JP2005117628A - データ処理装置におけるレベル・シフト - Google Patents

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Abstract

【課題】インターフェイス・セル、およびバイパス・ロジックによって、データ処理装置の個々の構成要素に対する電圧変更を行う。
【解決手段】データ処理装置は、第1供給電圧を受け取るように動作可能な第1構成要素と、第2供給電圧を受け取るように動作可能な第2構成要素とを備え、第1供給電圧および第2供給電圧の少なくとも1つは動的に可変である。データ処理装置は、第1および第2電圧領域間にインターフェイス・セルを備え、またバイパス・ロジックを備える。インターフェイス・セルは、第1構成要素によって送出されて第2構成要素に向かう信号を受け取るよう動作し、また第1構成要素によって送出された信号を第2構成要素に伝えられる対応信号に変換するレベル・シフト・ロジックを有する。バイパス・ロジックは、第1供給電圧および第2供給電圧が同じ電圧レベルである場合、レベル・シフト・ロジック周囲のバイパス経路を介して第2構成要素に伝えられるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号が第1電圧領域から第2電圧領域へ移動する際、当該信号の電圧レベル・シフトを行うためのデータ処理装置およびその方法に関するものである。
データ処理システム設計にあたっては、そのデータ処理システムが消費する電力を考慮することが必要である。データ処理システムの処理速度を高めることは一般的に望ましいことであるが、そのデータ処理システムの動作速度と当該処理システムが消費する電力のどちらを取るかの調整を行うことが必要となるのが一般的である。これは、例えば、移動電話、個人用携帯型情報端末(PDA)、ノート・ブック型パソコン等のように、本来、AC電源ではなくバッテリ電源で動くデータ処理システムには特に言えることである。
バッテリ寿命を判定する上では、電力消費それ自体よりむしろエネルギー消費が非常に重要であることが極最近になって認識されるようになった。これにより、最新のデータ処理システム設計の際、(相対的に非活動時には動作周波数を低減させることができるように)動作周波数を可変とするだけでなく、(接続された構成要素が、同様に高速に動作する必要がないときには電圧レベルを下げることができるように)当該構成要素に対する電圧供給を可変とすることも検討されている。
そのようなデータ処理システム設計の構成要素に備えられる電圧レベル管理は、多くの場合「動的電圧スケーリング」と呼ばれ、通常、当該構成要素はどれだけ早く動作する必要があるかを個々の構成要素毎に判定する管理機能がデータ処理システムに内蔵されている。動作速度を下げてもよいと判定された場合、単に動作速度を下げるだけでなく、供給電圧も下げてもよい場合がある。その理由は、構成要素がある特定の速度で動作するようになされ、その動作速度を下げた場合、構成要素の個々のエレメントに対する電圧を下げても、それらのエレメントは影響を受けず、速度が下がっても精度高く動作することができることが少なくないからである。供給電圧を下げるとエネルギー消費は二次減少し、このためバッテリ寿命は大幅に延びる可能性がある。
従って、個々の構成要素に対する電圧を可変とすることは、データ処理システムによっては望ましいと考えられるが、そのために一方の電圧領域で送出された信号を別の電圧領域に対応する対応信号に変換するためのレベル・シフト・ロジック形態の追加回路が必要になる。このシフトとは、電圧の上昇、低減、またはシフトの全くなし(即ち、信号は同一の電圧レベルに留まる)のいずれかである。従って、一例として、供給電圧0.9ボルトの構成要素の1つがロジック1の値を、供給電圧1.6ボルトの別の構成要素に向けて送出し、レベル・シフトが行われなかった場合、受け取り側の構成要素はこの信号をロジック・ゼロ・レベル信号とみなす可能性がある。このため、レベル・シフト・ロジックを備えて、送出された信号の電圧を受け取り側の構成要素に対応する1.6の電圧レベルに上昇させることが必要となる。
第1の態様に鑑みて、本発明は、データ処理装置の第1電圧領域内に備えられ、第1供給電圧を受けとるように動作可能な第1構成要素と、データ処理装置の第2電圧領域内に備えられ第2供給電圧を受けとるように動作可能な第2構成要素とを備え、前述の第1および第2供給電圧の少なくとも1つは動的に可変であるデータ処理装置を提供する。また、データ処理装置は更に、前述の第1電圧領域と第2電圧領域との間に備えられ、第1電圧領域内の第1構成要素によって送出され第2の構成要素に向かう信号を受け取るように動作可能であるインターフェイス・セル(interface cell)であって、第1構成要素によって送出された信号を第2電圧領域内の第2構成要素に伝播される対応信号に変換するように動作可能なレベル・シフト・ロジック(level shifting logic)を備えたインターフェイス・セルと、バイパス・ロジック(bypass logic)とを備える。当該バイパス・ロジックは、第1供給電圧と第2供給電圧との電圧レベルが同じである場合、レベル・シフト・ロジック周囲のバイパス経路をイネーブル(enable)とし、第1構成要素によって送出された信号は対応信号として、バイパス経路を介して、第2電圧領域内の第2構成要素に伝えられるように動作可能である。
データ処理システムに動的電圧スケーリングを内蔵することはエネルギー消費量削減の面での利点は大きいが、動作電圧の異なる構成要素のいずれかの間にレベル・シフト・ロジックを導入すると、信号により妨害をうけるロジック量が増加し、処理速度は悪影響を受けることを、本発明の発明者は認識した。
この問題を回避するため、本発明は、バイパス・ロジックを備えたデータ処理装置を提供する。バイパス・ロジックは、第1供給電圧と第2供給電圧との電圧レベルが同じである場合、レベル・シフト・ロジック周囲のバイパス経路をイネーブルとし、これによって第1電圧領域内の第1構成要素によって送出された信号がバイパス経路を介して第2電圧領域内の第2構成要素に対応信号として伝わることができるように動作可能である。これによって、第1供給電圧と第2供給電圧との電圧レベルが同じである場合、信号をレベル・シフト・ロジックを通過させようとすると、バイパス・ロジックが無ければ遅延が生ずるが、バイパス・ロジックがあるためにこれを回避することができる。
バイパス・ロジックは種々の方法で制御可能であることは認められよう。しかしながら一実施形態では、バイパス・ロジックは、コントローラによって生成されたバイパス信号を受け取るように動作可能である。コントローラは、第1供給電圧と第2供給電圧との電圧レベルは同じであると当該コントローラが判定すると、バイパス信号を設定するように動作可能であり、バイパス信号は、オーバーライド状態が存在せず、前述の設定されたバイパス信号を受け取るとバイパス経路をイネーブルにするように動作可能である。
コントローラは、データ処理装置の一部として、またはデータ処理装置の外付けとして備えることもできる。一実施形態では、データ処理装置はプロセッサ・コアの形態を取り、コントローラはプロセッサ・コアに外付けされたエネルギー・コントローラの形態を取る。特定の実施形態の一つにおいては、エネルギー・コントローラは、システム・オン・チップ(SoC)の一部として備えられ、システム・オン・チップにプロセッサ・コアを内蔵する。
バイパス・ロジックは、種々の方法で具現可能である。しかしながら一実施形態では、バイパス・ロジックはマルチプレクサ・ロジック(multiplexer logic)を備える。マルチプレクサ・ロジックは、第1構成要素によって送出された信号と、レベル・シフト・ロジックによって生成された対応信号とを入力として受け取るように動作可能であり、更にバイパス信号から導出された制御信号に応じてそれらの信号の1つを出力して、第2構成要素へ伝えるように動作可能である。第1構成要素によって送出された信号には、何らかの処理を施し、その後でレベル・シフト・ロジックによって処理され、マルチプレクサ・ロジックの入力の1つとして受け取られることは認められよう。実際、一実施形態では、第1構成要素によって送出された信号は、逆変換された後にマルチプレクサ・ロジックが受け取り、この逆変換された形式の信号もまたレベル・シフト・ロジックに入力されて、レベル・シフト・ロジックが出力しバイパス・ロジックが受け取る対応信号を生成する際に用いられる。その際、バイパス・ロジックによって出力された信号は第2の構成要素に伝えられる前に逆変換される。
