JP2005117286A - オーディオ放送受信装置及び自動選局方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より適正に自動選局を行う「オーディオ放送受信装置及び自動選局方法」を提供する。
【解決手段】予め定めた複数のシーク対象周波数の各々を順次受信周波数として設定しながら、少なくとも以下の条件を満たすシーク対象周波数を選局する。現在受信中のシーク対象周波数の電界強度は、所定のしきい値ThEを越えていなければならない。現在受信中のシーク対象周波数の第2中間周波数信号が規定の周波数帯になければならない。隣接するシーク対象周波数の電界強度が第1の条件と第2の条件を満たす場合には、電界強度がThEを越えた隣接するシーク対象周波数の電界強度と、現在受信中のシーク対象周波数の電界強度の差の絶対値が、所定のしきい値hを越えていてはならない。現在受信中のシーク対象周波数の変調度は、しきい値ThMを越えていなければならない。
【選択図】図2

Description

本発明は、AM放送やFM放送などのアナログオーディオ放送を受信するオーディオ放送受信装置における自動選局の技術に関するものである。
オーディオ放送受信装置における自動選局とは、良好に受信できるオーディオ放送の放送周波数を自動探索して、探索した放送周波数のオーディオ放送の受信及び出力を行う技術である。
そして、このような自動選局の技術としては、受信周波数を変化させながら、所定値以上の受信電界強度が得られ、かつ、受信信号を変換した中間周波数が規定の周波数帯内となる周波数を探索し、探索が成功した以降は、探索した周波数に受信周波数を固定して、その受信周波数で放送を行っている放送局の受信とユーザに対する出力を行う技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平9-46184号公報
前記従来の受信電界強度と中間周波数に応じて自動選局を行う技術によれば、スプリアス(不要波)の存在によって、正しく、良好に受信できるオーディオ放送を選局できない場合がある。
また、アナログ放送周波数帯を用いてデジタル放送を行うIBOC (In-Band On-Channel)方式のオーディオ放送が行われている場合において、アナログオーディオ放送を自動探索するときには、デジタル放送の影響によって、正しく、良好に受信できるアナログオーディオ放送を選局できなくなる。
ここで、図5に、IBOC方式のAMオーディオ放送のスペクトル分布を示す。IBOC方式のAMオーディオ放送には、デジタル放送のみを行うフルデジタル形式の放送と、アナログオーディオ放送にデジタル放送を多重化するハーフデジタル形式の放送があり、図5aはハーフデジタル形式の放送のスペクトル分布を、図5bはフルデジタル形式の放送のスペクトル分布を示している。
さて、IBOC方式のAMオーディオ放送が行われている米国では、放送周波数は、各AMオーディオ放送に、放送周波数が10kHzの倍数となるように割り振られているため、オーディオ放送受信装置側では、自動選局において10kHz毎に受信周波数を変化させながら、良好に受信できるアナログオーディオ放送を探索していく必要がある。
そして、前記従来の受信電界強度と中間周波数に応じて自動選局を行う技術によれば、図5bに示すフルデジタル形式の放送の放送周波数も、オーディオ放送を良好に受信できる放送周波数と判定して、当該放送周波数にアナログオーディオ放送が含まれないにもかかわらず、当該放送周波数の固定的な受信とユーザに対する出力を開始してしまうことになる。
また、図5a、bより理解されるように、IBOC方式のAMオーディオ放送のデジタル放送のスペクトルは放送周波数を中心とする10kHzの範囲を越えて広がっているために、IBOC方式のAMオーディオ放送に10kHzの間隔をおいて隣接する周波数も、当該周波数に良好に受信できるアナログ放送が存在しないにもかかわらず、オーディオ放送を良好に受信できる放送周波数と判定してしまい、当該放送周波数の固定的な受信とユーザに対する出力を開始してしまうことがある。
