JP2005117717A - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不必要な加速変化を感じさせたり、制御性や乗り心地の悪化させたりすることなく、十分な加速感を実現できる車両の駆動力制御装置を提供する。
【解決手段】ドライバーから加速要求を受けたときに、応答時間の遅い第1の加速度応答が得られる第1目標駆動力を実現するように原動機を制御し、加速要求を受けてから所定時間(人間の応答時間)が経過した後又はドライバーによる加速要求操作が終了した後に、前記第1目標駆動力に前記第1の応答よりも応答時間の早い第2の応答が得られる第2目標駆動力を加算し、この加算後の目標駆動力(第3目標駆動力)を実現するように原動機を制御する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、原動機の出力を制御することにより、ドライバーの要求に応じた目標駆動力を実現する車両の駆動力制御装置に関する。
従来から、ハイブリッド車両(HEV)においては、原動機としての内燃機関(エンジン)と電動モータ(以下、単にモータという)とを用い、これらの出力を制御することにより、ドライバーの要求に応じた目標駆動力を実現している(特許文献1参照)。
特開平11−343891号公報
ところで、エンジンには、その動作が間欠的であることや吸入空気の応答から、トルクの増加要求に対して応答遅れが存在するが、モータには、このような応答遅れ要因はないため、非常に高い応答性を実現することができる。
そこで、HEVシステムにおいて、エンジンの応答遅れ分をモータに配分し、これを実現することによってエンジンの応答遅れを補償することが考えられる。
しかしながら、ドライバーがアクセルを踏み込んでからエンジンが応答しない期間、モータで全ての要求トルクを実現させようとした場合には、その期間は数100(ms)単位の短時間であるにもかかわらず、必要になるトルクは、エンジントルクとほぼ同等分になることから、モータ及びそれを動かすための電源系に大きな負担がかかり、より大きなモータ及び電源系が必要となって、コスト、重量が増大してしまうと共に、効率の悪化を招くことになる。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、原動機としてのモータ及びこれを動かすための電源系のコスト、重量の増大や効率の悪化を招くことなく、応答のよい、かつ、十分な加速感を実現できる車両の駆動力制御装置を提供することを目的とする。
このため、本発明に係る車両の駆動力制御装置は、ドライバーから加速要求を受けたときに、応答時間の遅い第1の加速度応答が得られる第1目標駆動力を実現するように原動機を制御し、前記加速要求を受けてから所定時間が経過した後又はドライバーによる加速要求操作が終了した後に、前記第1目標駆動力に前記第1の加速度応答よりも応答時間の早い第2の応答が得られる第2目標駆動力を加算した第3目標駆動力を実現するように原動機を制御するようにした。
本発明に係る車両の駆動力制御装置によると、ドライバーから加速要求を受けたときには、まず、応答時間の遅い第1の加速度応答が得られ、加速要求から所定時間が経過した後又はドライバーの加速要求操作が終了した後に、第1の応答と第2の応答との合成応答が得られるようにしたので、不必要な加速度変化を感じさせたり、制御性や乗り心地を悪化させたりすることなく、即座に応答したことを感じさせる駆動力制御を実現できる。そして、特にハイブリッド車両に適用した場合には、モータ及び電源系のコスト、重量の増大や効率の悪化を招くことなく、最小限のモータアシストで効果的にエンジンの応答遅れを補償できる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1に本発明を適用したパラレルハイブリッド車両の構成を示す。図1において、エンジン1の出力軸はクラッチ2を介して変速機3の入力軸に連結されている。エンジン1は電制スロットル弁(図示省略)を備えており、スロットル弁開度を制御することで任意のトルクを発生させることができる。変速機3の入力軸には、モータ4の回転軸も連結されている。変速機3の出力軸(車両駆動軸)5には、駆動輪6が取り付けられている。
モータ4は、バッテリ7と電気的に接続されており、バッテリ7の電力を消費して駆動輪6に駆動トルクを発生させるほか、車両減速時に回生制動を行ってバッテリ7を充電したり、エンジン出力の一部を回生してバッテリ7を充電したりする。
