JP2005117844A - モータ用ステータコア、電動パワーステアリング用モータ、モータ用コア及びモータ用コアのティース構造 - Google Patents

モータ用ステータコア、電動パワーステアリング用モータ、モータ用コア及びモータ用コアのティース構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 電線の巻回部分におけるデッドスペースを減らし、放熱効果を高めることが可能なモータ用ステータコア、電動パワーステアリング用モータ、モータ用コア及びそのティース構造を提供する。
【解決手段】 本発明のステータコア12では、隣り合ったティース13,13間で対向した電線収容溝50,50の底面51,51を互いに平行にしたので、それら各電線収容溝50の底面51と平行に積層された電線群の最外層61C,61Cも、ティース13,13間で互いに平行になる。そして、それら電線群の最外層61C,61C同士を全体的に当接させて、ティース13,13間の電線収容部分におけるデッドスペースを従来より減らすことができる。これにより、デッドスペース内の空気による保温効果を抑え、モータの放熱を効率良く行うことができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電線が巻回される複数のティースを備えたモータ用ステータコア、電動パワーステアリング用モータ、モータ用コア及びモータ用コアのティース構造に関する。
図11に示すように、従来のモータ用ステータコア1として、断面T字形の複数のティース2を備えたものが知られている。
特開2000−175382号公報(第2図、第4図)
ところで、例えば、自動車のバッテリによって駆動されるモータは、一般商用電源で駆動されるモータに比べて大電流で駆動されるため、ティースに対する電線の線径が比較的大きくなる。そして、このような比較的線径が大きな電線3を上記した従来のモータ用ステータコア1に備えたティース2に巻回すると、図12に示すように、ティース2の両側面に備えた電線収容溝4の底面4Aと平行な複数層に電線群が積層される。
しかしながら、従来のモータ用ステータコア1では、同図に示すように隣り合ったティース2,2間において、それら両ティース2,2に巻回された電線群の最外層3S,3Sが、互いに斜めに向かい合い、間にデッドスペース5が生じていた。そして、デッドスペース5内の空気が保温材となり、モータの放熱を効率良く行うことができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ティース間の電線収容部分におけるデッドスペースを減らし、放熱効果を高めることが可能なモータ用ステータコア、電動パワーステアリング用モータ、モータ用コア及びそのティース構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るモータ用ステータコアは、電線が巻回される複数のティースを筒体の内周面に均等配置して備え、それら各ティースの両側面には電線を収容するための電線収容溝が形成されたモータ用ステータコアであって、筒体の軸方向から見て、隣り合ったティース間で対向した電線収容溝の底面を、互いに平行にしたところに特徴を有する。
請求項2の発明に係るモータ用ステータコアは、電線が巻回される複数のティースを筒体の内周面に均等配置して備え、それら各ティースの両側面には電線を収容するための電線収容溝が形成されたモータ用ステータコアであって、筒体の軸方向から見て、各ティースに備えた両方の電線収容溝の底面が、ティースの先端に向かうに従って互いに接近しかつ、それら両方の底面の間の角度θは、ティースの数をNとした場合に、θ=360/N[度]、であるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のモータ用ステータコアにおいて、筒体の軸方向から見て、電線収容溝のうち底面から立ち上がった溝内側面と底面とがなす角度を、略120度にしたところに特徴を有する。尚、請求項3、請求項5、請求項6においては、電線の断面形状が円形であることを前提とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のモータ用ステータコアにおいて、筒体側の溝内側面のうち底面と反対側に配置され、溝内側面より筒体の内側に傾きかつ底面に対して90度以上開いた筒体肉厚確保面が形成されたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のモータ用ステータコアにおいて、隣り合ったティースの間で対向した1対の電線収容溝を合わせてスロットが構成され、スロットを筒体の軸方向から見た形状は、略120度ずつ角度がずれた3対の平行な対向辺を備えた六角形であるところに特徴を有する。