そこで、本発明は、より適正に、良好に受信できるアナログ放送を探索することのできるオーディオ放送受信装置を提供することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、アナログオーディオ放送を受信するオーディオ放送受信装置に、設定された受信周波数のRF信号を受信する選局手段と、前記選局手段で受信されたRF信号に変調されているアナログオーディオ信号を復調する復調手段と、前記選局手段で受信されたRF信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、前記選局手段で受信されたRF信号のアナログオーディオ信号による変調度を示す評価値を検出する変調度検出手段と、前記選局手段に設定する受信周波数を変化させながら、少なくとも、前記電界強度検出手段で検出される電界強度が予め定めたレベル以上大きく、かつ、前記変調度検出手段で検出される評価値が変調度が所定レベル以上大きいことを示す受信周波数を探索し、探索した受信周波数を以降の受信周波数とする自動選局手段とを備えたものである。
このようなオーディオ放送受信装置によれば、変調度が所定のレベル以上大きくない周波数は、探索結果として設定される最終的な受信周波数から排除される。したがって、低い変調度しか得られない低受信品質のアナログ放送の周波数を排除して、高品質に受信可能なアナログオーディオ放送の周波数のみを探索する自動選局を実現することができる。また、デジタル放送も放送される帯域内を、アナログオーディオ放送を探索する場合に、デジタル放送のみが放送される周波数を排除しつつ、良好に受信可能なアナログオーディオ放送を探索する自動選局を実現することができる。
ここで、このようなオーディオ放送受信装置においては、前記復調手段を、前記選局手段が受信したRF信号を中間周波数信号に変換する混合器と、前記混合器が変換した中間周波数信号からアナログオーディオ信号を復調する検波器とを含めて構成すると共に、前記混合器が変換した中間周波数信号の周波数が規定の周波数帯内に存在するかどうかを検出する中間周波数検出手段を設けて、前記自動選局手段において、前記選局手段に設定する受信周波数を変化させながら、少なくとも、前記電界強度検出手段で検出される電界強度が予め定めたレベル以上大きく、かつ、前記変調度検出手段で検出される評価値が変調度が所定レベル以上大きいことを示し、かつ、前記中間周波数検出手段が前記中間周波数信号の周波数が規定の周波数帯内に存在することを検出する受信周波数を探索し、探索した受信周波数を以降の受信周波数とするようにしてもよい。
このようにすることにより、スプリアスが発生している周波数を排除した、より適正な自動選局を実現することができる。
ここで、以上のオーディオ放送受信装置は、前記変調度検出手段において、前記復調手段が復調したアナログオーディオ信号のレベルは、たとえば、オーディオ放送受信装置の入力感度に応じて定まる飽和点以上の電界強度範囲などでは、近似的に前記変調度を表すので、これを前記変調度を表す評価値として検出するようにしてもよい。
このようにすることにより、簡易な構成において変調度を近似的に検出することができるようになる。
または、以上のオーディオ放送受信装置は、前記変調度検出手段において、前記復調手段が復調したアナログオーディオ信号のレベルを、当該オーディオ放送受信装置の入力感度に応じて定まる前記電界強度検出手段が検出可能な電界強度の飽和値と、前記電界強度検出手段が検出した電界強度との差分に応じて補正した値を前記変調度を示す評価値として検出するようにしてもよい。
このようにすることにより、たとえば、オーディオ放送受信装置の入力感度に応じて定まる飽和点未満の電界強度範囲においても、簡易な構成において、精度よく変調度を近似的に表す評価値を検出することができるようになる。
なお、以上のオーディオ放送受信装置は、デジタル放送が多重化されたアナログオーディオ放送を受信するものであってよい。
以上のように、本発明によれば、良好に受信できるアナログ放送を探索することのできるオーディオ放送受信装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、IBOC方式のAM放送が行われている地域において、AMアナログオーディオ放送を受信し、ユーザに対して出力するオーディオ放送受信機への適用を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係るオーディオ放送受信装置の構成を示す。