コントローラ8は、アクセル開度センサ9からのアクセル開度信号APSと、車速センサ10からの車速信号VSPとを受け取り、これらの信号に基づいてエンジン1(スロットル弁開度)及びモータ4(への供給電流)を制御する。
ところで、上記したように、エンジン1には、その動作が間欠的であることや吸入空気の応答(スロットル弁開度の変化に対する応答遅れ)から、トルクの増加要求(アクセル操作)に対して加速度応答の遅れ(無駄時間)が存在する(図2参照)。この応答遅れによって、ドライバーの要求に対して車両の挙動変化が遅れるため、加速感を損なう要因となっている。
これに対して、モータ4にはこのような応答遅れ要因はなく、非常に高い応答性を実現することができるので、上記ハイブリッド車両において、エンジン1の応答遅れ分をモータ4によって補償することで、全体としての応答性を向上させ、加速性能を向上させることが考えられる。
ここで、図3に示すように、アクセル踏み込み操作開始からエンジン1が応答しない期間、モータ4で全ての要求トルクを実現させようとした場合、モータアシストを必要とする期間は数100(ms)単位の短時間であるにもかかわらず、必要となるトルクはエンジントルクとほぼ同等分だけになることから、モータ4及びそれを動かすための電源系に大きな負担がかかるため、より大きなモータや電源系が必要となって、モータ及び電源系のコスト、重量が増大する共に、効率の悪化も招くことになる。
そこで、モータ4によって補償することにより実現される最終的な車両の加速度応答波形について、最小限のモータアシストで加速感を向上させる方法を検討する。なお、以下の説明はハイブリッド車両についてのものであるが、その結果は、モータのみにより駆動されるパワートレインについてもそのまま適用できる。
この場合、重要なのは、その要求に対して即座に応答したようにドライバーが感じることであって、即座に応答することではない。そのため、人間の加速度に対する生理的要求として以下の2つに注目する。
(1)加速度が変化しても、その変化代がある閾値(人間の加速度検知限界)を超えないと検知できない。
(2)加速度が変化しても、ある無駄時間(人間の応答時間)を経過しないと検知できない。
これらより、図4に示すように、ドライバーの加速要求(アクセル操作)に対してパワートレインが非常に速い応答をしたとしても、効果のない時間的、物理的領域が存在することがわかる。この領域内でいくら応答しても、ドライバーはその生理的限界から認識することができないし、また、加速度の変化に気付くと同時に大きな加速度となっていると、ドライバーとしては変化を予測することが難しくなり、従って、制御の難しい系となってしまう。
また、急激な加速度変化は、ドライバーのみならず同乗者にも負担を強いることとなって乗り心地を悪化させる。例えば、車両の前後加速度に、頭部、頚部の共振周波数成分を含んでいると、頭部が前後に揺さぶられ、極めて不快である。
そこで、本実施形態では、図5に示すように、ドライバーの加速要求に対して、制御性や乗り心地を悪化させない十分な遅れを有し、所定の加速度変化速度まで滑らかに立ち上がると共に所定の加速度に滑らかに収束する不快な振動成分を抑制した第1の加速度応答波形(以下、単に第1の応答という)と、即座に応答する(応答を感じさせるための)第2の加速度応答波形(以下、単に第2の応答という)とを合成する(組み合わせる)。
具体的には、ドライバーの加速要求操作に対して、まず、上記十分な遅れを有する第1の応答が立ち上がるようにする。これにより、制御性や乗り心地を悪化させないで加速度を増加させることができる。こののち、所定時間(人間の応答時間)が経過して加速度の変化を検知できる状態となったとき、又は、ドライバーがアクセル操作を終了して車両の挙動に注意している状態となったときに、人間が検知できる最小加速度(人間の加速度検知限界)に対する第1の応答の不足分を応答の速い第2の応答で補償するようにする。これにより、乗り心地を悪化させたり不必要に大きな加速度変化をドライバー(及び同乗者)に感じさせたりすることなく、ドライバーには即座に応答したように感じさせることができる。
このように、十分な遅れを有する第1応答と応答の速い第2の応答とを合成し、この合成応答を適切に実現するようにすれば、ハイブリッド車両において、最小限のモータアシストで、応答の良い、かつ、十分な加速感を実現することができる。
図6は、コントローラ8が実行する演算処理の概要を示すブロック図である。各ブロックにおける演算処理は所定時間毎に実行される。