請求項6の発明に係るモータ用ステータコアは、電線が巻回される複数のティースを筒体の内周面に均等配置して備え、それら各ティースの両側面には電線を収容するための電線収容溝が形成されたモータ用ステータコアであって、筒体の軸方向から見て、電線収容溝のうち底面から立ち上がった溝内側面と底面とがなす角度を略120度にしたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載のモータ用ステータコアにおいて、筒体を隣り合ったティースの中心で縦割り分割してなる複数のコア構成体で構成されたところに特徴を有する。
請求項8の発明に係る電動パワーステアリング用モータは、請求項1乃至7の何れかに記載のモータ用ステータコアを備えたところに特徴を有する。
請求項9の発明は、電動パワーステアリング用モータにおいて、モータ用ステータコアのティースに巻回された電線を、電線収容溝の底面と平行な複数層に積層し、それら各層を構成する電線の本数を底面から離れるに従って1本ずつ増やすと共に、前の層の電線の谷間に次の層の電線を収めたところに特徴を有する。
請求項10の発明に係るモータ用コアのティース構造は、隣り合ったティースの対向した側面が互いに平行であるところに特徴を有する。
請求項11の発明に係るモータ用コアは、電線が巻回される複数のティースを周面に均等配置して備え、隣り合ったティースの対向した側面が互いに平行であるところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1のモータ用ステータコアでは、隣り合ったティース間で対向した電線収容溝の底面を互いに平行にしたので、それら各電線収容溝の底面と平行に積層された電線群の最外層も、隣り合ったティース間で互いに平行になる。そして、それら電線群の最外層同士を全体的に当接又は隣接させて、ティース間の電線収容部分におけるデッドスペースを従来より減らすことができる。これにより、デッドスペース内の空気による保温効果を抑え、モータの放熱を効率良く行うことができる。
[請求項2の発明]
請求項2のモータ用ステータコアでは、各ティースに備えた両方の電線収容溝の底面がなす角度θを、ティースの数をNとした場合に、θ=360/N[度]、としたことで、隣り合ったティース間で対向した電線収容溝の底面が互いに平行になる。従って、それら各電線収容溝の底面と平行に積層された電線群の最外層も、隣り合ったティース間で互いに平行になる。そして、それら電線群の最外層同士を全体的に当接又は隣接させて、ティース間の電線収容部分におけるデッドスペースを従来より減らすことができる。これにより、デッドスペース内の空気による保温効果を抑え、モータの放熱を効率良く行うことができる。
[請求項3及び6の発明]
電線を複数層に積層し、それら各層を構成する電線の本数を、層が増すに従って1本ずつ増やしかつ、前の層の電線の谷間に次の層の電線を収めた、所謂、俵積み構造とすると、電線を縦横に複数列の直線上に並べた場合に比べて、電線同士の接触面積が多くなりかつ電線同士の隙間が減る。これにより、電線群の内部の熱をモータ用ステータコア側に効率良く伝えることができる。そして、請求項3及び6のモータ用ステータコアに備えた電線収容溝は、この俵積み構造となった電線群の全体の断面形状である台形になっているので、俵積み構造の電線群を、電線収容溝の底面と溝内側面とに隣接させて収容することができ、電線群からモータ用ステータコアに効率良く熱を放熱することができる。
[請求項4の発明]
請求項4のモータ用ステータコアでは、筒体側の溝内側面のうち底面と反対側に配置され、溝内側面より筒体の内側に傾いた筒体肉厚確保面が形成されたので、隣り合ったティース間で各電線収容溝の溝内側面同士を突き合わせた場合に比べて、筒体を肉厚にすることができる。これにより、筒体における磁気抵抗が小さくなり、モータ用ステータコアを貫通する磁束の強度を向上させることができる。また、磁束の強度を下げずに、モータ用ステータコアの小型化を図ることもできる。しかも、筒体肉厚確保面は、底面に対して90度以上開いているので、筒体肉厚確保面と干渉せずに電線を電線収容溝内に収めることができる。
[請求項5の発明]