図示するように、本オーディオ放送受信装置は、アンテナ1、アンテナ1で受信したRF信号を増幅するRFアンプ2(RF AMP)、増幅されたRF信号を第1局部発振器11(1st LO)が発生する第1局部発振信号と混合した第1中間周波数信号を生成する第1混合器3(1st MIX)、第1中間周波数信号を増幅する第1中間周波数信号増幅器4(1st IF AMP)、増幅された第1中間周波数信号を第2局部発振器12(2nd LO)が発生する第2局部発振信号と混合して第2中間周波数信号を生成する第2混合器5(2nd MIX)、第2中間周波数信号を増幅する第2中間信号増幅器6(2nd IF AMP)、増幅された第2中間周波数信号の検波を行ってアナログオーディオ信号を復調する検波器7(DET)、検波器7から出力されるオーディオ信号と他のオーディオ機器(図示を省略)から入力するオーディオ信号のうちのいずれかのオーディオ信号を選択し出力するセレクタ8(SEL)、セレクタ8が出力するオーディオ信号を増幅し、スピーカ10に出力するオーディオアンプ9(Audio AMP)とを有する。
このように、本オーディオ放送受信装置は、ダブルスーパヘテロダイン形式のオーディオ放送受信機である。また、ここで、第1局部発振器11は、PLLシンセサイザ形式の局部発振器であり、受信周波数に対して、所定周波数の第2中間周波数信号が第2混合器5で固定周波数の第2局部発振信号を基に得られるように、第1周波数信号の周波数が制御される。
さて、本オーディオ放送受信装置は、さらに、第2中間周波数信号から受信中のRF信号の電界強度を検出する電界強度検出部13、第2中間周波数信号が規定の周波数帯(たとえば、450kHzを中心とする10kHz幅の範囲)に存在するかどうかを検出するIFカウンタ14、受信中のRF信号の電界強度と検波器7が復調したアナログオーディオ信号から受信中のRF信号の変調度を検出する変調度検出部15、ユーザ操作を受け付ける操作部17、操作部17のユーザ操作に応じた、第1局部発振器11の発振周波数の制御による受信周波数の切り替えや、オーディオアンプ9の制御によるスピーカ10からの出力音量の調整を行う制御部16とを有している。
そして、このような構成において、制御部16は、操作部17のユーザ操作に応じて、以下の自動選局処理を行う。
自動選局処理において、制御部16は、第1局部発振器11を制御しながら、AM帯(たとえば、530kHz〜1710kHz)の範囲で、10kHz毎に受信周波数を変化させながら、良好に受信できるアナログオーディオ放送を、電界強度検出部13とIFカウンタ14と変調度検出部15の出力に基づき探索していく。そして、探索が成功した以降は、探索した周波数に受信周波数を固定して、その受信周波数のアナログオーディオ放送の受信とユーザに対する出力を行う。
ただし、受信周波数は常に10kHzの倍数となる。ここで、以下では説明の便宜上、このAM帯内の10kHzの倍数となる各周波数を、シーク対象周波数と呼ぶこととする。また、ある第1のシーク対象周波数より、10kHz低い第2のシーク対象周波数を、第1のシーク対象周波数の前のシーク対象周波数と呼び、第1のシーク対象周波数より、10kHz高い第3のシーク対象周波数を、第1のシーク対象周波数の次のシーク対象周波数と呼び、第2のシーク対象周波数と第3のシーク対象周波数を合わせて、第1のシーク対象周波数に隣接するシーク対象周波数と呼ぶこととする。
さて、本自動選局処理では、以下の4条件を満たす場合に、現在の受信しているシーク対象周波数が、良好に受信できるアナログオーディオ放送の受信周波数であると判定する。
第1の条件:現在受信中のシーク対象周波数の電界強度は、所定のしきい値ThEを越えていなけらばならない。
第2の条件:現在受信中のシーク対象周波数の第2中間周波数信号が規定の周波数帯になければならない。
