、回転体18の支軸18Aの下方を通ってゴミ受け部23Cの回転体18より後側に移動し、このゴミを透明樹脂からなるフレーム15及び塵取部23の外方から視認できる。清掃具10において、回転体18がストレート状円筒体からなるとき、回転体18と塵取部23の間へのゴミの噛み込みを防ぐ必要から、塵取部23が回転体18の前側に壁Wを設けた場合には、回転体18より後側へのゴミAの移動は生じない。
清掃具10は、掻き上げ体16のタイヤ17の回転を増速して掻き上げ部材16Bに伝える掻き上げ増速手段60(変速手段)を、タイヤ17の内部に設けている。回転体18のタイヤ19の内部にも、タイヤ19の回転を増速して回転子18Bに伝える回転増速手段(変速手段)を設けている。この回転増速手段と掻き上げ増速手段60は実質的に同様の構成であり、掻き上げ増速手段60をそれらの代表として説明する。
掻き上げ増速手段60は、図1に示す如く、掻き上げ体16における増速タイヤ17に設けられ、該タイヤ部17の回転を増速して掻き上げ部材16Bに伝える。増速タイヤ17は、樹脂材料(例えばポリアセタール)製のホイール部17Aと、ホイール部17Aの側壁の外側面からその外周に被着される透明(又は半透明)樹脂材料(例えばポリエチレン)製のタイヤ部17Bとからなる。
掻き上げ増速手段60は、図5に示す如く、フレーム15の両側壁に設けた軸支部61に支持部材62の中空軸部62Aを挿着し、支持部材62の回転を後述する如くに規制するとともに、支持部材62の抜け止め膨出部62Bをフレーム15の内側面に衝接し、回り止めと抜け止めを図っている。
増速手段60を構成する遊星歯車列が支持部材62の内部に以下の如くに設けられる。
掻き上げ体16の支軸16Aの両端部に回転方向一体に差込んで係合した太陽軸63(掻き上げ部材16Bの回転軸)が、図5、図6に示す如く、支持部材62の外側からその中空軸部62Aの中空部に回転自在に挿入配置され、太陽軸63の外側端部には太陽歯車64を設けてある。太陽歯車64は掻き上げ体16の回転中心に設けられるものになる。
支持部材62にはタイヤ17のカップ状のホイール部17Aが嵌装されて被着され、支持部材62の外周62Dの外周にタイヤ17のホイール部17Aの内周を回転可能に摺動支持する。ホイール部17Aは不図示の抜け止め手段により支持部材62からの抜け止めが図られる。
支持部材62の凹部62Cには孔あき円板状の回転プレート66が収容され、回転プレート66は中空軸部62Aの周囲に遊びを介して装填されている。回転プレート66は各3個の遊星軸66Aと連係軸66Bを周方向において交互に突設し、各遊星軸66Aに遊星歯車67を枢支するとともに、各連係軸66Bをホイール部17Aの側壁内面に設けた連係孔68の長孔状の半径方向スライドスペースに係入し、タイヤ17の回転に回転プレート66を連動せしめる。複数の各遊星歯車67は、太陽歯車64に噛合い、遊星軸66Aを中心として自転しながら、太陽歯車64の周囲を公転する。
支持部材62の内周部は複数の遊星歯車67及び太陽歯車64を収容する凹部62Cとされ、その内周部には遊星歯車67が噛合う内歯歯車69が設けられる。
即ち、掻き上げ増速手段60は、太陽歯車64、遊星歯車67及び内歯歯車69からなる遊星歯車列により、タイヤ部17の回転を倍率a1で増速して掻き上げ部材16Bに伝える。太陽歯車64のピッチ円径d1、遊星歯車67のピッチ円径をd2、内歯歯車69のピッチ円径をd3とするとき、d3=d1+2d2、a1=(d3/d1)+1である。d1=12、d2=6、d3=24のとき、a1=3になる。
清掃具10にあっては、掻き上げ部材16Bと塵取部23の相対位置関係を適正にするため、以下の構成を具備する(図2、図4)。
清掃具10は、支持部材62をフレーム15に対し回り止め状態で、前後方向に変位自在に支持する。
支持部材62の中空軸部62Aをフレーム15の軸支部61に挿着するに際し、軸支部61に設けられる前後方向に長い長孔71Aの上辺中央に凹部71Bを形成するとともに、中空軸部62Aの外周の一部に上記凹部71Bより狭幅の凸部72(揺動支点)を設け、中空軸部62Aの凸部72を軸支部61の凹部71Bに嵌め当てて衝合する。支持部材62の中空軸部62Aは凸部72を凹部71Bに嵌めてフレーム15に対する回り止め状態を付与されるとともに、凸部72の凹部71Bに対する当接点を揺動支点として長孔71Aの前方端〜後方端の範囲内で揺動自在にされる。清掃具10の前進時には中空軸部62Aの円形外周を長孔71Aの円弧状の後方端に衝合(図4(A))可能にし、清掃具10の後進時には中空軸部62Aの円形外周を長孔71Aの円弧状の前方端に衝合(図4(B))可能にするように、支持部材62の中空軸部62Aをフレーム15に対し前後方向に変位自在に支持する。
尚、中空軸部62Aの凸部72は、中空軸部62A及び掻き上げ部材16Bの中心軸よりも、鉛直上方にて軸支部61の凹部71Bに衝合支持される。また、フレーム15の軸支持61は、長孔71Aの下辺の一部を切開し、これを中空軸部62Aの挿着用開口部71Cとする。
従い、清掃具10の前進時に、タイヤ17が床面から受ける回転力が回転プレート66の連係軸66Bを介して、支持部材62(中空軸部62A)に図4(A)の反時計方向回転力を及ぼし、中空軸部62Aの円形外周を軸支部61の長孔71Aの後方端に衝合させる方向に支持部材62を揺動させ、掻き上げ部材16Bを塵取部23に近づける方向に変位可能にする。支持部材62はその揺動後には回り止めされる。