電線を複数層に積層し、それら各層の電線の本数を、層が増すに従って1本ずつ増やしかつ、前の層の電線の谷間に次の層の電線を収めた、所謂、俵積み構造とすると、電線を縦横に複数列の直線上に並べた場合に比べて、電線同士の接触面積が多くなりかつ電線同士の隙間が減る。そして、この俵積み構造となった電線群の全体の断面形状は台形となり、その台形を背中合わせに接合すると、請求項5のモータ用ステータコアに備えたスロットの六角形となる。これにより、俵積み構造の電線群を、電線収容溝の底面と溝内側面とに隣接させて収容することができ、電線群からモータ用ステータコアに効率良く熱を放熱することができる。
[請求項7の発明]
請求項7のモータ用ステータコアは、筒体を隣り合ったティースの中心で縦割り分割してなる複数のコア構成体で構成されたことにより、各コア構成体に分割した状態で電線を容易にティースに巻回することができる。
[請求項8の発明]
請求項8の電動パワーステアリング用モータは、請求項1乃至7の何れかに記載のモータ用ステータコアを備えたので、従来より電線の巻回部分におけるデッドスペースを減らして、デッドスペース内の空気による保温効果を抑え、モータの放熱を効率良く行うことができる。
[請求項9の発明]
請求項9の電動パワーステアリング用モータでは、電線を電線収容溝の底面と平行な複数層に積層し、それら各層を構成する電線の本数を底面から離れるに従って1本ずつ増やすと共に、前の層の電線の谷間に次の層の電線を収めた、所謂、俵積み構造になっているので、電線を縦横に複数列の直線上に並べた場合に比べて、電線同士の接触面積が多くなりかつ電線同士の隙間が減る。これにより、電線群の内部の熱をモータ用ステータコア側に効率良く伝えることができる。
[請求項10及び11の発明]
請求項10及び11の構成では、隣り合ったティースの対向した側面が互いに平行であることにより、それらティースと平行に積層された電線群の最外層も互いに平行になる。そして、それら電線群の最外層同士を全体的に当接又は隣接させて、ティース間の電線収容部分におけるデッドスペースを従来より減らすことができる。これにより、デッドスペース内の空気による保温効果を抑え、モータの放熱を効率良く行うことができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示した本実施形態のモータ10は、筒形ハウジング11の内側に本発明に係るモータ用ステータコア12(以下、単にステータコア12という)を備える。
ステータコア12は、円筒形の筒体18の内周面から複数のティース13を張り出した構造になっている。ティース13は全体で例えば12個備えられ、隣り合ったティース13,13の中心で筒体18が分割されている。これにより、ステータコア12は、ティース13毎の12個のコア構成体14に分割可能となっており、それら各コア構成体14のティース13に電線60を巻回してから、コア構成体14同士を合体してステータコア12が構成されている。
図2には、ステータコア12を筒体18の軸方向から見た形状が示されている。同図に示すように、各コア構成体14は筒体18の中心を通過する所定の面L10(以下、「対称面L10」という)に対して対称形状になっている。コア構成体14のうち各ティース13は、その先端部から側方に向けて1対の三角突壁13T,13Tを張り出して備え、全体として鳩尾形状になっている。また、ティース13の先端面は円弧面13Sとなっており、各ティース13の円弧面13Sが同一円上に並んでいる。さらに、隣り合ったティース13,13間には、各ティース13に巻回された電線を収容するためのスロット50Sが設けられている。このスロット50Sを形成するために、各ティース13の両側面には、それぞれ電線収容溝50,50が形成されている。
本実施形態のステータコア12は、電線収容溝50及びスロット50Sの形状に特徴を有する。即ち、電線収容溝50は、その底面51から離れるに従って幅が広がっており、筒体18の軸方向から見た形状が概ね台形になっている。そして、隣り合ったティース13,13の間で対向する電線収容溝50,50の底面51,51が、互いに平行になっている。なお、各ティース13の両側面に電線収容溝50,50を形成することで、それら両電線収容溝50,50の底面51,51が、ティース13の側面にもなっている。従って、隣り合ったティース13,13の間で対向する側面同士が、互いに平行になっているとも言える。
