JP2005116867A - 光信号伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型で、出射するレーザ光に関して信頼性の高い光量モニタを可能とする光信号伝送装置の提供。
【解決手段】 垂直共振型面発光レーザダイオード18から上方に向けて出射された第1のレーザ光L1は、大部分がダイクロイックミラー30を透過し、凸レンズ34、及び光ファイバ32を介して通信相手側へ伝送される。また、第1のレーザ光L1の一部分は、ダイクロイックミラー30で図1の右方向へ反射し、光量モニタ用のレーザ光として光量モニタ用受光素子20に入射する。一方、光ファイバ32の端面からは、通信相手から出射された第2のレーザ光L2が出射され、この第2のレーザ光L2は、凸レンズ34を透過した後、ダイクロイックミラー30で図1の左方向へ反射し、受信信号用受光素子24に入射する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光信号伝送装置に係り、特に、小型で、光源の光量を安定して制御可能な光信号伝送装置に関する。
従来、光信号伝送装置として、特許文献1(特開平8−166527号公報)に記載されているような光信号伝送装置が知られている。
図9、及び図10に示すように、この光信号伝送装置は、受光部122、後ろ側からモニター用のレーザ光を出射するレーザ発光源124、プリズム126、レーザ発光源124からのモニター用のレーザ光を受けるモニター用受光部128、結合レンズ136、パッケージ140等を備えている。
特許文献1の装置におけるレーザ発光源124は、レーザダイオードの中でも、後ろ側からモニター用のレーザ光を出射する、所謂端面発光レーザである。
近年では、伝送する信号の容量が増大しており、このため、レーザダイオードとして端面発光型レーザよりも大容量の通信に適した垂直共振型面発光レーザダイオード(Vertical Canity Surface Emitting Laser、以下VCSEL)を用いる装置が提案されている。
しかしながら、特許文献1の装置において、レーザ発光源124にVCSELを用いようとすると、レーザビームの出射側(レーザダイオードと光ファイバとの間)に光量モニタ用受光素子を配置しなければならなくなり、VCSELを光源に用いる場合の適切な方法は無い。
また、特許文献2(特開平9−219552号公報)には、VCSELと、VCSELの光量をモニタする光センサとを1つのパッケージに収容した技術が開示されている。
特開平9−219552号公報の、例えば、図4Gに記載されている技術を用いて双方向の信号伝送を行なおうとした場合、例えば、図11に示すような構成が考えられる。
図11に示す装置では、VCSEL200、VCSEL200から出射されたレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子202、通信相手からのレーザ光を受光するための信号用受光素子204、VCSEL200から出射したレーザ光を透過し、かつ通信相手からのレーザ光を信号用受光素子204へ反射する光選択部206、VCSEL200から出射した光ビームを平行に近付けて光選択部206へ入射させる第1のレンズ208、通信相手からのレーザ光を収束して信号用受光素子204へ入射させる第2のレンズ210、光ファイバ212と光選択部206との間に配置される第3のレンズ214を備えている。
この装置では、VCSEL200から出射したレーザ光のモニタを行なうために、VCSEL200に隣接して光量モニタ用受光素子202を配置して、VCSEL200と光量モニタ用受光素子202とを1つのパッケージ216に入れ、パッケージ216に形成されたレーザ光を通過させるための開口(図示せず)をカバーガラス220で塞いでいる。
VCSEL200から出射したレーザ光は、大分がカバーガラス220を透過するが、一部分がカバーガラス220で反射して光量モニタ用受光素子202に入射する構成となっている。
なお、この装置では、光選択部206に半透過ミラーを用いている。
特開平8−166527号公報 特開平9−219552号公報
しかしながら、図11に示す構成では、通信相手からのレーザ光の一部分が光選択部206を透過してして光量モニタ用受光素子202に入射してしまい、光量の計測値に誤差を生じさせしまう問題がある。
また、この装置では、VCSEL200から出射したレーザ光をモニタするためにカバーガラス220を必要としており、光学系が複雑かつ大きくなるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、小型で、出射するレーザ光に関して信頼性の高い光量モニタを可能とする光信号伝送装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の光信号伝送装置は、第1のレーザ光を出射する垂直共振型面発光レーザダイオードと、前記垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子と、通信相手から出射された第2のレーザ光を受信する受信信号用受光素子と、前記垂直共振型面発光レーザダイオードの前記第1のレーザ光の出射側に配置され、前記第1のレーザ光の一部分を第1の方向に透過し、他の一部分を前記第1の方向とは交差する第2の方向へ反射すると共に、前記第1の方向から入射した前記第2のレーザ光を前記第2の方向とは反対の第3の方向へ反射する光選択部と、を備え、前記光量モニタ用受光素子が、前記光選択部の前記第2の方向側に配置され、前記受信信号用受光素子が、前記光選択手部の前記第3の方向側に配置されている、ことを特徴としている。