第3の条件:隣接するシーク対象周波数の電界強度が第1の条件と第2の条件を満たす場合には、電界強度がThEを越えた隣接するシーク対象周波数の電界強度と、現在受信中のシーク対象周波数の電界強度の差の絶対値が、所定のしきい値hを越えていてはならない。
第4の条件:現在受信中のシーク対象周波数の変調度は、しきい値ThMを越えていなければならない。
ここで、第3の条件は、現在受信中のシーク対象周波数に隣接するシーク対象周波数で行われているアナログオーディオ放送に起因して現在受信中のシーク対象周波数に発生したスプリアスによって、現在受信中のシーク対象周波数が良好に受信できるアナログオーディオ放送の受信周波数であると誤判定されてしまうことを排除するために設けている。
すなわち、図2aに示すように、周波数202、205、206でアナログオーディオ放送Analog A、B、Cが行われており、隣接するシーク対象周波数で行われているアナログオーディオ放送に起因するスプリアスがシーク対象周波数201、203、204、207において図示するように発生している場合には、スプリアスが発生している各シーク対象周波数201、203、204、207において第1の条件と第2の条件と第4の条件の全てが満たされる場合がある。そこで、まず、隣接するシーク対象周波数でアナログオーディオ放送が行われている可能性があるかどうかを、隣接するシーク対象周波数が第1の条件と第2の条件を満たすかどうかより調べ、隣接するシーク対象周波数でアナログオーディオ放送が行われている可能性があれば、現在受信中のシーク対象周波数がスプリアスである可能性があるので、さらに、隣接するシーク対象周波数で行われているアナログオーディオ放送の電界強度と、現在受信中のシーク対象周波数の電界強度の差の絶対値を調べる。ここで、もし、現在受信中のシーク対象周波数がスプリアスであれば、その差の絶対値は、現在受信中のシーク対象周波数がアナログオーディオ放送の周波数である場合に比べ大きく、しきい値hを越えることになる。そこで、この差の絶対値がしきい値hを越えていれば、現在受信中のシーク対象周波数の受信RF信号はスプリアスであって、良好に受信できるアナログオーディオ放送の受信周波数ではないとする。一方、この差の絶対値が、しきい値h以下であれば、現在受信中のシーク対象周波数は、アナログオーディオ放送が行われている周波数である可能性があるとして、次の第4の条件の判定に進む。この結果、図2aの各スプリアスが発生しているシーク対象周波数201、203、204、207は第3の条件を満たさず、アナログオーディオ放送Analog A、B、Cの周波数202、205、206は、隣接するシーク対象周波数でスプリアスが発生している場合や、隣接するシーク対象周波数でアナログオーディオ放送が行われている場合を含め第3の条件を満たすことになる。
なお、この第3の条件としては、隣接するシーク対象周波数の第2の条件のチェックを省略し、「隣接するシーク対象周波数の電界強度が第1の条件を満たす場合には、電界強度がThEを越えた隣接するシーク対象周波数の電界強度と、現在受信中のシーク対象周波数の電界強度の差の絶対値が、所定のしきい値hを越えていてはならない。」との条件を用いるようにしてもよい。
また、第4の条件は、現在受信中のシーク対象周波数が、デジタル放送のみが行われている周波数である場合に、この周波数が良好に受信できるアナログオーディオ放送の受信周波数であると判定されてしまうことを排除するために設けている。
すなわち、図2bに示すように、IBOC方式の放送の周波数に対応するシーク対象周波数211と、これに隣接するシーク対象周波数212、213では、第1の条件、第2の条件、第3の条件の全てが満たされる場合がある。なお、IBOC方式の放送の周波数に対応するシーク対象周波数に隣接するシーク対象周波数212、213は、デジタル放送が行われている周波数であり、その電界強度は、図2aに示したスプリアスの電界強度よりも大きいため、このシーク対象周波数は第3の条件をクリアすることになる。一方で、フルデジタル形式のIBOC方式の放送の場合、放送の周波数に対応するシーク対象周波数211と、これに隣接するシーク対象周波数212、213は、デジタル放送のみが行われている周波数であり(図5b参照)、検出される変調度は、適当に設定したしきい値ThMより小さくなる。また、ハーフデジタル形式のIBOC方式の放送の場合、放送の周波数に対応するシーク対象周波数に隣接するシーク対象周波数212、213は、デジタル放送のみが行われている周波数であり(図5a参照)、検出される変調度は、適当に設定したしきい値ThMより小さくなる。