上述の如く対向する電線収容溝50,50の底面51,51を互いに平行にするために、各ティース13に備えた両電線収容溝50,50の底面51,51同士は、ティース13の先端に向かうに従って互いに接近している。そして、これら互いに接近した底面51,51同士の間の角度θ1は、ティース13の総数をN(本実施形態では、例えば、12個)とした場合に、θ1=360/N、となっている。
詳細には、ティース13の総数をNとすると、隣り合ったティース13,13間の角度は、360/N[度]、である。即ち、隣り合ったティース13,13の各中心を通る対称面L10,L10間の角度θ2も、θ2=360/N[度]である。従って、それらティース13,13の対称面L10,L10間を2分する中心面L11と、各対称面L10との間の角度θ3は、θ3=180/N(=360/N/2)[度]、となる。そして、隣り合ったティース13,13の間で対向する電線収容溝50,50の底面51,51同士を、それぞれ中心面L11と平行にすることで(即ち、底面51と中心面L11とがなす角度θ5を「0」度とすることで)、それら底面51,51同士を平行にすることができる。そのために、各ティース13に備えた両方の電線収容溝50,50における両底面51,51が、そのティース13の対称面L10から両側に180/N[度](図2のθ4)ずつ傾けられ、それら底面51,51の間の角度θ1が、前述の如く、θ1=360/N[度]になっている。
電線収容溝50における底面50の両側縁部からは、それぞれ溝内側面52,54が立ち上がっている。これら溝内側面52,54と底面51とがなす角度θ6,θ7は、それぞれ120[度]となっている。
なお、上記した角度θ7に伴って三角突壁13Tの形状が変わると、これに応じてモータのコギングトルク、トルクリップル等の特性が影響を受けるので、三角突壁13T側の溝内側面54と底面51とがなす角度θ7は、モータの特性を優先した上で120[度]に近づけることが好ましい。
筒体18側の溝内側面52のうち底面51から離れた側の端部には、溝内側面52より僅かに筒体18の中心側に傾斜した小斜面53(本発明の「筒体肉厚確保面」に相当する)が設けられている。ここで、ステータコア12の筒体18は、分割されて各コア構成体14の筒体構成壁55となっており、これら筒体構成壁55,55同士の接合面14Sに磁束が貫通する。そして、前記したように溝内側面52より僅かに筒体18の中心側に傾斜した小斜面53を設けたことで、各筒体構成壁55の端部が肉厚になり、筒体構成壁55,55同士の接合面14Sの面積が大きくなる。これにより、ステータコア12における磁気抵抗を小さくすることができる。
また、小斜面53と底面51とがなす角度θ8は、90度以上120度未満となっている。このように、小斜面53と底面51とがなす角度θ8を90度以上とすることで、各ティース13に電線を巻回する際に、筒体構成壁55の端部に電線が干渉し難くなり、電線巻回作用の効率が向上する。
図2に示すように、小斜面53は溝内側面52に対して小さくかつ溝内側面52に対する傾斜が僅かであるから、小斜面53を溝内側面52の一部と考えることができる。このように考えると、電線収容溝50の断面形状は、前述したように台形になっている。詳細には、電線収容溝50の断面形状は、その底面51とティース13,13間の中心面L11とを上下の平行な辺としかつ、両溝内側面52,54を両側辺とした台形になっている。そして、ティース13,13の間の電線収容溝50,50による台形が、中心面L11を挟んで背中合わせに合わされて、六角形のスロット50Sとなっている。即ち、このスロット50Sの六角形は、略120度ずつ角度がずれた3対の平行な対向辺を備えた構造になっている。
上記のように構成されたステータコア12は、各コア構成体14に分解された状態で各ティース13に電線が巻回される。図3には、コア構成体14のティース13に電線60を巻回した状態の断面図が示されている。
ティース13における両電線収容溝50,50の内側には、例えば、絶縁性樹脂で構成されたインシュレータ56が敷設され、この状態で電線収容溝50,50内に電線を這わせて、各コア構成体14の縦方向(軸方向)に電線が複数回巻回される。これにより、各コア構成体14毎に電磁コイル61が形成される。
ここで、電線60は、例えば、電圧12〜25[V]で35[A]の電流が流れる仕様となっており、電線60の線径は、例えば、3本の電線60が電線収容溝50の底面51に沿って横並びなって収まる程度の大きさになっている。そして、電磁コイル61は、底面51と平行になった電線群の層を、電線収容溝50の底面51側から開口側に積層してなる。具体的には、電線収容溝50の底面51側に配された第1層61Aは、電線60を3回巻回してなり、第1層61Aに重ねられた第2層61Bは、電線60を4回巻回してなり、さらに、第2層61Bに重ねられた最外層61Cは、電線60を5回巻回してなる。ここで、電磁コイル61は、各層を構成する電線60の本数を底面51から離れるに従って1本ずつ増やしかつ、前の層の電線60,60,・・・の谷間に次の層の電線60,60,・・・を収めた、所謂、俵積み構造になっている。