一方の電圧領域において電圧を変える際に生じるおそれのある問題の1つは、その変更を行う際、別の電圧領域に伝えられる信号を別の電圧領域内の構成要素が誤って解釈するおそれがあることである。
この問題を回避するため、本発明の一実施形態のインターフェイス・セルは、更にクランプ・ロジック(clamp logic)を備える。クランプ・ロジックは、1つ以上の所定の状態が存在すると、第1構成要素によって送出される信号の値とは無関係に、対応信号を所定の電圧にクランプ(clamp)するように作用する。かかる手法をとることによって、第2電圧領域内の第2構成要素に送出される対応信号は、所定の電圧に保持することができ、このため第1電圧領域内の第1構成要素によって送出される信号の影響を受けない。
クランプ・ロジックが作動するようになる一つ以上の所定の状態はさまざまの形態を取ることができることは認められよう。実施形態の一つでは、第1供給電圧を変えるときには必ずクランプを作動し、第2電圧領域内の第2構成要素が信号を読み誤らないようにすることは決定することができる。これは、例えば、第1供給電圧の電圧レベルの変更が必ずしも円滑ではなく、新たな電圧レベルにおいて定着するまでには一定量の時間がかかる状況においては有用である。
所定の状態の1つには、上記説明した所定の条件に加え、または代替として、第1の供給電圧がオフにされつつある場合、第1の供給電圧をオフになる前にクランプ・ロジックが作動される状態が含まれる。従って、第1構成要素がオフにされつつある状況では、クランプ・ロジックを用いることによって所定の電圧がインターフェイス・セルからの出力において確実に生成され、その所定の電圧を用いることによって、例えば、第2の構成要素内の特定の状態を維持することができる。一例として、インターフェイス・セルの出力の後にインバータを配置し、インターフェイス・セルからの出力をそれが第2の構成要素によって受け取られる前に逆変換すれば、所定の電圧を選択して第2の供給電圧とすることができ、その結果ロジック・ゼロ・レベルは、次にインバータから第2の構成要素に出力される。
クランプ・ロジックは、種々の方法で制御可能であることは認められよう。しかしながら、一実施形態では、クランプ・ロジックはコントローラによって生成されたクランプ信号を受け取るように動作可能である。当該コントローラは、前述の所定の状態が一つ以上存在すると当該コントローラが判定した場合、クランプ信号を設定するように動作可能である。クランプ・ロジックは、対応信号を所定の電圧にクランプするように動作可能である。クランプ信号を生成するために用いられるコントローラは、データ処理装置の一部分として備えることが可能であり、または代替としてデータ処理装置の外付けとして備えることも可能である。本発明の実施形態の一つでは、データ処理装置はプロセッサ・コアであり、コントローラはコアに外付けされたエネルギー・コントローラの形態を取る。特定の実施形態の一つでは、エネルギー・コントローラはSoCの一部として備えられ、プロセッサ・コアはSoCに内蔵される。
第1供給電圧レベルに対する何らかの変更が行われているときに、インターフェイス・セルに入力された信号がフロート(float)する時があることは認められよう。例えば、第1供給電圧がオフとされている場合、インターフェイス・セルに入力された信号はフロートとなる可能性がある。かかる状況では、通常同時にオン状態になることはないレベル・シフト・ロジック内のエレメントの一部が、いずれも現実に部分的にオン状態になり、その結果DC電流がレベル・シフト・ロジック内に引き寄せられることがある。このため、たとえレベル・シフト・ロジックは積極的に用いられていなくても、エネルギーはレベル・シフト・ロジック内で放散されるおそれがある。
本発明の一実施形態によれば、この問題はレベル・シフト・ロジックに結合されたロジックを、クランプ・ロジックが含むように構成することによって回避することができる。当該レベル・シフト・ロジックは、クランプ・ロジックがレベル・シフト・ロジックを基準電圧から分離し、DC電流がレベル・シフト・ロジック内に引き寄せられないように作動するときに動作することができる。基準電圧は、第2供給電圧または接地とすることができる。レベル・シフト・ロジックをそのような基準電圧から分離することによって、たとえインターフェイス・セルに入力された信号がフロートしていても、DC電流がレベル・シフト・ロジック内に引き込まれるのを防ぎ、これによってレベル・シフト・ロジック内での不要な電流が引き寄せられるのを回避することができる。
インターフェイス・セルが、レベル・シフト・ロジックに加えて、クランプ・ロジックを含む実施形態では、バイパス・ロジックにも当てはまるオーバーライド状態は、クランプ・ロジックが作動しつつあることが判定され、このオーバーライド状態が存在するためにバイパス信号が設定されているか否かに関係なく、バイパス・ロジックはバイパス経路をイネーブルにしない状態である。
かかる実施形態では、バイパス・ロジックは、バイパス信号とクランプ信号とを受け取るように動作可能であり、且つバイパス信号およびクランプ信号の値に応じて、バイパス・ロジックの制御信号を生成するように動作可能な制御ロジックを含むことができ、これによってバイパス信号が設定され、クランプ信号が設定されない場合、制御信号によってバイパス経路はイネーブルとされるようにする。
第1供給電圧および第2供給電圧には、異なる制約をそれぞれ設定することができることは認められよう。一実施形態では、第1供給電圧は第2供給電圧よりも低いかまたは同じである。そのような実施形態の一例は、第1構成要素がデータ値上でデータ処理動作を行うように動作可能なプロセッサである場合である。そのような実施形態では、第2構成要素はプロセッサがアクセスするデータ値を格納するように動作可能なメモリー・デバイスとすることができる。メモリー・デバイスは、例えば、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)デバイスとすることができる。従って、そのような実施形態では、インターフェイス・セルを用いることによって、プロセッサがメモリー・デバイスに送出した信号に対して作用する。インターフェイス・セルの基本的機能は、プロセッサが送出した信号に必要なあらゆるレベル・シフトを行い、その結果それらの信号がメモリー・デバイスによって用いられる電圧領域に対応する対応レベルとなるようにすることである。更に、プロセッサに対する供給電圧がオフにされつつあるといった一部の状況においては、本発明のある実施形態のインターフェイス・セル内で採用されるクランプ・ロジックを用いることによってインターフェイス・セルからの出力をクランプすることができ、ある特定の電圧値が確実にメモリー・デバイスに出力されるようにする。更に、第1および第2供給電圧が同じ場合、バイパス・ロジックを用いることによってレベル・シフト・ロジックをバイパスすることができ、その結果性能の向上が図られる。
また、代替実施形態では、そのようなインターフェイス・セルを用いることによってメモリー・デバイスからプロセッサに戻される信号を処理することができることは認められよう。この実施形態では、メモリー・デバイスは第1の構成要素であり、プロセッサは第2の構成要素である。そのような状況では、供給電圧に対する制約は、第1の供給電圧(即ち、この例ではメモリー・デバイスに対する供給電圧)は第2の供給電圧(即ち、プロセッサに与えられる電圧)よりも高いかまたは同じであるようにする。