次に、請求項1に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
先ず、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光(光信号)は光選択部を透過し、例えば、光ファイバ等を介して通信相手側へ伝送される。
また、第1のレーザ光の一部分は、光選択部で第2の方向へ反射し、光量モニタ用受光素子で受光され、これにより垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量のモニタを行なうことが出来る。
一方、通信相手から出射された第2のレーザ光は光選択部で第3の方向へ反射し、受信信号用受光素子で受光される。
ここで、第2のレーザ光は光選択部で第3の方向へ反射し、一部分は光選択部を透過して垂直共振型面発光レーザダイオード側へ到達するが、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子は、第2のレーザ光が進行する方向とは全く異なる第2の方向側に配置されているので、光量モニタ用受光素子に第2のレーザ光が入射することはなく、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量を正確にモニタすることが出来る。
請求項2に記載の光信号伝送装置は、第1のレーザ光を出射する垂直共振型面発光レーザダイオードと、前記垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子と、通信相手から出射された第2のレーザ光を受信する受信信号用受光素子と、前記垂直共振型面発光レーザダイオードの前記第1のレーザ光の出射側に配置され、前記第1のレーザ光の一部分を第1の方向に反射し、他の一部分を前記第1の方向とは交差する第2の方向へ透過すると共に、前記第1の方向から入射した前記第2のレーザ光を前記第1の方向とは反対の第4の方向へ透過する光選択部と、を備え、前記光量モニタ用受光素子が、前記光選択部の前記第2の方向側に配置され、前記受信信号用受光素子が、前記光選択部の前記第4の方向側に配置されている、ことを特徴としている。
次に、請求項2に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
先ず、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光(光信号)は光選択部で第1の方向に反射し、例えば、光ファイバ等を介して通信相手側へ伝送される。
また、第1のレーザ光の一部分は、光選択部を透過し、第2の方向の光量モニタ用受光素子で受光され、これにより垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量のモニタを行なうことが出来る。
一方、通信相手から出射された第1の方向から到来する第2のレーザ光は光選択部を透過し、第4の方向の受信信号用受光素子で受光される。
ここで、第2のレーザ光は一部分が光選択部を透過して第4の方向へ、他の一部分が光選択部で反射して第2の方向とは反対側の垂直共振型面発光レーザダイオード側へ到達するが、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子は、第2のレーザ光が進行する方向とは全く異なる第2の方向側に配置されているので、光量モニタ用受光素子に第2のレーザ光が入射することはなく、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量を正確にモニタすることが出来る。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の光信号伝送装置において、前記第1のレーザ光の波長と、前記第2のレーザ光の波長とが異なり、前記光選択部は、波長選択性を有し、前記第1のレーザ光の透過率と前記第2のレーザ光の透過率とが異なっている、ことを特徴としている。
次に、請求項3に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
請求項3に記載の光信号伝送装置では、第1のレーザ光の波長と第2のレーザ光の波長とが異なり、光選択部が波長選択性を有し、第1のレーザ光の透過率と第2のレーザ光の透過率とが異なっているので、例えば、第1のレーザ光の波長を長く第2のレーザ光の波長を短く設定し、かつ波長の短い光の透過率が波長の長い光の透過率よりも大きく設定した光選択部とすることで、第1のレーザ光を効率的に相手側へ出射させるとともに、受け取る第2のレーザ光を効率的に受信信号用受光素子へ受光させることが出来る。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の光信号伝送装置において、前記光選択部に入射するレーザ光を平行光に近付けるレンズ系を設けた、ことを特徴としている。