したがって、これらのデジタル放送のみが行われているシーク対象周波数は、第4の条件を満たさず、これらの周波数が良好に受信できるアナログオーディオ放送の受信周波数であると判定されてしまうことがない。一方で、ハーフデジタル形式のIBOC方式の放送の周波数211に対しては、当該周波数でアナログ放送が行われているために、第4の条件を満たすので、この周波数については、適正に、良好に受信できるアナログオーディオ放送の受信周波数であると判定することができるようになる。
さて、ここで、第4の条件において、変調度の判定に用いるしきい値ThMは以下のように設定する。
図3は、オーディオ放送受信機の入力感度を表したものである。
図中横軸は実際の受信電界強度301の大きさを表しており、縦軸は電界強度検出部13で検出される電界強度の大きさと、受信RF信号の変調度が5%の場合の検波器7で復調されたアナログオーディオ信号302の大きさと、受信RF信号の変調度が30%の場合の検波器7で復調されたアナログオーディオ信号303の大きさと、デジタル放送の影響が無い場合のノイズ304の大きさと、受信周波数でデジタル放送が行われている場合のノイズ305の最大の大きさを表している。
図示するように、実際の受信電界強度の大きさの増加に対して、電界強度検出部13で検出される電界強度301の増加は入力感度に従って飽和点(図では-10dB)で飽和する。また、同様に、アナログオーディオ信号302、303の増加も、変調度に応じた飽和点で飽和する。
いま、第1の条件で用いる電界強度のしきい値ThEを図示するように設定した場合、デジタル放送に対して観測されるノイズ305のレベルは、しきい値ThE以上の範囲において、変調度5%のアナログオーディオ放送に対して得られるアナログオーディオ信号302のレベルを適当なマージンをもって下回る。
したがって、図示するような特性を有するオーディオ放送受信装置においては、第4の条件において、変調度の判定に用いるしきい値ThMは5%に設定するようにすればよい。
ところで、変調度検出部15における、変調度の算出は、復調されたアナログオーディオ信号のレベルと電界強度を用いて近似的に下式によって求めるようにしてもよい。
検出電界強度が検出電界強度飽和値以上の場合:

変調度 = K×アナログオーディオ信号レベル(Peak to Peak値)

検出電界強度が検出電界強度飽和値未満の場合:
変調度 =
K×{アナログオーディオ信号レベル×L
×(検出電界強度飽和値-検出電界強度値)}

ここで、Kは、検出電界強度が検出電界強度飽和値以上の場合の、アナログオーディオ信号レベルと変調度の変換定数または変換関数である。
また、Lは、検出電界強度が検出電界強度飽和値としきい値ThEとの間にあるときに発生するアナログオーディオ信号レベルの、検出電界強度が検出電界強度飽和値以上であるときのアナログオーディオ信号レベルに対する落ち込みをキャンセルするための補正定数または補正関数である。
なお、電界強度のしきい値ThEを検出電界強度飽和値近傍に設定した場合などには、変調度検出部15において、アナログオーディオ信号レベルを直接、変調度として近似的に用いるようにしてもよい。
また、この第4の条件の判定は、所定期間T(たとえば、1000から2000msec)内に、変調度が、ある期間(たとえば、10msec)連続してしきい値hを越えた時点で、第4の条件が満たされたものと判定することにより行う。
さて、以上のような自動選局動作において、制御部16は、シーク対象周波数10kHz毎に受信周波数を変化させる度に、以上の4条件を現在受信中のシーク対象周波数が満たすかどうかを、第1の条件、第2の条件、第3の条件、第4の条件の順に判定していき、いずれの条件が満たされなかった場合には、それ以降の条件の判定を行うことなく、直ちに受信するシーク対象周波数を、現在受信しているシーク対象周波数の次のシーク対象周波数に切り替える。一方、現在受信中のシーク対象周波数が、以上の4条件の全てを満たした場合には、現在受信中のシーク対象周波数に受信周波数を固定して、その受信周波数のアナログオーディオ放送の受信とユーザに対する出力を行う。