更に、上記の例では、プロセッサとメモリー・デバイスとの間を通る信号について考えてきたが、本発明のインターフェイス・セルおよびバイパス・ロジックもまた、データ処理装置内の他のあらゆる適切な構成要素間のインターフェイスに組み入れることができることは認められよう。
一実施形態では、インターフェイスは第2電圧領域内に設けられているため、第2供給電圧をその供給電圧として受け取る。同様に、一実施形態では、バイパス・ロジックは第2供給電圧領域内に設けられているため、第2供給電圧をその供給電圧として受け取る。
本発明の一実施形態では、データ処理装置は、複数の前述のインターフェイス・セルおよび複数の前述のバイパス・ロジックを備え、前述の第1構成要素および第2構成要素間の信号経路毎に一つのインターフェイス・セルおよび一つのバイパス・ロジックが備えられている。
第2の態様に鑑みて、本発明は、第1電圧領域内に備えられ、第1供給電圧を受けとるように動作可能な第1の構成要素と、第2電圧領域内に備えられ第2供給電圧を受けとるように動作可能な第2の構成要素とを備え、前述の第1および第2供給電圧の少なくとも1つは動的に可変であるデータ処理装置内のレベル・シフトを制御する方法を提供する。前述の方法は、(a)第1電圧領域内の第1構成要素が送出し、第2構成要素に向かう信号を受け取るステップと、(b)レベル・シフト・ロジックを採用することによって、第1構成要素が送出した信号を第2電圧領域内の第2構成要素に伝えられる対応信号に変換するステップと、(c)第1供給電圧と第2供給電圧とが同じ電圧レベルである場合、レベル・シフト・ロジック周囲のバイパス経路をイネーブルにし、これにより第1構成要素が送出した信号がバイパス経路を介して対応信号として第2電圧領域内の第2構成要素に伝えられるようにするステップとを含む。
本発明の代替態様に従って、本発明は、データ処理装置の第1電圧領域内に備えられ、第1供給電圧を受けとるように動作可能な第1構成要素と、データ処理装置の第2電圧領域内部に備えられ第2供給電圧を受けとるように動作可能な第2構成要素とを備え、少なくとも第1供給電圧は動的に可変であるデータ処理装置を提供する。また、データ処理装置は、更に、前述の第1電圧領域と第2電圧領域との間に備えられ、第1電圧領域内の第1構成要素によって送出され第2の構成要素に向かう信号を受け取るように動作可能であるインターフェイス・セルであって、第1構成要素が送出した信号を第2電圧領域内の第2構成要素に伝えられる対応信号に変換するように動作可能なレベル・シフト・ロジックを備えたインターフェイス・セルと、1つ以上の所定の状態が存在すると、第1構成要素が送出した信号の値には関係なく対応信号を所定の電圧にクランプするように活性化する、バイパス・ロジックとを備える。
本発明のこの態様に従って、バイパス・ロジックは採用せず、クランプ・ロジックをインターフェイス・セルの一部として備えることによって、第2電圧領域内の第2構成要素に送出された対応信号は、所定の電圧で保持することができ、これにより第1電圧領域内の第1構成要素によって送出された信号によって影響を受けないようにする。先に言及したように、これは第1電圧領域内の電圧レベルが変化中の状況においては有用である。なぜなら、第1電圧領域内の構成要素によって伝えられた信号が第2電圧領域内の構成要素によって間違って解釈されるという危険がそれによって軽減されるからである。
第4の態様に鑑みて、本発明は第1電圧領域内部に備えられ、第1供給電圧を受けとるように動作可能な第1構成要素と、第2電圧領域内部に備えられ、第2供給電圧を受けとるように動作可能な第2構成要素とを備え、少なくとも第1供給電圧は動的に可変であるデータ処理装置内のレベル・シフトを制御する方法を提供する。更に、当該方法は、(a)第1電圧領域内の第1構成要素が送出し、第2構成要素に向かう信号を受け取るステップと、(b)レベル・シフト・ロジックを採用することによって、第1構成要素が送出した信号を、第2電圧領域内の第2構成要素に伝えられる対応信号に変換するステップと、(c)1つ以上の所定の状態が存在する場合、第1構成要素が送出した信号の値に関係なく、対応信号を所定の電圧にクランプするステップとを含む。
図1は、SoC20が備えられたデータ処理システム10のブロック図である。SoC20は、外部の電力供給装置35に結合されている。外部の電力供給装置35は、SoC内部の種々の構成要素に適切な供給電圧を提供する。SoC20の内部には、プロセッサ・コア40の形状のデータ処理装置が備えられる。コア40はラム55に結合されたプロセッサ45を内蔵する。プロセッサ45は、データ値上でデータ処理動作を行うことができ、ラム55はプロセッサがアクセスするデータ値を格納するよう動作することができる。
SoC20内部には、多数の電圧領域が規定され、各電圧領域には、外部電力供給装置35からそれぞれの供給電圧が供給される。従って、図示したように、プロセッサ45は、これに関連付けられた電圧領域(以下、プロセッサ電圧領域と呼ぶこととする)を有し、外部電力供給装置35から経路36を介して供給電圧VDDPROCを受け取ることを理解することができる。同様に、ラム55はプロセッサとは異なる電圧領域(以下、ラム電圧領域と呼ぶ)にあり、外部電力供給装置35から経路37を介して供給電圧VDDRAMを受領するように動作可能である。最後に、コア40の外側のSoC部分は第3電圧領域にあると考えられる。当該領域をここではSoC電圧領域と呼ぶこととするが、この領域内の構成要素は、外部電力供給装置35から経路38を介して供給電圧VDDSoCを受領するように構成される。
信号が異なる電圧領域間の境界を横切るところには必ず、本発明の実施形態に従ってレベル・シフト、クランプおよびバイパス回路50、60が備えられている。従って、プロセッサ45と、ラム55との間のインターフェイスを考慮して、レベル・シフト、クランプおよびバイパス回路50が備えられている。これらの回路には、プロセッサ45とラム55との間の信号毎に別々のレベル・シフト、クランプおよびバイパス・セルが含まれる。かかるセルのそれぞれは、信号を受け取る側の構成要素の電圧領域においてより多く存在するものと考えることができる。従って、プロセッサ45からラム55に移動する信号経路を考えた場合、関連のレベル・シフト、クランプおよびバイパス・セルはラム回路領域内により多く存在するものと考えることができる。これとは対照的に、ラム55とプロセッサ45との間で移動する信号の場合、レベル・シフト、クランプおよびバイパス・セルはプロセッサ電圧領域内により多く存在するものと考えることができる。
プロセッサ・コア40の内部には、通常、プロセッサ45およびラム55の他にも別の構成要素が備えられることを当業者は認めるであろう。しかしながら、説明をし易くするためにそのような構成要素は図1からは除外した。それらは本発明の実施形態の教示には関係がないからである。
同様に、SoC20には、通常、コア40の外側に多数の構成要素が含まれることは認められよう。しかし、ここでも説明をし易くするためにこれらの構成要素は総称的にSoCロジック25と呼ぶこととし、プロセッサ45とSoCロジック25との間のインターフェイスには対応するレベル・シフト、クランプおよびバイパス回路60を設ける。
また、SoC20にはコントローラ30が含まれる。コントローラ30は、種々の電圧領域の供給電圧が変化する可能性のある状況を判定し、適切な制御信号を外部電力供給装置35、およびレベル・シフト、クランプおよびバイパス回路50、60に送出するように動作可能である。更に、構成要素45、55、25およびエネルギー・コントローラ30間の通信が、SoCロジック25を介し、経路27を通じて通信が行われる。
レベル・シフト、クランプおよびバイパス回路50、60の制御に関しては、エネルギー・コントローラは、経路32を通じてクランプ・イネーブル信号を送出するように動作することができる。このクランプ・イネーブル信号は、設定されると、関連のセル内のクランプ・ロジックに対しそれらのセルからの出力信号を所定の値にクランプさせるように仕向ける。更に、エネルギー・コントローラは、経路34を通じてバイパス信号を送出するように動作可能である。このバイパス信号は設定されると、関連のセル内のバイパス・ロジックに関連のレベル・シフト・ロジック周囲のバイパス経路をイネーブルするように仕向ける。これらの機能に関する更なる詳細、およびそれらが行使される例は、後に説明する。