次に、請求項4に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
波長選択性を有する光選択部、例えば、ダイクロイックミラー等では、レーザ光の入射角度によって透過率が変化する。このため、光選択部には、拡がりを持ったレーザ光を入射させるよりも、平行光または平行光に出来る限り近付けたレーザ光を入射させることが好ましい。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の光信号伝送装置において、前記レンズ系と前記光選択部とが一体化している、ことを特徴としている。
次に、請求項5に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
例えば、光選択部をガラス、プラスチック等で形成し、一面(傾斜面)に反射膜を形成する場合、一部分を凸状としてレンズとしての役目を果たすことができ、光選択部とレンズ系とが一体化し、部品点数、組立て工数を削減可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の光信号伝送装置において、受信信号用受光素子に連結されて受信信号を増幅する増幅回路、及び前記垂直共振型面発光レーザダイオードを駆動する駆動回路の少なくとも一方と、前記垂直共振型面発光レーザダイオードと、前記光選択部と、前記光量モニタ用受光素子と、前記受信信号用受光素子を、1つのパッケージに収容した、ことを特徴としている。
次に、請求項6に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
増幅回路、及び駆動回路の少なくとも一方と、垂直共振型面発光レーザダイオードと、光選択部と、光量モニタ用受光素子と、受信信号用受光素子を1つのパッケージに収容することで、光信号伝送装置をコンパクトに纏めることが出来る。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の光信号伝送装置において、受信信号用受光素子側のグランドと、垂直共振型面発光レーザダイオード側のグランドとを分離した、ことを特徴としている。
次に、請求項7に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
受信側である受信信号用受光素子側のグランドと、送信側である垂直共振型面発光レーザダイオード側のグランドとを分離することにより、両者の間のクロストークを削減することが出来る。
請求項8に記載の光信号伝送装置は、第1のレーザ光を出射する垂直共振型面発光レーザダイオードと、前記第1のレーザ光とは波長の異なる第2のレーザ光を出射するレーザダイオードと、前記垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする第1の光量モニタ用受光素子と、前記レーザダイオードから出射された前記第2のレーザ光の光量をモニタする第2の光量モニタ受光素子と、前記垂直共振型面発光レーザダイオードの前記第1のレーザ光の出射側に配置され、前記第1のレーザ光の一部分を第1の方向に透過し、他の一部分を前記第1の方向とは交差する第2の方向へ反射すると共に、前記第2のレーザ光を前記第1の方向へ反射する光選択部と、を備え、前記第1の光量モニタ用受光素子が、前記光選択部の前記第2の方向側に配置されており、前記光選択部は、波長選択性を有し、前記第1のレーザ光の透過率が前記第2のレーザ光の透過率よりも大きく、前記第2のレーザ光の反射率が前記第1のレーザ光の反射率よりも大きく設定されている、ことを特徴としている。
次に、請求項8に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
先ず、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光(光信号)は光選択部を透過し、例えば、光ファイバ等を介して通信相手側へ伝送される。
また、第1のレーザ光の一部分は、光選択部で第2の方向へ反射し、光量モニタ用受光素子で受光され、これにより垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量のモニタを行なうことが出来る。
一方、レーザダイオード、例えば、垂直共振型面発光レーザダイオードとは構造の異なる端面発光レーザ(エッジエミッタ)から出射された第2のレーザ光は光選択部で第1の方向へ反射する。
即ち、この光信号伝送装置では、第1のレーザ光と第2のレーザ光とを用いて情報を伝送でき、例えば、ある情報を2つに分けて一方を第1のレーザ光で、残りを第2のレーザ光を用いて伝送することができ、また、それぞれ別の情報を伝送することも出来る。
ここで、第2のレーザ光は光選択部で第1の方向へ反射するが、光選択部が波長選択性を有し、第2のレーザ光のほぼ100%を第1の方向へ反射させることができるので、第2のレーザ光が、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子に入射することは殆ど無く、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量を正確にモニタすることが出来る。