図6において、波形合成判定部B1は、アクセル操作量に基づいて波形合成信号を生成する。第1の応答生成部B2は、静的目標駆動力に基づいて第1の応答に対応する第1目標駆動力を算出する。なお、上記静的目標駆動力は、定常走行状態を想定して適合した目標駆動力マップから、アクセル操作量(APS)と車速(VSP)とに基づいて算出される目標駆動力(車輪駆動軸におけるトルクの静的な目標値)である。
第2の応答生成部B3は、上記第1目標駆動力の前回算出値と上記波形合成信号とに基づいて、第2の応答に対応する第2目標駆動力を算出する。
加算部B4は、第1目標駆動力に第2目標駆動力を加算して動特性付き目標駆動力(第3目標駆動力)を算出し、出力する。そして、この動特性付き目標駆動力を達成するようにエンジン1とモータ4とが制御されることになる。
図7は、上記波形合成判定部B1における処理の詳細を示すブロック図である。
図7において、加算部B11は、アクセル操作量の今回値(現在値)にアクセル操作量の前回値の負値を加算して(換言すると、アクセル操作量の今回値から前回値を減算して)、アクセル操作量の差分値(変化量)を算出する。この差分値が正であれば、アクセル操作量が増加していることを表す。
比較部B12は、アクセル操作量の差分値とアクセル操作検知上限閾値(>0)とを比較して、アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知上限閾値より大きいときは比較結果YESを、アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知上限閾値以下のときは比較結果NOを出力する。
選択部B13は、比較部B12の比較結果がYESであるときは「アクセル踏み込み操作あり」を示す信号を出力し、比較結果がNOであるときは後述する選択部B15から送信されたアクセル踏み込み操作信号を出力する。
比較部B14は、アクセル操作量の差分値とアクセル操作検知下限閾値(但し、アクセル操作検知上限閾値>アクセル操作検知下限閾値>0)とを比較して、アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知下限閾値より小さいときは比較結果YESを、アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知下限閾値以上のときは比較結果NOを出力する。
選択部B15は、比較部B14の比較結果がYESであるときは「アクセル踏み込み操作なし」を示す信号を出力し、比較結果がNOであるときは選択部B13の前回出力信号を出力する。
以上の処理により、選択部B13の出力信号は、アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知上限閾値より大きいときは「アクセル踏み込み操作あり」となり、アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知下限閾値より小さいときは「アクセル踏み込み操作なし」となる。また、アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知上限閾値とアクセル操作検知下限閾値との間にあるときは直前と同じ出力信号が維持される。
NOT部B16は、選択部B13の出力と反対の信号を出力する。
AND部B17は、NOT部B16の出力信号と選択部B13の前回出力信号とが両方とも「アクセル踏み込み操作あり」であるときにYESを出力し、それ以外の場合はNOを出力する。
以上の処理により、AND部B17の出力信号は、選択部B13の出力信号が「アクセル踏み込み操作あり」から「アクセル操作踏み込み操作なし」へ変化したときYESとなり、それ以外の場合はNOとなる。
選択部B18は、AND部B17の出力信号がYESであるときは「波形合成あり」を示す信号を出力し、NOであるときは後述する選択部B20の前回出力信号を出力する。
比較部B19は、アクセル操作量の差分値とアクセル戻し操作検知閾値(<0)とを比較して、アクセル操作量の差分値がアクセル戻し操作検知閾値より小さいときは比較結果YESを、アクセル操作量の差分値がアクセル戻し操作検知閾値以上のときは比較結果NOを出力する。
選択部B20は、比較部B19の比較結果はYESであるときは「波形合成あり」を示す信号を出力し、比較結果がNOであるときは選択部B18の出力信号を出力する。
以上の処理により、選択部B20の出力信号は、AND部B17の出力信号がYESになるか、比較部B19の比較結果がYESになるまでの間「波形合成なし」となり、いずれかがYESとなった後「波形合成あり」となる。なお、選択部B20の出力信号は、選択部B13の出力信号が「アクセル踏み込み操作なし」から「アクセル踏み込み操作あり」へ変化したとき強制的に「波形合成なし」とされる。