通常の場合、各電圧領域内の供給電圧は、指定された範囲内で、エネルギー・コントローラ30の制御下で動的に可変であるように構成される。従って、単なる例として、プロセッサ電圧領域内の供給電圧は0.6ボルトと1.2ボルトとの間で可変であり、ラム電圧領域内の供給電圧は0.9ボルトから1.2ボルトまでの範囲内で可変であるように構成することができ、一方SoC電圧領域内の供給電圧は1.2ボルトに固定することができる。電圧領域毎に他のあらゆる適切な範囲を指定することができることは認められるであろうことは明らかである。また、本発明の実施形態の一つでは、プロセッサ45が活動していない期間のエネルギー・ロス低減を更に図るため、状況によってはプロセッサ領域に対する供給電圧を完全にオフにすることができることは認められよう。
更に、本発明の特定の実施形態では、プロセッサ電圧領域内の供給電圧およびラム電圧領域内の供給電圧は、いずれも可変であるが、ラム電圧領域内の供給電圧はプロセッサ電圧領域内の供給電圧より決して小さくないことが求められる。更に、図4を参照して後に説明する特定の実施形態では、ラム電圧領域内の供給電圧は、プロセッサ電圧領域内で供給電圧が変化するのと一緒に変化するだけである。しかしながら、かかる制約が求められるのは一部の実施形態においてであり、実際のところ、実施形態によっては、一方の領域内の供給電圧は別の領域内の供給電圧に対し、はるかに独立して変化することができる。
図2は、レベル・シフト、クランプおよびバイパス回路50、60内に備えられたセルの一つの簡略ブロック図である。セルに送出された信号は経路160を通じて受け取られ、そこでレベル・シフト・ロジック10およびインバータ110へ送られる。インバータ110からの出力は次に経路115を介してレベル・シフト・ロジック100およびマルチプレクサ120に送られる。本発明の実施形態の一つに従うレベル・シフト・ロジック100の動作は、後に図3Aを参照して更に詳細に説明する。経路160を通じて受領される入力信号の電圧の結果は宛て先の電圧領域に対応する電圧レベルに変更される。従って、レベル・シフト・ロジック100によって行われた動作の結果、入力信号、および適宜変化された電圧に対応する信号は、経路105を通じてマルチプレクサ120に出力される。本発明の一実施形態におけるレベル・シフト・ロジック100の作用の仕方のために、経路105を通じて出力された信号もまた、経路160を通じて受領された信号に対して逆変換される。
マルチプレクサ120はバイパス・ロジック150によって制御される。バイパス・ロジック150は、エネルギー・コントローラ30によって送出されるバイパス信号を経路175(経路175は図1の経路34から導出される)を通じて受け取るように構成される。バイパス信号が設定された(且つ経路180上のクランプ・イネーブル信号は設定されない)場合、制御信号は経路155を通じてマルチプレクサに送られ、経路115を通じてインバータ110から受け取った信号を、経路125を通じてマルチプレクサに出力させる。バイパス信号は、ソース領域(即ち、信号送出元の領域)の供給電圧が、宛て先の領域(即ち、信号が送られている対象の構成要素を含む領域)の供給電圧と同一の電圧レベルであることを、エネルギー・コントローラ30が検出した場合にのみ設定される。その場合、レベル・シフト・ロジック100は有用な目的は果たしていないので、入力信号はレベル・シフト・ロジック100をバイパスし、代わりに経路115および125を介してレベル・シフト、クランプおよびバイパス・セルの出力165に送られるようにするだけで、レベル・シフト・ロジック100内での信号処理の結果生じるタイミング・ペナルティは除去することができることは認められよう。
バイパス信号が設定されない場合、バイパス・ロジック150が経路155を通じて送った制御信号によって、マルチプレクサは、信号レベル・シフト・ロジック100から経路105を通じて受け取ったレベルの信号を経路125を通じて出力する。
マルチプレクサ120が経路125を通じいかなる入力を出力するように構成されようとも、インバータ140は、信号を逆変換し、宛て先の構成要素に出力するための適正な形態と成るように動作可能である。
クランプ・ロジック130を備えることによって、ある一定の状況をエネルギー・コントローラ30が検出すると、レベル・シフト、クランプおよびバイパス・セルからの出力は特定の電圧レベルにクランプされるようにする。本発明の一実施形態では、プロセッサ電圧領域内の供給電圧がオフにされると判定されると、エネルギー・コントローラ30は、経路32(図1参照)を通じてクランプ・イネーブル信号出力を設定するように構成される。この信号は、信号経路(プロセッサ45はこの信号経路を介して別の電圧領域の構成要素との間で信号を送受することができる)に接続されたあらゆるセル内のクランプ・ロジック130に、経路170を通じて送られる。
クランプ・ロジック130は、設定されたクランプ・イネーブル信号を経路170を通じて受け取ると、セルからの出力を経路137を介して所定の値にクランプさせる。例えば、クランプ・ロジックは経路125上の信号をロジック1レベルにクランプし、これによってロジック・ゼロ値は経路165を通じてセルから出力されるように構成することができる。
更に、クランプ・ロジックは設定されたクランプ・イネーブル信号を受け取ると、信号を経路135を通じてレベル・シフト・ロジック100に送出する。レベル・シフト・ロジック100は、レベル・シフト・ロジックを基準電圧から分離させる。一実施形態では、これを実現するには、信号135が、レベル・シフト・ロジック100と基準電圧との間に配置されたトランジスタをオフ状態にするように構成される。ここで基準電圧は、接地又はレベル・シフト・ロジックの供給電圧である。かかる手法を取ることによって、経路160を通じて入力された信号がフロートしたとしても、DC経路がレベル・シフト・ロジック100内に設定されることはないことは保証される。かかるDC経路はレベル・シフト・ロジック内で不要な電流の流れを招き、エネルギー効率に悪影響を及ぼす。従って、クランプ・ロジックをセルからの出力をクランプするためだけではなく、DC電流がレベル・シフト・ロジック100内に引き寄せられるのを防ぐために用いることによって、ソース電圧領域内の電圧レベルがオフ状態とされる状況ではエネルギー消費量を大幅に削減することができる。
図2から明らかなように、クランプ・イネーブル信号は、またバイパス・ロジック150によって経路180を通じて受け取られ、クランプ・イネーブル信号が設定されると、これにより、バイパス・ロジック150は、経路175を通じて受け取られたバイパス信号がたとえ設定されたとしても、バイパス経路を選択しないようになる。入力信号がフロートし始めた状態でセルからの出力をクランプすると、バイパス経路がイネーブルされた状態では、電流の一部はインバータ110を介して排出することができることが発見されている。従って、クランプ・イネーブル信号が設定された場合、バイパス・ロジック150はバイパス経路を選択しないことを保証することによって、不要電流ドレインのこのソースは除去することができる。
図3Aは、図2のセル構造を更に詳細に示す。レベル・シフト・ロジック100は、トランジスタ200、205、210、215、220および225からなる。クランプ・ロジック130は、セルからの出力をクランプするために用いられるトランジスタ235と、クランプ・イネーブル信号が設定された場合にレベル・シフト・ロジック100を接地から分離するために用いられるトランジスタ230とからなる。バイパス・ロジック150は、NANDゲート250と、インバータ255と、送信ゲート240、245とからなる。図3Aに示す実施形態では、バイパス信号は設定時にはロジック1レベル(即ち、高レベル)を有し、クランプ・イネーブル信号は設定時にはロジック・ゼロ・レベル(即ち、低レベル)を有する。これよりある一定の状況の場合の図3Aの回路の動作について説明する。