請求項9に記載の光信号伝送装置は、第1のレーザ光を出射する垂直共振型面発光レーザダイオードと、前記第1のレーザ光とは波長の異なる第2のレーザ光を出射するレーザダイオードと、前記垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする第1の光量モニタ用受光素子と、前記レーザダイオードから出射された前記第2のレーザ光の光量をモニタする第2の光量モニタ受光素子と、前記垂直共振型面発光レーザダイオードの前記第1のレーザ光の出射側に配置され、前記第1のレーザ光の一部分を第1の方向に反射し、他の一部分を前記第1の方向とは交差する第2の方向へ透過すると共に、前記第2のレーザ光を前記第1の方向へ透過させる光選択部と、を備え、前記第1の光量モニタ用受光素子が、前記光選択部の前記第2の方向側に配置されており、前記レーザダイオードが、前記光選択部の前記第1の方向とは反対の第3の方向側に配置されており、前記光選択部は、波長選択性を有し、前記第2のレーザ光の透過率が前記第1のレーザ光の透過率より大きく、前記第1のレーザ光の反射率が前記第2のレーザ光の反射率より大きく設定されている、ことを特徴としている。
次に、請求項9に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
先ず、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光(光信号)は光選択部で第1の方向へ反射し、例えば、光ファイバ等を介して通信相手側へ伝送される。
また、第1のレーザ光の一部分は、光選択部を透過し、光量モニタ用受光素子で受光され、これにより垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量のモニタを行なうことが出来る。
一方、レーザダイオード(例えば、端面発光レーザダイオード等)から出射された第2のレーザ光(光信号)は光選択部を透過して第1の方向へ向かい、第1のレーザ光と同様に、例えば、光ファイバ等を介して通信相手側へ伝送される。
ここで、第2のレーザ光は光選択部を透過するが、光選択部が波長選択性を有し、第2のレーザ光のほぼ100%を第1の方向へ透過させることができるので、第2のレーザ光が、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子に入射することは殆ど無く、垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量を正確にモニタすることが出来る。
請求項10に記載の発明は、請求項8または請求項9に記載の光信号伝送装置において、前記光選択部に入射するレーザ光を平行光に近付けるレンズ系を設けた、ことを特徴としている。
次に、請求項10に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
波長選択性を有する光選択部、例えば、ダイクロイックミラー等では、レーザ光の入射角度によって透過率が変化する。このため、光選択部には、拡がりを持ったレーザ光を入射させるよりも、平行光または平行光に出来る限り近付けたレーザ光を入射させることが好ましい。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の光信号伝送装置において、前記レンズ系と前記光選択部とが一体化している、ことを特徴としている。
次に、請求項11に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
例えば、光選択部をガラス、プラスチック等で形成し、一面(傾斜面)に反射膜を形成する場合、一部分を凸状としてレンズとしての役目を果たすことができ、光選択部とレンズ系とが一体化し、部品点数、組立て工数を削減可能となる。
請求項12に記載の発明は、請求項8乃至請求項11の何れか1項に記載の光信号伝送装置において、前記レーザダイオードを駆動する駆動回路、及び前記垂直共振型面発光レーザダイオードを駆動する駆動回路の少なくとも一方と、前記垂直共振型面発光レーザダイオードと、前記光選択部と、前記光量モニタ用受光素子と、前記受信信号用受光素子を、1つのパッケージ内に収容した、ことを特徴としている。
次に、請求項12に記載の光信号伝送装置の作用を説明する。
増幅回路、及び駆動回路の少なくとも一方と、垂直共振型面発光レーザダイオードと、光選択部と、光量モニタ用受光素子と、受信信号用受光素子を1つのパッケージに収容することで、光信号伝送装置をコンパクトに纏めることが出来る。
以上説明したように、請求項1に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、小型で、信頼性の高い光量モニタが可能になる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、小型で、信頼性の高い光量モニタが可能になる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、第1のレーザ光を効率的に相手側へ出射させるとともに、受け取る第2のレーザ光を効率的に受信信号用受光素子へ受光させることが出来る、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、第1のレーザ光を効率的に光量モニタ用受光素子へ入射させることができる、という優れた効果を有する。