以下、以上のような自動選局処理の具体的な手順について説明する。
図4に、自動選局処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、オーディオアンプ9を制御し、スピーカ10への出力をミュートする(ステップ402)。そして、現在の受信周波数(第1局部発振器11に設定している第1局部発振信号周波数より定まる受信周波数)以上の周波数を持つシーク対象周波数が存在するかどうかを調べ(ステップ404)、存在しない場合には、AM帯の最小のシーク対象周波数をf0とし(ステップ434)、ステップ410に進む。
一方、現在の受信周波数以上の周波数を持つシーク対象周波数が存在する場合には(ステップ404)、現在の受信周波数以上の最小のシーク対象周波数をf0とする(ステップ406)。そして、f0の前のシーク対象周波数が存在するかどうかを調べ(ステップ408)、存在しない場合にはステップ410に進み、存在する場合には受信周波数をf0の前のシーク対象周波数に設定して、このf0の前のシーク対象周波数を受信して、電界強度検出部13の電界強度の検出と、IFカウンタ14のIF周波数のチェックを行わせた上で(ステップ436)、ステップ410に進む。
さて、ステップ410では、受信周波数をf0に設定して、このf0を受信して、このf0に対する、電界強度検出部13の電界強度の検出と、IFカウンタ14のIF周波数のチェックを行わせる。そして、f0の電界強度がしきい値ThEを越えているかどうかを判定し(ステップ412)、越えていない場合にはステップ440に進む。一方、f0の電界強度がしきい値ThEを越えている場合には、前記第1の条件が満たされているので、さらにf0のIF周波数が規定の周波数内にあるかどうかを判定し(ステップ414)、規定範囲内になければ、ステップ440に進む。一方、規定範囲内にある場合には、前記第2の条件が満たされているので、ステップ416以降に進んで、前記第3の条件の判定を行う。
すなわち、ステップ416では、f0の前のシーク対象周波数が存在するかどうかを判定し、存在しない場合には、f0の前のシーク対象周波数について第3の条件が満たされたので、ステップ420に進んで、f0の次のシーク対象周波数についての第3の条件の判定を行う。一方、f0の前のシーク対象周波数が存在する場合には、ステップ418に進んで、ステップ436で得たf0の前のシーク対象周波数の電界強度とIF周波数のチェック結果に基づき以下の判定を行う。
すなわち、ステップ418では、f0の前のシーク対象周波数の電界強度がしきい値ThEを越えており、かつ、f0の前のシーク対象周波数のIF周波数が規定周波数範囲内にあり、かつ、f0の前のシーク対象周波数の電界強度とf0の電界強度の差の絶対値がしきい値hを越えているかどうかを判定し、判定結果が真であれば、f0の前のシーク対象周波数について第3の条件が満たされないので、ステップ440に進む。一方、判定結果が偽であれば、f0の前のシーク対象周波数について第3の条件が満たされたので、ステップ420に進んで、f0の次のシーク対象周波数についての第3の条件の判定を行う。
すなわち、ステップ420では、f0の次のシーク対象周波数が存在するかどうかを判定し、存在しない場合には、f0の前後のシーク対象周波数について第4の条件が満たされたことになるので、ステップ438に進んで、AM帯の最小のシーク対象周波数を受信して、電界強度検出部13の電界強度の検出と、IFカウンタ14のIF周波数のチェックを行わせた上で、ステップ426に進む。
一方、f0の次のシーク対象周波数が存在する場合には、受信周波数をf0の次のシーク対象周波数に設定して(ステップ422)、このf0の次のシーク対象周波数を受信して、電界強度検出部13の電界強度の検出と、IFカウンタ14のIF周波数のチェックを行う。