一例として、入力信号が高レベルから低レベルに移行しつつあり、クランプ・イネーブル信号が高く(即ち、設定されていない)、更にバイパス信号が低い(即ち、設定されていない)状況について検討する。まず、PMOS装置ml_pch205が開き、これによってノード(node)iopを強充電し始める(矢印1a参照)。しかしながら、ノードnopは強力であり、従ってデバイスtl_pch200はオフになるので、ノードiiopからのチャージだけがノードiopに移行する。これが、供給電圧VDDRAMからレベル・シフタの左側を下って接地に向かうDC経路は存在しないことを保証するメカニズムである。
インバータ110の出力におけるノードnInが一旦上昇すると、デバイスbr_nch225は開いてノードnopを放出する(矢印1b参照)。このときまでには、入力Inは充分低くなり、デバイスb1_nch210を閉じる。ノードnopがより低く降下するにつれて、デバイスtl_pch200は動作し始め(矢印1c参照)、これによって供給電圧VDDRAMからノードiopに至る経路を開き、ノードiopを供給電圧レベルVDDRAMに完全に充電する。
クランプ・イネーブル信号は高く、ByPass信号は低い(即ち、双方の信号は設定されていない)ので、NANDゲート250からの出力はロジック1レベルであり、従って信号nByPassはロジック1レベル、信号iByPassはロジック・ゼロ・レベルとなる。送信ゲート240の構造は図3Bに示す。図3Bから明らかなように、iByPass信号はレベル・ゼロ・レベルであり、nByPass信号はレベル1レベルであるので、トランジスタ300および310はいずれもオンになり、これによってノードiopをノードbiopに接続する。
送信ゲート245の構造は、そのp型トランジスタがそのゲートにおいて信号nByPassを受け取り、そのn型トランジスタがそのゲートにおいて信号iByPassを受け取ることを除いては同一である。従って、本例では、送信ゲート240がオンであるに対し、送信ゲート245はオフである。従って、以上のことをまとめると、バイパス経路はイネーブルにはされず、変わりにレベル・シフト・ロジックからの出力がノードbiopに出力され、その後でインバータ140によって逆変換され、出力165においてロジック・ゼロ・レベル信号を生成する。
第2の例として、経路160における入力信号は高レベルに上昇中であり、クランプ・イネーブル信号はここでも高く(即ち、設定されていない)、ByPass信号は低い(即ち、設定されていない)場合を検討する。これにより、先に論じた第1の例と非常に類似したメカニズムが得られる。まず、デバイスml_pch205が閉じ、デバイスb1_nch210が開くことによりノードiopの放電を開始する(矢印2a参照)。まず、高いノードiopが、供給電圧VDDRAMからレベル・シフタの右側を通って接地に至るDC経路を停止させる。これにより、ノードnInはデバイスbr_nch225を閉じる時間が与えられる。ノードnInが低下すると、デバイスbr_nchが閉じ、デバイスmr_pch220が開くことによって、ノードnopにノードnnop上の電荷を充電する(矢印2b参照)。一旦ノードiopが充分に低くなると、デバイスtr_pch215が動作を初め(矢印2cを参照)、供給電圧VDDRAMからノードnopに至る経路を開き、これによって供給電圧への当該ノードをフル充電し、ノードiopは確実に低い状態を保つ。
ここでもまた、ByPass信号は低く、クランプ・イネーブル信号は高いため、ノードiop上に出現する値は送信ゲート240を介してノードbiopに転送され(矢印4a参照)、次にインバータ140によって逆変換され、出力165において適切な電圧レベルのロジック1出力を生成する。
第3の例として、クランプ・イネーブル信号は高く(設定されていない)、ByPass信号もまた高い(即ち、ByPassは設定されている)状態について検討する。この例に関しては、入力160にある信号が上昇中か下降中かは問題ではない。クランプ・イネーブルおよびByPass信号はいずれも高いので、NANDゲート250からの出力はロジック・ゼロ・レベルであり、これにより信号nByPassは低く、信号iByPassは高くなる。このため、送信ゲート245はオンとなり(矢印4b参照)、送信ゲート240はオンにならない。この結果、入力信号はレベル・シフト・ロジックをバイパスし、インバータ110を介してノードbiopに進むことができる。このためレベル・シフト・ロジック内の処理に関連する遅延は防ぐことができる。ノードbiopにおいて受け取られた信号は次にインバータ140によって逆変換される。先に言及したように、ソース領域および宛て先領域の双方における電圧レベルが同一であるとエネルギー・コントローラ30が判定した場合、バイパス機能はオンとなる。
第4の例として、クランプ信号が低い(即ち、設定されている)場合について検討する。この例では、経路160上の信号が上昇中であるか下降中であるか、またはByPass信号が設定されているか設定されていないかは問題ではない。クランプ・イネーブル信号が充分に低い場合、デバイスClmpEnPllDn230は閉じ、レベル・シフタを接地から分離する。逆に言えば、ノードbiopが既に高く、且つそのレベルを保っていなければ、デバイス・クランプEnPllUp235はオンとなり、ノードbiopを強充電する。デバイスClmpEnPllDn230はオフ状態なので、ソース構成要素、例えばプロセッサ、に対する供給電圧は、DC経路がレベル・シフタ・スタック内に形成される危険なしに、完全にオフとすることができる。この分離は重要である。なぜなら、ソース構成要素に対する供給電圧がゼロの場合、経路160に対する結合が大量にあると、経路160上の信号は中間電位に上昇する可能性があり、もし本発明の実施形態の分離が無ければ、これによってかなりの電流がレベル・シフタ内に引き込まれるおそれがあるからである。
なお、クランプ・イネーブル信号が充分に低くなると、これによってNANDゲート250からの出力は、経路175を通じて受け取られるByPass信号の値に関係なく、確実にロジック1レベルとなることに留意されたい。その結果、送信ゲート240はオンとなり、送信ゲート245はオンとならない。従って、これによりあらゆる電流が送信ゲート245およびインバータ110を通って引き寄せられるのが防止される。電流が引き寄せられると、出力信号をクランプすることを目的とするプル・アップ(pull up)・トランジスタ235の動作に悪影響を及ぼすおそれがある。
図4は、プロセッサ電圧領域の電圧を変えることが決定された際(ステップ400)の、図1のデータ処理システムに関連する構成要素の動作を示すフロー図である。この例では、ステップ405において、プロセッサが停止されつつある否かが判定される。通常の場合、プロセッサ45は行う作業が何もない場合、SoCロジック25および経路27を介してエネルギー・コントローラ30に知らせることができ、次にエネルギー・コントローラ30はプロセッサ45を停止することが適切であるか否かを判定し、適切である場合にはプロセッサにそのように知らせる。ステップ405において、プロセッサを停止することが決定された場合、プロセスはステップ410に進み、そこでプロセッサ45はそのデータをラム55に転送し、その後ステップ415においてプロセッサ45からSoCロジック25およびラム55までのインターフェイスをクランプする。先に論じたように、これはエネルギー・コントローラ30が、経路32を通じて送出されたクランプ・イネーブル信号を設定することによって実現される。
その後、プロセスはステップ420に進み、信号はエネルギー・コントローラに送られてプロセッサ425は停止の準備ができていることを確認する。この信号は、例えば、SoC電圧領域内のあるロジックによって生成することができる。このロジックはクランプがアサートされたことを検出し、次にこの事実をエネルギー・コントローラに知らせる。プロセスは次にステップ425に進み、エネルギー・コントローラ30は、外部電力供給装置35に対し、プロセッサ425に供給される電力供給VDDPROCを停止させるように構成される。