選択部B21は、比較部B12の比較結果がYESであるときは「1」を出力し、比較結果がNOであるときは「0」を出力する。
加算部B22は、選択部B21の出力値に自身の前回算出値を加算してアクセル操作後経過時間を算出する。なお、加算部B22の出力値は、選択部B13の出力信号が「アクセル踏み込み操作なし」から「アクセル踏み込み操作あり」へ変化したとき強制的に「0」にリセットされる。
比較部B23は、アクセル操作後経過時間(加算部B22の出力値)とアクセル操作後経過時間上限値とを比較して、アクセル操作後経過時間がアクセル操作後経過時間上限値より大きいときは「波形合成あり」を示す信号を出力し、アクセル操作後経過時間がアクセル操作後経過時間上限値以下のときは「波形合成なし」を示す信号を出力する。
OR部B24は、選択部B20の出力信号と比較部B23の出力信号のいずれかが「波形合成あり」であるとき「波形合成あり」を示す信号を出力し、2つの出力信号が両方とも「波形合成なし」であるとき「波形合成なし」を示す信号を出力する。
以上の処理により、波形合成判定部B1が出力する波形合成信号は、アクセル踏み込み操作が終了したとき、アクセル戻し操作が行われたとき、又はアクセル踏み込み操作が開始されてから所定時間が経過したときに「波形合成なし」から「波形合成あり」に変化することになる。
図8は、上記第1の応答生成部B2における処理の詳細を示すブロック図である。
図8において、動特性生成部B31は、静的目標駆動力(上記したように、定常走行状態を想定して適合した目標駆動力)に対して、より実用的で、かつ、動力性能面、運転性能面などの要求を満たすよう調整された動特性(車両の加速度応答)が得られる動的目標駆動力を演算(変換)する。そして、この動的目標駆動力をバンドリジェクトフィルタB32に通して、不快な頭部、頚部の共振を抑制したものを第1目標駆動力とする。
この第1目標駆動力を実現することにより、制御性を良好に確保しつつ、頭部や頚部が揺さぶられることない加速度応答(加速度変化)が得られることになる。なお、バンドリジェクトフィルタB32に代えて、頭部、頚部の共振周波数以上の周波数成分をカットするローパスフィルタとしてもよい。
図9は、上記第2の応答生成部B3における処理の詳細を示すブロック図である。
図9において、加算部B41は、第2の応答による補正を行う上限値である第2の応答上限値に対応する駆動力(第2目標駆動力上限値)に現在の第1目標駆動力の負値を加算して、その差分値を第1目標駆動力(第1の応答)の不足分として算出する。なお、第2目標駆動力上限値としては、例えば、人間が検知できる最小加速度を生じさせる駆動力(加速度検知限界駆動力)の近傍の値とすることが考えられるが、これに限られるものではなく、それ以上の値(加速度駆動力検知限界駆動力+α)としてもよい。
max部B42は、加算部B41の出力値と「0」との最大値選択を行い、上記不足分が負とならないようにする。
選択部B43は、波形合成信号が「波形合成あり(YES)」であるときはmax部B42の出力値を出力し、「波形合成なし(NO)」であるときは「0」を出力する。
第2目標駆動力算出部B44は、選択部B43からの出力値を、第2の応答の生成のための基本値とし、所定の動特性を通して第2目標駆動力を算出する。
以上の処理により、第2目標駆動力算出部B44の算出する第2目標駆動力は、波形合成信号が「波形合成あり」であるときは第2の応答上限値に対応する駆動力対する第1目標駆動力の不足分として第2目標駆動力を算出し、波形合成信号が「波形合成なし」であるときは第2目標駆動力を「0」とする。
図10は、以上の処理により生成される第1の応答、第2の応答及び第1応答と第2応答との合成応答の様子を示した図である。
図10(a)〜(d)に示すように、ドライバーの加速要求(アクセル操作)に対して十分な遅れを有する第1の応答が生成される。そして、第2の応答上限値と第1の応答の差分値と0との最大値選択をすることにより、この差分値は、図中破線で示すように、第2の応答上限値と第1の応答との大小関係が逆転した後、0に静定することになるが、本実施形態では、上記第2目標駆動力算出部B44において、これをステップ入力に対する応答が単調増加し、所定時間経過後に静定する動特性に通して第2の応答(第2目標駆動力)を求めることで、図中実線で示すように、滑らかに0に収束する応答としている。この結果、第1の応答と第2の応答との合成応答(波形)は、第2の応答(差分値)が0になると共に、滑らかに第1の応答に収束することになる。