その電線60の巻回方法としては、例えば、ティース13のうち三角突壁13T側の溝内側面54と底面51とがなす角部に電線60を宛ってティース13の縦方向に巻回し、順次に筒体18側に電線60を横付けして巻回する。そして、電線60を複数回巻回して第1層61Aが構成されたら、今度は、筒体18側から三角突壁13T側に向かって、電線60を複数回巻回して第2層61Bを構成する。第2層61Bが構成されたら、今度は、三角突壁13T側から筒体18側に向かって、電線60を複数回巻回して最外層61Cを構成する。このとき、第2層61B及び最外層63Cの端部においては、溝内側面52又は溝内側面54と前の層の電線60との間の谷間に電線60を宛い、中間部分においては、前の層で横並びになった電線60,60の間の谷間に電線60を宛う。これにより、電磁コイル61を構成する電線60が前述の如く俵積み構造に積層されている。
ティース13に電磁コイル61が巻回されたコア構成体14は、その電磁コイル61の端末(図示せず)を一端側に集めた状態で、図4に示すように互いに合体されてステータコア12になる。ここで、本実施形態のステータコア12では、図5に示すように、隣り合ったティース13,13間で対向した電線収容溝50,50の底面51,51を互いに平行にしたので、それら底面51,51と平行に積層された電線群の最外層61C,61Cも互いに平行になる。そして、隣り合った電線収容溝50,50同士の境界部分において、各電線群(電磁コイル61,61)の最外層61C,61C同士を全体的に当接させることができる。詳細には、両電線収容溝50,50における電線群(電磁コイル61,61)の最外層61C,61Cの電線60を、ティース13,13間の中心面L11に対して対称に配置して互いに密着させることができる。
ステータコア12のうち電磁コイル61の端末を集めた側の端部には、図1に示した結線リング19が結合される。結線リング19は、同図に示すように環状本体21から12本の爪20を突出して備え、各コア構成体14の長手方向に形成された貫通孔65に、これら各爪20が差し込まれる。そして、各電磁コイル61の端末を環状本体21に設けた図示しない3つの導電リングの何れかに固着することで電磁コイル61同士を結線し、全体として3相の巻線構造になる。
また、ステータコア12は、予め加熱しておいた筒形ハウジング11の内部に挿入され、その筒形ハウジング11を熱収縮させることで、筒形ハウジング11内に固定される。そして、筒形ハウジング11及びステータコア12に、ロータ16や図示しないベアリング等が組み付けられ、モータ10が完成する。
なお、ロータ16は、図4に示すように、例えば、回転シャフト17Bの外周面に、例えば14極の界磁用マグネット17Aを備えた構造になっている。
このように本実施形態のステータコア12では、電線60の巻回部分におけるデッドスペースを従来より減らすことができるので、デッドスペース内の空気による保温効果を抑え、モータ10の放熱を効率良く行うことができる。しかも、本実施形態のステータコア12における電線収容溝50には、溝内側面52の縁部から筒体18の内側に傾いた小斜面53を形成したことで筒体18の肉厚を大きくすることができる。これにより、筒体18における磁気抵抗が小さくなり、ステータコア12を貫通する磁束の強度を向上させることができる。また、磁束の強度を下げずに、ステータコア12の小型化を図ることもできる。さらに、小斜面53は、底面51に対して90度以上開いているので、小斜面53と干渉せずに電線60を電線収容溝50内に収めることができる。
また、ステータコア12における電線収容溝50内には、電線60が、所謂、俵積み構造に積層されているので、電線60を図6に示した格子状に並べた場合(縦横の複数の直線上に並べた場合)に比べて、電線60,60同士の接触面積が多くなりかつ電線60,60間の隙間も減る。これにより、電線群の内部の熱をステータコア12側に効率良く伝えることができる。そして、本実施形態のステータコア12に備えた電線収容溝50は、この俵積み構造となった電線群の全体の断面形状である台形となっているので、俵積み構造の電線群を、電線収容溝50の底面51と溝内側面52,54からステータコア12に効率良く熱を放熱することができる。