その後、プロセスはウエーク・アップ信号がプロセッサに送出されるまでステップ430において待機し、その後電源供給装置35はプロセッサ425に対する電力供給VDDPROCを必要とされる電圧レベル(ステップ435参照)において復旧するようエネルギー・コントローラ30から指示を受ける。次に、ステップ440において、プロセッサ425からSoCロジック25およびラム55へのインターフェイスがアンクランプされる(unclamped)。次にステップ445において、データはラム55からプロセッサ45に戻され、その後プロセスはステップ475に進む。
ステップ475において、供給電圧VDDPROCが供給電圧VDDSocと同一であるか否かを判定し、同一である場合、レベル・シフト、クランプおよびバイパス回路60の各セル内のバイパス・ロジックがステップ480において活性化され、それぞれのバイパス経路をイネーブルにする。プロセスは次にステップ485に進み、そこで供給電圧VDDPROCおよびVDDRAMに関し類似の判定を行う。ここでもこれらの電圧が同じである場合、プロセスはステップ490に進み、そこでレベル・シフト、クランプおよびバイパス回路50の各セル内のバイパス・ロジックが活性化され、対応するバイパス経路をイネーブルする。次にプロセスはステップ515において終了する。
ステップ475、480および485、490は連続して示されているが、これらのステップは通常並行して実行されることは認められよう。
ステップ405において、プロセッサは停止中ではないと判定されると、プロセスはステップ450に進み、そこで電圧レベルを上昇させるか、低下させるかを判定する。電圧レベルが上昇中の場合、プロセスはステップ455に進み、そこでもラム電圧を変えるか否かを判定する。図4で検討される実施形態では、ラム電圧領域の供給電圧は、プロセッサ電圧領域の供給電圧が変化している時と一緒に変化することができるだけである。
ラム電圧もまた変化していると判定された場合、プロセスはステップ460に進み、プロセッサおよびラム双方に対する電圧供給はその新たなレベルに上昇される。VDDPROCの増加量はVDDRAMの増加量と同じでなければならない必要はなく、また新たな電圧レベルが同じである必要はない。ステップ455においてラム電圧は変化していないと判定された場合、プロセスはステップ465に進み、プロセッサ電圧領域の電圧レベルは必要とされる新たなレベルに上昇される。
ステップ460またはステップ465が用いられた後、プロセスはステップ470に進み、そこでプロセッサ電圧領域の電圧が新たなレベルにおいて一旦安定し、妥当であれば、ラム電圧領域の電圧も新たなレベルにおいて安定し、プロセッサ動作周波数は必要な周波数に増加される。
ステップ470の後、プロセスは、先に論じたように、ステップ475、480、485、490を通って進んだ後、ステップ515において終了する。
ステップ450において電圧は上昇していないと判定された場合、プロセスはステップ495に進み、プロセッサの動作周波数は必要な周波数に減少され、その後ステップ500においてラムに対する電圧供給もまた変えるか否かが判定される。ステップ500においてラムに対する電圧供給もまた変えると判定された場合、プロセスはステップ505に進み、プロセッサ電圧領域およびラム電圧領域の双方に供給される電圧は必要な新たなレベルに低下される。あるいは、ステップ500において、ラム電圧領域に対する電圧供給は変えないと判定された場合、プロセスはステップ510に進み、プロセッサ電圧領域に対する電圧供給だけが必要な新たなレベルに低減される。ステップ505または510を用いるかに関係なく、プロセスは次にステップ485に進み、プロセッサに対する供給電圧は現在、ラムに対する供給電圧と同じであるか否かが判定される。もしそうである場合、バイパス・ロジックはステップ490において活性化された後ステップ515において終了する。もしそうでない場合は、プロセスは直接にステップ515に進み終了する。
図4に示す例では、SoCに対する供給電圧は常に最大レベルにあるものと想定され、従って、プロセッサ供給電圧が下げられている場合、それはもはやSoCに対する供給電圧と同じであるはずは無く、従ってステップ475、480の確認は実行する必要がない。
本発明の実施形態に関する上記の説明から、ソース電圧領域および宛て先電圧領域の電圧レベルが同じである場合には、上記で論じたレベル・シフト、クランプおよびバイパス・セルを用いることによって、速度の利点が実現されることは認められよう。更に、クランプを採用することによって、ソース構成要素の供給電圧変更中にソース電圧領域内の構成要素から送出されている信号を、宛て先電圧領域内の構成要素が誤って解釈することは確実に無くなる。更に特定すれば、一実施形態では、ソース電圧領域における電圧供給がオフにされている場合、レベル・シフト、クランプおよびバイパス・セルからの出力をクランプすることができる。更に、その場合、実施形態の特別のクランプ構成によって、DC経路がレベル・シフタの内に設定されるのを防止する。これが設定された場合、かなりの電力が消費される。
そのような手法の実際的な履行の1つは、プロセッサがラム・ブロックにインターフェースされ、当該ラム・ブロックはプロセッサを提供する者とは異なる業者によって提供される可能性がある場合である。プロセッサにエネルギー管理技法を施す場合、ラム・ブロックの電圧を同時に低減することなくプロセッサの電圧を低減することが望ましい。これは先に説明したレベル・シフト、クランプおよびバイパス・セルを用いることによって実現可能である。そのような実施形態では、プロセッサがラムに比してより低い電圧で動く場合、レベル・シフト・ロジックは、入力/出力信号をシフトすることによってラムがその最適の動作電圧で機能することができるようにする。更に、プロセッサを完全に停止することが決定された場合、クランプ・イネーブル信号を設定することによってラムの入力/出力がクランプさせ、これによってラムに格納されたデータを保持する。次に、ラムに影響を及ぼすことなく、コア電圧をゼロに下げることができる。
図5は本発明の代替実施形態を示す。この中で、図1のレベル・シフト、クランプおよびバイパス回路50、60はレベル・シフト、およびクランプ回路に置換されている。そのような回路内の各セルは図5に示す形態を取ることができる。図5を図3Aと対照すると明らかなように、このロジックは図3Aを参照して先に論じたロジックと非常に類似した構成であるが、バイパス・ロジックの部分を形成するエレメントはいずれも除去されている。従って、図3Aの動作に関し先に行った説明は、図5の動作で説明にも適用される。但し、処理対象のByPass信号は無く、従ってロジック・エレメント250、255、240および245は省略されている。当業者には認められるであろうが、図5のロジックでは、ソースおよび宛て先領域における供給電圧が同じである場合、バイパス経路を用いても速度の利点はなんら実現されないが、クランプ・ロジックの利点は全て実現可能である。従って、クランピング(clamping)を採用することによって、ソース構成要素の供給電圧を変更中に、ソース電圧領域内の構成要素から送出される信号を、宛て先電圧領域内の構成要素が誤って解釈することは確実に無くなる。更に、図5に示す特定のクランプ構成によって、ソース電圧領域内の構成要素に対する供給電圧がオフにされている状況で、あらゆるDC経路がレベル・シフタ内に設定されるのは防止される。
ここでは、本発明の特定の実施形態について説明してきたが、本発明はそれに限定されるものではなく、本発明の範囲内で、数多くの修正および追加を行うことができることは明らかである。例えば、本発明の範囲から逸脱することなく、以下の従属クレームの特徴の種々の組み合わせは、独立クレームの特徴と一緒に行うことが可能である。