この実施形態によると、ドライバーから加速要求を受けたときに、まず、応答時間の遅い第1の加速度応答が得られる第1目標駆動力を実現するようにエンジン1とモータ4とが制御され、加速要求を受けてから所定時間(人間の加速度変化に対する応答時間に相当する時間)が経過したとき又はアクセル操作が終了したときに、第1目標駆動力に、第1の加速度応答よりも応答時間の早い第2の応答が得られる第2目標駆動力を加算した第3目標駆動力(動特性付き目標駆動力)を実現するようにエンジン1とモータ4とが制御される。これにより、エンジン1の応答遅れを最小限のモータアシストで補償して、応答のよい、かつ、十分な加速感を実現できる。
また、第1目標駆動力は、人間の頭部、頚部の共振周波数相当の周波数成分を除去して設定(算出)されるので、頭部、頚部が揺さぶられるような応答を回避して良好な乗り心地を確保できる。
また、第2目標駆動力は、所定値と第1目標駆動力との差に基づいて設定(算出)されるので、最適な加速度応答に対する第1の加速度応答の不足分を補うように設定(算出)され、応答のよい、かつ、十分な加速感を実現できる。
また、前記所定値を人間が検知できる最小加速度を生じさせる駆動力の近傍の値とすることで、ハイブリッド車両において、最小限のモータアシストで十分な加速感を実現することができる。
次に上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下の説明においては、変形部分のみを説明することとし、その他は上記実施形態と同様である。
図11は、上記第2の応答生成部B3の変形例を示すブロック図である。
図11において、加算部B51は、第1目標駆動力にアクセル操作開始時目標駆動力の負値を加算して、その差分値をアクセル操作からの目標駆動力の増加分として算出する。
加算部B52は、第2の応答上限値に対応する駆動力(第2目標駆動力上限値)に上記増加分の負値を加算して、その差分値をアクセル操作からの目標駆動力の増加分の第2目標駆動力上限への不足分として算出する。その後のmax部B53、選択部B54及び第2目標駆動力算出部B55は、図9におけるmax部B42、選択部B43及び第2目標駆動力算出部B44と同様の処理を行い、第2目標駆動力を算出する。
図12は、上記アクセル操作開始時目標駆動力を算出(記憶)するブロック図である。
図12において、加算部B61は、アクセル操作量の今回値にアクセル操作量の前回値の負値を加算してアクセル操作量の差分値(変化量)を算出する。
比較部B62は、アクセル操作量の差分値とアクセル操作検知下限閾値とを比較して、その比較結果に応じた信号を出力する。なお、ここでアクセル操作検知下限値を用いるのは、より感度よくアクセル操作の開始を検出するためである。
NOT部B63は、比較部B62の前回比較結果と反対の信号を出力する。
AND部B64は、比較部B63の出力した信号とNOT部B63の出力した信号が両方とも「アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知下限閾値以上」であるときにYESを出力し、それ以外の場合はNOを出力する。
以上の処理により、AND部B64の出力信号は、アクセル操作量の差分値がアクセル操作検知下限閾値より小さい値からアクセル操作検知下限閾値以上に変化したときにYSEとなり、それ以外はNOとなる。
選択部B65は、AND部B63の出力信号がYESであるときはそのときの静的目標駆動力をアクセル操作開始時目標駆動力として記憶・出力し、出力信号がNOであるときはアクセル操作開始時目標駆動力の前回値を出力する。
この実施形態によると、所定値とアクセル操作開始からの第1目標駆動力の増加分との差に基づいて第2目標駆動力を設定(算出)するので、アクセル操作後の目標駆動力の増加分(すなわち、第1目標駆動力とアクセル操作開始時の静的目標駆動力との差)の所定値(第2目標駆動力上限値)からの不足分を補うことになり、最小限の制御(最小限のモータアシスト)で効果的に加速感を向上できる。
図13は、第2の応答生成部B3の別の変形例を示すブロック図である。
図13において、加算部B71、加算部B72及び選択部B73は、第1目標駆動力の今回値に前回値の負値を加算して、その差分値を算出し、波形合成信号が「波形合成あり(YES)」のときにのみ、算出した差分値を積分する。