請求項5に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、部品点数、及び組立て工数を削減することができる、という優れた効果を有する。
請求項6に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、光信号伝送装置をコンパクトに纏めることが出来る、という優れた効果を有する。
請求項7に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、受信側と送信側との間のクロストークを削減することが出来る、という優れた効果を有する。
請求項8に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、小型で、信頼性の高い光量モニタが可能になると共に、伝送する情報量を増大できる、という優れた効果を有する。
請求項9に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、小型で、信頼性の高い光量モニタが可能になると共に、伝送する情報量を増大できる、という優れた効果を有する。
請求項10に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、第1のレーザ光を効率的に光量モニタ用受光素子へ入射させることができる、という優れた効果を有する。
請求項11に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、部品点数、及び組立て工数を削減することができる、という優れた効果を有する。
請求項12に記載の光信号伝送装置は上記の構成としたので、光信号伝送装置をコンパクトに纏めることが出来る、という優れた効果を有する。
[第1の実施形態]
図1及び図2にしたがって、本発明の光信号伝送装置の第1の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の光信号伝送装置10は、1芯双方向通信回線に用いられるものである。
図1に示すように、本実施形態の光信号伝送装置10は、台座12とカバー14とからなるパッケージ16を備えている。
台座12には、垂直共振型面発光レーザダイオード18、光量モニタ用受光素子20、光選択部材22、受信信号用受光素子24が設けられている。
垂直共振型面発光レーザダイオード18は、台座12の上面(図1において)の中央部分に取り付けられている。
本実施形態の垂直共振型面発光レーザダイオード18は、波長780nmのレーザ光を図面上方(矢印U方向:本発明の第1の方向)に向けて出射する。
台座12の上面において、垂直共振型面発光レーザダイオード18の図面右方向(矢印R方向:本発明の第2の方向)には第1のブロック26が搭載されており、この第1のブロック26の側面に光量モニタ用受光素子20が取り付けられている。
また、台座12の上面において、垂直共振型面発光レーザダイオード18の図面左方向(矢印L方向:本発明の第3の方向)には第2のブロック28が搭載されており、この第2のブロック28の側面に受信信号用受光素子24が取り付けられている。
受信信号用受光素子24、及び光量モニタ用受光素子20としては、フォトダイオード(PD)、例えば、高速なシリコン系、またはガリウムヒ素系のPINフォトダイオード、或は、MSM(Metal−Semiconductor−Metal)型フォトダイオードを用いることが出来るが、その他の素子であって良い。
光選択部材22は、垂直共振型面発光レーザダイオード18のレーザ光出射側(矢印U方向)に配置され、台座12に搭載された図示しないブロックに取り付けられている。
本実施形態の光選択部材22は板状であり、台座12の上面に対して斜め45°で右上がりに傾斜している。
光選択部材22は、上面がダイクロイックミラー30とされ、波長780nmのレーザ光の透過率は大きく、後述する波長650nmのレーザ光の透過率は小さい(波長650nmのレーザ光の反射率は大きく、波長780nmのレーザ光の反射率は小さくなっている。)図2に示すような分光特性を有している。
図1に示すように、カバー14は筒状とされ、台座12の上面に取り付けられている。
カバー14の貫通孔14Aの上部には光ファイバ32が挿入固定されており、貫通孔14Aの略中間部分には凸レンズ34が取り付けられている。
本実施形態では、光ファイバ32としてGI−POFが用いられている。
なお、台座12には、図1では図示されない垂直共振型面発光レーザダイオード18の駆動回路、受信信号用受光素子24のアンプ等が搭載されている。
(作用)
次に、本実施形態の光信号伝送装置10の作用を説明する。
垂直共振型面発光レーザダイオード18から上方に向けて出射された第1のレーザ光L1は、大部分がダイクロイックミラー30を透過し、凸レンズ34により集光され光ファイバ32の端面に照射される。これにより、第1のレーザ光L1を光ファイバ32を介して通信相手側へ伝送することが出来る。
また、第1のレーザ光L1の一部分は、ダイクロイックミラー30で図1の右方向へ反射し、光量モニタ用受光素子20に入射する。