そして、f0の次のシーク対象周波数の電界強度とIF周波数のチェック結果に基づきステップ424で以下の判定を行う。
すなわち、ステップ424では、f0の次のシーク対象周波数の電界強度がしきい値ThEを越えており、かつ、f0の次のシーク対象周波数のIF周波数が規定周波数範囲内にあり、かつ、f0の次のシーク対象周波数の電界強度とf0の電界強度の差の絶対値がしきい値hを越えているかどうかを判定し、判定結果が真であれば、f0の次のシーク対象周波数について第3の条件が満たされないので、ステップ440に進む。一方、判定結果が偽であれば、第3の条件が満たされたので、ステップ426以降に進んで、第4の条件の判定を行う。
すなわち、ステップ426では、受信周波数をf0に設定して、f0の変調度のチェックを行う。そして、ステップ428で期間T内にf0の変調度がしきい値ThMを所定期間以上連続して越えたかどうかを判定し、f0の変調度がしきい値ThMを所定期間以上連続して越えたならば、越え次第即座に第4の条件が満たされたとして、受信周波数をf0に固定し(ステップ430)、オーディオアンプ9による出力音量のミュートを解除し(ステップ432)、処理を終了する。一方、f0の変調度がしきい値ThMを所定期間以上連続して越えることなく期間Tが経過したならば、第4の条件が満たされなかったことになるので、ステップ440に進む。
そして、ステップ440では、f0の次のシーク対象周波数が存在するかどうかを調べ、存在しない場合には、AM帯の最小のシーク対象周波数をf0とし(ステップ444)、ステップ412に戻る。一方、f0の次のシーク対象周波数が存在する場合には、f0の次のシーク対象周波数をf0に設定し(ステップ442)、ステップ412に戻る。
そして、ステップ412に戻った以降は、この新たに設定されたf0について以上の処理を行う。なお、以降の処理では、ステップ412、414の判定で用いるf0の電界強度とIF周波数のチェック結果としては、前回のステップ422またはステップ438で現在のf0について得られた電界強度とIF周波数のチェック結果を用い、ステップ418の判定で用いるf0の前のシーク対象周波数の電界強度とIF周波数のチェック結果としては、ステップ410または前々回のステップ422もしくはステップ438で現在のf0の前のシーク対象周波数について得られた当該電界強度とIF周波数のチェック結果を用いるようにする。ただし、これは判定の度に、電界強度やIF周波数のチェック結果が必要なシーク対象周波数を受信して、これら電界強度やIF周波数のチェック結果を得るようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。
なお、以上では、IBOC方式のAM放送が行われている地域において、AMアナログオーディオ放送を受信し、ユーザに対して出力するオーディオ放送受信機への適用を例にとり説明したが、本実施形態による自動選局の技術は、IBOC方式のFM放送が行われている地域において、FMアナログオーディオ放送を受信し、ユーザに対して出力するオーディオ放送受信機についても同様に適用可能である。すなわち、図5cにハーフデジタル形式の場合について、図5dにフルデジタルの場合について示したように、IBOC方式のFM放送でも、デジタル放送のスペクトルは、FMアナログオーディオ放送の180kHzに比べ、約400kHzと広いために、IBOC方式のAM放送と同様の状況が生じるので、以上の自動選局の技術は、FM放送についてもAM放送の場合と同様に有効である。
また、以上の、変調度を考慮した自動選局の技術はIBOC方式の放送が行われていない地域において通常のアナログオーディオのAM放送やFM放送のみを受信する場合においても、自動選局の信頼性を向上する上で有効である。
本発明の実施形態に係るオーディオ放送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る自動選局動作例を示す図である。 本発明の実施形態で用いる変調度しきい値の設定法を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動選局処理の手順を示すフローチャートである。 IBOC方式の放送のスペクトラム分布を示す図である。