加算部B74は、第2目標駆動力上限値に上記積分結果の負値を加算して、その差分値をアクセル操作からの目標駆動力の増加分の不足分として算出する。その後のmax部B75、選択部B76及び第2目標駆動力算出部B77は、図9におけるmax部B42、選択部B43及び第2目標駆動力算出部B44と同様の処理を行い、第2目標駆動力を算出する。
この実施形態によると、上記実施形態(図11、12)に対して、アクセル操作開始時目標駆動力を記憶することなく、最小限の制御(最小限のモータアシスト)で効果的に加速感を向上できる。
ところで、第2の応答が急激に減少すると、動特性付き目標駆動力にくぼみができて段差感が生じることとなる。これを防止するために、第2の応答(第2目標駆動力)の変化速度の下限制限を行う(減少速度を制限する)ことが考えられる。
図14は、第2の応答変化速度制限部を示すブロック図である。この第2の応答変化速度制限部を第2の応答生成部B3と加算部B4との間に設けることで(図6参照)、第2目標駆動力の変化(減少)速度が制限されることとなり、算出される動特性付き目標駆動力にくぼみができることを防止できる。
図14において、加算部B81は、第2目標駆動力の今回値に前回値の負値を加算して第2目標駆動力変化速度(制御周期あたりの第2目標駆動力の変化量)を算出する。
max部B82は、算出した第2目標駆動力変化速度と第2の応答下限変化速度(制御周期あたりの変化量下限値)との最大値選択により下限制限を行う。加算部B83は、その結果に前回値を加算して(積分して)出力する。
この結果、図6において、前回値からの変化量(減少量)に制限が加えられた第2目標駆動力が加算部B4に出力され、加算部B4は、第1目標駆動力にこの変化速度制限付き第2目標駆動力を加算して動特性付き目標駆動力を算出することになる。
この実施形態によると、第2目標駆動力の変化速度が第1所定速度(第2の応答下限変化速度)以下とならないように制限されるので、動特性付き目標駆動力にくぼみができることが防止され、乗り心地を悪化させるような事態を回避できる。
以上は、第2目標駆動力の減少量の制限を行うものであるが、増加量の制限を行いたい場合には、第2所定速度(第2の応答上限変化速度)を設定し、算出した第2の応答変化速度と第2所定速度(第2の応答上限変化速度)との最小値選択により上限制限を行うようにすればよい。
なお、上記図14は、第2目標駆動力(第2の応答)変化速度に制限を加えるようにしたものであるが、算出した動特性付き目標駆動力(合成応答)に対して、その変化速度を制限するようにしても同様の効果が得られる。
図15は、合成応答変化速度制限部を示すブロック図である。この合成応答変化速度制限部を加算部B4(図6参照)の後に設けることで、動特性付き目標駆動力の変化(減少)速度が制限されることになり、最終的に算出される動特性付き目標駆動力にくぼみができることを防止できる。
図15において、加算部B91は、第1目標駆動力の前回値に合成応答下限変化速度を加算する。max部B92は、加算部B91の出力と合成目標駆動力(すなわち、図6における加算部B4が出力した動特性付き目標駆動力)との最大値選択によって下限制限を行い、その結果を出力する。
この結果、前回値からの変化量(減少量)に制限が加えられた動特性付き目標駆動力が算出される。
この実施形態によると、動特性付き目標駆動力(第3目標駆動力)の変化速度が第3所定速度(合成応答下限速度)以下とならないように制限されるので、動特性付き目標駆動力にくぼみができることが防止され、乗り心地が悪化するような事態を回避できる。なお、増加量を制限したい場合には、上記した第2目標駆動力と同様に上限制限を行うようにすればよい。
以上説明した実施形態では、ドライバーの加速要求から所定時間(人間の応答時間)が経過したとき、あるいは、ドライバーがアクセル操作を終了したときに、第1の応答と第2の応答とを合成することで、制御性や乗り心地を確保しつつ十分な加速感を得られるようにしているが、要求された加速が急な場合には、制御性や乗り心地よりも応答の速さと大きさが求められる。
そこで、ドライバーの加速要求度合を判定し、要求された加速が急である場合には、上記所定時間の経過やアクセル操作の終了を待つことなく、第1の応答と第2の応答とを合成するようにした例を説明する。
図16は、第2の応答合成判定部を示すブロック図である。この第2の応答合成判定部を第2の応答生成部B3(図6参照)の後に設けることで、急加速時と判定されたときだけ第1の応答と第2の応答とが合成される。
図16において、加算部B101は、アクセル操作量の今回値にアクセル操作量の前回値の負値を加算してアクセル操作量の差分値(変化量)を算出する。