これにより、垂直共振型面発光レーザダイオード18の第1のレーザ光の送出し状態を光量モニタ用受光素子20でモニタでき、垂直共振型面発光レーザダイオード18の駆動の制御を行なうことが出来る。
一方、光ファイバ32の端面からは、通信相手から出射された第2のレーザ光L2が出射される。
光ファイバ32の端面から出射された第2のレーザ光L2は、凸レンズ34を透過した後、ダイクロイックミラー30で図1の左方向へ反射し、受信信号用受光素子24に入射する。
光ファイバ32の端面から出射された第2のレーザ光L2は、一部分(例えば、数%程度)がダイクロイックミラー30を透過して垂直共振型面発光レーザダイオード18側へ到達するが、垂直共振型面発光レーザダイオード18から出射された第1のレーザ光L1の光量をモニタするための光量モニタ用受光素子20は、第2のレーザ光L2が進行する方向(垂直共振型面発光レーザダイオード18側、及び受信信号用受光素子24側)とは全く異なる方向(本発明の第2の方向)に配置されているので、光量モニタ用受光素子20に第2のレーザ光が直接的に入射することはなく、垂直共振型面発光レーザダイオード18から出射された第1のレーザ光L1の光量を正確にモニタすることが出来る。
また、本実施形態の光信号伝送装置10では、図11に示した従来構造の光信号伝送装置のように、光選択部材と垂直共振型面発光レーザダイオードとの間にレーザ光を受信信号用受光素子へ反射するカバーガラスを必要としないので、部品点数が少なくなり、小型化を図ることが可能となる。
[第2の実施形態]
図3乃至図4にしたがって、本発明の光信号伝送装置の第2の実施形態を詳細に説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図3に示すように、第2の実施形態では、第1の実施形態とは垂直共振型面発光レーザダイオード18と受信信号用受光素子24の配置が逆になっており、ダイクロイックミラー30の分光特性が、図4に示すように、波長780nmのレーザ光の透過率は小さく、波長650nmのレーザ光の透過率は大きくなっている(波長650nmのレーザ光の反射率は小さく、波長780nmのレーザ光の反射率は大きくなっている。)。
(作用)
次に、本実施形態の光信号伝送装置10の作用を説明する。
垂直共振型面発光レーザダイオード18から出射された第1のレーザ光L1は、大部分がダイクロイックミラー30で上方に向けて反射され、凸レンズ34により集光され光ファイバ32の端部に照射される。これにより、第1のレーザ光L1を光ファイバ32を介して通信相手側へ伝送することが出来る。
また、第1のレーザ光L1の一部分は、ダイクロイックミラー30を透過して光量モニタ用受光素子20に入射する。
これにより、垂直共振型面発光レーザダイオード18の第1のレーザ光の送出し状態をモニタでき、垂直共振型面発光レーザダイオード18の駆動の制御を行なうことが出来る。
一方、光ファイバ32の端部から出射された第2のレーザ光L2は、凸レンズ34を透過した後、ダイクロイックミラー30を透過し、受信信号用受光素子24に入射する。
本実施形態においても、垂直共振型面発光レーザダイオード18から出射された第1のレーザ光L1の光量をモニタする光量モニタ用受光素子20は、第2のレーザ光L2が進行する方向(垂直共振型面発光レーザダイオード18側、及び受信信号用受光素子24側)とは全く異なる方向(本発明の第2の方向)に配置されているので、光量モニタ用受光素子20に第2のレーザ光が直接的に入射することはなく、垂直共振型面発光レーザダイオード18から出射された第1のレーザ光L1の光量を正確にモニタすることが出来る。
[第3の実施形態]
図5及び図6にしたがって、本発明の光信号伝送装置の第3の実施形態を詳細に説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態の光信号伝送装置10では、偏平状の凸レンズ34に替えてボールレンズ36が用いられている。
また、第1のブロック26には傾斜面26Aが形成され、この傾斜面26Aに光量モニタ用受光素子20が取り付けられている。
同様に、第2のブロック28には傾斜面28Aが形成され、この傾斜面28Aに受信信号用受光素子24が取り付けられている。
また、本実施形態では、台座12が金属等の導電性の材料で形成され、カバー14が合成樹脂等の絶縁体で形成されている。
図6に示すように、台座12の上面には垂直共振型面発光レーザダイオード18を駆動するドライバ38が搭載されており、台座12が垂直共振型面発光レーザダイオード18とドライバ38との共通の電気的グランドとなっている。
なお、垂直共振型面発光レーザダイオード18とドライバ38とは、図示しない配線(ワイヤボンディング)でも接続されている。
また、台座12の上面には、図示しない薄い絶縁体を介して金属の薄膜状のパターン40が台座12とは電気的に分離して設けられている。
このパターン40の上に、第2のブロック28、及び受信信号用受光素子24に用いるプリアンプ44が設けられており、パターン40は受信信号用受光素子24とプリアンプ44との共通の電気的グランドとなっている。なお、受信信号用受光素子24とプリアンプ44とは、図示しない配線(ワイヤボンディング)でも接続されている。
本実施形態では、受信信号用受光素子24側のグランドと、垂直共振型面発光レーザダイオード18側のグランドとを分離したので、両者の間のクロストークを削減することが出来る。