なお、本実施形態のステータコア12は、筒体18を隣り合ったティース13の中心で縦割り分割してなる複数のコア構成体14で構成されたことにより、各コア構成体14に分割した状態で電線を容易にティース13に巻回することができる。
[第2実施形態]
次に、図7及び図8を参照して、本発明を適用した第2実施形態について説明する。図7には、自動車に備えた電動パワーステアリングシステム70の全体構成が示されている。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、前記第1実施形態と同じ構成に関しては、第1実施形態と同一の符合を付して重複説明を省略する。
この電動パワーステアリングシステム70では、ハンドル71に連結されたステアリングシャフト78の先端にトルクセンサ40の一端を連結して備える。そして、そのトルクセンサ40の他端に連結したピニオンギヤ23が、アクチュエータ72内でラック74に噛合されている。
アクチュエータ72には本発明に係る電動パワーステアリング用モータ41(以下、単に「モータ41」という)が内蔵されている。図8に示すように、このモータ41のロータ44は、筒形状の回転シャフト46の外周面に例えば複数の界磁用マグネット45を備えてなり、筒形状の回転シャフト46の内側には、前記したラック74が貫通している。そして、このラック74とロータ44との間には図示しないボールネジ機構が備えられ、ロータ44の回転をラック74の推力に変換している。また、図7に示すように、ラック74の両端と、操舵輪73,73の回転支持部76,76との間は、タイロッド75,75によって連結されている。
本実施形態では、ハンドル71を操舵すると、ステアリングシャフト78の負荷トルクがトルクセンサ40で検出される。トルクセンサ40の検出信号は、ECU77に取り込まれ、ECU77は、ステアリングシャフト78の負荷トルクと運転状況とに応じて、モータ41を駆動制御する。これにより、運転者によるハンドル71への操舵力にモータ41の出力が補助力として加えられて、操舵輪73,73が転舵される。
本実施形態の構成によれば、本発明に係るモータ41をアクチュエータ72内に備えたことで、モータ41の放熱を効率よく行うことができ、安定して電動パワーステアリングシステム70を作動させることが可能になる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態のステータコア12に備えたスロット50Sは六角形であったが、例えば、図9に示すように、略五角形のスロット50Tを備えた構成にしてもよい。具体的には、隣り合ったティース13,13の間の電線収容溝50G,50Gの底面51G,51Gを平行にすると共に、各電線収容溝50Gにおける筒体18側の溝内側面52Gを、底面51Gから直角に立ち上げ、ティース13の三角突壁13T側の溝内側面54Gを底面51Gから斜めに立ち上げた構造にしてもよい。このような構造にすることにより、コア構成体14,14同士の接合面14Sが広くなり、磁気抵抗が抑えられ、モータの出力アップ又はモータの小型化を図ることができる。
(2)前記第1及び第2の実施形態のモータ10,41は、ステータコア12側に巻線を備えた構造であったが、ロータに巻線を備えたモータにおいて、そのロータ側コアに本発明を適用してもよい。具体的には、図10に示した本発明を適用したロータ30は、外周面から複数のティース31を突出して備え、隣り合ったティース31,31のうち互いに対向した側面32,32同士が平行になっている。これにより、各ティース31の側面と平行に積層された電線群の最外層63が、ティース31,31間で互いに平行になる。そして、隣り合ったティース31,31にそれぞれ巻回された電線群の最外層63,63同士を、それらティース31,31の間の中間部分において全体的に当接させて、電線64の巻回部分におけるデッドスペースを従来より減らすことができる。これにより、モータの放熱を効率良く行うことができる。
(3)前記第1及び第2の実施形態では、電線が俵積み構造に積層されていたが、電線収容溝の底面と平行な複数層に電線を積層した構造であれば、俵積み構造に限定されるものではない。