比較部B102は、アクセル操作量の差分値とアクセル急操作検知限閾値(>アクセル操作検知上限閾値)とを比較して、アクセル操作量の差分値がアクセル急操作検知閾値より大きいときは比較結果YESを、アクセル操作量の差分値がアクセル急操作検知閾値以下のときは比較結果NOを出力する。
選択部B103は、比較部B102の比較結果がYESであるときは第2の応答生成部B3が算出(出力)した第2目標駆動力を出力し、比較結果がNOであるときは「0」を出力する。
この実施形態によると、ドライバーが急な加速を要求しているときは、第1の応答と第2の応答との合成を行う一方で、ドライバーが緩やかな加速を要求しているときには、所定時間(人間の応答時間)の経過又はアクセル操作の終了後においても、第1の応答と第2の応答との合成を行わない(そのまま第1の応答を実現する)ので、必要最小限の制御で、かつ効果的に良好な応答を実現することができる。
図17は、加速度合別第2の応答生成部を示すブロック図である。この加速度合別第2の応答生成部を第2の応答生成部B3(図6参照)の後に設けることで、ドライバーの要求する加速度合に応じた第2目標駆動力が算出される。
図17において、加算部B111は、アクセル操作量の今回値にアクセル操作量の前回値の負値を加算して、アクセル操作量の差分値(変化量)を算出する。
min部B112は、アクセル操作量の差分値とアクセル急操作検知上限閾値との最小値選択を行い、その結果を出力する。max部B113は、min部B112の出力とアクセル急操作検知下限閾値との最大値選択を行い、その結果を出力する。
以上の処理により、アクセル操作量の差分値に対して上下限の制限が行われる。
加算部B114は、max部B113の出力にアクセル急操作検知下限閾値の負値を加算する。加算部B115は、アクセル急操作検知上限閾値にアクセル急操作検知下限閾値の負値を加算する。除算部B116は、加算部B114の出力を加算部B115の出力で除算する。
以上の処理により、上下限の制限が行われたアクセル操作量の差分値(max部B113の出力)の、アクセル急操作検知上限閾値とアクセル急操作検知下限閾値に対する内分比が求められる。
乗算部B117は、上記内分比に第2の応答生成部B3が算出(出力)した第2目標駆動力を乗算して加速度合別第2目標駆動を算出し、これを加算部B4に出力する。
アクセル操作量の差分値がアクセル急操作検知上限値以上であれば(ドライバーが急な加速を要求しているならば)、上記内分比は1となるため、前記第2目標駆動力がそのまま加算部B4に出力される。従って、図6において、加算部B4は、直ちに第1目標駆動力に第2目標駆動力を加算して(第1の応答と第2の応答の合成が行われ)、動特性付き目標駆動力を算出する。
アクセル操作量の差分値がアクセル急操作検知下限閾値以下であれば(ドライバーが緩やかな加速を要求しているならば)、上記内分比は0となるため、0が加算部B4に出力される。従って、図6において、加算部B4は、第1目標駆動力をそのまま動特性付き目標駆動力する(第1の応答と第2の応答との合成は行われず、第1の応答のみが実現されることになる)。
アクセル操作量の差分値がアクセル急操作検知下限閾値とアクセル急操作検知上限閾値との間ならば、上記内分比に応じて第2目標駆動力を減じたかたちで加算部B4に出力される。従って、図6において、加算部B4は、第1目標駆動力にドライバーの要求する加速度合に応じて減じられた第2目標駆動力を加算して(第1の応答にドライバーの要求に応じた第2の応答が合成されて)、動特性付き目標駆動力を算出する。
この実施形態によると、図16の第2の応答合成判定部と同じ効果が得られるとともに、ドライバーが中程度の加速を要求している場合にその要求にあった適度な応答を実現することができる。
本発明を適用したパラレルハイブリッド車両の構成図である。 アクセル操作に対する加速度応答の無駄時間の関係を示す図である。 モータによりエンジンの応答遅れを補償した場合の例を示す図である。 人間の生理的限界と加速度波形との関係を示す図である。 人間の生理的限界を前提にした最小限アシストの方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る制御内容を示す制御ブロック図である。 波形合成判定部における処理の詳細を示すブロック図である。 第1の応答生成部における処理の詳細を示すブロック図である。 第2の応答生成部における処理の詳細を示すブロック図である。 本発明の制御結果(第1、第2、合成応答)を模式的に示した図である。 第2の応答生成部の変形例を示すブロック図である。 アクセル操作開始時の目標駆動力記憶制御を示すブロック図である。 第2の応答生成部の別の変形例を示すブロック図である。 第2の応答変化速度制限部を示すブロック図である。 合成応答変化速度制限部を示すブロック図である。 第2の応答合成判定部を示すブロック図である。 加速度合別第2の応答生成部を示すブロック図である