本発明を、単なる一例として、添付図面の中で例示された好適実施形態を参照して更に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるデータ処理装置を組み込んだデータ処理システムのブロック図である。 図2は、図1のレベル・シフト、クランプおよびバイパス回路の内側に備えられたセルを更に詳細に示す概略ブロック図である。 図3Aは、図2に示されたセル構造を更に詳細に示す図である。 図3Bは、図3Aの回路内の送信ゲート構造を示す図である。 図4は、図1のプロセッサに適用されるプロセッサ電圧領域内の電圧を変えるために本発明の実施形態の一つにおいて行われるステップを示すフロー図である。 図5は、図1のレベル・シフト、クランプおよびバイパス回路をレベル・シフト、およびクランプ回路に置換した本発明の代替実施形態におけるレベル・シフト、およびクランプ回路の中で用いることができるセルの構造を示す図である。
符号の説明
10 データ処理システム
20 SoC
25 SoCロジック
27 経路
30 エネルギー・コントローラ
32 経路
34 経路
36 経路
37 経路
40 プロセッサ・コア
45 プロセッサ
50 レベル・シフト、クランプおよびバイパス回路
55 ラム
60 レベル・シフト、クランプおよびバイパス回路
100 レベル・シフト・ロジック
105 経路
110 インバーター
115 経路
120 マルチプレクサー
130 クランプ・ロジック
135 経路
137 経路
140 インバーター
150 バイパス・ロジック
155 経路
160 経路
165 経路
170 経路
175 経路
180 経路
200 トランジスタ
205 トランジスタ
210 トランジスタ
215 トランジスタ
220 トランジスタ
225 トランジスタ
230 トランジスタ
235 デバイス・クランプ
240 送信ゲート
245 送信ゲート
250 NANDゲート
255 NANDゲート
300 トランジスタ
310 トランジスタ

Claims (38)

  1. データ処理装置であって、
    前記データ処理装置の第1電圧領域内に備えられ、第1供給電圧を受け取るように動作可能な第1構成要素と、
    前記データ処理装置の第2電圧領域内に備えられ、第2供給電圧を受け取るように動作可能な第2構成要素と、を備え、
    前記第1および第2供給電圧の少なくとも一つは動的に可変であり、さらに、
    前記第1電圧領域と第2電圧領域との間に備えられ、前記第1電圧領域内の前記第1構成要素によって送出され、前記第2構成要素に向かう信号を受け取るように動作可能なインターフェイス・セルであって、前記第1構成要素によって送出された信号を前記第2電圧領域内の前記第2構成要素に伝えられる対応信号に変換するように動作可能なインターフェイス・セルと、
    前記第1供給電圧と第2供給電圧との電圧レベルが同じである場合、前記レベル・シフト・ロジック周囲のバイパス経路をイネーブルにし、前記第1構成要素によって送出された信号は、対応信号として前記バイパス経路を介して前記第2電圧領域内の第2構成要素に伝わるように動作可能なバイパス・ロジックと、
    を備えるデータ処理装置。
  2. 請求項1記載のデータ処理装置において、前記バイパス・ロジックは、コントローラが生成したバイパス信号を受け取るように動作可能であり、前記コントローラは前記第1供給電圧および第2供給電圧が同じ電圧レベルであるとコントローラが判定した場合、前記バイパス信号を設定するように動作可能であり、前記バイパス・ロジックはオーバーライド状態が存在しない場合に、前記設定されたバイパス信号を受け取ると、前記バイパス経路をイネーブルにするよう動作可能である、データ処理装置。
  3. 請求項2記載のデータ処理装置において、前記バイパス・ロジックは、前記第1構成要素によって送出された信号および前記レベル・シフト・ロジックによって生成された対応信号を入力信号として受け取るように動作可能であり、且つそれらの信号の1つを出力して前記バイパス信号から導出された制御信号に応じて前記第2構成要素に伝えるように動作可能なマルチプレクサ・ロジックを備えるデータ処理装置。
  4. 請求項1記載のデータ処理装置において、少なくとも前記第1供給電圧は動的に可変であり、前記インターフェイス・セルは、更に、1つ以上の所定の状態が存在すると活性化し、前記第1構成要素によって送出された信号の値に関係なく前記対応信号を所定の電圧にクランプするクランプ・ロジックを含むデータ処理装置。
  5. 請求項4記載のデータ処理装置において、前記1つ以上の所定の状態は、前記第1供給電圧はオフがされつつある場合、前記クランプ・ロジックは前記第1供給電圧がオフにされる前に活性化する状態を含むデータ処理装置。
  6. 請求項4記載のデータ処理装置において、前記クランプ・ロジックはコントローラによって生成されたクランプ信号を受け取るように動作可能であり、前記コントローラは、前記1つ以上の所定の状態が存在すると前記コントローラが判定した場合、前記クランプ信号を設定するように動作可能であり、更に、前記クランプ・ロジックは前記対応信号を前記所定の電圧にクランプするように動作可能であるデータ処理装置。
  7. 請求項4記載のデータ処理装置において、前記レベル・シフト・ロジックは、前記クランプ・ロジックが前記レベル・シフト・ロジックを基準電圧から分離して、DC電流がレベル・シフト・ロジック内に引き込まれるのを防止するように活性化する際に動作可能なレベル・シフト・ロジックに結合されるロジックを含むデータ処理装置。
  8. 請求項2記載のデータ処理装置において、少なくとも前記第1供給電圧は動的に可変であり、前記インターフェイス・セルは更に、1つ以上の所定の状態が存在すると、前記第1構成要素によって送出された信号の値に関係なく、前記対応信号を所定の電圧にクランプするように活性化し、前記オーバーライド状態は、クランプ・ロジックが活性化されていると判定され、前記オーバーライド状態が存在することによって前記バイパス・ロジックは、前記バイパス信号が設定されたか否かに関係なく、前記バイパス経路をイネーブルにさせない状態であるデータ処理装置。
  9. 請求項8記載のデータ処理装置において、前記バイパス・ロジックは前記バイパス信号とクランプ信号とを受け取るように動作可能であり、更に前記バイパス信号およびクランプ信号の値に応じて前記バイパス・ロジックの制御信号を生成し、前記バイパス信号が設定され前記クランプ信号が設定されない場合、制御信号は前記バイパス経路がイネーブルとされるように動作可能であるデータ処理装置。
  10. 請求項1記載のデータ処理装置において、前記第1供給電圧は前記第2供給電圧より低いかまたは同じであるデータ処理装置。
  11. 請求項10記載のデータ処理装置において、前記第1構成要素はデータ値においてデータ処理動作を行うように動作可能なプロセッサであるデータ処理装置。
  12. 請求項11記載のデータ処理装置において、前記第2構成要素は、前記プロセッサがアクセスするデータ値を格納するように動作可能なメモリー・デバイスであるデータ処理装置。
  13. 請求項1記載のデータ処理装置において、前記インターフェイス・セルは前記第2電圧領域内に備えられるデータ処理装置。
  14. 請求項1記載のデータ処理装置において、前記バイパス・ロジックは前記第2電圧領域内に備えられるデータ処理装置。
  15. 請求項1記載のデータ処理装置であって、更に、複数の前記インターフェイス・セルおよび複数の前記バイパス・ロジックを備え、一つの前記インターフェイス・セルおよび一つの前記バイパス・ロジックは、前記第1構成要素および前記第2構成要素間の信号経路ごとに備えられるデータ処理装置。
  16. 第1電圧領域内に備えられ第1供給電圧を受け取るように動作可能な第1構成要素と、第2電圧領域内に備えられ第2供給電圧を受け取るように動作可能な第2構成要素とを備え、少なくとも前記第1供給電圧は動的に可変である、データ処理装置内のレベル・シフトを制御する方法であって、該方法は、
    (a)前記第1電圧領域内の第1構成要素によって送出され、前記第2構成要素に向かう信号を受け取るステップと、