(4)前記第1実施形態では、電線収容溝50の底面51側から開放口側に順番に電線60が積層されるように巻回していたが、電線の巻回順序は問題ではない。従って、ティースの基端側から先端側に向かって、或いは、ティースの先端側から基端側に向かって電線の層を積層するように巻回し、結果的に、電線収容溝の底面と平行な複数層に電線が巻回された構造にしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るモータの分解斜視図 ステータコアの平面図 コア構成体に電線が巻回された状態の断面図 モータの断面図 スロットに電線が収容された状態の断面図 縦横複数列に電線を積層した状態の断面図 第2実施形態の電動パワーステアリングシステムの概念図 アクチュエータに内蔵されたモータの断面図 変形例1に係るステータコアの平面図 変形例2に係るロータの断面図 従来のステータコアの平面図 従来のステータコアのティースに電線を巻回した状態の断面図
符号の説明
10,41 モータ
12 ステータコア
13,31 ティース
14 コア構成体
14S 接合面
16,30,44 ロータ
32 側面
50,50G 電線収容溝
50S スロット
51,51G 底面
52,52G,54,54G 溝内側面
53 小斜面(筒体肉厚確保面)
60,64 電線
61C,63 最外層
L11 中心面

Claims (11)

  1. 電線が巻回される複数のティースを筒体の内周面に均等配置して備え、それら各ティースの両側面には前記電線を収容するための電線収容溝が形成されたモータ用ステータコアであって、
    前記筒体の軸方向から見て、隣り合った前記ティース間で対向した前記電線収容溝の底面を、互いに平行にしたことを特徴とするモータ用ステータコア。
  2. 電線が巻回される複数のティースを筒体の内周面に均等配置して備え、それら各ティースの両側面には前記電線を収容するための電線収容溝が形成されたモータ用ステータコアであって、
    前記筒体の軸方向から見て、前記各ティースに備えた両方の前記電線収容溝の底面が、前記ティースの先端に向かうに従って互いに接近しかつ、それら両方の前記底面の間の角度θは、前記ティースの数をNとした場合に、
    θ=360/N[度]
    であることを特徴とするモータ用ステータコア。
  3. 前記筒体の軸方向から見て、前記電線収容溝のうち前記底面から立ち上がった溝内側面と前記底面とがなす角度を、略120度にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ用ステータコア。
  4. 前記筒体側の前記溝内側面のうち前記底面と反対側に配置され、前記溝内側面より前記筒体の内側に傾きかつ前記底面に対して90度以上開いた筒体肉厚確保面が形成されたことを特徴とする請求項3に記載のモータ用ステータコア。
  5. 隣り合った前記ティース間で対向した1対の電線収容溝を合わせてスロットが構成され、
    前記スロットを前記筒体の軸方向から見た形状は、略120度ずつ角度がずれた3対の平行な対向辺を備えた六角形であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のモータ用ステータコア。
  6. 電線が巻回される複数のティースを筒体の内周面に均等配置して備え、それら各ティースの両側面には前記電線を収容するための電線収容溝が形成されたモータ用ステータコアであって、
    前記筒体の軸方向から見て、前記電線収容溝のうち前記底面から立ち上がった溝内側面と前記底面とがなす角度を略120度にしたことを特徴とするモータ用ステータコア。
  7. 前記筒体を隣り合った前記ティースの中心で縦割り分割してなる複数のコア構成体で構成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のモータ用ステータコア。
  8. 前記請求項1乃至7の何れかに記載のモータ用ステータコアを備えたことを特徴とする電動パワーステアリング用モータ。
  9. 前記モータ用ステータコアの前記ティースに巻回された電線を、前記電線収容溝の底面と平行な複数層に積層し、それら各層を構成する電線の本数を前記底面から離れるに従って1本ずつ増やすと共に、前の層の前記電線の谷間に次の層の前記電線を収めたことを特徴とする請求項8に記載の電動パワーステアリング用モータ。
  10. 隣り合ったティースの対向した側面が互いに平行であることを特徴とするモータ用コアのティース構造。
  11. 電線が巻回される複数のティースを周面に均等配置して備え、隣り合ったティースの対向した側面が互いに平行であることを特徴とするモータ用コア。
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