清掃具10の後進時には、タイヤ17が床面から受ける回転力が回転プレート66の連係軸66Bを介して、支持部材62(中空軸部62A)に図4(B)の時計方向回転力を及ぼし、中空軸部62Aの円形外周を軸支部61の長孔71Aの前方端に衝合させる方向に支持部材62を揺動させ、掻き上げ部材16Bを塵取部23から遠ざける方向に変位可能にする。支持部材62はその揺動後には回り止めされる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(1)遊星歯車列からなる増速手段60を内部に設けた支持部材62にタイヤ17と掻き上げ部材16Bを支持するに際し、支持部材62をフレーム15に対し前後方向に変位自在に支持した。
従い、清掃具10の前進時には、掻き上げ部材16Bが塵取部23に近づく方向に変位し、掻き上げ部材16Bが塵取部23との隙間をなくし、又は小さくするように、掻き上げ部材16Bと塵取部23の相対位置関係を適正にする。掻き上げ部材16Bの外径のばらつき関係なく、掻き上げ部材16Bが掻き上げたゴミを確実に塵取部23にて捕集可能にする。掻き上げ部材16Bは塵取部23から逃げることも自在であり、塵取部23との間で過度に強い接触を生ずることなく、円滑に回転する。
清掃具10の後進時には、掻き上げ部材16Bが塵取部23から遠のく方向に変位し、掻き上げ部材16Bが塵取部23との接触による抵抗を受けることなく円滑に回転し、清掃具10を移動する操作力を軽減できる。
(2)上述(1)において、支持部材62をフレーム15に対し前後方向に変位自在に支持するに際し、支持部材62をフレーム15に対し回り止め状態にした。内歯歯車69を内周部に備えた支持部材62を回り止めすることにより、この内歯歯車69を含む遊星歯車列により増速手段60を構成可能にし、タイヤ17の回転を増速して掻き上げ部材16Bに伝え、掻き上げ部材16Bによるゴミの掻き上げ性能の向上を実現できる。
(3)支持部材62をフレーム15に対し前後に移動自在にすることにより、タイヤ17が床面から受ける回転力によって支持部材62を揺動させ得るものになる。支持部材62はタイヤ17の前進回転と後進回転の切換えに直ちに反応して一定の揺動角度範囲内を前後に揺動する。従い、支持部材62はその揺動角度以上には回転することのない回り止め状態を付与されながら、前後方向にスムースに変位する。
(4)塵取部23をフレーム15に対して上下動可能に支持したから、掻き上げ部材16Bがカーペットの植毛の中に潜ってゴミを掻き上げるときにも、塵取部23がカーペットの上面を滑るように移動して前進の抵抗にならない。このとき、塵取部23が上方に移動して掻き上げ部材16Bに近づくときには、塵取部23が掻き上げ部材16Bを塵取部23から遠ざける方向へと押し動かし、掻き上げ部材16Bと塵取部23の相対位置関係を前述(1)の如くに適正化する。また、塵取部23が下方に移動して掻き上げ部材16Bから遠ざかるときには、掻き上げ部材16Bが塵取部23に近づく方向に移動し、この場合にも、掻き上げ部材16Bと塵取部23の相対位置関係を前述(1)の如くに適正化する。
図1は清掃具を示す模式側面図である。 図2は清掃具の内部を示す縦断面図である。 図3は清掃具の内部を示す横断面図である。 図4はフレームに対する支持部材の支持構造を示し、(A)は前進状態の側面図、(B)は後進状態の側面図である。 図5は増速タイヤを示し、(A)は断面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図である。 図6は増速タイヤを示す分解斜視図である。
符号の説明
10 清掃具
15 フレーム
16B 掻き上げ部材
17 増速タイヤ
23 塵取部
60 増速手段
62 支持部材
64 太陽歯車
67 遊星歯車
69 内歯歯車
71A 長孔
71B 凹部
72 凸部

Claims (4)

  1. フレームに設けた支持部材にタイヤと、該タイヤの回転に連動して回転する掻き上げ部材を支持し、タイヤの回転を増速して掻き上げ部材に伝える増速手段を支持部材の内部に設け、フレームにおける掻き上げ部材の後部に塵取部を支持してなる清掃具であって、
    増速手段が、掻き上げ部材の回転軸に設けた太陽歯車と、タイヤの側に枢着支持されて太陽歯車に噛合い、該太陽歯車の周囲を公転する複数の遊星歯車と、支持部材の側に設けられて各遊星歯車に噛合う内歯歯車とからなる遊星歯車列からなり、
    支持部材をフレームに対し回り止め状態で、前後方向に変位自在に支持した清掃具。
  2. 前記支持部材をフレームに対し前後に揺動自在に支持した請求項1に記載の清掃具。
  3. 前記支持部材のフレームに対する揺動支点を掻き上げ部材の中心軸よりも上に設けた請求項1に記載の清掃具。
  4. 前記塵取部をフレームに対し上下動可能に支持した請求項1又は2に記載の清掃具。
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Cited By (4)

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