    (b)レベル・シフト・ロジックを採用して前記第1構成要素が送出した前記信号を、前記第2電圧領域内の第2構成要素に伝えられる対応信号に変換するステップと、を含み、
    (c)前記第1供給電圧および前記第2供給電圧が同じ電圧レベルである場合、前記レベル・シフト・ロジック周囲のバイパス経路をイネーブルにし、前記第1構成要素によって送出された信号は前記バイアス経路を介して、前記対応信号として前記第2電圧領域内の第2構成要素に伝えられる方法。
  17. 請求項16記載の方法において、コントローラが生成したバイパス信号が設定されるとステップ(c)が行われ、前記コントローラは、該コントローラが前記第1供給電圧および第2供給電圧は同じ電圧レベルであると判定した場合、前記バイパス信号を設定するように動作可能であり、前記バイパス経路は、オーバーライド状態が無く、前記バイパス経路が前記設定されたバイパス信号を受け取ると、前記ステップ(c)においてイネーブルにされる方法。
  18. 請求項17記載の方法において、前記ステップ(c)は、更に、前記第1構成要素によって送出された信号と前記レベル・シフト・ロジックによって生成された前記対応信号との間で多重化し、それらの信号の一つが出力されて前記バイパス信号から導出された制御信号に応じて前記第2構成要素に伝えられるようにするステップを更に有する方法。
  19. 請求項16記載の方法において、少なくとも前記第1供給電圧は動的に可変であり、前記方法は更に、
    (d)1つ以上の所定の状態が存在する場合、前記対応信号を、前記第1構成要素によって送出された信号の値に関係なく所定の電圧にクランプするステップを含む方法。
  20. 請求項19記載の方法において、前記1つ以上の所定の状態は、前記第1供給電圧はオフにされつつあり、前記ステップ(d)は前記第1供給電圧がオフとされる前に行われる方法。
  21. 請求項19記載の方法において、ステップ(d)はコントローラによって生成されたクランプ信号が設定されると行われ、前記コントローラは該コントローラが前記1つ以上の所定の状態の一つが存在すると判定した場合、前記クランプ信号を設定するように動作可能である方法。
  22. 請求項19記載の方法において、前記ステップ(d)は更に、
    前記レベル・シフト・ロジックを基準電圧から分離し、DC電流が前記レベル・シフト・ロジック内に引き込まれないようにするステップを含む方法。
  23. 請求項17記載の方法において、少なくとも前記第1供給電圧は動的に可変であり、前記方法は更に
    (d)1つ以上の所定の状態が存在する場合、前記第1構成要素によって送出された信号の値に関係なく、前記対応信号を所定の電圧にクランプするステップを含み、
    前記オーバーライド状態は、ステップ(d)が行われると判定され、前記オーバーライド状態が存在することにより、前記バイパス信号が設定されたか否かに関係なく、前記ステップ(c)において、前記バイパス経路をイネーブルにさせない方法。
  24. 請求項23記載の方法において、前記ステップ(c)は更に、
    前記バイパス信号およびクランプ信号を受け取るステップと、
    前記バイパス信号および前記クランプ信号の値に応じて制御信号を生成し、前記バイパス信号が設定され、前記クランプ信号は設定されない場合、前記制御信号は前記バイパス経路をイネーブルにさせるようにするステップと、
    を含む方法。
  25. 請求項16記載の方法において、前記第1供給電圧は前記第2供給電圧より低いまたは同じである方法。
  26. 請求項25記載の方法において、前記第1構成要素はデータ値上でデータ処理動作を行うように動作可能なプロセッサである方法。
  27. 請求項26記載の方法において、前記第2構成要素は前記プロセッサがアクセスするデータ値を格納するように動作可能なメモリー・デバイスである方法。
  28. 請求項16記載の方法において、前記ステップ(b)は、前記第2電圧領域内で行われる方法。
  29. 請求項16記載の方法において、前記ステップ(c)は、前記第2電圧領域の内側において行われる方法。
  30. 請求項16記載の方法において、前記ステップ(b)および(c)は、前記第1構成要素および前記第2構成要素間の信号経路毎に独立して行われる方法。
  31. データ処理装置であって、
    前記データ処理装置の第1電圧領域内に備えられ、第1供給電圧を受けとるように動作可能な第1構成要素と、
    前記データ処理装置の第2電圧領域内に備えられ、第2供給電圧を受けとるように動作可能な第2構成要素と、を備え、
    少なくとも前記第1供給電圧は動的に可変であり、前記データ処理装置は更に、
    前記第1電圧領域と第2電圧領域との間のインターフェイス・セルであって、前記第1電圧領域内の前記第1構成要素によって送出され、前記第2構成要素に向かう信号を受け取るように動作可能であるインターフェイス・セルを含み、該インターフェイス・セルは、
    前記第1構成要素によって送出された信号を前記第2電圧領域内の前記第2構成要素に伝えられる対応信号に変換するように動作可能なレベル・シフト・ロジックと、
    1つ以上の所定の状態が存在すると、前記第1構成要素が送出した信号の値には関係なく対応信号を所定の電圧にクランプするように活性化するクランプ・ロジックと、
    を含むデータ処理装置。
  32. 請求項31記載のデータ処理装置において、前記1つ以上の所定の状態は前記第1供給電圧がオフにされつつある場合、前記クランプ・ロジックは前記第1供給電圧がオフにされる前に活性化するデータ処理装置。
  33. 請求項31記載のデータ処理装置において、前記クランプ・ロジックはコントローラが生成したクランプ信号を受け取るように動作可能であり、前記コントローラは、該コントローラが前記一つ以上の所定の状態の内の一つが存在すると判定した場合、前記クランプ信号を設定するように動作可能であり、前記クランプ・ロジックは、前記対応信号を前記所定の電圧にクランプするように動作可能であるデータ処理装置。
  34. 請求項31記載のデータ処理装置において、前記クランプ・ロジックは、該クランプ・ロジックが前記レベル・シフト・ロジックを基準電圧から分離し、DC電流が前記レベル・シフト・ロジックの内部に引き込まれないようにするように活性化すると動作可能となるレベル・シフト・ロジックに結合されたロジックを含むデータ処理装置。
  35. 第1電圧領域内に備えられ第1供給電圧を受け取るように動作可能な第1構成要素と、第2電圧領域内に備えられ第2供給電圧を受け取るように動作可能な第2構成要素とを備え、少なくとも前記第1供給電圧は動的に可変である、データ処理装置内のレベル・シフトを制御する方法であって、該方法は、
    (a)前記第1電圧領域内の第1構成要素によって送出され、前記第2構成要素に向かう信号を受け取るステップと、
    (b)レベル・シフト・ロジックを採用して前記第1構成要素が送出した前記信号を、前記第2電圧領域内の前記第2構成要素に伝えられる対応信号に変換するステップと、
    (c)所定の状態が一つ以上存在する場合、前記対応信号を、前記第1構成要素が送出した信号の値には関係なく所定の電圧にクランプするステップと、
    を含む方法。
  36. 請求項35記載の方法において、前記1つ以上の所定の状態は、前記第1構成要素はオフにされつつある場合、前記ステップ(c)は前記第1供給電圧がオフにされる前に実行される状態を含む方法。
  37. 請求項35記載の方法において、前記ステップ(c)は、コントローラが生成したクランプ信号を設定すると実行され、前記コントローラは、該コントローラが前記一つ以上の所定の状態の内の一つが存在すると判定した場合に、前記クランプ信号を設定するように動作可能である方法。
  38. 請求項35記載の方法であって、前記ステップ(c)は更に、
    前記レベル・シフト・ロジックを基準電圧から分離し、DC電流が前記レベル・シフト・ロジック内に引き込まれないようにするステップ、
    を含む方法。
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