[第4の実施形態]
図7にしたがって、本発明の光信号伝送装置の第4の実施形態を詳細に説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態の光信号伝送装置10では、凸レンズ34やボールレンズ36が無い替わりに、カバー14の材料が透明の合成樹脂とされ、かつ一部分が凸球面状に形成されてレンズ部46を構成している。
また、本実施形態の光選択部材22はブロック状とされており、光選択部材22の図面左側面に、凸球面状のレンズ部48が一体的に形成され、図面下側面に凸球面状のレンズ部50が一体的に形成されている。
本実施形態では、レンズ部46、レンズ部48、及びレンズ部50を備えているので、ダイクロイックミラー30に対して入射角の揃ったレーザ光を入射させることができる。
また、レンズ部46はカバー14に一体的に設けられ、レンズ部48、及びレンズ部50は光選択部材22に一体的に設けられているので、各々の単独の凸レンズとした場合に比較して部品点数の低減、及び組立て工程の低減となる。
[第5の実施形態]
図8にしたがって、本発明の光信号伝送装置の第5の実施形態を詳細に説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施形態では、受信信号用受光素子24とプリアンプ44の代わりに、波長650nmのレーザ光を出射する端面発光レーザ52、端面発光レーザ52のドライバ(図示せず)、及び端面発光レーザ52の後ろ側から出射するモニタ用のレーザ光を受光する光量モニタ用受光素子54が設けられている。
なお、ダイクロイックミラー30の分光特性は、図2に示すものである。
本実施形態では、端面発光レーザ52から出射されたレーザ光は、ダイクロイックミラー30で殆どが図面上方(矢印U方向)へ反射し、凸レンズ34を介して光ファイバ32の端面に入射する。
本実施形態の光信号伝送装置10は、垂直共振型面発光レーザダイオード18のレーザ光と端面発光レーザ52のレーザ光とを用いて情報を伝送でき、例えば、ある情報を2つに分けて一方を端面発光レーザ52のレーザ光で、残りを端面発光レーザ52のレーザ光を用いて伝送することができるし、また、それぞれ別の情報を伝送することも出来る。
なお、端面発光レーザ52のレーザ光は、ダイクロイックミラー30を若干通過するが、ダイクロイックミラー30を通過した端面発光レーザ52のレーザ光の光量は、垂直共振型面発光レーザダイオード18からのレーザ光の光量に対して極少であり、垂直共振型面発光レーザダイオード18のレーザ光の光量モニタに影響はない。
本発明の第1の実施形態に係る光信号伝送装置の断面図である。 第1の実施形態に用いたダイクロイックミラーの特性図である。 本発明の第2の実施形態に係る光信号伝送装置の断面図である。 第2の実施形態に用いたダイクロイックミラーの特性図である。 本発明の第3の実施形態に係る光信号伝送装置の断面図である。 第3の実施形態の台座の平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る光信号伝送装置の断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る光信号伝送装置の断面図である。 端面発光レーザダイオードを用いた従来の光信号伝送装置の構成図である。 垂直共振型面発光レーザダイオードを用いた従来の光信号伝送装置の構成図である。 垂直共振型面発光レーザダイオードを用いた光信号伝送装置の構成図である。
符号の説明
10 光信号伝送装置
12 台座(グランド)
20 光量モニタ用受光素子(第1の光量モニタ用受光素子)
22 光選択部材
24 受信信号用受光素子
30 ダイクロイックミラー(光選択部)
32 光ファイバ
34 凸レンズ
36 ボールレンズ
38 ドライバ
40 パターン(グランド)
44 プリアンプ(増幅回路)
46 レンズ部
48 レンズ部(レンズ系)
50 レンズ部(レンズ系)
52 端面発光レーザ(レーザダイオード)
54 光量モニタ用受光素子(第2の光量モニタ用受光素子)

Claims (12)

  1. 第1のレーザ光を出射する垂直共振型面発光レーザダイオードと、
    前記垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子と、
    通信相手から出射された第2のレーザ光を受信する受信信号用受光素子と、
    前記垂直共振型面発光レーザダイオードの前記第1のレーザ光の出射側に配置され、前記第1のレーザ光の一部分を第1の方向に透過し、他の一部分を前記第1の方向とは交差する第2の方向へ反射すると共に、前記第1の方向から入射した前記第2のレーザ光を前記第2の方向とは反対の第3の方向へ反射する光選択部と、
    を備え、
    前記光量モニタ用受光素子が、前記光選択部の前記第2の方向側に配置され、
    前記受信信号用受光素子が、前記光選択手部の前記第3の方向側に配置されている、
    ことを特徴とする光信号伝送装置。
  2. 第1のレーザ光を出射する垂直共振型面発光レーザダイオードと、
    前記垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする光量モニタ用受光素子と、