符号の説明
1…アンテナ、2…RFアンプ、3…第1混合器、4…第1中間周波数信号増幅器、5…第2混合器、6…第2中間信号増幅器、7…検波器、8…セレクタ、9…オーディオアンプ、10…スピーカ、11…第1局部発振器、12…第2局部発振器、13…電界強度検出部、14…IFカウンタ、15…変調度検出部、16…制御部、17…操作部。

Claims (6)

  1. アナログオーディオ放送を受信するオーディオ放送受信装置であって、
    設定された受信周波数のRF信号を受信する選局手段と、
    前記選局手段で受信されたRF信号に変調されているアナログオーディオ信号を復調する復調手段と、
    前記選局手段で受信されたRF信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、
    前記選局手段で受信されたRF信号のアナログオーディオ信号による変調度を示す評価値を検出する変調度検出手段と、
    前記選局手段に設定する受信周波数を変化させながら、少なくとも、前記電界強度検出手段で検出される電界強度が予め定めたレベル以上大きく、かつ、前記変調度検出手段で検出される評価値が変調度が所定のレベル以上大きいことを示す受信周波数を探索し、探索した受信周波数を以降の受信周波数とする自動選局手段とを有することを特徴とするオーディオ放送受信装置。
  2. 請求項1記載のオーディオ放送受信装置であって、
    前記復調手段は、前記選局手段が受信したRF信号を中間周波数信号に変換する混合器と、前記混合器が変換した中間周波数信号からアナログオーディオ信号を復調する検波器とを有し、
    当該オーディオ放送受信装置は、前記混合器が変換した中間周波数信号の周波数が規定の周波数帯内に存在するかどうかを検出する中間周波数検出手段を有し、
    前記自動選局手段は、前記選局手段に設定する受信周波数を変化させながら、少なくとも、前記電界強度検出手段で検出される電界強度が予め定めたレベル以上大きく、かつ、前記変調度検出手段で検出される評価値が変調度が所定のレベル以上大きいことを示し、かつ、前記中間周波数検出手段が前記中間周波数信号の周波数が規定の周波数帯内に存在することを検出する受信周波数を探索し、探索した受信周波数を以降の受信周波数とすることを特徴とするオーディオ放送受信装置。
  3. 請求項1または2記載のオーディオ放送受信装置であって、
    前記変調度検出手段は、前記復調手段が復調したアナログオーディオ信号のレベルを前記変調度を示す評価値として検出することを特徴とするオーディオ放送受信装置。
  4. 請求項1または2記載のオーディオ放送受信装置であって、
    前記変調度検出手段は、前記復調手段が復調したアナログオーディオ信号のレベルを、当該オーディオ放送受信装置の入力感度に応じて定まる前記電界強度検出手段が検出可能な電界強度の飽和値と、前記電界強度検出手段が検出した電界強度との差分に応じて補正した値を前記変調度を示す評価値として検出することを特徴とするオーディオ放送受信装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載のオーディオ放送受信装置であって、
    当該オーディオ放送受信装置は、デジタル放送が多重化されたアナログオーディオ放送を受信することを特徴とするオーディオ放送受信装置。
  6. アナログオーディオ放送を受信するオーディオ放送受信装置において、受信状態のよいアナログ放送の周波数を探索して受信する自動選局方法であって、
    前記探索が終了するまで、受信の対象とする周波数である受信周波数を変更しながら、受信されたRF信号の電界強度と、RF信号のアナログオーディオ信号による変調度を示す評価値とを検出するステップと、
    少なくとも、検出された前記電界強度が予め定めたレベル以上大きく、かつ、検出された評価値が前記変調度が所定レベル以上大きいことを示す場合に、前記探索を終了させるステップとを有することを特徴とする自動選局方法。
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