符号の説明
1…エンジン(原動機)、2…クラッチ、3…変速機、4…モータ(原動機)、5…出力軸、6…駆動輪、7…バッテリ、8…コントローラ、9…アクセル開度センサ、10…車速センサ、11…エンジン回転速度センサ、B1…波形合成判定部、B2…第1の応答生成部、B3…第2の応答生成部

Claims (9)

  1. ドライバーの要求に応じて目標駆動力を設定し、この目標駆動力を実現するように原動機を制御する車両の駆動力制御装置であって、
    応答時間の遅い第1の加速度応答が得られる第1目標駆動力を設定する第1目標駆動力設定手段と、
    前記第1の加速度応答よりも応答時間の早い第2の加速度応答が得られる第2目標駆動力を設定する第2目標駆動力設定手段と、
    ドライバーから加速要求を受けたときに、前記第1目標駆動力を実現するように前記原動機を制御し、前記加速要求を受けてから所定時間が経過した後又はドライバーによる加速要求操作が終了した後に、前記第1目標駆動力に前記第2目標駆動力を加算した第3目標駆動力を実現するように前記原動機を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  2. 前記第1目標駆動力設定手段は、アクセル操作量と車速とに基づいて設定される静的目標駆動力を所定の加速度応答が得られる動的目標駆動力に変換し、この動的目標駆動力から人間の頭部、頚部の共振周波数相当の周波数成分を除去して前記第1目標駆動力を設定することを特徴とする請求項1記載の車両の駆動力制御装置。
  3. 前記第2目標駆動力設定手段は、所定値と前記第1目標駆動力との差に基づいて前記第2目標駆動力を設定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の駆動力制御装置。
  4. 前記第2目標駆動力設定手段は、所定値とアクセル操作開始からの前記第1目標駆動力の増加分との差に基づいて前記第2目標駆動力を設定することを特徴とする請求項3記載の車両の駆動力制御装置。
  5. 前記所定値を、人間が検知できる最小加速度を生じさせる駆動力の近傍の値としたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の車両の駆動力制御装置。
  6. 前記第2目標駆動力設定手段は、前記第2目標駆動力の変化速度が所定速度以下又は所定速度以上とならないように制限することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載の車両の駆動力制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記第3目標駆動力の変化速度が所定速度以上又は所定速度以下とならないように制限することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両の駆動力制御装置。
  8. 前記制御手段は、ドライバーの要求する加速度合を判定する加速度合判定手段を有し、
    ドライバーが急な加速を要求しているときは、前記第1目標駆動力に前記第2目標駆動力を加算して前記第3目標駆動力とし、ドライバーが緩やかな加速を要求しているときは、前記第1目標駆動力に0を加算して前記第3目標駆動力とすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両の駆動力制御装置。
  9. 前記制御手段は、ドライバーによるアクセル操作変化量が所定の上限閾値以上のときには、前記第1目標駆動力に前記第2目標駆動力を加算して前記第3目標駆動力とし、
    前記アクセル操作変化量が所定の下限閾値以下のときには、前記第1目標駆動力に0を加算して前記第3目標駆動力とし、
    前記アクセル操作変化量が前記上限閾値と前記下限閾値との間であるときには、前記アクセル操作変化量の前記上限閾値と前記下限閾値に対する内分比を前記第2目標駆動力に乗算し、この乗算後の第2目標駆動力を前記第1目標駆動力に加算して前記第3目標駆動力とすることを特徴とする請求項8記載の車両の駆動力制御装置。
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