    通信相手から出射された第2のレーザ光を受信する受信信号用受光素子と、
    前記垂直共振型面発光レーザダイオードの前記第1のレーザ光の出射側に配置され、前記第1のレーザ光の一部分を第1の方向に反射し、他の一部分を前記第1の方向とは交差する第2の方向へ透過すると共に、前記第1の方向から入射した前記第2のレーザ光を前記第1の方向とは反対の第4の方向へ透過する光選択部と、
    を備え、
    前記光量モニタ用受光素子が、前記光選択部の前記第2の方向側に配置され、
    前記受信信号用受光素子が、前記光選択部の前記第4の方向側に配置されている、
    ことを特徴とする光信号伝送装置。
  3. 前記第1のレーザ光の波長と、前記第2のレーザ光の波長とが異なり、
    前記光選択部は、波長選択性を有し、前記第1のレーザ光の透過率と前記第2のレーザ光の透過率とが異なっている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光信号伝送装置。
  4. 前記光選択部に入射するレーザ光を平行光に近付けるレンズ系を設けた、ことを特徴とする請求項3に記載の光信号伝送装置。
  5. 前記レンズ系と前記光選択部とが一体化している、ことを特徴とする請求項4に記載の光信号伝送装置。
  6. 受信信号用受光素子に連結されて受信信号を増幅する増幅回路、及び前記垂直共振型面発光レーザダイオードを駆動する駆動回路の少なくとも一方と、前記垂直共振型面発光レーザダイオードと、前記光選択部と、前記光量モニタ用受光素子と、前記受信信号用受光素子を、1つのパッケージに収容した、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の光信号伝送装置。
  7. 受信信号用受光素子側のグランドと、垂直共振型面発光レーザダイオード側のグランドとを分離した、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の光信号伝送装置。
  8. 第1のレーザ光を出射する垂直共振型面発光レーザダイオードと、
    前記第1のレーザ光とは波長の異なる第2のレーザ光を出射するレーザダイオードと、
    前記垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする第1の光量モニタ用受光素子と、
    前記レーザダイオードから出射された前記第2のレーザ光の光量をモニタする第2の光量モニタ受光素子と、
    前記垂直共振型面発光レーザダイオードの前記第1のレーザ光の出射側に配置され、前記第1のレーザ光の一部分を第1の方向に透過し、他の一部分を前記第1の方向とは交差する第2の方向へ反射すると共に、前記第2のレーザ光を前記第1の方向へ反射する光選択部と、
    を備え、
    前記第1の光量モニタ用受光素子が、前記光選択部の前記第2の方向側に配置されており、
    前記光選択部は、波長選択性を有し、前記第1のレーザ光の透過率が前記第2のレーザ光の透過率よりも大きく、前記第2のレーザ光の反射率が前記第1のレーザ光の反射率よりも大きく設定されている、ことを特徴とする光信号伝送装置。
  9. 第1のレーザ光を出射する垂直共振型面発光レーザダイオードと、
    前記第1のレーザ光とは波長の異なる第2のレーザ光を出射するレーザダイオードと、
    前記垂直共振型面発光レーザダイオードから出射された第1のレーザ光の光量をモニタする第1の光量モニタ用受光素子と、
    前記レーザダイオードから出射された前記第2のレーザ光の光量をモニタする第2の光量モニタ受光素子と、
    前記垂直共振型面発光レーザダイオードの前記第1のレーザ光の出射側に配置され、前記第1のレーザ光の一部分を第1の方向に反射し、他の一部分を前記第1の方向とは交差する第2の方向へ透過すると共に、前記第2のレーザ光を前記第1の方向へ透過させる光選択部と、
    を備え、
    前記第1の光量モニタ用受光素子が、前記光選択部の前記第2の方向側に配置されており、
    前記レーザダイオードが、前記光選択部の前記第1の方向とは反対の第3の方向側に配置されており、
    前記光選択部は、波長選択性を有し、前記第2のレーザ光の透過率が前記第1のレーザ光の透過率より大きく、前記第1のレーザ光の反射率が前記第2のレーザ光の反射率より大きく設定されている、ことを特徴とする光信号伝送装置。
  10. 前記光選択部に入射するレーザ光を平行光に近付けるレンズ系を設けた、ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の光信号伝送装置。
  11. 前記レンズ系と前記光選択部とが一体化している、ことを特徴とする請求項10に記載の光信号伝送装置。
  12. 前記レーザダイオードを駆動する駆動回路、及び前記垂直共振型面発光レーザダイオードを駆動する駆動回路の少なくとも一方と、前記垂直共振型面発光レーザダイオードと、前記光選択部と、前記光量モニタ用受光素子と、前記受信信号用受光素子を、1つのパッケージ内に収容した、ことを特徴とする請求項8乃至請求項11の何れか1項に記載の光信号伝送装置。
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